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 ※随時更新

きしのと申します。

とはいうものの、このブログ見て先ずこのページ見てる人皆無だろうから、HN浸透してない。

主にポケモン遊戯王型月などを中心に書いていきたいと思っていたけど、型月のみになりました。だって書くことないし、もう辞めたので。

自由に閲覧して、どうぞ。◯◯要素は無いです。

 

ポケモン

最近は全然やってないですねぇ、、、

一応、Twitterで最新情報とかは流れてくるので把握してるといえばしていますが。

元、XD乱数勢。

一応、三世代、四世代、五世代の乱数調整も取得済み。

ミュウツーの乱数(FRLG)とかやりたかったけどめんどくさがってやらずにいたらもう半ば引退という状況に。

ORASで過去作ポケ解禁してた時有りましたけど、結局一度たりともやりませんでしたね

~好きなポケモン

ボーマンダアルセウスヘルガー、サンダー、スイクンライコウラティオスメタグロスハッサムエンペルトバンギラスゴウカザルディアルガガブリアスとか

~過去に成功したXDポケモン

デルビル、タマザラシゴクリンヨマワルクチートユキワラシパウワウルナトーンノズパス、ガーディ、スリーパー、ジュペッタガルーラ、ブーバー、ベロリンガ、ラッキー、エレブー、バリヤードボーマンダ、ガラガラ、ルギア、サイドンケンタロス、サンダー、トゲピー

遊戯王

辞めました。

一番好きなカードは混黒。

GX期からやってたのでそれなりに対戦歴は積んでます(無駄な古参アピール)

実績は0ですが、何故か自分のTwitterアカウントが某宗教の池◯っち店長とか言う人に直々にブロックされてます。

心当たりはありませんが最初にブロックされてるの判明した時は正直草生えた。

恐らく、結構前にもこうってポケモン界の池◯っち店長みたいなところ有るな?ってtweetしたのが原因かもしれませんね。別にどうでもいいんですが。

~型月~

型月大好きマンです。

月姫2(仮)、、、?知らない子ですね、、、続編は出ないであろうと思いこんでますが月リメは月姫20周年に合わせてみたいな感じで出して欲しいですね。

まほよも、、、まぁ、菌糸類がやる気になってくれれば出るかなー程度に期待してます(出るとは言ってない)

Fateで一番好きなサーヴァントはランサー(5次)で次にハサン(5次)他はエミヤ、ギルガメッシュ、アヴェンジャー、静謐のハサン、百の貌のハサン、Fakeのアサシン、ジャンヌ、師匠、アストルフォきゅん、オジマン、カルナ、セミ様、ジーク、アンデルセンシェイクスピア、アーラシュ、スパさん、緑茶、キャス狐、エルキ、ブリュンヒルデ、ドレイク姐さん、両ジャック、アルクとか好きです。

つまりは大体みんな好きという事。

型月メインヒロインで一番好きなのはアルクです。

女性キャラだと橙子さん、アルク、秋葉の3人が特に好きで、中でも橙子さんが一番で本当に大好きです。

いや、あの橙子さん鯖化しないとか運営正気ですか?

要望送ってCMにもチラッと可愛い橙子さん映って期待してたら、まさかの式のみ、、、

礼装でも超嬉しいんですが、鯖で欲しくて、、、鯖で橙子さんの実装無くてもう立ち直れない、、、橙子さんからチョコ欲しかったのに、、、

アルクは鯖化するんでしょうが、らっきょコラボで式しか鯖化しないんじゃ秋葉の鯖化も期待できない、、、何でや、、、橙子さん、、、

FGOは、、、プレイ中です。

 

橙子さんが最も大好き。キャラデザは劇場版らっきょ>まほよ>キャラマテ>事件簿>旧デザ青ショートの順で好き。特に劇場版らっきょ三章で髪下ろしてた時の橙子さんは美しいを超えて素晴らしい。

いやー髪下ろしてる橙子さんは本当にヤバい位好きなんですけど、5章の工場長と対峙した時とか美麗さに+してカッコよさもあってそのギャップ?も良いですし、ロケットペンシルの件で驚いてるのも良いですし、未来福音でドレス着てる橙子さんとかゲームボーイ持ってニコって笑うところ辺りも中々にヤバい。4章も、、、と言い出したらキリが無いくらい魅力満載。

いやもうなんていうか、橙子さんは全てが魅力的って言うか好きなんですよね。常人には理解できない行動をするところとかもそそられる。

橙子さんみたいなって言うか、橙子さんが好きです。

劇場版のキャラデザが至高なのは変わらないんですが、まほよの橙子さんも勿論好きです。

まほよの橙子さんは更に若いので、妖美さが更に半端なくてヤバいですし、スレンダーな体にあの服装は反則過ぎるというか、体のラインが強調されていて端的に言ってヤバいですね。あと、タイツ。

漫画版らっきょを書いてらっしゃるすふぃあ先生の橙子さんが個人的にかなり好みというか堪らないので漫画版は素晴らしいですね。

事件簿読破したんですが、ルーンでルーン刻むとか、聖槍ロンゴミニアドに匹敵する使い魔を体内に内蔵、冠位取得で封印指定解除と橙子さん凄いっすね、、、

ジークの触媒燃やす辺りも橙子さんらしい。

カッコよくて強くて綺麗で優しくて可愛い、、、最高だな(確信)

まほよは青子や有珠、YAMASODACHIの草十郎に焦点がいきがちですが、祖父に根源の道を開くことを許されず後継者になるために努力してきたことを否定されたに等しい橙子さんが、どういう心境で三年間を過ごし三咲町にまた足を踏み入れたかそこも考えると橙子さんに対しての理解が深まるような気がします。

青子と橙子さん、共に当初歩んでいく生き方と違う人生を送ることになっても其々確固たる意志を持って、その人生を歩んでいる2人は芯が強いと思います。やっぱり姉妹だなって。

そんな橙子さんが出演する、空の境界(劇場版含)、Fate/EXTRA魔法使いの夜、2015年の時計塔、ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 case.双貌塔イゼルマ(上下)を是非ーーー。

 

~アニメ~

シュタゲは神。

~ゲーム~

ポケモン以外だとアサクリ、MH、ロックマンエグゼ流星のロックマンデモンズソウル、ダークソウル、デビルメイクライDDFF、PSP2、GE、スカイリム、ソルサク、スマブラ、マリカ、ベヨネッタFF零式遊戯王TF、The 3rd Birthdayとか好きです。

過去にMHFを三年程プレイしていて最終的なHRは784?くらいでした。時間もお金もなかったので年数の割にHRはかなり低いですね、、、

~漫画~

福本伸行氏の作品やデスノートが好きです。面白い漫画があれば教えて下さい

 

音楽は全然詳しくないんですがTMの西川ニキやポルノ、ラルク、FLOW、Acid Black Cherryとかあとは万年厨二病なのでV系とか聞きますね。

厨二真っ盛りの時期はV系目指してアレな髪型してましたが、今は至って普通です。

あ、因みにV系で好きというかよく聞いていたのは己龍、金爆、D、アリス九號、シド、ナイトメア、摩天楼オペラとかだったと思います。

ギルガメッシュとかいう名前のバンドがあるらしいのですが、一回も聞いたことはありません。

 

 プロフ

都内在住。猫好き。スポーツはバスケくらいしかできない。

以上。

 

長々と失礼しました。何かあれば↓までどうぞ

https://twitter.com/Kishino_poke

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【FGO二部】 Lostbelt No.1 永久凍土帝国アナスタシア クリア。感想や気になった点など

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どうも。タイトル通りですが、遂に先日解禁された第二部の一章であるアナスタシアをクリアしたので記事を上げようかと。

 

取り敢えずもう結論から述べちゃいますと、めちゃくちゃ面白かったですね。だからこそ、今回は書こうと思った次第です。

 

今回のシナリオは正直良い点が凄く多かったので、感想として色々と書きたい部分はあるのですが全部書き出すとあまりにも長くなりそうなので限定しますが、先ずは感想面から

 

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今回の最MVPとも言える彼、キャスターのサーヴァントである「アヴィケブロン」先生。

 

そもそもアナスタシアで登場する事が意外だったので始まる前は「マジか」位の認識でしたが、これが予想を遥かに超えた大活躍でした。

フィールドの移動や戦闘、シャドウボーダーの修理etc...あらゆる面で活躍してたと言いますか、寧ろアナスタシアでは必須レベルな印象すら受けました。で、個人的に一番良かったのが

 

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終盤でのこの独白からの退場のシーンですね。

犯してしまった罪は消え去る事はなく付いて纏い背負っていかなければならないというのは、それこそ「Fate/stay night」や「空の境界」「月姫」でもテーマとしては取り入れられていて、サーヴァントであれば「エリザベート・バートリー」がそうでしたが、アヴィケブロン先生もではその罪に対してどう在るべきなのか。という回答を示してくれたのは凄い良かったかなと。

 

そして、本来忌み嫌うの意では無いが「人間嫌い」である筈の彼が、最後に人間の強靭さを信じていると述べた点や人々を救うために「原初の人間」の完成を夢見た彼が人理の修復の為に成れたのも良かったかと。

あと、構図としても最後にアダムの炉心として自らを代償にし消滅して後に続く者達に託すという結末は終局特異点での「Dr.ロマン」と似ているので、同じソロモンの名を冠した者達同士を幻視させたのも綺麗だったかなと。

 

今回のアナスタシアでのアヴィケブロン先生周りの話は、やっぱり「Fate/Apocrypha」という物語があったからこそで、逆に既存作を踏まえた上で新しい話/新たな側面を描く事が出来るのは後続のスピンオフ作品だからこそできる訳で、今回それを経た上でどう描くのか、どういう結論を出すのかという点では本当に凄い良かったですね。

正直、アヴィケブロン先生自体はアポクリだと舞台装置的の役割のまま退場したという側面がかなり強かったのもあったので、そのアポクリを踏まえた上でこの様に大きな活躍の場を披露してくれるとは思わなかったので割と吃驚しました。カッコよかったです。

 

あと、英霊剣豪の時にも言えた事ですがサーヴァントとマスターの1:1の関係が強かったからこそアヴィケブロン先生が輝いていたのもあるかなと。

そういった点からも、アナスタシアではマシュが戦闘にあまり参加できない/異聞帯ではサーヴァントが召喚し辛いという設定そのものも上手い事噛み合っていたかなと思います。

 

 あとは、ヤガというかパツシィが良かったと言うか

 

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今回の舞台である「異聞帯(ロストベルト)」は、正しい人類史である「汎人類史」とは全く異なる環境で全く異なる歴史を歩んだ世界です。

そして450年程前に分岐したロシアでは大寒波に襲われ、生き延びる為にもパツシィが述べているように魔獣との合成に始まり様々な品種改良を施し、生存に向いていない旧種の人間や弱者を切り捨てて繁栄してきたように「強食」の理で回っていた。弱者は肉にすらならないという世界でした。

 

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そして彼らは「幸福」というものや音楽のような「娯楽」、他者を憐れみ尊ぶという”余分”すらも捨ててしまい、「美しい」と感じるモノも無かったと。

かつて「Fate/EXTRA CCC」で、「金色白面」は善と悪、強者と弱者はどちらも価値としては同じだと語ったように、どちらかだけでは物事や世界は成立しないように悪も善も強き者も弱き者も両方あってこそだと思うので”強いだけ”しかないが故に敗北した歴史であるロストベルトは、やはり”何かが欠けている””何かが足りない”世界なんだな。と、思いました。

 

後述もしますが、ロストベルトは元々は「剪定事象」の世界であると今回語られました。

剪定事象は”先鋭化した”世界であるが故に剪定されてしまった世界ですので、正に”強食”の理で生存する事に特化したロシアは強く先鋭化していると言えるので、イヴァン雷帝が余分すら捨ててしまったと嘆いたように”欠けている”様な世界構造に感じたのは必然なのかなと。

 

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コヤンスカヤもこの様にヤガを評していた様に、やはり何かが失われている感じの世界ですよねと。

他のロストベルトもそんな感じの世界なんでしょうかね。

 

先鋭化してしまったからこそこのロシアは敗北してしまった訳なんですが、然し敗北した側であるこの世界が「強い者を選び、弱い者は切り捨てる。」という勝者の歴史である汎人類史が行ってきた事の体現の人理で動いてるのは皮肉めいている感じがします。

 

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で、最終的に敗者側であるパツシィからしたら「」である筈の汎人類史を「美しい」と、だからこそ前に進むべきだと肯定するのも良かった感じですね。

 

そんな感じで今回のアナスタシアのシナリオは良かったと思います。どちらが悪でどちらが悪でないか。何が正しくて何が正しくないのか。

それは視点によって異なるというのは、今までの型月作品でも描かれていますが「汎人類史(編纂事象)」と「異聞帯(剪定事象)」という大きな括りで描きに来たなと、アナスタシアを読んで感じました。他のロストベルトもどの様な世界/人理で紡がれた世界なのか気になるところです。

 

他にも、アナスタシアとカドックの鱒鯖の関係やサリエリアマデウス、国を守るために皇帝として君臨していたイヴァン雷帝etc...アナスタシアは色々と良いところが沢山あったんですが長くなるのと語彙力が無いので抜きんでて良かったと思った点を摘出しました。

あと、アヴィケブロン先生だけでなく、魔獣化の方とはいえオルレアンでもオケアノスでも正直描写としてはあんまり...な感のあったアタランテや、ビリーやベオウルフなども既存の章より活躍していたのも良かったかなと思います。

 

そして、アナスタシア衝撃のラスト

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なんと

 

「彷徨海」

 

 の、登場と。

 

 

まさかのここにきての彷徨海でしたね。

彷徨海...ゴルドルフ所長も述べていますが、魔術協会の三大部門「時計塔」「アトラス院」に並ぶ三つ目の組織ですね。設定がほぼ開示されてない事で有名ですが

 

北大西洋を彷徨う巨大な山脈そのものであり、”移動石柩”の異名を持つ。通常は海上を彷徨しているが、時折陸地に上がる事もある

・組織内部に一般的な上下関係は無く、時計塔のように”魔術のさらなる発展”は望んでいない

・「アトラス院」と並び「魔術協会」の原型にあたる。協会の創設者には彷徨海から追放され、行き場を失った多くの異端の魔術師も存在した

・神代の魔術こそ至高、西暦以降の魔術など児戯に等しいという思想にあり、時計塔とは冷戦状態にある。アトラス院と同じくして、現代においてこられの組織に属するのは時代に置いていかれるのと同義の為、時計塔に所属する魔術師が九割を占める。

・研究内容は主に肉体(人体)の改造とされる。

・生前に「ヴァン・ホーエンハイムパラケルスス」がアトラス院と同じく技術交流を行っていた

「判明している所属者」

・「フォアブロ・ロワイン」(※月姫世界では後の死徒二十七祖No.10「ネロ・カオス」。彷徨海の鬼子とも。)

・「宝石殺し(特性:停止、稀代の魔術師と噂される)」

の二名。

 

...既存の設定から掻き集めてもこれだけしか開示されていないですね。

然し、まさかの彷徨海と来ましたか...確かに、今後「芥ヒナコ」の担当するロストベルトNo.3以外は神代真っ只中に分岐した剪定事象ばかりですし、今回のアナスタシアのように人種自体が変化していたり、そもクリプター達が神代を再び世に呼び戻すのが狙いなら彷徨海が登場するにはもってこいではありますね。

 

個人的に気になるのが、神代より別たれた異聞帯は「エーテル」で満ちているのか気になりますが、そうであるなら彷徨海の協力は色々と助けになりそうな予感はします。

が、然し何でしょうね...こうアトラス院と同じくして滅亡が近くなると顔を出してくるスタンスは。

 

次章からこれは彷徨海と合流する事になりそうですが、然しこれFate世界での「ネロ・カオス」...というか「フォアブロ・ロワイン」の詳細が判明するやもですね。

 

今のところ観測できる範囲の中で「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」「ズェピア・エルトナム・アトラシア」「アインナッシュ」「リタ・ロズィーアン」「グランスルグ・ブラックモア

と、月姫世界で「死徒二十七祖」に該当する死徒達は、二十七祖のい概念が存在しないFate世界でも死徒化の道自体は概ね歩んでいるので、Fake世界以外で未確認のネロ教授も死徒化自体はしていると思っているので(個人的にはズェピアと同じパターンと考えています。要は死徒化はしているが、ワラキアと呼ばれないようにネロ・カオスと呼ばれずフォアブロのまま)第六特異点の時のズェピアみたいに名前だけでも良いので詳細が分かればいいんですが。

 

まぁ、でもここ一年の内にロア(英霊伝承)に、ワラキアもといズェピア(事件簿)と、まともなカタチで作品化されている中で作中に登場した二十七祖連中が顔を出しているので、フォアブロ本人が登場する可能性はかなり高そうな予感はします。そもそもFGOは常に「プライミッツ・マーダー」が傍らに控えてますから今更驚きもしませんが。

個人的にはFate世界のネロ教授の詳細は気になっているので、取り敢えずはこれで判明すれば良いかなと。

 

然し、この地球漂白及びテクスチャの書き換え後に何故現存しているのかなどの疑問もありますが。というか、発信者のバルトアンデルスという呼称は発信者の名称か彷徨海の別名か何かなのかなんでしょうね。

 

 

大凡の感想部分はこの辺りで。

あとは、アナスタシアで気になった部分についてですね。

 

取りあえずは、冒頭の件から。

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 濾過異聞史現象によって漂白された地球でしたが、まだ生存者はいたようですね。

名前は「デイヴィット・ブルーブック」と。クリプターにも似た名前(デイビット)が居るのでややこしいというのが正直なところですが、他の名前は無かったんでしょうか。

と言う事で、彷徨海同様にこのディヴィットなる人物もこの星の生き残りでこの謎の解答を求める為に旅に出たようなので、いずれはどこかでカルデア側と出会うんでしょうかね。

 

然し、ヴォーダイムの話では人類はほぼ滅せられたように受け取れましたが、先述の「彷徨海」といい若干数は生存者がいる事はいるので「蒼崎姉妹」や「ORT」、「アトラス院」辺りは漂白されても無事な予感はします。

あとは「コーバック・アルカトラス」や「フランチェスカ・プレラーティ」辺りも気になるところですが。

 

こうなる事を予見していた者。こうなる事を知った上で看過していた者。という話では、第二部のPVではかつては魔神王だった「ゲーティア」は「この結末を予期したモノ」と述べてはいましたが、まぁ仮に予め知っていたとしても地球の漂白化やソラからの侵略を回避できた事なのかという疑問しかないですが。

 

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そして謎の記録と。

ニューメキシコ州...なのでアメリカ合衆国ですね。

余談ですが、割と最近は型月作品内でアメリカが話に出てくる事は多々ありますね。亜種特異点Ⅳはセイレムも現代のアメリカを巻き込んででしたが、後は前にロマンがアメリカで聖杯戦争が執り行われた事は無いと述べたり、FGOでは無いですがFakeも舞台がアメリカですしね。そういえば第五特異点もアメリカでした。

 

それはさておき、この記録。人類以外の知的生命体と思わしき存在が2016年時点で地球に来訪していたようですね。

形状としては人類の常識外とも言える怪物のような姿。言うまでもなく二部はソラからの侵略者が敵ですので、2017年末を起点とした侵略の種は一年前から既にばら蒔かれていた。という感じですかね。

 

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ただ、気になるのがこの記録によるとこれは2016年の出来事であるようですが、そもそも人理焼却の破却によって破却された2016年末までの一年間は知性体の活動が止まっていたという話だった筈なんですが、うーん普通に2016年時の記録があるのは何なんでしょうね。この辺りの人理焼却後の処理の話と食い違ってると見えるので疑問です。

 

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そして、この外来生命種らしきナニかは「樹の根」ようなモノ。「空想の根」「空想樹」からして紛れもなく異星の神に関係するナニかでしょうが、然しそもそも異星の神は本当に...という疑問はありますが...

 

 次はクリプター達の会話から摘出。

 

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濾過異聞史現象にして地球の漂白、異聞帯の出現はどうやら異星の神による仕業であり地表のテクスチャそのものを書き換えていたようですね。

 

そして「地球の王様」決めゲーム。それが現状明かされたクリプター達の目指す地点ではあると。

この辺りは

 

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エルキドゥ」の幕間と繋がる話ですね。

地球の王...つまりは、既存の概念から言うなれば地球の「星の頭脳体」にして「アルテミット・ワン」になるようなもんですね。確かに星をてなづけるにはその位置に至る必要はありますが。

目的がそのまま星の王になるのであれば、この辺りは死徒二十七祖のNo.3であり元々月のアルテミット・ワンである「朱い月」の目的と、その目的に必要とされた「真祖」などを彷彿とはさせますね。まぁ、すくなくとも汎人類史の歴史において朱い月を参考にしても地球の王に当たる存在は結局生まれなかった訳ですが。

 

然し、どうやらそのゲームは「キリシュタリア・ヴォーダイム」の勝ちが決まっているようなものらしいというのは気になるところですが、どういった意味合いかが気になるところですね。

単純にヴォーダイム本人の実力の話なのか、王として選定される為の異聞帯としてヴォーダイムのロストベルトが最も優れているのか(繁栄や発展具合の話なのか)など。

 

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ロストベルトとクリプター達の間で刻まれているルール。

最終的にはどれか一つの異聞帯が選ばれ、その過程で成長した異聞帯同士で衝突し吸収していくと。作中でも後にカドックが述べていましたが形式的には確かに「聖杯戦争」に近いですね。

オフェリアの異聞帯の行く末がヴォーダイムの異聞帯にも関係あると言うのは気になる部分ですね。恐らく「オフェリア・ファムルソローネ」のロストベルトは北欧神話絡み故の神代とはいえヴォーダイムの時代とは1万年以上ズレていますから。

 

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そして、彼らの目的は異聞帯を利用しての「人理再編」である事も確定しました。

クー・フーリン(キャスター)」「シャーロック・ホームズ」「BB」などは予めそのワードを語っていましたが、やはり一部が「人理焼却」であるならば二部は「人理再編」が主題と。そして、人類が神と共にある世界を目指すという。

14000年前の「衰退」に始まり、人間は神代から卒業して人理(人類史)を築き上げてきた訳ですが、何故神代を復活させた上での人理の再編をする必要があるのか気になるところです。

あとは「人理再編」と「人理編纂」が=なのかもやはり気になるところですね。

 

 

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そして、それぞれの異聞帯には「」が存在すると。

今回のアナスタシアでは「イヴァン雷帝」が王(皇帝)として君臨していたように他の異聞帯でも同様と。そして、カドックはアナスタシアと契約していましたがイヴァン雷帝とは全く関係が無かったので、クリプターの契約サーヴァントと王もまた別と。

芥ヒナコ」の担当するロストベルトNo.3、今回のアナスタシアのシナリオを見ると「荊軻」の英霊伝承の延長上の話になりそうな予感はしますが、仮にそうだとしたら「始皇帝」とヒナコの契約鯖は別になりそうですね。

 

後はヴォーダイムやぺぺロンチーノ、オフェリア、デイビットの異聞帯の王は誰になるのか。ロストベルトNo.6の王はそのままアーサー王なのか「モルガン・ル・フェ」や先代のウーサーかヴォーティーガンなども有りうるかもしれませんが、はて。

 

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あと気になったのはぺペロンチーノとデイビットの会話ですが、この「四角」とは

 

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PVのこれですかね。形状としては「ムーンセル・オートマトン」に類似するもののムーンセル自体はインド神話とはぶっちゃけ直接的な接点はないのですが。

あと、今回の話を終えた後だと「切除」という表現は気にかかるところですね。デイビット曰く、異聞帯にとってもアキレス腱のようなモノらしいですが、ぺペロンチーノの異聞帯には「空想樹」以外のナニかが根付いてるんでしょうかね。それが異聞帯の維持に関わる事なのかは分かりませんが。

 

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そしてヴォーダイムの独白。

人理の再編だけでなくあらゆる魔術師/賢人が到達し得なかった世界/結論に挑もうとしている様ですが、一体何を目指しているのか。

ゲーティアに連ねて名を上げてる「賢人」とは何を指しているのか不明瞭ですが千里眼ホルダー達ですかね。

 

あと、気になるのはマリスビリーの机上の空論を完成させる。という部分ですね。

 

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マリスビリー・アニムスフィア」は、かつて「レイシフト理論」を机上の空論と表現していましたが、まぁどう考えてもヴォーダイムの指している机上の空論とは異なるでしょうし。

 

ただ

 

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マリスビリーは、何故神代が途絶えたのか/西暦以降の人理定礎が不安定化したのか。を究明する事が目的(そもそもレイシフト理論も人理の継続もそれの手段でしかない)だったようなので、ヴォーダイムもまた神代を蘇らせようとしているのでその辺りの要因でしょうか恐らくは。

そういえば、神代を呼び起こし新たな人理として人類史の継続を目論むという点ではクリプターの目的は「ダリウス・エインズワース」の思想に近い感じはします。

 

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あと、地味に即明かされたCM新ランサーの真名は「カイニス」でしたと。

1.5部は真名秘匿システムを導入していましたが、2部は恐らく無くしたようですね。まぁ、正直1.5部も新宿以外は真名秘匿が機能してなかった感が強いので、個人的にはこれならもう別に無い方向性で良いと思いますね。

 

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そして、判明した今作における「言峰綺礼」の詳細。

序章の時点でサーヴァントの霊核を素手でぶち抜いていたのでアレでしたが、やはり「疑似サーヴァント」だったと。

真名は「グレゴリー・ラスプーチン」。

 

アナスタシアのPVにも登場し、それ以前では「天の衣(アイリスフィール)」の因縁キャラにコメントがありましたがやはりそうきたかって感じだった訳なんですが

 

問題点はそこではなく

 

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なんと、FGO世界において「言峰綺礼」はもう存在していない。というか既に死亡していると。

その要因として、2004年の冬木市で死亡したとの事。

 

という訳で、FGOの世界において言峰綺礼は死亡していると言う事が明かされました。

然も、2004年に冬木市で死亡したとの事なのだ明らかに聖杯戦争絡みな訳ですが、ここはやはり気になりますね。

 

第四次聖杯戦争が起こる世界では言峰綺礼がこれに参加/生き延びた場合、必ず第五次聖杯戦争で死亡するという扱いにはなっています(逆にそもそも第四次聖杯戦争が起きていない「Fate/Apocrypha」の世界では存命のままだったり)。

カルデア」と「アトラス院」の「トライヘルメス」でFGO世界の冬木の聖杯戦争の記録は咀嚼があったりしますが、教会のリストからも言峰の名が無いと言う事はもう存命で無いのは確実の様ですね。

 

然し、FGOの世界は少なくとも

 

・大聖杯が汚染されていない(第三次聖杯戦争でこの世全ての悪が召喚されるに該当する事例が発生しなかった)

 

のは確実です。

そして「ロード・エルメロイⅡ世」の話では「FGOの世界は第五次聖杯戦争は2004年が一回目」との事で此方は事実かは不明ですが、「Dr.ロマン」の反応や「オルガマリー・アニムスフィア」が「事件簿」とで聖杯戦争に対して反応が違ったりはするので、本当に04年が一回目なのかなという気はしますが、いずれにしても言峰は死亡していると。

 

仮に第四次・第五次聖杯戦争が起きなくとも言峰綺礼が死亡する世界もあるのかもしれませんが、それ以前に言峰...というか、これはFGOの世界の冬木の聖杯戦争にも「聖堂教会」の干渉があったと言う事ですよね。

本来、冬木の聖杯戦争に聖堂教会が「監督役」を派遣するという形で干渉し始めるは第三次聖杯戦争からでしたが、第一回目の世界であるFGO世界でも干渉しているという...となると、「魔術協会」も聖杯戦争の勃発は此方の世界でも知っていたのかもしれないですね。

 

 まぁ、元々「令呪」なんかも本来は第二次聖杯戦争から編み出された扱いなのに、一回目のFGOの世界でも考案されていたりなどもあってFGO世界の冬木の聖杯戦争は概要が読み取れませんでしたが、益々良く分からなくなってきました。今後詳細は明かされるのかどうか。

 

 

あと、気になったのが言峰は死亡する際に肉体が完全に消失したという話ですかね。

何故焼失したのかも謎ですが、こうして言峰の死体を寄り代とした疑似サーヴァントとして異星の神の使徒として活動しているとなると、もっと前から異星の神が干渉していたのかという疑問がありますが、然し2004年はゲーティアの人理焼却すら起こる前。今回の敵対者であるAチームを「クリプター」と呼称し、冬木の聖杯戦争で勝利したマリスビリーが気になるところですが、現状だと良く分からないっすね。

 

という事で、言峰関連は色々と明かされましたが謎しか増えなかった感じですかね。

言峰とアナスタシア皇女殿下のやり取りも良かったですが、然しもうラスプーチンとしての望みは無くなって言峰綺礼その人まんまになっているというのが...今後の展開の厄さが増した感はあります。

 

 

そして、第二部の舞台となる異聞帯(ロストベルト)。その七つの一角が今回のアナスタシア。

ロストベルトは、年末に公開されたPVだと「間違った繁栄/歴史を歩み中断された人類史」を指すという話でしたが、如何せんそれだけでは此方も近年明かされた「剪定事象」という概念とナニが異なるのか判りづらいなという気持ちはありましたが、今回は一章目という事も有りサンプルケースとなったのでその点から

 

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というのが、今回のロストベルトNI.1の概要。

およそ450年前に訪れたとされる大寒波。それによって星そのものが極寒の環境に変化し、その環境を生き延びる為に「イヴァン雷帝」の政策によって「人間」と「魔獣」の合成にして品種改良を施す。それによって生み出されたのが「ヤガ」と呼ばれる新種の人類。

そして、我々のような人間は彼らの世界では「旧種」と呼び、種としてはもう既に滅んでいる...という世界でしたと。

 

星が人間が生存するに適した環境では無くなってしまい、人間という種そのものを品種改良して環境に無理矢理適用させたという話で「鋼の大地」まんまでしたねマジで。

あちらの世界では、星が死亡し「ジン(真エーテル」という人体に有害な粒子が大気に溢れた為、人類は様々な生命種と霊長類を融合して「亜麗百種」という品種改良された次世代の霊長を生み出し、品種改良を受けていない旧世代の人間は機械のサポートなどが無ければ生存は不可でもう生き残りは居るもののほぼ居ない状態でしたが、此方はとっくに滅んでいると。

然し、何でしょうね...第二部の序章時点でもTHE鋼の大地みたいな雰囲気は有りましたが、第一章から既に鋼の大地そのものなんですが「魔女の大傘」や「ブラックバレル」「六人姉妹」的な概念も出てくるんですかね二部。

 

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この辺りの「人類史そのもの」によるカウンターの英霊召喚というのも正しく鋼の大地っぽいですね。

彼方は、星が死亡したのに人間は生き残ってしまった為、地球が最後に発信したSOSで他天体達に殲滅を託した様に、此方は言うなればそれのアラヤバージョンの様な。

 

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魔獣」と「人間」の合成種であるヤガはゴルドルフ所長の話だと神秘の秘匿の破壊らしいですが、この辺りは概ね「魔術」と「科学」の融合が禁忌であるとされるのと似た感じですかね。

 

そんなアナスタシアですが、今回語られた「ロストベルト」という概念そのものに関して

 

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というのが「異聞帯」の概要。

年末に公開されたPVだと「剪定事象」との差異が不明瞭なところはありましたが、説明見る限りは剪定事象と本質的には同じ...というか、扱い的には剪定事象そのままのようですね。本来なら剪定された時点で未来を閉じるという話でしたが、何故か現在まで続いてしまったと。

失われた歴史(ミッシング・ベルト)」と、呼ばれた「亜種並行世界・下総国」でもホームズは剪定事象と同じような扱いしていたのもそも両者とも同じだからといった感じですかね。

 

ただ、第二部のPVだとロストベルトは間違っているが故に”中断された”という扱いだったので、今回のアナスタシア見ると現代まで歴史として継続していたのが意外だったというかこの辺りの仕組みは正直若干良く分かってないですね。そもそも剪定事象自体も伐採された時点で破棄された世界ですし、「下総国(ミッシング・ベルト)」もリンボの話では、あくまで剪定事象では無いと言っていた訳ですからね。

 

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まぁサリエリが空想樹が切除された事で「元の剪定事象に戻る(なかった事になる)」と述べていたので、異星の神なるモノがロストされた剪定事象を観測/サルベージした事自体も本来なら既に滅んだはずの世界(剪定事象)の歴史が続いている「異聞帯」と化してしまった要因の一つかもしれませんが。

この辺り、今後のロストベルトでも言及が欲しいかなと。

 

…然し、今回のロシアの分岐は約450年前に起きた大寒波…という正しい人類史で起き得なかった突発的な災害が原因による分岐となると、他のロストベルトも何が分岐になったのか分からないですね。

単にキャメロットが崩壊しなかっただけ、セファールが神々に敗れただけ。とも限らなくなってきましたが、さと各ロストベルトの分岐や如何に。

 

 そして、二部からのキーとなる

 

 

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この「空想樹」と呼ばれる謎の大木。どうやらこの空想樹こそが異聞帯を発生させている元凶の様ですが

 

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カドック・ゼムルプスの話では、これこそが異聞帯という有り得ざる世界を根付かせる為の「」だと。

そしてダ・ヴィンチちゃんの話では「空想樹オロチ」より膨大な魔力量の検知であり、質的には「真エーテル」に近く、あのままだと世界が”引っくり返っていた”可能性があると。

 

花の魔術師マーリン」や「シャーロック・ホームズ」に曰く、「聖槍ロンゴミニアド」こそが「世界の裏側」と「表側の世界」を繋ぎ止める楔でありこの封印が解かれた暁には世界が引っくり返ってしまうという話ですので「空想樹」はそれの異聞帯バージョンのような役割のモノという感じでしょうかね。

要は、空想樹という楔があるからこそ世界に異聞帯などという世界を繋ぎとめられている感じという具合で。(そして、ロンゴミニアド同様にこれが剥がれれば異聞帯というテクスチャも剥がれてしまうと)

 

然し、この「空想樹」も「鋼の大地」の「天の亡骸(タイプ・ヴィーナス)」を彷彿とさせるので、やは鋼の大地みが強いですね。

 

然し、個人的に気になるのが「空想」というワードですね。

第二部のPVや序章、アナスタシアでも触れられていますが「空想の根は落ちた」とも言われているように第二部で主となっているワードですが、空想...

 

 

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一応、既存の型月作品だと純血のマインスターである「久遠時有珠」の操る「プロイキッシャー」などは、「空想」によってこねられた神秘であると言われており、そして「童話の怪物」とも呼ばれるプロイは人間の生み出した「物語」そのものでもあります。

 

もう一方では死徒二十七祖No.13である「ワラキアの夜」は「シオン・エルトナム・アトラシア」の話では「空想を纏い実体化している」という扱いです。

で「ワラキアの夜」という祖は、コミュニティ内で流布される「」や「」あるいは人々が夢想する「不安」などの「悪性情報」とも呼ばれる...要は人々の想念を利用して実体化します。

 

なので、空想の根/空想樹の空想は、人々の幻想や想念或いは嘘、虚構、夢とも言い換えられそうですが...

 

 

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個人的に気になるのが「チャールズ・バベッジ」の発言ですね。

 

マイルームや作中の台詞から

 

「貴様であれば、いつか我が空想を見るかもしれん」

「我が空想世界には争いなど無く、発展と繁栄のみがある」

 「貴様にも見えるだろう。”それ”が我が夢見る空想世界」

 

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と、バベッジ卿は常々「空想」「空想世界」というワードを発しています。

で、このバベッジの夢見た「空想世界」というのが

 

複雑で高度な計算を可能とする機械───階差機関(ディファレンス・エンジン

原理としてはまったく不可能ではない。ならば、実行も叶うであろう。

数学はあらゆる学問で応用されている。故に、この機械が完成した暁には、人類はあらゆる分野にて飛躍的な時間短縮を実現し、文明全体は数世紀分の発展を遂げるだろう。それは誰しもが成し遂げたことのない夢物語だった。 

 ディメンジョン・オブ・スチーム。

生前に設計した「階差機関」「解析機関」が真に完成すれば到達していたはずの、蒸気機関華やかなりし文明世界───すなわちバベッジの渇望と夢想とが昇華された固有結界であり、彼の心であり、身に纏う機関鎧そのものである。

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↑です。要は「階差機関」「解析機関」という高性能な蒸気機関が主となる蒸気文明なる世界を望んでいたと。

 

で、この蒸気文明なる「空想世界」は

 

だが、志半ばにして彼は死んだ。

階差機関は完成しなかった。

解析機関は完成しなかった。

時代の狭間に消えた「有り得た未来」の夢を世界に残し、彼は死んだ。 

 

↑にあるようにバベッジの考案した研究自体が完成しなかった為に無論実現する事叶わず「有り得た未来」のまま”時代の狭間”に消えた...と、されていると。

 

↑にも書いてありますが、バベッジはこの「階差機関」「解析機関」が完成すれば文明は数世紀分の発展を遂げる/争いは無く発展と繁栄”のみ”がある。と、語っています。

が、汎人類史である「編纂事象」が編纂事象足り得るのは「並行世界(言い換えれば可能性そのもの)」が存在するからです。そして、並行世界は他の並行世界と文明にズレが生じず均一であるが故に並行世界として成立・運営されています。

逆に、極度に発展・進化を遂げ先鋭化した世界はもう他の編纂事象と同じ姿は保てないからこそ、今回のロシアの様に「剪定事象」として除外されます。

 

なので、蒸気文明化し数世紀以上先んじて発展していたとされるバベッジの空想世界とやらは、これ駄目なヤツというか「空想世界」って意味合い的にはそのまんま(「剪定事象」や「異聞帯」)の意味なのかなと。(争いは無く発展と繁栄しかない...というのも、今回の「余分」が無かったからこそ敗北した歴史となってしまったロシア見るに、それも駄目なのではないかなと。それに「トワイス・H・ピースマン」や「ケツァルコアトル」の発言的にも競争というのは進化や発展には必要な要素である筈ですし)

というか、多分バベッジのこの発明が実際に完成して蒸気文明が訪れたらその世界は異聞史の一つになっていたんじゃないかという気がします。

 

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剪定事象、ロストベルトと同じであろう「失われた歴史(ミッシング・ベルト)」と呼ばれた「下総国」も「実在と夢想の狭間」にある世界だと言われてましたしね。

 

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で、この「空想世界」を具現化し昇華したモノがバベッジの宝具(ディメンジョン・スチーム)であり、バベッジが身に纏っている鎧そのもので且つ「固有結界」でもあるとされますが、これ良く考えたらバベッジ自身がロストベルト的なテクスチャを纏ってるみたいなもんですねこれ。

 

そんな具合でバベッジの言っていた「空想」ないし「空想世界」とやらは意味合い的には二部の「空想の根」や「空想樹」と類似するのかなと。

あと

 

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バベッジ卿、地味に人理焼却破却後の未来領域消失の算出、アーサー体験クエストで主人公が予期せぬバグによって「剪定事象」にレイシフトしてしまった後の座標特定、ホームズ体験クエストのカルデアシステム内部のダストデータの排除の為のジャックインプログラムの構築etc...

割と二部に関係のある話にも関わってたりするんですよねと。

 

あと

 

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これらの指す「隣人」というのも指す意味はそういう事というか同じかなと。

 

個人的にはバベッジの言う「空想」は意味合い的にそういう事かなという感じですが、とはいえロストべルトを繋ぎ止めている「空想樹」とは何なのか謎ですね。

 

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そして、お次が此方の謎の女性(?)。

 

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二部の序章でも出てきていましたが、今回判明したのが「言峰綺礼ラスプーチン」曰く、彼女は「異星の巫女」なんですね。

カドック・ゼムルプス」曰く、「言峰綺礼」はやはりクリプター側というより「異星の神の使徒」として行動しているようですが彼女も似たようなモノという感じでしょうかね。

 

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一応、ヴォーダイムの話では異星の神の使者に当たるサーヴァントは三体(内、二体が「言峰綺礼ラスプーチン」と「コヤンスカヤ」)の様ですが、もう一体は多分「蘆屋道満(キャスター・リンボ)」の方で、異星の巫女はまた別でしょうかね。

 

個人的に彼女で一番気になったのが

 

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今回は言峰やその場にいたカルデア側とそのサーヴァント達には視認出来ていましたが、二部の序章でもあったようにホームズなどのシャドウボーダー側のカメラからは観測できない。というところですね。

 

この辺りの認識できない(されない)点に関しては

 

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同じくアナスタシアで登場した「宮本武蔵」が”宙に浮いている”様な状態が故に不安定というのと同じなのかなと。幽霊のような存在。それに「ベオウルフ」も確かに視認はできるが実感が無いと述べていますし。

要は、異星の巫女も同様に本来なら汎人類史にとっては「有り得ない存在」だからこそ、序章のカルデア内では誰も認識できなかったんじゃないかなと。モニターからだと観測できないのもその辺りが理由な感じですかね。

 

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そういえば、体験クエスト…というかカルデアから見たアーサーの状態も今回の武蔵や異星の巫女と恐らく同じですね。

 

 

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二部OPのこのマシュに対して手を伸ばしてるのも「汎人類史」と彼女との隔たりを意味してるのかなとは思いました。

モニターでは観測不可でその場にいたサーヴァントやぐだに視認できたのは、異聞帯側の存在だから異聞帯の地では観測できたとかそういう感じかなと。

 

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ホームズも地球上のあらゆる反応が無い。と、述べているので、まぁ異聞帯と言うよりもこの星の常識とも異なるナニか(それこそ、ピクト人やムーンセルを構築した異星文明人である宇宙人や、クトゥルフの神性のような外宇宙の存在など)という感じやもしれませんが。

然し「空白」。「何も無い」...ですか。 物質世界上では「無い」とされる「虚数」などが浮かびますが。

 

それと、この”浮いている”という話は

 

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この辺りの「路地裏ナイトメア」でのシオンやオルガマリーを個人的には想起させたんですが、路地裏ナイトメア内(シオンはカルデアの仮想空間、オルガマリーは幼年の方)での彼女達も同じか或いは近い状態だったのかなと。

 

 

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そして、何故か異星の巫女さんは空想樹を破壊してしまうと。

 

破壊した目的は不明でしたが、彼女は「聖杯の器」のような役割に近いのかなという気はしました。

 

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↑でも「キリシュタリア・ヴォーダイム」が述べていましたが、黒幕と思わしき「異星の神」自体はまだ顕現はしていないと。

そして、あの言峰綺礼が「Fate/stay night」で「この世全ての悪」の生誕を祝していたように、此方も異星の神と思わしき存在の誕生を望んでいると。

 

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それで、前も述べたんですが異星の巫女と「ティアマト神」のヴィジュアルが類似していて

 

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http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html

 ティアマトは虚数空間の繋がりもあり、桜系のキャラの究極としてデザインしてもらいました。 原初の母。無垢。少女。巨大。自縄自縛。黒桜の黒い泥の凄い版、ケイオスタイド。

Fate/stay night』の黒桜をオマージュしたサービスキャラでもある。デザインの変更はあれ、なんとなく「あ、これ黒桜の系譜だ」と分かってもらえれば二度おいしい」

 

 ティアマトの方ですが「黒桜」の系譜というデザインとして設定されたキャラなので、黒桜といえばもう一つの小聖杯ですので、その繋がり的に考えると異星の巫女も似たようなモノだったりするのかなと。

要は、通常の聖杯戦争が七騎のサーヴァントの魂を取り込んで起動したように、此方も七つの異聞帯を利用し異星の巫女を経由して異星の神とやらも顕現する仕組みなのかなと。異星の巫女が空想樹を破壊していたのもそういった関係なのかなとは思いましたかね。 

 

と、色々と謎が深くなったような異星の巫女ですが、然し異星の神ですか...

 

最後はは空想樹...というか異星の神の所感に関してなんですが。

同じくバベッジ卿の台詞で

 

「畏れ、嫌悪、憎しみ、嘆き...即ち、妄念と夢想であるこの身である」

 

という厄い台詞があるんですが、バベッジ卿は↑でも述べたようにサーヴァントである彼は「固有結界」そのものです。

そして、この固有結界(ディメンジョン・オブ・スチーム)は、バベッジがかつて夢見た蒸気文明なりし「空想世界」であり、バベッジの渇望と夢想が昇華されたモノです。その身が憎しみや嘆き等の具現化...

 

ここ最近

 

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↑の「アンリマユ」「巌窟王 エドモン・ダンテス」の幕間や「Fate/EXTRA last encore」の「岸浪ハクノ(デッドフェイス)」などを代表に、他にも「らっきょコラボ」や「亜種特異点新宿」「監獄塔」「ホームズ体験クエスト」etc...

死者や失敗者などの「敗北したモノ」達の話に言及される事が多いように感じます。

 

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そして、第二部より先んじて語られた異星の神と思わしき存在を「天草四郎」は「人々に殺され続けた」存在だと語りましたが、それが真であるならやはり↑の概念と類似するように個人的に感じます。

そして、第二部の異星の神の配下にあるクリプターが担当するロストベルトも、そもそも「敗北した側の歴史」です。

なので、異星の神と作中では呼称されますが正体はアルテミット・ワンやヴェルバーなどのような他天体あるいは外宇宙の存在ではなく、↑彼らに類するナニかじゃないかと個人的には思ってたりはします。

 

朱い月」のような他天体の頂点のに君する存在だったとしても、天体は同じ天体を理解できてもその世界を秩序に生きる生命を理解できるかと言われると微妙ですし、「セファール」ないし「ヴェルバー」も本来彼らは人間とは相容れない存在だと語られているので、他天体の存在だとしたら敗北した歴史をサルベージして人理を再編しようとするのも良く分からんといえば良く分からん感が。

 

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あと、↑の英霊剣豪のリンボの台詞とかもぶっちゃけ蒼銀のある部分を彷彿とさせたりもするので、個人的にはどうにも異星の神は引っかかるところを感じますかね。

 

さて、大体こんな感じですかね。

今年は型月のエイプリルフールは特に何も無かったので、持ちべ上がる要素とかも最近は無かった感じですが、予想以上に面白かったですアナスタシア。

正直、1.5部は1年かけた割にはそこまで面白くなかったというのが率直なところなので、今後も第二部の方はこのクオリティを維持できればいいですね。ロストベルトNo.2、4、5が個人的には気になるところです。

 

自分の脳内予定では今月中にFake関連で記事は上げようかなとは思っています。

 

Anime Japan 2018 両日参加しました。型月関連レポ。

 

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どうも。

 

タイトル通りですが、今年も行ったので軽く纏めておきます。終わってからすぐ書けば良かったんですが平日はアベマTVでらっきょの一挙放送もありつつ寝不足と疲弊でそうも行かなかったので今更ながら。

 

 

FGOブース

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大体毎回ある展示ブース。

此方は原画の展示ですが、確かに去年あたりは新宿幻霊事件が解禁された直後だったのでそれ以降のアガルタ~年末特番のアニメの展示になってますね。

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この辺りの原画は割とクオリティ高くて良い感じかなと思いました。

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此方は概念礼装やサーヴァントの霊基カードの展示ですね。スペースの関係上と増えすぎたせいか、全部では無くやはりある程度は削られていますね。

 

冠位人形師は毎回欠かさず載せてくれてるので安心しました。

 

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反対側が年表ですね。

リリース前のFate/Project~現在に至るまでの大まかな流れを載せており、つい先日までやっていたセイバーウォーズの復刻までという感じですね。

 

年表を眺めていて思いったのが、ほぼ確実に皆さんも抱いてるとは思いますが、第一部ではイベントの復刻はしなかった為か1.5部~2部にかけてのイベントの復刻が兎に角多かった(多い)印象ですね。

それにプラスして二年目というのもあってか、やはり一部の時より新規のイベントは少ないのと1.5部自体が一部の残滓の話で規模的にも...というのもあり、正直盛り上がりには欠けていた印象ですかね。

 

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年表のイベントの項目にはそのイベントの配布礼装なり何なりも同時に載っている訳ですが、この間のらっきょイベの項目には橙子さん^^荒耶宗蓮を差し置いてとは、さす冠位人形師。

そういえば、この間のらっきょイベントの復刻では、まさかの藤乃実装でしたね。浅上藤乃両儀式などなど、超能力者が霊長の抑止力の一端であるという設定は一部作品の中で語られていて一応存在はするもののあんまり利用された事は無かったのですが、よもやこういった形で利用してくるとは想定外でしたが、まぁでも疑似サーヴァントなどよりも筋は通っているので個人的には割とアリかなと。そして、歪曲の魔眼はノウブルカラーに当てはめると虹の位階相当の魔眼だったんですね...

と、色々と藤乃実装には驚かされましたが、AZOやプリヤのコラボの復刻時でも新規サーヴァントの追加は有りそうですね。AZOは一番有りそうなのは二年音沙汰無しのセイバー・ディルムッドか戦闘力を参照にするならケイネス、プリヤではまぁほぼ美遊だろうという感じですが、その辺りのキャラが実装される感じでしょうかね。

 

 

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此方はFGOアーケード

 

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実大の筐体、セイントグラフカード、初期実装サーヴァントのモデリング/宝具演出のデモ映像の展示がありました。

 

www.youtube.com

 

この間のAJのステージとPVでも公開されましたが、割と宝具演出は気合入っているなという印象を受けました。

然し、FGOアーケード...此方も主題歌はマーヤさんの様で主題歌名が「空白」なのは個人的に気になる点ですね。「空白」というワードは他の型月作品でも使われていたりするんですが...

FGOのアーケードはゲーム本編とは別個のシナリオが用意されてる様なので、それはそれで気になる感じです。

 

 

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つい最近発表されたFGOデュエル。アーケードは割とアリかなという気はするんですが、うーん何というかバトエンと同じで方向性が...

 

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向かい側はマシュVRとアルトリアVRのメインビジュアルですね。

 

 

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オジマンの杖、エクスカリバー、乖離剣エア、原初の火、ジャンヌの旗など、武具の展示。

 

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あとは、展示ブースの入口付近にはこんな感じで各特異点のサーヴァントが映し出されるモニター兼柱がありました。

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第二部の各クリプター達やCMで公開されている新サーヴァント達も。

 

 

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ブレちゃってますが記念撮影スペースと、マシュの盾が展示されているのはマルチシアターですね。

 

 

骨の人が丁寧に纏めて下さってるんで詳細は割愛しますが概ねこのような内容でした。

人数は結構な数が入るように設計されているので全然待たない感じでしたね。FGO夏祭りの時もこういった巨大モニターを利用しての記念映像作りというのは見れたのですが、やはりこの辺りの編集は概ね上手だなというのが個人的な印象ですね。魅せ方が上手いと思います。

今回のマルチシアターは1.5部パートがかなりトリックな編集になっていて良かったかなと。あと、第一部の各特異点の各書き下ろし絵も用意されていて割と良かった(第二特異点、第六特異点、第七特異点辺りは特に)んですが、グッズ化とかはしない感じなんでしょうかね。

 

 

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各ロストベルトのタペストリーも。個人的には(マスター的な意味で)ロストベルトNo.2、No.4、No.5が特に気になるところ。

 

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物販ブース。特に欲しい物は無いので並ばなかったですね。

 

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マスターガイドやステッカーなど配布していましたが特に目ぼしい情報は無しでしたね。というかガイドブックの方に関してはアーケードを主に置きすぎというか。

 

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次はアニプレブース

 

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FGOは、各部のキービジュや関連商品の展示、隣の奴は何かプロジェクターに投射して記念撮影が出来ると言うようなものでした。(私は撮ってないです)

 

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EXTRAはこんな感じで、見どころとしてはやはり各階層のED絵とキャストさんのサインが入った額装ですかね。

 

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衛宮飯も概ねこんな感じで、此方も各キャストさんのサインの展示有りと。

 

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あと、一応箸貰ったんですが、何か50分位前から待機する人が出たりして早めに列形成〆てたりしたんでヤバいですねあれ。

 

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裏手に回ると、次はドラマCD版蒼銀のフラグメンツブース。

ドラマCDの一部が視聴出来たり、此方もキャストの方々のサインが展示されていたりしましたが残念ながら此方は撮影禁止でした。

余談ですが、蒼銀のドラマCDは良い感じですね。次は6月発売予定とだいぶ延びましたがEXTRAよりかは完結が早そう。ところで蒼銀のマテリアルは

 

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隣がFGO THE STAGEの実際に使われた衣装の展示ですね。

 

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その隣が、つい先日円盤の下巻も出ましたアポクリブースと。

 

www.youtube.com

 

アポクリといえばAJでFGOとのコラボが発表されましたね。

セイバーウォーズで「異聞」と称されていたのが気になるところですが...単にアポクリファは編纂事象の世界では無いのか...とはいえ、そうするとアポクリ勢の扱いも本来なら特殊になりそうなもんですし。

あとは、AZO(というか衛宮切嗣が守護者となる世界)や巌窟王の英霊伝承は「異聞」と言われていますが扱いはどうなるんでしょうね。特に後者...は、Fate/月姫世界との根底の差異に関係ある物語でもある訳ですが....

 

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そして更に隣は 劇場版HFブース。

 

五月にでる円盤やジャケットイラストの展示と。

 

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そしてイライラ棒。参加賞のポスカ。

 

 

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待機列中はこんな感じでアニプレ関係のFate作品のキービジュが流れるなど。

 

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あとはアニプレブースのFate関係(雑なまとめ方)

 

書き下ろしの桜綺麗ですね。

最後のラウンドシアターは、特段Fateのみという話でも無いですがHFの円盤のCMとかは流れてましたかね。

然し、アニプレブースを見てて思いましたが近年でアニプレが請けもっているFate作品メディアミックス多過ぎでは....

 

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次は当日に落丁判明でひむてんの原画集落としたufotableブース。

 

基本的に劇場版HF、衛宮飯、ひむてんがメインですね。

ただ、ひむてんや衛宮飯の原画、HFのプリもアートなどは撮影禁止でした。

 

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須藤監督などのサインが入ったufoの正月ポスターのタペストリー版。

然し、マチアソビまであと一カ月ちょいとは早い。

 

 

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そしてシャフトブース。

 

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展示物は無論Fate/EXTRA LE。このように各キャラの設定絵の原画と完成画の展示。

 

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ここのED絵のユリウスの隣は、土曜日だとカミングスーンでしたが

 

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次の日に見に来たら、やはり追加されていました。

 

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また、シャフトブースはアンケートを行っていて答えるとネロのポスカが貰えたりしました。

 

 

 

まぁ然し、結局尼里はの掘り下げは円盤付属のドラマCDの方でやるんすね。AJのステージ見る限りだと、植田さんや阿部さん、丹下さんも飛ばされた第四階層の内容は知らされてなかったようですが、果たして尼里は関係あるのか否か。

尼里の聖杯戦争は、書く気が起きれば当日記事にするかもしれません。

 

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あと、EXTRA関係で言えば会場内の柱に告知などが。

 

うーん、ザザ鳴りの街...個人的には割と期待していた方だっただけに正直第一階層や第二階層よりうーんって感じでしたかね。はっきり言ってユリウスに関しては用語集とコラムでの補完に頼り過ぎですしね。

然し、ガウェインの方にイルステリアス天動説の表記があるのが気になるんですが...まさか第七階層以降がSP放送...?

 

 

...と、ダラダラ書いていたら昨晩十話の放送終了となりましたが、やはり天動説編でやるようですが然し7月...うーん、ぶっちゃけ第六階層の話は個人的には良かっただけに7月まで延ばされたのは割とテンション下がると言うか...アポクリの方をもうちょっとスケジュール余裕持たせるべきだったような。

円盤もだいぶ延びましたね。8月の終わり頃となると夏コミより後になりそうっすねこれ。

 

というか、第六階層が1番面白かったですね今の所。

 

然し、EXTRAは最終的にどうなるんでしょうかね。まさかあのトワイスですらも諦めつつある末期に陥った世界だったとは思いませんでしたが。あと、何か内容的にも今後の型月世界の展開(主にFGO二部)だったり、月姫世界にもある程度関係ありそうな要素(デッドフェイス)は見受けられますがはてさて。

 

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次はSONYブース。

先日発売されましたが、FGOのサントラの先行視聴が出来て

 

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これが貰えたり

 

 

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あとは、コラボイラスト関係ですね。然し、フォウくんと白いAIBO...これ実質プライミッツ・マーダーでは?という感じではありますが。

 

 

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グッスマブース。

 

 

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こちらは、一番くじ関連の企業の様ですね。

 

 

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KADOKAWAFate関係のサイン本はいつもの如く売り切れと。

 

 

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あとは、残りのFate関係のブースなど。

 

 

おおまかですが、今回の型月(というかFate)関係はこんな感じでしょうかね。

今回は割と撮影禁止が多かったかなという印象です。

 

AJの内容に関してはこんなところで、さて

 

www.youtube.com

 

AJで公開されましたね。ロストベルトNO.1であるアナスタシア。

 

まさかのアヴィケブロン先生と魔獣アタランテをここに投入してくるのは割と予想外でしたね。魔獣アタランテ...宝具の効果による変上によるバーサーカー化なので、クラスとしては宝具の通りならばバーサーカーですが何分異聞帯ですしねぇ。それに、クラスが変上して霊基が登録された例(ヘシアン・ロボ)や、そも適性を持たないクラスで顕現している例(天草四郎)などもありますしね。さてどうなるか。

 

解禁時期自体は割と早かったなという印象です。ぶっちゃけセイバーウォーズの後にもう一個位イベント挟むんじゃないかとも思ってましたし。

 

アナスタシアは結局、20世紀のロシアにおける皇女殿下の方でしたが時代的にはイヴァン雷帝の統治期なのは気になりますが、意図があるのか。いずれにせよ異聞帯とは具体的に如何様な概念かや、アヴィケブロンや魔獣アタランテも登場する以上はアポクリファが「異聞」として扱われている面も気になりますね。アポクリファコラボの方は多分例年のようにマチアソビの時期位でしょうけど。

 

 

あとは、FGO関連で言えば

 

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EXTRA LEのように柱に二部関係のキャラの広告があったり。

言峰の「子供に現実を教えるのは大人の役割」という文言は気になりますね。「出来ない子供に出来るようになれと叱るのは傲慢だ」と、嘆いたのは彼のトワイス・H・ピースマンでしたが。

 

では、こんなところですかね。

アナスタシアは書く気が起きればと内容が面白ければ何か書くかもしれませんが、取りあえずその内Fake関連で一個記事上げるつもりではあります。。

【TVアニメ版】Fate/EXTRA Last Encore 先行上映inバルト9に行ってきました。

 

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本日放送でもアニメ版EXTRA、先行上映でもあり先ほど鑑賞してきたので感想とかまぁ色々と書こうかなと。

 

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来場者特典のポストカードとクリアファイル。

クリアファイルは事前に告知は無かった筈なので貰って驚いたのですが、これは先日のFGOのイベントでも配布されていたようですね。

 

1話だけの上映なら、ぶっちゃけ当日に先行上映やる意味無いだろうと思っていたのですが先週辺りでしたかね。2話も先行上映アリとのことで、一応1話はもう放送ある為わざわざレポート書く必要性が無いので、2話とあとはトークショーに関して述べておきます。

 

1話を見た感想というか見た時の気持ちとしては、しょっぱなから「あー...やっぱりそう...」でした。いやはや、色々と。

 

で、それは兎も角2話ですがアポクリとかUBWとか違い、そもそも原作と大いに乖離してる事もあったり、色々と情報量が多くて覚えきれなかったのと、いつも通りガバガバなのでこんな感じに程度ですね。

 

02話 死相(デッドフェイス)

 

1話からの続き、黄金劇場のただ中アーチャーのサーヴァントに似た何かを撃退したサーヴァント・セイバーと契約を結んだ岸浪ハクノ。

 

上から降りてくる小型ロケットみたいな何か。

セイバー曰く、これに搭乗して↑のSE.RA.PH. ...つまりは、月の聖杯戦争の舞台である本選に進めるんだとか(今までのEXTRA作中内でも見たことのない物体でしたが、ムーンライトバンカー?とかそんな名前だったような気がしますが忘れました)

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因みにこれですね。

シーン変わって割と豪華な印象のマイルーム。

ここは、エクステラでのネロルートの時のマイルームに近かったようなそうでも無かったような。

 

セイバー「傷が癒えぬのだろう。癒すと良い」

モラトリアムにて間桐シンジによって負傷を負ったハクノを案ずるセイバー。セイバー曰く、マイルームにはそういった傷を癒す機能があるとか。

シーン変わり、大浴場。水面には多数の薔薇が浮いてたりとか、富士山の背景があったりとか結構だだっ広い感じな印象でしたね。

 

岸浪「本当だ...」

大浴場の湯を浴びるハクノ。浴びると、セイバーが言っていたように損傷を受けた部分が修復する描写。

全裸で大浴場に乱入するセイバー。

岸浪「お前、ハダカ」

セイバー「テルマエで裸は当然であろう。それに、奏者よ。お前とはなんだ」

 

みたいな会話で、この辺りから月の聖杯戦争とは、セイバーというサーヴァントのクラス名、そもそもサーヴァントとは、真名とはetc...の聖杯戦争の基本的な部分の説明の話でしたね。その中で、聖杯戦争に参加するモノは皆願いを叶えるために戦うなど、モラトリアム中は記憶に制限がかかっているが何れは思い出すなどの話も。

この辺りは、後の方でも触れたりトークショーでも言われていましたが、ハクノがだいぶ無機質な印象を受けますね。

あと、大浴場でのシーンは割とネロが結構素っ裸な感じで、何故かは分からないですが風呂場でやたら動いてましたね(後方にダイナミックな大回転とか)

浴場でセイバーと色々なやり取りをしつつ、シーン変わりマンションの様な一室

セイバー「これに乗って第1層の決勝に向かうのだ」

 

と、なんと唐突に決勝戦が始まる予感。原作などであった七日間の準備期間をすっ飛ばして決勝戦に向かう二人。(まぁ、そこはシナリオが原作通りでもカットされるだろうとは思ってましたが)この時の決勝に向かう装置は、原作のアレと同じ感じなのか気になりました。

 

第1層の決戦会場に到着する二人。目の前に広がるのは原作の如き電子の海...ではなく、いくつものビルが聳え立つ夜の繁華街のような賑やかな都市、祭りの様に騒ぐ数多の日人々。

街の雰囲気としては亜種特異点の新宿やCANAANの上海に近い印象を受けました。

 

セイバー「都市、都市、都市ではないか!」

と、ハクノから「怒ってんの?」みたいな反応をされるも、その実興奮していたセイバー。ただ、セイバーも「話が違うではないか!」と述べていたので、セイバー的にも予想外の展開だったようですね。

そして、二人は街を散策する事に。

シーン変わり、酒場。

セイバー曰く、ただ街をふらついていた訳ではなく情報収集も兼ねていたとかで、その情報によるとこの酒場に第1階層のラスボスに当たる存在が居るとか(街ふらついて手に入ってしまう情報なのか疑問ですけども)

そして、酒場に佇むのはただ一人、ピンク色の長髪の女性...一体ンシス・ドレイク船長なのかは分かりませんが、本来の第1階層の決戦相手というのは合ってるものの、貴様がマスターだなとズレた決戦を挑むセイバーと、ネロをからかうライダー。

 

セイバー「貴様もマスターの一人だろう?余と戦え!」

ライダー「聖杯戦争...願いを叶える...前はそういうのもあったんだけどねぇ、終わっちまったのさ聖杯戦争は」

 

と、1話の冒頭時点から察しはついていましたが、やはりアニメ版EXTRAの世界は...

そして、ライダー曰くこの街の祭りのような騒ぎは今日だけの話ではないと。この街はマスターの安全が保証されていて、皆マスターは既に保有していたサーヴァントを売却したのだとか。

EXTRAのCMで第1階層が「停滞の海」と、扱われていたのも成程という感じですね。

 

そんな訳で、最早第1階層に闘争の兆しすらないという状態にあり、サーヴァントを保有しているマスターは他に一人のみ。

ライダーに「アンタはサーヴァントを売却しないのかい?」という問いにYESと答えないハクノ

酒場を出た二人を取り囲む女性警官6人。

女性警官に「美少女も良いモノだ」と、興奮するセイバー。警官曰く、新設海洋都市ケートゥ?ケープ?の新市長が二人に顔を合わせたい(とかそういう話だったような)ので、新市長の座しているビルへと向かう事に

その二人を高速ビル上から観測する遠坂リン

リン「ついっていっちゃったか。見込み通りだと思ったんだけど」

此方の世界のリンもビルの上に昇るのは好きなんすね。

エレベーターでビル上部を目指す二人。

街の風景を眺めつつ、あれらの人々や予選会場での人々は人間ではないと問うハクノと答えるセイバー、そこにハクノの友はいたのかと問うセイバーと、さぁ、どうだろうと答えるハクノみたいなやり取りが有ったような気がします。ところどころ、多数の屍の映像がフラッシュバックする演出もあったような。

市長室に到着する二人。

そこで出迎えていた新市長(を写した映像)こそが、なんと間桐シンジ。

市長ことシンジ曰く、先のライダーが述べていたように月の聖杯戦争などという古臭いモノはもう執り行われておらず、サーヴァントという凶悪な存在も排除し、令呪で拘束し最終的に分解、街の運営のリソースに充てているんだとか。

 

この街に必要なのはサーヴァントではなく、時に伴侶であり時に家族ともNPCの方と語るシンジは、ハクノもセイバーを売却しないかという提案をするも、ハクノは断ると。

で、その返答を聞いたシンジは強制的にセイバーとハクノを始末する事にすると、何らかのシステムを起動したようで、ハクノとセイバーが分離してしまうと。

 

セイバーはシンジをどうにかしようとしますが、シンジ曰く過去にサーヴァントは分解したが目を着けていた一部のサーヴァントはクラス・バーサーカーのサーヴァントとして何体かは残していたようで

「ダレイオス三世」「フェルグス・マックロイ」「レオニダス一世」がゲスト出演。

アニメ版EXTRAの世界の扱いがまだ何ともではありますが、この三体のサーヴァントも月の聖杯戦争で召喚されていた128騎の内の一騎と考えても良いんでしょうかね。

 

この三騎と応戦するセイバー。

セイバー「余がそちらに向かうまで無事でいてくれ奏者」

 

と漏らすセイバーに対し、警官六人に囲まれたまるハクノ。

セイバーの思いとは裏腹にハクノを始末しようとする警官六人は、各々有するサーベルをハクノに刺し倒れるハクノ。

 

で、倒れ流血するハクノですが、ここでも確か屍のフラッシュバックの演出が入って、ハクノが「復讐が~」と述べて(月の聖杯が憎いとも言っていたかな)なんか物凄い表情をして...終わり。

みたいな感じでしたね二話。

 

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最後の表情は割とマジでこんな感じの凄い表情をしていた気がします。。

 

所感や諸々は最後の方で述べますが、何というか一話もでしたが二話も全く原作と異なるので色々と脳内で整理したり考えたり、他にも新情報が有ったりで細かくはちょっと覚えられなかったっすね。

 

次はトークショー

 

司会はFGOのイベント系でも登壇される事が多い、アニプレの金澤さん。

植田さん→阿部さん→丹下さんの順で登壇。

・挨拶

阿部さん「岸浪ハクノ役の阿部敦です。何故か漢字が違いますけど、よろしくお願いします。」

丹下さん「よろしくお願いします」

植田さん「よろしくお願いします」

 

・第二話までを鑑賞しての短い感想

丹下さん「ヤバいと思った」

阿部さん「マジ卍って感じでした」

植田さん「途中から?しか浮かばなかった」

 

・改めてアニメ化しての思い

植田さん「(EXTRAから)八年も経ってるのが驚き。EXTRAも相方がアーチャーじゃなくてランサーだったり、奈須さんから新しいFateをやるという話は聞いていたけど当時も?で、デジャヴな感じ」

丹下さん「ラジオ(月海原学園)の時からFate先輩の植田さんから、やりたい事を言っていったら実現すると言われていたので当時から言っていたけど、それが実現した」

阿部さん「(ドラマCD)から五年もたってるのが驚き。セイバーが喋っているのを見ると凄くうれしい」

 

と、述べられていました。この時の話題は、事前にEXTRAシリーズの話が出ていて(原作やドラマCD版)その流れでの御三方のご回答だったり、あとは原作のEXTRAをプレイしてる人がどれだけ居るかという問いに私含めて既プレイの方は多かったですね。

あと、丹下さんはその植田さんのアドバイスを参考に、年末のFate Projectでもアピールする発言はしていたけど実際にはカットされてしまったとか何とか。

 

・アフレコ現場での雰囲気はどんな感じか

植田さん「サーヴァント勢の方々の演技ゾクゾクする。今までにないゾクゾク感。」

丹下さん「キャラ同士の掛け合いが楽しい。ドラマCDではハクノが結構喋っていたのに、今回は何故か寡黙。生まれたて?と思っちゃって、逆にセイバー喋りすぎにも程が有ろうという位喋っていた。」

阿部さん「謎が多いのは僕らも同じで、この時点であの人と会っちゃうの!?とか。キャストさんと一緒に「あれどういう事なんだろうね」と、話したりもする。奈須さんに聞いても「来週をお楽しみに~」とはぐらかされる」

 

次はキャラの設定絵を見つつ、各々のキャラについての話です。

・岸浪ハクノを演じて

阿部さん「最初に演じたのはドラマCDですが、(岸浪ハクノ)の音は同じだけど漢字が違うのもそうだし、やっぱり何か違う。二話の終わり方も何なのという感じで分からない事が多い」

丹下さん「私もハクノはドラマCDでは”ボク”なのに、アニメだと既に”オレ”と言っていたりどうしたの?と思った。男らしくなってるとも感じた」

 

やはり、岸浪ハクノ違和感は皆さん感じているようですね。最後の方にも述べますが、そうなんですよね。アニメ版のハクノは淡泊というか無機質というか何というか。

ただ、丹下さんの仰られていた一人称の差異は語られるまで気付かなかったのと、すぐにピンとこなかったので本放送とドラマCDは聴きなおし、見直してみようかなと思います。

 

・セイバーについて

丹下さん「一話の冒頭からセイントお兄さんみたいな人と戦ってましたけど、動いているのを見て頑張ろうと思ったり、勇気をもらった」

植田さん「今までのイメージとは違って、肉厚...豊満な肉体だなと思った(風呂場のシーンで)。イメージとしてはプリプリとした可愛さ。可愛い色っぽさ」

阿部さん「セイバーは変わらないなと思った」

と、述べられていました。あとは、丹下さんはアニメのセイバーは顔が可愛いくて、どのシリーズのネロより可愛くなってると感じたとか。

 

・遠坂リンについて

植田さん「EXTRAのリンはかわいらしとずっと思っていたけど、それは外見だけで中身は大人しい。今回のリンはある意味完成された可愛さ」

丹下さん「監督からもFateで分からない事があったら植田さんに聞くように言われているようにFate先輩で、リンも同様に頼りになる存在」

 

シンジとサクラに関しても有りましたが、阿部さんがあの野郎~!と仰られていましたね。

 

ここで、トークから切り離されて第三話の予告CMが流されました

 

会場限定の映像とはこれの事だったのでしょうね。

 

一応覚えてる範囲で書き出すと

 

暗いマイルームのような部屋

ハクノ「オレの記憶は学園最後の一日だ(その前に、覚えているのは~みたいな台詞が有ったような)」

室内でPCを弄るリン

リン「あれが最後のマスター間桐シンジよ。」

シンジとセイバーが交互に移る

シンジ「クズ(?)達の為にこの街を作ってやったのに」

みたいな台詞。

リン「シンジは殺させない。私があいつを有効活用してやるんだから。」

 

月の聖杯戦争 再演 の文字。

 

停滞の海の夜の街とは対照的な明るい場所で

ライダー「さあ!久しぶりの戦闘だ!」

シンジ「やれ!ライダー!リソースは気にするな!全力でいけ」

みたいな台詞。

で、浮かぶゴールデンハインド号と対峙するセイバー。

みたいな内容だった感じですね。最後は誰かの台詞があったと思いますが忘れました。

 

なので、一応ドレイク姐さんVS赤王の戦闘自体は三話でちゃんと起こるようですが...月の聖杯戦争の再演...この世界はやはり。

そして、第一階層の停滞の街はどうやらシンジが構築したっぽいですね。何故、シンジが市長を務めてるのかなどの疑問も有りますが。

 

そして、第三話の予告に続いてOP映像の公開も有りましたが、滝のような場所で影のようなモノとずっと剣劇を繰り広げてるような内容(途中で髪がほどける)で、最後に片目から流血してるアップで終わりというような感じだったかなと。

 

...という、ニ連続で会場限定での映像が流されました。

丹下さん曰く、OPの映像は昨日の夜20時に上がったそうです。EXTRAの製作もこれはかなりギリギリですねやはり。

あと、植田さんや阿部さんはEDの曲に惚れてCDを購入されたとか。

 

個人的な話ですが、EXTRAのOPを担当されてるTMの西川兄貴は好きなアーティストさんだったりするので、今回のアニメ版EXTRAでの嬉しい/楽しみにしていた点だったりします。

 

あとは御三方のご挨拶で〆と。

 

そんな訳で、先行上映行ってきましたが、原作と全く異なる展開から始まった第一話・第二話に、第三話・OPの公開と、色々と情報が多くかつそれを脳内で整理しつつ色々と考えていたので、ちょっと覚えきれなかったですね。

 

一話は先ほど本放送が有ったので見返しもしましたが。先ず今回のアニメ版EXTRAの所感に関して。

 

先ず、冒頭からセイバーVSセイヴァーたる覚者との戦闘。

消滅するザビ子と、敗北した赤王。

聖杯戦争はとうに喪われた」と、語る言峰綺礼

三話の予告や二話の話からも察するに、やはりこの世界での月の聖杯戦争は一度結末を迎えた事が前提にあるようですね。

 

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PVの時点からも「王は完成し眠りについた」などや、書文先生がバーサーカーとして顕現している時点であれではありましたが。

 

個人的に気になるのが、このEXTRAの世界は一度月の聖杯戦争の結末が出ていますが、単に原作通りのルートのままにハクノがトワイスとセイヴァーに敗れたのか否かなんですが。

 

阿部さんも疑問に思っていたように、主人公のベースとなるハクノの名前が「岸波白野」ではなく、あくまで「岸浪ハクノ」で通されている点。

そして、本編以前に行われた月の聖杯戦争時に男性としてのハクノ以外に、やはり過去のPV通りザビ子の方が、なのか、もなのかは分かりませんが居たと。

で、あのザビ子が消滅する時の彼女の居た場所が、セイバーVSセイヴァーの決戦場たる七天の檻ではなく

 

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こっち、つまり七回戦の決戦場の方が近いと個人的に思えるんですよね。

 

なので、この世界の月の聖杯戦争土台は

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201611.html

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やっぱりこっちの、エクステラZeroの方なんじゃないかなと思いました(名前が"岸浪"白野。ザビ子の方も存在する。ザビ子は七回戦目で敗北する)

CMでも無限の───と、無銘の存在を仄めかすのもありますし、あと四回戦のサーヴァントの存在がCMでも確認されていないんですが、これもキャス狐だけはあの世界だとムーンセル中枢に至る途中で月の裏側に落とされているので、その影響でアニメ版本編には居ないんじゃないかなとか。

あと、脚本に桜井さん加わってらっしゃるんですよね。

 

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あと。第一話でハクノを追い詰めていた、無銘と思わしき存在の見た目も確かに半身が崩れているというかバッサリいってたので、色々な要素を考えて個人的にはあの世界は「エクステラZero寄りの月の聖杯戦争」で、岸浪ハクノがトワイス&セイヴァーに敗北した後のIFの世界なのかなと思ったりしてますが、まぁどうなんでしょうね。

 

新キャラの存在もいるので、単にエクステラZeroの世界なのかも少し疑問ではありますし、あと後で述べると言っていましたが、主人公のハクノがやはり違和感有りすぎて、復讐を糧に戦い抜こうとしてるのが引っかかりますし

 

エクステラZeroのプロット段階の聖杯戦争時のハクノは、「恨まない」事がやはり根底にあるとされていますので、アニメ本編の岸浪ハクノは、本当にキシナミハクノと同一の存在なのかも疑問ですが。

 

一応、EXTRAにはトワイスとセイヴァーに敗北した場合のパターンの結末もありますが、その結末になぞった後の話なのかなど、シンジが一応三話では敵として戦うっぽいのでその流れであれば他のマスターも出ると思いますが、本当に出るのかなど疑問は尽きないですね。ラニに関しては予選の段階から既に姿が見えませんし、リンも第一階層からハクノを観測していますが、ではクー・フーリンはどうしているのかなども。

 

あとは、このアニメ版本編本放送とは別にやるとされるSP放送がどうなるかですよね。

個人的には、そのSP放送であるイルステリアス天動説では、此方の本放送が始まる以前に行われていた、あの世界での月の聖杯戦争の内容をやるんじゃないかなと考えていたりしますが。

 

取りあえずは、アニメのハクノやあの世界は私達の知る、いままでのコミカライズやドラマCD、原作や何とかテラの土台とは全く異なるのというのと、EXTRAそのままを映像化するとか言ってた某シャンピニオンの発言はやはり嘘っぱちでしたね。

 

そんな訳で、遂に始まったアニメ版Fate/EXTRA、そして先行上映でしたが、まぁ原作のEXTRAとは全く異なるシナリオだろうなというのは分かり切っていたのと、全く異なるEXTRAとして割り切っているので見る事は見続けますが、正直言うと二話まで見て今後展開が楽しみかと、問われると今のところそうとは思わないのが正直なところですかね。

 

元々、エクステラエクステラZeroも正直言って好きじゃないのはありますが、こういった形態でEXTRAのアニメ化を見たかったかと言うと、やはり個人的には違うなと思ったので(まぁ、コミカライズやドラマCDの展開をしてきた上でそのまんま原作焼き直しは新鮮味が無いのも確かな話ではありますし、あれあのまんまアニメ化も厳しいだろうとも思いますが)

 

戦闘シーンの作画は割と悪くないなとは思っているので、今後の話の戦闘パートは楽しみではあったりはしますが、ただやっぱりネロの作画・キャラデがちょっとキツイかなと思いますね。ハクノやドレイク姐さん何かは悪くないのですが、何かネロがちょっと。

 

こんな感じですかね。

一度月の聖杯戦争終結を迎えた後の世界であろうとは推測できますが、この先の展開は全く以て読めないので、果たして七天を越えた先はどのような結末が待ちうけるのか。

 

あと、そういえば全くEXTRAとは関係ないですが、蒼銀のドラマCD第二巻も購入して聴き終りましたが、やはり良い感じですね。

再構成されて頭に入りやすい構成になっているのと、新規追加台詞・パートも組み込まれているので色々と補完にも成りましたし。

 

あと、小説の方でプロト世界の歴代のハサン・サッバーハの中に空想電脳を会得したと思われる描写が有りましたが、Fake世界でも歴代のハサンに静謐が含まれていたようにこの辺りはプロト世界と型月世界での事情は同じっぽいですね。

 

では、この辺りで。

【FGO2部】Fate/Grand Order Cosmos in the Lostbelt

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どうも。

2017年末から一気に情報開示をしてきたFGO2部ですが、序章やアニメ・ロストルーム、第二部のPVから、個人的に気になった点を摘出しようかなと思いましたんで書きます。

 

第二部 序/2017年 12月26日

 

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この日を以て、レイシフトが凍結されたと。

 

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セイラムの時点から言及されていましたが、魔術王が残した最後の残滓により生成された亜種特異点IVを最後として、既に魔術協会内でレイシフトの凍結は可決されていたと。

そして、レイシフトは確かに「タイムトラベルと並行世界の合わせ業」であるという設定は一部媒体で語られておりますが、そういった過去跳躍要素を含むが故にレイシフトは正しき人類史への叛逆であり、人理の安定下では使用すべきモノではないとの事(※ただ、第一部の序章では、オルガマリー・アニムスフィアはレイシフトが過去跳躍によるタイムパラドクスの発生が起こるのでは無いかという問いに特異点に対して使用するから問題無いとは回答しています。まぁ、調査対象が特異点たる特異点Fであるが故の回答ではあるでしょうけど)

 

ここで個人的に気になるのは、人理が安定下ではレイシフトは使用すべきモノではないらしいですが、「事件簿」でこれと性質が似ていると思われる「七大兵器・ロゴスリアクト」なるモノが明かされて、そのロゴスリアクトと更に類似すると思われる「タタリ」という駆動式を1000年単位で稼働し続けられる月姫世界はどういう状態なのかというのが。人理が不安定なのか、或いはそもそも人理が脈動すらしていないのか、人の理ではない異なる理が命として脈動しているのか…

とはいえ、その時間跳躍要素が正しき人類史にとっての叛逆なので、そこにタタリは抵触するのか不明ではありますが。

 

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人理焼却破却後は、一部のサーヴァントのみがカルデアに残った。という扱いでしたが、全ての不穏因子が取り除かれた、二部序章ではGrand Order発生以前から召喚されていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」以外は例外無く退去したとの事。

いやまぁ、もう一人残ってた訳なんですけどね。とはいえ、ホームズは英霊召喚を介さずレイシフトを利用してカルデアに入り込んでるので、厳密に言えば召喚されたサーヴァントでは無いんですけども。この辺りも未だに謎ですね。ホームズがレイシフトを利用出来ていた真意。

 

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今まで顔見せは無かったカルデア職員登場。左から「シルビア」と「ダストン」職員。

ダストンが述べているように、カルデアという施設は、人理継続という名の下に魔術では測れない地点があるように、逆に科学でも測れない地点があるように、本来なら魔術世界においては禁忌ともされる「魔術」と「科学」の融合の思想を取り入れ、両方面の人員が集結しているので魔術に身を委ねていない職員もいると。

 

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左側のシルビア女史は、時計塔のとある一派にスカウトされた故にロンドン行きとの事。

何処からスカウトがかかったのは不明ですが、カルデアスの新型機…実のところ「事件簿」では、オルガマリー・アニムスフィア曰くカルデアスと似た様なモノは「法政科」も保有していると語られていますが…はてさて。

 

人理焼却により、当時カルデア所長として勤めていたオルガマリー・アニムスフィアと、以降所長の代行として勤めていたロマ二・アーキマンの喪失。人理焼却破却を経て、次は新しいカルデアの所長が人員を引き連れ訪れるとの事。

 

序/2017年 12月27日

 

そして、訪れた査問団と新しいカルデアの新所長。それこそが…

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「ゴルドルフ・ムジーク」

 

まさかのムジーク家所縁からの抜擢。

新所長が来るという話自体は、セイラムの時点から言及はされていましたが、個人的には天体科所縁か他の科を担うロード辺りかなと思っていたのですが、まさかの全く関係無いムジーク家。

どうにも、ゴルドルフ所長はカルデアに価値を見出し買収したとか。

 

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以上が、大まかなゴルドルフのスペック。

言うまでもない事ですが、「ムジーク家」は異なる世界において「ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア」を長とする一族に取り込まれた家系であり、ルーマニア・トゥリファスを舞台とした聖杯大戦に参加した「ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア」の縁者ですね。錬金術の家系と何より見た目がどうしようもなく遺伝子を引き継ぎ過ぎているので、間違いなくあのムジーク家ですね、

 

気になるのはゴルドルフですが、どう見てもそうは見えないですが28歳。

一応、「カウレス・フォルヴェッジ」や「殺生院キアラ」などを例としますが、初出作と違う作品(編纂事象内)での年齢にズレは生じてないので、ゴルド・ムジーク(そもそも名前が違うんですけども)は2003年頃で36歳なので、ゴルドではなく

 

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ムジーク家の嫡子との事なのでアポマテから存在は語られていた息子なんでしょうね。

 

そこは兎も角、まさかのムジーク家。

ここ近年で、「カウレス・フォルヴェッジ(事件簿)」や「セレニケ・アイスコル(氷室の天地)」など、聖杯大戦が起こり得ない場合の世界のユグドミレニア一族に取り込まれていた黒の陣営の人物達がちょくちょく示唆されてきて、遂にムジーク家も触れらたので、面白くなってきた感じです。

で、事情が「Fate/stay night」に近い(第五次聖杯戦争まで発生した)「Fate/strange Fake」の世界では、実のところ20世紀半ば頃から既にユグドミレニア一族自体が衰退していて門閥が解体され「ツークツワンク」もフリーの魔術集団として活動しているという状態になっており、フォルヴェッジ家やムジーク家はユグドミレニアを冠していないので、アポクリ以外だとそもそも取り込まれる事自体無かったんでしょうね。

ムジーク家自体、一応アインツベルンの背に手が届く...位には能力はあったとされているので、ユグドミレニアに取り込まれなければ、まぁそれなりの立ち位置に留まれた感じなんでしょうかね。

 

ただ、気になるのが先に書いた「ひむてん世界(恐らくは先述のFake寄りの世界)」だと、セレニケがルーマニアに用で訪れているので、アイスコル家に関しては聖杯大戦が起きずともユグドミレニア一族と繋がりがあるのかもしれないので気になるんですよね。

Fake世界で、ユグドミレニアが衰退してるのも、第三次でダーニックが大聖杯を奪取出来なかったのが原因かなぁと思ってたりするんですが、聖杯戦争が一回しか起きてないFGO世界だとユグドミレニアの情勢も違うかもしれないですし、まだ色々と気になりますね。z馬やダーニック本人もどうしているのかなど。

 

そんな訳で、ゴルドルフ率いる査問団の来訪ですが、もう一人衝撃的な人物の登場。

 

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なんと

言峰綺礼」 

の、登場と。

 

本来…というか、Fate/SN Fate/HAに連なる世界においては

 

言峰綺礼

あの男だけはこの『再現』には含まれない。

第五次聖杯戦争において、あの男が『最後まで生き延びる』可能性が、どの結末にも無かったからだ。

……あの男は、第四次聖杯戦争を生き抜いた段階で、五回目に必ず死ぬという結末を約束されていた。

 

 と、語られているように、第四次聖杯戦争→第五次聖杯戦争が起こり得る世界において、綺礼は必ず第五次聖杯戦争で死亡する事が約束されています。

が、先述のように

 

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FGOの世界における冬木の聖杯戦争は、何が原因か未だ不明のままですが、2004年が1回目。という扱いなので、そもそもSNとは前提が異なるので死亡していないと。

実際に、同じく第四次・第五次聖杯戦争が発生しなかった「Fate/Apocrypha」の世界での綺礼も同様に死亡せず、苦悩と葛藤しながら人生を歩んでいるという扱いではあったので、存在しているのならやはりとは思いましたが、しかしてさてこの言峰は…

 

あと、因みに言峰綺礼の年齢ですが彼は1967/12/28生誕なので、この時点(2017/12/27)だと正確にはまだ49歳ですね。

 

そしてもう一人の団員が

 

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「コヤンスカヤ」

 

 気になるのは、フォウくんをフォーくんと呼んでいるので、アレが本来七つの人類悪・ビーストの一角であり、災厄の獣ビーストⅣであるのを把握してると思われる点ですが

 

 

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神代の女神である「イシュタル」が災厄の獣を知っていたり、「キャス狐」が本能的に魔術王の中身をビーストであると察知していたので、これらの例と同じロジックやもしれませんね。

 

 

後に重要な存在として明かされましたが、一部でも少し触れられていた本来特異点Fを調査する予定だった七人のAチームのマスターたち。

 

 

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キリシュタリア・ヴォーダイム

所属:時計塔 天体科主席

概要:家柄、魔術回路が千年単位の歴史を誇る名門出。オルガマリー・アニムスフィアよりもロードの後継者として相応しいと噂された人材。魔術師としての能力は彼が一番。

召喚予定サーヴァント:クラス・ランサー

 

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オフェリア・ファムルソローネ

所属:時計塔 降霊科

概要:特別な魔眼ホルダー。人種的な理由から、契約するサーヴァントに拘り有り。

召喚予定サーヴァント:クラス・セイバー

 

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カドック・ゼムルプス

所属:不明

概要:境遇は藤丸立香と類似し、平凡な魔術師だがレイシフト適正が高い。魔力量が少ない為、燃費の悪い戦闘用のサーヴァントを避ける傾向にあった

召喚予定サーヴァント:クラス・キャスター

 

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スカンジナビア・ぺペロンチーノ

所属:フリー

概要:国籍不明。名前も恐らく偽名。マリスビリー・アニムスフィアが旅先で出会った魔術師。風貌はイタリア系だが、仏教・インド神話に博識であり『何度も滅びては繰り返す神話観』を好んでいた。

召喚予定サーヴァント:クラス・アーチャー

 

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芥ヒナコ

所属:時計塔 植物科

概要:元はカルデアの技術者として務めるが、その才能をマリスビリー・アニムスフィアに買われマスター候補生として抜擢。妙なオーラが有った。

召喚予定サーヴァント:クラス・ライダー

 

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ベリル・ガット

所属:不明

概要:不明

召喚予定サーヴァント:不明(該当者から絞るに、恐らくはクラス・アサシン)

 

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デイビット・ゼム・ヴォイド

所属:時計塔 伝承科

概要:伝承科から追放された経歴を持つ。Aチーム唯一の不明、危険人物。レオナルド・ダ・ヴィンチ、マリスビリー・アニムスフィアも才能を評価していた異常者

召喚予定サーヴァント:クラス・バーサーカー

 

以上が本来2015年のファースト・オーダーの遂行役でもあった七名と。

まぁ、後々重要な存在として出ますが、ここで個人的に気になったのが、芥ヒナコの解説の際に植物科が「魔女学」を専門としている学部だと明かされましたが、事件簿にて植物科の現ロードが「ロード・アーシェロット(金狼べオに曰く、産業革命の時代から端を発した魔女の家系)」と明かされていますが、植物科の読みが(ユミナ)であり、最後の魔女と呼ばれる「久遠寺有珠」の魔術系統が「ユミナ」、そしてアーシェロット縁の「メイ・リデル・アーシェロット」と有珠は古くからの交友関係にあるのも、やはりここは偶然ではなく色々と繋がってるようですね。

元々、ユミナの学部の創立者がそういった魔女に類する魔術師(それがマインスターなのかは知りませんが)な感じなんでしょうか。

 

そして、ぺペロンチーノ、これはどう見てもアルジュナが召喚されていたのでは感凄い。

あとデイビットの冠する「ヴォイド」は、何とかテラ的な観点だと遊星の卷属の意もありますが...

 

序/2017年 12月31日

 

そんな訳で訪れた2017年最後の日。

 

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個人的にここ気になったんですけど、わざわざ「言峰」という自分の名に反応し「意味が無い」と言うのは、違和感あるんですが多分これ”言峰綺礼”その人そのままでは無さそうですよね多分。

 

でまぁ、Aチームのマスター達が居ないと。

 

襲撃が始まる訳なんですが

 

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型月の設定とは関係ないんですが、この襲撃者..最初見た時「なんか凄い既視感あるな...」と、思ったんですが、あれと風貌めっちゃ似てるんですけど、これペスト医師そっくりですよね。

 

 

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今までに召喚されたサーヴァント達との縁が記録された霊基グラフ。

敵方はこれを狙っているようですが、その理由とは。

 

 

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カルデア以外では英霊召喚が不可能というのも気になっていて、一応出来なくはない(上級死徒の同士の接触と霊脈をリンクさせるという相当な荒技ではありますけど)んですが、流石にそこまでの可能性をロマンとかは把握してないだけという感じですかね。

あと、逆にGOの世界は冬木の聖杯戦争が2004年が最初だったり、グランドオーダー発生以前まで、カルデアでの英霊召喚の成功例があまり無かったりとか、安定して英霊召喚が行なえるようには見えないんですが、そこも未だに気になります。

 

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オプリーチニキ。イヴァン四世を思い浮かべましたが、さて。

 

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そして、カルデアを凍結する謎のサーヴァント。「異聞帯のサーヴァント」と呼称される彼女は、今までのどのサーヴァントも異なると。

発言的にコヤンスカヤも異聞帯のサーヴァントになるんでしょうかね。

 

 

で、シェルターに帰還しましたが

 

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仕留めるのなら、一撃で息の根を絶つ。騙し討ちとはこうやるんだよ。

 

とは、皆大好き私も超大好き橙子さんの言ですが、ジョージさんのキャラに穿たれる天才魔術師の構図は紛れもなく矛盾螺旋

 

 

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事前に霊基グラフの話もあったので「最悪、再召喚できるだろうから大丈夫じゃない?」と思いつつ見てましたが、再召喚どころかすぐに復活。

 

元々

 

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ダ・ヴィンチちゃんのやってる事は、天才美麗冠位人形師の橙子さんと同じという設定はあったのですが、本当にまんま同じですね。(橙子さんの人形リレーも、「魂の転生」や「意識の転移」等ではなく「記憶の継承」による継続方法とされていますす)

 

とはいえ、ダ・ヴィンチちゃんのスペアのスペックは幾分かオリジナルより格落ちしている模様なので、全くの同一個体の人形(DNA鑑定もなんのそののクオリティ)を生み出せる橙子さんの方が人形作りに関しては一枚上のようですね。流石は橙子さん。冠位に至った魔術師はやはり格が違っていたのだと、再認識させられたシーン。

 

そんな訳で、やはり味方でもなかった言峰綺礼。プリヤ世界以外じゃ信用ならない。

 

然し、気になったのはダ・ヴィンチちゃんを仕留める際、綺礼は素手で霊核ブチ抜いてるの相当アレなんですけど、これは手に魔術を施しているのか(でもなければ、神秘を纏ってない一撃なんて通る筈無いですし)或いは…

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彼が、異聞帯側に属している点や「サーヴァントは良いモノだが英霊という概念を嫌悪している」と、考えると、サー…?なんでしょう。

 

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そして、破壊されたカルデアを飛び出したカルデア一行。乗っている機体の名称は「虚数潜航艇シャドウ・ボーダー」と、呼ばれるモノ。

 

そして、長らく不明だったカルデアが設立された場所。

 

 

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南極大陸

各国が私的に運営する事を防ぐ為など、色々と理由有りきでここにした訳ですね。

 

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言峰綺礼に曰く、疑似天体モデル・カルデアスとはやはりアニムスフィアが、独自の方法で根源へと至る為の手段であったと。

 

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ここは、終局特異点でも触れられていましたが、つまるところマリスビリーにとって人理継続は、やはりあくまでも根源到達の為の”手段”に過ぎなかったのでしょうね。その為に、カルデアスそしてレイシフトが必要だったのだと...

 

ところで、アニムスフィアの家系の歴史が2000年を誇るという、かのバルトメロイと同等の歴史であるのが明かされましたが

 

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そうなると路地裏ナイトメアのこのレフの言っていた「2000年」って、普通にアニムスフィア家そのものの事を指してたっぽいですかね。

てっきり、神代が終わって以降西暦になってからか、救世主が原罪を清算して以降の人類の在り方を暗喩してるのかと思いましたが。

 

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レイシフトが、彼ら敵側にも防げない脅威との事。

 

そんなこんなで、南極大陸上を滑走する一行の前に

 

 

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真っ直ぐに落下するモノ。

 

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そして、敵側からの声明。

 

 宙より君臨した神の選抜により、「キリシュタリア・ヴォーダイム」率いる七人のAチームマスター改め「クリプター」と呼称するモノたちによる正しき人類史への叛逆、人類の偉業の凍結により「古く新しい世界」へと生まれ変わる事が目的とのこと。

 

英霊剣豪七番勝負にて「キャスター・リンボ」の背後に居た「異なる星の神」と、セイレムにおいての核ではありました「異星の神々」とは、予想に反し全くの無関係な案件でしたが、リンボの背後にいたのは此方でしたか。

 

この辺りは、後に記述するPVの方でも色々と関係のあるワードの真意が明かされますが、然しながらヴォーダイム曰く「今一度、世界に人ならざる神秘を満たす。」「神々の時代を、この惑星に取り戻す」のが目的の様ですが

 

「だからもし───そうだね。もし、もう一度この星をエーテルで満たそうなんて考えるヤツが出てきたら、そいつの工房は間違いなくこの島に作られる。ここは神代最後の痕跡にして、世界をひっくり返す為の支点にも成り得るんだから。」

 

 と、かつて「花の魔術師マーリン」が語っていた「この星を再び(真)エーテルで満たそうとする輩」というのは、この事を予見していたのやもしれませんね。

 

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なるほど? 

 

マリスビリーも神代が途絶えた理由を気にしていました(というか、その一点こそがカルデアスやレイシフトの完成させるに至った)が、敵側と関与は有るのか無いのか(とはいえ、言峰綺礼がアニムスフィアの追い求めた結晶であるカルデアスを容赦なく凍結しているので、直接の関与が有るかは何とも。)

 

何故、ソラからの君臨者達が神代に回帰させようとするのか。その真意とは果たして。

 

魔術王の次なる敵の声明と同時に前方から多量に顕れるオプリチニキ。正面突破は不可能。故にこそ

 

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其は、人類初の魔術旅行。”あると定義しなければ成立しない世界”、即ちマイナスである虚数の世界への挑戦。

......と言う事で、虚数世界へと元カルデア一行は突っ込んで行きましたという訳なんですが

 

この際に使用されたのが「虚数観測機・ペーパームーン」と呼ばれるモノで、アトラス院から提供されたモノのようで、当初「お、これはまさか」と思いながら読んでいて、それは先で明かされた通りではありましたが、然しこれがカルデアが当初予定していた事象干渉手段であった点は気になりますね。

 

ひとまずは序章はここまで。

 

 

FateGrand Order MOONLIGHT LOSTROOM

 

何故の抜擢かは不明ですが、今回のFate Projectは劇場版HFの特番に引き続いて最初から最後まで本田貴子さんがナレーションを務めるという神番組でしたが、その冒頭に流されたアニメ・ロストルーム。

 

時系列的には、序/2016年 12月26日頃前後と思われますが、マシュがクリスマスの帽子を着用しているのと、クリスマス休暇がどうの言ってるのでクリスマスでしょうかね。どうにも藤丸が見当たらないと。

 

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マシュ「ロスト...ルーム?

ダストン「うん。ちょっとした怪談だ。午前零時に入ると、失われたモノを見る或いは失うモノを見る。なんて報告が多発してね。今では倉庫として忘れ去られた、前所長時代の遺物だよ

 

ロストルーム。

 

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どうにも。ここに行ったらしい。

 

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オルガマリー「カーストによる人類の再整理なんてさせるものですか。生まれた時点で定められる社会なんて私は認めない。

 

李書文」を破る「ラーマ」と、久々に見た気がする「オルガマリー・アニムスフィア」と後方に控えるサーヴァント達。

左から「女王メイヴ」「鈴鹿御前」「メフィストフェレス」「カーミラ」「クー・フーリン【オルタ】」「エミヤ【オルタ】

法則性があるのかは不明なのと、鈴鹿御前とエミヤ・オルタは判定として微妙なところですが、オルガマリー側は今迄の特異点でどちらかと言うと敵側に属していたサーヴァントが主ですね。

 

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ラーマ同様、オルガマリー側と対峙する「ナイチンゲール

 

 

オルガマリー「マスター適性さえあれば、貴方一人に得意げな顔はさせないわ。

 

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なお、適性は無い。

 

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ただ、マスターとなっているこの空間では、令呪は刻まれているようではありますが。

然し、父親のマリスビリーはかつて冬木の地で聖杯戦争に参加しているので、恐らくマスター適性はあると思われますが、娘のオルガマリーはマスター適性もレイシフト適正も無いというのは未だに謎ですね。クー・フーリンはこれを「呪いか何かか?」と言っていましたが、これも謎のまま。

 

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賢王ギルガメッシュ」と「女神イシュタル」と、その攻撃を防ぐオルガマリー。

これ、普通に神代のサーヴァント攻撃防いでるの中々にヤバい気がしますが、さすアニムスフィアってところでしょうか。両サーヴァントを迎撃したのはエミヤ・オルタとメフィストフェレス

然し、ラーマとナイチンゲール同様、オルガマリーと対峙しているのは、各特異点カルデア側に属していたサーヴァントばかりですね。これは何らかの示唆なのか。

 

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レフ「オルガ。話の続きを良いかな?

マシュ「先日観測されたカルデアスの未明地点に関する話です。所長。

オルガマリー「そうだったわね...これは忌々しき事態です。現在まで定まっている人類史を乱す特異点になりかねない。協会と国連になんて報告すればいいか...」 

 

場面変わり、目覚めるオルガマリー。そして、此方も久しく見ていなかった今は亡き「レフ・ライノール・フラウロス」。そして、マシュ。と、「ロマニ・アーキマン」。

話の流れ的には、人理焼却が発生する以前且つ「特異点F」が観測され始めた頃っぽいので2015年頃のようですね。カルデアスが異常を発してから一週間程でもあるようなので、割と早期の段階の時系列の気が。

 

 

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オルガマリー「人理保障機関カルデア。私の父が創立した、未来を保障するための機構。私の家系アニムスフィアは遥かな昔から天体運動を研究し、司る魔術師だ。アニムスフィアの使命、一族をかけて成し得るべき命題、グランド・オーダー。それは、この惑星の人類史の保障に他ならない。私達は人類史を見守り、その先に未来が確かに続いている事を見る一族。

未来を創る、なんて大きな事は言わない。ただ、未来は”在る”のだと、他の魔術師達に伝え保障するのが使命だった。アニムスフィアはその結論として、この魔術礼装を作り上げた。疑似天体カルデアス。惑星に魂が有ると仮定し、その魂を複写し、極小のモデルケースとして出力したモノ。このもう一つの地球に、我々は干渉できない。位相が違うからだ。けれど、こうして見る事は出来る。

父はカルデアスの設定を100年後に定めている。カルデアスの文明が灯っていれば、人類は100年後も存命している。と、証明できる。カルデアスは同時に、地球のライブラリとして機能した。100年先である未来の詳細は観測できない。未来は変動するモノだからだ。が、確定した過去の詳細は引き出せる。言わば、人類史の過去に向かう際の羅針盤だ。人体を霊子分解し、過去に出力するレイシフトも、カルデアスがあればその成功率は格段に跳ね上がるだろう。

父はこのカルデアスを作り上げ、これを運営し、観測する組織としてカルデアを作り上げた。偉大な研究者にして魔術師だった人。その父も、3年前に私を残してこの世を去った。2012年、所長室で遺体が発見されたのだ。病死であったのか事故死であったのかは、今も判明していない。私は父の死後、このカルデアを引き継いだ小娘だ。父は私に何も残してはいなかったけれど、アニムスフィアの魔術師としての信念は引き継いでいる。所長を引き継いでもうじき2年。右も左も分からない小娘ながら、漸く慣れてきたと思ったのに...」

 

書きだそうと思ったら存外所長の語りが長かった。

 

...という、これまで一部などで断片的に語られてきた、カルデアの創立の経緯などですが、ここで判明したのがアニムスフィアの家系もやはりグランドオーダー...と、呼ばれる魔術世界において最高位の命令、西暦以前より続く家系が授かった始まりにして一族が途絶えるまで遂行を余儀なくされる絶対厳守の呪い「冠位指定」を、授かった家系であるのが明かされました。

 

恐らくですが、「人理補正式・ゲーティア」より別たれた冠位指定(七十二の魔神柱へと回帰する事が命題)ではなく、別の...「魔術王ソロモン」から受け継がれた冠位指定かなと個人的には思っています。(ゲーティアから別たれた最後の冠位指定遂行者であるフラウロスこそが2015年担当者であり、レフという外的要因によりオルガマリーはカルデアスに呑まれ、マリスビリーは活動期限とされる時期より早く死去しているので違うかなと)が、どうなんでしょうね。

 

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セイレムでも、伝承科の創立に関与していたと思われるブリシサンも発端の魔術師が魔術王の弟子の一人と明かされましたが、天体科も冠位指定を授かった西暦以前の家系と、時計塔の十二のロードの発端はノーリッジ以外の科は全てとはいかないかもしれませんが、魔術王由来なんでしょうかね。

そうなってくると、個人的には「鉱石科(キシュア)」や「法政科」が気になりますが、関係あるんでしょうか。

 

あとは、マリスビリーの死も未だ気になるところではあります。今回のオルガマリー所長の語りだと「病死」或いは「事故死」と扱っていますが、元々「自殺」ともされ、Dr.ロマンの見解だと「レフによる他殺」という扱いだったりと見解がブレブレなんですが...

 

自殺の場合ですが、私の大好きな橙子さん曰く「魔術師というのは自ら命を絶ってリタイアする事は出来ない。冠位指定の様に古い家系なら尚更のこと」と、されている(ただこれは、橙子さんの言い方だとどうにも一族の冠位指定は魔術刻印に刻まれているっぽいので、2012年時点でオルガマリー所長に全てアニムスフィアの刻印が移植済み=マリスビリーに刻印が無いのなら、冠位指定による制約は関係ないのかもしれませんが※事件簿時点で一部の刻印は継承済み)

ので、どうなのかなというのもあり、レフによる他殺も、レフの冠位指定による魔神柱への覚醒は2015年なのでそれ以前に殺意を以て殺害を働くのかが疑問ですし、マリスビリーの活動期限(2014年)よりも早くに死亡しているのがどうにも引っかかるので、病死や事故死もどうなのかなと言う気は。

 

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というか、この活動期限というのが冠位指定の遂行のタイムリミットのようなもんなんでしょうか。ただ、オルガマリー所長が刻印を継承して2014年以降もアニムスフィアの冠位指定を引き継いでいるなら、また別なのか。色々と謎かなと。

 

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マシュ「然し、何故100年後なんでしょう

マシュ「明日も文明が続いている。という状況を見るだけなら、一日後でも、一年後でも良いのに...と、思いまして。

レフ「...対応時間だよ、マシュ。仮に一日後に文明の光が消えていたら、それはもう手の施しようがない状況だ。解決策は無い。けれど、1年後10年後の滅びだと言うのなら、それだけ対応する時間ができる。前所長が100年後と設定したのは、対応する時間を人類に用意する為だと思うよ。

 

カルデアスの観測が何故100年単位先なのか。その真意は今回明かされましたが、滅びに対する「対応時間」であったとの事。

この「100年」と言う時間

 

理屈は簡単だ。

世界というものはある程度進むと可能性の統計を取り、

”次の時代の運営”に無理のない結末だけを存続させる。

 

不要と判断した世界の並行世界───

その未来を閉ざすんだよ。

 

具体的に言うと「ここまで」と集計をとって、

”少なくとも、あと百年は続けられる”と

保証された世界だけに可能性を許す。

 

質量保存の法則に習って言えば、

これは事象保存の法則と言えるだろう。

 

という、人類史の在り方というか「編纂事象」と「剪定事象」による余計な可能性を伐採し事象の均一化を取り「人理定礎」を穿つタイミングとして、何とかテラで既に語られていますが、対応時間もやはり元はここに起因してるんでしょうかね(100年後も人理が継続しているなら、可能性がある=並行世界があり=まだ変動し得るので未来もまたある。ので、まぁまだ手詰まりではないという訳でもありますし)

 

あと、路地裏ナイトメアでシアリムが論じた滅びへの対応策の話もここに繋がってくるんでしょうね。

 

 

成田良悟大先生が仰っている

 

 「おう、このカッティングはなかなか......いや、最悪だ。大蜘蛛が目覚める。対応するには百年足りん」

 

という、ゼルレッチの台詞はマジのマジに本当に言葉の意味通りだったようですね(というか、成田先生知らなかったんかいというのが衝撃)

あくまで、滅びに対応するに要する時間(猶予)なので、実際に百年の間の準備で滅びに対応できるかはまた別の話ではあるとは思いますが、とはいえ一応文明の発達は何れ魔法すら魔術に成り下がる、何れは魔法そのものの人類にとっても不要なモノになったりするともされていますので、文明の発達が進めば実際に「ORT」に対応するモノも生み出されるのかもしれません(それこそ「魔剣・斬撃皇帝」のような)が、さて。

 

然し、このように100年という時間はやはり重要視されてるので

 

「お互い目覚める時間を間違えたな。

 宙を目指すのは百年早い。

 今はおとなしく、虚無の海に沈んでおれ。」 

 

という台詞もやはり意味深ですね。

 

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この色分けはなんでしょうか。

 

 

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オルガマリー「お父様は彼らをマスター候補と呼ばず、クリプターと呼んでいたけど

 

七人のAチーム、そして二部の序章でヴォーダイムが名乗っていた「クリプター」なる名称は本来マリスビリーが付けた呼称。この名称を名乗り続けているのに意味はあるのか、はて。

 

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マシュ「所長、これはなんですか?カルデアで作られたモノでは無さそうですが。

オルガマリー「それは...おかしいわね。厳重に保管しておいた筈なのだけれど

オルガマリー「それはアトラス院からの贈り物の一つなの。

オルガマリー「そう、魔術世界における兵器倉庫。禁忌の穴倉。アトラス院。お父様はアトラスの契約書を持っていてね。その契約書と引き換えに技術提供を知ってもらったの。その一つが、疑似霊子演算器トリスメギストス。そしてもう一つが、それ。”虚数観測機ペーパームーン”。

レフ「ペーパームーン...平面の月と来たか。その話は私も初耳だ。然し、具体的にどんな用途で?

オルガマリー「虚数空間を観測、立証する羅針盤よ。カルデアスとの位相差を越える手段として用意されたモノらしいわ。最も、もう使い道は無いのだけれど。シバが完成した以上、レイシフトが実証できるのだもの。

マシュ「驚きです。レイシフト以外に特異点に干渉する手段が有ったのですか

オルガマリー「ええ。虚数空間に潜ってから、目的地に浮上する転移手段。”ゼロセイル”と呼ばれていたわ。

ロマニ「そして、それを可能にする船を”シャドウ・ボーダー”...と、ボクらは名付けた。秘密裏にね。

 

二部の序章とリンクしている件ですね「ペーパームーン」「シャドウ・ボーダー」「ゼロセイル」と。

 

ここで判明したのが、案の定カルデア...というよりもマリスビリーがアトラスの契約書の保有者だったという。そして、トリスメギストスやペーパームーン保有していたのは契約書の効力あってのものだったようですね。

アトラスの契約書を使用された場合、アトラス院側は協力を余儀なくされ、使用した側の目的が達成不可能になるか契約期間が終了になるまで手を出すことは出来ないとされるのが最近判明しましたが、契約書の利用による契約なら当代のアトラシアである「ズェピア・エルトナ」はカルデアという組織をどう認識していたのかは不明ですが、協力の背景にズェピアの意思の介在の余地は無かったのかもしれないですね。

 

然し、また契約書の保有者が判明したので現状

 

・「マリスビリー・アニムスフィア」(霊子演算器トリスメギストス、虚数観測機ペーパームーンの提供に使用 ※FGO以外の世界では保有してるのかも不明。恐らく契約書の使用はしていない?)

・「ブラックモアの墓守」(ロゴスリアクト及びロゴスリアクト・レプリカの提供に使用)

(・聖堂教会or埋葬機関?(黒い銃身の提供に使用?※月姫世界のみの可能性有り))

 

こんな感じですかね。

ここにきて、アトラス院の諸々も判明してきましたが、然しペーパームーンが七大兵器の一つであるかは...どうでしょうか。

虚数観測機ペーパームーンは、やはり虚数空間を利用しての転移方...ですが、個人的に疑問はありますが後の方で。

 

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オルガマリー「もう私に何も出来ないけど、応援しているわ。たとえ、貴方達の未来がどうしようもないモノにすり替わっていたとしても。

 

未来がすり替わってるってなんでしょう。あと、ここで藤丸が所長の事を覚えてすらないのが良く分からなかったですね。

 

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???「諦めろ。君達に守れる人理は無い。

 

藤丸に呼びかけるサーヴァント...一体、サー・何ハッドなんだ...

 

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ロード・キャメロット」。言うまでもなく「サー・ギャラハッド卿」。つい最近、ケイ兄さんが事件簿で似た事を披露したので、かなりタイムリー。

 

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ギャラハッド「遥かな未来...いや、正しい歴史から訪れた漂流者よ。君達に勝機は無い。人間の世界は滅びる。そのように未来は決定した。

ギャラハッド「その通りだ。文字通り未来は白紙になったのだから。燃えるモノが有るなら良い。残るモノが有るならまだマシだ。けれど、この星はその残滓すら手放した。人類は手詰まりだ。これが人類の未来。君達が人理焼却を破却した事で確定してしまった、これからの地球の姿。かつて、魔術王はこう言った。何もしない事が君達の幸福だと。その言葉をもう一度繰り返そう。僕達の歴史は、未来に続く事は無いのだと。

藤丸「俺達が人理を修復したから...?」

 

魔術王の人理焼却が破却された事で滅びが確定されたとの事。

1.5部中でもちょくちょく未だ未来領域が消失したというのは語られていましたが...

然し、2015年の時計塔で「ライノール・グシオン」が見据えていた、何もかもが不足している未来という現状はこれの事だったのかもしれないですね。

然し、マシュの憑依英霊であったギャラハッドがこのように叱咤し、藤丸を正しい人類史より来た漂流者と呼称するのは違和感がありますが、このギャラハッドは一体。

 

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何なんでしょうねこれというか、この人。プロローグでも居ましたが。

 

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何か「ティアマト神」と似てはいますが...然し一体。

ただ、今回のこのロストルームが「失ったモノ/失うモノ」を見てしまう部屋という事で、後半こそ「藤丸立香」視点でしたが、オルガマリー所長視点の映像もあったので、これ所長関係の何かかなと、個人的には思いました(これもロストルーム内に居たので)

 

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そして、某復讐者曰く、世間に忘れ去られた廃墟である時間神殿の玉座と十の指輪。その一つを持ち去る何者か。

 

FGO 第二部PV

 

www.youtube.com

 

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 スターズ/コスモス/ゴッズ/アニムス/アントルム/アンバース/アニマ/アニムスフィア

 

篝火に火を灯せ。

祭壇に供物を捧げよ。

魔術王の名の元に、この星の新生を寿ごう。

 

見るがいい、この末路を。

人類史そのものが行った足切り、敗れ去った歴史の悪意の果てがこれだ。

だが、嘆く事は無い。何故、と被害者ぶる事もない。

弱いモノを自然淘汰ではなく、自発的に排したのが人類の回答であったのなら、その役割が君達に回ってきただけの話。

 

我が名はソロモン。

過去と未来を見渡す眼を以て、この結末を予期したモノ。

そして、人類の戦いを彼岸より見届けるモノだ。

 

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空想の根は落ちた。

宙からの信号は途絶え、地表は漂白され、この惑星は一人ぼっちの星となった。

濾過異分子現象。侵略され、白紙化した惑星。

もはや、正しい秩序は無い!人理を護る英霊は居ない!

何一つ、味方となるモノは居ない...この地では、お前達こそが悪なのだから!

 

だが、こと生存において善悪による優劣は無い。

お前達がまだ諦めないと言うのなら、あの時と同じく!何もかも無に帰したこの状況でまだ生存を望むと言うのなら!

愚かしくも力の限り叫ぶがいい!惜しげもなく過ちを重ね、あらゆる負債を積み上げて尚!希望に満ちた人間の戦いはこれからだと!

フッフッッ、フハハハハ、ハハハハハハハハハハハ!

 

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全く...中身を作ろうとするのは、この宇宙の悪い癖だ

 

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本当にまだ始まったばかりでしたね。

 

という事で、FGO第二部Cosmos in the LotbeltのPVにて色々と明かされました。

 

かつて、どこぞの科学者は人類の闘争によってドン詰まりの世界から活路を見出すことを論じましたが、そういった種としての生存競争だけでなく、人類史そのものにも生存競争である勝利と敗北が有るとか。

 

”現在”とは正しい選択、正しい繁栄によって紡がれた勝者の歴史であり「汎人類史」と呼び

過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。”不要なモノ”として中断され、並行世界論にすら切り捨てられた”行き止まりの人類史”───

これを「異聞帯(ロストベルト)」と呼ぶと。

 

ということで、二部のプロローグによって敵側が名乗っていた「異聞帯」という新たな概念が明かされた訳ではあるんですが...

 

あり得たかもしれない結末。

切り捨ててしまった関係。

気づく事さえなかった選択。

 

そういった”もしも”を許容する事で変わる未来。

 

正確には”変動する未来のある世界”が、並行世界と呼ばれるものだ。

 

逆に言えば。

もう何を選んでも未来が変わらなくなった世界に、

並行世界は存在しない。

 

それはただの行き止まり。

過去に戻る事さえできなくなった、孤独な単一の世界だ。

 

それは必ず生まれてしまう構造的必要悪だ。

 

人々に選ばれなかった選択が続いた世界は、

あなたの知る『世界』と同じ姿を保てる筈がないのだから。

 

致命的な選択を続けた事で滅びた世界もあるだろう。

革新的な正解を続けて文明レベルが上がりすぎた世界もあるだろう。

 

そうなってしまってはもう“他と同じ世界”とは数えない。

世界の基盤がズレてしまったのなら、

それは別世界と言うべきものだ。

 

不要と判断した世界の並行世界───

その未来を閉ざすんだよ。

 

 

分かっただろう?

 

いきすぎた崩壊、いきすぎた進化を遂げた世界に

並行世界(かのうせい)は存在しない。

そういった異世界は、もう結末が決まってしまった袋小路(デッドルート)にすぎない。

 

という、以前明かされた「剪定事象」の説明と、パッと見は酷似していますが

 

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亜種並行世界Ⅳの舞台である「下総国」での、キャスター・リンボこと「蘆屋道満」が語った「失われた歴史(ミッシング・ベルト)」と呼ばれた、並行世界でもなく、滅びずして消去された剪定事象ですら無い世界であり、「異なる神が異なる眼で観測した」との事なので、恐らく違うと。

そして、ダ・ヴィンチちゃん曰く異聞帯のサーヴァントはこれまでのどのサーヴァントとも違う(剪定事象出の武蔵もいるので)、異聞帯(ロストベルト)は”並行世界論にすら切り捨てられた”との事なので、近いようで別の括りなのでしょうね。

 

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ただ、ホームズも断定は出来ていないので、性質的には剪定事象と近いのかなという気はします。

が、剪定事象と見るからに説明が酷似しているので、率直に言うと超ややこしい事この上ないですねぇ。

 

一応、下総国の事例を参照にすると

 

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夢と現実の狭間のような場所であると。

そして、曰く「監獄塔」とも似ているようですが...あとは、下総国が異聞帯と同じなのかは不明ですが、人理に影響は及ばないという観点だと「新宿」もどちらかというと近いのかなという気も。

 

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こういう事では?というか、「ジャンヌ・オルタ」の幕間で怨念や憎悪は残留するという話で、こういったモノや恐らく異聞帯などという並行世界論からも外されたモノは表には出て気すらしないけども、それが今回表に出てきている(ジャンヌの言では何らかの拍子の影響)と、それが2016年末の人理焼却の破却/人理復元中により世界の作りそのものが不安定化→この際に、異なる星の神が異なる眼で観測したから、表に出てきた。(或いは逆)という流れなのかなと。

 

 

新宿、下総国、残留した怨念etc...それぞれ人理には影響を及ばないと言われてるので、そういったモノは本来なら表にも出てこないし人類史に影響は与えるようなモノではないのでしょうね多分。異聞帯も同様に。

 

 

 

まぁ、正直まだ何とも言えないのですが、個人的に良く分からないのが

「編纂事象」「剪定事象」

↑この二つが並行世界理論として「並行世界の運営」概念の範疇の管轄として運営・管理されているとし、これら含めて「汎人類史」とするのならば

異聞帯(ロストベルト)」という、先の並行世界理論にも切り捨てられて間違った人類史の管轄というか、廃棄先や管理はどこが担っているのかなっていうのが良く分からんというか気になると言うか。

 

二部のプロローグでカルデア一行は虚数の世界へと向かいましたが、異聞帯が虚数空間からアクセスできる位相なのだとしたら

 

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以前、少しだけCCCのイベントや竹箒で語られた「虚数事象」の管轄になるんでしょうか?異聞帯って。

剪定事象と編纂事象などの汎人類史を「観測宇宙」が司るなら、異聞帯は「記録宇宙」の方が司ってる?とかそういう話なんですかね。良く分かんないっす。

 

この辺りどうにも良く分からないと言うかピンとこないというか。

間違った繁栄、行き止まりとなった人類史といいいますが、やはり説明が剪定事象と似ているので、明確にどう異なるのかというヴィジョンが浮かばないんですよね。

二部のロストベルトに五世紀のブリテンと思われるのがありますが、「ブリテンを長らえる」という方向性に事を進めても、結局は事象固定帯により結果的にブリテンは滅んだという結末になり、そういった可能性は大偉業で固定帯そのものを破壊でもしなければ剪定される。という話もあるので、そういった中でじゃあ異聞帯とは何なのかというのがイマイチ。

 

先の幕間や1.5部などで、二部に関係のある話もちょくちょく示唆されたようなので、イベントなり色々と見返しておこうかなと思います。

 

あと

 

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この辺りの英霊の「実在」か「架空」かという話も恐らく二部というか異聞帯に関わってくると言うか明かされるのかなという気が。

 

FGOがリリースされてから、各媒体で描かれる「英霊伝承」シリーズや一部幕間は特にそうなのですが、伝承・伝説、神話などの物語りとして綴られるお話と実際に型月世界で英霊として刻まれてる彼らが歩んだ生前の実態は実は些か異なる(例えば、モンテ・クリスト伯の復讐劇の背景には「転生無限者ロア」との因縁があった。「H・ジキル」は人類悪を危惧して命を絶った。始皇帝暗殺はある意味で達成していた。「シャーロック・ホームズ」や「ジェームズ・モリアーティ」が実在しているetc)というのが、強調されているように個人的に感じていて、その辺り二部に関与してくるのかなと。

 

 

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巌窟王の幕間も実装された時は何か良く分かんないなという感じでしたが、オレと俺は異なるのって「あ、何かそういう...?」みたいな感じがします。

まぁ、やはり色々と読み返してみようかなと思います。

 

そして、第二部のPVで長々と語る、かつて人理焼却を成そうとした魔術王であり統括局であったゲーティア。

 

>我が名はソロモン。

>過去と未来を見渡す眼を以て、この結末を予期したモノ。

 

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いままで、「魔術王ですら未来領域が見えていなかった」や「人理焼却が起きずとも未来領域は消失したまま」と、断片的に謎だった部分もやはり魔術王もといゲーティアの千里眼ですら、そもそも2017年以降の人類史が観測できていなかったという事なんですね。

 

>そして、人類の戦いを彼岸より見届けるモノだ。

 

どこからか見守っているようですが、これは「冠位時間神殿」からなのかまた別(虚数空間)なのか。ロストルームで指輪を拾ってたのはあれゲーティアですかね多分。

 

一応、マテリアルで

 

単独顕現:A

特殊スキル。単独行動のウルトラ上位版。

また、存在が確定しているため、即死耐性、時間操作系の攻撃に対して耐性を持つ。

このスキルを持つ者は特異点による人理焼却も、○○○○○による人理編纂にも影響を受けず、条件が揃ってさえいれば顕現する。

 

 と、されているように、単独顕現持ちはタイムパラドクスによる攻撃どころか人理焼却や人理編纂の影響を受けずに現存はしているようなので、どこかに潜んでいるんでしょうが。

然し、二部の黒幕が扱うのは「人理編纂」だとしたら

 

 

 

 

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今まで、語られてきた「人理再編」とは別なのか。一緒なのか。まぁ、意味合い的にはどちらも似たようなもんなので、同じかなという気はしますが。

ただ、人理再編というワードは「クー・フーリン【キャスター】」も知っているワードなので、人理再編は特異点Fも関係あるのかなと思っているのですが、第二部は特異点Fが関与するのか何か怪しいですよね。(規模のデカさ的に)

取り敢えず、ゲーティアが今度は味方ならだいぶ頼もしい気はします。

 

一番最後の女性らしき人物は、オルガマリー所長に聞こえますが果たして。

あと、一番最初の台詞は事件簿や去年のアニメでオルガマリー所長が唱えていた詠唱ですね。

 

そして、第二部の舞台となる七つの異聞帯。

 

一つ目の異聞帯はイヴァン四世の統治していた時代と被ってるのと、異聞帯名のアナスタシアは普通にアナスタシア皇女なのか、イヴァン雷帝の妃のアナスタシアか。イヴァン雷帝統治次代のロシアが舞台っぽいですがどういう話になるのか分かんないっすね。

 

二つ目の異聞帯は、ゲッテルデメルング(Götterdämmerung)がもうそのまんま(ラグナレク)なので、とうとう型月世界での北欧神話に触れられそうではありますが、でもだとしたら型月世界だと北欧神話って紀元前10世紀位なんだというか、割と神代の終了の後の方なんですね。

この頃だと西アジア圏の法での神代は実質的に終了してるとされている位なので、もうちょっと前の方かな?と、思っていましたが意外にもこの辺り。

 

ブリュンヒルデ」が未だにまともにメインシナリオに出てないのと、そろそろ魔剣のカテゴリでは頂点とされる「魔剣グラム」の担い手として「シグルド」、他のワルキューレや疑似鯖か何かで神霊辺り出るんでしょうかね。大神オーディン率いる北欧の神々はどういう扱いになっているのやら。消えぬ炎の■■■ってなんでしょうね。「戦乙女」位しか思いつかなかったですが。

 

三つ目の異聞帯は、時代と統合真国という名的には中国を統一して、色々と最近あった秦の始皇帝っぽい気はしますが、ただこの年代が丁度没年とされているので始皇帝が没してない世界なんですかね。

英霊伝承で示唆された始皇帝の不死性の真相は気になるところですが。あと、一応Fakeで本来「繰丘夫妻」が召喚しようとしていたのがかの始皇帝で、結果的に椿が「ペイルライダー」を召喚したという流れなので、芥ヒナコがクラス・ライダーを召喚予定設定なのはそういう繋がりかもですね。

 

四つ目の異聞帯は、個人的に二部で一番気になるぺペロンチーノ。

ぺペロンチーノの趣向的には、インド神話絡みという気はしますが、黒い神はそういった観点から考えると「破壊神シヴァ」なんですが、ただ英霊剣豪で蘆屋道満の背後に居ると思わしき存在も「黒い神」と呼称されているので、何か純粋にインド神話絡みでもないのか良く分からんですね。

インド神話絡みなら、「アルジュナ」の中のクリシュナネタとそのクリシュナがクルクシェートラの闘いの際に不在だった件もここで消化するのかどうか。自分もインド神話特有のスーパーインド大戦的な世界観は好きではあるので、割と気になりますがはて。

 

五つ目の異聞帯は、B.C.12000...第二神代黎明期とされる時代に君臨した、アルタミラの石碑、白い巨人である「セファール」及び「ヴェルバーⅠ」に関する話でしょうかね。何とかテラリンクも出ますし、セイレムでもヴェルバーの襲来はそれを利用した人類の救済である事も明かされましたしね。

セファールというか、ヴェルバーⅠもヴェルバーⅠでムーンセルが存在しない場合の月の侵略時に「朱い月」との交戦は有ったのか。地上でセファールが滅ぼした「他天体からの君臨者」とは誰なのか。など、気になる点はまだありますが。

 

 六つ目の異聞帯は、副題のタイトル的には完全にアーサー王伝説に纏わる話でしょうね。

サー・ギャラハッド」は恐らくここで出そうですが、最近いろいろと明らかになったり露出が増えた「モルガン・ル・フェ」や「サー・ケイ」率いる円卓の騎士はどうなるか。単にブリテンの維持を目指すだけでは剪定事象案件とされる中での異聞帯とは。そして、ブリテンは世界をひっくり返す拠点成り得る土地ですが...はてさて。

 

七つ目の異聞帯は、情報無さ過ぎますね。

 

まぁ、その時代・その土地に纏わるサーヴァントが出るとは限らないですし、そもそも異聞帯という正史とは異なる世界が舞台なので、今異聞帯の詳細考えてもしょうがないんですが。

 

こうして見ると、異聞帯は「神代」の頃が多いのが気になりますね。まだ、人間の時代に移り変わる前の時代...やっぱり、英霊の実在や架空問題は二部に関係ありそうな。

神代へのレイシフトはかなり難易度が高いという話でしたが、ペーパームーンによる時空転移はどうなんでしょう。

 

FGO 二部PV

 

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個人的にはオルガマリー所長に関係ある存在かなと思っていますが、マシュに手を伸ばすのは...

 

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個人的には、第二部の登場人物の中ではこの二人がやっぱり一番気になります。

 

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ベリル・ガット...唯一一切の詳細が不明なクリプターの一員。

マシュの反応を見るに、過去に何か嫌な事が有ったのか、そもそもベリル・ガットが特異な人物なのか。PVでは口元に血痕は有りませんでしたが、此方のOPだと口元にベットリと付着してるのが気になりますね。

 

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足元は確かにロマンっぽい。

 

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果たして、このイベントクエストの謎は...

アーサーは武蔵の様に、剪定事象やブリュンヒルデの幕間(藤丸の夢)など、特異な位相ばかり転移したり、アーサー曰く「自らは君達の人類史には存在しない」など、そもそも宇宙が異なるという扱いのプロト世界の扱いはどうなのか。など、色々と疑問ですが。

 

 

こんなところです。

ぶっちゃけ言うと、異聞帯が未だにピンとこないのとソラからの君臨者であり神代への回帰が目的など、現状だと色々と良くわかんねぇなって感じです。

ただ、地球を神代(真の姿)に戻す事が狙い。というのは月姫世界で似たような事が示唆され、FGO第二部何かTHE鋼の大地って感じが凄いので、元々月姫2でやろうとした事をやろうとしてるのかなと、思いました。実際は知りませんが。

 

色々とピンと来ないので、1.5部やら見返しておきます。

 

 

【C93】ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 7 [case.アトラスの契約(下)] 読了 その他

チッス

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という訳で今年もやってきました冬コミ

 

近年は当選続きの型月ですが、今回もまた受かっていたので新刊を買いに行きました。

 

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はい。

今回から、厄介な事に型月系の同人は一日目に来てしまったのと、ここ最近公式関係の出展も増え無視する事は出来ないので、初日は東の島を回っていたので二日目に並んできました。

ぶっちゃけると、前日夜~朝方までやってたAbemaTVでらっきょの一挙上映を通して見てたので、30分だけ仮眠取って始発で出ようと思ったら気づいたら四時間爆睡してて完全に出遅れたんですが、まぁ普通に買えたのでセーフですね。

 

そんな訳で今回のコミケに関してや諸々は後の方に書きますが。取り敢えずは前回に続き事件簿の新刊を読んで判明した点などを主にフォーカスを当てて感想というか思った事を述べます。

 

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前回の上巻終盤より、七大兵器・ロゴスリアクトによって半年前のブラックモアの墓場と思わしき位相に転移されたエルメロイII世とグレイ。

その道中に訪れた、ブラックモアの墓場の本質である地下にて遭遇した白銀の騎士と、突如現れた円卓の騎士の1人「サー・ケイ」。

 

と、前回まさかのケイ卿の登場と相成りましたが

 

「だが、答えとしては三十点だ。そもそもオレはサーヴァントでもなければ英霊でもない。座からやってきたんじゃないんだから、世界が植え付けてくれる道理もない。今のはそこのしみったれた封印礼装に刻まれていた知識だよ」

 「もともと、アッドの人格モデルがあなたなんでしょう。この場合、人格モデルというのには細かな肉体や装備の条件も加わります。人格を決定づけているのはけして精神だけではないからです。……もっとも、こうして実体化できた理由までは分かりかねますが」

「厳密に言えば、その『槍』を封印するための、礼装の人格モデル、もともと、この村はアレの亡骸と『槍』を最初に運ばれた場所でな」

「で、その『槍』を封印するにあたって、縁者の中で一番都合のいい人格として、オレが選ばれたってわけだ」 

 

というのが判明しました。

やはり、アッド自体の基本ベースがサー・ケイであるが故のあの言動だったと。

そして、キャメロット崩壊後にはそういった事情もあり、ブラックモアの墓場自体が聖槍ロンゴミニアドを最初に運ばれた土地でもあったという…黒翼公の名を冠する土地に世界の表層を繋ぎ止める神造兵装が持ち込まれたのは中々厄い感が。然も、黒翼公自体もこの土地で討たれとるんですよね。

 

そして、この土地で何が行われようとしていたのかも判明。

 

それは、即ちイギリスにおいて「何れ未来に蘇る王」として語り継がれる、音に聞こえしアーサー…アルトリア・ペンドラゴンの復活/帰還を目的としていたと。

 

その為にもグレイが存在している訳ですが

 

「肉体と、精神と、魂。いずれも人間を構成する、欠かせない要素だ。タンパク質や脂肪を揃えれば人間になるわけじゃない。これらの要素が密接に関わり合うことでこそ、人は人たりえる」

 

「だったら、説明は省けるな。すでに理解してるだろうが、グレイはアーサー王の肉体を摸したもの。千年以上を閲して、ようやっとあの村が辿り着いたかけがえのない結晶だ」

 

「仮面の少女は、アーサー王の精神を摸倣したものだ」

 

「以上をもって、肉体、精神、魂の三者が揃ったとき、アーサー王が未来の王となりて復活する。少なくとも、村の者はそう信じている」

 

というのが、このブラックモアの墓守が数千年に渡る悲願とその成就の過程であるというのが判明し、個人的には成る程と思いました。

てっきり、グレイや仮面の少女のように、依代として適した子を器としてアーサー王を降霊させる「疑似サーヴァント」に近い方法で、アーサー王の復活を成し得ようとしてるのか。と、予測していましたが、三大要素を用いて現世にアーサー王を完成させるとは、これまた壮大な計画。

 

余談になりますがこの肉体、精神、魂の三大要素が人間を人間足らしめているというのは「月姫」「空の境界」「Fate/stay night」でも語られていますが、三大要素を合一して〜という計画は、何とかテラという地獄を体現したような作品がありましたが、あれをプレイしてればかなりイメージし易いかなと。

 

…というのが、ブラックモアの墓守の悲願。グレイの顔がアルトリアに類似していたのもそういった理由からと。

肉体のアーサー王」「精神のアーサー王」この二大要素を司り担うモノは、ブラックモアの墓場から調達可能。然し、問題は「魂のアーサー王」です。

 

「仮に肉体と精神が揃ったとしても、魂は再現できるようなものじゃない。もしも可能だとしたら、"それは大魔術ですらありえない"。"第三魔法そのものだ"」

 

「魂の模倣。その答えは、君なら知ってるんじゃないのか」

 

「サーヴァント……!」

「俺が直接見聞きしたわけではないが、聖杯戦争におけるサーヴァントとは、座に記録された本体から、魂まで模倣して現界させた存在なのだろう」

 

 

…と、第二要素と呼ばれる「」は、そもそもこの地上の法則内に無く、星幽界と呼ばれる高次元の位相に存在する世界の記憶帯とされます。

この魂は、魔術世界においてはとても扱いが難しいモノとされ、これに着目した魔術師も幾人程いる(「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」「ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア」など)のですが、彼らの扱う魔術はそれこそ大魔術のカテゴリ(「魂の転生」「他者の魂との融合」)に分類もされていますが、それでもやはり個人の魂の完全再現や維持ですら難儀であり、ましてや過去の人物の魂の再現など以ての外、然しそれを可能とするのが「魂の物質化」「ヘヴンズフィール」と、呼ばれる第三の奇跡「第三魔法」。

 

「違うわ。たしかに英霊召喚(システム)の基盤は第三魔法の一部を使っているけど、英霊はあくまで降霊でしょう。

   サーヴァントはこの地上に、この時代のモノとして生きている訳じゃない。第三魔法としては不完全だし、英霊なら魔法の力なんてなくても、依り代さえあれば実体化できる」

 

と、HFで語られているように、英霊召喚システム自体が第三魔法を利用したモノであると語られています。

 

その第三魔法(のシステムを組み込んでいる英霊召喚)を利用する事で、欠けている「魂のアーサー王」を揃えるという事なので、ブラックモアの墓守の計画には「英霊召喚」がある事が前提と思われます。故にこそ、この英霊召喚がそもそも不可能であり、死徒二十七祖第十六位にしてかの墓守の一族がその名を冠するきっかけであった「グランスルグ・ブラックモア」が現存している「月姫世界」だと、この一族そのものが存在しているかは怪しいですね。(少なくとも悲願の成就は先ずあり得ないと見えますが)

そんな訳で、ブラックモアの一族が悲願としたアーサー王の復活とは英霊召喚を利用としたものでした。ただ、個人的に疑問になってくるのは「Fake世界(英霊召喚も可能でありながら、死徒も力を持ち二十七祖が存在する世界)」でのブラックモアの一族なんですが…あの世界だとどうなってるんでしょうね色々と。

 

あと、魂の完全なる再現はそれこそ第三魔法レベルでなければ不可能な領域ですが、肉体や精神の模倣に関しては神代の魔術であれば一応可能との事ですが、この辺りは肉体改造の研究、神代の魔術の研究を行っている「彷徨海」が長けていたりするのかなーと思いました。

ヴァン・ホーエンハイムパラケルスス」と「コーバック・アルカトラス」が恐らく面識あるっぽいのと、パラケルススが彷徨海と技術交流を行っていたようなので、この肉体或いは精神の模倣の魔術がアレと関係あったら面白いかなーと思いました。

 

さて、そういった悲願をこのブラックモアの一族は抱えていますが、故にこそ「聖堂教会」は異端であるアーサー王の復活を目論む一族とは対立関係にあると。

 

そんな中で、この村に存在しルールの一つに数えられている「黒い聖母像」の秘密

 

「黒い聖母は欧州のあちこちに見られるものだが、いくつかのパターンがある。その多くは土地の大地母神と習合したものだ」

 

「そうした大地母神の派生に、ひとりの魔女がいる。複数の、時代も場所も異なる伝承で語り継がれ、おそらくは何人かの人物が習合された魔女だ。ああ、モルガン・ル・フェは、あなたが登場するアーサー王伝説でも馴染み深い名前でしょう。サー・ケイ」

「ただ、確かに、この村とモルガンにはつながりがあったんだろうさ。この黒い聖母には、どことなく面影がある。ふん、だからこの村を選んだんだろうな」

 

と、ブラックモアの墓場に存在していた黒い聖母像は「サー・モードレッド」「サー・アグラヴェイン」「サー・ガウェイン」らの母親として有名な「魔女モルガン」由来であり、なお且つこの村自体がモルガン所縁であると…

ていうか、かつて黒翼公が討たれ、魔女モルガン所縁で、アーサー王の復活を目論む一族…ブラックモアの墓場魔境過ぎるんですけど…ナンダコレ

 

そうして、骸王との対峙や一週目の時点から、あの「ドクター・ハートレス」が遠巻きから干渉していたなどなど判明し真相に近づくエルメロイ一行。

そして骸王の正体。それこそが...

 

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マグダレナ」。つまり、グレイの母親ですが...その実二週目の世界においての真なる正体こそが、アトラス院が生み出した七大兵器が一つ「ロゴスリアクト(のアヴァター)」。

...という予想外な展開。何というかあれですよね、今迄でも白銀姫の整形を施していたのが実は橙子さんだったとか、カウレス(中身ハートレス)など、結構斜め上の真相で殴ってくるパターンばかりなので、毎回タネ明かしの際は驚かされます

 

そんな訳で、骸王のマグダレナでもありアーサー王でも有り、この二週目である世界を生み出したのが他でもなくロゴスリアクトだったと。

そしてこの半年前のブラックモアの墓場と一見同じでありながら異なる世界...即ちロゴスリアクトが演算し作りげた「ロゴスリアクトの死後の世界」との事。

 

「なるほど、アトラス院の七大兵器であれば、アーサー王の精神をコピーすることだってかなうだろう。その程度は、本来の機能ならざる余剰でもやってのけるはずだ。なにしろ、人類を滅びから救うためにつくられながら、その結果世界を滅ぼすに至ってしまったとかいう代物だからな」 

 

ロゴスリアクト(というか七大兵器というべきですか)のスペックも開示されましたが、さすアトラスの七大兵器というか。元々、今迄七大兵器はブラックバレルしか判明していなかったのと、そのブラックバレル自体も明確に描写が有ったのはバレルレプリカの方だったので、いまいちこう凄さは掴み辛い感じはありましたが、アーサー王の精神の複製すらやってのけるさす七大兵器。

 

この辺りちょっとややこしくなってきたなと個人的には思いましたが、どうにもアーサー王の精神を再現していたのが他でもなくロゴスリアクトであり、一度アーサー王の精神が死を迎えたことでロゴスリアクトに「」という概念が付与された。死という概念を知らない道具は本来死なないにも関わらず死亡しているという矛盾を内包してしまったが故に、マルファンクションを引き起こしてしまったと。だからこそ、この世界がロゴスリアクトの死が終着であり起点のロゴスリアクトの死の世界で、グレイ達が村に戻ってきた時に村人が居なくなっていたのもマルファンクションに巻き込まれていたからだとか。

 

そして、これも初めて明かされた事ですが、アトラスの契約書に契られた契約は定められた契約期間に達するか或いは契約そのものの達成が不可能である判断された時までアトラス院側は手を出すことが出来ないんだとか。故にこそ、ロゴスリアクトがマルファンクションを引き起こしてもズェピアは監視するしかなかったと。

そうして、ロード・エルメロイⅡ世がロゴスリアクトのマルファンクションを止める事を選んでグレイがイロウシェンでアーサー王の精神とロゴスリアクトを引きはがすことに成功しましたが...

 

砂である。

赤い砂だった。

異様なまでに引き込まれる、鮮烈な赤い砂へと、ロゴスリアクトの肉体がたちまち変換されたのである。

 

「もともと、賢者の石はアトラス院の研究成果のひとつだ!ほぼ無限の情報を記述し得る究極の記憶媒体にして、至高の書物!ロゴスリアクトはそれ自体が賢者の石の特定状態でできあがっていて......おそらくは記録の続く限り、再現なく増殖できる......!ああ、だから村の人々は消えた!初めて、自ら死を知ろうとしたロゴスリアクトに巻き込まれた!人類を救う筈が世界を滅ぼすに足るとはこういうことか!」

赤い砂。赤い砂漠。

どこまでも、どこまでも、真紅の世界が広がっていく。

「自分の性能を、初めてロゴスリアクトは自覚した。自分自身で作り上げたこの仮想演算世界など、すぐに埋め尽くすぞ。長時間触れていれば、我々ですら情報のプールに分解されかねん。そうなれば、次は......」

次は現実だ、ということか。

 

ああ、その姿は......

鳥だ。

「ヘルメスの鳥......」

 

人類を救済するために、人類を滅ぼす、聖なる鳥

 

アーサー王の精神を引きはがされ変形したロゴスリアクト。これは...

 

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霊子演算装置ヘルメス」と「賢者の石」と「疑似霊子理論(ムーンセル)」を以て人類を守護しようとした、死徒二十七祖第十三位の後継である「オシリスの砂」を想起させるネタですね。

というか...エルメロイⅡ世が、仮想演算世界をすぐに埋め尽くし、次は現実世界にロゴスリアクトの賢者の石の変換が及んでしまうという説明も、MBAAにおいてオシリスの砂がやろうとしていた事と(幻影の夏の再演の世界で星の死を地球規模に拡大させて、その結末を現実世界に侵食する)全く同じなので、前巻でズェピアが「ロゴスリアクトとタタリが相似するモノ」と述べたのも成程という感じですかね。

 

あと、これはオシリスとかとは関係ないですが

「お前が、私の死だ」

 

【お前が、私の死だ】 

 

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ここのロゴスリアクトの台詞は、個人的に「ネロ・カオス」を想起させました(台詞だけ)いやまぁ、特に意識はされて無いと思いますけど。

 

そして、冥界の鳥ヘルメスへと変貌してしまったロゴスリアクトを再び止めるべく立ち向かうエルメロイ一行。

然し、その威力はクラス・フェイカーの宝具にも匹敵するほどという。さす七大兵器。

 

で、イロウシェンを再びロゴスリアクトに刺さなければならないので、サー・ケイが遂に

「───疑似展開」

 

「宝具設定。偽装登録。ああ、細かいパラメータ設定は抜きだ。英霊でもないオレには、ギャラハッドの真似事になるがね」

 

騎士(サー・ケイ)の宝具。

ぐるりと指を回すと、乾いた赤い砂漠を、唐突に霧が覆い始めた。

おそらく、本来は水にちなんだ宝具だったのだろうか。だけど、所詮は疑似。サーヴァントならざるサー・ケイのつくりだした宝具など、仮想構築するのだって。本来かなわないはずだ。それほどサーヴァントという存在は隔絶している。

 

「仮想宝具展開───儚くも忘れじの城(キャメロット・イマージュ)!」 

 

 

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ケイ兄さん(と、アッドが混じった状態の)の御顔御開帳。意外とイメージしてたのとは違った感じ。割とガウェインっぽい系譜の顔してますね。

 

サーヴァントではないので、これは本来の宝具ではなくあくまで仮想宝具なので「ロード・カルデア」みたいなもんでしょうが。宝具「儚くも忘れじの城」発動と。

うーん、なんというかまぁ良いんですが、以前にEXTRAの「レオ・B・ハーウェイ」の扱う「ソード・キャメロット」は、まほよで青子も扱っていた「決着術式」とサー・ギャラハッドの「ロード・キャメロット」の宝具(伝承)の合わせ技だという話が有ったので、キャメロット城を宝具として扱うのギャラハッドのみかなと思っていたので、ケイ卿も宝具として白亜の城を発動したのは、個人的にはちょっとうーんという感じがして、そんなに盛り上がらなかったですかね。

まぁ、あくまで仮想宝具ですし本来は水に関係のある宝具(という推測)のようなので、サーヴァントとして顕現した際は白亜の城とは全く関係ない可能性も有りますが。

 

ケイ卿の甲斐も有り、フラットやグレイの功績によってヘルメスは沈黙。

 

あとは一連の事件の解決後の真相の究明、ブラックモアの墓場の四つのルール、ズェピアとハートレスが交わした契約。その中で、ズェピアがハートレスと契約を交わしたのは、ある情報...即ち「冬木の聖杯戦争」のデータを欲していたからでもあったが故というのが判明しましたが...

 

「ああ、そんな気を張らなくてもいい。別に、私が聖杯戦争に参加するつもりだとか、そういうことではない。単に、あの聖杯戦争を形成している術式は、私にとって興味深かっただけだ。そう、魂すら再現して英霊を呼び出すあの術式は、私が希求する第三魔法との因縁がある」 

 

ここですね。こここそが、今回事件簿で判明した事実の中でも重要。

> 私が希求する第三魔法との因縁がある

ということで、Fate世界において「ズェピア・エルトナ」が求める神秘は第六法(Program No.6)」ではなく「第三魔法」である事が今回明言されました。

 

以前に

 

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死徒二十七祖と英霊召喚の共存が(基本的に)不可であると明言もされた「路地裏ナイトメア」の作中内において、シオン・エルトナムが挑戦した仮想シュミレータ世界の一つ「仮想空間:ELTNAM」では、何故かこの仮想世界の「ワラキアの夜」が挑んだ神秘が「第六法」ではなく「第三魔法」という扱いにはなっているものはありましたが、この仮想空間自体は「カルデア」や「死徒二十七祖」「ワラキアの夜(タタリ)」「埋葬機関のシエル」などが存在する仮想空間(つまり、Fate世界と同じ条件ではない)だったので、Fate世界で必ずしもズェピアが第三魔法を求めているとは限りませんでいたが、今回ようやく明言がなされました。

 

なので。少なくともFate世界でズェピアが求める神秘は第三魔法となるので、この辺りも根底からし月姫世界とはやはり異なりますね。

考えられる点としては、Fate世界にはそもそも第六法が存在しない。か、第六法が何らかに対するカウンターだとして、Fate世界ではそもそも第六法を成立させる必要が無い(成立させるような脅威が訪れない)というところでしょうね。

 

Fate世界では恐らく第六法が存在しない。黒翼公が二千年以上前に滅んでいる。そもそも死徒二十七祖の概念が存在しない。ので、第六法はそういうモノであり、それが月姫世界を月姫世界たらしめている要因かなとは個人的に思っていますが、何れにせよズェピアが500年以上アトラシアと君臨している(本来なら15世紀時点でタタリと果てる)ほどにFate世界の事情は猶予がありそうなので、第六法が無いか成立させる必要がそもそもないんでしょうね(逆に月姫世界だとズェピアがアトラシアに就任して間もなく発狂して追い求める程までの脅威が訪れる/第六法が到来すると)

以前にも述べましたが。このFate世界でズェピアが大聖杯或いは第三魔法に対してどう思っているのか。というのは、とても気になっていたので言及していただいて三田さんにはとても感謝ですね。

 

そしてもう一つ判明した事実

 

「ふむ、気づいていなかったのかね?もちろんアッドの記憶には制限がかかっているが、こんなのは、まがりなりにもサー・ケイの精神モデルを顕現させられた時点で、明白だろう。ましてや仮想空間なんて構築できたとあってはほかにあるまい。もちろん、あれとてオリジナルの演算空間の中だからこそできた離れ業だろうが」

 

「封印礼装としてのアッドの核は、ロゴスリアクト・レプリカだ」

 

アッド、まさかのロゴスリアクトのレプリカだった。

正直「え」って感じですし、それさらっと言うか!?みたいな感じで吃驚しましたが、どうにもロゴスリアクトのレプリカのようで、つまるところバレルレプリカみたいなもんだったとは。

ただ、疑問なのが最果ての塔を封印するためにケイ卿が礼装の人格モデルとして選ばれたという話で、カムランの丘の悲劇後にケイ卿とロンゴミニアドはブラックモアの墓に運ばれていた訳ですが、遥か昔にアトラスとブラックモアの墓場が契約してロゴスリアクトとレプリカも同時に貸与していたということなんでしょうかね。

 

然し、ブラックバレルとバレルレプリカ。ロゴスリアクトとロゴスリアクト・レプリカ...七大兵器ってそれぞれ七つにそれぞれ模造品も存在するんでしょうかね。

 

とりわけそんな具合で、事件簿読み終わりました。

世界観の設定として判明した点にフォーカスを当てて書きましたが、今回の第四幕で在りながらも始まりの話でもあるブラックモアの墓場を舞台として、過去の因縁との対峙や事件簿の世界観の根底的な部分の謎の解決もあったりしましたし、いよいよ終局に近づいてるなというのを感じました。

ケイ卿も言っていましたが「死者は蘇らない。現在を変革できるのは今を生きるモノのみ」という型月作品に根幹的なテーマを交えつつ、アドラやイゼルマ。レール・ツェッペリン、アトラスを経てのグレイの変化のようなものは感じたかな思いました。

 

...そういう訳で、アトラス面白かったは面白かったんですが、ただ下巻は何というかややこしいというか、概念的な説明が多かったので理解はできるはできるんですが「な、なるほど...?」となる部分がちょっとあったかなと。

 

あとはそうですね。一応、自分が今一番気になっているのが「Fate世界」と「月姫世界」の二分乖離になってしまった事、「英霊召喚」と「死徒二十七祖」が何故か択一の関係になってしまった点なので、今回の事件簿は特にフォーカスを当てて記事を書きましたが、その点に関してはやはり予想はしていましたが前巻の上巻が主で下巻は特にその辺りに関して判明情報はあまり無かったですね。

流石に魔眼蒐集列車、アトラスとニ連続で上級死徒を交えてきたので、もう事件簿でこの辺りの世界観乖離に踏み込むことはないでしょうし、個人的にも次のゲストはEXTRAかまほよから来てほしいと思ってますんで、言っておくと

 

アルクェイドとアルトルージュは誕生している(活動している)のか

・他未確認(二十七祖が存在しない世界に限る)の二十七祖に該当する祖がどうなっているのか(取り分け気になるのがネロ教授、メレム、黒騎士、白騎士、アルトルージュ、白翼公の詳細)

・ロアやアインナッシュが台頭した時点(12世紀)で、月姫世界では蔓延っていた堕ちた真祖と死徒が蔓延っていたのか。そもそも12世紀時点で真祖という種族自体現存していたのか

・初代アインナッシュを討伐したのは果たしてアルクェイドなのか

・ロアの死徒化のアプローチは魔術探究の果てによるものなのか

・黒翼公は朱い月とそもそも出会っているのか

・真祖を生み出す固有結界はどうなっているのか

・そもそも埋葬機関は創立されているのか

 

など、この辺りがFate世界ではどうなっているのかが気になりますね。なんで、別の何らかの媒体かさっさとインタビュー辺りで何か答えて欲しいところではあるんですが...

Lablynthでの記述も考慮すると、Fate世界での真祖の存在(と、真祖の吸血による死徒化のアプローチ)は個人的に疑問があるので、その辺り何らかの媒体で言及して欲しいところなんですがね。

 

あとは、月姫/Fate世界の片方に限った事ではないのですが、そもそも死徒と真祖がいつ頃誕生したのか。朱い月がいつ頃を機に地球に君臨してきたのか(一応、個人的に予測してるものはありますが)辺りも知りたいところですが、まぁこの辺りは何とかリメイクを待つしかないんでしょうけども。

 

然し、今回の事件簿終盤でハートレスの協力者が時計塔内に存在している事が示唆されましたが、恐らく次で最後と思われる事件簿五作目では時計塔の人物がゲストになるんでしょうかね。

個人的には、EXTRAから誰か出て欲しいなというので、ムーンセルが存在しない場合にトワイスとか見てみたい気はしましたが、とはいえ聖杯戦争間近となると、その関係者からかなと思うと分かりませんね。

時計塔内部からなら、それこそまほよからの枠でリデルも見てみたいんですが、果たして誰がゲストになるのか。橙子さん、死徒二十七祖...と、最終巻でもないのに既にビッグネーム中のビッグネームが出てきてるので、ローレライがゲストでも驚きませんが、気になるところですね。

 

あと、そういえば前巻でも述べましたが、UBWのドラマCDで既にケイ卿が登場してるので今回のアトラスの話が決定的に繋がるのかな?と、思っていたんですが、どうにもそうでもなさそう?この辺りも関連性が良く分からなかったです。一応、士郎の前にケイ卿が顕れてるので、アルトリア縁の「アヴァロン」を内包している点が関係あるのかなとは思うのですが。

あとは、結局「ダン・ブラックモア」とブラックモアの墓守と関係あるのかも謎のままでしたが、一応ベルサックが英国出身の魔術師(ダン卿も英国出の魔術師)のようなので、一族の一員なのかそうでないのか。(ただ、黒翼公とスペルが違いますが。とはいえ、名を拝借してるだけなのでブラックモアの墓守と黒翼公のブラックモアのスペルが同一とも限りませんが)

 

 

以下は今回のコミケに関して

 

本丸TYPE-MOONブース

 

 

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自分が買い終わったのは12時ちょっと過ぎ位だった気がするんですが、この時点で列形成〆切ってましたね。

夏は全然並んでいなかったのに、FGOグッズがあるのに+めちゃくちゃ商品量あるので混んでましたね。初日は列が全く進まないとかで、割とtwitterで叩かれてた気がしますが、実際に並んだ二日目はそうでもなかった気がしますね個人的には。

 

次はシルリン

 

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そういえば、記事書いてて思い出しましたが劇場版プリヤの原画集を購入しておきました。後日、通常販売などもなさそうでしたので。

 

次はプラスワン

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このブランケットのイラストのジャンヌ可愛いですよね。ただ、ブランケットってクソでか過ぎますし使う用途が無いので、タペストリー辺りで出して欲しいです^^;

 

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最早、恒例行事と化したしまどりるさんのライブペインティング。

FGOFes.でも二日間書いて、この間のマチアソビでもぶっ通しでやってらっしゃいましたけど、こう毎回毎回イベントでひたすら書かせるの正気の沙汰じゃないと思うんですが、せめてもうちょい広いスペースを用意すればいいのに...

 

 

次はufotable

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桜セット、喜べ少年セット完売。

自分は勿論並ばなかったんですが、うーん^^;今までも冬の式/夏の静音、UBWキャラ別原画集とか、抱き合わせ商品って結構ありましたけど、その中でも今回「レンゲ」とか...「フレークシール」とか...「カイロ」とか、いや...これ正直歴代でもかなりク...独特だな(婉曲的表現)^^;って思いましたので、これは流石にいr...並ばなくて良いかなっていう事で、完全にスルーしました。

両原画集とミニ色紙両セットで5~6000なら、まだ考えましたけど、レンゲとかカイロは、いやーきついっすねこれ。

 

今回も色々と炎上していましたが、まぁレジ数増加したのと一部だけでも受注対応始めただけでもだいぶ進化したんじゃないかなぁと思いました。Fateの方も受注しろというのは当然の意見だと思いますが、レンゲとかカイロ入ってますからねあれ...受注は難しいんじゃないですかね色々と。

今回、私は特に並んでもないので今回の件はどうでもいいっちゃどうでもいいですね。あと、ufoは今回らっきょ10周年で色々とやってくれたのと、私自身嬉しい物も出してくれたりしたので割と感謝してるところがあるので、そんなに怒りをぶつける要素がないというか。

 

ただ

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この桜のミニ色紙なんですが、これはできればコミケのグッズじゃなくて劇場版の来場者特典にしてくれよとは思いましたね。

せっかくの桜のメインルートの映像化なのに、結局桜単体の特典って9週もあったのに一個もないんですよね。そこは流石にちょっと考えて欲しかったんですよね。ufoに限らず御大も凛書いてた始末ですし。桜ルートの映画ですよ…

 

次はアニプレ

 

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次はシャフト

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次はGift

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あと残り色々と

 

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多分、Fate系の出展や展示は大体こんな感じだったと思います。逃してたブースも有るかもしれませんが。

 

さて、今回もコミケ行きましたけど、なんかここ最近は特に参加するサークル増えまくっててもう訳分かんないですね。カタログ眺めてて頭痛くなってきました。

もう同人の方は公式の方を追うだけで手一杯なんですけど、正直言うと公式に携わってる方はライセンス通した商業の本で出してほしいかなっていうのが本音ですね。追うの大変ですし、同人版ufo並みに並ぶのにドンと来るワダメモさんとかきっついっすわ。

 

今年(ていうか去年ですが)の年末はやたら忙しくて、HFのフィルムを回収しまくったと思ったららっきょ10周年20周年もあったりとか、あと

https://peatix.com/event/322990?lang=ja

これとかも行ったりしたりとか、ここ一カ月はだいぶあっという間に過ぎ去っていった気がしますね。セイレムとかクリスマス、最近では二部も始まりましたしね。だから、コミケもあんあmり余裕なくてだいぶ適当に臨んだ気がします。

 

年内中に書き上げるつもりでしたが無理でした。はい。

 

何かもう疲れました。以上。さようなら。

【ドラマCD版】Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 購入&聴き終りました

どうも。

 

前回書いたとおりですが、今回は本日発売(日付的には昨日)となった蒼銀のドラマCDを通して聴き終えたので簡易的な感想をと。

 

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結局ゲーマーズで買いました。絵カッコイイっすよねこれ。

パッケージは結構コンパクトな構成で、従来のスタママやドラマCD版Zero、EXTRAの様な正方形ではなくドラマCD版のGarden of Avalonと同じスマートなタイプですね。個人的にはこっちの方が好みです。

 

言うに及ばずですが、蒼銀のフラグメンツはFateの原典たるSNの更に基となった「旧Fate」をOVA化に辺り更に基にした再構築された「Prototype」…がメディア展開していないのに何故かその前日譚が商業作品化されたという一見意味不明な経歴により誕生した作品。

完結はとうの1年前に済んでいますが、完結から1年という速さでコミカライズよりも先にドラマCD化決定という流れを経て遂に今回発売。1年経つんですけどマテリアルまだですか

 

そして、今回のドラマCDは

 

www.youtube.com

 

↑のCMでも事前に告知があったように、話の流れを時系列順に再構成しての展開という事で。

 

でまぁ、聞いたんですが、確かにその告知通り

 

冒頭は1巻の沙条姉妹の独白→死者は蘇らない/徒波の彼方より七つの首、十の王冠が顕れる/汝の名は敵対者/此処に逆説を以て、失われた主の寵愛を証明せん。

という流れからの、原作ではちゃんと描かれなかった愛歌お姉ちゃんによるセイバー召喚の儀式(この時アニメ版アポクリやZeroみたいに複数のマスターの掛け声でという演出でしたね)→静謐召喚→ジキル召喚...

 

と、確かに原作ではかなりバラバラだった話の流れがちゃんと時系列毎に整理されていましたね。

 

原作を何回も読んだ身からしてもぶっちゃけ言うと、蒼銀は時系列がバラケ過ぎていて一連の流れとして内容が読み込みづらかったので、こうして時系列毎に直してくれた方が良い感じかなと思いました。

蒼銀は別にDDDや空の境界みたいに叙述トリックが仕込まれている作品でもなしなので、やはり時系列順の方が頭に入りやすいかなと再認識しましたので、個人的にはこれだけでも既に結構満足ではあったりします。

 

聴いてる時は原作の単行本の方と照らし合わせながら聴いていたんですが、然し改めて時系列順で通して聴くとこれマジ原作超時系列バラバラっすね...「あ、このシーンの次ってここになるんだ」と感じる面も。

一巻の次は三巻その次は四巻更に次は一巻...と、結構照らし合わせながら読むのは大忙しな感じでした。

 

原作と照らし合わせた感じ、台詞が削られている面もあれば加筆されていたり、キャラの台詞と地の文を上手いこと繋げていた印象ですかね。

蒼銀は結構地の文の癖が強いですが、ドラマCDというキャラの台詞に寄る展開が主となる媒体に落とし込んだ形としては上手く出来ていたかなと思いました。

巽が聖杯戦争に参加を決意するシーンなど、原作の様に地の文が有った方が良いという面も無論有りますが、音楽も雰囲気に合っていて全体的には良かったかなと思いますね。

 

最近事件簿などで多用されている(初出自体はSNですが)「境界記録帯(ゴーストライナー)」というワードも入れられていたり、サーヴァントとは英霊の影法師たる存在であるという部分も組み込まれていたりと正にドラマCD化に辺り再構成した感じですね。

蒼銀本編の話とは関係ないですが、先日の英霊剣豪でもサーヴァント=英霊の影法師という表現を強調されていましたが、Fakeで死徒が地球(星の代弁者である真祖)の影法師だとも言われていて、鬼と英霊はある意味で似ているという話も有りましたが、吸血鬼であり死徒もある意味で英霊ないしサーヴァントと似ている存在なんじゃないかという気がしました。なので、この辺り二十七祖と英霊召喚の共存に関係ありそうかなと考えています。

 

関係無い話は兎も角として、あとは原作だと(そこまで)描写が無かった先の愛歌お姉ちゃんの召喚の儀、ナイジェルと召喚後のブリュンヒルデなどの新規シーンの追加やアーラシュVSブリュンヒルデ戦なんかもしっかりしていたので良かったかなと思います。

 

大体原作と同じ流れで(古びた一冊のノートから抜粋)もちゃんと入っていてちょっと笑いましたが、でも正直「これ要る?」というか...まぁ、あそこまでほぼフルで入れなくて良い気もしますかね...

 

サーヴァント勢や沙条姉妹etc...一部キャラは既にボイスが付けられていましたが、今回新規で声が付いた人物が多数、そしてボイス有りの蒼銀のフラグメンツとしては今回初のメディア展開でしたが、沙条パパの圧倒的トワイス感がヤバいですねあれは。

EXTRAに引き続きで東地さんは出演されているので、トワイスみが強いというか。物凄く熾天の座で待ってそう(KONAMI

 

あと、声が付いて自分の中で印象が変わったのが仁賀征爾なんですが、原作だと出番はホントあれだけなので個人的にはFakeのギルの召喚者並にあんまりキャラとして立っていない印象だったワケなんですが、今回聴いたら中の人迫真の演技で思いの外ハッチャていたキャラで吃驚しました。

 

そういやキャラのボイスで言えば、最後の方でモーセも喋っていましたがどのキャストの方が演じられたのかって明記されてないですね。個人的にこの辺りの要素(モーセやネフェルタリ、ルキウスなどのボイスが付く)もドラマCDを聴く楽しみではあったんですが、予想より割とあっさりな感。ネフェルタリが喋る件辺りとかあそこまでバッサリいくとは意外でした。

 

 

本日ツイートされていましたが、モーセ役はどうやら緒方さんだったようですね。確かに普通に考えれば一連のシーンの流れ的には緒方さんですわね。

とはいえ、今回モーセが緒方さんだったのは伊勢三少年役だったからこそであり、ネフェルタリのシーンが全カットだったので、これは今後皇帝ルキウスとアーサーの対峙のシーンも割とバッサリ切られそうな予感。

 

で、話としては聖杯戦争四日目、ライダー・オジマンディアス召喚までで第一巻終了と。

 

一通り聞いた感じ、全体的に結構良かったですね。

何というか、蒼銀はコミカライズや映像化よりもドラマCDという媒体の方が合っている気がします。英霊伝承も話の構成自体は悪くなかった(話の構成自体は)ので、桜井さんの作風がドラマCD媒体は合っているのかもかなと。

 

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そしてEXTRAやZeroでは無かった、桜井さん書き下ろしの小説付きと。

一巻は「コンビニエンス・ストア」と「鎧纏わぬ私」の二つ。それぞれ20頁、10頁程の厚さ。

以前インタビューで、蒼銀の連載が終わった後も断片(フラグメンツ)を提供したいと述べられていましたが、確かに完結した後もなおこの様に本編で描かれなかったお話としては良い物でした。はい。

 

ボイス有りという点もですが、時系列に沿っての展開で原作よりもインプットし易さを感じたので、入りとしてもドラマCDは結構良いのではないかなと感じました

そんな具合で、蒼銀ドラマCD一巻中々に良かったです

 

 

そして、発表されたドラマCD2巻の発売日。...いや、早くないですか?二カ月位しか間無いってボイスはもう録ってあるんですかね。

まぁ、早いのは良いことですね、勢いが損なわれないので良いんですが、あのマテリアルは一体いつry

 

という事で第二巻は12月27日という事で、アポクリの円盤と同時という。そして、冬コミもすぐ訪れるので年末に集中し過ぎィ!。

 

 

 

そして、HFの第三週目特典も公開されましたが、いやー本当にHFは一体計何回行けばいいんでしょうね。これでまだ三週目という事実。

須藤さんのイラストですし結構行くつもりですが、然しそこは描くのは桜ではないんですね。

 

未来福音の複製原画よりマシ(マシとは)な気はしますが、でも総数で言ったら大差ないような...こうなると最後の周は全10種類位に増えてそうですね。

 

そんな訳で、蒼銀のドラマCDの感想でした。次も多分近い内に更新するかなと思います。