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人類悪・ビーストと死徒二十七祖(と、真祖)

どうも。暑いっすね...

 

アポクリも始まり、無理矢理過ぎる高難易度の追加でぶっちゃけ去年よりも更につまらなさが加速した水着イベも始まったりと、夏だなって感じですね。

別に何かあった訳ではないのですが、最近とても暇なのと自分の考えの整理も兼ねてで、ビーストと二十七祖周りに関して書きます...

 

 

と、動き始めたタイミングで事件簿新刊のこれという...いやいや、ズェピア/ワラキア関連も含めて割と。な感じでの内容で書くつもりだったので、事件簿で出してくるとはマジかよ...って感じですな。

然し、これ黒翼公とズェピアとかヤベーっすよ...魔眼蒐集列車以上に内容凄そうな予感...夏コミ初手初日型月ブッパするんで(TCGプレイヤー並感)購入出来たら、今回のは感想みたいなやつ書く予定です。

 

で、そんな新設定追加が目前に控えていますが、その前に自分の中での考えを纏めようという事で

 

先ずはあの

 

死徒【しと】

真祖や他の死徒に吸血されて吸血種となった者のこと。吸血種と呼ばれるモノたちの大部分を占める。

不老不死に近い肉体を持つが、日光に当たる事が出来ない。

......その世界に生きる者達には預かり知らぬ事ではあるが、英霊召喚を可能とする世界において、死徒の頂点といわれる二十七祖は存在しない。

 

これですが、Fakeのとかで述べたように、私はこの「死徒二十七祖」を成立させない「英霊召喚」とは、「降霊儀式・英霊召喚」の方だと考えていました。(元々、サイマテやコンマテetcのSN関係の設定集では普通に二十七祖やそれを連想させるワードは普通に使われていたのもあるので)

 

ですが、およそ三ヶ月前に発売されたFGO関連書籍のカルデアエース

 

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↑これですね。

 

に、付属していて、色々と波紋を呼んだような呼んで無い様な呼んだような「~英霊伝承異聞~巌窟王 エドモン・ダンテス」という、かなり特異なアレが付いてきた訳ですね。

 

で、このドラマCDに登場する

 

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「タランテラ」

という、原典の「モンテ・クリスト伯」には一切登場しない完全オリキャラが、巌窟王の恩人に当たる「ファリア神父」を「シャトー・ディフ」送りにした「三賢人」の一人という設定で「聖堂教会・第八秘蹟会」にも属する「代行者」であり、巌窟王に立ちふさがる敵として登場し何か戦闘を繰り広げました。

 

「trueno!」

四つの福音を以て汝を聖別す...怒号を以て神威を示せぇ!

”4代目の私”が取得した”多重結界”」「”7代目の私”が取得したのは”呪詛の奥義”

 

「馬鹿なッ...馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な!私は”転生者”!例え、肉体が朽ちようと無限の...」

 

といった口上や、(恐らく)「数秘術ゲマトリア」による”雷霆魔術”含む様々な御業を行使し、自らを「転生者」と名乗る彼の真の正体こそ...

 

 

 

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ミハイル・ロア・バルダムヨォン

 

其は「転生無限者」「ウロボロス」「アカシャの蛇」の異名を有する死徒二十七祖の番外位に位置する死徒でありながら、教会の最高位異端審問機関「埋葬機関」の前身組織の創始者

最高位「冠位」に匹敵する才を持ち合わせ、「魂」を唯一確立した魔術師にして、本来ならば大気に触れれば露散してしまうほど扱いの難しい「魂」を”他者に伝達可能なモノ”の加工に成功した“天才”であり、他の祖とは異なる「人類史の終焉」を前提とした「永遠」を定義づける事で、およそ「800年/18回」に渡り「転生」を繰り返した異端の死徒/魔術師。

 

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守りたいこの笑顔

 

と、当時最初は記事にするつもりだったものの、色々とアレというかまぁ結局記事にしなかったんですが、無論発売日に購入してました(というか、寧ろ3日前からフラゲして聞いてましたからねこれ)

 

と、巌窟王のドラマCDにてロアがゲスト出演した訳ですが、この際の竹箒

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201704.html

んで。その中で異彩を放つドラマCDですが、この場を借りてちょっとだけ補足を。

TYPE-MOONの伝奇……というか、奈須きのこTYPE-MOONでやっている伝奇は『すべて同じ世界』と思われがちですが、それはあくまで基本であって大きく二つの系統に分かれている事は今までちょろちょろ説明してきました。

 

英霊がサーヴァントとして使役できるFate世界と、

英霊なんて強大な概念を“自律した使い魔”なんて術式に落とし込めるワケねーだろ、という月姫世界ですね 。

 

Fate世界の下地は『人類史を肯定するもの』なので英霊も主役として考えられますが、 月姫世界の下地は『人類史を■■するもの』なので、その敵対者である死徒たちが主題となる、みたいな違いです。

 

んで。月姫におけるある人物……教会において二十七祖の一人と数えられたもの……は『ある出会い』を経て強力な死徒となります。

しかしFate世界ではそもそも『ある出会い』がないため、死徒になりこそすれど『祖のひとり』に数えられるほどの力は持たず、その秘術も劣化したものとなります。

 

そのあたりの差違……世界の土台は同じでも前提が異なる事で登場人物の在り方も異なる……を楽しんでいただければこれ幸い。

「おじいちゃん、じゃあ「Fake」は? あの闇鍋はどういう扱いなのかしら! 私気になる!」

「ほほほ。ありゃあ『どっちもアリ』じゃよ、茶々解禁からたった半日でLV80にしていた勇者・まひろちゃんよ」

「どっちもアリ……? 丁半博打をしているのに丁半どっちの要素もあるの? それってつまり、」

「そう。故にどっちとも言えない「FGOみたいな世界」と言えなくもないのじゃよ、 イリヤもクロエもLV100のまひろちゃんよ。 おぬしこそワシの期待通りの真の勇者じゃ。じゃがたまには自重するのじゃぞ」

 

と、長らく不明だった「英霊召喚が可能な世界において死徒二十七祖は存在しない」というのは、シャンピニオン曰くどうやら「英霊召喚」そのもの(降霊儀式もサーヴァント召喚システムも全て)を指し、「Fate世界」全般と「月姫世界」自体が乖離しており

Fate世界」=「人類史を肯定するモノ」が主役

月姫世界」=「人類史を■■するモノ」が主役

という差異が発生し、月姫世界では英霊をサーヴァントという使い魔の枠組みに落とし込めての召喚術式が構築不可能の為、そもそもの”前提部分から異なっている”という事になっていると。

 

>大きく二つの系統に分かれている事は今までちょろちょろ説明してきました。

 

とは言うものの、「いやそもそもシャンピニオンが直接説明した事は無くね?」と滅茶苦茶突っ込みたいのと、「既存作のこの設定とかこの設定はどうなるの?」という少し統合が取れない様な部分もチラホラ有ったりするので、ぶっちゃけ未だにあんまり完全には納得はしていないのですが、どうやらこういう事の様で。

 

然し「Fake世界」においては例外の様で

 

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FGOの世界では存在しないと思われるもFake世界では存在していたワラキアの夜そして何よりも「死徒二十七祖」の概念が、英霊召喚が可能でありながら共有できていたのもそういう理由が故と。

で、その様な「例外の世界」以外の基本Fate世界では、二十七祖に値する死徒(例:リタ・ロズィーアン」「アインナッシュ」「ヴァン=フェム」「コーバック・アルカトラス」)自体は存在するが、「死徒二十七祖(の概念)」が存在しなくなり、結果二十七祖に該当する様な死徒は事件簿で使われていた様に、恐らく「上級死徒として扱われるのが基本となると(ぶっちゃけ一気に名称ダサくなりましたよね

 

なので、「Fate/Labyrinth」での

 

「人理が命として脈動し、時に英霊なりし幻想と神秘を儀式によってサーヴァントなどという形態で召喚し得る世界にあって、人が変じた死の怪物(死徒)などにさしたる力はない。人を襲い、命と血を喰らって長がらえる吸血種(もの)がこの人理脈動する世界に有り得るとすれば、それは幻想に属するものだ。神秘として顕れたるものだ」

 奈須きのこさま。サーヴァントとたちによるダンジョン探索行というアイデアにOKをくださった上に、『Fate』世界における○○と○○○の在り方やその詳細(幻想種としての○○○は力を有するものの、死徒は某作品ほどには力を持てない等々───)についてご教授いただき、更にはご監修まで、本当にありがとうございました」

 

「ヴォルフガング」の発言や後書きの件が、割とド直球な感じでしたねー結果。

 

そして、竹箒に加えてドラマCD内のファリア神父の独白の

 

恐らく、多くの天賦を与えられながら”ただ一つ「出会い」という奇跡”を与えられず、自らの道を変える「運命」に”出会えなかった”「怪物」。

 

という発言によって「Fate世界」では、なんと本来「月姫世界」では必ず起こる、十二世紀頃に「ロア」と「アルクェイド」が出会うという”イベントすら発生しない”という事実まで明かされました。

 

結果、”Fate世界での”「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」は

 

死徒という種族の基盤の弱さ

アルクェイドという強力な真祖の力の一端を行使できない/有さない為、ロア本人の個体能力が最早二十七祖クラスですらない(名実ともに一介の死徒レベルまでランクダウン)

③同じくアルクと出会わない事で「転生術」の劣化

 

という、文字通りトリプル役満並みの弱体化が重なった結果、残念ながらまぁあのああなってしまい、そして「月姫」発生の要となるロアが十八代目の転生体に至ることなく(月姫原作の記述と統合すると、タランテラは恐らく15or16代目のロアと考えるのが妥当ですが、そもそもアルクとの繋がりが無い為同じ転生速度かは微妙かなとも)Fate世界では「月姫」自体が発生しないという事に。

 

記事の本題とは関係ないですし、深い意味もないですが

 

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AACCとコミカライズのロアカッコイイですよね。

特にAACCのEDは個人的にかなり綺麗な終わり方なのと成田さんの迫真の演技が光りまくりで滅茶苦茶好きなので、MBのEDの中でも一、二位を争うくらいで好きです(私は結構好きですよロア)

 

...と、何故かロアとモンテ・クリスト伯爵に因縁が発生してたり、元々莫大な資産でしかないモンテクリスト島の財宝を魔改造して”魂をも焼きつくす!”とか、まぁぶっちゃけモンテ・クリスト伯の読者目線的な意味でも、突っ込みどころはかなりありますが、このドラマCDが「Fate世界」と「月姫世界」の差異の足がかりとはなりました。

 

※ちなみに、「氷室の天地」の世界だと「シエル(十七代目↑のロアが存在する)」の存在が確認されていますが、あの世界は成田先生や映一郎先生のコメントやマテリアルの記述を統合すると、恐らく「Fake寄りの世界」なので「ワラキアの夜」や「死徒二十七祖」が存在するように、英霊召喚が可能ながら”例外的に”十七代目、十八代目のロアも存在している(た)と思われます。

 

 そんな訳なんですが、最早「Fate世界」と「月姫世界」は基本的に共有不可。その理由となる「人類史を肯定/■■する」とはナニからして異なっているのか、そして何故「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」が「アルクェイド・ブリュンスタッド」と”出会わなくなってしまう”のか。

などなど、疑問は多いところですが

 

前回、Fakeの記事で死徒二十七祖/死徒は、「七つの原罪」を司る「クラス・ビースト」とナニか因果関係にあるのでは(二十七祖が存在しないに該当するのはFGO世界)。と、言いました。

で、結果「Fate」と「月姫」自体が乖離しているので、二十七祖と英霊召喚が共有できないのは特段FGOだけに限った話ではない(というかFGO世界もまた別っぽい?みたいですが)という事ではありましたが、死徒死徒二十七祖と人類悪であるビーストに関係があるというの部分に関しては変わらずそう思っているので、それ含めて色々と。

 

 

先ず「死徒」とは

 

 「彼らは死徒と呼ばれている。人に取り憑く悪霊だの妖精だのとは明確に違うのだよ。彼らは、地球の一部でありながら、人類というものを嫌っている。そう、彼らは意志を持った、地球そのものの影法師なんだ」

 「英霊とは人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序(ルール)を護るものだ」

「我ら死徒は人類史を否定するモノ。君達のルールを汚すために存在してきた」

 

と、Fakeでの記述から「死徒とは人類史を否定するモノ」という扱いになっています(なので、竹箒の月姫世界の下地が「人類史の■■」の■■は=否定?)

 

そして、同じくFakeにて登場する真なるアーチャーにして歪められた復讐者として参加している「アルケイデス」。

彼の有する宝具「十二の栄光」、その一つにして「大英雄ヘラクレス」が生前成し遂げた十二の内の原初の試練である「ネメアの獅子」。

このネメアの獅子を加工した裘は「ギルガメッシュ」曰く

 

「あれは、恐らく魔獣か神獣の裘だろう。よくもあそこまで加工してみせたものだが、恐らく元はウガルルムに似た何かであろうな」 

 「人の文明そのものを拒絶する特異点、時折そのような生物が現れる。少なくともアレには人が生み出すあらゆる『道具』が通じぬであろうな」

 ───人理を否定する獣の皮

 

と、「魔獣・神獣」の類は、即ち「人理を否定するモノ」であるとされています。

 

そして

 

───やはり、あの気配はサーヴァントではないな。

───あの女神を名乗る女とも違う気配。

───恐らくは、星の産み落とした獣か何か......人型をした、ネメアの獅子か。

 

己を覆う毛皮の持ち主であった獅子を思い出し、警戒を一段階強めるアルケイデス。 

 

と。先の「人理を否定する獣」を加工した布のその生物(ネメアの獅子)と、アルケイデスは死徒である「ジェスター・カルトゥーレ」を同一視しています。

そして、ギルガメッシュが例として挙げた「ウガルルム」こそ、原初の罪を司る「ビーストⅡ」に該当する「創世神ティアマト」の卷属に当たる「十一の怪物」の一つです。

 

なので

「魔獣・神獣(例:ウガルルム、ネメアの獅子)」=「人理/文明を否定する獣」≒「死徒(人類史を否定するモノ)」

という関係になっている訳ですね。

 

故に、人類悪から発したモノ(ウガルルム)と死徒の性質が類似すると。

 

あと、Fakeの時に書くの忘れてたんですが、魔獣の類が人理によって生み出された宝具に耐性を有する様に

 

「ああ、そうだ。死徒のすべてがそうとは言わないがね。だが、人との間には明確な壁がある。それを貫く事ができるのは、人の作りし刃では無理だ。神による聖別、あるいはそれに類する人間とは異なる『力』がなければ、その刃が彼らを貫く事はないだろうな。」 

 「ああ、そうだとも。故に、人が作りし宝具、あるいは神が人の為に用意した宝具の加護を、我々は否定する事ができる。神が神の為に作った宝具ならばまた話は別かもしれんが、そこまでの代物はそうそう用意できまい?これは、純粋に相性の問題だ。私は蛇で、君らはカエル。ただそれだけの単純な話だ」

 

と、語られているように死徒も宝具に対しての耐性を一応有しています。

で、これなんですが

 

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ぶっちゃけ、これと(ほぼ)同じじゃないかと思っています。

「ビーストⅡ」と「ビーストⅥ」の保有する「ネガ・ジェネシス/ネガ・メサイア」と呼ばれるスキルもまた「正しい人類史から誕生した英霊」の保有する宝具に強い耐性を得るのと、死徒の耐性もまた似ている(実際、ウガルルムがアルケイデスの布と同じく耐性を持ちますし)

 

ですが、ただ死徒の場合は

 

 「もちろん。同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うならば話は別だがな。英霊ならば私に勝てたやもしれん。だが、人の身である君達がいくら宝具を使おうと、敗北は必然だ。戦略や気合でどうこうできるものではない」

 

と、「宝具の加護」を無効化できるのは”人の身”で行使した場合であって、サーヴァントが使用した場合は普通に食らうので、若干耐性の対象が違います(元々死徒二十七祖とサーヴァントを比較した場合、基本的にサーヴァントの方が優勢という扱いでしたしね)

が、やはり「人類史/人理を否定するモノ」であるが故に耐性を持つという性質が人類悪及び卷族と類似していると。

 

あと

 

死徒。この列車で何度か耳にした、吸血種のひとつ。

ならば、聖堂教会に知識があるのもうなずける。魔術協会以上に、かの組織は死徒と激しく敵対している。その存在を人類にあだなすものと見ているからだ。

 「......そうか、獣、とは......!」

これは、人に仇(あだ)なすものだ。

これは、人を喰らうものだ。

これは、人を滅ぼすものだ。

 

と、一応「事件簿」と「蒼銀」で「死徒」と「人類悪・ビースト」は同じ表現も使われています。

 

また

 

www.4gamer.net

 

↑のインタビューでは「月姫リメイク」でも「人類悪」に関しての言及が有るとの事です。

 

ちょっと本題から外れますが、この「月リメ」&「ufo版UBW」&「FGO」の三作品が「人類悪」の部分でリンクしているとの事ですが、先ず

月姫本編」だと

 

「いかにも。これでは原初の海と何ら変わりはない。

 私はな、他の動物どもを我が肉体としているのではない。『動物』という因子を肉体とし、混濁させているのだ」 

 「だが、素晴らしいとは思わないか。

 私の中には『何になるか解らないもの』が渦巻いている。それは原初のこの世界そのものともいえる小世界だ。

 どのような生き物が生まれるか予測がつかない混沌とした空間。

 現存するこの星の系統樹と同じでありながら、なお劇的な変化の可能性を持つ混沌の闇。」

 

と、「原初の海」や端々の発言から、恐らくネロ・カオスの体内は「ビーストⅡ/ティアマト神」の有する「浸食海洋ケイオスタイド」と性質が類似しています。

 

で、この「浸食海洋ケイオスタイド」ですが、これは

 

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「キングゥ」が言うように、魔術世界では=「聖杯の泥」とも呼ばれると。

 

更に「聖杯の泥」とは、分かりやすい例でいえばFakeのアルケイデスが「復讐者」に変質させられた要因であるアレや、SNの世界で「言峰綺礼」の心臓代わりとして活かしていたアレが「アンリマユに汚染された大聖杯」と同じモノ(零れ落ちたモノ)です。

 

そして「ufo版UBW」では

 

「言峰は言っていなかったか?あれは既に汚染された聖杯、お前達によって地に堕ちた欲望の杯。人間を呪い殺す事にのみ特化した 人類悪 の一つだと!」

 

 「英雄王ギルガメッシュ」曰く、正しくその「汚染された大聖杯」=「人類悪」と、されるので、恐らくこのリンクしている部分というのは「浸食海洋ケイオスタイド(聖杯の泥)」の部分についてだと予測しています。

 

因みに、そのネロ教授の「666」の因子を内包した固有結界を”カタチ”にしたモノが「創世の土」と、呼ばれるモノでこれはロアとの共同研究によって完成したとされるのですが、これをロアは

 

 「はい。あなたの中のソレを、少しばかりカタチにできる神秘を教授いたしましょう。その神代の御業をもって、あなたに捕えてほしいひとがいるのですよ、混沌よ。」

 

と、”神代の御業”と表現しており

 

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「ケイオスタイド」から発した「ティアマト神」の次世代の子供である「ラフム」もまた、「神代の土/砂」にして「泥」で構成されている。と、されるのでこの辺り関連かなぁと。

 

あと、過去に竹箒でも

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html

 

ティアマトは虚数空間の繋がりもあり、桜系のキャラの究極としてデザインしてもらいました。

原初の母。無垢。少女。巨大。自縄自縛。黒桜の黒い泥の凄い版、ケイオスタイド。

それだけのキーワードで、あの頭脳体と真体が届けられたのです。

 

と、よく見たら「ティアマト神」は、桜系譜からとってデザインしたようで「黒桜の黒い泥の凄い版」=「ケイオスタイド」と、ド直球な事書かれてたんでそういう事な気がします。

 

で、話を戻しますが「死徒」の耐性や性質が「人類悪」の有する「ネガスキル」によるモノと似ています。

 

次に「死徒二十七祖」の発端や経緯に関して

ロア曰く

 

「もともと二十七祖などというモノも貴方(朱い月のブリュンスタッド)が足掻いた足跡にすぎない。どうしても自身と同じ純度の真祖が生まれず、貴方は様々な手段を試みた。

 その結果の一つがアルトルージュ・ブリュンスタッドですが、彼女もいまだ朱い月を迎え入れるまでの高みには達していない」

 

と、発言しており、ロアの言う通りであれば「死徒二十七祖」の発端は「朱い月」だと思われます。

 

そして、「Fake」や「ひむてん」の様な”特殊な世界”以外の「Fate世界」では、この二十七祖は存在しない。

然し、この「二十七祖の発端」に当たる「朱い月」の存在/消滅自体は、二十七祖が存在しない「Fate/stay night」の世界でも確認されています。

 

では、何故死徒二十七祖という概念が存在しなくなるのか。

 

二十七祖の存在目的は↑のロアの様に「朱い月」だと思われますが、そもそもの「死徒」という種族の発端として「真祖」は本来「血は吸わなくても生きてはいける」ものの、”欠陥”を内包してしまったが故に、自らの”吸血衝動を抑えるための非常食(血袋)”として用意した「人間」が、「真祖によって吸血された」.結果「死徒」という吸血鬼が誕生した..といったように、死徒とは「元々ヒトであったモノが吸血種となった」モノのことを指します。

 

そして「死徒二十七祖」ですが

 

 他者の血を吸うようになった死徒は、いつからか吸血行為そのものに優越性を感じ始め、自己の能力を強化していく。自己の意志を強化し、真祖の支配を逃れた死徒は人の世界に逃げ込み、自らを保存する為に吸血行為を繰り返す。

 これが死徒の始まり、人間から成ってしまった吸血種の馴れ初めである。

 この、最も古い時期に真祖の支配から逃れた死徒二十七祖といい、以来、その二十七の派閥はあるものは世代交代をし、あるものはいまだ祖として君臨している

 

という説明の様に、「真祖に吸血され最も古い時期に真祖の支配から逃れた死徒」達の総称が「死徒二十七祖」であるというのが一応二十七祖の定義です。

 

つまり、古い時期に「真祖に吸血され力をつけた死徒」というのが、「死徒/吸血種の頂点」とされるほど強力な死徒でありそれが当時の定義上二十七祖になる(なった)と。

 

ここで、話を戻しますが三ヶ月前の竹箒/ドラマCD、それ以前のlabyrinthで明言された様に

Fate世界」=「人類史を肯定するモノ」が主題であり、人理が命として脈動している程人理が強固であり「英霊召喚が可能」=死徒は力を持たず二十七祖の概念も存在しなくなる。

そして、何より「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」が「アルクェイド・ブリュンスタッド」と出会わなくなると。

 

月姫世界」でのロアは言わずもがなではありますが、二十七祖達の間では「一介の死徒」として嫌悪されている(これは、ロアの永遠の定義の観点が問題)が、教会や協会からは二十七祖の一角”として認識されています。

 

ロアは他の祖とは異なる永遠論の為に「転生」をその手段として、ヒトの身では限界を感じ死徒として自身の存在階梯を上げる事で実現しようとした魔術師です。

然し、通常の魔術的アプローチによる死徒化や通常の階梯の死徒から血液を継承し、「死者」からやり直していたのでは時間がかかる。故に

 

「いえ、百年も待つ必要はありません。私はすぐにあちらでも上り詰めます。この身は最も優れた吸血種に成るのですから、十年もあれば十分です。」

「まともな方法ならそうでしょうね。

 しかし初めから最強の吸血種になるのであれば、彼らの世界の法則も通用しない。」

「簡単な話です。

 司祭殿は死徒の能力が、その血を吸った真祖の影響を受けるのはご存じでしょう。

 ですから───回答は実にシンプルだ。

 

 己が最強の死徒になりたいのであれば。

 己が血を、

 最強の真祖に吸わせればいいのです───」

 

そう、ブリュンスタッドの名を冠する程の「最強の真祖」であるアルクェイドに血を吸わせる事で死徒化すれば”手っ取り早く強力な死徒になれる”

という発想で、彼は死徒化し更に”二十七の一つ”とも認識された程には力を有した訳ですね。

 

で、先の二十七祖の定義が「真祖に吸血され、後に真祖の支配から離脱した死徒」=「死徒二十七祖」になるので...

 

つまりは、それだけ真祖に吸血された結果に死徒化した死徒は強力という事なんですね。

 

んで。月姫におけるある人物……教会において二十七祖の一人と数えられたもの……は『ある出会い』を経て強力な死徒となります。

しかしFate世界ではそもそも『ある出会い』がないため、死徒になりこそすれど『祖のひとり』に数えられるほどの力は持たず、その秘術も劣化したものとなります。

 

竹箒でも言われている通り、番外位という立ち位置なものの、実際にロアを”二十七の一つ”としている要素がアルクェイド(真祖)に吸血された」事なので、逆にその”出会いが無かった”Fate世界では恐らく月姫世界とは全く異なる魔術的なアプローチによって死徒化し、真祖に噛まれなかった(アルクェイドの能力の影響を受けなかった)ロアは一介の死徒と変わらず「転生術」すら劣化していると。

 

 なので、それだけ「真祖の吸血」による死徒化した死徒の能力の上昇は大きい...然し、Fate世界では死徒二十七祖が存在しない...

 

という事で思ったのですが、「死徒二十七祖」が存在しない要因として「人理が脈動している(人理が強固)」が故、という事になってはいますが、この二十七祖の定義にして誕生の経緯となるのが、やはり「真祖」の存在が重要になる訳ですので、Fate世界では「死徒」に限らず「真祖」も若しかしたらさほど力を有さない可能性に関してです。

 

話はまた戻りますが「死徒二十七祖」は、ロア曰く「朱い月が足掻いた足跡に過ぎない」と、言われています。

実際にそうであるのかは不明ですが

 

「 ならばこの身と同じく後継を用意しておくべきであろう。我が肉体と同域の後継が発生した場合のみ、朱い月は憑依する。アレが堕ちれば間違いなくこの身はアレを支配しよう。この方式ならば貴様の様に無為に数を重ね、簡略化する事もない」

 「 上手くいったのは貴方という最初だけで、あとの真祖はみな失敗作に過ぎなかったのでしょう? ですから貴方は手を加える事にした。ただ必要に応じて発生する現象でしかない真祖を、真祖たちの手で生み出すように教えを広めた。

 理由は一つだ。貴方は、貴方と同じ純度の真祖がどうしても必要だった」

「しかし、オリジナルである貴方は別だ。

 朱い月はガイアでもアラヤでもありえない。故にどちらにでも修正されると予感した貴方は、いずれ訪れる消滅に備えて肉体を用意するしかなかった」

 

と、言われている通り、「朱い月」というのは地球に属さない生命体の為「抑止力」の排斥対象となる。

故に、朱い月は「地球に即した生命体」に”自身と同じ純度”を有する後継機を必要とした訳ですね。

それが、先ず「真祖」であり、その中でも「ブリュンスタッド」の称号を持つモノが後継機に値する程の朱い月と同域の純度を保つ。だからこそ「アルトルージュ」や「アルクェイド」が朱い月の後継となる候補な訳です。

 

そして、ロアの発言通りであるなら「死徒二十七祖」もまた、恐らくこの「朱い月と同域の後継機」の為に作った概念であるとの事になると思われますが、恐らく未来永劫に製作される事はないであろう「月姫」の続編に当たる月姫2~the dark six~」 。

この「月姫2」では、「イギリス」の「アルズベリ・バレステイン」という土地にて、”原液を持つ死徒二十七祖六騎を蒐集して「第六の儀式」が執り行われるとされます。

 

この儀式に来るのは「トラフィム派」「アルトルージュ派」を筆頭とした二十七祖達が集まるんですが、この儀式は曰く”朱い月が定めた”とされており

 

「保険の一人か。純血無き祖に用はない。

 妄念の海に沈み、千年の罪を償うがよい。」

 

と、「MBAACC」にて「朱い月」の深層意識が表面化し「アルテミット・ワン」と同じ権限を有する「真祖アルクェイド」は、「オシリスの砂ワラキアの夜の後継機)」に対しこう発言しているんですが

 

この「純血」というのが、恐らく先の「原液」を有する二十七祖の事を指し、「保険の一人」というのが「朱い月の後継機」アプローチである「死徒二十七祖」の一人の事と思われるので、つまり「原液/純血を持つ死徒二十七祖」を朱い月は必要としており、それが後継機の一端となると思われるので、恐らくロアの発言は正しいと思います。

 

で、この「原液/純血」という定義は未だに不明ですが、死徒二十七祖=真祖の支配下にあった死徒(血袋)なので、「真祖」or「朱い月」の血液を継承していると仮定します。

 

となると流れ的に

①真祖の非常食の人間に吸血する→②死徒化する→③この血袋であった死徒達が真祖の影響により力を持ち、後に支配から離脱し二十七祖として活動する→④朱い月が何らかの手段(吸血させる際に血液を流しこませた?or後に朱い月が血液を継承させた?)によりこれを後継機の手段の一つとして確立する

 

大雑把に「月姫世界」ではこんな感じとして、この②③の段階の際に「Fate世界」では「真祖」も力を持たなかった場合、血液を継承した死徒もさほど力を持たなかった→④で本来朱い月が「二十七祖という後継」の手段をする筈が、個体の強度から考慮して後継機を作る事が無くなったor作れなかったと、すれば「死徒二十七祖が存在しない」という理由に繋がるかもしれません。

 

要は、死徒二十七祖の親元に当たる真祖が弱い→吸血され、血液を継承しても月姫世界ほど死徒は強力な種にならない→なので、その死徒にして二十七祖の原型に当たる最古の時期の死徒が強力でないからその後に続いた死徒達も強力でないという事になる可能性が有りうる(死徒はさほど力を持たず二十七祖が存在しない)かなと。

 

「真祖が種族として強力ではない」なら、ロアが真祖(アルクェイド)の力を奪い取ってまで早急に強力な死徒化の選択を取らないのにも理由は付くとは思います

 

なので、私の中で「ロア」が「アルクェイド」と出会わなくなってしまう理由として

①真祖自体も種族として強力ではない

か、或いは...

 

②そもそも”アルクェイドが存在しない”

 

ではないかなと思っています。

 

Fate世界では「アルクェイドが存在しない」のであれば、そもそもそりゃロアと出会う訳もありませんし、或いは両方ともかもしれませんが。

 

で、「朱い月」による二十七祖を用いた後継機アプローチはアレが絡み、それが人類悪と...と考えていますが、その前に

 

さて、この様に「ロア」は「アルクェイド」と出会わない事で、転生が途中で終了したりと、世界線の差異によって在り方/結末が大きく変化しました(存在は確認されていますが、個人的にはコーバックとリタもちょっと怪しいと思っていますがそれはさておき)

が、それはロアだけでなく他の祖にも影響が及んでいます。

 

 

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FGO世界だけ...の可能性もありましたが、事件簿の表紙と予告で確定してしまいましたがワラキアの夜

 

 

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そして、こちらもFGO世界だけかは不明ではありますが、ズェピアがSN世界でも同じなので、此方も「GOA(セイバールート後の結末を見ている)」で「マーリン」と共に星の内海にいるので、恐らくFGOと同じだと思われるプライミッツ・マーダー

 

 これらの祖が、ワラキアはズェピアのまま、プライミッツはリスのようなネコのような生物のままとして、「Fate世界」では二十七祖に連なる呼称のモノになっていないと。

 

で、この内の「ズェピア・エルトナム」及びワラキアの夜、そしてアルトルージュ・ブリュンスタッドが記事のタイトル部分とかFate世界で二十七祖が存在しない点や差異の一端に大いに関係ありそうかなという事でワラキアに関して。

 

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ワラキアの夜

本来は月姫世界での「ズェピア・エルトナム」が、「15世紀頃」を発端にしてアトラスで観測した未来の結果に発狂し、アトラスを離脱して一度前死徒二十七祖十三位の祖から冠位を継承して「死徒二十七祖No.13」の座へと就く。

その後、MB世界においては「第六法」と呼ばれる神秘、路地裏ナイトメア世界の「仮想空間:エルトナム」では「第三魔法」に挑むもこれに敗れ、霊子は露散する...然し、予め「アルトルージュ」と契約を交わしていた事で、完全消滅を逃れ「タタリ」と呼ばれる現象へと自らを変換し以降も「人類の救済」を目的として活動する祖の成れの果て。

 

が、皆さんご存じ「ワラキアの夜」という祖ですね。

 

 然し、先に書きました通り「Fake世界」の様な”どっちでもアリ”の世界以外の英霊召喚が可能な世界では「ズェピア・エルトナム」が、”21世紀時点でも未だ院長”という異常な状態であり、それ即ちロアとは異なり「そもそもワラキアの夜自体が存在していない/誕生していない」という事態にと。

 

これが、Fate世界では「第六法」が存在しないからなのかあるいはなのかと、詳細は不明ですが、そのFate世界でのズェピアに関しての前に、先ず私が注目したいのは「ワラキアの夜」が有する「タタリ」についてからです。

 

 「タタリ」というのは、ズェピアが「第六法」or「第三魔法」に挑む際に予め構築した「魔術式」。

一種の「固有結界」でもありますが、これは人々の”噂”や”不安”といった概念を利用/摘出して、その概念が発生対象と定めた地域のコミュニティー内にて「普遍性を持った時」、これを有する「ワラキアの夜」と呼ばれる死徒が魔力を編み上げて現象から存在を確立し実体化するシステム。つまり

 

 悪性情報【用語】

 タタリ発生の条件となる、閉じたコミュニティーで流布される共有常識。

 匿名性の告発、蓋然性の無い証言、浸透率の優れた流行、といったものを利用して成長していく。状況によって様々な形に変化するが、その中心たる核には”何もない”。タタリが正体不明と呼ばれるのはこの為だ。

 ワラキアの夜が扱う『バッドニュース』、吸血鬼シオンが扱う『テラーニュース』はこれを魔力によって具現化したもの。更に高度な悪性情報の利用法に、悪質なコピーを捏造して操るというものがある。

 

タタリというのは「悪性情報」を利用しそれを糧として、実体化する一夜限りの死徒/システムです。

そして

 

「結論としてはそうです。

 これには条件があり、基本的に噂になるモノはヒトガタではなくてはいけません。

 元は人間だったタタリは、ヒトガタでなければかつての知性が働かない。」

「固有結界は、その人間の心象世界を体現したもの。ですからカタチはつねに一定なのですが、タタリの固有結界は”カタチを周囲の人間の心のカタチにする”というモノ」

 

とも言われていますように、タタリはタタリ化の対象がヒトガタであることであり、ヒトから出でた「人間の悪性情報」を利用して活動し、人の思い描く悪夢・不安、そういったモノを具現化する死徒ですね。

 

少しだけ、話は変わりますが「蒼銀のフラグメンツ」及びFGOにて登場するサーヴァント「ヘンリー・ジキル&ハイド」についての話です。

彼は所謂「多重人格者」であり、「H・ジキル」という人格の他にエドワード・ハイド」という人格も内包しており、これが「反英雄」としての側面である「悪」としての人格に当たります。この「ハイド」という悪の人格、型月世界での誕生の経緯として

 

───犯罪界の皇帝(ナポレオン)とも言うべき人物が、悪の化身、もしくは権化の如き人物が闇に潜んでいる可能性、である。

 

人間の悪性を凝集させ、具現したかのような人物の実在(正確にはそのささやかな可能性に過ぎないというのに!)を知った彼(ジキル)は、語弊をお恐れずに表現するならば、ある意味で───魅了されたのだ。

 この恐るべき、闇の皇帝が如き人物に?

 

 いいや。

 悪に、だ。

ヘンリー・ジキルが「悪」に取り付かれた理由。

それは、ロンドンで活躍する某私立探偵の個人的調査に協力した過程で目にした「犯罪界の皇帝」の存在に依るところが大きい。

悪を為すもの。

怒れるもの。

秩序を、世界を破壊し、善を穢すもの。

しかし自らは実社会の因果の外に在って、あらゆる罰を受けぬ超越者を気取る「皇帝」の圧倒的なまでの存在感を前にして、誠実にして善人であったジキル氏は、悪のおぞましさに魅了されかけたのだった。

 

と、されています様に「エドワード・ハイド」の人格が誕生したのは、ジキルが皇帝...「ジェームズ・モリアーティ」と呼ばれる悪の体現者を調査する過程で、モリアーティ自身ではなく”モリアーティが魅せる悪の所業”、つまりは「人間の悪性」そのものに魅入られてしまった。

結果、ジキル氏は「悪性とはおぞましいモノだ」として「自身の内包する悪性を切り離し、善性のみで構成された清き人間」へと新生する事を決意し、霊薬を用いて自らに人体実験を施しました。

然し...「悪性」を切り離す事は出来ず、逆に悪を強く体現した「ハイド」の人格が誕生してしまった訳です。

 

善と悪。

人間とは単一の性質から成るものではなく、二元的であるのです。

 

あらゆる人々が裡に悪を内包している。

私も、そして貴方やW氏、かの暗黒の皇帝が如き男とて例外ではない。純粋な善のみを人は持ち得ず、同じくして悪のみで構成される筈もない。

 

人の中には悪が在ります。

私がこの身で実証するばかりでなく、厳然な現実として世界には悪が満ち溢れている。

日々新聞を賑わせる痛ましい犯罪の数々を見ればいい。

一方では語られず、多くには知られぬまま遂げられていく悪行も限りなく。

これこそ人間なのです。

善を尊び、輝くばかりの理想を謳いながら、悪を拭い去れない。

それは決して、救世主が持ち去った人類の七罪ではなく───

 

人が人であるが故の......

或いは。

人が人で在るための性質とでも言うべきでしょうか。

時に強烈に、甘美に、人を惑わせるが如くして荒ぶらせてしまうもの。その先に悲惨な末路が知っていると分かっていても止まらない、止められはしない衝動の源。我々、人間という哀れな生き物が、知恵持つ生き物であるが故に切り捨てる事の叶わない、言葉として顕すならば、そう。

 

 

───人類悪───

 

私は今、最大の実感を込めて申し上げる。

全人類が内包しているであろうこの大いなる悪に、誰も、克つことなどできない。

人である以上は絶対に逃れ得ないのです。

何故ならば、知恵を我々が捨てられないのと同じく、悪もまた捨てられない。

 

いつの日か、より巨大な悪がかたちを得ようとしたその時!

 

人は......

抗うすべを持たぬのではないか、と......

 

そして、ジキルは「人の本質」へと至った。

人とは、「善」と「悪」の両方を内包している二元論的な生命体であり、故に誰しもが「悪性」を内包し、肉体という枷に囚われたヒトである以上”それを捨て去る事は出来ない”

これこそが「人類悪」であるのだと。

 

また「ufo版UBW」では、「ギルガメッシュ」がこんな事を言っております。

 

「小僧。アレが何か解るか?アレは聖杯が汲む願い。貴様ら雑種の本性...”人間の悪性”だ」 

 

「あらゆる願いを叶える...それは、即ち生命の限界を越え、変革を齎す事に帰結する」

 

「 何故願いは叶わないのか?それは人間にはそも限界があるからだ。平等も平和も幸福も同じこと。肉体に囚われたお前達では、満たされる事は永遠に無い。

だからこそ、お前達はあの聖杯を作り上げた。全ての苦しみから解放されるのではなく、全ての苦しみを克服するために...」

 

「ハハハハハハハハハハ!だがその理想がこの始末だ!世界を変革する程の強い欲望なぞ、”人間の悪性”をおいて他にない!だが”人間の悪性であるが故にその手段は自滅となる!”

”アレこそが、お前達の本性!”この時代に即した願望気の在り方だ!10年前とは規模が違う...呪いは際限なく垂れ流されるぞ?」

 

と。

ギルガメッシュは言った、「人間の悪性」こそが「ヒトの本性」であり、SN世界の大聖杯より生まれ出でるモノこそ其れに他ならない。

先にも書きましたが

 

「聖杯の真下にいた俺は当然その奔流を一身に浴びた。その時に聖杯の正体を知った。実に下らぬ...下らぬが、使い道はある。数ある兵器の中でもあれ程殺人に特化したモノはあるまい」

 

「元々、我らとて兵器だろう。アレはそれを突き詰めたモノに過ぎん。聖杯とは地獄の門。一度開けば中から数十億もの呪いが溢れる。」

 

「言峰は言っていなかったか?あれは既に汚染された聖杯。お前達人間によって地に堕ちた欲望の杯。人間を呪い殺す事にのみ特化した 人類悪 の一つだと!」 

 

と、ギルガメッシュ曰く「この世全ての悪」によって汚染された「大聖杯」とは「人類悪」の一つに他ならない。

そして、先のギルが「人間の悪性」=「ヒトの本質」であると語った回のタイトルが「#23 顕現」

 

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はい。

 

また、「CCCコラボ」で判明しましたが、「七つの人類悪」である「クラス・ビースト」には一部「L/R」と恐らく「ビーストの半身ずつで構成されているナンバリングが存在し「ビーストⅢ」と、恐らく「ビーストⅥ」がこれに該当します。

その中で、判明した「ビーストⅢ/R」。それこそが

 

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「随喜自在第三外法快楽天である「殺生院キアラ」この世全ての欲

であり、それ(この世全ての欲)の半身となると...とか、FGOマテリアルでも「ハイド」が「この世全ての悪」に反応しているので、まぁそういう事だと思われますが

 

つまり「人間の悪性」というのは、人の本質であり、それこそが人なら誰しもが内包する「人類悪」だと。

 

そして

 

悪性情報【事柄】

 現実にも呪いがあるように、霊子虚構世界であるSE.RA.PHにも呪いは存在する。

 それが悪性情報───知性活動から生まれた負の情報活動だ。

 悪質なアジデート、純粋に利益を求める為に重ねられた嘘、核になる対象が空洞のまま広がっていくデマゴキー、と、情報的にただマイナスなだけである筈のものがプラスである真相を汚染し、コミュニティ全体をマイナスのものにしてしまう癌(キャンサー)である。

 物質界であれば一過性のものとして流されるが、情報が基になるSE.RA.PHにおいてこれらの悪性情報は領域を侵食する穢れとして扱われる。

 

 

かつてこの莫大なエネルギーを飲み干してムーンセルを支配するに至ったAIがいたが、最終段階でその目的を諦め、月の裏側に沈んでいったという。

 

と、「悪性情報」とは、即ちコミュニティを犯す「癌(キャンサー)」と、されています。

 

また、最後の一文の通り、かつて「CCC世界」において、この月の裏側に大量に放棄されている「悪性情報全てを取り込んだAI」...である「BB」は

 

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この通り「月を侵す癌(キャンサー)」として扱われており、かつて「月の裏側」の莫大な魔力ソース及び裏側から様々な権能を取り込みんだ彼女は

「黄金の杯 EX」

「百獣母胎 EX」

「十の支配の冠/七の丘 」

という権能を内包しましたが、これらの内「黄金の杯」「十の支配の冠(十の王冠)」は、聖典ヨハネの黙示録にて登場しプロトの第一次、二次で顕現した(する予定)の「黙示録の獣」「大淫婦バビロン」や「人王ゲーティア(十の王冠)」が有する権能であり、「百獣母胎」もまた「ティアマト神」が有する権能であり「沙条愛歌」もそう比喩されたモノであり、BBは「人類悪」と同質の力を得ていました。

 

その際の「BB」は

 

「我は多くの災害と人悪を見定めてきた。

 貴様らにとって悪とされるモノたち、

 根本には情があった。」

 

「それが自己に向けられた博愛であれ、

 他者に向けられた憎悪であれな。

 だが、これは違う。」

 

「この闇は人間的でありながら、人間としての

 情を持たぬ排斥の宇宙(ソラ)。この世全ての悪を

 上回る。まったく新しい”人類悪”だ。」

 

 と、「ギルガメッシュ」からは「この世全ての悪」をも上回る正しく「人類悪」だと語られています。

 

そして「CCC」の段階では、あくまで名称に過ぎませんでしたが、FGOでは正式のクラスの一つとして導入された「ムーンキャンサー(moon cancer)」

これはBBが「癌(キャンサー)」といわれている通り、文字通り「月の(ムーン)癌(キャンサー)」になります。

 

そして

 

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「賢王ギルガメッシュ」曰く「人類悪」=「人類史における癌(キャンサー)のようなモノ」であり

 

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人が有す本質である「悪性情報」=「この世全ての欲」と、やはり人間の悪性/獣性/そのものが「人類悪・ビースト」という大いなる悪へと直結すると。

なので、「ヒトの悪性」こそが人の本質であり、それこそ所謂人類悪であり”だれしもが内包している”人の獣性と。

 

ここで、話は漸く戻りますが。つまり「悪性情報」を媒体として実体化する「タタリ」というのは、正にこの人の本質にして癌である「人間の悪性」を利用した魔術式な訳です。

 

然し、「英霊召喚が可能」な世界において、「死徒二十七祖」は存在せず、「ワラキアの夜」は「SN世界」においても「FGO世界」にも存在しない...

 

さて、タタリはこういった概念をを利用した能力でしたと。

ここで次に私が注目したいのは「MB・月姫世界」において、ズェピアが挑んだとされる「第六法」という神秘についてです。

 

路地裏ナイトメアの仮想空間(英霊召喚と二十七祖が共存可能であり、カルデアが存在する)では、何故か「第三魔法」に挑んだという設定(更にアトラスの錬金術師は高次元の進化を目的としないともされる為、色々と謎)ですが、少なくとも英霊召喚が不可能であり死徒が主題となる」月姫世界で、ズェピアが挑むのはこの「第六法」になります。

 

「第六法」は未だ謎多き神秘で、ズェピアがアトラスの長として君臨していた15世紀では未来の状況を演算から道び出した結果、どう足掻いても「滅び」へと繋がるので、ズェピアはこれに挑むも敗北、然し「現象」という名の「タタリ」へと変換し、未だなお「第六法」へ挑戦を目標としています。

が、ズェピアはこれを「打ち勝つ事」を目的としながらも、これに「至る」事も目的としているような表現が幾つか使われ何が何やらというモノですが、ズェピアは「ワラキアの夜」という祖に成った後も「アルトルージュとの契約」が切れるその時まで、「タタリを活用して」未だこれに挑む為に活動していると。

 

然し

 

「戯け。夢から目覚めるがいい、死徒。お前が望んだ奇跡は叶わぬ。

 たとえ何千と年月を重ねようが、その身が第六と成る事はない。」

 「無限の時間を連ねれば第六に至ると思うは自由。僅かな可能性に賭けるもよかろ。

 だが奇跡の果てを知れ。

 その姿こそ、汝の果てよ。」

 

と「朱い月(アルクェイド)」から「ズェピア/ワラキアの夜が第六へと至る事は叶わない」と評価されています。

 

然し

 

「そうだ。

 ワラキアの夜が起動させた”幻影の夏”の再演。」

「あと一歩で第六に届いたタタリを再現し、

 その結末だけを修正する。」

 「幻影の夏をなぞり、結末だけを書き換え、ズェピアが

 曲解の果てに辿り着いた第六法を成立させる。

 一夜限りのタタリを、現実のものとする。」

 

と、「オシリスの砂」の発言から読み取ると、恐らく「タタリであれば第六法の成立は可能」の筈です。

一見矛盾していますが、私の考えではこれは恐らく

 

ズェピア/ワラキアの夜という死徒が第六になること→×

タタリという魔術式を用いて第六へと至ること→○

 

という意味かなと考えています。つまり「タタリという術式であれば第六法の成立自体は可能」という事になると。

 

そして、この「第六法」ですが、ズェピアはこれを「人類救済」に繋がると考えている為挑みました

然し

 

「狂乱は終わりだ。幻である我が身も消えるか───」

「否。我は混沌。ネロという固有名は消え、タタリを得て真の混沌となった。この世の果て、秩序が第六に破れるその日まで、秩序の裏で生き続けよう───」

 

と、「ネロ・カオス」曰く「第六」は「秩序を破壊するモノ」として扱われています。

 

「秩序」の定義は不明ですが

例として橙子さんの指す秩序=「魔術系統」

凛の指す秩序=「世界の命」

ジェスターの指す秩序=「霊長の世界でのルール」

だったりとか、まぁ色々なんですが

 

 

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「メディア・リリィ」の場合は「秩序」「世界」となっています。

まぁ、実際はどうなのか不明ですが、個人的には「魔術系統」とかそういうモノより凛やメディアの言う「世界」という概念が意味合い的には近いかなーという気がします。

 

両儀式も世界の秩序を組み替える=新しい世界を創世するという風な事をいってますし、何よりメディア・リリィの↑の台詞が「秩序の崩壊を引き起こすモノ」としている「第五魔法」の詠唱と同じ(「秩序は(five)、ここに崩れ落ちた(timeless words)」なので、ネロ教授の言う秩序はこちらに近いかなと(まぁオマージュ狙っただけな気もしなくないですが)

 

なので、「第六法」は「秩序(世界)を破壊できるほどのモノ」として考えます。

 

世界を破壊できる...それだけの規模の概念となると「真祖アルクェイド「捕食遊星ヴェルバーⅠ~Ⅲ」「クラス・ビースト」など、抑止力が働かないor抑止力そのもの...で、強大な能力を有するモノならば可能ですが...第六...

 

また「オシリスの砂」は、「タタリ」を用いて「第六法」を成立させようとしましたが

 

「ここはワラキアの夜を再演算し、その結果だけを変えようとした私のタタリ(せかい)。

 真祖に世界の果てを降ろさせ、おまえにワラキアの夜を消去させ───タタリが消え去る前に、その結果だけを変動させる。」 

 「その為に、遠野志貴ワラキアの夜を消去した後、私に消去されねばならなかった。」

 

その手段として、一年前に「ワラキアの夜が起こした幻影の夏」を「タタリ」の権限を用いて再演して、アルクェイドがワラキアを消去する為に空想具現化によって呼びだした「赤い月」により消滅可能となり→最終的に遠野志貴の手によってワラキアの夜が消滅する。というこのシナリオ(幻影の夏・虚言の王ED)までを再現して、”タタリが消え去る前に”遠野志貴を消滅させる事で一年前の結末を変動する。

事により、オシリスの砂の存在が証明され、全人類を賢者の石へと変換しヘルメスを起動する。という結果に変える。というのが狙いでした。

 

で、このアルクが呼びだした「世界の果て(赤い月)」が、ワラキアの夜の有する「タタリ」が継続可能なアルトルージュとの契約期限である「千年後の赤い月」であり、それが=「星/人類史の終焉の世界」なんですね。で、更に「オシリスの砂」は、これを”地球規模にまで拡大する”事で、早急に人類を滅ぼそうとしたんですね。

なので、オシリスの「全人類の結晶化」という手段には「人類史/星の終焉」という黒い大地の舞台が必要であり、そして第六法を成立させる事も必要で、それにはタタリであらば可能...

 

という事になるので、要約すれば「全人類の結晶化」「星の終焉を現代に引き寄せる」「第六法の成立が必要」という事なので、秩序の破壊というのが=世界の破壊でも強ち間違いではないかなと。

 

然し、全貌が見えない「第六法」という神秘ですが、この「第六法」が=「Program No.6」でもあるというのは用語集でも言われています。

然し、MB本編で少しだけ表示される

 

「Program No.6 Error」

 

これがナニを指すのかは未だ不明のままです。

然し、「オシリスの砂」の「あと一歩で第六に届いたタタリ」という発言を見るに、「タタリ」であれば「第六法の成立自体は可能」と、思われるので...

これは「幻影の夏」の主催そのものである「タタリ」の事を指しているんじゃないかと思いました。

 

なので、そう仮定すると「第六法(Program No.6)」を成立可能である「タタリ(Program No.6 Error)」となると、「タタリ」自体が「第六法」という神秘のシステムと同じ仕組み(或いは第六法のシステムの一部)なのではないかと。

 

そして、「タタリ」というシステムは人々の噂・不安から生じる...そういった「人間の悪性」である癌を利用するモノ(呪い)であり、タタリが第六を可能とする...と、考えると、私は「タタリ」の基の「第六法」というのは「人類悪」と類似するモノではないかと考えています。

であれば「秩序を破壊するモノ」というのも符号は合うのではないかと。

 

で、↑の方のギルの台詞の引用で

 

「ハハハハハハハハハハ!だがその理想がこの始末だ!世界を変革する程の強い欲望なぞ、”人間の悪性”を置いて他にない!だが、”人間の悪性であるが故にその手段は自滅となる!”」

 

”悪性であるが故に自滅する”

という台詞がありますが、これ

 

 「無論。殲滅を望んだのは貴様だ。呪いとは術者に返る罪。

故に───祟りとは、自己を滅ぼす妄念である。」

「......それじゃあおまえを悪者にしているのはあくまで人間ってことなのか。おまえには何の意思もなくて、ただ人間が勝手に自滅しているだけって事なのか。」

「そうよ。このわたしだって、志貴が不安に思わなければ存在しなかったタタリ。

 自分から人間を襲おうだなんて、思った事は一度もないわ。」

「当然でしょう。それぐらいの面白味がないとやってられないわ。人間たちは自らの欲望によってわたし(タタリ)を生み出し、自らの欲望によって滅び去る。」

 

 

と、タタリが「人間の悪性」を用いているという特性上説明通りなんですが、全く同じ事が言われています。

 

 

「仕方あるまい。私とて苦渋の選択なのだ。

 このように世界を知ってみれば、

 誰も彼も虎視眈々と終末を急いでいる。」

 

「星の問題は私の問題だ。

 しかるに......”どうせ他の者に壊されるなら”、

 ”私が先に壊してしまいたくなった”。」

 

「瞬きほどの視点を得たからであろう。

 ヒトとして実に納得のいく理由だと思うが、どうか?」

 

「論外です。貴方はどうあっても

 人間を理解できませんよ、アーキタイプ

 なぜなら───それは自殺に他なりません。」

 

「自殺、自滅は動物にとって矛盾した行為です。

 この地上に生きる者として、貴方の自殺は見過ごせません。

 今度こそ跡形もなく消し去ってあげましょう。」

 

「その自滅に向かって走っているのは貴様らだと学んだのだが...

 ふむ、それすらも過ちか。なるほど。

 つまるところ、矛盾こそがヒトの本質であるのだな。」

 

と、「真祖アルクェイド」は「自滅」が”ヒトの本質”だと言いました。

↑にも書きましたが、「ギルガメッシュ」は「ヒトの悪性」こそが人の本性であり、「H・ジキル」は「人類悪」が「ヒトがヒトである為の性質」と結論を出しました。

 

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で、早い話が「人類悪」は「英霊召喚」の基になった「自滅装置」でもあるんですね。

確かに「人類愛」が「人類悪」であるというのも矛盾した在り方です。

 

で、「真祖アルクェイド」の話になるんですが、彼女は他のモノ(オシリスの砂)が終末を急いでる。ならば、”他の者(オシリス)に壊される前に自分が世界を壊そうとしました”

これを「シエル」は「自滅」と表現しましたが、そもオシリスの砂も「人類の自滅は避けられないなら、滅ぶ前に滅ぼして人類の記録を残す」という発想により、「本来の滅びの時よりも滅びを速めた」ので、これも在り方/手段は「自滅」です。

で、このオシリスのやり方が「人の悪性」を利用するタタリを用いての、本人いわく「第六法を成立させる必要がある」ので...

 

なので、「第六法」は「ヒトの本質(人類悪)」と同じモノなのかなと思いました。

 

然し、こうして「タタリ」という術式によって現象を定義とした「ワラキアの夜」という祖が存在するのは「月姫世界」や「Fake世界」での御話...

このワラキアの夜

 

「......けれどズェピアはそうなる前、まだ生きていた頃に『タタリ』という方程式を完成させた。

 

「ある一定の条件が整った地域ならば、彼の露散した霊子は地域で発生した”噂”に収束し、再び現世に蘇る」

 

「ズェピアという魔術師は、人間が滅びるまでのスパンで祟りが発生するであろう地域を計算した。

 あとは千年単位での航海図を作り、その通りに自分の死体が流れるように仕向けた。」

 

「ズェピアはそれを循環するルートへと編み変え、ズェピアという意思が消えた後でも、”露散した自身”がそのように移動するようにプログラムした。」

「一度駆動式が成立してしまえばタタリは一夜中続くのだ

 カタチが滅ぼされようと、発生したタタリは亡くならない。」

 「思い出したか。自らを現象とする為に赤い月より汲み取った力───その猶予は、再び赤い月が現れる頃であろう」

 

「いかにも。だが赤い月はいまだ未来の筈。私の駆動式は千円単位の物だ。

 予め定めた式が終わるのは千年後、

 その時まで私はタタリである筈───!」

 「だが、式が終われば汝は元の姿に戻ろう。

 千年もの長き式の果てに、一度たりとも正解にたどり着けなかったのなら───ワラキアの夜は、ズェピアという死徒に戻ってもよい。

 それが汝とアルトルージュが交わした契約ではなかったか?」

 

という、「霊子が流れる航海図」「タタリ」「赤い月より汲み取った力」「アルトルージュ・ブリュンスタッドとの契約」etc..が、ワラキアの夜たらしめている要素であり、彼は「第三魔法」か「第六法」への挑戦を目的としています。

 

然し、Fate世界では”21世紀でもアトラスの院長”として現存している...となると

 

”「第六法」へ挑まなかった”

 

のは、恐らくあると思っています。ズェピアが「タタリ」という名の現象化したのは、一度目に「第六法へ挑み敗れた」結果としてそうなったので、そも院長(一応死徒化により存在を保っていると仮定します)として現存しているのなら「挑んですらない」と考えるのが順当かなと。

では、そうなると「第六法が存在しない」...と、考えるべき...かは不明ですが、私としては「Fate世界には第六法は存在しない」と、考えています。

 

そして、もうひとつ。

死徒・ズェピア」が「ワラキアの夜」という、「直死の魔眼」ですら消去できない”現象そのもの”と化すためには「千年後の赤い月より力を汲み取る」事、そしてそれには「アルトルージュとの契約」もまた必要です。

然し、Fate世界ではズェピアのまま...であり

 

もう一人の祖。死徒二十七祖No.1プライミッツ・マーダーと呼ばれる最強の魔犬もまた、恐らく「Fate世界」では「霊長の殺人者」としての在り方とならない。

 

1/プライミッツマーダー

 霊長の殺人者。白い獣。魔犬としてアルトルージュのみに従うガイアの怪物。

 死徒ではないが、アルトルージュを真似ている為に人の血を飲むようになった。

 ヒトに対して絶対的な殺害権利を持つが故に最強の一つとして数えられる。

 

然し「月姫世界」でのプライミッツは、この様に本来「アルトルージュにのみ従う」とされていますが、Fate世界ではマーリンと共に有り、FGO世界に至ってはカルデアに到着すると。

 

ワラキアの夜」と「プライミッツ・マーダー」が存在しない...

そう考えると、やはりこれは「Fate世界」では、両者とも「アルトルージュとの出会いフラグが折れる」つまり、そもそも”アルトルージュ・ブリュンスタッドが存在しない”のではないか。と、思っています。

幾ら、死徒が弱体化し二十七祖の概念がなくなるとはいえ、両者ともここまで在り方が変化するというか、出会う事すら無かったっぽいのはかなり不自然ですし

 

話はまた戻りますが「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」が「アルクェイド・ブリュンスタッド」との出会いが無くなるのも、まぁ真祖が弱体化していれば出会わない理由は一応つくんですが、最も(堕ちた)真祖が蔓延り、なおかつ「ブリュンスタッド」の称号を持つアルクが誕生する12世紀時期に、出会う事すら無くなるものなのか...?

というのが個人的にやはり疑問なので、ズェピアやプライミッツがアルトルージュとの出会いフラグが折れるように、ロアもアルクェイドと出会わないのは、そも”アルクェイドが存在しない”可能性があるんじゃないかなと。

 

あと、しかも

 

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FGOで疑似サーヴァントと化した「ロード・エルメロイⅡ世」曰く、このように「吸血鬼に混血は生まれない」とも言われてるんですよね。

 

で、いうまでもなくですが

 

9/アルトルージュ・ブリュンスタッド

 真祖と死徒の混血。死徒における吸血姫。黒。血と契約の支配者。プライミッツ・マーダーの持ち主。見た目は14歳の少女。

 

と、言われてる通り、アルトルージュ=「真祖」と「死徒」の「混血」とされる祖です。

また、FGO世界の「疑似サーヴァント・諸葛孔明」の寄代である「ロード・エルメロイⅡ世」は、「イシュタル」の「遠坂凛」の様に「FGO世界出身」ではなく、「Fate/SN世界に近い世界出身」なので、この知識も共有しているのならやはり...

 

もし、「アルトルージュ」と「アルクェイド」の両者の「ブリュンスタッド」が存在しない。と、仮定した場合、そして現に「Fate世界」では「死徒二十七祖の概念が存在しない」。然し、Fate世界でも「朱い月は存在していた」...

となると、若しかしたら「Fate世界」では「朱い月の後継機を残す」というアプローチが「月姫世界」ほどには行われなかったorできなかった?とか。

 

もう完全に妄想の域に入ってはいますが、

さて「死徒二十七祖」もまた、恐らく「朱い月の後継機」というアプローチの一環です。

然し、この概念が存在しなくれば多数の祖の在り方が変化します。

 

その中で、やはり最も注目すべき二十七祖の一角。

 

死徒二十七祖第二位the dark six

 

はい。やはりこいつですね。

死徒二十七祖の中でも、最も謎が多く色々と不明でしかない祖ですが

今出てる設定を全て統合すると

 

2/the dark six

最初の死徒。最初のシステム。だが、完成には未だ至らず。

闇色の六王権。現在蘇生中。

蘇生した暁には死徒二十七祖を束ねる、といわれるがコレの正体を知る死徒はいない。

アルクェイド・ブリュンスタッドよりも歴史が古い祖であるが、the dark sixは未だ誕生していない。

 

大体、こんな感じですね。

未完成で、最初の死徒で、最初のシステムで、蘇生中で、アルクより古いけどまだ誕生していない。とか、一見訳分からん祖でシャンピニオンも詳細は殆ど出してないんですが

 

月姫」の正統続編に当たる「月姫2」の副題が「the dark six」であり

歌月十夜」にて

 

───私を含めて祖は六人。条件付けも素晴らしい。

   これならば───六王権が発動する。 

 

という一文があるように「六王権」、つまり「the dark six」の二つ名である「闇色の六王権」が、二十七祖が六人存在すれば発動するとされたり

 

先にも述べましたが、この「月姫2」では”原液を有する”死徒二十七祖六騎による「第六の儀式」が発生するとされており、これを”朱い月が定めた”とされ、また「死徒二十七祖」も「朱い月が足掻いた足跡」で

 

第六は死徒にとっての悲願だ。

 

と、「第六」=死徒の”悲願”ともされたりしているので

 

ぶっちゃけ、「死徒二十七祖」の存在意義は恐らくこれだと思っていますっていうか、まぁほぼこれの筈です。

 

なので、今の私の個人的な見解(妄想だろ)としては、「六王権」とこれを恐らく成立させる「第六の儀式」が、月姫世界における「朱い月の求めた後継機」の到達点(というか二十七祖という概念の最終目的)なんじゃないかなと、なので死徒二十七祖が存在しないFate世界は逆説的に言えば...

 

で、「六王権」とワラキアの目指した「第六法」と、両者とも「第六」とも呼ばれ、「アルクェイドの深層意識の朱い月」が「ズェピアでは第六に至れない」と結論付けたりもしてますし、個人的に二十七祖も第六法も人類悪に関係ある気がするので、「六王権」と「第六法」は=かほぼ同じ性質のモノではないか。と思っています。

 

「六王権」の「最初の死徒」で「最初のシステム」で、「蘇生中」で「蘇生すれば二十七祖を束ねる」とか「まだ誕生してないが古い」とか

(第六法=or≒六王権と仮定して)暴走アルク曰く

 

「忌まわしい秩序の飼い犬......!

 第六法を待つまでもないわ、おまえたちは私の手で一人残らず消し去ってやる......!」

 

と、「何れ誕生する事は確定している」

 

という在り方がこう...

 

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何か、個人的にかなり「単独顕現(どの時間軸にも存在する在り方を示す)」みが深いというか、そう考えればこの意味不明な設定も腑に落ちる気はします。

 

で、二十七祖自体は関係ないんですが

 

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この『七十二柱の魔神』が、総体であり「一つの術式(人理焼却式・ゲーティア)」として活動する際は、「一つの目的(逆行運河/創世光年)」を以つけど、個々としての生命体の魔神柱となった場合、各々が会得した「命題」を以て活動する辺りが、非常に二十七祖みを感じるというか。

 

なので、なんというか「六王権」と「人類悪・ビースト」って、使っているシステムというか基盤に当たる部分のシステム/設定の方向性が同じなんじゃないか。というか、元々「ビースト」の設定を応用したのが「六王権」なんじゃないかと。

要約すると、月姫世界版・ビースト」みたいなのものがこの世界では「六王権」なんじゃないかなと。

 

非常に安直ですが、「死徒二十七祖」って裏返せば「七十二」なので、二十七祖の元ネタって「七十二柱の魔神」から取ったんじゃないかという気もします。

あと、何故か遂行に必要なのは二十七祖なのに第六が死徒の悲願”というのも、恐らく死徒全てに「そういった意識が埋め込まれてる」というか、これ「冠位指定」と似たようなもんな気もしてきました。

あと、「死徒二十七祖」の概念が存在する世界においては、この「二十七祖」という概念を

 

 殺し合い、消滅を繰り返す二十七祖が今も健在な理由。それは預言者の役割をもった祖がおり、彼女が常に死徒たちに死を予告し、すみやかに後継者を作らせている為だと言う。

 

噂に聞く薔薇の予言も的外れと言わざるえまい。

 

と、されているように「死徒二十七祖」を継続しなけらばならない「薔薇の予言(リタ・ロズィーアンの家系)」という役割まで何故かありますし、二十七祖による「第六の儀式」を”朱い月が定めた”...ので、やっぱり「冠位指定」みが深いというか...

何か全体的に二十七祖や六王権周りの設定に、今考えると割とゲーティアみを感じるので、これ元々はシャンピニオンが本来「ビーストⅠ・ゲーティア」で考えていた設定をこちらに応用したんじゃないかと個人的に思っています。

 

また、この「六王権」を恐らく発動する為にある「第六の儀式」は、”朱い月が定めた”とされているのは述べましたが、この儀式が発動するのが21世紀頃で、正確に言うと20××年とされています。

で、当の定めた本人の朱い月が、宝石翁の手によって消滅したのは恐らく「6世紀」「7世紀」頃と思われるんですね。で、黒翼公やメレムの会話の様に「朱い月が消滅してから1000年以上も後」の時代を起点に発生する様何故定めたのかがずっと疑問なのですが

 

「賢王ギルガメッシュ」曰く

 

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「人類悪」は「人類(文明)が発展すれば強くなる癌」と、つまり「現代であればあるほど人類悪は覚醒しやすい 」という事と思われ

 

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と、「緑茶」の「21世紀はビーストとかいうヤベー奴がポコポコ出てくんのか?」という問いに対する「BB」の反応的に、恐らく上の解釈であってると思っています。

...つまり、「現代であればあるほど人類悪(癌)が強くなる」という性質を「朱い月」が利用したとするなら、「第六の儀式」及び「六王権」の発動が21世紀に定められたのも、辻褄が合うのではないかという気もしました。

 

あと「朱い月」が求めたのは「朱い月と同域の後継機」ですが、そも後継を作る発端として「朱い月はアラヤでもガイアでもありえない」と、言われているように、朱い月が最も恐れたのは「抑止力」という防衛装置ですね。

で、朱い月の後継アプローチの一つである真祖が、実際に「ガイアの抑止力」の一つであるように

 

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「人類悪・ビースト」も、一応「抑止の一つ」ではあるようなので、朱い月がこれを利用しても何らおかしくないとは思います

 

で、あと過去のインタビューを見てもなんですが

 

奈須氏:
 ええ。まさにこの段階で「Grand Order」というタイトルが決まり,以前ボツになったビーストという設定を引っ張り出すことにしました。そうなれば,全体の流れは決まったようなもので,ビーストを出すなら神代の終わりの話にしよう。神代の終わりと言えばソロモンだ。じゃあソロモンとロマンの関係を物語の核にしよう,といった感じで屋台骨ができていったという。

奈須:FGO」の企画が始まった当初から、これはもうあらゆる「Fate」キャラクターが登場する、集大成的な作品にしないと意味がないな、と思っていました。極端な話「たとえ自分が死んでも次の人にバトンタッチできるように......というかもうお蔵入りしているものを全部出してしまえ」くらいの気持ちで、「Fate」の根幹をなす設定まで語りつくそうと。なので「Fate/stay night」より以前に存在した元々の「Fate」、今でいう「Fate/Prototype」ですが、そのころに作った、いちばん初めの設定を「FGO」の根幹に据えてみました。

 

と、シャンピニオンが言っているように、「FGO」にはこのFateの原典に当たる「旧Fate」を再構成したプロトの没案の根幹設定であり、断片的に語られた「クラス・ビースト」と「降霊儀式・英霊召喚」の関係や、「人類悪・ビースト」こそが「英霊召喚」の基になったモノという「没案設定」をサルベージして根幹に据えたと言ってるんですよね。

 

で、プロトというか旧Fate周りの設定ははSNどころか、月姫やらっきょ、原作版まほよより遥か前からシャンピニオンが物語りとしての構想はあったとされていて、で結果的にFGOリリース以降、labyrinthを始めとした「月姫」と「Fate」の世界観の乖離が始まった(先にも書いてますが、それ以前のSNの関係の設定資料だと二十七祖の単語や、それを連想させるワードは普通に使われているので)

ので、やっぱり「死徒二十七祖」の設定や基盤部分の方向性は、「人類悪」と同じなんじゃないかなという気がします。

 

みなさん知っての通り「プロト世界」は、Fate/SNやらっきょ、まほよ、月姫のような基本的な世界観を共有する作品群とは「宇宙が違う」「異世界」と表現されているので、つまり世界観がズレているんですね。

 

で、「人類悪」の設定をサルベージ→「FGOFate作品群)」に再利用する→「Fate」・「月姫」の世界観乖離が始まる...という流れなので、やっぱり「人類悪」の設定が原因で、元々人類悪の設定は、月姫を製作する際にチューニングして違う形で再利用したのが「死徒二十七祖」や「六王権」「第六法」だったんじゃないかなって個人的に思ってます。なので、この没案を根幹に持ってきちゃったので、必然的にそれとほぼ同じモノを根幹にしいていた月姫世界はFate世界と乖離せざるを得なくなっちゃったんじゃないのかなと。

 

奈須氏:
 僕としても,これまでもらってきたエールや熱意にお返しができるように頑張るというのが一番のテーマです。プレイヤーさんの二次創作なども作業の合間に読んだりして,愛を持ってくれてるんだなと感じています。
 実はですね,2013年ごろの話ですが,アニメ版の「Unlimited Blade Works」と「月姫R」,そしてFGOは,それぞれがシンクロするようにシナリオを書いてあったんです。もしすべてが予定どおりのスケジュールで進んでいたら,「Unlimited Blade Works」でギルガメッシュが人類悪という単語を……。

4Gamer
 あっ。

奈須氏:
 ……使うのと,FGOのクライマックス,そして「月姫R」の中でのとある言及が,同時に進行するという夢のある状況になっていたはずで……いやはや,現実は厳しい(苦笑)。

 

このインタビューでも言ってますが「月姫」と「FGO」は、人類悪部分でリンクしているように計画していて、かつ「FGOの企画が上がった段階でプロトの没設定をサルベージした」訳ですし、この2013年は「人類悪」に触れる「CCC」の発売や「蒼銀」が連載スタートした訳ですし

 

三田さんとかもこう仰ってるように、この乖離は結構前から確定していたようなので、まぁそういう事なんじゃないかなと思っています。

 

でまぁ、そんな感じで「死徒二十七祖」の存在目的はは、恐らく「六王権」で、これが朱い月の後継アプローチの到達点の様なモノで、「人類悪」と方向性/本質は似たようなモノと思っています。

 

 

で、これ逆に言うと

 

月姫世界だと「死徒二十七祖」や「六王権」「第六法」と「人類悪・ビースト」の共存が出来ないんじゃないかという気..もしましたが、よく考えたら「月姫」と「まほよ」寄りの世界でもゲーティアから別たれた冠位指定」は発令されてますし(ただしGrand Orderは始まらない)、「人類悪」という概念自体は共存できるかもしれませんが、「英霊召喚」同様「クラス・ビースト」という「霊基」は共存できないかもですね。

 

 

なので、死徒/死徒二十七祖と「人類悪・ビースト」に因果関係があるという考えは変わっていません。

まぁ、ビーストの一体が死徒二十七祖の第一位に君臨してるくらいですから、少なくとも全く無関係ってことはないでしょうしね。

 

という事なんですが、この話題でもうちょいだけ書きたい事ありまして

それは

 

人類悪・ビーストと死徒二十七祖(と、真祖) 続き、真祖に関して - Notes.

↑に続きを書きました。

 

次の事件簿新刊発表...

いやー、暑いですね。どうも。

 

こういう形で記事書くのは中々無いんですが、つい先ほど次の夏に販売予定のTYPE-MOONブックス新刊の詳細が発表されましたが....

 

 

http://typemoon.com/news/2017/Fg5RDe

 

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 「人がつくりだした、極小の死後の世界。それこそが墓である」

ついに、物語は『彼女』の故郷に至る。
半年前、ライネスとロード・エルメロイⅡ世は、第五次聖杯戦争勝利する手がかりを得るため、とある辺境の墓地を訪ねていた。だが、一見平凡な墓地と村には奇妙な掟(ルビ:ルール)と謎が秘められており、そこで遭遇した事件と人々が、後々までふたりを縛り付けることとなったのだ。
黒い聖母。ブラックモアの名を継ぐ一族。
灰色のフードで顔を隠した、寡黙な墓守の少女。
そして、時計塔と並び称される魔術協会のひとつ――アトラス院の院長が姿を現したとき、事件は真に変転する。

 

タイトルは

 

「case.アトラスの契約」

 

と、時系列的には「剥離城アドラ」「双貌塔イゼルマ」「魔眼蒐集列車」よりも前に当たる、曰く「事件簿/Zero」の様で、次回の巻でエルメロイⅡ世とグレイの出会いや、グレイの秘密も色々と明らかになってきそうなんですが、いやあの...

 

ズェピアと黒翼公だと...?

 

...と、次の事件簿新刊は、前回の「case.魔眼蒐集列車」で登場した「アインナッシュ死徒二十七祖No.7)」や「リタ・ロズィーアン死徒二十七祖No.15)」と(一応、ヴァン=フェムも)月姫世界においての死徒二十七祖クラスの存在に言及してきました(Fate世界では上級死徒扱い)が、それに続いて「ズェピア・エルトナム(本来月姫世界では後のワラキアの夜となる人物)」に「グランスルグ・ブラックモア」(の家系)...と、二十七祖の中でも取り分け重要な位置にいる死徒達に関して触れる言う事、う、うぉぉぉ...!ヤベー!って感じですね(語彙力焼却)

 

これは、楽しみにならない訳がない!というか、そもそも今年も型月受かったんかい!という。

型月がまた受かっていたのでいつも通り初日初手でこれは型月全力!な感じなんですが、今回はちょっとマジで速攻で感想記事みたいなの書くと思います恐らく(買えたらですけど)

 

...私事ですが、実はを言うと丁度最近暇だったのと三ヶ月前に出た”アレ”に関しての記事は書かなかった為それら含めて、死徒二十七祖/死徒と○○○の因果関係や、Fate世界での二十七祖が成立しない+あの出会いがFate世界で発生しない件、世界線の差異に関して、改めて自分の考えを纏めようとしているのですが、こ、このタイミングで...ズェピアと黒翼公...(絶対新情報ありますからねこれ...)

という具合でしたので吃驚ドンキーですね本当...

 

なので、事件簿で色々と明かされるとは思いますが、その前に一度二十七祖周りの記事を上げるつもりではあります。

 

然し、ブラックモアの家系ですか...

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月姫世界では死徒二十七祖の第十六位を司る死徒にして、生前「鳥を神聖化していた」魔術師が魔術を極めた末に死徒化し、最古参の白翼公と歴史・実力共に比例し朱い月が存命中から”二十七の一つ”とされていたほど二十七祖の中でもトップクラスの実力。そして、月姫2でも重要な立ち位置であろう朱い月の配下にあった祖であり「固有結界・ネバーモア」を有する...

 

のが、黒翼公ですが、さて朱い月の存在は確認されているものの、死徒が弱体化し「死徒二十七祖」の概念が存在しないFate世界での彼の(家系)の在り方はどうなっているのか...

 

そして

 

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「EXTRA世界」で存在する、「ダン・ブラックモア卿」との関係やいかに。

赤王から

「だが貴様の主人はどうだ?

死した黒烏(からす)よ。その翼は、

まだ羽ばたく力を残しているか?」

と、「黒烏」と黒翼公を連想させる比喩もされており、ダン卿自身も魔術師の家系(黒翼公も魔術師から死徒となった祖)ですが

 

ブラックモアのスペルは違う(Gransurg Blackmoa/Dan Blackmore)のと。黒翼公の「グランスルグ・ブラックモア」とい名自体はその在り方からついたので、恐らく「ワラキアの夜」や「ネロ・カオス」の様な異名だともおもわれていましたが、ブラックモアの名を継ぐ一族...となると...さて実際はどうなのか...

あと、ブラックモア姓を関する人物がEXTRA世界にはもう一人確認されていますが、彼は関係あるんでしょうかね...

 

そして、ズェピア...

 

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「力無き反英雄でありながら、夜の闇を恐怖に染め上げたフォークロア!かのワラキアの夜すら追いつけぬ速度で恐怖を世界に伝播させた悪辣の化身よ!さあ、見せるがいい、お前が真なる『伝説』を前に無惨に滅びるのか、それとも新たなる闇として一矢報いるのか!」

 

と、世界線毎に差異激し過ぎィ!で有名なズェピア...二十七祖の中でも取り分け重要な(二回目)「ワラキアの夜」の基になった錬金術師。

 

さて、事件簿で彼が出てくるとなると、相当重要なところ攻めてきそうですね...

 

そして、FGO世界だけでなく事件簿世界(=Fate/SN世界と全く同一世界)でも21世紀頃で”アトラスの院長”として、現存じているとなると...

そして、プライミッツ・マーダー...両者の契約者/飼い主のアルトルージュ...英霊召喚が可能な世界では死徒二十七祖は存在しない...「悪性情報」を糧にして実体化する「タタリ」...「第六法(Program No.6)」って若しかしてやはり...と、もうこの段階から色々と考えが浮かんできますが、さて事件簿ではズェピアはどう絡んでくるのか。

 

あと、事件簿というかFate/SNといえば「聖杯戦争」。そして、次の事件簿でも聖杯戦争の下準備絡みで何やらエルメロイⅡ世が墓地へと赴くようですが、個人的に気になる...というか、次の巻でズェピアが聖杯戦争に関して触れるなら、あの世界の「大聖杯」についてどう思ってるのか気になるなーと。

あの世界の大聖杯は言うに及ばずですが、第三次聖杯戦争の過程で「復讐者」によって汚染されていて(マリスビリーも見限る程)、某英雄王曰く「人類悪」としても扱われているので、異なる世界で「第三魔法」を求めたズェピアとしてはアレをどう思っているのか気なります。

 

あと、事件簿自体とは全然関係ないんですが

 さっきの映一郎先生のツイート見て思ったんですが、「ひむてん世界」ってやはりそういう事っぽいですかねこれは(次の記事でも書きますが)

 

いや、何にしてもこれは事件簿新刊滅茶苦茶楽しみですね!!!ではでは。

TVアニメ版Fate/Apocrypha 1~2話先行上映会inバルト9に行ってきました。

どうも。

久々の投稿になりますが

 

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HFの第一弾前売り券回に来た以来に来ましたバルト9。

...と、画像とタイトルの通り、今回はもう何と一般放送は早いもので明日ですが年末にTVアニメ化が発表された「Fate/Apocrypha」の先行上映会に行ってきました。

 

アポクリも先行上映あるだろう...とは思いつつも特に発表もされず...と、思っていたら、二週間か三週間前に唐突に先行上映あり告知でラジオもやるわで何か凄い駆け足で殴り始めたなという感じでビビりましたね...

まぁ、発表だけして殆ど情報出さないよりアレとかアレとかよりも勢いもある分こっちとしてはその方が良いんですがね(何がとは言いませんが)

 

そんなこんなで、視聴に専念したかったのでアガルタは解禁日の内に終わらさせ、ラジオも聞いておきつつ、今回本会場に当選したのでつい先ほど視聴をしてきた次第です。

 

以下、レポートの様な何かですが、ぶっちゃけ細かい部分は割と適当なのとシーンの順番も多分違うのでまぁこんな感じ。程度に思ってください。

 

第一話「外典:聖杯大戦」

・アヴァンパート

ジークが地球を包み込んでいるっぽい構図。

シーンが移り変わり、空がオーロラの様なモノで覆われている広い空間で蒼い眼の竜と少女が見つめあう構図。

少女「もう、決して───────」(ここは、原作どおりにちゃんと言ってたかもしれませんが、決して以降が聞き取れなかったです。あと、ジークが何か独白めいた台詞を述べていましたが覚えてないです。)

シーンが移り変わり、戦場で大量の「竜牙兵」と「ホムンクルス」「ゴーレム」の軍団がぶつかり合う。(ホムンクルスは「ハルバード」と魔術による迎撃を扱う者が確認)

「黒のセイバー(?)」VS「赤のセイバー」の剣劇

赤のセイバー「チッ...紛い者が...」

互角の撃ち合いに見えるが、赤のセイバーによって吹き飛ばされる黒のセイバー(仮)

赤のセイバー「立てよ。それでも最優のセイバーのクラスなのか?最も紛い物ならば、この程度が限界か?」

黒のセイバー(仮)立ちあがり

黒のセイバー(仮)「───剣よ」

黒のセイバー(仮)「満ちろ」

手に持つ魔剣から蒼っぽい光が溢れる。

(確か)ここでシーン切り替わり

巨大な肉塊の様なP...何かからの攻撃を回避しながら走る「ルーラー」

ルーラー「あれは...」

と、走る途中に後方上空に浮かぶ「城」の様なモノに反応する。

巨大な肉塊の様な何かの巨手がルーラーに落ちる

肉塊が攻撃してるときにアッセイシャヨーって叫んでいたような気がします。

赤のセイバー「宝具か。...ハッ、マスターの許可も下りていることだ。此方も宝具で対抗させてもらう」

赤のセイバー「良いだろう!紛い物に相応しい最後を遂げるがいい!」

両者のセイバーが対峙。どちらの魔剣からも光が溢れて...

 

赤のセイバー「我が麗しき───」

黒のセイバー(仮)「───幻想大剣・天馬失墜!」

赤のセイバー「───父への反逆!」(確か、モーさんの方だけワンテンポ置いてた感じだった様な気がします)

 

両者の放つ宝具同士の衝突で辺り一面に爆風。

 

ナレーション(ジーク)「これはサーヴァントの物語ではない。」「これはマスターの物語ではない。」「これは聖人の物語ではない」「これは、人間(ヒト)が願いを叶える物語だ。」

Fate/Apocryphaのロゴがバーンと写される。

アヴァン終了。

 

・本編

時計塔内部を歩く「獅子劫界離」(鉱石科etcの話をしていた女生徒三人組に蒼い顔で見られる)

歩く途中に獅子劫は曲がり角で「金髪の少年」にぶつかる...

んですが、何とこの少年。

 

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はい。まさかの一話目であのFakeや事件簿、ひむてんでお馴染みで何か予想以上にヤバい奴と目され始めてきた「フラット・エスカルドス」とぶつかるというアニメオリジナル分が盛り込まれてました。

因みに声優さんもバッチリメモしましたが...

 

松岡禎丞さん」

 

でした!

 

...と、何とまさか一話目からフラットの登場及びCV判明というサプライズ。フラット自体はアポクリにも登場するのでま公判で分かるじゃろと思ってましたが、まさか一話目にもブっ込んでくるとは...

然し、こういった部分がアニメやコミカライズならではの強み的な要素ですねやはり。

 

フラットとぶつかる獅子劫「降霊科学部長ロッコ・ベルフェバンの部屋はどこか知ってるか?」

フラット「案内します!」

 

と、フラットに案内されながら獅子劫と何か話してましたがフラットのサプライズ登場に吃驚で忘れました。

 

目的地に到達し、部屋をノックし入室。

ロッコ「ようこそ、死霊魔術師(ネクロマンサー)」

原作の様に獅子劫とロッコ・ベルフェバンの会話。

聖杯戦争とは何か。この世界では第三次聖杯戦争がドイツ軍と一人のマスターによって冬木から「大聖杯」が強奪されたが、先日それが発見もとい「戦線布告」を仕掛けてきたとかの説明。

獅子劫「敵が大聖杯を保有していると判明しているなら暗殺を狙うべきじゃないか」

ロッコ「無論それを見落とす協会ではない。実動部隊を向かわせたが50人の内”一人を残して全員殲滅された”。そう、サーヴァントの手によって」「つまり、相手側は少なくとも一騎のサーヴァントは召喚済みだ」と。

この説明の際に

49人の魔術師が”串刺し”にされて死亡してる中、生き残りの一人に

「協会に伝えろ。我々ユグドミレニアからの宣戦布告だ」と暗示で告げる魔術師。という感じの描写が有りました。

 

で、その魔術師こそがユグドミレニア一族の長にして第三次聖杯戦争の際「大聖杯」を強奪した本人「ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア」だと。

 

そして、「大聖杯」という強みを有するユグドミレニアは一族以て協会からの離脱を表明し、新たな組織を構築すると。

 

ダーニックの研究している魔術(赤子等の他者の魂との融合)や、ユグドミレニアの説明(彼らは一般の魔術師達の様に血族を継ぐのではなく、広く浅く~、カバラ錬金術、黒魔術etc...扱う魔術は三流レベルだけど、ダーニックみたいな一流もいるみたいな)も入りつつ、ロッコ・ベルフェバンは獅子劫にマスターとしての参加を依頼する。

 

ロッコ「今回の聖杯戦争は通常のそれではなく、協会側の”赤”と”黒”の各七騎ずつで行われる」と。それを「聖杯大戦」と呼ぶと。

 

獅子劫は依頼を受ける前に質問があると

①サーヴァントを召喚するための触媒が有る筈だかそれは準備しているのか

こちら側赤の陣営の他のマスターたちの詳細について

 

①に関しては

ロッコ「かのアーサー王が使用していた”円卓の欠片”を用意している、これなら、アーサー王は無論、ランスロットやガウェイン、トリスタンなど...いずれも高名な英霊を召喚できる」

と、「円卓の欠片」を見せてロッコ・ベルフェバンはアーサー王も召喚可みたいに言っていた気がしますが、円卓の欠片だとアルトリアは召喚に応じないです(細かい設定)

 

②に関しては

ロッコ「何れも一流の魔術師だ。一級講師のフィーンド・ヴォル・センベルン。ロットウェル・ベルジンスキー。ペンテル兄弟。ジーン・ラム」(あのかまs...残りの赤のマスターもヴィジュアルだけ映ります)

獅子劫「あとの一人は?」

ロッコ「教会から派遣された監督役兼マスターの監察官だ。」

契約する代わりに前払い報酬のホルマリン漬けを貰う件もありましたが、ロッコ・ベルフェバンがちょっとそれを渋る描写は無かったですね。

 

獅子劫が退室する際に

獅子劫「ああ、そうだ。監督役の名前は?」

ロッコ「確か...シロウと言っていたな」

獅子劫「シロウ....」

ロッコ「知り合いか?」

獅子劫「いや、聞いたこともねぇ」

と、何か原作より微妙に獅子劫がシロウの名前に反応していた感じにされてましたが、意味が有るのかは分からないです。

 

と、ここの件はほぼ原作と同じでしたが、微妙にニュアンスが変化してたり、さきのフラットと「ロード・エルメロイⅡ世」との会話も絡めつつの今回の話の説明という流れで、エルメロイⅡ世も登場するはするんですが...

正直、キャラデ...というか作画がちょっと、「うーん...」という感じで崩れてる感じでしたので、ufoの

 

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これの時のとかのクオリティを想定しない方が良いかと。

 

ちょっと、エルメロイⅡ世の作画はうーん...という印象でしたが、存外にフラットが結構喋るのでフラットに関しては割と必見ですね。

 

あと、ロッコ・ベルフェバンとの会話途中に獅子劫が

 

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「煙龍」を取りだす描写もありました(ここ重要)

私的にはこれでかなりテンション上がりましたね。

シーン移り変わりミレニア城内部

チェスを嗜むダーニックと「黒のキャスター」

ダーニックがこの日の為に布石を整えてきたみたいな発言に

黒のキャスター「私の早期召喚もその為の一環か?」

ダーニック「ええ、そうです。偉大なるゴーレム使い。アヴィケブロン」

 

と、ここはオリジナルシーンでしたが、アニメ版アポクリが始まるに当たって個人的に気になっていたのが黒の陣営のサーヴァントの召喚時系列なのですが

 

原作だと

本編二か月前「黒のランサー」→「黒のキャスター」→本編:残りという召喚順で

 

コミカライズだと

「黒のランサー」→本編:残りという召喚順になっていて、実は何故かマンガ版だとアヴィケブロン先生の召喚時期が変更されていたのでアニメ版はどっちになるんだろう?と気になっていたのですが、どうやら原作のノベル版準拠の様です(然しそうなると、何故マンガ版はズラされたのかが疑問になっちゃうんですがね)

 

で、ダーニックはアヴィケブロンは通常の聖杯戦争では活躍しづらいが、今回の聖杯大戦とこのユグドミレニアであればそのゴーレム大量生産とアヴィケブロンを有効に活用できると(だから、早期に召喚したと)

アヴィケブロン先生とダーニックが会話しつつ(大聖杯を用いて根源に至るのは私だみたいな感じの事も言ってましたね)チェスはダーニックが勝利で終了...した瞬間に扉が開いて

 

ロシェ「ダーニック。先生。準備が整いました」

 

 ミレニア城を歩く三人。

ロシェ「先生!これで材料が全て揃いましたね!」

アヴィケブロン「...いや、一つ足りない。『炉心』だ。あとは炉心さえ揃えば、僕の宝具『王冠・叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)』は完成する。僕は聖杯などには興味は無い。原初の人間である宝具を完成させることこそが僕の悲願だ」

 ロシェ「先生の悲願の完成は僕も楽しみです!」

みたいな感じの会話が有りました。

召喚儀式の場に到着。

で、ダーニックが

「それでは、始めよう。我がユグドミレニアが誇る魔術師達。この儀式の終結と同時に我らは二度と戻れぬ戦いの道に足を踏み入れる。ーーー覚悟はいいな。」

「この戦いに勝利すれば、無限の栄誉が約束されている!」

みたいな台詞を確か召喚前にダーニックが言っていた気がします

シーン移り変わり墓場で佇む獅子劫

礼呪を見つめながら、前方の魔方陣に向かって

 

獅子劫「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。手向ける色は”赤”」

シーン移り変わりミレニア城

ゴルド「降り立つ風には壁を。」

セレニケ「四方の門は閉じ、」

カウレス「王冠より出で、」

フィオレ「王国に至る三叉路は循環せよ」

と、ここは四人が交互に言う演出でした。

再び墓場のシーン

獅子劫「───告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄る辺に従い。この意、この理に従うならば答えよ」

ミレニア城

ユグドミレニアマスター「───誓いをここに。我は常世全ての善と成る者、我は常世全ての悪を敷く者」

 

「───汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ───!」(獅子劫orユグドミレニアのどっちが唱えていたか忘れました。)

そして召喚の成功にしたサーヴァント達

黒のサーヴァント「召喚の招きに従い参上した。我ら”黒”のサーヴァント。我らの命運は貴方(ユグドミレニア)と共にあり、我らの剣は貴方ががたの剣である」

 

ダーニック「王よ、彼らが配下となる者達です」

と、黒のランサーに対して言っていたと思います。

で、黒のランサーもここであのPVの「己が勝利者となる為~」的な台詞を言っていた気がします。

墓場のシーン

赤のセイバー登場から”兜を外して”

 

赤のセイバー「召喚に応じ参上した。我が真名は”モードレッド”。騎士王アーサー・ペンドラゴンの唯一にして正当なる後継者だ」

獅子劫に向かって

モードレッド「お前が俺のマスターだな?」

ED挟んで

寮らしき部屋の中で両手を合わせて祈りを捧げる「レティシア

レティシア「はい、ジャンヌ~~~」(聞き取れなかったです)

レティシア「───主よ、この身を捧げます」

みたいなというか、レティシアにジャンヌが憑依した様な描写が最後に入って一話目がこれで終わりました。

 

...と、こんな感じでFate/Zeroと同じように第一話で召喚の儀まで進んだ訳ですが、ちょっと原作と違うのが

 

①カウレスが狂化の詠唱を挟まずにバーサーカーの召喚を行う

②召喚時から速攻で赤のセイバーが真名を露呈する(「不貞隠しの兜」の隠匿能力に関して触れない)

 

点ですね。

後者はあの兜を外すやり取りが無くなった事で、獅子劫がモードレッド卿が女性だという点に驚く描写が無くなったりするくらいなんですが、カウレス狂化の詠唱省いちゃったのは...これ省いて良かったのかな?と思いましたね...

 

第二話「聖女の??」(何というタイトルか忘れました)

 

手を拘束されながら民衆の前を歩かされる「ジャンヌ・ダルク

ガヤから「この魔女め!」と罵られて石を投げつけられたり。

ジャンヌ「誰か...誰か十字架を頂けませんか...?」

民衆の中から出てきた少女がジャンヌに十字架を渡す

 

...というジャンヌ・ダルクが処刑される前の生前の描写が有りました

レティシアに憑依したジャンヌが寮を後にしてルーマニアに向かう

OPに入るみたいな流れだったと思います。

 

OPは、あんまり覚えてないですが

黒のマスターが順番に映ったり、ミレニア城内を歩く黒側のサーヴァント、聖堂内のシーンでシロウと赤のアサシンを筆頭に赤のサーヴァント達が集結してたり

あとは、赤のランサーVS黒のセイバー、赤のセイバーVS黒のアサシン、黒のランサーVS赤のバーサーカーetc...実際にアポクリで発生する戦闘シーンが組み込まれてたりした感じですかね。

ただ、何というか動きが遅いというかあんまり躍動感がないCMだなと思いました。

OP終了

墓場。

モーさん武装解除

 獅子劫「獅子劫界離。お前のマスターだよろしくな。」

モードレッド「ここは墓地か?厭な場所で召喚しやがって。お前、死霊魔術師(ネクロマンサー)か?」

獅子劫「屍体と過ごした少年時代って奴さ」

獅子劫「然し、まさかあのアーサー王の嫡男が”女”だったなn...」

獅子劫の喉元にクラレントを突き付けて

モードレッド「...二度と女と言うな。次にそう呼べば俺は自分を制御できん」

獅子劫「あぁ...悪かった。二度といわん。」

 

モーさん、触媒の円卓の欠片を見て

「ッ───!」

クラレントでぶったぎる

獅子劫「あー...勿体ねぇ...」

と、でモードレッドが聖杯に願う事は王になる事は否、聖杯に願うは「選定の剣」を引き抜くことに挑戦させてほしい、”俺が引き抜けない筈がないから”と。

 

モードレッド「で、マスター討つべき敵は何処だ?」

獅子劫「いや、その前に神父さんに懺悔しに行くんだよ」

と、シロウの元に行くことにと。

ミレニア城

黒のライダー「ちゅーもーく!皆仲間なんだし、自己紹介しようよ!その方が効率も良いし!」

黒のライダー「僕の名前はアストルフォ!シャルルマーニュ十二勇士の一人!よろしくね!」

真名露呈タイム。

 

先ずは、黒のアーチャーに対して

アストルフォ「ねぇ、君は何ていうの?」

フィオレに許可を取って

黒のアーチャー「サーヴァント、アーチャー。真名はケイローンです。」

 

次は黒のバーサーカーに対して

アストルフォ「君は?」

黒のバーサーカー「■■■■■───ッ!」

と、アストルフォを威嚇。

アストルフォ、カウレスに近づいて

「あの娘の名前は?名前は?」

カウレス「フ、フランケンシュタイン...」

アストルフォ「そっか、じゃあ。フランちゃんだね!」

フランケンシュタイン「■■■■■■■■───ッ!!!」

フラン、更にキレる。

 

最後は黒のセイバーに対して

アストルフォ「君の真名は?」

黒のセイバー「俺は───」

ゴルド「待てっ!セイバー!おまえは喋るな!」

ゴルドおじさん真名露呈を阻止する。

 

セレニケ「真名の開示は事前に申し合わせていた事でしょう?」

カウレス「ゴルド叔父様。真名を隠すことがそれほど大事なのでしょうか」

ゴルド「私のサーヴァントは真名の露呈が致命的でな」

 

ゴルドおじさん、ダーニックの方をチラ見

ダーニック「分かった。お前が責任を持つというのなら許可しよう」

ゴルド「当然だ!」

 

と、この辺りまで来たところで

黒のランサー「我が真名はヴラド・ツェペシュ。」「黒の陣営として皆で勝利を目指そう」

みたいな宣言で皆ヴラド三世に跪く。

 

 

...ここまで書いてアレですが、こっちの件がアヴァンパートだったような気がしなくもないです。(時系列的に)

ユグドミレニアの各陣営達のやり取り

 

カウレスとフランが庭で戦闘の練習みたいな感じのシーン。

サンドバック様のゴーレムにフランが宝具を放って全破壊。

カウレス「さっきは、真名をバラして済まなかった」

と、謝罪するけど、フラン的にはそこじゃなくて「バーサーカー」と呼んでほしいみたいな。

 

フィオレとケイローン先生が部屋で対面で会話。

フィオレ「ケンタウロスの姿で召喚されると思っていました」

ケイローン先生「サーヴァントとして召喚されるにあたって(真名秘匿の為にも)こちらの姿の方がいいと判断してこの姿で召喚されました」

 

ケイローン先生「マスターに一つ確認したいのですが、今回の聖杯戦争は陣営戦ですが、最終的に生き残ったモノ達で聖杯の所有権の戦いが待っています。その時、弟君のカウレスと戦う事に耐えられますか?」

 

とのケイローン先生の問いに

フィオレ「はい、私はカウレスより優れているので必ず勝ちます」

という風な会話だったと思います

 

地下室の様な部屋でセレニケとアストルフォは...というか、セレニケがアストルフォを鼻息荒くしながらprprタイム。

アストルフォ「もういい?気持ちはわかるんだけど、外をふらつきたいからじゃあね」

みたいな感じで終わりでしたが、セレニケは相変わらずな感じでした。

 

ゴルドと黒のセイバー

部屋の中で指をパチンと鳴らしてセイバーを実体化させる

ゴルド「お前の真名は”ジークフリート”で相違ないな?」

ジークフリート「ああ....」

ゴルド「お前はあくまでサーヴァントという使い魔で私はマスターという関係を忘れるな!」

ジークフリート「ああ、そうだな」

とか

ゴルド「お前の願いはなんだ?願いが有るからこそ、サーヴァントとして召喚されているんだろう!」

ジークフリート「特に聖杯に望む様な願いは無い」

ゴルド「そんなはず有るか!ふざけるな!もういい消えろ!」

 

みたいな、ゴルドおじさんジークフリートとのコミュニケーションに無事失敗という感じでした。

映像作品という性質上故か、結構ジークフリートに喋る機会与えてる感じにしてる印象を受けました。

 

ダーニックとワインを嗜むヴラド公。

 

ヴラド公「生前では兎に角人材が足りなかった。一騎当千の将が不足していた。然し、今回はこれだけの配下の兵を得た」

ダーニック「ケイローン、アストルフォ、アヴィケブロン、フランケンシュタインジークフリート。全てが王の配下であり、これだけの戦力が有る」

という件のやり取りですね。

ダーニック「最後の一騎、アサシン。真名はジャック・ザ・リッパー。間もなくこちらに到着します。」

シーン移り変わり、東京。

死体が幾つか映る。相良z馬さんっぽい人のアップがありました。z馬さんだったのかは不明。

ジャックと手を繋ぐ六導玲霞

玲霞「じゃあ、行きましょうか」

という感じの短いシーン

シーン移り変わり、聖堂。

獅子劫「ここで約束をしていたが、呼びだしたのはアンタって事で良いのか?」

シロウ神父「初めまして、シロウ・コトミネです。」

と、シロウと獅子劫の会合の件。

 

シロウと対面した瞬間、モーさん実体化。

念話で獅子劫に「嫌な予感がする。このまま実体化させてくれ」と。

向こう側もサーヴァントが実体化

赤のアサシン「我は赤のアサシン。真名はセミラミス。よろしく頼むぞ獅子劫とやら」

と、セミ様も自己紹介しましたが、モーさんがクラレントを実体化させようとして獅子劫に制止される。

 

獅子劫とシロウ間での情報共有。

やはりヴラド三世が一番厄介である事など。

シロウ「では、他のマスターと合流されますか?」

獅子劫「...いや、合う必要はない。俺たちは俺達で好きなようにやる」

セミラミス「今回は陣営戦。お前らが勝手に動かれては困る」

と、セミ様にも促されますが、単独行動を表明してセイバー陣営は聖堂を後に。

獅子劫「追ってはいないか?」

モードレッド「ああ、如何に気配遮断を持つアサシンでも攻撃時は実体化する、それを見過ごす俺じゃない 」

モードレッド「...どうして、さっきあいつらの話を断ったんだ」

獅子劫「だって、お前。嫌そうだっただろ」

モードレッド「ああ、赤のアサシンは母上(魔女モルガン)と同じ臭いがする。つまり、絶対信用できない類の女」

と、二人に信頼関係が芽生えつつ、トゥリファスへと向かう前に

モードレッド「マスター、その前に...」

聖堂内

どうやら、あの二人に警戒されていると、真名etcも不貞隠しの兜で隠匿されている。

セミラミス「あの手の類は早めに処理しておくべきではないか」

シロウ「彼らも聖杯を求めるモノ達。取りあえずは様子を伺いましょう」

 

という会話をしている中で、聖堂に赤のキャスターが登場。

なんやかんやと台詞を吐きつつ

赤のキャスター「バーサーカーが敵側に殴りこみに行きました」

は?という反応をするセミ様と、何かよくわからないですが楽しそうなシロウ

赤のキャスター「ですから、バーサーカーが敵陣に殴りこみに行ったのです!」

バーサーカーを唆したの誰だという指摘に。目をそむける赤のキャスター

森で狩りをしている一般人。

獲物をとらえ損ね、ライフルのスコープを違う方向に向けるとニヤりと笑っている赤のバーサーカー

そのままバーサーカー直進し、敵陣へとGO.。

深夜のトゥリファス。

服を着替えたモーさん

 

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↑これ

と、獅子劫が敵の領地内を探索。

モードレッド「然し、敵の領地だっていうのに全く現れねぇとはな」

と、言ってる間に前方後方にホムンクルスとゴーレム数体に囲まれる。

獅子劫「セイバーお前はゴーレムを頼む」

 

という事で、モーさんがゴーレム、獅子劫がホムンクルスの殲滅を担当。

 

モーさんは難なくゴーレムを全撃破。

獅子劫も「ガンド」と「死霊魔術」の合わせ業の「魔弾」と、「魔術師の心臓」を更に加工したモノで撃破と。

モーさん「俺の戦闘はどうだったか?」

獅子劫「ああ、完璧だ」

みたいな感じでした。割とこのシーンの戦闘も良い感じだったかなと思いました。

その様子を使い魔を通して見物していた黒の陣営。

ダーニックかヴラド公に「あのセイバー相手に勝てるか?」みたいな問いをされたジークフリートは「問題ない」と。

 

ホムンクルスの練成工房で歩くロシェとアヴィケブロン

ロシェ「どれを炉心に使いますか?」

という発言後、「ジーク」にズームが当たる

夜の聖堂。

赤のランサー「我がマスターの命で呼ばれてきたのだが」(もうちょっとニュアンスが違っていたと思います)

シロウ「今回の聖杯戦争では、ルーラーが召喚されています。彼女は我々にとって障害となります。排除してください”カルナ”」

カルナ「───心得た。」

 

第二話終。

 

という事で、第二話はカルナさんがチラッと登場し、ジャンヌ排斥の命を受けたとこまで進んで終わりました。

最後のここも、本来原作ではシロウ→カルナさんの本来のマスター(フィーンド・ヴォル・センベルン)→カルナさんにルーラー排除せよ。という流れですが、アニメだとモロにカルナさんとシロウが対面する形になっていたので変更されていますね。

 

と、一話の狂化の詠唱ハブ、真名の露呈の仕方や、二話でも各陣営のやり取りやモーさんが服を手に入れる段階etc...こまかーい部分は原作と結構変化していますが、「話の流れ」としては概ね原作と同じな感じ。でしょうか。

 

正直、1話も2話も記憶ガバガバなので、話の流れ間違ってる部分多いと思いますが何卒大目に...(予防線)

 

レポ部分ばかりで、アニメーション的な面に触れていませんでしたが、戦闘シーンは割と動きが有る感じで個人的には良いと思います。

ただ、エルメロイ二世とか生前のジャンヌの作画が「うーん...」という具合だったり、全体的に引きのシーンだと作画がブレて微妙かなと思いました。(モーさんに吹き飛ばされたジークフリートとかも微妙だったかなと)

 

アポクリ自体、どちらかというとアニメ映えする作品ですし、戦闘シーンも1,2話見る限り個人的には期待していますが、ただ昨日上映会で発表されましたが

 

 https://twitter.com/fateapocryphatv/status/880969330665562112

 

なんと、連続2クール...

まぁ、同じ巻数のZeroでも2クールでしたので、2クールなのは分かっていましたがまさかの連続(分割だと思っていました)なので、これちょっと後半は作画息切れするんじゃないか...というのが心配ですね....

 

と、本編はそんな感じで、あとは演者の方のトークレポも以下に書いておきます

 

司会:「小林竜之

ゲスト:ジーク役「花江直樹」ルーラー役「坂本真綾」シロウ・コトミネ役「内山昂輝く」赤のライダー役「古川慎」黒のライダー役「大久保瑠美」フィオレ役「赤崎千夏」カウレス役「小林祐介

 

司会の小林さん登壇→花江さん→マーヤさん→内山さん→古川さん→諏訪部さん→大久保さん→赤崎さん→小林さんの順でご挨拶。

古川さんが「1.2話いかがでしたか?」という問いに結構拍手が上がりました。

諏訪部さんは「真名言えなくてすまない」と。

 

司会「TVアニメ版アポクリファに携わっての感想は?」

という話題で「内山さん」と「花江さん」

内山さん「用語にカタカナが多い。僕はFGOアポクリファという順で携わっていますが、分からない事は同じ職場の先輩方に教わりつつ望んでいれ楽しいです」

花江さん「聖杯が欲しいなと思いました」

小学生みたいな回答だ(笑)と花江さんが内山さんに突っ込まれたり。

 

司会「収録をして印象に残っている事は?」

という話題で「赤崎さん」と「小林さん」

赤崎さん「私もFateはまだ初心者でるみるみに聞いたりしてんるんですが、カタカナが多くて難しい。「死霊魔術師」とか凄く言いづらくて...でも「ネクロマンサー」という読み方で助かりました」

小林さん「先ず、僕らの名前が言いづらいですもんね。カウレス・フォルヴェッジとかユグドミレニアとかトゥリファスとか...」

と、確かにユグドミレニア関係は言いづらい言葉が多いですが声優泣かせな感じの印象の様ですね。

で、発表が有ったんですが大久保さんが次回予告の担当をされるとか

どうやらWebで配信される奴?の様だとか

大久保さん曰く「Fateファンにはクスッとくるような」感じのらしいです。

 

司会「自分が担当しているキャラの好きななところは?」

という話題で「諏訪部さん」と「坂本さん」

諏訪部さん「いつもは背中で語るアーチャーとしてやってきましたが今回はせいばーというTOPブランドに付きましたが、格好いいところとか誠実なところとか。真名を凄く言いたい。彼(ジークフリート)もうちょっとマスターに反抗しても良いと思うんですよね。あのおっさん僕より年齢若いのにびっくりしました」

坂本さん「私よりも年下(笑)」

坂本さん「FGOからジャンヌを演じていて、凛とした清楚なイメージだったんですが、今回はジークくんとの絡みでお姉さんの様な、女の子らしい部分も見れてそういったところが好きになった」

と、で諏訪部さん曰く「ジークくん」と「ジーク」がややこしい(現場でもジークフリートがジーク呼びされてるっぽい)から「ジークさん」と呼んでほしいとか。

 

司会「アポクリファの魅力は?」

という話題で「大久保さん」と「古川さん」

古川さん「Fateの魅力はたくさんあるんですが、アポクリファは陣営同士の人間関係」

大久保さん「キャラ一人一人の掘り下げがが凄いので、誰を好きになっても後悔しないと思います」

との事でした。個人的にアポクリファの更なる掘り下げ/補完は、型月関係だと「CANAAN」も過去に連載された事のある「石田あきら先生」の漫画版アポクリがお勧めです。

 

と、司会の小林さんは「シロウが好き過ぎる」との事で、語彙力が消失してたんですが諏訪部さんに「言葉の貯蔵大丈夫?」といわれてました。

 

司会「担当キャラ以外で好きなキャラは?」

内山さん「アストルフォですね」

マチアソビでも仰られていましたが、最近までアスフォルトの性別を知らなかったとの事。

小林さん「フラン」

坂本さん「私もフラン」

花江さん「僕はジャンヌ」

 

次が、マチアソビの時と同じ奴ですがアポクリの公式アカが募集してた#アポ質問からの質問で

司会「自分がサーヴァントとして召喚されたらクラスは何か」

坂本さん「バーサーカー

内山さん「セイバー。剣がカッコイイ」

赤崎さん「ライダー」

小林さん「セイバー。」剣道2段との事。

花江さん「アサシン」花江さんはFGOで小太郎も演じてらっしゃいます。

大久保さん「キャスター」

司会の小林さんは「キャスター」らしいです。なんでも「キャスターはラスボス感があるから」とか。

 

トークの話題としては大まかにこんな感じでしたね。

あとは、最後に一言ずつ述べて皆さん退場されました。

 

と、こんな感じで上映会楽しかったです。

 

あと、

 

 f:id:kishinox:20170701190040j:image

これ貰いました(新聞風のペーパーと、うちわ)

配布のペーパー、地味に私はこれで全コンプ達成しました。

 

連続2クールというのもあり、正直不安な点もありますが、ただ年末にかけてAJやマチアソビetc...情報を出す機会をちゃんと活かしてステージなりなんなりやっていて、非常に勢いというか展開の流れとしては、情報を全く出さないHFやEXTRAより良いと思いますねやはり。

個人的には動くカルナさんが楽しみなので、先行上映で見れなかったのは残念ですが、2話以降の展開も映像作品としての観点で楽しく見れていければいいかなと思います。

 

1話ももう数時間で始まりますので、自宅でじっくりと見て自分の記憶がいかにガバガバを再認識しておきたいと思います、

 

取りあえず、放送前に書き終えられて良かった...

 

 

あと、因みに現在FGOはアガルタ解禁中で、上記に書いたとおりもう終わらせてますが、個人的にマジで面白くなかった(本編シナリオの中でワーストTOPクラス)のと、特筆して気になった事も無いので記事は書かないです。

では。

 

 

Anime Japan 2017 両日参加しました。型月関連レポ VRマシュ・キリエライト Fate/Project等...アニメ版EXTRAの危惧、今回のFateステージ及び発表の不満点。

 どうも。

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という事で、今年も来ましたAJ2017。(画像は初日撮り忘れたので二日目に撮りましたが、生憎の雨模様でしたね。)

 

で、書くことはタイトルの通り(というか型月以外興味ありませんし)になります。

 

今年のAJは、以前FGOPの塩川さんが確かFGO冬祭りで仰られていたはずですが、FGOブース最大規模での出典になる。との事で

 

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「マシュVR」「物販コーナー」「展示ブース」の大まかに分けて三つのコーナーで分かれていました。

 

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あとは、FGO冬祭りの各開催地域や新宿幻霊事件解禁時、新宿付近で開催されていた「FGO AR」の設置があり、国際展示場の内部を歩き回ってARの回収及び景品の獲得がある催しも行われました。

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(写真に撮り忘れましたが、各AR読み込みのパネルは各特異点に登場したサーヴァント達でしたね。第一特異点:ジル、第三特異点:ティーチ、第四特異点:ジャック、第五特異点クーフーリン・オルタ、第六特異点:オジマン、第七特異点:花の魔術師マーリン。で、ARカードは各特異点のナビゲーター役のサーヴァント達でした。)

全部集めて交換したらあれ貰えましたよ呪獣胆石のバッジ。

 

そんな訳で、今回最大規模のFGOブースを筆頭に参加しましたので記事にしました。

 

タイトル通り、25及び26日とも参加したわけですが、今年は「VR マシュ・キリエライト」と「Fate Project 2017」のステージ観覧権の両方とも当選していました。

当選発表の順としてはマシュVR→Fate Projectの順だったので、最初にマシュVRの当選メールが来たときは「あ、Fate Projectの方は落選かな」 と、危惧しましたが両方とも当選という謎の豪運っぷりでした。

 

AJでのFate Projectステージは去年も当選しましたが、今年も生で見れるという事でそれらを交えつつですが、まぁ後ほど触れます。

 

Fate projectのステージが日曜なのもありましたし、初日は取りあえず物販かなーという事で、初手でFGOブースに並びました。

 

 

個人的に欲しかったのは、一部完結記念本とEoRのキービジュポスター位しかなかったので、それ目当てで並ぼうかなという感じの計画でした。

8時頃に家を出て国際展示場及び会場一般待機列に着いたのは9時位で、それから会場し購入列に着いたのがおよそ11時頃、結局会計を済ませられたのは13時ちょい前くらいでしたねー。ファスチケ無いから、ま、多少はね?

 

FGOブースの物販に関して、自分が並んでいた段階で卓上カレンダー2種はかなり人気で、すぐ売り切れていましたね。

あと、FGOブース列の捌け速度に関してはかなり良い方だと思います。レジも8台?体制位でしたし、とはいえ如何せん並ぶ人が多かったので結果購入までに時間がかかるという感じでしたかね。

 

外のFGOブース物販待機列の隣の列が、あのufotableでしたが、まぁあの当日twitterで「遅い!」とかで、またufoが炎上していて正直笑ってしまいました。

今回は、販売物にあんまり興味がなかったので、今回はufoブースで並びもしなかったので、事情は正直良く知りませんが、販売の仕方にも問題があったようで?まぁ兎に角相変わらずですねと。

 

ufoといえば

 

 

 

今年のマチアソビの日程がAJで決定しましたが、例年と異なり5~7開催の様で、此方も少し炎上していましたね。

まぁ、かくいう私も飛行機キャンセルする羽目になったんですがねハハハ(笑えない)

 

何というか、この様に例年と日程が違うという事情でも、徳島という地方でやるイベントの開催日程の開示すら1か月前が当たり前、式のBDタぺの店頭販売分を平日に行ったりするのを平気でやる企業で、何年も販売のアレさはアレなのでまぁ..今後もufoのこういった姿勢は改善される事は無いと思います。

 

今回は、並んでもないのでufoの炎上はどうでもいいのでこれ位にするとして

 

タイトル通り「VR マシュ・キリエライト」の抽選に当選したのでそれに関して..

な訳ですが、これ参加確定で会場来た方なら、分かると思いますが、最初「え」ってなりました。

 

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「え、これ皆に見られてる前でサイクロップス先輩やるん..?」

っていう配置でマジで最初ビビりました。しかも、この前にはコスプレイヤーさんが時間になると登場して注目の的みたいになる(無論、みなさんレイヤーさんしか見てないものの)ので「いやいや...ウッソだろお前...」と思いました(小並感)

 

まぁ、実際はというとですね、映ってないだけで、一応奥にもVR体験スペースが用意されているので、皆の前で見られなくて済む可能性もあります。が、無論運が悪ければ公開処刑での体験になる可能性も十二分にある感じです。

 

私は皆の前で見られるのは厭だったので「公開処刑は厭だ...公開処刑は厭だ...(

ハリー・ポッター)」と念が通じたので(?)奥でのVR体験になりました。

 

皆の前での公開処刑は回避しましたが、ブーススタッフに方達の前での体験になるので結局恥ずかしいのは変わらないんでしたけどね...

 

そんなこんなで、スタッフの方の案内→説明を受けました。

 

まず最初に

 

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これを装着します。(持って帰っていいらしいので、記念に持ち帰りました)

 

次にPSVRのメガネを装着してサイクロップス先輩状態になる訳ですが、さっきの布がズレて視線がボヤけるので調整がちょいめんどくさい感じでしたね。

 

VRメガネのボタンで位置調整が完了すると、VRのリモコンとヘッドホンを被せられて準備完了です。

以下にVRマシュ体験版の流れを書きますが、うろ覚えなのでこんな感じー程度に。

 

①霊基召喚の画面(カードが表示される前のマシュの盾がサークルとして描かれているアレです)から、リモコンでスタートボタンを選択し続ける→レイシフトの際の転移時の演出が入り→カルデアのマイルームへ

②コンコン「先輩、いらっしゃいますか?」ドアをノックして、部屋の右側からマシュが入室してくる

③(ここでマシュのセリフが何か色々あったかもしれませんが忘れました)マシュ入室後、背後からモニター?の様なモノが現れ、小さい四角のワイプの様な形でダ・ヴィンチちゃん登場。

④↙↗↑→↓←と、ダ・ヴィンチちゃんを映したワイプがめちゃくちゃ動きながら「カルデアの最新技術云々~」「トレーニングルームで云々~だから着替えて」「いいタイミングだから二人で汗を流して」(何て言ったのかよく覚えていません)ということで、どうやらカルデアに最新鋭?のシステムらしきトレーニングをすることに

⑤マシュ「着替えるので...少し、あちらの方を向いていてください...」と、ベッドより右に位置する仕切りみたいなところに移動して、マシュがトレーニングの服に着替える

⑥着替え中に仕切りがバタンッと、倒壊してマシュの露出した姿が見えるハプニングが発生。マシュ「お見苦しいところをお見せして申し訳ありません...」と、謝罪。→着替え完了→めちゃくちゃこっちに近づいて手を差し伸べてくる「トレーニング頑張ります(頑張りましょう?)!」

⑦視界が一旦ホワイトアウト→トレーニングルーム(めっちゃ体育館です。まじで体育館です。本当に。)に切り替わる。→マシュ「どれを鍛えるか選んでください」?みたいな感じで、三種類の何れかを今回は鍛えると

 

 

電撃の記事から引っ張ってきましたが、↑の様にQが「敏捷性」Aが「平均感覚」Bが「筋力」のトレーニングとなると。

 

⑧(まぁ、筋力上げなくても盾振り回してるし敏捷性上げた方がええやろ)Qの特訓を選択→床が抜けてマシュと共に下へ降下

⑨抜けた床が回転しながら徐々に上昇→ジャングルジムみたいな?(説明ド下手くそ)上部が円形の形をしている鉄の棒?にポールダンサーの如くしがみ付くマシュが登場

⑩VRのリモコン(画面上ではリモコンが拡声器に)がブーと反応し、「リモコンを振ってマシュを応援しよう!」みたいなメッセージが表示され、実際に上下に振るとそれから星やハートっぽい形の何かが出て、それに伴い回転速度がアップしたようなしてないような

⑪訓練終了→マシュ「訓練の成果を見てください」と、ギャラハッドの盾を振りかざしながら様々なモーションを披露

⑫気が付いたらマシュがジャンプ→マシュ「避けてください!先輩!」→上を見ると、思いっきり上空で盾を構えているマシュ→避けるすべなく衝突→視界がホワイトアウト→気絶。

⑬マシュ「先輩...?起きてください...?」と、マシュの呼び声で起床→マシュとのなんかしらの会話があった筈ですが忘れました→ダ・ヴィンチちゃんのワイプ「緊急事態(エマージェンシー)だ!すぐに来ておくれ!」(FGOのエマージェンシーのBGMが流れます)→ダ・ヴィンチちゃんのワイプ「これを見ておくれ云々」「緊急だから着替えて云々」(どこかのMAPの様なモノでしたが、恐らく特異点自体を指すマップではなさそう?でした)→マシュ「訓練の成果を発揮しましょう!」

⑭体験終了スタッフの指示に従ってください→メガネとヘッドホン外してもらって終わり

 

ざっと且つ曖昧ですが、という感じのお話でした。

 

PS4は所有していますが、VRに関しては買っていないので、地味にこれが私の人生初VRでもありました。

 

因みにDr.ロマンは登場しませんでした。

 

因みにVR体験後は

 

 

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これが貰えます。

カルデアライセンスカードですが、これは去年のFGO一周年を記念して秋葉原でも行われたFGOスタンプラリー(秋葉原レイシフト)で貰えたモノと同じ奴ですね。なので、私は既にもってます。

 

感想ですが、割と想像よりしっかりしていた(?)と思います。

先ず「あ、このゲームストーリー性ちゃんとあるんや」っていうのに驚きました。(正直、ポケモンのポケバレルみたいにマシュを愛でるだけのゲームなのかなと思っていました)

 

 

AJ初日、電撃がVRの記事を上げた直後、twitter等でマシュのSSを張って「なんか違う」「コレジャナイ」という意見を多く見られましたが、ぶっちゃけ言うほど悪くは無いです。

 

そもそも「VR(ヴァーチャルリアリティ)」を体験するモノであり、3Dの奥行き感と現実と二次空間の一体化した感覚が合わさってこそなので、SSで比較しても意味は無いと思います。プレイした人、皆さん仰られていますがこれは実際体験してみないとい分からない感覚でもあるので、逆にまぁそういう意見が出るのもしょうがないとは思いますが。

まぁ、正直やっぱりFGOの立ち絵/カードイラストの様に、御大が書き下ろしたイラストそのまんまな訳もなく、仮想空間で動くマシュという立体感を出さなければならないので「コレジャナイ」ってなるのは、まぁしょうがないですね。

 

マシュが好きな方は買ってもいいんじゃないかなと思いますよ。

 

然し、何故これを作ろうと思ったのか謎ですね...

 

まぁ、ストーリー性が有るのは意外といえば意外でしたが、買うかどうかは今後の情報次第でしょう。

 

マシュVRはこんなところにして、他の型月(というかまぁFateしかありませんが)関連のレポ

 

先にも書きましたが、マシュVRの前は時間になると公式のコスプレイヤーさんの撮影会になります。

 

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ちょうど、全員揃って登場される回に出くわしました。

ジャンヌ、邪ンヌ、スカサハ、ダ・ヴィンチちゃん、マシュのレイヤーさんのメンツの様でした。

 

皆さん凄くお綺麗な方々なんですが、スカサハと邪ンヌのレイヤーさん、特に邪ンヌのレイヤーさんがめちゃくちゃ綺麗でビビりました。

この撮影タイム以前、FGOブースの周りを撮ってる際、すれ違った時にも思ったんですが、いやマジで邪ンヌのレイヤーさん滅茶苦茶綺麗な方ですね。美人の方がコスプレすると本当に絵になるなと。非常に眼福でした。

 

公式レイヤーさん以外にも結構Fateキャラのコスプレしてる方は多く見ました。

Dr.ロマン、オルガマリー所長、ぐだ子、マシュ、ゴールデン、酒呑童子、マーリン、嫁王辺りのコスプレをしてる方は見かけましたかね。

一般の方でしたが嫁王のコスプレしていた方が綺麗な方だったなーと思いました。

 

そういえば、去年はインド兄弟のコスプレしてる方位しか見なかった気がするので、やっぱり結構増えたなと。

因みに、冬コミだとメフィストフェレスダビデマン、書文先生のコスプレをしてる方など見かけた記憶があります。

 

 レイヤーさんの話は兎も角として、他の展示に移ります。

 

今年のAJは前回とは異なり、ブース内部に展示スペースが設置されています。

 

その入り口隣に

 

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公式サイトで、事前に告知がありましたが1.5部の新規サーヴァント含む、計11騎のサーヴァントのパネルが展示されていました。

 

去年もこの新規鯖含めたパネルの展示が有りましたが、去年はこれで「トーマス・アルバ・エジソン」「女王メイヴ」「ナイチンゲール」の参戦が確定しましたよねー。

なので、アガルタの新規鯖が居るんじゃろ?って思っていましたが、まぁ居ませんでしたね。

 

因みに

 

 

東第1、2、3ホールの入口に

 

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この様にダ・ヴィンチ工房と、各サーヴァント達のパネル(これはFGO冬祭りで展示されていた物と同じようです)が展示されていましたが、恐らく同じ物だと思われます。

 

選出基準は、主に去年の第七特異点、終局特異点実装~年明けの復刻/新規イベ、新宿、そして現在開催中の復刻ぐだぐだ本能寺のメインサーヴァントからっぽいですが、術ギル、ケッツァルコアトル神、複合神性ゴルゴーン、アナ、巌窟王、ヘシアン・ロボは省かれてたりで、何となく中途半端な感じですね。

 

そんな展示も有りますが、入口から展示ブースに入ると

 

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右手に、リリース時の暗黒時代~現在に至るまでのFGOの年表が張られていました。

 

余談ですが、FGOやエクステラ、プリヤ、Fake etc...で、型月世界の歴史が色々と広がってきましたが、近い内型月世界全体の流れを纏めた年表擬き的な記事を上げようかなと思っています

各作品で発生した事象

(例:・×××× ××××頃 第一次聖杯戦争開幕(Prototype世界)

   ・×××× ××××頃 月姫発生

   ・×××× ××××頃 第五次聖杯戦争開幕

   ・×××× ××××頃 幻影の夏(MB)発生

や、各キャラの誕生日/年といった事象は勿論ですが、神代と現代の境界や、例えばアインツベルン、エインズワース、エスカルドスの歴史、MBに至る前のシオンの経歴etc...細かい部分も組み込んだモノを上げようかなと(記事というか整理の意も込めたメモに近い感じになりますがね) 

 

まぁ、そこは兎も角話を戻します。

 

FGOの年表を見終えると

 

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前方には現在までにゲーム内で実装された、各サーヴァント達の絆礼装を除いた全ての概念礼装が展示されていました。

 

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これまでにFGO内でコラボや記念として配布された礼装一部etc

 

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そして…

 

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はい、神(即答)

 

去年のAJではコラボCMの橙子さんの原画が展示されていた時点で神でしたが、今年も冠位人形師とかいう神礼装が展示されていたので展示ブースは神ですね(?)

 

いや、でもマジでこの美麗且つ至高の礼装は本当素晴らしいんで皆さん是非使いましょう。はい。

 

 

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橙子さん is GOD

 

 

さて、概念礼装ギャラリーを見終えると

 

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次は、現在までにFGO内で実装された/登場した全てのサーヴァントの霊基カードが並べられたサーヴァントギャラリーになります(礼装の方は常に人だかりができて全体は撮りづらいですが、此方は運よく全体が撮れました。まぁ、端の方が見切れちゃってますがね)(精度ガバガバ)

 

無論

 

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彼/彼女らの霊基カードも展示されていました。

 

此方の概念礼装及びサーヴァントギャラリーもFGO冬祭りで展示されていたのとほぼ同じですね。

 

あとは

 

 

Wジャンヌの旗や

 

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ゲイボルクオルタナティブ

 

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ダ・ヴィンチちゃんの持ってるアレ

 

 

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毎度お馴染みエクスカリバー(親の顔より見た聖剣)

 

などなど、サーヴァントの宝具を再現した物の展示が有りました。

 

そして

 

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AZO

 

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第六特異点・神聖円卓領域キャメロット

 

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水着

 

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プリヤ

 

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第七特異点・絶対魔獣戦線バビロニア

 

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TVアニメ FGO~First・Oreder

 

 

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亜種特異点Ⅰ 新宿幻霊事件

 

 

撮り方下手くそなので分かりづらいですが、過去FGOのCMに使われた、アニメの原画の展示も有りました。

去年のAJでは、FGOのPV~めちゃくちゃ可愛い橙子さんが登場する(なお、ゲーム)らっきょコラボのCMの原画までの展示だったので、今年はらっきょ以降のものを展示という感じですね。

 

そして、これまでの特異点の紹介と1.5部に関してのパネル。

 

 

 

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先日発売されたFGOのサントラ

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と、先日発売されたアニメ版FGOの円盤のサンプルの展示も有りました。

因みに、FGOの円盤は今までの型月作品の円盤の様に菌糸類&御大の一問一答が掲載されていますが、私の質問が一つ採用されていました(どうでもいい情報)

あ、その質問採用されたか~と思いました。(他にも色々送りましたが、どれも案の定他の人もたくさん質問していたようで結果的にのってます)

まぁ、なので皆さんあとは買って確認してください。

 

今回のFGOブースは

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何と、この様にこれまでにゲーム内でプレイアブルキャラとして実装された全てのサーヴァント達が壁一覧にと。ここマジで反射するわ通路だわでかなり撮りづらかったです。

やはり、リリースから一周年、そして第1部完結という事も有り、展示等気合が入ってますよね。

 

FGOブースはこんなところでしょうか。

 

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KADOKAWAは、まぁやはりプリヤですね。

販売物としては。今年公開の劇場版プリヤドライ 雪下の誓いの特典付き前売り券、コミカライズ版Fate/ApocryphaFate/EXTRA CCC(CCCの方だった...筈)Fate/stay night Heven`s Feelの各作家さん(石塚あきら先生、ろび~な先生、タスクオーナ先生)のサイン入り単行本の販売ですね。

どの作家さんのコミカライズも素晴らしいクオリティですが(ファスチケ持ってないんでサイン本購入は)ま、多少はね?

まぁ、今後マチアソビでタスクオーナ先生のサイン本販売は有るでしょうから、まぁまぁまぁ。

 

後述しますが、今年公開のプリヤドライは本当楽しみですねー。

 

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そして、型月作品映像化でお馴染みの今回も若干炎上したufotableブース

 

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展示物はこんな感じですね。

今までのキービジュポスターや着物姿の桜のパネル、新キービジュを用いたタペストリーetc

因みに、個人的には一番右の最初期に公開されたキービジュが一番好きですね。

そして

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劇場版HFのサブタイ公開と

「I.presage flower」

 

ufoは、言わずもがな今年が劇場版HFですが、まぁ後述します。

 

お次は、アニプレブース

 

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FGO関連に関しては、Eorの宣伝がありつつ、FGPダ・ヴィンチちゃんコードetc、過去にイベントなどで販売されたグッズ(タペストリーは冬コミだった気がします)やフィギュア類の展示ですね。

 

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らっきょコラボの礼装以外で、今回のAJ唯一のFate以外の型月作品要素。

まぁ、この俯瞰風景3Dの式のフィギュアが発表されたのも結構前の話ですがね...

あと、アニプレブースにどうやらアニメ版FGOの台本の展示があったようで、これはちょっと撮り忘れてしまいました(終わってから、展示が有ったとの事を知りましたので)

 

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そして劇場版HF

去年は、桜の解説でごにょごにょあったパネルですが、今年は大丈夫ですね。

展示物としては、”原画レベル”の絵コンテや台本、キービジュのラフ絵の展示ですね。

 

 

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そして、今冬放送開始のアニメ版Fate/EXTRA last encore。

うん...はい。

 

 

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そして、此方も今年放送開始のアニメ版Fate/Apocrypha

去年から、現在アポクリはコミカライズ展開もしておりますが、歴代の型月コミカライズに劣らずクオリティも高かったりしますが、アニメ版も楽しみですねー。

 

 

  

 

PVの絵コンテも展示されていました。

 

と、映像化作品に関しては後述します。

 

 

あとは、他のブースでのFate関連を張っておきます。

 

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今回は、正直あんまり深く回らなかったので、他のブースでも何か型月関係有ったかもしれないですが、まぁ大体こんな感じだとは思います。

エクステラのグッズを販売しているブースですが、撮ったもの以外にも1000円でのくじみたいなのもやっていて白玉でも複製の色紙やら数点セットが貰えて、タペストリー等も当たるような感じで割と豪華だったと思います。

 

すみません。あと、ナチュラルに撮り忘れてたんですが、アニプレの物販ブースで描き下ろしの桜よマシュのポスターの販売等が有りましたね。

 

さて、では今回のAJでの本題に入ります。

 

先ずは、初日の「KADOKAWA」ブースで行われたプリヤのステージで公開されました

 

www.youtube.com



劇場版プリズマ☆イリヤ新PV

 

です。はい。

 

例年プリヤは、毎年夏に放送しておりますが、今回のドライ続編はまさかの劇場版展開という事で、ドライ最終回の時はビビりましたよね。

 

そして新PV、ぶっちゃけるともうちょい期待していましたが、「あ~そこ」という具合で(ネタバレ配慮の意もあるんでしょうが)、まさに劇場版の最初の場面、原作でいう29話「神稚児」の部分ですね。

 

新PV、そして副題「雪下の誓い」からも分かります通り、劇場版は遂に美遊兄士郎が並行世界から訪れたイリヤ達と出会う前の「過去回」ですね。

いや本当、過去回もめちゃくちゃ熱いですし、年々プリヤの作画は向上していってますので、美遊兄士郎のあの「無限の剣製」を見れると思うと...マジで滅茶苦茶楽しみですね~。

 

正直言うと、新PVはもうちょい熱い感じ(美遊兄士郎的な意味で)のを期待していたのですが、なるほどなぁ...と、まぁそこはしょうがないですな。

 

あと、夏公開!というのをステージ内で新情報扱いにはしていますが、実際はこのステージ以前のニュータイプのインタビューで夏公開と明言されているので、新情報ではないです。

なので、私的にはこのプリヤのステージで具体的な公開日程が判明しないかなーと期待していたのですが...

 

まぁ、なにはともあれ劇場版プリヤドライ非常に楽しみです。

 

 

そして、今回の目玉Fate Project 2017」

 

先の方にも書きましたが、今年も運良くステージ抽選に当選しましたので、有りがたくも生で見ることができました。

ですが、今回のステージに関して、記事のタイトル通り少し(じゃないかもしれませんが)述べたいことが幾つかありますのでそれを交えつつ。

 

 

今回のFate Project司会はアニプレ金沢さんが担当。(去年はゆまさんでしたね)

 

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そして、今年のゲストの声優さんは「ノッブ」「高橋李依さん」「川澄綾子さん」「大久保留美さん」が登壇。

 

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去年は「劇場版HF」が最初の発表でしたが、今年は「FGO」からと。

 

 

EoRというか、新宿幻霊事件でのトークやWDetc...最初はFGOの振りかえりトークですね。

ノッブ「全部凸ってるんで」はさすがに草。

 

何か、皆さんネタバレに配慮し無いといけないからで「アレ」とか「ソレ」とかの多用でめっちゃ喋りづらそうで草生えました。

カヴァス二世ですら、「白いの...」扱いで草。

 

 

そして、塩川氏登壇。

 

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先ずはマシュVRの紹介

 

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スタート画面はマジでこれで、後は上のマシュVRレポ書いた通りな感じです。

というか、トレーニングルーム体育館やんけこれとは思いましたが、塩川さんも体育館って普通に仰ってたので、設定的にカルデアのトレーニングルーム=体育館なんですね...

 

 

ぶっちゃけ紹介映像短すぎるのと、電撃も紹介しているので「ここの件いるか?」って思いました(ぶっちゃけ)まぁあの、私はステージ前にやってるので内容知ってますから、余計に...

 

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マシュVRの記念にFGO内で、マナプリ礼装「パーソナル・トレーニング」が復刻。うん、はい。

 

ここで、塩川さんが「マシュVRはGW等で体験できる機会を設ける」との事なので、確実に マ  チ  ア  ソ  ビ  でやるでしょうね。

 

そして、お次はFGOの最新情報

 

 

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会場ぼく「お、特報っていうレベルだからこれはアガルタ新PVですね間違いない(確信)」

 

 

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会場ぼく「あっ...ふーん(真顔)」

 

という事で、先日詳細も少し公開されましたが

 

 

 

 

四月中旬より、つい先日まで復刻イベントとして開催されていました「ぐだぐだ本能寺」の正統続編(?)らしい「ぐだぐだ明治維新」が開催決定。

配布サーヴァントは、かの戦国武将「浅井長政」の娘である「茶々」になると。

 

いや、配布サーヴァントがあるのが先ず意外でしたが、まさかの淀殿がサーヴァント化するとは...

淀殿明治維新関係ないんですが、ノッブ繋がりで何ですかね?まぁ、だったらぶっちゃけそれなら浅井長政朝倉義景辺りの方が欲しk...にしても、淀殿実装となるとこれは経験値先生オリジナルのサルがFGOに実装される日も近い様なそうでもないような。

 

 

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そして、新規サーヴァントとして「幕末のバーサーカー」が実装と。

ステージでビジュアル見た時から「森長可」では無いのは分かっていたので「あぁ、このイベント帝都関係ねぇんだな」って感じでしたが

 

  

この間復活したぐだぐだオーダーの内容見るに、おき太と因縁有りの英霊、土方歳三高杉晋作でしょうかね。

 

と、ぐだぐだ明治維新の開催が有るとステージで公開されましたが、いやー...何というか...正直、「特報」と銘打つレベルですかね...?

ぐだぐだ本能寺のシナリオ自体は悪くないと思っていますが、そもそもストーリー性も無かったシナリオで「正統続編」と言われても「お、おう」って感じで、周りは盛り上がっていましたが、正直あんまり...

 

 

と、ぐだぐだ書き延ばしているうちに

 

 

イベント始まりましたね(現在開催中)

 

結局、案の定土方さんでしたが、CVが...CVがまさかのあの星野さんとは...

 

Fakeの記事でも書きましたが、私はゴッズのジャックが大好きなので星野さん確定で「マジか!?」ってなりましたし、いや本当星野さんの声カッコイイですし、土方さんに滅茶苦茶あっていて最高ですね...マジでカッコイイですわ...

 

シナリオは各所でも言われていますが、いや全然ぐだぐだしてなかったんじゃがそれは。

 

上にも書いてますが(AJ後の本音)元々ぐだぐだ本能寺のシナリオがそんなにストーリー性があるイベントじゃなかったので「正統続編です」って言った時は「何言ってんだこいつ?」と思っていたので、経験値先生のノリとぐだぐだ本能寺自体は嫌いではないんすが、正直期待していませんでした。

 

が、いざ始まると、全然ぐだぐだしてない(n回目)ですし、以前帝都聖杯奇譚を連載されていただけあって、結構シリアス寄りの面白い話になっていたと思いますし、正直歴代のイベントシナリオでもトップレベルだと思っています。

 

今までの型月作品で語られてきた「終わらない永遠よりも現在(いま)と未来(さき)へと続く事」の大切さという根底的なテーマを今回の経験値先生はかなりうまく活用されていたと思います。

 

そんな訳で、存外にちゃんとしていたのに驚いたぐだぐだ明治維新の発表(済)

 

 

 

そして、次もFGOの最新情報にして「スペシャルコラボ」其は...

 

 

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Fate/EXTRA CCC」とのコラボイベントが開催決定!(時期未定)

 

FGO内においては「空の境界/the Garden of Order」「Fate/Accel Zero Order」「Fate/kaleid liner PRISMA ILLYA プリズマ☆コーズ」に続く4作目のコラボイベントになるとの事が決定。

 

 

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シナリオ担当は、無論原作者である「奈須きのこ」が担当。

まぁ、他に誰が書くんだよ...って感じですから、まぁそりゃそうですわね。

 

 

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そして「CCC」コラボイベントの参加条件は「終局特異点・冠位時間神殿ソロモン」”クリア後”が必須となるとの事。

 

そして見えているシルエットは、まぁ「BB」でしょうね(2ndの方ではなく)

 

...という事で、「Fate/EXTRA CCC」とのコラボが発表となりました。

 

 

 

因みに

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/

 

 

上記の竹箒や電撃の記事で、CCCコラボのシナリオや参加条件の決定に関しての諸々は察せます。

 

要は「CCCコラボのシナリオは既に執筆済み。後は時期の問題。」「冠位時間神殿クリア後に設定しているのは、その方がより良い形でストーリーを提供できるであろうから」という事の様です。

 

さて、そんな訳で何れやるCCCコラボ。シルエットは確実に「BB」でしょうし、新宿の記事でも触れましたが「エミヤ【オルタ】」の存在には、十中八九CCCの黒幕「殺生院キアラ」の存在が絡んでいるのもありますし

 

アルターエゴ

......いやな予感がするな......おまえたち程度ならまだいいが、アレまでくるんじゃないだろうな、アレまで。

パッションリップ

悪い事をしてしまった気がするの...もし会えたら、今度は仲良くできるかしら...

 

と、アルターエゴの実装は示唆されていましたし、FGOリリース当初から公式サイトに掲載されている参加声優陣のリストに「小倉唯さん」「早見沙織さん」「下屋則子さん」「田中理恵さん」の名前は載っている(未だにプレイアブルキャラが存在していないのは、早見沙織さん以外の御三方)のと

 

謎のホムンクルス 

うそーーーーーーーーーーーーーーん!?

 

と、謎のホムンクルス...一体何ークなんだ...と、ホムジークの実装も仄めかされている+アポクリやEXTRAは今年アニメが控えているので、これはアポクリやEXTRA、CCC、プロトはコラボで来るやろ(CCCは設定的にも特に)と思っていたので、ぶっちゃけ予想の範疇内過ぎてまぁですよねって思いましたのであんまり驚かなかったです。(ただ、プロトはアーサーが普通に来たのでコラボで来るのかは微妙な気はしてきましたが)

 

という具合にコラボの示唆はされてきたCCC。シルエットが明らかにBBで、且つ先の竹箒でも触れられていますが、審査も余裕で通っているとの事で、発表後は皆BB実装ヤバいヤバい、実装を...最高やな。みたいな感じでしたが、うーん...プレイアブルキャラとして実装されるんですかね?

 

 

CCCにて登場したBB、彼女もアルターエゴと同じく「女神系のサーヴァント」を取り込んでいる状態で、英霊の中でも「トップサーヴァント」に位置し「最高位の千里眼」をも有する最強のサーヴァント「英雄王ギルガメッシュ」ですら「神話礼装」を開放しないと太刀打ちできない、作中というか歴代の型月ボスキャラでも最強筆頭の存在である訳ですが、彼女が有するスキルとして

 

・「黄金の杯:EX」

・「自己改造:EX」

・「百獣母胎:EX」

・「十の支配の冠/七の丘」

・「十の支配の冠/五の丘」

・「十の支配の冠/一の丘」

 

の六つであり、何れもが強力且つこれを有するが故通常のサーヴァントでは太刀打ちすらできません。(条件下であればカルナさんを上回るマスターのバックアップ有ガウェイン卿ですら瞬殺)

 

それが「BB」の有する特異性な訳ですが...

 

問題はBBが有するこれらのスキルです。

 

少し前の記事でも触れていますが、先ず「黄金の杯」というのは「聖典ヨハネの黙示録」における「悪魔の住まう場所」「知慮有るものは獣の数字を解くがいい」「その数字は人間を現す。その数字は六百六十六である」と暗喩される「大淫婦バビロン」が持つモノ。

 

そして

「十の支配の冠/七の丘」

「十の支配の冠/五の丘」

「十の支配の冠/一の丘」

における「十の王冠」「七つの丘」これらが、同じく「ヨハネの黙示録」において、先の大淫婦バビロンが騎乗し、人理を喰らう終末の獣である「七つの頭」と「十の角」を持つ「黙示録の獣(第四の獣=ビーストⅣ=プライミッツ・マーダー)」を現します(黙示録の獣の七つの頭とはローマの七つの丘を暗喩したモノ)

 

更に「百獣母胎」。これこそが、第七特異点をプレイした方なら知っての通り、「創世神ティアマト」の持つ「権能」であり、またこれは「百獣母胎(ポトニア・テローン)」とも呼ばれますが、Prototype世界の1991年の聖杯戦争において「アーサー・ペンドラゴン」のマスター「沙条愛歌」

彼女は、かの聖杯戦争において上記に記した「黙示録の獣」、即ち「第四の獣」を覚醒しようとさせた事で、オジマンディアスやパラケルススからは「世界を喰らう女(ポトニア・テローン)」とも呼ばれ、彼女が生きながらえて「黙示録の獣」を顕現させれば、その時こそ「大淫婦バビロン」の持つ「黄金の杯」が現れるだろうと、そして「キャス狐」からは「人類悪」と扱いを受けました。

 

そして、「自己改造:EX」。このスキルは「第七特異点」で判明しましたが、「クラス・ビースト」のクラススキルでもあるという扱いになっています。

 

長くなりましたが、そうです。要は「BB」は「人類悪」にして「クラス・ビースト」が有する”特殊なスキルしか保有していない”という訳です。

故にこそBBは「ビーストⅡ」「ビーストⅣ」「ビーストⅥ(仮)」と、複数の獣の特性を内包しているんですね。(※ビーストⅣとビーストⅥは同一の存在でもあるので、大まかに扱えば二体分のビーストの特性を内包しているという感じですが)

 

また「英雄王ギルガメッシュ」からは

 

「我は多くの災害と人悪を見定めてきた。

 貴様らにとって悪とされるモノたち、

 根本には人間への情があった。」

 

「それが自己にのみ向けられた博愛であれ、

 他者に向けられた憎悪であれな。

 だが、これは違う。」

 

「この闇は人間的でありながら、人間としての

 情を持たぬ排斥の宇宙(ソラ)。この世全ての悪を

 上回る、まったく新しい”人類悪”だ。」

 

と、そもそもBBが「この世全ての悪」以上(「この世全ての悪」自体もUBWでギルから「人類悪」と評されており、ビーストⅡの有する「浸食海洋ケイオスタイド」の別名は「聖杯の泥」)の「人類悪」だと、CCC内において二人目の人類悪として扱われている訳です。

 

加えて「エミヤ【オルタ】」の接点有りと思わしき「殺生院キアラさん」ですが、この「BB」を取り込んだ「第三外法快楽天」とも呼ばれる「魔性菩薩」と呼ばれる状態の彼女もまた「この世全ての欲(アンリマユ)」という宝具を有し、その在り方は「この世全ての悪」に近く「覚者(救世主)の敵」だとされ、つまりは彼女も人類悪と同等の災害足りうるであろうという事です。

 

故にこそ、上記の竹箒で菌糸類が「CCCコラボの為にFGOをリリースしたと言っても過言ではない」と発言しているのと、参加条件をわざわざ「終局特異点・冠位時間神殿ソロモン」に設定してあるのもそういうことだと思います。(※人類悪の初出は花札ですが、本編としての作品内での初出はCCCなので)

 

 なので、そういった背景がある/第一部を経た後だとビーストとしての要素バリバリであると判明したBBが、これ果たしてプレイアブルキャラとして、そもそも実装されるのか...?

と、疑問に思っているんですよねー。

 

わざわざ、告知の段階でBBのシルエットだけチラッと見せてきたのも何か気になるというか、うーん...配布...は、流石にねぇ?無いでしょうし、キアラさんも控えていますし...

かといって、最初にBBのシルエット見せて、いざ始まってプレイアブルとしてのBBの実装は有りませんってなったら、それはそれで割と叩かれそうな気もしますが...うーん、何かどっちに転んでもあまり良い方向にならないヴィジョンが見えますね(千里眼)

 

あとは、アルターエゴも気になりますね。

上記で記した様に(アンデルセンが面識あるので)パッションリップとメルトリリスは確実に実装されるでしょうが、残りのサクラファイブ、即ちヴァイオレット、カズラドロップ、キングプロテアは実装されるかどうかなんですよね...

ぶっちゃけ、もう結構連載進んでいるFox tail、未だにヴァイオレットは宝具すら見せてない状態ですし、カズラドロップはそもそも顔すら見せていない始末。そして、キングプロテアは宝具も見せてないですし、来て大丈夫?な感が。まぁ特殊設定でどうにもなりそうな気はしますが、巨神アルテラみたいなもんじゃないですか?あの娘。

 

それに、今までのイベントにしろ、イベントでガチャに実装される枠的にも、サクラファイブ全員来るか...?という気がしています。

 

まぁ、どうなるか不明ですが、シナリオ執筆自体はとうに終わっている様で、あとはいつ開催するつもりなのかですね。

いやはや、然しEXTRAすっ飛ばしてCCCをやる...うーん...

 

 

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そして、次はまさかのFGO舞台化決定...

Fate/Grand Order ーTHE STAGEー 神聖円卓領域キャメロット Replica:Agateram

 

...という事で、あの全人類が涙した第六特異点キャメロットが舞台化...

 

マジで本当に正直、はぁ...って感じですが、まぁこの様に皆の課金は時にはウィッカーマン、時にはアニメ化、時にはコラボカフェ、時にはゲイボルクオルタナティブやジャンヌの旗、そして舞台化にまでなる訳ですね。どうですかこれは。

正直、最近のFGO諸々の展開を見ていると「一体、Fateは何を目指しているんだろう...」と不安になってきますが、「舞台化諸々は税金対策やぞ」っていう指摘で草生えたんですが、マジでそんな感じなんでしょうかね。

 

舞台化発表後、ステージで川澄さんが「六章のあのストーリーを2.5次元で美麗な感じで見れちゃうんですか?」って反応していらっしゃいましたが、私的には出来れば「映像作品として」美麗な感じで見たいですね。

まぁ、第六特異点はFGO世界筆頭の謎「五百年以上現存しているズェピア」があるので、それが明かされるのなら行...くかはまぁ分かりません。

 

 

同じく、リアルイベントの発表として

 

 

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何と、今年はFGOリリース2周年記念として「幕張メッセ」を会場とした、イベントホール9・10規模での開催になると。

(もう2周年記念イベント企画してるの)早いっすね。

 

記事にしていないだけで、去年のFGOリリース1周年記念で開催された秋葉原のイベントに参加しましたが、正直規模としてはかなりショボく、その後のマチアソビやFGO冬祭りの方がよっぽど豪華だったのでかなり残念な気分でした(とはいえ、あの規模でも滅茶苦茶人が集まったのでソシャゲパワーは怖いなと思いましたが)が、次回の2周年イベントは取りあえず規模に関しては期待できそうですね。

 

 

これでFGOの発表分は終了。

 

残りのFate Projectに入る訳ですがゲストは”変わらず”

 

 

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先ずは劇場版HF。

事前にufoブースでサブタイは公開されましたが、ステージ内では最初の発表からおよそ3年近くの時を経て公開日が発表されました「10/14」と。

 

 

それを記念して

 

 

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どうやらFate/ZeroのBDを一括に纏めなおした再録版と、オリジナルのサントラを発売。

というか、これUBWの時もufoとアニプレが特典を付けて(復刻して)Zeroの販売やってましたよね。またやるんかいと。

 

まぁ、同じufo製作なんでそういう販促に持っていくのしょうがないですけど、HF記念ならZeroの販促より、セイバールートとUBWの宣伝するべきじゃないんですかね?まぁ別に良いすけど。

 

そして、次がアニメ版Fate/EXTRA

 

 

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はい、これだけ。はい(全ギレ)

タイトル通りのアレですが、ここは全部通してから述べます。

 

 

そして次こそが

 

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アニメ版「Fate/Apocrypha」の最新情報という事で

 

www.youtube.com

 

年末の特番のものに+した形での新PVが公開されました。

 

これに伴い

 

 

 

 

 アニメ版アポクリの製作スタッフ及びメインキャストの声優の方々が公開されましたと。

今回のこの発表にて、未だにCVが付いていなかったケイローン先生、アキレウス、セミ様、アヴィケブロン先生らも漸く誰が担当されるのか確定しましたね。

 

正直、アポクリ勢はFGOのリリースも控えていたせいか、シロウ以外の声優さんが皆既存キャラと同じ方(それでも、皆さん合っているので不満はありませんが)を起用されていたので、まだCV公開されていない方も既存キャラと同じ演者の方かなーと、思っていましたが、全く違う方を起用とは。

 

特にアキレウスなんかは、島海さん辺りかなと思っていたんですが予想外でした。あとは、ダーニックや獅子劫のCVが誰になるか気になりますね。

この二人に関しては、キャラの設定がロアと切嗣に似ているので、そう言った意味で成田さんと小山さんが候補ではありますが...まぁ、多分違うでしょうし、さて誰になるか。

あと、アポクリはブラムやロッコ・ベルフェバンもですが、フラットやライネスも登場しているので、彼/彼女らの声も付く可能性有るんですよねー。あと、個人的にセレニケが結構好きなので、誰が担当されるのか気になるところです。

 

そして、公開日が決定!

 

 

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という事で、今年2017年7月放送開始が確定と。

 

いや案外に早くて嬉しいんですが、三年も前から製作決定していたHFと一年も前から製作決定していたEXTRAより後続のアポクリの方が早いって一体...

 

放送月が確定したアポクリですが、先にも書きました様にFGOに「ジーク」の実装が仄めかされているので、アポクリコラボは来るんでしょうが放送に合わせてか或いは放送中辺り(でも、水着イベントがあるから八月は微妙な気がします)に開催で、セミ様達も漸く実装になる感じでしょうかね?

 

何はともあれ、正直お前も冬頃だろうと思っていたアポクリが、まさかの後続にして最速の七月という速さなので、楽しみですねー。

 

そして、アポクリの最新情報のターンという事で

 

 

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ジーク役の「花江夏樹さん」シロウ・コトミネことルーラー/天草士郎時貞役の「内山昂輝さん」黒のセイバーことジークフリート役の「諏訪部順一」さんが登壇され、そして黒のライダーことアストルフォ役の「大久保留美さん」が引き続きトークのメインパーソナリティーの計四人の方による語りと。

 

 

トークの重要な情報としては、まだPVだけのアフレコのみでアニメ本編でのアフレコ収録はしてないとの事位ですかね。

HFも去年のマチアソビで「いつアフレコ収録するんですかね?」と、下屋さんが言い出したので「えぇ...」って感じで、今回のステージ曰く川澄さんが漸く先日アフレコを取ったので、これからって感じでしょうが、正直HFは映像の方が間に合ってないんだと思います。

 

アポクリも同じくまだ声は取ってないとの事ですが、PVや絵コンテの公開や色紙、他の媒体で書き下ろしのイラストetc...を公開できる余裕があるのを見る限り、映像面の製作はufoの様にキリキリで間に合ってないとは思えないで大丈夫だと思います。

 

さて、トークは諏訪部さんや花江さんのファンサービスが良かったですねww本当に諏訪部さんのファンサービス精神は相変わらず素晴らしくて流石です。

花江さんは、ご本人も仰られていましたが、ジュリアンや小太郎も演じられており、ジークも花江さんの声は合いそうだと思うので、是非今後頑張っていただきたいですね。

 

というか、アポクリは何かネタバレ配慮しなきゃスタイルで、当然ではありますが「黒のセイバー」と、大久保さんも「黒のライダー」呼びを貫き通すと先日のラジオでも仰られていたり、アキレウス役の古川さんも「赤のライダー」呼びでtwitterで訂正してたりで、いやまぁ分かるんですが

 

 

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いや...ジーク呼びの時点で意味無くない...?

 

だってFGOマテリアルですら「謎のホムンクルス」呼びなんじゃが...?

正直、お、おうって感じなんですが、何かネタバレとそうじゃない範囲が、これもうわかんねぇな。

 

 

そんなこんなでトーク終了し、ゲストの方々が退場と。

 

で、最後にノッブが

 

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「プロトマーリンが川澄さんなら、プロトフォウくんは桜井さんなのでは!?」

 

と、言っていましたが、確かに私も当初蒼銀連載時にプロト宇宙のマーリンが女性だと判明した時点から

アーサーが桜井さん、マーリンがドラマCDver.で桜井さんに決定、プロト宇宙のマーリンは女性...SN寄りの世界でのフォウくんは川澄さん...となれば

 

とは思いましたが、フォウくん=キャスパリーグ死徒二十七祖第一位「プライミッツ・マーダー」としての側面と「第四の獣=ビーストⅣ(黙示録の獣)」の側面の二種類を内包しています。

そして、蒼銀の最終話とFGOの終局特異点により、フォウくんが黙示録の獣にして第四のビーストであると、また蒼銀の第一次聖杯戦争では、クラス・ビーストの「第四の獣」が顕現すると明言されたので、即ちプロトの世界では、恐らく「キャスパリーグとしての」フォウくんは存在しないと思います(アーサーの体験クエストでも”あちらの世界”のアヴァロンにあの淫獣いませんでしたし。

ただ、蒼銀で第四の獣として覚醒したあの獣に少しだけ、セリフっぽいのはあるので、何らかの形で蒼銀にボイスが付けば、その時はそうなるかもですね。

 

 

...これで、今年のFate Project 2017は終了しました。

 

ステージ終了後

 

 

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このアポクリの新聞風の配布物がありました

 

内容は、アニメ版アポクリのメインスタッフのメッセージや原作情報etc

裏が

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あの例のキービジュ。

 

こんな感じですね。

 

去年のポスカと違って、他のブース等でも配布していたので、ステージ参加者のみという訳ではありませんでしたね。

 

ステージ終了後

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FGOブースに舞台化のアレが掲示されていました。

 

さて、そんな訳でFate ProjectのステージでCCCコラボや劇場版HFの公開決定などがありましたが、正直今年のFate Projectは微妙、悪く言えば正直酷いかなと思いました。

 

先ず、アニメ版アポクリに関してはゲストの方もお呼びした上での新PV公開や、放送日の公開など、かなり気合入ってましたのでアポクリに関しては満足な感じでした。

 

然し、アニメ版Fate/EXTRA

 

 

え、これだけ?

 

ですよ、本当に。あれだけってマジで何なんですか?

 

あの、EXTRAのアニメ版って”去年の”Fate Projectで初めて発表された訳なんですよ。

それから、何カ月経っても相変わらずHFと共にまともな情報出ず、年末のFate Poject(特番)で

 


www.youtube.com

 

 漸くPV二弾は公開されました。

 

然し、それ以降進展はなく強いて言えばニュータイプで「シナリオはオリジナルになる」と言われた程度です。

 

そして、AJ2017当日。

 

いやもう正直「はぁ...」って感じでしたね。

 

司会の金沢さん、EXTRAの情報がチラッと出た時に「続報をお待ちください」って仰ってましたけど

いや...あの「続報をお待ちください」じゃないんですよ。全く出ない続報を”知りたいから”、ステージを見に来たんですよ。

 

無論、台本にそう書いてあるんでしょうから別に金沢さんが悪い訳ではありませんが、一年前に「製作決定です!」と言って、一年間まともに情報出ず、挙句の果てに「続報をお待ちください」って...

いや、正直やる気あるのか?と思いましたよ。

 

そりゃまぁ、いつも型月の適当さですけど、今年放送開始のレベル&後続発表のアポクリより情報出ないってマジでどうなってるんですかね。

 

と、そういった理由含めて、私はアニメ版EXTRAが不安です。

 

↑に張ったPVで確認できますが、アニメ版EXTRAはどうやら「ザビ子」が登場すると思われるのですね。

そして、今回のAJで公開された新たなビジュアルでは「ザビ男」の方も確認できます。

 

これが何を意味するか...

 

昨年「Fate/EXTEELA」が発売された際の設定の補完として

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201611.html

 

六章/Zeroの様な「Fate/EXTEELA/Zero」的な前日譚が公開されたんですよね。

 

エクステラは、シナリオを読んでいると「ん?」となる様に、これまで発売された「EXTRA」及び「CCC」とは迎えた結末や過程が異なるのでエクステラゼロがそれの補完となり、このエクステラゼロではゲーム/コミカライズ/ドラマCDの何れの展開とも異なり「岸波白野」の「男性」「女性」の両方ともが登場します。

 

なので、下手したらアニメ版EXTRAのシナリオはエクステラゼロになりそうな可能性が有る訳なんですが

 

正直、個人的にエクステラゼロはマジであんまり好きじゃないので止めてほしいんですよね。

 

 

型月作品は「並行世界」という概念がある故に、基本的に「完全に同一」扱いの作品同士はあまりないです。

「MB」や「歌月」は共存ができませんし、らっきょはまほよと月姫と完全に=の世界でもなく、「英霊召喚」によって「二十七祖が存在しない」、人理が脈動しサーヴァントが召喚可能な世界だと死徒は力を持たない。と、されるようにFate世界や月姫寄りの世界も異なり、現状「事件簿」と「SN」のみが完全に同一世界線上の世界観共有が出来ている。

 

という具合に確かにあくまで「パラレル」というスタイルを型月は取り続けているのは分かってはいますが

 

 奈須:「CCC」の物語の結果を踏まえてムーンセルの運営方針が変わって、オープンワールドが実現された後の世界ですね。

だから「Fate/EXTRA」の正統続編ではあるけど、「CCC」の要素も入っている

 

と、エクステラ発売の遥か前のインタビューで「EXTRAの正統続編」って明言してるんですよね。

で、いざ蓋開けたら、私達が今までに触れてきたどのEXTRA作品の結末/過程とも違う、ゲーム内どころか特典のマテリアルですらその経緯を明かさず、何事もなかったように竹箒で...という流れで、当時はマジで無いなって思ってますし、未だに思ってます。

 

エクステラ自体も、アルテラの核心に触れる「未明編」からは面白くなっては来ましたし、アルテラ周りの話は本当に良い物語だと思います。然しそれ以前の赤王、キャス狐ルートのシナリオは正直かなりクオリティが酷いですし、形だけの陣営戦、FGOの幕間以下のサブクエストで、完全に続編ありきの内容だったので、色々と消化不足で終わったりと、正直良くあれでフルプライスで出そうと思ったなと思いましたよ。

 

結局そのアルテラ、ヴェルバーをメインとしたシナリオにしたいが為にと無理矢理再構成した結果が、説明すら入らないあの世界特有の月の聖杯戦争や、ガトーやランルーくんの異常者との戦いというテーマすら無い展開にするわ、キャス狐を「サブサーヴァント」扱いetc(インタビューで、キャス狐は「メインヒロイン」として描きたいと言っていたのにもかかわらず)

諸々の面で、今迄「EXTRA」として築き上げたものを犠牲にし過ぎているシナリオなので、私は正直エクステラゼロは好きじゃないですし、アニメ化して欲しくないんですよ。

 

正直、シャンピニオンがお気に入りだからっていきなりEXTRA無関係だった石油王がキャス狐のマスターとかされても、別にこっちは石油王に思い入れあるほど興味ないですしそういうの本当いいんですよね。

 

なので、そういった理由でエクステラ出た当初は相当twitterで言ったりしたんですが

 

で、アニメ版EXTRAはザビ子とザビ男の両方が出そうなのと、エクステラは続編を匂わせているのと

エクステラクリア後に去年のAJ後にFGOで配信されたアニメ版EXTRA製作決定記念の限定クエストのシナリオを見返して

 

 

 

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「あっ...そっかぁ...(悟り)」

 

とまぁ、何とあのエクステラゼロ展開を匂わせているので「いやぁ...ちょっと...(勘弁)」っていうのが本音です。

 

ただ、シャンピニオンがインタビューで「EXTRAはやりたいことをやる」「オリジナルシナリオ」と言っているので、そのまんまエクステラゼロで来るかは分かりませんし

ザビ子とザビ男いますが、ザビ子と赤王は何か墓場で出会ってるっぽいので、例えばキャス狐契約時の「トワイス」の様に、岸波が月の聖杯戦争の参加をループしている感じの展開なのかもしれませんが、ただやっぱり不安の方がでかいです。正直、作画の方も大丈夫かこれ...?っていう感じですし。

 

でまぁ、EXTRAも大概なんですがFGO。

 

今回のステージでCCCコラボや明治維新などの発表が結構あり、それで結構盛り上がってましたけど、いや正直ゲームの方はラジオとニコ生あるやん...って思います。

 

Fate Projectという括りなので、まぁそりゃFGOの話題もあっていいとは思うんですが「Anime Japan」という場所で、映像作品よりゲームの方の話題の方が内容詰まってるのってどうなの?って思いますね。

正直、FGOの最新情報は先のニコ生やtwitterでいつでも出来るんで、やっぱろこっちとしてはただでさえマチアソビですらまともに進展出さない映像作品の新情報を知りたくて来てる訳なんですが(だって「Anime Japan」なんですから)「続報をお待ちください」とかおまけレベルの情報しか出さないのて、いやいやって感じなんすよね。

 

AJ後の公式のお知らせで

 

 

Fate Project2017」スペシャルステージでは「Fate/Grand Order」の情報だけではなく、劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」、アニメ「Fate/EXTRA Last Encore」、「Fate/Apocrypha」の最新情報も発表されました。 それぞれの情報について、詳しくは各公式サイトにてご確認ください。

 

って言ってますけど、一体どの辺りにEXTRAの最新情報があったのか教えてほしいもんですけどね。

 

やっぱりゲームの方はゲームの方で場を設けるべきだと思いますし、「Anime Japan」という場を借りて最新情報(笑)をお届けするなら、映像作品のそれ相応の情報量を用意すべきなんじゃないのか?って思いますね。

だって、はっきりいって今回の声優ゲストさんってラジオとニコ生のいつものメンツですし、FGOは何のためにニコ生とラジオの二つも展開してるんでしょうかね一体。

Anime Japanでアニメの情報大して出さないんなら、別にAnime Japanでやらなくても良いんじゃないでしょうか?

 

高橋さんや田中さんなど頑張ってらっしゃるなとは思いますし、楽しそうで何よりでは有るんですが、正直ラジオに関しては最新情報のお届けが完全に後手後手で、毎週聞いてはいますけど「これ正直週2でやる意味あるのかな?」って思いますけど、あれどうにかなんないんですかね。

 

あと、今回一番個人的にアレだなって思ったのが

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/

 

AJ終了後に竹箒更新されてましたけど、EXTRAの情報量あれだけしかないのとか最早何も言わないんですね。

一体、誰がシリーズ構成担当するんでしたっけね?

 

正直、らっきょやAZO、プリヤと、コラボのシナリオどれも正直そんなに面白くなかったのと(プリヤの魔法少女の方はまだマジだったと思いますが)、らっきょコラボは納得してないので、個人的にあんまりコラボ自体ノリ気じゃないんですよね。

 

いや、CCC自体はFate作品の中でもTOPレベルで好きなんですが、うーんコラボして欲しいかって言われると。

というかそれ以前に、EXTRAあってのCCCなのに、人類悪の話したいのは分かりますが先ずEXTRAとのコラボやらないでCCCやるのが「ほーん」って感じですね。

 

舞台化やらウィッカーマンやら作るのは自由ですけど、何だかなって感じですね本当。

 

まぁ...今年のFate Projectのステージは何故かグリーン(去年はレッド)と、去年より規模が小さくなっているのに加えて、杉山さんや下屋さんのゲスト登壇は確定せず、いつもの面子は何故か確定していたので、嫌な予感はしていましたがいやはや...

正直、何回Fate Projectやるんだよって思ってますが、来年もまたやるんでしょうかね。

 

 

なので、まぁそんな訳で今年は「アニメ版アポクリ」「劇場版プリヤ」「劇場版HF」「EXTRA」の4作が控えていますが、個人的には

 

プリヤ≒アポクリ>>>>>>>>>>>>HF>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>EXTRA

 

期待度としては現状こんな感じですかね。

 

プリヤとアポクリは正直期待値下がる要因が無いですのでこれで、HFは作画や美術面はあのufoなのでその辺は高クオリティでしょうが、そもそも三部作の時点であんまり期待していないのと、監督の須藤さんが以前に「描き方が昔と変わってきているのが気になる」と仰られていたように、結構最近の須藤さんの絵は少しシャープっぽい描き方になっているので大丈夫かな?と思いますし、UBWが音響や二期から作画が崩れたりとか色々あったのでまぁって感じですね。EXTRAに関してはもう私は何も言う事はありません。

 

映像化作品に関しては、アポクリは元のシナリオの展開と設定がアレではありますが、戦闘描写は映えると思いますし、製作陣のやる気も感じられるのでプリヤと共に期待しています。

あと、そういえば近衛氏が、本当はアポクリ内でカルナさんの「真の英雄は目で殺す...!」をやりたかったらしいので、アニメ版でその辺りのネタぶっこんでくるかもで楽しみですね。

 

そんな訳で今年のFate Proojectも終わりましたが、正直去年も大概でしたが今年もアレだったなと思います。

 

 

さて、上げるの遅くなりましたがAJ終了と。

 

Fakeの記事あげちゃいましたが、本当は上げる気は無かったです。

 

今後、上記の方で言っている型月世界全体の年表見たいなものと、あともう一つは上げるつもりですが、その後は暫く更新する予定はあんまりないです。

 

アガルタとかの1.5部もありますが、うーん正直書くかは分かんないです(内容次第)

 

次のマチアソビ位は、HFの何らかもあるでしょうし記事書いてもいいかなとは思うんですが、あれ結局疲れて書く気起きないんすよね。実際、去年はHFのトークとかFGOのクリエイタートークの記事書くつもりだったんですが、結局止めました。 

 

さて、今月はFGOエースや何故か滅茶苦茶延期しまくってる蒼銀が出たりしますが、路地裏ナイトメアの連載終わった今早くFakeの新刊出ないかなと思いながら生きてます。

 

 

Fate/strange Fake 4巻 読了しました。気になる点だけ。

どうもどうも。早いものでもうエイプリルフールから1週間が経ち、ぐだぐだ明治維新が全然ぐだぐだしてなく、流石帝都聖杯奇譚を書かれた事だけある経験値先生のシリアス寄りのシナリオだなというのと、土方さんがまさかのCV星野さんというのも合わさり、めちゃくちゃカッコイイっすね...キングが大好きなので、やっぱ星野さんカッコイイなと。

 

と、ぐだぐだ明治維新がちゃんとしているのに驚きですが、前置きはさて置きタイトルの通り、つい昨日発売されました「Fate/strange Fake 4巻」に関しての記事になります。

 

『5冊で終わると思ったから買ったのに!』と思った方々には申し訳有りませんが、もう数冊お付き合いいただけると幸いです......!

 

あと数冊で終わるんですかね....?(疑問)

 

 

うん、無理(無理)

 

まぁ、一応あと9冊までの刊行に収めたなら数冊になりますからね(白目)

 

でも、個人的にはFakeは滅茶苦茶面白いので、何巻でも続けて頂いて全然構わないんですけどね(ぶっちゃけ、出来るだけ長く続いてくれた方が嬉しい)

 

 

4巻単体で記事にするつもりは無かったのですが、Fakeのいつもの型月ネタを盛り込んでいる部分で気になった部分があるので、それだけ。(作中内の型月ネタ纏めみたいなのは三巻毎の区切り位でやろうかなって思ってます)

内容の感想に関しては、相変わらずの面白さと描写の上手さ且つ四巻目で”まだ”誰も退場しないとは流石の成田先生ですね。

いや、今回も本当に面白かったですし、吃驚した点も結構ありましたね。今からもう五巻の発売が待ちきれないです。

 

まぁ、でもせっかくなので一応

 

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今回この二人と

 

 

 

アルケイデスの隠されたもう一つの宝具が明かされました

 

『天つ風の簒奪者(リインカーネーション・パンドーラー)』

 

其は、「十二の栄光」「射殺す百頭」とも異なる宝具にして、敵の宝具を”奪い取る”能力との事。

これにより、作中内ではアルケイデスに対して「悪霧は倫敦の暁に滅び逝きて」を発動し、”ホンモノの魔”である「真性悪魔」ではないものの「幻想種」としての第六架空要素と化したジャック・ザ・リッパーのその能力そのものを簒奪するというもの。

 

かなりチート宝具ですが、これは可能であればどの辺りまで奪えて且つ自らのモノとして使えるんでしょうかね?例えば「日輪よ、具足となれ」といった常時発動系の宝具や、それこそ「無限の剣製」や「光輝の大複合神殿」といった固有結界(各々の術者の心象風景あってのモノなので微妙な感じはしますが)や、真名開放系でも自らを宝具そのものとする「人よ、神を繋ぎ止めよう」などの宝具も奪えるのかなと。

まぁ、神々の復讐者となった彼が神に連なるモノの宝具を奪い且つ自らが使うという事はしない様な気はしますが、そこまで詳細に語られていないので現状では色々と詳細は不明ですね。

 

あとは、「十二の栄光」の更なる能力として、ヘラクレスが生前乗り越えた「十二の試練」の最後の試練である「ケルベロス」を召喚ないし使役する事も可能の様ですね。

アルケイデス、実質宝具15個使用可能(敵の物も使える)という、復讐者と化してもスーパーチート状態でヤバいすな。

 

ジャックの宝具も中々に強力と思いますが、プレラーティに至っては現在の霊長の世の為に適した物理法則が支配する「世界の織物(テクスチャー)」”そのものを騙す”大魔術。

世界のテクスチャーを騙す...とは、また斬新な宝具が出てきたなと思いましたが、これはどうやらあくまで「幻術」であり。まほよで青子が第五魔法により時間そのものを飛ばした事や人理焼却式・ゲーティアが行おうとした時間逆行とは異なるので、一定時間が経過すると世界の修正力により効力は失われるみたいな感じっぽいですね。

 

そして、新たなキャラ

 

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サンジェルマン伯爵

 

の登場と。

 

以前のFakeにて

 

「ええと、まずはキシュアの御老体でしょ?享楽主義者のサンジェルマン、悠久を生きる御伽の魔女...あ、今はもう悠久を『生きた』かな?あとは、モナコの金持ち吸血種とか......どこかの学校にいたすっごく古い方言(ゴドーワード)を使う先生とか......先生といえば、あとは私の魔術のお師匠様達とか......」

 

「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」「マインスターの魔女?(有珠の母親?)」「ヴァン=フェム」「玄霧皐月」「蒼崎橙子さん」etc...フランチェスカをギャフンと言わせたレベルで殺した大物人物達と並べて名を上げられてはいましたが、お前...出るのか...と、何らかの形で今後触れられるだろうとは思っていましたが、もう直接登場するとは吃驚ですね。

 

アヤカが夢(?)という形でサンジェルマン伯爵を認識していたのに対し、彼の方は既にアヤカの事を認識していましたが、これは未来視etcの概念が関係あるのか、或いは「夢に介入する」という形ですが、かつて「花の魔術師マーリン」や「人理焼却式・ゲーティア」がそういった形で介入を可能としていましたが、これ「単独顕現」的なモノが関係あるのか。(サンジェルマン伯爵といえば、時間軸を超越するタイムトラベラー的存在でもありますし)

 

と、色々と考えましたが、プロローグ以外での登場は無かったので、今後に期待ですね。

 

ただ、サンジェルマン伯爵といえば、彼の「魔術王ソロモン」と面識があったり、「アトラス院」や「西欧財閥」「ヴァン・ホーエンハイムパラケルスス」etcが練成に成功し、「ムーンセル」を構成する物質でもある錬金術の基本にして最奥である「賢者の石(フォトニック結晶体)」とも関係が有ったりと、型月世界的にも結構重要な人物だと思うので、今後が楽しみです。

 

 

...と、そんなこんなで新たな宝具や新キャラも判明しながらも、偽りの聖杯戦争二日目/四巻目で誰一人として脱落者が出なかったりなスノーフィールドの聖杯戦争ですが、取りあえずは先ず

 

「あなたが着くまでは手を出さないから安心なさい。みんなで、復讐を果たしましょう?」

 「.......あの礼儀知らずで、恩知らずな二人にね」

 「気にしなくていいよ。彼女が睨んでるの僕らじゃ無くて、地上にいる二人だし」

 真下でそんな苦情を言われているとは知らぬまま、フィリアの身体に取り憑いた『それ』は、まるで自分自身を慈しむかのような声で、遥か西にある台風に呼びかけた。

「ここまで来たらすぐに元の容に戻してあげるから......」

 

 

「楽しみにしてなさい、天の牡牛(グガランナ)!」

 

...という事で、かつて「ハルリ・ボルザーグ」が、真なるバーサーカーを召喚する際にアインツベルンのホムンクルス、フィリアに憑依した「女神」なる存在は、「最高神アフラ=マズダー」ではなく、恐らくメソポタミア神話における「女神イシュタル」...?(二人というのは、ギルとエルキドゥのことでしょうね)

 

との事で、フィリアは彼の「神造兵装・グガランナ」をこの偽りの聖杯戦争の元に召喚し呼び寄せようとしている訳ですが、となると

 

 

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少し前の記事にも書きましたが、例の「第七特異点・絶対魔獣戦線バビロニア」において、「遠坂凛」を依代とした「疑似サーヴァント・イシュタル」が紛失したグガランナは、フィリアがイシュタルから奪った事で発生した方に繋がり、恐らく遠坂邸を中心とした爆発の様な事故や、エクスカリバーを放った跡の様なモノ、「古代の地球」と称される高密度の魔力濃度、即ち「第五真説要素(真エーテル)」が、バビロニアと冬木の接触で蔓延した事と思われるのは実際は関係無い?

 

 

少し余談になりますが、特異点Fで「セイバーオルタ」が特異点Fを”維持しようとしていた”事と、シャドウ・エミヤがその思惑に加担していた事は、意味があるっぽいという風に先日発売されたアニメ版FGOの円盤の一問一答で言われていました。

また、少し前の記事でも書きましたが、特異点Fは「今以て救われない」「十年、二十年で火が消える事は無い」「第五次聖杯戦争が完遂されてしまった後の様な姿」だと、各サーヴァント達から指摘されており、「ビーストは連鎖的に顕現する」という発言から、個人的に特異点Fは「人理焼却式・ゲーティア」の大偉業「逆行運河/創世光年」とは”別に発生した特異点”だからこそ、第一部が終わってもあのままではないかなと思っています。

ゲーティアと無関係で有れば、「今以て救われない」という発言や、終局特異点でのアンドロマリウス戦時に特異点Fのメンツが集わなかったのも説明が付くと思いますし。

 

 

...という訳ですが、個人的に気になったのがフィリアがグガランナを引っ張ってくる際に

 

「うんうん。どこにも繋がって無さそうな『枝』から引っ張ってきたけど、まあ、ちょっとの間だけなら、無くても困らないわよね?あの時代の『私』ならギリギリ権能も使える筈だし」

 

という発言です。

 

先の通り、イシュタルがグガランナを紛失するのは、「第七特異点・絶対魔獣戦線バビロニア」つまり、Fakeとは異なる「並行世界」での話です。故に、フィリアの言う『枝』とはこの型月世界における並行世界群の事でしょう。

然し、気になるのが「どこにも繋がって無さそう」という部分です。

 

単にこれが、人類史における通常の時間軸から外れた「特異点」という位相から引っ張ってきたから「どこにも繋がっていない」のか、或いは

昨年発売された「Fate/EXTELLA」で、型月世界における「並行世界」の概念明かされましたが、所謂「編纂事象」と「剪定事象」の二つが存在します。

 

簡単にいえば、並行世界=可能性であり、この星と文明が続くために並行世界というものはあって然るべき概念だけど、反面これが多すぎると星が抱える容量がパンクしてしまう。故に、この無限に連なる並行世界の中で、最も”可能性に満ちた世界”群だけを残し、あとは切り捨てる事で、より良い未来でより長くこの星を運営しようというルールがあります。

そうして、一定周期が訪れると、先の可能性に満ちた世界である「編纂事象」を残し、残りの”行き過ぎた結末””もう何をしても未来が変動しなくなった”世界である「剪定事象」を切り捨てる伐採のタイミングとなり、この伐採が私たちの「認識宇宙」を安定させ、事象の均一化を図り事象を固定化させるタイミング及び固定帯の事を「人理定礎」と呼びます。

 

そして、個人的に以前から気になっているのが

 

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というのが、「人理継続保障機関フィニス・カルデア」の目的です。

 

カルデアというのは、シバやカルデアスを用い「百年先」までの人類史を観測することで、霊長の世を末永く続ける為に人理が継続しているという事を保障するための機関です。

それこそが「不安定な人類史を安定させ、未来を確固たる決定事項に変革する」というのが狙いになる訳です。

 

が、しかし、先に書いたように未来=可能性であり、可能性があるからこそ未来もまた有るわけなのです。

 

剪定事象の中には編纂事象にあるどんな世界よりも先に進み、希望と幸福に満ちた理想世界もあったと思われる。ただしそれは「それだけでもう完成し、終わるもの」である為、結末まで見る必要はなくなり、理想世界の条件が確定した段階で「剪定」されるのである。

分かりきった結末の為に宇宙はエネルギーを使わない。

まだ誰も知り得ない、どれほど高次の生命体でも見通せない”未来”の為に宇宙は膨張し続けるのだから。

 

と、言われている通り、いかな高次元の生命体である「神」であろうと見通せない”未来”であり、可能性がある世界にこそエネルギーは用いられる訳で、逆に結末がもう変動しない/分かりきっている様な世界にエネルギーは当てられず剪定されると。

そういうルールが有る中で、「不安定な人類史を安定させ、未来を確固たる決定事項に変革させる」=誰もが見通せない未来の決定であり、可能性を切り捨てる事と同義ではないかとエクステラ発売後からずっと思っていました。

 

だからこそ、当初は「魔術王ソロモン(ゲーティア)」の目的は、カルデアによっての剪定化が絡むのかなと思っていましたが、まぁ第一部は関係ありませんでしたね。

 

という事で、「どこにも繋がっていない」というのが「剪定事象」の事にしてFGOの世界を指すならそういうことなのかな?と。

 

然し、第一部ゲーティアによる「逆行運河/創世光年」が「遥かなる過去(神代)」との対決であれば、次に来るのは

 

そうだそれが現代での私の結論だ

過去を殺したところで未来は喜ぶだけだ

未来を閉ざしたところで過去は頑強になるだけだ 

 

まぁ「未来」でしょうし、1.5部でホームズも「2017年以降の未来領域が消失する」事と、アーサーや宮本武蔵の体験クエストで「剪定事象」の概念に触れていたので、その辺りが今後絡むのかなと。

 

やっぱり、今までの型月作品群で「MB」でも言われていたり、実際に未来を描いた「EXTRAシリーズ」「鋼の大地」「月の珊瑚」のどれもがそうですが、滅びの未来へと繋がっているんですよね。

オシリスの砂や月の珊瑚、路地裏ナイトメアでも言われていますが「霊長の自滅は避けられない」「解決手段そのものが滅びへと転じる」と。

 

そういったどうやっても人類は滅びへと繋がるという話をしてきた中で「人理を永続的に保障/継続」するというカルデアの方針や、冬木の聖杯戦争が一回のみ、ズェピアが五百年以上アトラスに居続けてる世界とか、結構他の作品群と乖離してかなり先鋭化している様に見えるんですが、本当にFGOの世界って編纂事象に含まれるのかな?とはずっと思っています。

まぁ、一応AZOでDr.ロマンが「ロード・エルメロイⅡ世」の存在していた世界と、FGOの世界はどちらも限りなく中心に近い...とは言っていましたが、さてどうなるか。

 

 

と、そういう事で「フィリア」に宿った「女神」というのがイシュタルのようなのが驚きですが、ただ

 

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疑似サーヴァントというのは、人類史を根底から破壊せんと「人類悪」が覚醒する程の「グランドオーダー」案件での特例という風に以前この様に言われていたので、フィリアのこの憑依方法は本当にというか、あれは疑似サーヴァントシステムと同じなんだろうか?というのと

 

「......あれは私の知る神ではない」

「場所が違うという事か?しかし、本質は似たようなものだろう」

「いや、そういう意味ではない。あれは本体でも分け身でもなく......恐らくは、他者の人格に焼き付けた叫び声のようなものだ。時代すら越えた、禍々しき呪いよ」

 

「俺は神を憎むが、神が残した呪詛は二の次だ。いずれ始末する事に変わりはないが、その前にあの英雄王を名乗る半神を始末する。それだけの事だ。 

 「壊れた女神様のデータなんて相手にしてても、ちっとも面白くないってのに!」

 

と、神々への復讐者であるアルケイデスがギルガメッシュを優先するレベルで、フィリアがイシュタル本体(イナンナ)でも分霊でもない「呪い」だとか「呪詛」だとか、単純に疑似サーヴァトでのイシュタル本人じゃないっぽい?様な発言があったり、ちょっと「ん?」という感じが有るので、まだフィリアにも何か有りそうな気は。(単純にフィリアが疑似鯖の様なモノであって、神本人ではないからというだけの意味?)

 

 

というのが一つ気になりました。

そして、次が偽のアサシンのマスター「ジェスター・カルトゥーレ」の

 

「力無き反英雄でありながら、夜の闇を恐怖に染め上げたフォークロア!かのワラキアの夜すら追いつけぬ速度で恐怖を世界に伝播させた悪辣の化身よ!さあ、見せるがいい、お前が真なる『伝説』を前に無惨に滅びるのか、それとも新たなる闇として一矢報いるのか!」

 

という発言により、「Fate/starange Fake」の世界で(というかFate作品群では初めてですが)死徒二十七祖第十三位を冠する「ワラキアの夜」の存在が確認されました。

これにより、現在”FGOを除いた”Fate作品群で存在が確認されている死徒二十七祖に該当する祖は

 

Fate/SN : 「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」「朱い月のブリュンスタッド

Fate/HA : 「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」「ヴァン=フェム」「ORT」「プライミッツ・マーダー

Fate/Lablynth : 「コーバック・アルカトラス」

Fake : 「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」「コーバック・アルカトラス」「ヴァン=フェム」「ORT」「ネロ・カオス」「メレム・ソロモン」「ワラキアの夜」(キャスパリーグ=「プライミッツ・マーダー」)

事件簿 : 「リタ・ロズィーアン」「アインナッシュ」「ヴァン=フェム」

 

以上の11体の存在が現状確認されています。

 

※ひむてんでは「シエル」の存在が確認されているので、恐らくロアも普通にいると思いますが、直接ロアの存在は明言されていないので除外しています。プリヤや帝都聖杯奇譚は本編の設定が反映されないので除外。まほ箱とAATMも無論除外で

 

この辺りの二十七祖Fate世界の話は、少し前の記事でガッツリ書きましたが、今回「ワラキアの夜」の存在がFakeで完全に確認されたのと、その他諸々でまた記事にしようかなと。

 

という訳ですが、今回のFakeの後書きにて

 

 ちなみに今回『ワラキアの夜』という単語が出ましたが、他のタイプムーン作品を追っている方の中には「おや?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。あるいは前巻までの『二十七祖』という単語について、既に首を傾げてらっしゃるかもしれません。

このFakeという作品が『SN世界と結果同じなのに全く違う世界になっている』部分の一つがその辺りにもありますので、今後のFate世界の展開にご注目くだされば幸いです。

 

と、成田先生が書かれていました。

仰られている通り、去年の七月末

 

死徒[しと]

真祖や他の死徒に吸血されて吸血種となった者のこと。吸血種と呼ばれるモノたちの大部分を占める。

不老不死に近い肉体を持つが、日光に当たる事が出来ない。

......その世界に生きる者達には預かり知らぬ事ではあるが、英霊召喚を可能とする世界において、死徒の頂点と言われる二十七祖は存在しない。

 

というのが「路地裏ナイトメア」で明かされました。

 

また、成田先生が仰るようにFake2巻で

 

埋葬機関と呼ばれる、代行者の中でも選りすぐりの者達で構成された組織がある。

そこに所属する面子は、吸血種達の頂点と呼ばれる『二十七祖』と闘える実力を持ち、時には単体で屠り去るらしいと、死徒達の間では伝説と恐怖、そして戒めとして語り継がれていた。

 

と、「死徒二十七祖」の概念はFakeには存在している事が語れています。

 

この「死徒二十七祖」の存在を成立させない「英霊召喚」が、儀式・聖杯戦争を成立させる為の「サーヴァント召喚システム」なのか、第六及び第七特異点で「賢王ギルガメッシュ」「女神ロンゴミ二アド」が構築した「英霊召喚」なのか、或いは人理を喰らう七つの「クラス・ビースト」を討つために存在する「降霊儀式・英霊召喚」のどれを指すのかは不明ですが、そこは取りあえずさておき

 

今回のFake新刊にて「ワラキアの夜」の存在が確認されました。

 

ワラキアの夜、本来は「ズェピア・エルトナム・オべローン」と呼ばれた錬金術師が、15世紀頃にアトラス院を離れ自ら到達した「滅び」を回避すべく「第六法(Progrm No.6)」或いは「第三魔法」に挑み敗れた事で、現象となり果てた存在。

ですが、FGOの世界にて

 

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ワラキアの夜という祖の元の人物である「ズェピア・エルトナム」は、2016年時でも未だに最後のアトラス院長として務めています。

 

更に

 

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FGO第1部で明かされた衝撃の事実。

マーリンの使い魔と目されたキャスパリーグこそが、人理を喰らう原罪の獣「ビーストⅣ」にして、聖典ヨハネの黙示録における七つの頭と十の角を持つ「黙示録の獣」であり、死徒二十七祖第一位を連ねる「プライミッツ・マーダー」でした。

 

然し、上記でフォウくんが述べている様に、FGO世界での彼はカルデアに到達する事であの姿のままとなり、プロト世界の第一次聖杯戦争の様に「第四の獣」として顕現する事も無く、「違う世界」では「霊長の殺人者」と呼ばれていた様に、この世界では「プライミッツ・マーダー」として顕現する事も有りませんでした。

 

即ち、FGOの世界では「ワラキアの夜」及び「プライミッツ・マーダー」という呼称で呼ばれるモノは存在しません。

故に、FGOの世界線こそが「英霊召喚が可能な世界において死徒の頂点に君する死徒二十七祖は存在しない」に該当するのではとは以前述べましたが、今回二十七祖の概念が有るFakeの世界で、ワラキアが普通に存在するのが判明したので、これはもうほぼ確定じゃないかと思います。

 

以前、labyrinthで

 

「人理が命として脈動し、英霊が時に幻想なりしサーヴァントとして召喚される世界において、人が変じた死の怪物である死徒はさして力を持たない」

 

とは、言われましたが、Fakeの世界では過去に五度冬木市聖杯戦争が執り行われ、イレギュラーとはいえ13騎ものサーヴァント(と、フィリア)が顕現可能且つ、あの世界では「死徒二十七祖」及びFGOの世界とは一転して「ワラキアの夜」が存在しているので、labyrinthでのヴォルフガングの発言(即ち、サーヴァント召喚システム)と英霊召喚による二十七祖の存在が成立しないのは恐らく関係無いと思います。

 

また、死徒二十七祖は歌月での

 

「もともと二十七祖などというモノも貴方(朱い月のブリュンスタッド)が足掻いた足跡にすぎない。どうしても自身と同じ純度の真祖が生まれず、貴方は様々な手段を試みた。

 その結果の一つがアルトルージュ・ブリュンスタッドですが、彼女もいまだ朱い月を迎え入れるまでの高みには達していない。」

 

というロアの発言通りなら、発端は恐らく真祖の生み親である「朱い月」です。

 

また、上記の成田先生のあとがき通りFakeは「SNと同じ結末、同じ条件でありながら全く違う世界」という扱いで、Fakeと同じ条件のFate/SNでは二十七祖の発端と思われる「朱い月」の存在は確認されています。

 

なので、SNやHA、Fakeといった、1800年を機に冬木の聖杯戦争が行われたFate作品群に関しては、月姫寄りの世界と同じように「死徒二十七祖」が存在していても問題ないと思っています。

故に、「ワラキアの夜」「プライミッツ・マーダー」が存在しないと思われる、FGOの世界こそが「死徒二十七祖が存在しない」に該当し、二十七祖の存在有無に関係あるのは「七つの冠位の守護者」を呼び出す「降霊儀式・英霊召喚」の方が関係あるんじゃないかなと思います(あの設定が明かされたのも第四特異点後ですし)

 

 

何故、二十七祖と英霊召喚が関係あるのかは不明ですが

以前「4Gamer」さんで、第一部完結記念で菌糸類と御大のインタビューが公開されていました

 

www.4gamer.net

 

その中で

 

奈須氏:
 僕としても,これまでもらってきたエールや熱意にお返しができるように頑張るというのが一番のテーマです。プレイヤーさんの二次創作なども作業の合間に読んだりして,愛を持ってくれてるんだなと感じています。
 実はですね,2013年ごろの話ですが,アニメ版の「Unlimited Blade Works」と「月姫R」,そしてFGOは,それぞれがシンクロするようにシナリオを書いてあったんです。もしすべてが予定どおりのスケジュールで進んでいたら,「Unlimited Blade Works」でギルガメッシュが人類悪という単語を……。

4Gamer
 あっ。

奈須氏:
 ……使うのと,FGOのクライマックス,そして「月姫R」の中でのとある言及が,同時に進行するという夢のある状況になっていたはずで……いやはや,現実は厳しい(苦笑)。
 ともあれ,重要な目標としてあった「忘れられない2016年にする」ということは果たせたので,2017年は1.5部を提供しながら,第2部の着地点をどんなところに持っていくのかを模索したいと思っています。いずれにせよ,いま見えている目的地までは全力で走り続けて,皆さんの期待に応えられるよう頑張ります。

 

と、UBWと月リメは一部リンクしていて、そこである人物の言及により人類悪に触れられる(UBWではギルが聖杯と混濁した「この世全ての悪」の事を人類悪と称しています。あと、CCCでも「人類悪」のワードは2回使われるので、CCCもその一環に含まれていると思われます)と。

個人的に月リメで誰かが触れるとしたら、既存キャラならアルクェイドか青子先生か、ロアかネロ教授の誰かだと思っていますが、そこはさておき。

 

菌糸類の発言通りなら月リメでも「人類悪」という存在が触れるられる。

 

また、月姫本編では死徒二十七祖第十位ネロ・カオスは自らの特異性を

 

「いかにも。これでは原初の海と何ら変わりはない。」

 「だが、素晴らしいとは思わないか。

 私の中には『何になるか解らないもの』が渦巻いている。それは原初のこの世界そのものと言える小世界だ。

 どのような生き物が生まれるか予測がつかない混沌とした空間。

 現存するこの星の系統樹と同じでありながら、なお劇的な変化の可能性を持つ混沌の闇。

 その果てに何が待つのか、私は私が消える前に知りたい。」

 

「原初の海」と、つまりは「ビーストⅡ」に該当する「ティアマト神」と似た特異性を有していると思われます。

また、ネロ教授の綴り「NRVNQSR Chaos」の「NRVNQSR」は、ゲマトリアにおいてこれを数値化した総和数が「666」を現し、この「666」という数字はヨハネの黙示録において聖都を破壊する「黙示録の獣」に跨る「大淫婦バビロン」を暗喩した「皇帝ネロ」を指す獣の数字..といったように、ネロ教授はビーストと色々と関係していたり

 

Fakeにて、ジェスター曰く「英霊は人類史を肯定するモノ。然し、死徒とは人類史を否定するモノ」だと語られました。

 

また、同じくFakeに登場するアルケイデス。彼の有する宝具「十二の栄光」の一つである、人が生み出した宝具を無効化する布は曰く

 

「あれは、恐らく魔獣か神獣の類の裘だろう。よくもあそこまで加工してみせたものだが、恐らく元はウガルルムに似た何かであろうな」 

 「人の文明そのものを拒絶する特異点、時折そのような生物が現れる。少なくともアレには人が生み出すあらゆる『道具』が通じぬであろうな」

 ───人理を否定する獣の皮

 

と、アルケイデスの有する布は「人理を否定する特異点」の魔獣を加工したモノと語られました。

そして、今回のFake四巻にて

 

───やはり、あの気配はサーヴァントではないな。

───あの女神を名乗る女とも違う気配。

───恐らくは、星の産み落とした獣か何か......人型をした、ネメアの獅子か。

己の顔を覆う毛皮の持ち主であった獅子を思い出し、警戒を一段階強めるアルケイデス。 

 

と、アルケイデスが病院を強襲する際に見つけた死徒であるジェスターを星の産み落とした獣、そして自らが有する布の加工元の獣(ネメアの獅子)を同一視しました。

 

先のギルがアルケイデスの布を見た際「ウガルルム」に似た。と、言いましたが「ウガルルム」と言えば「ティアマト神」が生み出した十一の怪物の一つです。

そして、それと似たネメアの獅子及び加工した布は「人理を否定する獣」であり、死徒とは「人類史を否定するモノ」。そして、アルケイデスはジェスターとそれを同一視した...

 

更に言えば、死徒二十七祖の第一位でもあるキャスパリーグは、聖典ヨハネの黙示録における「黙示録の獣」でもある「第四の獣」としての可能性を内包しています。

 

なので、もうここまで来ればこれは「死徒二十七祖」及び「死徒」は「人類悪」である「クラス・ビースト」の方と直接的な因果関係があるのではないかなと思っています。だからこそ、死徒二十七祖の存在有無に関係あるのは「降霊儀式・英霊召喚」の方ではないかと。

 

ただ、そこから何がどうなってどうしたら、二十七祖が存在しなくなるのかは分かりませんが、死徒や真祖、二十七祖の発端である「朱い月」が何かをどうにかしたら分岐するのかもしれません。

 

英霊召喚可能であれば二十七祖は存在しない。

逆に、英霊召喚が可能という事はビーストが顕現する環境という事でもあるかもしれません。

であれば、逆に二十七祖が存在する=英霊召喚が可能では無い?になるかもしれませんから、月姫etcの世界では英霊召喚やビーストが働かないのかもしれませんが、まぁ分かりませんね。

 

そんな訳で、今回の新刊でワラキアの存在が確定し、先のアルケイデスの発言etc...で、死徒関連に関してこうかなと思いました。

まぁ、成田先生も今後のFateの展開で~との発言や、月リメでも「人類悪」のワードが出る様ですし、今後の展開で設定の真意が確定するかもしれませんから今後に期待ですね。

 

あとは、フラットに関して。

 

先日、試し読みが公開された時から「マジかよ...」って感じでしたが、どうやらエスカルドス家は、魔術協会三代部門「時計塔」が成立する以前~創立後の数世紀にかけて、彼の第二魔法所有者「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」と行動を共にしたと思われる、およそ1800年という彼のバルトメロイ家に匹敵する歴史を持つ家系だったという事実が明かされましたね。

 

然し、エスカルドス家は”ただ歴史が長いだけ”という事で、何の功績も無く何の特性も持たないというのが実態でしたが、天才的なフラットが誕生...

するも、フラットには「魔術師としての心構え」が欠如し「何か」が見えるという異常を持つ。それ故に、”両親から殺されかけ”るも、「フェムの船宴」に向かう途中のとある女性に時計塔を入学を勧められ、降霊科のロッコ・ベルフェバンを通じて「ロード・エルメロイⅡ世」と出会った。

 

というのが、彼及びエスカルドス家の経歴ですが、エスカルドス家の実験やフラットの異常性、ヴァン=フェム及び宝石翁から賞賛されたエスカルドス家の祖先に関しては取りあえず明かされずじまいでした。

今回のFakeで

 

「人の命は、この人達も含めて地球を飛び越えるための大事な部品(パーツ)なんです」 

目。

そう言ったフラットの目は、魔術師の目でも、ただの人間の目でもなかった。

何かがぽっかりと抜け落ちたような、あるいは全ての者を見通しているかのような、”満たされた虚ろ”

 

と、確かに異常性を認識できます。

また、以前のFakeで

 

「だが、君ならば「格好いいから」という理由であっさり吸血鬼になりそうだな」

だが、フラットから帰ってきたのは、存外に真面目な理由だった。

「確かに格好いいですけど、自分がなるのはちょっと。吸血衝動とかありますし」

 

「それにほら、"効率悪いですから"」 

 

と、かつてフラットは「死徒化は効率が悪い」と発言しました。

 

死徒には二種類あり、真祖或いは大本の死徒に噛まれた場合に死徒化するパターンと、自ら死徒化を選択するパターンがあります。

 

ある者は「不老不死」を目指し、ある者は「魔法」を目指すために、ある者は「根源」へと至るために...と、自ら死徒化を選択する魔術師は、そういった思想を持ってなるパターンが多いとされています。

然し、それをなった事も無いのに「効率が悪い」と評価...

 

また、上記のフラットの「人の命はこの惑星を飛び越えるための部品」というセリフが有りますが、確かに型月世界の概念で「何れ、人類はこの星を越え宙(ソラ)を目指す」というのがあり、

マーリンも「人間の時代の次は意思の時代が来る」

アルクェイドや「今が楽しければいいって前向きさは人間の長所だし。より良い未来を夢見るところが高く伸びれば、いつか星の海に逃げ出せる事でしょう!」

ギルガメッシュも「人類が我の星を越え、暗い大海にこぎ出し───ソラの果てに辿り着き、結論を出すその日まで」

 

と、過去に言及されており、フラットが言っているのは恐らく彼らと同じと思っていますが、彼らと同じ視点を持ち、全ての者を見通す...

 

若しかして...ですが、フラットって『両儀式』や「沙条愛歌」のような「根源接続者」かそれに近しい存在だったりするんでしょうか?

 

なんとなくですが、他人には見えない異常な「何か」や、あの魔術師としての心構えが欠如していながらもその天才的な能力etcといった部分は、志貴や愛歌お姉ちゃんを個人的に彷彿とさせたので、若しかしたら型月世界三人目の「根源接続者」だったりするのかな?と。それなら、魔術世界に通ずる宝石翁やヴァン=フェムが賞賛するのも分かるような。

 

まぁ、それでもエスカルドス家が宝石翁と知り合いなのは分かりましたが、何故ヴァン=フェムと面識あるのか(というか、十歳前後のフラットが何故フェムの船宴に行ったのか)や、エスカルドスの祖先や実験などは不明ですし、今後どんどん明かされそうですから楽しみですね。

ヴァン=フェムは、ヴァン=フェムで個人的に彼が齢4,000年を超えるとされる「神代連盟」の祖じゃないかなーと思っていますが、さてどうなのか。

 

フラットといえば、今回のエルメロイⅡ世に出会った経歴や、その時のフラットの描写がすごく良かったなと思います。

あと、ジャックとエルメロイⅡ世のやり取りも凄く良かったです...

 

───『私は、都市伝説でも英霊でもなく『貴方』を”覚えておく”と約束しよう、生前の君がどのような者だったかは関係ない。フラットのサーヴァントとして、僅かな期間なりとも彼に道を示した存在として、私は今こうして言葉を交わしている君の事を覚えておくと約束しよう』

 

という、ここが本当に滅茶苦茶好きです。

 

「───いいえ。わたしが認めてあげる。

貴方は貴方よ、アンリマユ。貴方はすぐに忘れてしまうだろうけど、わたしは最期まで覚えているわ。

貴方が自分の意志で、この願いを終わらせようとした事を」

「ああ────────」

 

「わたしにしてあげられるのはこれぐらい。今まで観測者にすぎなかった貴方が、これ人に認識して貰えたわ。

あとは簡単。貴方が忘れてもわたしが覚えているんだもの。

貴方は貴方として、あの月に昇れるわ」

 

「───────ようやく、ここに至ったか」

 

 

と、かつて、HAで「衛宮士郎」の殻を被った事で幻の四日間を演じ続けた「誰かだった彼」が、「イリヤ」に「貴方はアンリマユ」だからと、それをちゃんと彼として覚えてあげるというあのやり取りを彷彿とさせましたし、都市伝説でもあり時には殺人鬼であり、悪魔でありetc...と、様々な噂や伝達によって、誰もが自分ですら最早本当は何者であったのか分からないジャック・ザ・リッパー側面の一つである彼をエルメロイⅡ世が「貴方として覚えると約束する」というのは、あぁ...まさにアンリとイリヤ約束の再現なんだな...と。

 

なので、ここのやり取りめっちゃ好きですし、元々Fake勢の中でどの陣営も好きなんですが、セイバー陣営と偽バーサーカー陣営は特に好きで、どうか最期まで残ってほしいとも思っている位好きなので、ここは本当に感動しました。有難う成田先生。

 

 

あとは、フランチェスカ及びフランソワのプレラーティ組。

 

「アルトちゃんもその一種かな?まあいいや。今回は来なかったし。あーあ、お師匠様達へのいい嫌がらせになると思ったのになー。アルトちゃんを虐められればなー」

「師匠の師匠が塔の中で少し嫌な顔をするだけで、あの精霊達が慌てふためくとは思わないけどねえ」

 

「行く必要もないと考えてたんだろうし、行こうとしても無理だよ。ブリテンならともかく。あの湖から師匠達が大海を渡る程の神秘はこの世界に残ってないからね。それこそ世界のテクスチャでも剥がさなきゃ......あれ?」

 

という事で、前回の3巻でチラッと触れられていたフランチェスカの師匠...の師匠が、え...まさかの「花の魔術師マーリン」だ...と...?

 

と、また衝撃の事実(n回目)が明かされましたね...

 

個人的にフランチェスカの魔術の師匠はコーバックではないかと思っていましたが、どうやら師匠の師匠がマーリンで、彼らの発言から察するにその直属の師匠にしてマーリンの弟子に当たるのが、アーサー王伝説における「乙女ヴィヴィアン」を始めとした「湖の乙女」達(他の精霊も?)でしょうね....

 

まさかの方面でちょっと吃驚しましたが、深読みしすぎかもしれませんが一つ気になったのが

 

「クレティアンか。噂では、過去を見通すドルイドの成れの果てという噂だが」

「ああ、確かに彼やヴァースみたいな一部の詩人は、かの騎士王と円卓の物語を、まるで自分で見てきたかのように生々しく、そしてどこか懐かしむように歌い上げていたからな。たとえ1000年を生きる精霊だと言われても驚かないさ」

 

と、Fake4巻の冒頭の会話が有ります。

当初、読み切りが公開された段階で「クレティアン・ド・トロワ」氏が「過去を見通す」と言われたので、「過去視か或いは、下手したら過去のみを見つめる千里眼のホルダー...?」と思っちゃいましたが、そこは関係無いので兎も角。

 

このクレティアン氏やヴァース氏が「1000年を生きる精霊」という表現って比喩でもなく、マジでそうだったりしますかね?

 

↑のプレラーティの発言にもありますが、ブリテンを含む英国圏は島国故、神秘が漏れづらい。また、神代が終わり西暦に移行しても、神代の神秘をブリテン島は保っていたとされるほど、型月世界にとって結構重要な土地です。

そして

 

 .「.....【彷徨える王】だ」

 

「───【神話と歴史の境目を】だよ」

 

「「精霊だのルーン魔術だのがまだ罷り通ってた時代に片足突っ込んでた、最後の王様って事だ。せいぜい甘く見ねえことだな」

 

と、過去のFakeで語られていましたが、獅子心王が統治していた時代の英国でもまだ「精霊」は残っていた様ですし、クレティアン氏やヴァース氏は本当は精霊で、それがプレラーティの直属の師匠になったりするのかな?と。

クレティアン氏は、円卓の騎士達を本当に見てきたかのように。との事ですが、5~6世紀当時に彼らの活躍見ていて、以後も現在の物理法則下の世界でも残り続けた精霊なんじゃないか?と。

 

...まぁ、分かりませんが、プレラーティはプレラーティでコーバックやパラケルススと面識有りっぽいのは、恐らく「アレ」なんじゃないかとか、まだまだ謎は多いですね。

 

あと、そういえばデュマの宝具を昇華させる能力は、生前触った「過去の遺物」が影響を与えているっぽいですが、これは恐らく「巌窟王 エドモン・ダンテス」が「復讐者」として現界している肉体に影響を与えているとされる「14の遺物」と呼ばれるモノと同じなんでしょうね。

これに関しては、どうやら既存型月ファンには衝撃的な大きなネタを仕込んでいるFGOエースの巌窟王の英霊伝承で明かされそうですね。

 

さて、こんなところで終わります。

 

本当に今回のFake新刊も滅茶苦茶面白くて、成田先生は期待を裏切らないですね。

 

今後も是非、執筆頑張っていただきたいです(Fake5巻はよ

 

あと、AJ2017の記事を上げるの忘れてる訳ではないので、また後で上げます。

 

型月2017公式エイプリルフールネタまとめ

はい、という事で今年もこの日が来ました。

 

TYPE-MOON公式サイト

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先ずは、公式サイトはこんな感じですね。

 

TYPE-MOON FOODS...

取りあえず、マーボーとカレー、おでん辺りが主力商品なのは分かった(?)

まぁ、でもufoとかグッ鉄とか最近で言えばFGP等のコラボカフェ的なのは有りま(した)すが、何となく型月直営でのカフェみたいなのあっても面白いんじゃないかなと思いますね。リアルアーネンエルベとかどうです?

 

TYPE-MOON関連コミックス新刊情報「シエルさんちは今日もカレー」

家じゃなくても、学校の食堂でも喫茶店でもあの人カレー食べてるんじゃが(平常運転)

まぁ多分この漫画はカリー・ド・マルシェが登場してるんでしょうね(適当)

 

申し訳程度の月姫要素ネタですが

 

 

ちびちゅきを連載されていらっしゃる華々つぼみ先生がこのネタを見てイラストを投稿と。

 

あと

 

 

近衛氏が、エイプリルネタとしてイラストを投稿されていましたね。

女扱いすんじゃねぇ!とかいって、笑顔でこの服装...やっぱ好きなんすねぇ~

 

そして、左側の案内と真上にだいぶカオスな感じのナニかが見えますが、これが今回の目玉(?)ネタ

 

 

 

『FGO GO』「Fate/Grand Order Gutentag Omen(ぐーてん おーめん)」がリリース!

 

...というのが今年のネタになりましたね。

 

それに伴い

 

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今年のFGO公式Twitter垢もこの様に変化。

 

また

 

 

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「FGO GO」リリース記念で「Fate/Grand Order」に聖晶石10個プレゼントキャンペーンも開催と。

去年は不具合なら詫び石はよって冗談で言ったらマジで石くれたのはちょっとビビりましたが、今年は10個もくれるんすか...

 

そして

 

 

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本日付で「FGO GO」のサービス終了と。早過ぎィ!

 

...という訳で、このゲームが今年の目玉になるので入れました。

 

先ずはストアからアプリを落とすわけですが

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表示だけ見るとこの中華ゲー特有の溢れ出るパチモン臭凄くないですかこれ?

 

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ゲームをインストールし、FGO本編の様にフォウくんロード

そして

 

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ゲームタイトル画面ですが、やっぱパチry

 

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Dr.ロマンが登場し、特異点が有るからそこでサーヴァント捕まえて来てねと。

説明雑過ぎじゃろ。

 

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その後、マスター名登録

 

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プレイヤーをぐだ子orぐだ男に選択してゲームスタート。

 

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ゲームの内容としては、某モンGOの様にフィールドに登場しているサーヴァントをタップし、聖晶石を投げまくってサーヴァントを捕まえる。いなけらばGOisGODボタンを押してサーヴァントを出せ。そして図鑑をコンプしろというもの。

 

聖晶石をぶん投げてサーヴァントを捕獲する際

 

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カットインが入り

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捕獲しているので英霊召喚ではないと思いますが、図鑑に登録されプロフィールを見れると。

この誕生の背景に悲しみを背負ってるキャラ感を出してる謎のヒロインXのプロフィール、ちょっと好き。

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因みにカットインは3パターン有りましたね。

 

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フィールドも朝昼夜にちゃんと切り替わると。

 

そんな訳で、今年は去年に続き「もっとマンガで分かる!FGO」を連載されているリヨ先生のネタという事でした。

 

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一応、全鯖コンプしておきました。

去年は、第五特異点のサーヴァントまでだったのでそれ以降の新規描き下ろしのイラストを載せておきます。

 

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そして

 

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まぼろしのサーヴァントと呼ばれる「もっとマンガで分かる!FGO」に登場しているリヨ先生オリジナルのサーヴァント達の霊基カードですね。

 

 

そんなこんなでFGO GOのサーヴァントもコンプし、この記事を投稿している4/2現在

 

 

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予告通り、無事にサービス終了となりました。

 

そして、それと同時に

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/

 

竹箒更新されていました

 

>今年も一日限りの祭りが終わりました。

>最後に、笑顔で手を振って「BYE BYE」と言わせてあげたかったんだ。

 

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マテリアルの撮ってない分を撮ろうと思って、11時ちょい過ぎにFGO GOを起動したら、データ更新が入って「ん?」と思いましたが、こういう事で、まぁそういう事ですね。

 

”最後に、笑顔で手を振って「BYE BYE」と言わせてあげたかったんだ。”

 

まぁ、彼は最後にそれすら言えなかった...というか、最後まで司令官としての振る舞いで有り続けましたからねー。

 

永遠に変わらない日々と、永遠に終わらない日々。

そのどちらが螺旋と言えるのだろう。このマンションは奇怪ではあるものの、永遠であるという事においては疑いようがない。死んでも───たとえ同じ毎日だとしても、朝になればやり直しができるのだから。

ただ、その輪の中にいるかぎり、螺旋がズレる事がない。

ほんの少し───ほんの少しだけこの輪が狂ってくれたのなら

だがそれも不可能な話か。ズレた輪は、二度と同じ所を回りはしない。死者は死者として終わる事を前提にしなければ、この日常は回ってくれなかったのだ。

 

───ああ

 この螺旋が、矛盾していたら良かったのに。

 

多分、皆そんな感じじゃないでしょうか。

 

まぁ、エイプリルフールも一夜限りの幻。

歌月やHA、CCCの様に本来ならあり得ない”夢”みたいなもので、プレイした人や作中の人物たちは皆やっぱりこれが”続けばいい”と感じたと思います。

 

然し

 

「......そうだな。終わる事と続かない事は違う。

ここにいたら、いつまでも続きがない。」

 終わる事と続かない事は違う、とかつての人格はうそぶいた。

その希望を借りるのなら、わたしは終わる事で、ようやく続きが見られるらしい。

 

と、過去にそこに止まっていても”続きがない”んですよね。

だから、終わったモノは終わるべく、現在を動かせるのは今を生きるモノだけと、そして前に進んで正しく「終わりでも、見てみないと」───さあ、終わりの続きを見に行こう。と。

よく思えば、矛盾螺旋で巴も最後に”夢”という形で式にちゃんと別れを告げられたんですよね。

 

要は、ずっと型月作品のテーマにもなってますけど、本当に別れを告げて私たちにも前を向けってことすな。

 

そういった意味で、この一日限りのエイプリルフールに決別の詩を謳いながらもその実ちゃんと別れを告げれなかった、Dr.ロマンのそういった部分を入れてきたのは素直に成程と思いました。

 

 

 

さて、そんなこんなで今年も型月のエイプリルフール終了しました。

一日限定とはいえ、アプリを作ったり、鯖のプロフィールも新規だったりといつもの如く公式頑張ったなーと思います。

 

が、ただ正直如何せん去年もリヨ先生のネタだったのと、去年は「今年はそんなに大きくやらない」と事前に竹箒で予防線を張っていたのも有り小規模でした(リヨ先生の負担は大規模)が、今年は特にそういった予防線もなくFGO本編のシナリオを菌糸類が直接描き直すという事態もない+今年は4/1が土曜日なので「結構ヤバい奴かな?」と思っていたのも有り、個人的にはちょっと物足りないというか何というか。

 

個人的な願望でしたが、路地裏ナイトメアでシオンと会話している時の所長がめっちゃ心をさらけ出してたので、路地裏同盟inオルガマリー所長とか見てみたいなーチラッチラと思っていたので、今年も路地裏同盟は無しなのが残念でした。

 

やっぱり先述しましたが、去年と同じリヨ先生ネタで新鮮味としては薄いのと、去年以前はニコ生(然も、月リメ版の立ち絵に描き下ろした訳でしたし)や、作家総勢規模のTwitter(加えて描き下ろしも相当あった)と、規模が大きかったものを楽しんできたという部分でちょっと残念だと感じているんだと思います

 

来年とかもどうなるかは分かりませんが、やっぱり路地裏同盟(あと、出来ればひびちかスナオちゃん達も)達の姿を見たいですなー。

 

 

と、最後のロマンの演出と竹箒は心に来ましたかね。

 

という事で、他に書くことも無いので、この辺りで失礼します。

 

あと、先日開催されたAJ 2017に行きましたので、VRマシュやFate Projectなど含めた記事を恐らく今日中に上げると思いますタブンネ

 

じゃあ、さよならドクター・ロマンティック。

【FGO1.5部】Epoc of Remnant 亜種特異点Ⅰ悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件 クリア 感想

 

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はい。

という事で、先日解禁されました1.5部ことEoRの1章目「新宿幻霊事件」の特異点を証明完了しました。

 

取り敢えず、結論から言うと割と面白かったと思います。

 

語弊の有る言い方をすると、ぶっちゃけ1.5部の中で新宿はそんなに面白くなさそうだな。と、思っていたのもあり、個人的期待値0に近かったので、いざ解禁されて通してみると想定以上に面白かったと思いました。

 

 

新宿に関しても、解禁前に記事を更新しようとしましたが、諸々の事情で間に合わなかったので、もうええわクリア後にかけばいいかなって。

 

さて、年末にPVが公開され、開幕となった「EoR」こと、1.5部。

其は「魔術王を名乗ったモノ」が残した愛すべき”残り物”にして、大いなる災厄に繋がるその断章。

 

そして、今回の「亜種特異点Ⅰ」である「新宿幻霊事件」は、その1章目。

 

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事前に公開されていた今回の物語のキーワードとなるのは、以下の十個。

 

・「幻霊」・「変化自在の無頼漢」・「犯罪紳士」

・「月下の衝突」・「幻影魔人同盟」・「裏切り者(ダブルクロス)」

・「魔弾」・「人形の女帝」・「正義の味方(じゃあくなるもの)」・「堕ちる星」

 

http://news.fate-go.jp/2017/7836/

 

先日のニコ生で、情報解禁がありましたが

「悪性隔絶魔境」

という副題は、当初「悪性(を)隔絶(した)魔境」かと、思っていたら、外界と隔絶し、悪性のみを内包した魔境。という逆の意味合い故に、今回の特異点は「悪属性」を内包したサーヴァント達が暴れ回り、シナリオ中においてはそれらのサーヴァントに絆ボーナスが付与されるという使用が追加されました。

 

そして、「大偉業・人理焼却」を阻止した後の特異点という事で、更に新たな要素というか、既存Fate作での基本システムとなる「真名秘匿」が追加。

これによって、数体のサーヴァントの真名が隠匿され、ストーリーの進行で明かされるというシステムに。

 

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余談になりますが、当初「FGO」でこの要素が無かったのは、ムック本のインタビューにて「重要視していない」からと菌糸類が回答しています。

 

シナリオ中でも、触れられていましたが、第1部の黒幕「人理焼却式・ゲーティア」の「逆行運河/創世光年」による試みの時は、真名を隠すとかそういう状況では無かったので、全員大っぴらに協力或いは敵対となりましたが、異常事態から解放された人理修復後では、本来のサーヴァントがそうすべき真名を秘匿するという方向性に戻ったと。(エミヤ?知ら管)

 

と、そんな具合で、ここにきて従来のFate作品っぽくなってきた1.5部は色々な要素が追加されてスタートとなりました。まぁそりゃ、メンテも延長しますよねと。(サウンドプレイヤーの追加とか諸々ありましたし)

 

そして、今回の舞台は「世紀末の神話」にして「新宿」が舞台。

 

 

「世紀末の新宿」という事で、年代は20世紀末「1999年」が今回の特異点の座標。

 

「1999年」というと、結構今までの型月作品で使われる年数だったりしますね。


・「空の境界」の「忘却録音(1月)」「殺人考察(後)(2月)」「終章(3月)」「終末録音(秋頃)」が発生した年。
・「Fate/Prototype」世界線にて、「東京」で「第二次聖杯戦争」が開催された年。
・「FGO」世界線にて、「レフ・ライノ―ル」が「近未来観測レンズ・シバ」の開発に成功した年。(曰く「オルガマリー・アニムスフィア」(※当時、7~8歳)との共同研究でもある模様。詳細不明。)
・「Fate/EXTRA」世界線にて、極東の未来都市で発生した災害の救助活動中にテロ活動が勃発し、災害地に赴いていた「トワイス・H・ピースマン」が死亡。「西欧財閥」によって「量子コンピューター」の開発が凍結された年。

・「事件簿」「SN」寄りの世界線では、「秘儀裁示局・天文台カリオン」にて、時計塔全体に衝撃が走った「世紀末にふさわしい大事変」が発生し、同時に「封印指定対象者」数人の「封印指定」が解除された年。(「蒼崎橙子」さんが解除済みであるのは確定。残りの解除者は不明)


実際に発生した事象はこの辺りでしょうか。

また、年代自体は関係ありませんが「鋼の大地」の名称と「Fate/EXTRA」世界線で発生した「魔力枯渇現象」の名称が「over count 1999/オーバーカウント 1999」と、されています。
あと、現在では「月姫」の年代は「2003年 10月」で確定していますが、最初はこの辺りの年代という推測がなされていました。(カリー・ド・マルシェ的に)

 

また、「新宿」というと「Fate/apocrypha」世界線にて、「相良z馬」さんが「ジャック・ザ・リッパ―(アサシン)」を召喚の地として選んだ街でもありますね。

 

既存作品と、今回の特異点の舞台が直接関係有るのはプロト勢とジャックですが、新宿の10個のキーワードと副題の「悪性隔絶魔境」からの接点がほぼ皆無だったので、個人的にはまぁプロト勢は無いだろう。と、思っていたので案の定でした(プロト勢は、「アポクリ」や「CCC」&「Fox tail」勢含めて、何らかの別イベントを用意してると思っています)

 

ジャックは、ワンチャン登場有るかなーと、思いましたが影も形もありませんでしたね。

 

さて、先日のニコ生/今回の特異点で公開ないし追加された4体の新規サーヴァント達。

 

先ず、一体目が「新宿のアーチャー」

 

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キーワードの一つ「魔弾」。

TMの西川兄貴鯖化かな?と、思いましたが(すっとぼけ)
ハズスコートーナイッ コイノマダンヲーコノームーネーニーウーチコンデーヨー

 

魔法使いだと思った?残念、おっさんでしたー!という事で、この人物が該当。

 

そして、「新宿のアーチャー」その真名は

 

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「ジェームズ・モリアーティ」こと「ホームズ」最大の好敵手「モリ―アティ教授」でした。

 

型月世界においての英霊と原典での容姿が異なるというのは全くもってアテにならないので、そこを判断材料には考えていませんでしたが

 

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ナビゲーター役の鯖は、基本的にこのバナーに使われるというバナーの法則(笑)的(まぁ、円卓もいますが)にも。と、開幕から黒幕出すかな?という疑問も若干あったので、個人的に「サー・コナン・ドイル」でもあり「ジョン・H・ワトソン」か。確かに、幕間で容姿の変化は容易いという事は発言していたので、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」かなーと、あとは「モラン大佐」辺り(「モリアーティ」は更に別)と、思っていましたが、ドストレートに「ジェームズ・モリアーティ」でしたね。

 

で、まぁ一応ナビゲーターといえば、ナビゲーターではありましたが

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「モリアーティ」は、「善のモリアーティ」と「悪のモリアーティ」に二分し、「悪のモリアーティ」の企みの阻止を目指しながら、「善のモリアーティ」と行動を共にする、どちらも正真正銘のホンモノの「ジェームズ・モリアーティ」という奇妙な構図。

然し、それも全ては

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「モリアーティ」によって、全て計算つくされた行動と。

 

今回の「彼の目的」自体は「シャーロック・ホームズ」に勝利するという事。

一か八か、自らの才能の高さを信じた結果が功を奏し、因縁の相手にして、第1部では「人理焼却式・ゲーティア」の企み、「マリスビリー・アニムスフィア」が聖杯戦争に勝利し、彼が得た結果全てを言い当てた「ホームズ」ですら、今回は流石に推理を外し、彼は「ホームズ」との対決においては勝利しましたが

 

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予測していなかったイレギュラーの登場によって、結果的には敗北しました。

 

「悪性」と「善性」に分かたれたモノと行動/対決というのは、らっきょコラボの際の「メフィストフェレス」や、厳密には異なりますが「魔術王」と「ゲーティア」との関係性にも似ていると言えば似ているので、ぶっちゃけ新鮮味はかなり薄かったですし、普通に予測できた展開でしたね。

 

さて、今回のキーワード「魔弾」

それこそが、「モリアーティ」に該当するワードでしたが

 

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正に「魔弾の射手」、「カール・マリア・フォン・ウェーバー」が作り上げた「オペラ」の一つ。その登場人物に当たる、「悪魔ザミエル」と取引し、7発の「魔弾」を手に入れた、狩人「マックス」の「幻霊」を自らに内包、ないし能力を付与することで、「幻影魔人同盟」の目的を遂行しようとした「犯罪紳士」にして「裏切り者(ダブルクロス)」でもあった、彼一人だけでもかなりのキーワードに該当していましたね。

 

さて、もう一体のサーヴァント「新宿のアサシン」

 

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先日のニコ生でPVが公開され

 

www.youtube.com

 

開幕から「巌窟王脚蹴りを入れているのと、どう見ても中華か日本系譜の英霊だったので、放送中は「無影脚」と呼ばれる「李書文」も絶賛する「影すら無い」という最高峰の達人「黄飛鴻」かな?(いや、でも脚蹴りと中華系統位しか繋がりねぇな...、そも脚見える速度だし。と微妙でしたが)と、思っていたのですが

 

放送終了後に、上記の説明が追加され

 

「我は天に百八ある輝きの一つ」

というからには黄飛鴻」ではなく水滸伝百八星」に名を連ねる人物が濃厚になったので

その中で、このサーヴァントは「無影の如く」「疾風の拳」というワードを残しているので、中国に伝わる武術「無影拳」というのは「秘宗拳」の一部を称したものも含まれるとされ、その「秘宗拳」の開祖が、水滸伝百八星三十六席「燕青」。

また、「秘宗拳」の別名も「燕青拳」とされているようですので、新宿のアサシンは「燕青」かなと思いましたが。

 

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案の定、「燕青」と。

 

そんな彼のシナリオ中での役割は、「悪のモリアーティ」側に加担し、カルデアのマスター陣営を排斥すると。

でしたが、途中で路線変更し、人質に取る方針へ「銃身」へと連れ込むも

 

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巌窟王

 

...に、変装していた「シャーロック・ホームズ」に救済され、後に敗北を喫し退場と。

 

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アバンから、裏で暗躍しながらも傍観に徹していた「巌窟王 エドモン・ダンテス」に「シャーロック・ホームズ」が変装していたのが判明したのは第10節からですが

 

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もうこの時点で、ぐだーずは違和感を覚えていたんでしょうね。

 

「復讐者」として現界している彼は、あくまで「巌窟王モンテ・クリスト伯)」であって、「エドモン・ダンテス」ではない。

という扱いなので、新宿での彼(に扮したホームズ)の表記が「エドモン・ダンテス」だったり、何故か「モリアーティ」を意識しているところとか、「巌窟王」が、あんな裏役に徹する筈ないですし、直に関係するであろうホームズがそれまで全く登場してこない。(加えて、「シャーロック・ホームズ」は変装の名人としても有名なので)割とこれも予想しやすかったですよね。あ、やっぱりねと。

 

ホームズもですが「新宿のアサシン」こと「燕青」も

 

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「呪腕のハサン先生」の霊基情報から何までコピーする、「ドッペルゲンガ―」としての性質を持つ「幻霊」と、変装する奴多すぎィ!

既存のFate作でいえば、「Fake」の「ジャック・ザ・リッパ―(バーサーカー)」も看護婦や警官etc...様々なモノへの偽装可能な能力持ちのサーヴァントもいますが、何というかこれだけほぼ完ぺきに近いコピー能力を持つ鯖がいると、「アルセーヌ・ルパン」や「怪人二十面相」辺りの変装の名人の特色を持つ存在達と被るので、何となく今後鯖化し辛そうだなという気がしなくもないですね。

 

まぁ、「燕青」は「幻霊」あっての偽装能力なので、やりようは幾らでも有りますけどね。

 

さて、最後の完全新規にして「復讐者」である「新宿のアヴァンジャー」

 

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前の記事でも言いましたが、プライミッツの姿ってこんな感じだと思ってたんですよね。成長前とはいえ、まさかあの様な淫獣だったとは...

 

ニコ生で公開された時は、首無しの騎士という点では「デュラハン」、狼と鎖からは「フェンリル」しか過らなかったですね。

 

放送終了後に公開されたのを見てから調べて、首無し騎士が鎌を持っているのと騎乗しているのから「ヨハネの第四の騎士」(とはいえ、狼と首無し関係ない上にそもそも「ペイルライダ―」として現界しているので論外)を連想したり、宝具がドイツ語訳なので北欧圏の「フェンリル」もやはり候補で、「テュール」(首無し自体は関係ないですが)も思いつつ、馬に乗っているの以外は該当する「スリーピー・ホロウ」か或いは

 

コマンドカードや

「此処に居るのは、憎悪の獣なり。」
「決して理解し合えぬ、悲しき憎悪の獣」

から、首無し騎士より狼の方がメインっぽいので、人間の首を喰らう「ジェヴォ―ダンの獣」や、公開情報的には全て一致する「バーゲスト」辺りっぽい気もしましたが、どうにもどの存在も「復讐者」「首無し騎士」「鎖と狼」「ドイツ圏(仮)」と、「何処かしら噛みあってない」ので、「これ多分何かと何かの複合化した存在なんじゃね?」と、「二日後にはどうせ分るしええやろ」って感じで最終的に思考放棄しました。

 

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結果、真名は「ヘシアン・ロボ」と...

 

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つまりは、都市伝説「スリーピ―・ホロウ」の首無し騎士がモデルの「ドイツ傭兵(hessian)」と、「シートン動物記」の「狼王ロボ」という全く以て接点の無い都市伝説の御伽噺と、実在はしたものの英霊ですら無い「幻霊」と「幻霊」の複合体サーヴァントであり、本体は「狼王ロボ」の方なので、「ヘシアン・ロボ」の「出典」は「アメリカ」だけど、宝具名はぶっちゃけおまけに近い「首無し騎士」である「ヘシアン」の「ドイツ」圏から取っているという...

 

何かの複合だろうとは思いましたが、流石にこりゃわかんねぇっすわ...というか、間違いなく歴代屈指のややこしいサーヴァントの例ですねこれ。

 

然も、当初のクラスは「ライダー」でした。

然し

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後に更に新たな「幻霊」を付与された事で、「透明化」の能力を入手。更に霊基情報が変質し「騎兵」から「復讐者」へと変化。

この際

 

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「ヘシアン・ロボ」に付与された「幻霊」の能力は「透明化」

また、モリアーティ曰く「ウェルズのアレ」「科学者」との事ですので、付与された「幻霊」は、恐らく「H・G・ウェルズ」著、「透明人間」の「ジャック・グリフィン博士」でしょうかね?

 

と、言う事で、正体は「英霊」ですらない、「幻霊」×「幻霊」に途中から「幻霊」を更に配合した超異質なサーヴァントでしたと。

 

そも、今回の「幻霊」という概念は、今回新たに明かされたのでそれまで不明でしたし、ロボも事前公開情報は、明らかに真名当てさす気ないやろ。ってレベルで、伏せまくりで判別不可でしたが、いやー...何というか、発想がすごいなって思いました。

既存の例だと、強いて言えば「アルターエゴ」の複合が近い感じでしょうかね。

 

 

そして、最後の新規鯖「エミヤ【オルタ】」

 

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お前は一体何が有ったんや...

 

というレベルで、最早別人に近いドン・サウザンド並に真っ黒ビジュアルながらも、CV諏訪部さんで「宝具:無限の剣製」を扱うサーヴァント。

 

最初に見たときは「え、何かこいつエミヤだったら、めっちゃボサノヴァ調のUBW使いそう...(小並感)」と、思っていましたが、普通にマジであの無限の剣製と同じ詠唱できましたね...

キービジュの段階で、確かに「干将・莫耶」をあしらった拳銃を持っていたので、「英霊エミヤ」に類するナニかだろうという気はしてましたが「いや、でも流石にオルタは無いっしょ。オルタっぽくないし?」と、思っていたら、ニコ生で【オルタ】と発表されて「え、マジで直球でオルタなの...」。って感じでした。

 

それでも、流石にド直球で、ただ単にエミヤの反転した存在な訳じゃないじゃろ...?(願望)と、思っていたので

 

・「アンリマユ」の様に、人々の想念を押しつけられたナニかか。
・「エミヤ【アサシン】」も「英霊エミヤ」も誕生しない、有りえたかもしれない世界の更に異なる正義に味方の体現者となったエミヤか(剪定事象の存在etc)
・ジャンヌ・オルタの様に、聖杯によって創造された別側面とも異なる存在か。
・「衛宮切嗣」或いは「衛宮士郎」に助けてもらい、その理想に焦がれて正義の体現者となってしまった。全く異なるダレかか。
・鉄心EDを経た「エミヤ」か

 

辺りかなと、思いつついざ解禁されたら、マジでまんま中身「英霊エミヤ」でしたね...

 

何かしら捻った存在だとは思いますが、万が一「エミヤ【オルタ】」が「英霊エミヤ」の「オルタナティブ」の存在だとしたら、「起源弾」の様な宝具を使っているのも含めて「無銘」や「鉄心ED」の様に、切嗣寄りの末路をたどった存在かなと。というか「剪定事象」化世界の存在かなと。

と、思っていましたが、正にまんま「エミヤ」ですし

 

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「固有結界/無限の剣製」を世界に侵食するという形で具現化するのではなく、”相手の体内へ発現”するらしく、何か「はぁ...(?)」としか言いようがないですな...

 

いやまぁ、「固有結界」という大魔術を「世界を具現化」という形で無く、「体内へと展開する」という方法で使っていた人物として、「死徒二十七祖」のNo.10「ネロ・カオス」が居るにはいますが、

といっても彼はあくまで「自らの体内」を固有結界化し、世界からの修正を防ぐ事で、「666の獣の生命」を内包した「混沌」を「定義」して、それを以て「永遠」を目指しただけなので、エミヤ【オルタ】みたいに攻撃手段として変化させたのとは違いますからね...

 

そも「無限の剣製」自体も、投影のプロセスを省略して、内包している武具を取り出すのが強み。見たいなところある宝具にして固有結界なので、わざわざ銃弾に応用した(?)意図が良く分らないというか、ぶっちゃけそれやる意味有るのかな?って感じですかね。

彼が持っている拳銃もどうやら

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干将・莫耶を改造したモノみたいですし、そもそも干将・莫耶を銃に改造する意味がわからないというか、「無銘」の方ですが、「CCC」で「拳銃は燃えない(でも、拳銃の話はめっちゃする)」「拳銃は場合によっては使うよ」程度の愛好具合だったので、意味不明というか何から何まで「???」って感じですかね。

 

一応、「起源弾」であれば、「切嗣が士郎に本格的に魔術の手ほどきをし、視認すれば起源弾の投影は可能(量産も可能)」という設定にはなっているので、「エミヤ【オルタ】」が、存命していた切嗣から戦闘スタイルから何から何まで影響受けまくった世界の「エミヤ」なら、まぁ拳銃へ改造するのも分りますが、固有結界を相手の体内へ展開する...ですか...。

 

SSは取ってないのですが、彼は「嗤う鉄心」という名前のスキルを使うのは確認済みなので、「鉄心ED」後を得た後なのかもしれませんね。

 

一応

 

もう終わりましたが、今回の特異点が「新宿」という事で、それに関連して「FGO AR」の新宿編をやるとの事で、知り合いの方と一緒に回ったんですが

 

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何か最後の報酬が彼で、こういう事らしいはらしいですが、判断材料としては何とも言えないですね。

「無銘」と表現されているので、「EXTRA世界線」より且つ「冬木の聖杯戦争が五回まで発生した世界」での「鉄心ED」を経た後という感じなのか何なのか、本編中では語られなかったので何とも。

 

そもそも、「無銘」と「エミヤ」の扱いも前に竹箒で「同じ空間に一緒に居るサーヴァントでどっち(エミヤか無銘)寄りかに変化するでちゅ」とかいう、だいぶ投げ槍な事言いだしてた某シャンピニオンが居るので、何かエミヤ周りは割と扱い雑になってる感じは有りますので、深く考えない方がいいかなと思いました。

 

 

割と「エミヤ【オルタ】」に関しての詳細が、本編シナリオ中に出なかったのは不評らしいですが、一度シナリオにしろ出した後続の幕間やマテリアル、他の章etcで設定明かすのは、FGOに限らず(といってもFGOからその傾向は特に強いですが)型月の常套手段なので、個人的には別にそこは気にならなかったですね。

リリース前の鯖紹介CMで登場した「スカサハ」や「アルジュナ」辺りも、別に本編シナリオでガッツリ掘り下げたわけじゃないですし(スカサハ何か特に本編外での補完が多かったような)、既存のオルタでも「ランサー・アルトリア」何かも、ロンドンだと一言も喋らず退場、一年近く後に実装されたマーリンの発言で経緯を汲み取れるっていう、エミヤ以上に酷い扱いだったので、その辺りはまぁこんなもんじゃないかなと。

 

キービジュにもいますが、ホームズが直接干渉しそうな「新宿幻霊事件」、十個のキーワードとエミヤ・オルタ自体に接点が感じられなかったので、多分大して触れられないんだろうなーと思っていたのも有りますね。

 

まぁキービジュやPVで、メインぽく写しても扱いがアレだったりそもそも登場しないっていうのは「FGO」もですがエクスt...ゲフンゲフン

 

あと、そもそも個人的に「エミヤ【オルタ】」に惹かれなかったというか、難色を示したというか。

いや、「エミヤ」は勿論好きですし、オルタの宝具演出自体は格好良いと思いますが、何か別に反転したオルタを見たいと思わないですし、某抑止力の代行者も「うわ..」って、感じだったので、正直エミヤをオルタ化するっていう発想自体が、うーん...?という感じですね。

 

クー・フ―リンオルタもですが、キャラデザが正直個人的にはあんまり好きじゃないのと、宝具の応用(?)や干将・莫耶の改造もする意図が全く以て良く分らないので、何か兎に角良く分んないですね。中身は普通にエミヤですし。(あくまで、個人の感想です)

 

でも、そういえばエミヤ【アサシン】も、起源弾ではなく他の武器(ナイフ)に「切断」と「結合」の起源を埋め込んでましたね、

 

と、更新しようと思っていたタイミングに「エミヤ【オルタ】」のピックアップが来てたの引きました(引かないとは言って無いのでセーフ(?))

 

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「聖母の如き慈愛を持つ女」「魔性」「多くの信者」...

うーん、「殺生院キアラ」さんですか?

 

よくCERO通過できたなおい、って感じの最低最悪の宝具を持ちますが、一応彼女は「聖女」「セイヴァ―(救世主)のサーヴァントに近い存在」と言われているレベルで、多数の信者を侍らせる高いカリスマ性を持つので「聖母の如き」と言われてもおかしくはないですが、というかそれ以前に

 

■魔性菩薩【事柄】

ある人物を指した言葉、名称。

『快楽』を優先する自己愛の塊。

 

この女を知った人間はまず彼女の聖母の如き慈愛にふれ、魅了されたように入信。

 

と、記載されていますので、「エミヤ【オルタ】」の誕生の原因はこれ、間違いなく「随喜自在第三外法快楽天」こと「殺生院キアラ」ですね。

 

まぁ、確かに一応

 

アルターエゴ

......いやな予感がするな......お前たち程度ならまだいいが、アレまでくるんじゃないだろうな、アレまで

 

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「FGOマテリアルⅠ」や、先日のBDイベントでも実装の示唆はされていましたが、いやはや「殺生院キアラ」絡みですか...

 

という事は、やはり「エミヤ【オルタ】」は、どちらかというと「無銘」寄りの世界線(EXTRA)で誕生した場合の可能性という感じなんでしょうかね?(真名が「エミヤ」扱いなのは、「ムーンセル・オートマトン」が存在しない世界線での現界だからですかね)

 

キアラさん絡みというのは、あい、わかりましたが、

「男はこの魔性を追い詰めた代償として、その過程で多くの信者たちを手にかけ、彼らの命に殉じるように魔道に落ちた。」

ですか...

 

まぁ、確かに「殺生院キアラ」は、「月の聖杯戦争」に参加する以前

 

しかし、彼女を独占しようと私欲にかられた信者によって殺される

 

と、彼女は「2032年」の時点で”肉体”は既に死亡し、「信者の手にかかった」とはされていますが、まさか士郎がだったと...?

 

うーん、然し仮に「エミヤ【オルタ】」の生前に当たる可能性を内包した「衛宮士郎」が、「殺生院キアラ」を手に掛けた。と、しても私たちの知る「EXTRA世界線」の「無銘」は普通に「無銘」ですからねぇ...特に、CCCでキアラさんに対して因縁染みた事を言う訳でも有りませんでしたし、うーん...

 

というか、エミヤ【オルタ】の経緯とエクマテでのキアラさんの死亡経緯が一緒なら、信者が殺した訳で、となると、士郎はキアラさんの信者で独占しようとした結果に...

ってなっちゃいますよね。そのまま読み取ると。

 

私たちの知る「無銘」と同じではないものの、経緯的に「無銘」寄りの世界線からの派生っぽい感じはしますが、「殺生院キアラ」と生前出会って、「真言立川詠天流」に入信した場合のエミヤ...なんでしょうかね?

「殺生院キアラ」の存在は、「EXTRA」世界線でしか確認されてないので、SN寄りの世界からの派生なのか、現状の開示情報だけでは何とも言えないんですよね 

 

まぁ、何処で何によって分岐するか読めませんからね。

FGO世界線自体が、SNetcとは少なくとも15世紀から違っていますし、第四次聖杯戦争後の綺礼の行動でもひむてん寄りになるか変化しますし、プリヤも平行世界とでは神代から分岐しているのが判明しましたし、そもEXTRA世界線自体も46億年前の時点で月姫やSN世界線と分岐してるレベルですしね。

 

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第二再臨からいつもの外套っぽい奴を装着してはいますが、これは「赤原礼装」と同じなんですかね?何か模様が...

 

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あと、「無限の剣製」の「限」に打ち消す形で/が入ってるのも何なんでしょうね

アンリミテッド...アンリ...アンリマユ?(意味不明)

  

 

まぁ、何か良く分んないですけど、正直「ふーん」って感じですね。

切嗣と完全に同じ理念になった「エミヤ」とか、そういうタイプのアレかと思ったら蓋開けたら「殺生院キアラ」に唆された結果っぽいとか...まぁ意外っちゃ意外ですけど、うーん何かあんまり。下手したら邪宗の信者化してた可能性もありますし、ちょっと...

「オルタ」っていっても、ぶっちゃけ大してというか最早反転してないですし、中途半端だなと。

 

あと、やっぱビジュアルと彼の台詞諸々きっついすね...何か、HFの時の士郎の延長を見せられてるみたいで。

某抑止力の代行者と同じく、個人的には抵抗感あります。

 

 

まぁ然し、こうなるとキアラさんの実装はほぼ確実な感じがしますが、どういう形で実装されるのか気になりますね。

エルメロイⅡ世と同じ寄り代の人格がメインの疑似鯖なのか...でも「アンデルセン」の言うように「最低最悪の宝具」を引っ提げてくるなら「殺生院キアラ」そのものとしてきそうですし

一応、彼女は「救世主(セイヴァ―)に近い」とはされていますが、「FGOでエクストラクラスはそこまで出さない」といわれているのと「セイヴァ―」って、「七つの冠位」以外に「ビースト」に対抗できるクラスでしょうから、七つの冠位がメインになるFGOで「救世主」として登場するかは、うーんどうなんでしょう。

 

あとは「シロウ・コトミネ」や「佐々木小次郎」の様に、クラス適性を持たない英霊(亡霊)が、イレギュラーとして一度召喚された。という記録を基に再び召喚された例をなぞれば「ヘブンズホール」として...もなさそうですし、どうやって実装されるかは気になりますね。

 

1.5部に出るとしたら、アガルタっぽい気もしますが、ただ残りの三つ、どれもキアラさんと関係あると言えばある(セイレムは「真性悪魔」の部分だけですけど)ので、どれに出てくるか。

キアラさんの宗教の崇拝対象が「天照大神」なので、キャス狐が登場しそうな「英霊剣豪勝負」もあり得そうではあるんですがねー。 

 

 

そういえば、エミヤ【オルタ】の目的は、「魔神柱」の残党を倒す事が仕事らしいですが、普通に考えたら「抑止力」としての召喚だとは思うんですが、だとしたら、今回の新宿って「人理(人類史)から離れている」ので、そもそも「安全装置(抑止力)」は働かない。という話だったような...うーん、やっぱイマイチ良く分らんですな(抑止力とは別なんですかね。依頼主は)。

 

まぁ、「魔神柱を倒す事」が目的ですし

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この様にも言っているので、多分キアラさん含めて他の章でまた色々明かすんじゃないかなと思います。

 

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さて、今回の物語の核となる「幻霊」

「第六特異点キャメロット」で、ワードだけ残して詳細不明でしたが、其は簡単にいえば「英霊に至れない(至れなかった)モノ」の事と。

 

ですが、うーん...何というか、まぁ分るは分りますが、正直型月世界だと「英霊」と「幻霊」の境界線が曖昧過ぎるので、ちょっと設定としてかなり使いづらいというか微妙な感じですね...

結局、「幻霊」を融合体にしろまともに存在できるのは今回の特異点だけの話ですし、そもそも「ペイルライダー」や「メフィストフェレス」、「フランケンシュタイン(人造人間の方)」「ハサン・サッバーハになれなかった信徒」ですら普通の霊基を得てサーヴァント化できる世界ですし、名探偵の大半が「幻霊」扱いに対して「シャーロック・ホームズ」は、普通にサーヴァントの霊基受けてるのは、うーん...?って感じがしますかね...

 

有象無象の「名探偵」達も「幻霊」扱いとの事で、今回「シェイクスピア」と「ハンス・C・アンデルセン」によって、二百体以上の「幻霊」が召喚され、それが今回の勝利に繋がりましたが

この四人の探偵達。

右から

 

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「二プラス二は常に四」というセリフから

「もじゃ髭の紳士」=「オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥ―ゼン教授」

「丸顔の神父」=「ブラウン神父」

「紐を弄る老人」=「隅の老人」

「生真面目な紳士」は、「紳士」「真面目」と「卵型の頭」から「エルキュール・ポワロ」かとも思ったんですが、

 

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「もじゃ髭の紳士」=「オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥ―ゼン教授」とキャラが被っていて且つ「科学者」との事だったので、彼と類似する推理方法を用いる「ジョン・イヴリン・ソーンダイク博士」の事で良いんでしょうかね?

というか「灰色の脳細胞」の方が、「エルキュール・ポワロ」ですね

 

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「人形の女帝」は、「エウロペ」か「メルトリリス」かなと思っていましたが

 

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クリスティーヌ!クリスティーヌ!

と、まさかの「クリスティーヌ・ダ―エ」...

 

エウロペ
魔術師としての繋がりはないものの、”最強の守護者”を使い魔としているため、無視できないサーヴァントとなっている。

●●●●
おお。これこそオートマタ。麗しきもの。

 

というふうに「エウロペ」がサーヴァント化する(というか、すでにしている)示唆はされているので、「エウロペ」だと思ったんですがね...(エウロペがゼウスから授かった、タウロースは青銅製の「自動人形」なので)

「ファントム・ジ・オペラ」がそもそも再登場するかなんて読めないですから、これは無理っすわね。

 

というか、「魔弾」と「人形の女帝」で、舞台が近代の都会って完全に狙ってましたが、橙子さん鯖化に希望などないのです...有るのは絶望のみ…(ZONE並感)

 

実際問題「エミヤ【アサシン】」の実装ですら、AZO経由だったので、まぁ他作品キャラがイベント外で実装はしないでしょうから、マジで期待してなかったので”今回は”ダメージ0です。

過度な期待は悲劇しか生まないって学習したので、もう私は期待することもありません。

 

 

さて、何とかコラボのトラウマを思い出しそうなので、さておき

 

キーワードの一つ「堕ちる星」

 

先述しましたが、今回の特異点は「世紀末の新宿」。よって、20世紀末「1999年」が舞台なので、これは当初、「ヴァン・ホーエンハイムパラケルスス」と面識のある、彼の有名な「ノストラダムス」が記した「予言」の一つ。

 

1999年7か月、
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモアの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために

 

「恐怖の大王」

関連かなーと思いつつ、新宿のアーチャーが「レオナルド・ダ・ヴィンチ」なら、アンゴルモアの大王の方ですが「フランソワ一世」とか、それこそ「ノストラダムス」もワンちゃん無いものかと考えていましたが

 

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今回の話、有る意味「恐怖の大王」みたいな感じの事でしたね...

本当に星が堕ちてくるって意味だったとは...

 

余談ですが、ノストラダムスの大予言「恐怖の大王」は、「蒼銀」では「ハルマゲドン」と称して触れられ、「鋼の大地」でもこれと思わしき予言に関して触れられています。

 

さて、「モリアーティ」が「魔弾の射手」の「幻霊」を取り込んで狙った「魔弾」に対する最後の「エミヤ【オルタ】」と「セイバーオルタ」による合わせ業の「無限の剣製(unlimited lost works)」「約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)」は、凄く良くて、オルタの黒カリバーの専用BGMの挿入もあったりで「おー」という感じでしたが f:id:kishinox:20170228222732p:imagef:id:kishinox:20170228222741p:image

 

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この「宙」から来る「魔弾(星)」を「星の聖剣エクスカリバー」が最終的に打ち砕くのってこれ、「Fate/EXTELLA」で明かされた

現代より「一万四千年前」の大根絶。「魔の彗星」「捕食遊星ヴェルバーⅡ」の「アンチセル」であり、原初の神々の概念ですら敗れた「セファール」を「星の聖剣」が最終的に消滅させた話が過るんですが再話というかオマージュ的なの狙ってたりするんでしょうかね?(あれも、エリちゃんがノストラダムスの大予言と絡めて話していましたし)

 

然し、黒カリバーを撃つ時のダ・ヴィンちゃんにしろ、「Zero」の大海魔戦のアイリにしろ、エクスカリバー撃つと周りが口上唱え始めるのって何なんでしょう...

 

 

そして、登場した真の黒幕の一人「魔神柱バアル」

 

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魔術王が残した愛すべき”残り物”

「退廃」と「愛」、「偏見」と「欲望」の「四つの欠片」

賛美せよ、「神殿の柱たち」神話はここに再現される

 

という事で、やはり「冠位時間神殿」から離脱していた魔神柱の一体、序列一にして「特使五柱」であった「バアル」が今回の特異点担当者。

 

然し

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目的は「人理焼却式」の再現に非ず、ぐだーずに敗れたのが気に食わないから、ゲーティアを見限り「3000年前」から紡ぎあげ、「英霊」と「幻霊」、「幻霊」と「幻霊」の融合に成功する技術を会得した上での、逆恨みと。

 

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何やかんやでバアルは消滅しましたが

 

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ホームズの言うとおり、冠位時間神殿から逃れた魔神柱はまだいます

魔術王の「指輪の返還」により「人理焼却式・ゲーティア」の融合が解除された際、「序列一 バアル」「序列十六 ゼパル」「序列三十七 フェニクス」「序列四十 ラウム」の詳細が不明でした。

そして、「バアル」が消滅、残る1.5部の亜種特異点は三つ。という事で、残りの魔神柱も三体と。

 

「逆行運河/創世光年」を目指していた際の「七十二柱の魔神」達は、「人理定礎の破壊/惑星の再設計」という一つの目的の元、行動していましたが、どうやら1.5部の残党達は、それぞれの理念で特異点を生成しているのが、若干厄介かもですね。

 

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そして、”ホンモノ”の「巌窟王」も召喚されていたとの事で、どうやら彼は「依頼」された様ですが...

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これって「デュマ」と「アンデルセン」のどっちなんですかね。

まぁ、状況的に考えれば「アンデルセン」ではありますが

 

「Fake」でも語られていますが

 

「かの偉大な文豪(シェイクスピア)なら手前で話を書き綴るんだろうが、俺はせいぜい、桟敷席から観客として楽しませてもらうとしようかね!良い女と美味い飯つきでな!ハハッ!」

 

と、漏らしているように「巌窟王」の著者「アレクサンドル・デュマ・ペール」は、生前に「シェイクスピア」の作品に感激し、影響を受けたファンの一人で、且つ「アンデルセン」とは生前からの面識が有るので、どちらとも取れるんですよねー。

 

アンデルセンアンデルセン

 

シェイクスピア

作家つながり。同じサークルにいるだけで別にマブダチじゃないけど他にダチがいないからつるんでいる。ぐらいの関係。しかし頻繁にシェイクスピアの書斎を尋ねる。口には決してしないがシェイクスピアを尊敬しているのは誰が見ても明らか。

 

と、「FGOマテリアル」でも書かれている通り、彼もシェイクスピアに影響を受けたファンの一人の作家として有名ですし。(とはいえ、同じくマテリアルでデュマに対しての因縁台詞が既に有るので、結局どっちなのか判断し辛いっていう)

 

個人的には「ん?デュマか?」と、先にデュマの方が過っちゃいましたが、お前は何処で何してんねん。っていう話になっちゃいますし、「オーランド」が言っていたように、「デュマ」と「巌窟王」が万一出会って、「巌窟王」が普通な態度でいるかどうか...なところもあるので、「アンデルセン」と考えるのが妥当なんでしょうかね。

 

でも、今度出る「FGOエース」で「英霊伝承シリーズ」の「巌窟王」の「ドラマCD」という名のモンテ・クリスト伯が付いてくるようですが、この間のニコ生でのノッブの反応的に何か既存のファン的に嬉しい何らかの要素が有ったっぽいので、若しかしたらデュマに何らかの掘り下げが有るかもですね。

 

そういえば、思い出しましたが

 

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巌窟王は作家陣キャスター二人にコーヒーを頻繁に入れる仲でというのがこの間判明していましたし、やはりアンデルセンですかね。

 

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良く見返したら、彼を護衛しシェイクスピアを救出するのが役目。と、言っていましたからやはり。

 

とはいえ、そうするとアンデルセンの「あの馬鹿に頼まれた」っていうの発言のニュアンスがおかしくなるんですけどね。

まぁ、デュマだと思っていた方が夢は有るかもしれません。

 

という事で、証明完了...

 

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カルデア来るんかい!ワレェ!

 

という事で、まさかの「シャーロック・ホームズ」が、サーヴァントとして霊基情報が登録される以前に、カルデアに来るという...

 

ホームズは、「新宿幻霊事件」をクリアしたら追加或いは「マーリン」や「山の翁」の如く、後から期間限定で実装かと思いましたが、まさか土足でカルデアに踏み込んでくるとは...

 

以前、第六特異点カルデアにも謎が有る。と、気にかかっていた節も有りますし、その調査として潜り込んだ感じ何ですかね。

戦力にはならない。と、本人も言っていたので、当分はプレイアブルサーヴァントとして実装はなさそうですが、今後ホームズって「ロマン」(でなくとも、特異点調査のバックアップとして)のフォーメーションを担当したりするんでしょうかね?

 

さて、そんなこんなでクリアしましたが、少し気になる点を。

 

今回の特異点でも登場し、カルデアをサポートした「シャーロック・ホームズ」。

彼が最初に登場したのは「第六特異点キャメロット」でした。然し、「冠位クラス」と「降霊儀式・英霊召喚」という「サーヴァント召喚システム」の大本のモノを知るきっかけを作ったのもホームズであり、彼は「第四特異点・ロンドン」の時点から介入済みでした。

なので「ロンドン」→「エルサレムキャメロット)」と、異なる座標・空間特異点間を、召喚という形ではなく何故か移動を可能としていましたが

 

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今回でその概要がポロッと語られました。

個人的にこれは「スキル」か「宝具」の類(最近は「単独顕現」というのが増えましたしね)か、或いはホームズ自身で無くとも、「第五特異点・アメリカ」では「ニコラ・テスラ」を作為的に召喚した(らしい)「男」の存在もあるので、他の協力者か何かの能力かと思っていたら、何とカルデアと同じく「レイシフト」だったと。

 

然し、気になるのは”どうやってその技術を得たのか”です。

 

「レイシフト」とは、術者を疑似霊子化させ、異なる位相空間へと転移させる、「タイムトラベル」と「並行世界」の合わせ業。

これこそが、「人理継続保障機関・フィニス・カルデア」の「第六の実験」であり、今作においての「特異点」を調査する為に必要なモノ。

 

というのが、「レイシフト」であり、カルデアにおいてのこれは

 

 

が、必要になります。(まぁ、あくまでファーストオーダー遂行のために、マスター適性がいるというだけで、レイシフトそのものには関係ないと思いますが)

 

また

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「英霊召喚システム」や「ラプラス」などの、他のカルデアの発明品あった上で成り立っているっぽい感じでも有り、ホームズの発言通りなら「冬木の聖杯戦争」後に「霊子転移実験」が、カルデアでは考案/確立に向かったと思われますが、ホームズも同じく「レイシフト」を可能と...

そして、レイシフトは本来国連や協会の承認あって実行に移せる一大イベントでもあると。

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然し、何故ここが引っかかるのかというと

 

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「Dr.ロマン」の発言通りなら、「レイシフト」の技術は「カルデアのみ」との事なので、何故ホームズがそれを行使可能なのかが引っかかりましたね。

 

とはいえ、「路地裏ナイトメア」世界線では、「根源を知り」「アトラスの業に近い知識を持つ」人物=恐らく「蒼崎姉妹」によって、「レフ・ライノ―ル」曰く「レイシフトに近い」とされる「ニャンンマッスル大砲」の制作に密かに成功。

Fate/EXTRA」世界線では、「over count 1999」「大崩壊」発生後、地上から「第三魔法」が完全に失われた後に、「科学」を取り入れた旧世代の魔術師「メイガス」によって、「魔術理論・疑似霊子」が確立され、「魂」を「肉体」とは異なる位相へと転移することが可能になったり

 

と、他作品の世界線ですが、実は成功例は複数存在している(※ただし、「魔術理論・疑似霊子」に関しては、あくまで「魂」の出力先を「肉体」以外に移行する事が可能なのであって、タイムトラベル染みた事もできるという訳ではないので、単純に「レイシフト」と=ではない)ので、絶対に「カルデアのみ」が保有する技術という訳でも無かったりしますが、「シャーロック・ホームズ」が、これらの組織/人物達と同じく、「レイシフト」の使用を可能としているのは謎ですね。

今までの成功例的に「科学」と「魔術」の融合によって、確立される技術の様ですし。

 

「英霊伝承~ジキル/ハイド~」の描写的に、そもあれが繋がっているなら「第四特異点時(1888年)」だと、ホームズもジキルの様に当時の人間(?)だと思うのですが、普通に「キャスター」のクラスを得ていたりと、当時の時点で「レイシフト」が確立されていたのか、ホームズとは異なる技術者の協力有りきで作られたのかすらも不明ですが、取りあえず「ホームズ」が「レイシフト」技術を行使可能なのが謎だなと。

 

もう一つ、これもホームズ(の発言)になりますが

 

今回の「亜種特異点」で発生した「魔神柱バアル」そして、残る三体の「神殿の柱」

これらは、「人理焼却式・ゲーティア」の試みが失敗へと傾いた事で、冠位神殿を離脱したモノたち。

これらは、ホームズ曰く「人類史の異物」

 

今回よりも以前の話、「第四特異点・ロンドン」にて「魔霧計画」の首謀者でもあった「チャールズ・バベッジ」は「魔術王」の配下へとなった際、全ての数値を把握した。数値が摘出できたのならば、次に来るのは「計算」。

故に、「バベッジ卿」は、万が一”人理焼却式が却下された場合”の計算結果を算出。その結果が 

 

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との事で、「ゲーティア」無き後も未だ人理は脅かされ、人理焼却式が却下されようとも次もまた未来領域が消失する。との事ですが

 

いや、というかそもそも

 

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と、「ダ・ヴィンチ」ちゃんが解説してくれていたように、今回のこの「世紀末の新宿」って、「FGO世界線の人類史」と”離れている”「特異点」なので、第一部の特異点達とは異なり、ぶっちゃけ修正する必要性は無く、多少の揺らぎはあるものの極端な話、ぐだーずさえサルベージできれば、人理的には放置しても問題は無い特異点の筈です。

 

なので、カルデアが存在する世界自体には今回の特異点の影響は及ばされないという話だったと思うのですが、「魔神柱バアル」の登場と「ジェームズ・モリアーティ」の企みによる破滅と、バベッジ卿が算出した「FGO」世界線の「2017年以降の未来が崩壊する」っていう事象自体は関係無くないですか?

 

今回の特異点の人理的な立ち位置を言葉通りに考えたら、「あれ?別に未来崩壊と今回の一件自体に直接の関係はなくない?」って思ったので、「ん?」ってなりました。

 

 

 第四特異点時点で、バベッジ卿が計算結果を算出し、ホームズはそれを知っていたからこそ

 

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第六特異点の時に「もし、魔術王ですら2016年より先が見えていなかったら───」と、魔術王は未来崩壊が見えていたからこその人理焼却だったのではないか。という推測を挙げていた感じですかね。

 

そうだ。それが現代での私の結論だ。

過去を殺したところで未来は喜ぶだけだ。

未来を閉ざしたところで過去は頑強になるだけだ。

 

まぁ、「過去(ゲーティア)」との対決の次は「未来」でしょうし、1.5部は大いなる戦いに繋がる断章なのど、ホームズも現時点で何かを知っているっぽいですから、魔神柱の脅威再来自体も未来領域崩壊と何かあるんでしょうね。

ホームズもまだまだ謎が多いかなと。

 

という事で、「新宿幻霊事件」のシナリオに関しては良かったんですが

 

 

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正直、これは無いなって思いました。

 

犬にチョコレートと玉ねぎって...お前なぁ...

 

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本当、これですよ。

 

うーん、担当ライターは何を思ったのかは知りませんが、笑えないどころか、え、うわぁ...って感じで普通にドン引きしましたし、両方とも殺す気かよとしか思えない選択肢しかないって...いやいや

 

こういった選択肢を組み込むにしても、まぁ先日までBDイベントやってたので、チョコを持っているのは納得できますから、例えばですが

 

・「そういえば、サーヴァント達からの...」

・「ごめん、持ってない」

 

みたいな、普通の選択肢を交えてできたと思うんですが、両方とも犬にとって毒なモノを与える選択肢しかないってキチ...普通の選択肢を組み込めなかったんですかねー。

 

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何か今回のぐだーずって、コロラトゥーラに対して躊躇ったりしてましたが、ナチュラルに犬に玉ねぎやチョコを与えようとしてた時点で「ほーん...犬はええんか」ってなって、あの辺りの葛藤はぶっちゃけ全然共感できなかったですし、まぁあの選択肢は一体何がしたかったんですかねあれ。(というか、今までラフムとか普通に殴ってたのにその感情が芽生えるのは今更過ぎる気が)

 

 あと

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一般市民を見殺しにするところとか、目の前で四体のサーヴァントが葬られたのを見ても「魔術王(ゲーティア)」に突っ張ったあのぐだーずとは思えないほど、今回の新宿のぐだーずは何か消極的で、らしくないな。っていうか、何か違和感あるんですよね。本当に同一人物ですかこれ?ってレベル。

 

と、動物と一緒に暮らしていた人間として「これは無いわ。」って感じだったので、犬にチョコか玉ねぎを上げる選択肢しかないここだけが、かなり残念だったなと思います。

オルタに怒られた後、ぐだーずから特に反応が無いので、彼/彼女がそれを上げちゃ駄目なモノであるのを知らなかっただけだったのかも不明ですから、ナチュラルに主人公に秘められたサイコ要素ぶち込まれてもこっちは普通にドン引きなので、”普通の”選択肢を組み込む位はしてほしいですねー。

 

とまぁ、こんな感じでクリアしました。 

 

先も言いましたが、個人的に「新宿幻霊事件」は、そもそも期待値低めに構えていたので、予想外に面白かったかなーと。

 

 シャーロック・ホームズとモリアーティ教授が、一時とはいえ、あんな風に仲良くやってるっていうのも中々無い光景ですし、既存のサーヴァント達と(ファントムとBobは微妙でしたが)新規サーヴァント、両者ともシナリオ内で上手く描写がされていたと思うので、皆魅力的だったと思います。

 

オルタの口調とかも含めて、ところどころ「ん?」と思う部分は多々有りましたが、単純に総合的にシナリオとして評価するなら面白かったですね。最後まで賑やかな旅で楽しかったですし、第三特異点・第五特異点位の面白さは有ったかなと。

 

まぁ、ただ話の展開としてはかなり予想しやすかったり、あと新規サーヴァントが結局ニコ生で公開された四体止まりで想定していたよりも少なかったからか、物足りないというか、あっさりしてた感じは否めないですかね。

とはいえ、第一部では敵側だったWオルタ(厳密に言うと、アルトリアは別個体ですが)が此方側で頼もしく、ちゃんとした活躍有りで描写されていたので良かったですね。第四特異点では正直微妙だった作家陣も大活躍でしたし。

 

そういえば、地味にアバンパートで

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協会からカルデアに調査に来る、各学科の魔術師達の名が出ていましたが、名前的には既存キャラとの関係は特に無さそうな魔術師ばっかりですね。

 

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「暗殺」とは、また物騒ですなー。

何かあれですね。ぐだーずは「駅前で募集しているマスター候補に合格した」位のノリできて、「カルデアって何?マスターって何?サーヴァントって何?」レベルの知識で訪れた日に、人類史を救えという大事に巻き込まれて、いざ人理を復元したら暗殺だの何だのっていう恐れまで有り得るは、活躍は虚偽の操作で記録上としては変更されたりと、滅茶苦茶カオスですよね。

それでもあのメンタルの強さなので、流石は型月の逸般人という感じですな。

 

さて、そんな今回の「亜種特異点Ⅰ」のMVP

 

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 「カヴァスⅡ世」

 

兎に角、私は今回の特異点でこのカヴァスⅡ世とオルタの主従関係が微笑ましくて好きでした。

オルタもカヴァスⅡ世も可愛かったですねー。

 

あと、何より「ヘシアン・ロボ」攻略に自ら進言したり、ロボがボロボロになった後もロボを追いかけたりとカッコよかったですし、「燕青」の偽装も警戒していたりと、中々抜け目ない一面も。

オルタも最後はマスターではなく、カヴァスⅡ世のもとへと向かったりと、この主従関係は何とも言えない美しさを感じますね。

 

実際、今までの特異点で当時の人間や小さい子供などは居たものの、動物と供にするという展開は今回が初でしたが、個人的癒しポイントとしてもカヴァスⅡ世に関しては、かなり高評価です。

 

 

 あぁ、あと一つ重要な事言い忘れていましたが。個人的に今回の特異点で一番吃驚した点。

 

 

ま さ か の C M 詐 欺 じ ゃ な か っ た 。

 

FGO...CM詐欺...鮮花...橙子s...ウッ...(n回目発作)

 

 

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「どうせ、バイク乗ってるオルタもシナリオだと、ずっと鎧姿なんやろ(悟り)」って思ってましたが、いざ解禁されたら「なん..だと..」ってなった具合には、まさかの私服ビジュアルできて驚きました。

 

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然し、良いですね私服オルタ...

マイルームだけでも、私服ver.に変更可能になったりしないもんですかねー。

 

 

もうそろそろ初公開から一年経つ、第五特異点の告知CMで「セイバー・ディルムッド」を見せてくれたあのFGOがまさか、CM通りで来るとは...というのが驚きでしたね。

 

 

そんな訳で、カヴァスⅡ世の身に何事もなく「新宿幻霊事件」、無事解決して良かったです。

 

以上で終わります。では、さようなら。