Fate/stay night[Realta Nua]OPENING KEY ANIMATIONS感想
はい。先日vita版レアルタヌアのOP原画集を某店で入手して目を通したのですが、思っていた以上に素晴らしい物だったので記事を書くことにしました。
実物は此方になります。
裏面はこんな感じ
で、これは↓の
vita版レアルタの各3ルート毎のOPの原画集となっています。
レアルタヌアは過去にPC版とPS2版で原作を移植し、ボイスやCGの追加に全年齢版としてR-18要素の演出やシーンの変更をして発売されてますが、此方のvita版は三年前にPS2版を更に移植し新規BGMの追加や新規OPに差し替えて発売されました。
で、このレアルタのOPを製作したのがzeroや空の境界、この間まで一期が放送されていたアニメ版UBWにvita版HAのOPを製作担当していたufotableですね。
UBWやzeroを視聴していれば分かると思いますがとにかくufoの映像は綺麗ですよね。そんなufoの手掛けたレアルタのopもかなり気合が入っておりPS2版レアルタと比べるとクオリティもかなり高くて凄いです。最初見たときビビりましたから、、、
一応OP貼っておきますね。
【PSvita】Fate/stay night [Realta Nua] セイバールートOP - YouTube【PSvita】
【PSvita】Fate/stay night 凛ルートOP(Unlimited Blade Works ...
【PSvita】Fate/Staynight 桜ルートOP(Heaven`s Feel) - YouTube
めちゃくちゃかっこいいですよね~どれもゲームのOPとは思えない程綺麗でクオリティも高くて特にUBWのやつとかアニメ版UBWに使っても全然いけるな?寧ろこっちの方がよくないか?って思った程です。実は私自身まだvita版レアルタは買ってないんですが、、、これを最初に見た瞬間凄いと思いましたし感動しました。流石ufoが作った映像だなと。OPかなりかっこいいですし、新規BGMでもう一度snをプレイしたいと思っているのとvita版HAをプレイして携帯ゲーム機でやるノベルゲーの素晴らしさに気づいたのでvita版レアルタも買うつもりではあるのですが、如何せん準伝の厳選がまだ終わっていませんし他にも積んでるゲームが割とあるので買ってもすぐにはプレイしないと思うのでまた今度になるかと思います、、、値段もちょっと張りますからねぇ、、、
どのルートのOPもかなり好きですが個人的にUBWとHFはかなりヤバいですね。曲も凄く良いし好きなんですが、個人的にPS2版レアルタOPの黄金の輝きの方が好きだったりします。
ちなみにPS2版レアルタのOP↓
Fate/stay night [RealtaNua] OP1&OP2&OP3 (PS2版 ...
ムービーは正直vita版の方がかっこいいですが、曲はこっちの方が好きですね~勿論vita版の方もいい曲だと思いますし好きですけどね。
で、今回購入したこのOP原画集ですが、此方は過去に開催されたコミケC83のufoブースでのみ限定販売されたものでその後一般での販売がされなかった為に現在書店は勿論ufoや型月の公式でも購入は不可の代物です。なので、手に入れるためにはオークションや同人ショップなどで探すしかないでしょうね。また、人気かつ貴重なため価格も定価の倍くらいかそれ以上で取引されてますね。実際私も今回倍以上の額を払い購入しました。
本来この原画集にはレザーしおりとポップアップカードが同梱されていますが、今回私が購入したのは開封済みの中古品だったので残念ながらそれは付属していませんでした。しかし、本の状態は悪くなかったので満足しています。
本題に入りますね。
まずはセイバールートから
火災で唯一生き残った士郎を抱きかかえる切嗣とセイバーのシーン。
OPで切嗣のシーンは一瞬でしたがちゃんと載っていました。
士郎が手を掲げ令呪を見上げるシーンですがこの段階では令呪は描かれていないようですね。この辺りに令呪という四角いマークを付けてる状態のようです。
新都ビルの屋上での凛とアーチャー。凛の紙の束はピンク、黄緑、エメラルドの三色で分けているとの事。
冬木の虎登場から桜までのこの一連のシーン。大河がクルクル回転して台所に入るシーンは何カットかに分けて完成させているようですね。
また、桜のシーンも上記の二枚以外にも原画が載っていてこれも幾つかに分けて出来上がったシーンのようですね。
話は逸れますが、ufotableの書く桜ってかなり可愛く描けてると思うんですよ。このレアルタOP然り、アニメ版UBW然り。勿論、凛やセイバーもですがこの二人はufo以外でも基本的に安定してる可愛さというか、何というかって感じで上手く書き表せないんですがufoの桜だけ初めて見た時に今までと違う印象を受けました。SNやHA内の桜も可愛いですがufoは更にその魅力を引き出せてると思うんです。だから、最初にUBWでの桜を見た時めっちゃ可愛いなと思いましたし、今後公開予定の劇場版HFは自分の中でかなり期待が高まっています。他でも三枝とか美綴なんかも中々可愛いく描けてると思います。
先程の大河登場から三枚目の綺礼登場までのシーンはセイバールートとUBW共通シーンですね。
一枚目の土蔵の原画に埃をかぶっているような感じとかバーサーカーとイリヤの原画には雪ケムリと書かれていたりと細かい演出を加えようとしているのが感じ取れます。
干将・莫耶を振り下ろすアーチャーのシーンからの学校でのランサー対アーチャー戦の原画。
ここは兎に角凄いです!UBW一期でもランサー対アーチャー戦があって素晴らしい出来でしたが、此方は数秒という短い時間でもアニメ版と変わらない迫力があります。
私はセイバールートのOPではここが一番好きですね。何といっても迫力がありますし、かなりかっこいいですからね~
二枚目はアーチャーの各動きがよく分かり、ランサーの目力が凄く読み応えがあります。三枚目は戦闘シーンの原画で1カット1カットのどれもが細かく丁寧に描かれており、その中にも派手さが感じ取れてずっと読んでいても飽きませんし、原画からもかなり迫力が伝わってきて凄いです、、、
何か探したらtubeにアニメ版があったので()比較として↓に貼っておきますね。
Archer vs Lancer [Fate/Stay night: Unlimited Blade ...
はい。このようにアニメ版と然程変わらずって感じですね。どっちかっていうとレアルタの方がエフェクトが強くかけられていて派手な仕上がりになっているかなと思います。
三枚目の原画を見てもらうと線が多く、煙なども描かれていて赤や黄緑など多色な色が使われていますしね。
アインツベルンの森でのシーン。
鉄壁過ぎるスカートを履き、バーサーカーに魔力弾を放ってますね。このシーンも割とカット多めに使用して作られたようですね。
あぁ^~イリヤたそ^~
新都でのセイバー対ライダー戦。
ufoが手掛けたセイバールートを見てみたいので作ってくれませんかね、、、まぁ、セイバールートすっ飛ばしてUBWとHFをやる時点であまり希望は持てませんが、、、やるとしても数年後の型月何周年記念企画的な感じでワンチャンあれば是非お願いします。
セイバールートのEDも普通に好きですし、特に見てみたいのがアーチャー対バーサーカー戦ですね。元々戦闘シーンが無く旧アニメ版でdeenがオリジナルで追加しましたが普通にかっこいいですからねあのシーン。それをufoが手掛けるとなると更にクオリティ高くなると思うので見てみたいんですがね~。
士郎が投影するシーン。
これはカリバーンを投影する時のシーンでしょうか?光を放っていたり青などの色を使用されていて派手な仕上がりになっていますね。
原画の時点で魔術回路が描かれていたりと細かな描写や演出が良いですね。
学園のお友達とセイバーがエクスカリバーをぶっ放すシーン。
しかし、桜と美綴可愛すぎますねこれ。ただ、ワカメの顔に何か違和感を覚えたんですが気のせいですかね、、、?
ページ内で原画とムービーの比較をしていて気になったのですが、ムービーではちゃんと一成が居るのに原画の方で一成がいないのは最初入れる予定無くて後から変更して入れることにしたんでしょうかね?
小次郎、キャス子、ギル。
背景の山門が無いと小次郎の原画はちょっと寂しい感じになってますね、、、
キャス子の竜牙兵は原画では全員視認できますが、ムービーだと暗い感じになっているので奥にいる竜牙兵は判りづらいですね。
最後のシーンのアヴァロン、エクスカリバーそしてセイバーが生前最期を迎えた場所。
うん、やっぱりufoのセイバールート見たいですね~、、、
次はUBWです。
冒頭の剣の丘で士郎とアーチャーが向かい合うシーン。
黄緑や青が使われてたんですね。
子供時代の凛とアーチャーを召喚した時のシーン。
召喚する時の凛の髪の色は緑を使われたようですね。
zeroを製作していたからセイバールートの切嗣や上の時臣を使ったシーンは使いやすいとかあるんでしょうかね。
セ イ バ ー 召 喚
柳洞寺でのアーチャー対キャス子戦。
こちらも激しいシーンのためかカットも多く、二枚目は赤や黄緑や青など多色な色を使用していてランサー戦の原画よりも派手になっていますね。
このシーン、アーチャーは干将・莫耶でキャス子の魔力弾を弾いています。私はこの魔力弾を弾くイメージが強かったので良いのですが
↓のアニメ版は弾くのではなく避けまくっているので最初見た時如何にも違和感がありましたね。なので私的にはレアルタの方が作中のイメージには合っているかなと思ってます。
Archer vs Caster - Fate Stay Night - Unlimited Blade ...
柳洞寺山門でのセイバー対小次郎のシーン。
カットは多いですが、ランサー対アーチャー戦のような派手なシーンではないので青などの明るい色は使用されていないようです。
一太刀一太刀がよく分かるので読んでいて中々面白いです。
アインツベルン城でのバーサーカー対ギル戦。
余裕な表情を浮かべながらバビロン展開しつつ攻撃を避けるギル、此方も派手な色は使用されてないようですね。
このバーサーカー対ギル戦は二期UBWでお披露目になるので色々な意味でどういう風になるのか楽しみですね~
あぁ^~いいっすねぇ^~
こんなん反則でしょ、、、って最初見た時思いましたね。はい。
この凛めちゃくちゃ可愛すぎません?正直ヤバいです。
アーチャー、ライダー、葛木
出番が殆どないからかライダーさん暇そうにしてますね。
そして最後の士郎とエミヤが向かい合うシーンと物語の鍵となるペンダントで〆。
UBWのOPで私が一番好きなのはこのエミヤと士郎が向かい合うシーンです。心象風景の異なる無限の剣製と無限の剣製がぶつかり合っていてかっこいいですし、何よりこのシーンはUBWという物語其の物を表しているのではないかと思うからです。
四月からUBW二期が始まりますがUBWは二期からが本番って感じなのでとても楽しみです。前述のバーサーカー戦にランサー戦、アーチャー戦そしてギル戦などどういう風になるのか気になってしょうがないです。EDもグッドなのかトゥルーなのかも気になりますね。私としてはグッドになるのではないかと思っています。
最後はHFです。
前2ルートとは作中の雰囲気がガラリと変わるHF。
その為かOPの曲調も前2ルートとは雰囲気が違いますね。また、OPムービーもセイバールートとUBWでは共通して使用されてるシーンがありましたがHFは一切同じシーンの使用は無く全く別のOPとなっていますね。
そして二枚目の左の原画は間桐家の養子になる前の遠坂桜だった頃の思い出でしょうか、、、葵、時臣、凛達家族と仲良く手を繋いでいます。OPに映ったのは一瞬でしたが、こうしてちゃんと見てみると中々来るものがありますね、、、
しかし、桜に矢印指して桜 改造前と書くのは、、、
そして各サーヴァントの面々。
個人的に小次郎とハサンのアサシン同士が向かい合ってる部分が好きです。
この世全ての悪と聖骸布を纏った士郎、そして泣き崩れる桜。
桜が泣き崩れると同時に周りにいた人たちが消えます。私が勝手に解釈しただけなのですがこのシーンと人が居なくなるという演出でHFがどういう物語なのか、そして桜という一人のヒロインの心情を上手く表現しているのだと思っています。
そして動き出すサーヴァント達
柳洞寺池でのランサー対ハサン戦。
私の好きなサーヴァントどうしの戦いで最初OP見た時かっこよすぎて感動しました。
水飛沫の描写も合わさりハサンの動きに躍動感があって更にかっこよく見えますね。
三枚目はハサンのサービスカットの連続。ここで手が赤くなるや赤いエフェクトを付けるなどといったことも書かれていました。
そして、、、
ザバーニーヤ
ここ、めちゃくちゃかっこよくないですか?私的にかなり好きなシーンです。最高にCOOLって感じがしますよね。
このザバーニーヤまでの一連の動きを原画でワンカットずつ見れるのが最高過ぎるので何回も見直してます。
早く劇場版でハサンの暗躍ぶりが見たいですねぇ、、、UBWが終わってからの公開なんでしょうが一体何時になるやら、、、
アインツベルンの森でイリヤを奪還しにきた綺礼とそれを防ぎに追手として立ちふさがるハサンとの戦闘シーン。
ハサンの投擲したダークをイリヤを抱えながら走っているにも関わらず、黒鍵で撃ち落とすという代行者としての一面を披露するこれまたかっこいいシーンですね。
特に激しいシーンでもないので原画は派手ではないですが、画像見てもらえば分かるとおもいますがカット数が多いですね。
このシーンも早く劇場版で見たいですね~、このOPよりも高クオリティに仕上げてくれることを期待しておきます。
黒化バーサーカー対腕の使用を決意した士郎。そしてついてこれるかとエミヤの背中
OP内で木々を破壊しながら追跡するバーサーカーの迫力は凄まじく、原画からもその迫力が伝わってきますね。煙のような線で描かれていて一枚の絵といえど圧倒するような存在感を放っています。
特に二枚目の顔の原画は迫力満点です。
そして聖骸布を解き、射殺す百頭を投影し黒化バーサーカーに対して放った士郎の連撃。
まずこの迫力のあるナインライブズの連撃と士郎の顔。使われている色も赤、黄緑、青etc数種類使われていてアーチャー対キャス子、ランサーの原画よりも派手になっています。
私的にはHFのOPで一番好きなシーンですね。OPでは迫力があって士郎のかっこよさが際立ってますし、ここは作中でも特にかっこいい場面ですよね。
そしてこのシーン、ちゃんと8カットで構成されてるというのが素晴らしいですね。ムービーだと1カット毎をじっくり見れませんが、原画だとカット毎の士郎の表情を堪能できるので最高です。
ここもアニメで早く見たいですね。ナインライブズ投影から連撃までの工程をどう表現し、描くのかufotableに期待ですね。
蟲お爺ちゃんとライダーのダガーを弾くセイバーオルタ
オルタを打倒するために魔眼を解放しながら戦うライダー。
凄い迫力です(胸的な意味で)
とか書きましたけどここもHFで熱い戦いの一つですよね。このシーンもライダーに躍動感が感じられてかっこいいですね。
そしてオルタの宝具発動までの一連の流れ。
このオルタ対ライダー戦はライダー側は士郎との共闘ですよね、個人的にですがHFのセイバーエンドである士郎対オルタのタイマンをアニメで見てみたいですね。
まぁ、あのEDではHFという物語が完結しないのでアニメ化は無いでしょうが、、、劇場版HFの円盤購入特典みたいな感じでワンチャン、、、無いでしょうね。
黒桜対凛のシーン。
桜の操る影の巨人を宝石剣で無双する凛。
歯痒い思いをしながらそれを見つめる桜。
何というか桜の抱えてるコンプレックスや複雑な心情が顔に出てしまっている、そんなシーンでしょうか。
HFトゥルーでの士郎対綺礼。
互いに投影と黒鍵を使わない肉弾戦でHFのもっとも熱い戦いと言えるこのシーン。前述のナインライブズのシーンでもそうなんですが、HFのOPでの士郎は目力があって迫力も凄くかなりかっこよく描かれていると思います。また、綺礼も真のラスボスとしての表情、存在感を放っていて本当にかっこいいですね。
エクスカリバーとベルレフォーンの打ち合い。
互いに真名解放して切り札の宝具を放つという熱い展開。HFのサーヴァント戦なら一番の見どころでしょう。
ベルレフォーンは青色でエクスカリバーは赤色を使っていたようですね。
この宝具の打ち合いシーンもかなり綺麗でエフェクトもかっこいいですよね。
特に↑の黒いエクスカリバーの光線は凄く綺麗じゃないですか?
これも劇場版のスクリーンで見れる日が待ち遠しいですね、、、
そして最後、ノーマルED櫻の夢とトゥルーED春に帰るのそれぞれのシーンで〆。
この絵を見ていると初めてstay nightをプレイした時、重い話だなー、、、と思いながらゲームを進め途中のバーサーカー戦やオルタ戦そして綺礼戦で盛り上がり、最終的にこの両EDを見て泣いたのを思い出しました。
いやまぁ、セイバールートやUBWでも泣きましたがHFは特に涙腺に来ましたね、、、櫻の夢はもう居ない士郎と交わした約束を果たすために延々と待ち続ける桜の姿に泣きました。春に帰るは何といってもイリヤですよね、士郎を救うために自らを犠牲にして私は姉だからと言ったところでもうダメでしたね、、、ノーマルEDを見た時よりも泣いてたと思います。ノーマルEDを先に見ていたからというのもあるんでしょうが。
だから、上のイリヤの姿と表情を見てると今でもちょっとヤバいですね、、、
劇場版HFはトゥルーになる気がします。綺礼戦があり、ユスティーツァとの会話で臓硯は本来の目的を思い出して最期を迎え、イリヤが欠けてしまいますが士郎はちゃんと生きていますし、桜や凛それにライダーまで残っているなど全てに幕を下ろすといった終わり方でグランドフィナーレとされるだけあってsnの終わりを飾るにはトゥルーの方が相応しいかなと思ったので。
どちらのEDにせよ、多分泣きながら劇場から出てくると思います()
今回、定価の倍以上で購入しましたが相応の価値がある商品だと思いますし、買って良かったと思っています。120ページという大ボリュームで士郎対バーサーカーやアーチャー対ランサーなど好きなシーンをじっくりと眺められたり、他のシーンもこんな感じで書いてるのかなどよく分かりました。他にも所々に細かな演出を加えようとしている面が見られ、OPの出来からもufotableの本気が伝わりました。UBW二期と劇場版HFも良い作品にしてくれるように頑張っていただきたいですね。