劇場版プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い を鑑賞してきました。
どうも。
毎年放送してるプリヤですが、今年の放送に当たる「過去編」はなんと劇場版での公開と、去年は放送後賑わせましたが、そういう事でせっかくの劇場版なので少しだけ感想を述べようかなという訳で初日見てきました次第です。
劇場は普通に近場の新宿の角川シネマで鑑賞してきました。
来場特典第一弾の複製ミニ色紙。
入りはこのシーンからでしたね。
個人的に良かった点。
・士郎と美遊の日常パートの描写
士郎が美遊の為に料理を教えたり、士郎が料理を作ったり、お手玉みたいな奴で遊んだりetc...そういった美遊との日常的な部分の描写が原作よりも多かったのは鑑賞していて個人的に良かったかなと思いました。
・士郎が参加した聖杯戦争の描写
原作や映画を鑑賞された方はご存知ですが、過去編は美遊兄士郎が特殊な聖杯戦争に参加するお話ですね。
その中で、士郎は聖杯戦争で勝ち上がっていく訳なんですが、先ず最初のハサンインストールワカメとの戦闘描写とか、鑑賞していて結構いい感じのクオリティだなと個人的に思ったのであそこ中々映えていてよかったですね。
あと、先日劇場版公開直前で名塚さんと門脇さんがゲストでのニコ生がやってましたが、その際「士郎が参加した聖杯戦争の描写が描かれている」的な事を仰られておられていたので、「ワカメ以外の参加者の置換人格が判明するのでは...?」と期待していましたが、やはりでしたね。
先ず「キャスター(魔女メディア)」のクラスカードを保有していたのが、ufo版UBWや事件簿、何とかテラでお馴染みの「アトラム・ガリアスタ」。なんという因果か...
次に「ライダー(メドゥーサ)」のクラスカードを保有していたのが、これ最初シーン見た時、画面がちょっと暗いのと最後までちゃんと顔が映らなかったので確証は持てなかったものの「銀髪」「男性」である点を考慮すると「これ雁夜おじさんか...?」と予想しつつもやはり確証はなかったので、「ま、最後のエンドロール見りゃ分かるやろ」って感じで最後のキャスト一覧でライダー所有者の名前を確認したら、やっぱり「新垣 樽助さん」が演じていらしたので、あれは恐らく「間桐 雁夜」でしょうね。
という事で、劇場版で参加者二人の置換人格が判明したので
セイバー:ザカリー・エインズワース
アーチャー:衛宮士郎
ランサー:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
ライダー:間桐雁夜
キャスター:アトラム・ガリアスタ
アサシン:間桐慎二
バーサーカー:???
あの世界で美遊兄士郎が参加した聖杯戦争の面子構成は少なくともこんな感じという事のようですね。間桐お前ら...
ライダーやキャスターの置換元を明かしてくるなら、正直バーサーカーも誰が置換人格役だったのか知りたかったかなーというのがちょっと残念ですかね。
これが、恐らくバーサーカーをインストールした人物の筈なんですが、うーん誰なんでしょうね。
まぁ、とはいえ平行世界第五次の各クラスの置換元の人物は各カード/英霊と既存作品で何らかの接点がある人物ばかりが選出されてるので、バーサーカーは適任がいなかったのかもですね。バーサーカーのインストール自体も色々と制限がある設定なので、そもそもちゃんと戦闘が成立したのかも謎ですし、まひろ先生の構想的にはバーサーカーをインストールしたのは誰だったのか。は、気になりますね。
そんな具合で、美遊兄士郎が参加した聖杯戦争の描写が有りで、割と戦闘描写もちゃんと入っていたのは個人的に良かったですね。
特に、ランサー(ケイネス)の戦闘はかなり描写が多い+「月霊髄液」を絡めた戦闘描写でかなりファンサービス感溢れた要素が盛り込まれていたのは良い感じでしたね。
ただ、ケイネスのヴィジュアルがちょっと原作と違うというか
原作はこんな感じですが、劇場版だと顔半分が水銀に浸食されている感じだったので、その点ちょっとクー・フーリンみが薄れていたのは残念かなとは思いました。
あと
いよいよ「劇場版プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」公開ですね!! なんと星野もど・こ・かに参加させていただいております(*´꒳`*)まさかあれを呼ぶことができるとか。感謝感謝。気になる方もそうでない方もぜひ劇場で!ご覧ください!
— 星野貴紀@VORPAL (@Shockhearts777) 2017年8月25日
どうやら、星野さんが今回劇場版プリヤで声を充てていらしたそうで、見終わってからこの発言に気付いたのと、ライダーの置換元の声優さんが新垣さんかどうかの確認で頭がいっぱいだったので「え?マジで?え、誰だ...?」と、最初困惑したんですが、アレを呼んだというのと今まで声を充てられてない人物...となると
多分、「ザカリー・エインズワース(セイバーの置換元)」を今回星野さんが担当されたのかなと。
エクスカリバー!って叫んでますしねザカリー。なので呼んだというのは多分「エクスカリバー」の事でまぁ、そういえば確かにザカリー今回で初めて声がついたなと思いだしたので、多分ザカリーかなと思います。声質も確かに星野さんっぽい感じだった気もしますし。
とはいえ、エンドロールでの確認を怠ったので確定かは分からないので、次鑑賞する時はちゃんとチェックしてみようと思います。
などなどの点は良かった感じですかね。
演出面とは関係無いですが、神谷さんの慎二の演じ方がいつものSNやHA基盤のワカメとは、またちょっと違った感じの奇怪...というのも変ですが、やはり違う事情を持っている慎二を上手く演じられていたのが凄かったですね。
あとは、言うまでもないですが、杉山さんの士郎の演じ方も素晴らしかったですね。
一例ですがこういった、内面的な部分が露わになる士郎の演じ方に凄い熱が入っているなと感じましたし、全体的に「美遊の兄としての士郎」をカッコ良く演じられていたなと思いました。
あと、過去編の一番の見どころの士郎VSアンジェリカ戦なんですが、個人的にはちょーっと固有結界の展開の演出が弱いかなと感じましたね。
PVみたいにこうガーッと雪原が展開されていく感じになるのかなと、ワクワクしていたんですが正直ここの演出は弱かったかなと思います。
まぁ、映像媒体だからできる演出、逆に漫画だからできる演出。と、メディア毎で魅せられる雰囲気などは変わってしまうのでしょうがないかなとは思うんですが。
個人的な印象の藩士ではあるんですが、美遊兄士郎ver.の無限の剣製は確かにカッコイイのはカッコイイんですが、SNのエミヤの詠唱より若干テンポ悪くないか...?という気持ちはドライ読んでて思っていたので、この辺り劇場版大丈夫かな?という不安はあったんですが、違和感無く聞けました。
先の聖杯戦争の戦闘描写が先ず良い感じだったんですが、アンジェリカ戦もかなり良かったと思います。
個人的には固有結界の展開よりも
こっちの無限の剣製VSエヌマ・エリシュの方が「これ作画コスト的に厳しいのでは」と、不安だったんですが実際見たらこっちの方がだいぶ良い感じでしたね。
あと、「その剣は片手で振れるほど軽くない」や、士郎が固有結界を展開した後のアンジェリカの台詞等、個人的に原作で好きな台詞が確か一部カットされていた気がするんですが、その辺りも個人的にはちょい残念だった感ですかね。
で、原作で言うと過去編はここまでで、美遊がイリヤの存在した世界に転送され、サファイアやルヴィア、イリヤと出会う「プリズマ☆イリヤ」に繋がる形で終了というのも良かったですかね。とはいえ、まさかイリヤの出番あそこだけにされるとは...
そんな感じで見てきましたが、劇場版は特に変な改変もなくほぼ原作通りの流れ/展開でしたし、戦闘シーンは全部良かったのと後半の士郎の顔の作画は結構熱かった、聖杯戦争のファンサも良かったので、全体的にクオリティはかなり良かったと思います。
説明しよう、モーさんは背景になると一時的に犬や猫みたいな生き物になるのだ。 #アポクリファ
— 東出祐一郎 (@Higashide_Yu) 2017年8月5日
アポクリは先行上映まではまぁ普通に悪くはなかったんですが、原作者監修でまさか↑こうなるとは思ってもいなかったので...HFも既に改変が目に見えていますし、やはりその点プリヤは安心して見れる(見れた)かなと思います。
関東の方の舞台挨拶も取りましたし、多分来場者プレゼントも第○弾まであるでしょうから、今後もドンドン見に行きたいですね。
劇場パンフ。
各演者さんのインタビューや、タスクオーナさんetc...の記念イラスト、御大やシャンピニオンのコメント/イラストも掲載されていたり、紙質もかなり良い感じなのでお勧めです。
劇場見た後に
中元さんでコラボプリズマ☆冷やし麺を食べました。
去年よりも進化してるとの事で、劇場帰りという非常に良いタイミングでしたので。美味しかったです。
【発売まであと4日】
— コンプティーク&コンプエース (@comptiq) 2017年8月26日
8月30日発売「TYPE-MOONエースVOL.12」アニメ情報その3
本日より公開!劇場版「プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」
「Road to 雪下の誓い」では劇場版へと繋がる原作解説年表&ひろやまひろしによる「プリヤ世界」についてのQ&Aが掲載。 pic.twitter.com/I8rIt6Rlc1
本来なら今日発売していた筈の型月エースでも、今回はまひろさんのプリヤ世界のQ&Aとかあるようですが、「エインズワース」と「マキリ」以外の「遠坂」でも「アインツベルン」でもない最後の御三家の一家とか、平行世界の鋼の大地オマージュ的な魔力枯渇の原因が何かとか判明したらいいですね。
という事で、プリヤ劇場版の感想でした。中々良かったです。
今月は休載してなくて良かった^^