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SNとzeroの各サーヴァントクラス比較Ⅱ

 

前回の続きの第二弾()です。

今回はライダークラスとキャスタークラスの比較をします。

 

ライダー

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Fate/zero

真名:イスカンダル(アレキサンダー大王、アレクサンドロス3世)

マスター:ウェイバー・ベルベット

属性:中立・善

宝具:

神威の車輪

遥かなる蹂躙制覇

ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:2~50
最大捕捉:100人

王の軍勢

ランク:EX
種別:対軍宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:1000人

ステータス

筋力(B)

耐久(A)

敏捷(D)

魔力(C)

幸運(A⁺)

宝具(A⁺⁺)

クラス別スキル

対魔力:D、騎乗:A+ 

保有スキル

カリスマ:A 、軍略:B、神性:C

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Fate/stay night

真名:メドゥーサ

マスター:間桐慎二間桐桜

属性:混沌・善

宝具:

自己封印・暗黒神殿

ランク:C-

種別:対人宝具

レンジ:0

最大捕捉:1人

他者封印・鮮血神殿

ランク:B

種別:対軍宝具

レンジ:10〜40

最大捕捉:500人

騎英の手綱

ランク:A+

種別:対軍宝具

レンジ:2〜50

最大捕捉:300人

ステータス

マスター:間桐慎二

筋力(C)

耐久(E)

敏捷(B)

魔力(B)

幸運(D)

宝具(A⁺)

マスター:間桐桜

筋力(B)

耐久(D)

敏捷(A)

魔力(B)

幸運(E)

宝具(A⁺)

クラス別スキル

対魔力:B 、騎乗:A+

保有スキル

魔眼:A+  、単独行動:C 、怪力:B、神性:E- 

はい。騎兵のクラスであるライダーですね。ステータス的にはイスカンダルの方がやや上といった感じでしょうか。しかし、ライダークラスは基本的に白兵戦に優れておらず、ステータスよりも宝具やスキルの面での強さの方が大きいと思うのでステータスだけでは一概には決められないですね。

まずイスカンダルの宝具である王の軍勢ですが、なんと規格外であるランクEXに格付けされています。SNとzeroの中で他にEXランクの宝具となっているのはセイバーの全て遠き理想郷とギルの天地乖離す開闢の星だけです。これらの強力な宝具と同じ位置づけであり、その効果も固有結界を展開し自身の生前の臣下である英霊達を結界内にサーヴァントとして限界させられ、その数は万単位だとか。

聖杯が現代に現界させられるサーヴァントが7騎なのを考えるとまさに規格外と言える宝具ですね。作中ではアサシン、キャスター、アーチャー戦で使用し、その強大さを目の当たりにさせました。特にアサシンに関しては大量の数に押され、一歩的に蹂躙されてましたね、、、しかし結界内に召喚された英霊達は宝具の使用はできないので作中の描写通り、普通に剣や槍を用いて戦うことしかできません。アニメ版では描くのが大変だったからか歩兵しかいませんが、小説ではちゃんと騎兵もいますね。王の軍勢を消滅させるにはギルのように結界自体を破壊するか、軍の半数を倒すか、結界維持の魔力が足りなくなるなどが挙げられます。結界を展開する際はイスカンダル一人で膨大な魔力を負担しなければなりませんが、固有結界展開後の維持に必要な魔力はイスカンダル一人で負担するのではなく、結界内のサーヴァント全員が負担するため性能の割に燃費のいい宝具だと言われています。

とまぁ、強力な宝具である事に変わりはないのですが同じEXランクであるアヴァロンやエヌマエリシュと比べたらちょっと見劣りしますね、、、作中で王の軍勢を展開して倒せたのも4次サーヴァント中最弱のアサシンだけでキャスターの大海魔には数分の足止めが限界、ギルに至っては一撃で結界を破壊されてるという有様。また軍の半数が消滅すれば結界も解除されるので対軍宝具以上の高火力宝具持ちの相手もやや厳しいと思われます。逆に言えば対人宝具しか持っていないディルムッドやハサン相手にはとても有効な宝具ですね。スキルに関してはセイバーやギルも所有しているカリスマスキルはほぼ死にスキルみたいなものですがイスカンダルの場合、大量の兵を使役できるため有効に活用できると言えます。軍略スキルに関しても自身の宝具が対軍宝具である点や敵の対軍宝具に対しての対処に補正がかかるなどを考慮すると実に王の軍勢と相性が良いスキルと言えますね。 

と、宝具やスキルの相性面では悪くないのですが、結界展開後に何故か軍よりも自らが先行して特攻するのは正直意味がないように思えるのと召喚されたサーヴァント達が宝具の使用が出来ない点がちょっとアレですね。自身が特攻してしまうと下手をすれば、5次ランサーの刺しボルクや5次ハサンの妄想心音のような相手を直接狙える対人宝具を食らう可能性があるのでもう少しどうにかならなかったのか、、、宝具の使用が出来ない点はやはり決定打に欠けてしまうのでちょっと微妙ですね。作中でもキャスターの大海魔を倒すことはできませんでしたし、例えばヘラクレスが相手だとただの兵では十二の試練を突破するのは無理な気がするので一度すら殺せるのかも怪しいですし、存在自体が兵器みたいなサーヴァントなのでHAのラストで無限の残骸を蹴散らした時のように幾ら万単位の兵といえど蹂躙され、壁にすらならないのではないかと思います。また5次キャスターや5次ライダーのように空中戦が可能なサーヴァント相手だと結界内の兵で墜落させるのは難しいと思うので空中へ移動され結界維持の魔力を消費され続けるなどの対処をされたらどうしようもないと思いますね。

まぁ、逆に結界内の兵全員が宝具を使用出来たらそれはそれでチートレベルの宝具に化ける気しかしないので使用できない方がバランスとしてはいいかもしれませんね、、、

 次はメドゥーサですね。まずステータスですが桜がマスターの時でもやはりイスカンダルには少々劣っています。しかし、前述の通りどちらも白兵戦は苦手であるのでステータスよりも他の面で比較したいと思います。

まずは宝具の他者封印・鮮血神殿から、これは魔法陣を設置し更に呪刻をいくつか展開させ、更に数日かけて完全に効力を発揮できる宝具でその効果は結界内の人間を融解し、その血液を自身の魔力として蓄えられるものです。あくまで戦闘用ではなく力を貯めておける宝具ですが、非常に魔力を集めるものとしては効率がいいものとされ、士郎のようにサーヴァントとのパスが繋がってなくても魔力を集められる手段の一つとして使えますね。また魔術師には鮮血神殿の効力はほぼ無く、気分が悪い程度なのですがこれはワカメがマスターの時の話で桜にマスター権が戻った際には効力が飛躍的に上がり、凛と士郎でも結界内にいるのはきつくなるのでやはりマスターの質でその効力も大幅に変化するのでしょう。

次に騎英の手綱です。これは手綱と鞭を用い、あらゆる乗り物を御することのできる宝具です。またライダー自身の高い騎乗スキルが合わさり、幻想種の乗りこなしも可能です。基本的にメドゥーサがこれを使用する際は血の魔法陣から召喚されるペガサスに騎乗して使われますね。またこの宝具を使用すれば、騎乗している物のランクが一段階上がり、膨大な魔力により数倍に防御が上がるうえに天馬の加護により更に防御が上がるという代物。作中ではセイバールートで校内で士郎達と対峙した際に撤退するときに使われ、二度目にセイバーと対峙した新都のビル屋上で使用しましたがランクA⁺⁺の約束された勝利の剣と衝突し敗れました。HFでは後半のセイバーオルタ戦で使用し、セイバールートの時と同じく約束された勝利の剣とぶつかり合う形で使用しました。この計三回使用されましたが、何れもセイバーと対峙した時のみしか使用されていないですね。

また、騎英の手綱は対軍宝具なのでイスカンダルの王の軍勢や4次アサシンの妄想幻像のような宝具を持つ相手には有効かつ強力な宝具だと言えますね。しかし、ランクA⁺の宝具ではありますが攻撃に特化しているわけではないのでランク程の火力は無いとか、そのためヘラクレスを殺せる回数なども他の同ランクの宝具と比べたら少ないのかもしれないですね。鮮血神殿などで魔力を予め蓄えておけば火力は上がるかもしれませんが、、、まぁ、セイバーオルタを限界まで追い詰めるほどなので高火力な宝具に間違いはありませんがね。

次にスキルですが、怪力スキルによって自身の筋力を一時的に強化出来たり、アーチャークラスが基本的に保有しているマスター不在でも行動可能な単独行動スキルに、神性E-と生前を魔物として生きていたのでランクが低くなってはいますがギルの天の鎖の拘束が弱まるメリットがあるなど、どれも優秀なスキルを所有しており、特に魔眼のスキルはメドゥーサ固有のスキルであり、その効果もかなり強力です。石化の魔眼キュレベイを所有し、魔力がC以下のサーヴァントには無条件で石化し、魔力がBのサーヴァントは判定次第で石化、魔力がAのサーヴァントは石化こそしないもののステータスが1段階ダウンする重圧がかけられます。魔眼の効力は対象者がメドゥーサの眼を見ずともメドゥーサが対象者を視認していれば発動し、対象者が目を瞑ろうともメドゥーサの存在を認識していれば石化判定が行われるという厄介なもので、魔眼を見てしまうと更に効力が強くなってしまうとか。しかしある程度の距離を取れば即石化とまではいかないようです。この魔眼は視認した者全てに石化判定が行われてしまい、メドゥーサ自身も制御できない故に戦闘以外では作中のように宝具である自己封印・暗黒神殿で封印しています。HAでは眼鏡で封印していましたね。

このようにかなり強力なスキルですが、作中で使用されたのはHFだけですね。これがマスターがワカメだった時に使用してないのはやはり本来のマスターでないから本気を出さなかったのか、作中でこの魔眼を使用したのは校内でのアーチャー戦と後半のセイバーオルタ戦ですね。アーチャーは魔力Bなので判定が入り、完全な石化とまではなりませんでしたがそれでも両膝まで石化し、腕も動かせない程でした。セイバーオルタに関しては魔力が高かったため、重圧しかかけられなかったものの本来圧倒的な差があるセイバー相手に善戦していましたね。この二人にしか使用していませんが他のサーヴァントに対してだとバーサーカーとキャスターは魔力Aなので重圧のみ、ランサー、アサシン、ハサンはCなので無条件石化、ギルは判定が入りセイバーも士郎がマスターであればBなので石化判定が入りますね。zeroのサーヴァントだとマスターによって魔力がAになってるギル、セイバーは重圧のみですが残りは全員C以下なので無条件石化です。この様に殆どが石化されるサーヴァントがいる第4次聖杯戦争にメドゥーサが参加したら無双できそうですね。

という感じでスキルと宝具はかなり強力ですが作中でマスターがワカメでステータスが低かったとはいえ、セイバーに簡単に切り伏せられ、桜にマスター権が戻った後も鮮血神殿展開中にも関わらずアーチャーに押され気味でオルタに関しても重圧をかけたとはいえダガーを用いた攻撃はどれも弾かれ有利とはいえない感じでやはり白兵戦は苦手のようですね。

また作中でもそこまで活躍していないのもちょっとアレですね、、、セイバールートではエクスカリバー初披露のために序盤で退場していたり、UBWでは描写はありませんでしたが葛木にやられてたりと中々アレな感じですよね、、、HFでこそハサンを退けたりセイバーオルタを倒しはしましたが、あれは士郎との共闘があってこそであり士郎が投影したローアイアスが無ければ、セイバールートと同じくエクスカリバーに敗れていたでしょうね、、、

という感じでイスカンダルもそうなんですがライダー単体の戦績はあまり良くなかったり、、、HFで出番は増えますが正直ハサンやオルタの方が目立ってる印象はありますよね。あと士郎とか綺礼も目立ったりでそこまでライダーが目立ってる印象は全然無いんですよね、、、まぁHF自体サーヴァント戦がメインのルートではないから仕方ないのかもしれませんが。HFトゥルーでライダーだけ現界しているのでそういった面では優遇されてますがね、、、

どちらも強力な宝具を持っているライダークラスですが、個人的にはメドゥーサの方が強いと思いますね。戦闘面において強力な能力を持つ魔眼に加え、一時的に筋力を上昇できる怪力スキルと強力なスキルを所有し、鮮血神殿により効率的な魔力集めも可能で何といっても高火力且つ防御も上がるベルレフォーンが使えるといった感じで宝具も強力と言えます。イスカンダルの王の軍勢も強力であるのには違いないですが、対人宝具持ちにしか脅威にならない点やヘラクレスやキャスターの大海魔といった存在がある以上、EXランクとはいえ少々厳しく感じますね。一応、対軍宝具である遥かなる蹂躙制覇もありますが、性能面でベルレフォーンの方が勝っている気がするのでそういった面でもメドゥーサの方が強いと思います。

外見的にもメドゥーサの方が好きなのでやはりライダークラスはメドゥーサということで、、、

 

キャスター

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Fate/zero

真名:ジル・ド・レェ

マスター:雨生龍之介

属性:混沌・悪

宝具:

螺湮城教本

ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:1〜10
最大捕捉:100人

ステータス

筋力(D)

耐久(E)

敏捷(D)

魔力(C)

幸運(E)

宝具(A⁺)

クラス別スキル

陣地作成:B、道具作成:-

保有スキル

精神汚染:A 、芸術審美:E-

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Fate/stay night

真名:メディア

マスター:???→葛木宗一郎

属性:中立・悪

宝具:

破戒すべき全ての符

ランク:C
種別:対魔術宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人

ステータス

筋力(E)

耐久(D)

敏捷(C)

魔力(A⁺)

幸運(B)

宝具(C)

クラス別スキル

陣地作成:A 、道具作成:A

保有スキル

高速神言:A 、金羊の皮:EX

魔術を得意とするクラスであり、魔術に長けているが故に筋力や耐久のステータスが低く白兵戦を最も苦手とするキャスタークラスですね。

まずはジルから。マスターの龍之介が魔術回路がある程度であり、魔術師として開花すらしていないかなりの未熟者だった事や召喚の詠唱や儀式が適当且つ触媒無しでの召喚だった為、本来適性が無いであろうキャスタークラスで召喚されたイレギュラーなサーヴァント。本来の適性ではないクラスで召喚されたためかステータス面ではかなり低いですね。特にランサーや桜がマスターの時のライダーと同じ幸運なのがアレ。

更にジル自身が生前魔術師では無かった故に宝具である螺湮城教本を使用しなければ魔術を行使できないため、ライダー以上に宝具依存のサーヴァントと言えます。その宝具である螺湮城教本はランクA⁺と高く、能力はクトゥルフ系の魔獣・海魔を召喚し使役することが可能というもの。作中では自身の工房の守りとして大量に召喚したり、セイバー&ランサー戦でも大量の数の海魔を召喚し、2人がかりでも対処しきれない程とその厄介さを露わにしました。この召喚された海魔達はサーヴァントと比べると大したものではないですが、高い再生能力に加え倒された海魔を媒体に新たな海魔の召喚も可能とするなど燃費が良く、対人宝具のみしか使えないサーヴァント相手には大変有効と言えますね。しかし対軍宝具にはまるで効果が無いため、作中ではライダーの戦車によって工房の守りとして大量に召喚していた海魔達は一掃されています。また、この海魔達はあくまで宝具からの魔力供給を受けて存在を維持しているため、一時的にでも供給が途絶えると消滅するので作中通りディルムッドのゲイ・ジャルグや魔力契約を断ち切るメディアのルールブレイカーのような宝具は天敵でしょうね。またゲイ・ボウの方も再生を封じる能力があるので対人宝具しか持ち合わせていないディルムッドと言えど天敵のサーヴァントと言えます。しかし、螺湮城教本自体に再生能力がある宝具なので作中でゲイ・ジャルグによって傷を付けられましたが後半で大海魔を召喚する際、普通に使用していたので天敵な宝具でも多少の傷程度なら問題ないので中々厄介ですね。 更に螺湮城教本そのものが強大な魔力炉である為、術者の魔力量や技量に関係なく大魔術・儀礼呪法の行使が可能であるとの事。この宝具の召喚能力を得たことでキャスタークラス固有の道具作成スキルを失ってますが、作中で水晶やら子供を操る腕輪を龍之介が使用していたりするので宝具の能力でスキルが無くとも何かしらの道具を作れるのかもしれませんね。

そして召喚の規模を大きくすれば普段召喚されるのと比べ物にならない位巨大な海魔の召喚が可能です。作中の後半で召喚され、召喚者であるジル本人と大海魔が一体となった状態で登場し戦闘機を丸ごと呑み込む姿を見せました。また恐ろしい程の再生力を持つため生半可な攻撃では即時再生してしまうのでセイバー、ライダー、ランサーの3人がかりで攻撃しようともまるで意味がない程で更にはギルの王の財宝から射出された攻撃で半分以上吹き飛ばされたにも関わらず即時再生し、イスカンダルの王の軍勢も数分の足止めに止めるなどその厄介さと強力さを見せつけました。最終的にディルムッドがゲイ・ボウを破棄したことにより使用可能となったエクスカリバーの一撃で葬られました。この大海魔を葬るには前述のエクスカリバーのように高火力な一撃でジルごと葬るか、供給源であるジル本人を倒せばいいとの事。

恐らくzeroサーヴァントの中で大海魔を葬れるのはギルとセイバーだけでしょうね。セイバーは作中で葬ってますし、ギルのエヌマエリシュは強力な対界宝具且つエクスカリバーよりランクが高いEXですから普通に吹き飛ぶでしょう。作中でも時臣がギルに大海魔討伐を懇願していますしね。対人宝具のみしか使えないランサー、バーサーカー、アサシンは一撃必殺に欠けるので無理でしょうし、イスカンダルはEXの王の軍勢が足止め程度だったので恐らく無理じゃないかと、一応遥かなる蹂躙制覇が使えますが攻撃方法が戦車による突撃なので火力的に一撃必殺に劣るのではないかと思いますね。SNのサーヴァントだとアサシン、バーサーカーは無理な気がしますが、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスターは倒せそうな気がしますね。アーチャーは色々使えるのでその中に高火力な宝具が投影すれば倒せそうですし、ランサーはちょっと微妙な感はあるんですけどエクスカリバーと比べるとランクBと低いですが投げボルクならワンチャンあるかなと、ルーンによるランクアップが可能ですし追尾効果もあり、UBWでローアイアスを貫くほどの貫通力を考えるとジル本人狙いで投げて槍が大海魔を貫き続けて最終的に本人に当たるなら或いはって感じですね。ライダーはベルレフォーンで大海魔を消滅できるほどの火力が出せるかどうかですね。エクスカリバーよりランク低いのとランク程の火力はないっていうのがアレですが、鮮血神殿で事前に魔力を集めることもできますし倒せるかなと思います。キャスターはAランク相当の魔術を行使できますし、HAで使用した大魔術を行使すれば倒せるのではないかと。ただそこまでの火力が出るかどうかってのがアレですね、、、まぁ、公式の明言が無ければ大海魔を倒せるかどうかなんていくら考えても意味ないですけどね()あくまで個人の考えということで、、、

というように大海魔召喚後は厄介極まりないですが、実は召喚自体が無茶苦茶なためかジル本人では制御すらできずわざわざ大海魔を倒そうとせずとも、放っておけば勝手にジルごと消滅してしまうというただの自爆技。なので正直かなりアレですね、大海魔を召喚してしまったらその時点で敗退決定っていうのはちょっと、、、って感じです。つまりジルで聖杯戦争を勝ち抜くには通常の海魔の召喚で頑張るしかないということで、しかしそうなると決定打に欠けますし何よりも対軍宝具持ちにはどうしようもないのでかなり厳しいでしょうね、、、一応E-とランクは低いものの芸術審美のスキルで芸術系のサーヴァントの真名看破が可能と悪くないスキルを保有していたり、切嗣が最後まで発見できず後に綺礼も使用する程秘匿性の高い工房を使用していたり、セイバー戦で有利な状況に持ち込んだり、工房の破壊具合からライダーとの相性の悪さを認識したりなどスキルとジル自身の才覚は優秀だったり。

そうですね、、、主戦力よりもサポートとして欲しいサーヴァントでしょうかね。

 

次はキャス子です。神代の魔術師であり、実力は現代の魔術師と比較にならないほどでキャスタークラスの中でも最高峰の英霊。高速神言のスキルにより一工程での魔術の行使が可能であり、更には通常長い詠唱が必要であり早くとも一分程かかる大魔術も一工程での行使が可能です。また、高い陣地作成スキルを所有しているため、工房よりも規模の大きい神殿を作成することが可能。作中では冬木市最高の霊脈を誇る柳洞寺を神殿化させ、その優れた地脈を利用し町中の人々から魔力を集め神殿内に蓄えていました。貯蔵した魔力量は莫大であり、全サーヴァントと契約しても余る程だとか。そして魔力が貯まっている神殿内であれば、UBWのアーチャー戦から分かるようにAランク相当の大魔術の行使や空間転移や空間固定など大規模な魔術の行使が可能であり空中戦も披露しました。また高い道具作成スキルを保有しているため擬似的な不死薬や擬似令呪なども作成可能。EXランクとなっている金羊の皮スキルを所有していますが、メディア自身に竜を召喚する能力が無いため特に意味は無いスキルになっています。もし竜種召喚の能力があった場合、召喚できるのはコルキスの竜との事。

作中において自らがサーヴァントでありながら、本来召喚される筈の無い架空の英雄の殻を被った亡霊をアサシンのサーヴァントとして違反召喚し、自身の配下として拠点の門番に設置しました。更には柳洞寺の自然霊以外の霊体を遠ざける特異な結界に加え新たな結界を張り、白兵戦のみでしか戦えないアサシンに対しての遠距離攻撃の威力を弱める強化を施し陣営の守りを固めるなど聖杯戦争に勝つために他のサーヴァントよりも様々な策を弄する場面が垣間見えますね。他でも衛宮邸の結界を感知されず潜り抜けた魔力の糸で士郎を柳洞寺に誘い込んだり、とあるBADENDでは一成含む柳洞寺の人達に仕掛けを施し、柳洞寺の事を探る物は速やかに抹殺するという命令を仕込んでいたりとまさに策士と言えるサーヴァントですね。あとストーリー開始前の時点で葛木と出会う前の自身を召喚したマスターとアサシンを違反召喚するために本来聖杯に選ばれたアサシンを召喚する予定だったマスターの2人を殺していたり。また、第三次聖杯戦争でこの世全ての悪に汚染され破壊として望みを叶える願望器となってしまった聖杯もメディアクラスの魔術師であれば本来の願望器として扱えると言われていたり、本来ハサンが召喚される筈のアサシンクラスで無関係な亡霊である小次郎を召喚するなんて芸当はメディア程の魔術師でなければ無理と言われているので魔術師としてもどれほど優秀なのかが分かりますね。

このように強力なスキルを持ち、メディア自身も相当優秀な能力を持っている強力なサーヴァントなのですが、三大騎士クラスであるセイバー、アーチャー、ランサーに加えライダークラスが保有している対魔力スキルの存在により戦闘面において第五次聖杯戦争のサーヴァントの中でアサシンクラスに次いで最弱のサーヴァントとされるほど。この対魔力スキルは所有者のランクによって効力は変わりますが、その能力は一定ランクの魔術を無効化することができ、一定以上のランクを持つ魔術に関してはダメージを軽減するというもの。このスキルの存在でメディアというかキャスタークラス自体が聖杯戦争においてとても不利なクラスであると言えるでしょうね。ただ直接的な魔術の攻撃は無効化されますが、作中でメディアが葛木の拳を強化してセイバーにダメージを与えたように魔術によって強化された武器の攻撃や士郎の得意とする投影などの魔術によって生み出された武器の物理的な攻撃には対魔力は働かないので、ある程度工夫をすればキャスタークラスでも十分に勝ち残れるでしょう。他で言えばジルのように召喚魔術を用いるなどすれば対魔力持ち相手にも渡り合えるかと、

作中で対魔力を所持しているのは前述の4クラスとギルですね。その中でも一番高いAランクの対魔力を誇るセイバーとは相性が悪く、作中でセイバーと対峙した際に放った魔力弾も弾かれたり、効かなかったりで更にはセイバーにこの程度ですかと言われる始末。HFでもマスターを失い冷静な判断ができなかったとはいえ、セイバーに放った攻撃は効かず一瞬で切り伏せられました。ランサーはCでライダーはセイバーよりワンランク下のBですね。作中での戦闘が無いためアレですが、対魔力Dのアーチャーにすら魔力弾は弾かれていたり、空間固定などを行使するも最終的に深手を負っている様なのでアーチャーより高い対魔力を持つライダーとランサー相手も厳しいと思われます。ギルは対魔力Eとかなり低いランクですが、多分対魔力関係なくあの纏っている鎧で無効化される気がしますね。そうでなくとも王の財宝の中から魔力に抵抗のある盾などを取り出されて防がれるような気がします。残りのアサシン、バーサーカーの2クラスは対魔力を所有していないので魔術の攻撃が通用しますが、アサシンは自身のサーヴァントなので除外するとして、そうすると実質第5次聖杯戦争においてメディアの攻撃が通用するのはバーサーカーのみということになります。しかし、ステータスは軒並みAなうえ言わずもがなの十二の試練の耐性によってメディアが殺せたとしても恐らく数回が限度でしょうし、押し切られたら負けると思います。メディア自身セイバーとバーサーカー相手は苦手だと言ってましたからね。あとハサンは流石に倒せるでしょうね、対魔力もありませんから。このように5次サーヴァントの半数以上が高い対魔力を持っていたり、高い耐性を持つサーヴァントがいるなどメディアにとって相性が悪いサーヴァントばかりだったために5次中でも弱い方ということになっています。

高スペックなサーヴァントなんですがね、、、如何せんギリシャの大英雄にアーサー王ケルトの英雄だったりゴルゴーンなど他のサーヴァントも化け物クラスの英霊ばかりですからねー、、、それに応じて対魔力も高くなってますしね、何というか本当に相性悪いのばっかりだなって感じです、、、

 神殿である柳洞寺外では、基本的に使い魔の類である竜牙兵を大量に使役して敵陣営に攻め入ったりします。数が多いとはいえ竜牙兵自体はサーヴァントは勿論、士郎や凛でも対処はできるので恐れるようなものではないのですが、それらを囮にしての不意打ちとそれを利用したうえでの宝具破戒すべき全ての符によるサーヴァントの奪取などの搦手を得意とします。この宝具であるルールブレイカーの能力は、切りつけた対象のあらゆる魔術契約を無効化するというものです。能力的にゲイ・ジャルグと似ていますがあちらは触れている間のみ無効化しかできないうえに、既に成立している魔術契約は無効化できないなど所々異なっています。作中ではUBWにて衛宮邸に侵入し大河を人質に取り、隙のできたセイバーに使用し士郎との契約破棄後自身のサーヴァントして契約させ、その後自らの意志で凛を裏切ったアーチャーに対しても使用後、セイバーと同じく自身のサーヴァントして契約させアサシンと自身を含む4体分の戦力を手に入れたり、HFでは桜とアンリマユの繋がりを断つべく士郎が投影し使用しました。この計3回使用されており、メディアが使用した際の用途は主にマスターとサーヴァントの契約を断ち切るためですね。その為、作中では契約破りとも呼ばれています。魔術の攻撃が対魔力によって効かないため、メディアにとってこの宝具は有力な武器であると言えますね。あと、能力が便利なためかよく二次創作で使われることが多い宝具な気がします。

作中ではマスターである葛木の拳に高難度だとされている他者への強化魔術を施したり、アーチャー戦では大魔術を行使したり、凛との魔術師対決では凛の放った宝石を使用したAランク相当の魔術を無効化したりなど魔術師として強力な面を披露し、前述の通りルールブレイカーの力で四体分の戦力を得るなどUBWでその優秀な知略や能力を活かし活躍しましたが、一方のセイバールートではマスターを失い、自暴自棄になって衛宮邸に侵入し、セイバーと戦闘を行うも途中で乱入してきたギルの王の財宝の掃射を食らい敗退、HFでは描写はありませんでしたが、臓硯の策略に嵌り自らの手でマスターを殺めた後にセイバーと戦闘となりましたが高い対魔力により放った攻撃は効かず一瞬で切り伏せられ、アサシンに続いて序盤で呆気なく退場と活躍するルート以外ではライダー以上に出番が無いという割とアレな扱い。活躍するUBWでも最期はアーチャーの不意打ちで退場と呆気ないですがね、、、関係ないけど、葛木って全ルート死亡してますよね。他で全ルート死亡しているマスターって麻婆だけでしたっけ。ただHAで登場しているから並行世界で生存している可能性はあるんでしょうね。

どちらも苦手な敵が多いキャスタークラスですが、どちらが強いかって言われたらまぁキャス子でしょうね。クラススキルはジルよりも高い点や、高速神言スキルにより大魔術もドンドン行使できるうえに宝具も強力で何よりも散々書きましたがキャス子本人のスペックが高いという点がジルよりも勝っていると思います。対してジルはイレギュラーな存在のためかステータスは低くクラススキルも失っていたり、宝具も通常の海魔の召喚なら燃費も良くて悪くは無いのですが、切り札のような大海魔が制御不可に加え、放っておけば勝手に自滅してしまう自爆技というのは正直弱いと思いますね。通常の海魔も対人宝具持ちにしか脅威にならない点や対軍宝具持ちにはまるで効果が無いという点も残念な感じです。ただ、ジル本人の才覚は優秀なので決して弱い部分しかないというわけではないです。

こういった感じで総合的に判断してキャス子の方が強いと私は思います。まぁ魔術師としてもキャス子の方が格上ですからね、ただ魔術師として優秀が故に自身を召喚するマスターよりも圧倒的に優秀ですから、下手すればマスターの方が駒としていいように扱われ、最終的に前マスターのように殺されてしまうかもしれないというのを考えるとキャス子を召喚するのは気が引けますね、、、キャスタークラスという枠の中では最高峰ともいえるキャス子ですが、聖杯戦争で勝ち抜くのが厳しいというのはやはり変わらなそうですね。何せ、八極拳を学んでいたとはいえ人間の凛に肉弾戦で押し負けるくらいですからねぇ、、、ただ、一つのBADENDでキャス子が勝ち残ったと思わせるのがあるので最後まで残る可能性は充分にあるのでしょう。作中のようにセイバー、アーチャーと契約して全員で戦えばバーサーカーを倒すのも難しくは無いでしょうし、ギルに関してもセイバーとギルと相性のいいエミヤを戦わせて魔術でサポートなどすれば突破できる可能性はあるのではないかと思います。

 

最後はバーサーカーとアサシンクラスですね。