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【FGO】人理復元の旅(第一部)完結 ───2017年へ③

 続き(最後)

 

 http://kishinox.hatenablog.com/entry/2017/03/05/171151←① 感想

http://kishinox.hatenablog.com/entry/2017/03/05/171252←②「死徒二十七祖」「クラス・ビースト」「人類悪」に関して

 

 

さて、かくして第一部は無事に完結しました。


本当にカルデア皆の覚悟や成長があったからこそ、辿り着いた2017年だと思います。

然して、一部を経て未だ解決していない/謎のままのところも有ります。

特異点F A.D.2004 炎上汚染都市冬木」

先日のBDイベントから
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「世間様に忘れられた廃墟」と「今以て救われない戦火の街」

「世間様に忘れられた廃墟」
アンリが言うと、HAにて契約したバゼット共に「四日間の聖杯戦争」を過ごした「エ―デルフェルトフェルトの双子館」が思いつきます。が、然し

アンリがもう一つ挙げた「今以て救われない戦火の街」
これは、やはり「冬木市」である「特異点F」の事でしょうね確実に。
であるならば、「エ―デルフェルトの双子館」は、冬木市内部に在りますので「今以て救われない戦火の街」と同じ場所なので異なるでしょうし、そもそも「FGO」世界のシナリオ自体とは関係ないですから
「世間様に忘れられた廃墟」を指す場所は、やはり人類史から消失した魔術王によって消滅させられた「終局特異点・冠位時間神殿ソロモン」の事であるかと。

という事で、やはり「特異点F」は未だ解決していないナニかが残されていると。

以前、竹箒にて人理復元による特異点の修正で起こる「人理の清算」について語られました

http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html

 

特異点での人理精算
特異点での被害は「その年」ではなく「その年代」になるので、だいたいのプラマイはとれるという目算です。 そもそも人理定礎となる時代の転換期なのでプラスも多ければマイナスも多い、とギルも言っていたじゃろ? 『これはどう見ても突然死にしか処理できない』と『まあぎりぎりで寿命が早まるだけでOK』、そして『その人物が欠けた事で余所の土地からやってきた人が代わりに功績を残す』といった帳尻合わせになります。

え? 一つだけ、それでも済まされない章がある? いやあ、まあ。それはまあ、おいおいと。

と、竹箒でも一つだけ済まされない章があると仄めかしていましたが、まぁ序章でしょうね。

さて、何を以て救われない。とするのか。

事のあらましは2015年初頭、2014年まで「カルデアス」によって「百年先」の人類史は保障されていたが、突如未来領域が消失。
カルデアは、「未来」が消失したのなら、原因は「過去」にある。と、仮定し「2000年」までの人類史を調査。
その結果、西暦2004年。極東の地、日本の冬木市を座標とし、「観測できない領域」を発見。
カルデアはこれを「未来領域消失」の原因と断定し、この異常が観測された位相「空間特異点F」を「冠位指定」の名目のもと、調査ないし修正することで解決を試みる。
作戦名は「First・Order」

そして、諸々の経緯を経て最後のマスター「藤丸立香」が特異点Fへとレイシフトすると、そこは一面火の海、人々は消え去り、残っているのは“すり変わった”聖杯戦争参加者のサーヴァント。というのが序章の状況にして
その惨状から付けられた異名が「炎上汚染都市冬木」と。

先ず、何故冬木市が辺り一帯火の海と化したのか、何に汚染されているのかは語られていませんが、確かにこれは「グガランナ」の存在によって引き起こされた可能性はあり得ると思います。

第七特異点で登場したメソポタミア神話における「女神イシュタル」
が、冬木の第五次聖杯戦争においてアーチャーのマスターたる「遠坂凛」に憑依した神霊。
そして、主神アンから譲り受けた「神造兵装」にして、「人類悪」として顕現した「ティアマト神」に対して対抗可能な「グガランナ」。

今作において、「諸葛孔明」の依り代となった「ロード・エルメロイⅡ世」は、「第五次聖杯戦争」の開催があった異なる世界線から引っ張られてきましたが、凛に関しては「FGO」世界線に存在する「遠坂凛」と。

第七特異点で「疑似サーヴァント」の詳細な召喚方法が明かされました。

先ず、その時代の「依り代」に憑依させ一体化→召喚先の時代に一体化したものを引き寄せるという形。
これが出来たのは「人理焼却」の影響による「特異点化」で、本来一体化している「時間」と「空間」の概念が乖離したことによりウルクの地が他の時代への接触が可能になったから故と。
そうして「疑似サーヴァント・イシュタル」が確立されました。
然し

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当のイシュタル本人はグガランナを紛失したと。

 

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先ず「特異点F」において「爆心地」とされる場所は、「遠坂邸」に当たるので、「イシュタル(遠坂凛)」の成立によって「グガランナ」が現代に落ちた。と、すれば一応は合致します。

そして、マシュ曰く「特異点F」は

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「古代の地球」のような魔力濃度と。
地球の表面上のテクスチャーが人間が過ごす為の適正へと「物理法則」が変化した西暦以降の「現代」において、地球は人工的な魔力である「第五架空要素」で溢れています。
然し、西暦以前。まだ、地球の法則が神々に寄っていた世界、即ち「神代」では、根源から溢れる自然的な魔力「第五真説要素」と呼ばれる「真エーテル」で溢れていました。
この「真エーテル」は

「でもこれは酷い。魔力の密度が濃すぎる。息を吸ったら死んでしまうなんて、これじゃ真空と同じだ。今の時代の人間だと一呼吸で内側から破裂する」

ジン [grain "Ether”]
宇宙塵。惑星としての機能をなくした星にあふれ出したあらゆる有害、計測不能の粒子の総称。人体に有害であるが、ごくまれに人体に特異な変化をもたらす事から(真)エーテルとも呼ばれる。


と、各媒体で言われていますように、西暦以降の人間にとっては「有害」なモノです。

故に炎上「汚染」都市の「汚染」は、神代の紀元前26世紀と現代が接触した際に「真エーテル」が現代へと零れた事を指し、それによって人々が消えた。と、すれば納得はいきますね。
「炎上」した理由が「グガランナ」によるものか、あるいは「グガランナ」に対しての「約束された勝利の剣」が引き起こしたのか不明ですが、そうであれば納得はいくので、十分あり得るとは思います。

ただ、「神造兵装」である「グガランナ」や「真エーテル」が全ての元凶なら、それらは現代の物理法則において「あり得ないモノ」ですから、第六特異点や第七特異点の様に「ノーカン」にならないのか?と、疑問なんですよね。
「それだけでは済まされない」と、言っているだけに単純に「グガランナ」や「真エーテル」による汚染/破壊が問題という訳ではなさそうかなと。

そもそも、グガランナか真エーテルエクスカリバーによる被害だとしても、人が消えたっていってもアニメ版だと居るんですよね...(石化されてますが)

何を以て救われない。とするのか。
「オルガマリー所長」や「アルトリア・ペンドラゴン」曰く
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本来発生した聖杯戦争では、町に破壊は齎されず終わった。
然し、「特異点F」では町は無残にも破壊され、炎は十年や二十年経っても治まらない。つまりは、人類史復元後、本来の歴史とは異なる状態に変貌したままの事を「救われない」と、指すのでしょうか。

うーん、然し、一応ゲーティアの企みを防いだ事で、通常の時間軸にも戻っていますし、2017年時点の冬木の現状がどうなっているかは不明ですが、一応他の特異点同様定礎復元した。という扱いですし。

個人的に気なっているのが

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特異点Fの終わり方は、なんとも妙というか、他の特異点は原因となるモノを排斥するとこうスゥッ...という感じ(意味不明)で、正に修正されていく終わり方って感じですが、特異点Fは何故か大空洞が崩壊して終わるのが何か違和感ありますね。

あと
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特異点Fは、他の特異点の様に「修正」されたというような表現ではなく、「消滅」したという扱いなのも気になります。

何故って

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「冠位時間神殿」も「消滅」したという扱いなので。まぁ、特異点Fは定礎復元後も行くことは可能なので、本当に「消滅した」という訳ではないですが。
ただ、この二つをアンリが同時に引き合いに出すのは、何か意味があるような気がします。消滅した...

特異点F」を目にした「ロード・エルメロイⅡ世」や「アルトリア」曰く
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という事を言っていたりします。
ですが、FGO世界線における冬木の聖杯戦争は、「事件簿」で確定となりましたが「2004年が一回目」。なので、「五度目の聖杯戦争が完遂された」という推測は、そもそもの前提条件からして異なるので、全くの的外れな推測です。
キャスニキの「シャドウサーヴァント」は、「黒い泥に汚染された」という発言も、FGO世界線の冬木の大聖杯は汚染すらされていないので、間違っているはずです。

が、然し、私は彼/彼女らの推測、感は”当たっているんじゃないか”と、考えています。
つまり、「特異点F」は「第五次聖杯戦争が完遂された後と同じ状況」「聖杯による魔術的災害ではない」「黒い泥の干渉があった」「成功させてはいけない儀式を成功させた」と。

正史よりの世界で「第五次聖杯戦争」が完遂された場合、冬木の大聖杯は汚染されているので数十億の人口を呪う悪性が零れ落ちる...それと同じ状況...レフの聖杯とは異なる...
と、なると、「特異点F」には「この世すべての悪(汚染聖杯)」が何らかの形で干渉した。のでしょうかね。

ぐだーずが介入する前の段階で、やはりナニかがあったのではないかなと思います。特異点Fでレフが起こした行動は何だったのか。

特異点Fの「F」は何を指すのか。
F...FINAL...終局のⅦ...この世すべての悪は人類悪の一つ...
ビーストのナンバリングを現わしていたりしないもんですかねー。

あとは、カルデアの施設名でもある「Finis」位ですかね。(意味合いとしてはファイナルとほぼ同じですけど)

特異点Fとあの世界の冬木の聖杯戦争は本当に謎ですね。

そもそも、人類史焼却のためのターニングポイントとして、独立戦争百年戦争、十字軍遠征、神との決別etcの人類史にとって重要な分岐点の数々に比べたらここだけ浮いてますし

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第四特異点の時は、各々の人理定礎破壊遂行者達の中で存在をスル―されましたし、ゲーティアのマテリアル的にも、七つの特異点(第一~第七)を起爆したのと特異点Fは関係ない(含まれていない)ような?(バビロニアが人類史の強度を0にした、原初の人理定礎破壊ポイントなので、バビロニアは土台でこれを除き、第六特異点特異点F=七つの特異点という意味なら、序章入れて七つのという意味合かもしれませんが)

そもそも、セイバーオルタは「特異点F」を維持しようとしていたんですよね。
第二特異点のセプテムでは、「神祖ロムルス」含めた敵陣営誰しもが「破壊」を望んでいなかったから、「レフ・ライノ―ル」「アルテラ」の介入が必要でしたが
オルタは維持しようと試み、エミヤもオルタを守護する側であり続けたと。
確かに終わる筈の「聖杯戦争」が終わらないまま永遠と続くor「キャスターが敗北」すれば、あの年代の人理定礎は壊れてしまうと思いますが、うーん謎ですね。

オルタも未だ謎な部分がありますが
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結局、この「変わらない結末」って、FGO世界線で発生した冬木の聖杯戦争の事を言ってた感じなんでしょうかね。キャスターが勝利した結果があの世界の今に繋がったわけですし。
然し、「どう運命が変わろうと私一人では同じ結末を迎える」ですか...私一人...マスターが居ない事を指しているのか或いは。

また、キャスター/クー・フ―リン曰く
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セイバーオルタに倒された「シャドウサーヴァント」達は、“何かを探し始めた”とのことで、そのひとつには「キャスニキ」が含まれているとの事。
これは、彼を倒さなければ「聖杯戦争終結しない」から。
然し、それ以外にも”何か”「探し物」を求めていると。

このシャドウ鯖達の「探し物」なんですが、私は「ソロモン王の失われた指輪」だったのではないかなと思っています。

生前、魔術王ソロモンは「何となく」で、「十の指輪」の内「一つ」を未来へと送りました。
そして、これを発見したのが「マリスビリー前所長」であり、これを用いて彼は2004年の冬木の聖杯戦争で「魔術王ソロモン」を召喚しました。その後の経緯は不明ですが、魔術王が「人間」として新生した「ロマニ・アーキマン」が、終局特異点崩壊までこの「指輪」を嵌め続け所有していました。

故に

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魔術王の体を得た「ゲーティア」には、十の内「9つの指輪」のみの保有で一つ欠けていました。

また、「ネロ・ブライド」こと「嫁王」の幕間は、「序章」が舞台で、シャドウサーヴァント達との連戦に成ります。この時のシャドウ鯖は全てゲーム版Ver.の「特異点F」の面子と同じです(「セイバーオルタ」「エミヤ」「武蔵坊弁慶」「メドゥーサ」「クー・フ―リン」「ヘラクレス」「ハサン・サッバーハ」)
そして、戦闘終了後の会話で

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何故か彼らは「指輪」を所持しているとの事です。

「レフ・ライノ―ル」と「マリスビリー・アニムスフィア」は、カルデアスが完成する以前からの知り合いです(1999年に彼が技術提供しているので)
「マリスビリー」は、カルデアスを完成する事でレフのシバも「過去」の光を拾えるようになるといい、結果的に彼が勝利し「富」を得た事でカルデアの施設が机上の空論から実現可能なモノへと変化しました。

確かに「ゲーティア」と「フラウロス」は、「魔術王ソロモン」が「人間」になっていた事は知りませんでしたが、レフが聖杯戦争以前からマリスビリーと知り合いであり、彼の思想を知っているなら、カルデアスが完成するに至ったファクターである「聖杯戦争」に参加して勝利した事。
また、その際に召喚したサーヴァント或いは「触媒」位知っていたのではないかなと思います流石に。

なので、ゲーティアが覚醒した際に「指輪が一つ足りない」から、それを発掘した人物が関する/召喚されたであろう2004年冬木にて、シャドウサーヴァントを用いて「指輪」を探させたのでは。実際は、見つかる事もなかったわけですが。
嫁王の幕間で彼らが持っていたのは「玩具」の指輪でしたが、まぁあれだけ町が壊滅状態なら住民が所持していた普通の指輪なんてボロボロ転がっていたでしょうし。

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また、フラウロスはゲーティアから「使い」として行動していたが、追い返された。というのも、指輪を発見できなかったからではないかなと。
そもそも、「特異点」の発生自体は、予めゲーティアが各時代に「聖杯」が発生するように遺したとされますし、セプテムだけは人理定礎の破壊の為に介入する必要があったので例外でしたが、他の特異点では当時の人物たちによって勝手に歪みが発生しているので、特異点の生成自体にレフは必要ありませんから、その為の使いではないはずです。
となると、指輪の探索に使わされていたのではないかなと。

現状、人理焼却に関わりのあるアイテムの中で「探し物」と言ったら「ソロモンの指環」位しか思いつかなかったので、指輪かなと思っていますが、実際は何なんでしょうね。

特異点F」もですが、あの世界の「冬木の聖杯戦争」が”2004年が一回目”に成っているのも謎ですねー。
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正史における冬木の聖杯戦争の「始まりの御三家」の一人、「マキリ・ゾォルケン」が、本来なら当時(1888年)日本に居る筈が第四特異点となったロンドンに居る。然し、冬木の大聖杯は、同じく「アインツベルン製」。当時、冬木の街に居た魔術師達が考案した。アニメ版では「間桐慎二」と思わしき人物が、2004年時に存在している。
正史では、第三次聖杯戦争まで失敗続きだったのが、この世界では「一回目でも成功で終わっている」etcc...

FGO世界線では、「ズェピア」が未だ現存している以上、少なくとも「15世紀」の時点から、ナニかが全体的に違っていたとは思いますが、この世界の冬木の聖杯戦争の発端/経緯は何が違うのか。そも、語られる時は有るんでしょうかね...

と、冬木も謎が多いですが、「アニムスフィア家」に関しても色々と謎を残したままだな―と。

「事件簿」でも語られていましたが、アニムスフィアにとって「人理の継続」は、恐らく「手段」であって「目的」ではない。と、思われますし

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「マリスビリー・アニムスフィア」は、2004年から「10年後」まで「活動期限」というのも謎です。
そして、そのマリスビリーはタイムリミットである「2014年」を迎える以前、「2012年」に謎の変死を遂げています。
自殺...とも言われていますが

「そんな動機じゃ無理だから。
 おまえは本当に基礎がなってないな。そもそも簡単に自殺できないだろ、魔術師(わたしたち)は」

「あ。......そうでした。魔術刻印がある以上、精神的疾患で自分から命を断つ事は難しいわよね」

「ああ。刻印は恩恵でもあるが、同時に運命を縛る鎖でもある。外的要因で命を落とすならともかく、自分の手で一族の掟を破る事はできない。
  つまり、挫折したから命を断つ、なんてリタイヤは許されない」

 

と、「2015年の時計塔」で、言われている通り「魔術師」は、基本的に「自殺」は出来ないイキモノです。(まぁ、そも中には刻印が無い魔術師もいたりしますが)

「Dr.ロマン」は

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英霊召喚システムを憎んでいたレフによる「他殺」だろう。と、述べていました。
確かに、彼が一番「アニムスフィア」と「カルデア」を憎んでいましたし、「マシュ」と出会ったからこそ、今作では「冠位指定」が全て遂行に至った。と、思いますし、私達が知るカルデア職員の中で、マリスビリーを殺そうとするのはレフしかいません。
然し、彼が「覚醒」し「自覚」したのは「2015年」(だから、未来領域の消失も同年)ですし、その段階(2012年)でレフが殺人を犯すのかなと、少し疑問ではありますね。

また、マリスビリーは冬木の聖杯戦争に参加可能な人材。にも関わらず
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娘のオルガマリ―所長は「マスター適正”だけ”無し」と(魔術師より一般人寄りの龍之介や巽ですらマスターとしての適性は有る)。
それをキャスニキ曰く「呪い」と。

また、「路地裏ナイトメア」のおいては、「シアリム」がアトラスの長に就いてる時点(2005~06年前後?)で
「オルガマリ―は死んだ」「アニムスフィアはもういない」
という扱いになっている(?)のも気になります

また、同じく「路地裏ナイトメア」では、先の年代の所長ことロリガマリーちゃんが「触媒」となって、シアリムが作った「仮想のシオン」に「”ホンモノ”のシオン」が憑依した。という事もしていたりと、序盤に死b...退場する割には、マジで謎が多いです。

「路地裏ナイトメア」や本編での発言的に、オルガマリ―所長も「冠位指定」の対象者だと、以前は思っていましたが、というか今も思っていますが、終局特異点で「冠位指定」の詳細が判明した今、どうでしょうかね。

あと、個人的に

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この時の「オルガマリー所長」の発言が未だに意味不明なんですが、何でレフとの共同制作なんて言い出したんですかね?
オルガマリー所長は、事件簿時点(2003年 11月~12月頃)で「11~12歳」程の年齢ですので、レフの制作した「近未来観測レンズ・シバ」が完成ないしカルデアに提供した「1999年」時点だと、オルガマリー所長は更にロリ、即ち「7歳~8歳」になるんですが、いやいや待てと。
本当に共同研究したのなら天才幼女か?って感じですけど、いやねぇ...?何か引っかかるんですよねここの発言。


あと
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この様に「マリスビリー」は、魔術王が最高位の千里眼で視えていた解釈と異なっていた返答だったのも、まぁ深く考えかもですが、何か気になりますね。

 

マリスビリーに関しては、魔術王から「人類愛」と評価されてますし

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と、アニムスフィア家に関しては明らかに色々と意味深な部分を残しまくっているので、まぁ多分今後掘り下げは有ると思いますが、マリスビリーが目指した思想は一体如何様なものか。

 

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うーん...

あっ...ふーん...

 

「地球だって星の一つでしょ? だいたい私たちの目的は天体そのものじゃない。より深くこの地球を知りたいなら、外堀を埋めるのが近道ってだけで、だったら、その流れとして再演を行うのは───

 

って、事件簿で言ってましたし「再演」と、言われたら「十の指輪の返還」が過りますし、多分何かしらソロモン王と関係ありますよねアニムスフィア。

そもそも、ソロモンが送った「指輪」を、三千年後に発掘したのもマリスビリーですし、まぁ多分ニ部で明らかになる感じですかね。


色々と謎は残っているもの「人理焼却」は阻止され、無事に~第一部完~

...と、思いきや


        「極点へと至る試み」
     「人類史全てを用いた彼方への旅」
     「魔術王を名乗ったモノの計画」
  「逆行運河/創世光年は失敗へと終わった」

   「おめでとう諸君」
   「君たちの尽力によって、人理焼却事件は解決した」
      「成し遂げた試練」
   「勝ち取った日常」
   「人理は揺るぎなく、未来はこの先も続くだろう」

  「だが」
  「君たちには一つ、致命的な見落としがあった」

  「遥かな神代、過去との対決は終わった」
  「であれば、次に現れるものは予想が付くだろう?」

  「これはその大事件の前の、ちょっとした謎解きだ」

  「大いなる戦いの前の、その予兆ともいえる断章だ」  


例えば───
それは『虚構からの企て』


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・「幻霊」・「変化自在の無頼漢」・「犯罪紳士」・「月下の衝突」・「幻影魔人同盟」・「裏切り者(ダブルクロス)」・「魔弾」・「人形の女帝」・「正義の味方(じゃあくなるもの)」・「堕ちる星」


例えば───
それは『空想からの征服』

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・「地底大空洞」・「暴挙と狂乱の英雄」・「女戦士たちの雄叫び」・「桃の芳香」・「煌々たる城塞」・「歪みなき願いの歪み」・「幻想都市」・「黄金の密林」・「無空の天」


例えば───
それは『夢想からの復讐

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・「無と、無限」・「英霊剣豪七騎」・「美しき獣は嗤う」・「エンピレオ」・「プルガトリオ」・「インフェルノ」・「五芒星」・「剣禅一如」・「狂瀾怒濤」・「埋め込まれた宿業」・「一切鏖刹」・「天眼の剣士」



例えば───

それは『迷信からの降臨』

 

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・「魔女裁判」・「最も異端なる魔女」・「逃れられぬ告発」・「大いなる災厄」・「マサチューセッツ州”セイレム”」・「七つの絞首刑」・「魔女狩り」・「西暦1692年」


退廃と愛、偏見と欲望に満ちた四つの欠片

魔術王が残した愛すべき”残り物”───

FGO 1.5章 「Epic of Remnant」 開幕


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という事で、先日解禁されました「亜種特異点Ⅰ 新宿 新宿幻霊事件」を皮切りに開幕となりました「大偉業・人理焼却」の次なる舞台へと繋がる「断章」の1.5部。

 

FGOは第一部を経て「第二部」のその「断章」である「1.5部」が解禁となりましたので、1.5部に関して触れたいと思います。

さて、年末にPVが公開されましたが、まさかの「1.5部」で来たな...という印象でした。

菌糸類:「実のところ、最初の原案では、「FGO」は二部構成でした。もし人気が出れば二年目も......と甘い夢を見ながら世界設定をしたので。Fate/EXTRAの時からこのあたりはなーんにも変わっていません。なので皆さんから応援が続いて、継続することができるのならば、その先の話の構想は有ります。
今は、この先の構想はある、ということだけ言っておきます。」

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201603.html

 


と、今まで「一部」の先の構想は有る。と、言われていましたし、↑のインタビューで「二部構成」だと言っていたので、普通に一部終わったら、じゃあはい二部。っていう感じだと思ったら、「1.5部!?」ってなりましたね(どうでもいい感想)

さて、それは兎も角1.5部「Epic of Remnant」という名の、魔術王が残した愛すべき「残り物」と。

最後の最期まで、やっかいなモノ残しやがったな。って感じですが、全四部構成と。

http://www.typemoon.org/bbb/diary/


以前、竹箒が更新されていた事前予告通り、1.5部は菌糸類担当ではなく、他のライターさんが担当。



さて、1.5部は大いなる戦いの前の断章。
そして、魔神王ゲーティアたる遥かなる過去「神代」との対決は終わった。であれば、次に来るものは───

 

そうだ。それが現代での私の結論だ。
過去を殺したところで未来は喜ぶだけだ。
未来を閉ざしたところで過去は頑強になるだけだ。


「未来」でしょうねと。
例えば、ズェピアやオシリスの砂の様に「未来」の末路を知っているモノとか、「サ―ヴァントユニバース」とかいう意味不明なところから来る刺客とかそんな感じなんですかね二部の敵は、分りませんが。

「神代」の敵が目指したモノが「人理の焼却」なら、「未来」からの刺客は「人理の再編」になるんでしょうか。
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1.5部は2部に繋がる予兆にして断章でもある

 

魔術王が残した愛すべき”残り物”
「退廃」と「愛」、「偏見」と「欲望」の「四つの欠片」
賛美せよ、「神殿の柱たち」神話はここに再現される

あっ...(察し)

と、「新宿幻霊事件」でも明かされましたが、終局特異点の最終決戦で「七十二柱の魔神」の融合体「ゲーティア」は消滅し、各々の「魔神柱」も機能停止したりしましたが
序列一「バアル」序列十六「ゼパル」序列三十七「フェニクス」序列四十「ラウム」の消息だけが不明。

 

という状態なので、神殿から逃れたこの四柱が案の定それぞれの特異点を担当となり、新宿解禁後、残るは「ゼパル」「フェニクス」「ラウム」の三体と。この四体と、序列六十四「フラウロス」が「特使五柱」に値する魔神柱なのかなと思いましたが、どうなんでしょうか。

と言う事で、1.5部の特異点に関してですが「新宿」は既に解禁され(間に合わなかった)た故、別の記事を上げてるので、残りの他の特異点に関して書きます。


 氾濫する幻想都市、悪辣なる理想郷

その地を支配するは、百花乱れる『女』たち───

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・「地底大空洞」・「暴挙と狂乱の英雄」・「女戦士たちの雄叫び」・「桃の芳香」・「煌々たる城塞」・「歪みなき願いの歪み」・「幻想都市」・「黄金の密林」・「無空の天」

 

という事で「亜種特異点アガルタの女」からですね。

 

「アガルタ」というのは、19世紀頃にアジアの何処かに存在しているとされた、「地球空洞説」の一つに数えられる地下都市の名。

所謂オカルトの一つですが、フランスの神秘思想家が記した書物では、「チベット」の「ヒマラヤ山脈」の座標に存在する地下都市。と、されており、また曰く「アガルタ」と、ヒンドゥー教チベット仏教における「理想郷」の一つである「シャンバラ」の座標が同じである為、同一視されており、更に「J・ヒルトン」著「失われた地平線」における「理想郷」、「シャングリラ」もまた「アガルタ」と同じ座標に存在し、「アガルタ」の首都に通じているといわれているとか。

 

ヒマラヤ山脈」というと、一応既存の作品で関係有るのは「Fate/EXTRA」世界線で存在する「モンジ・ガトー」が、月の聖杯戦争開始以前に麗しき真祖の姫君と出会ったのが、何故かヒマラヤ山脈だとされています。が、それくらいですかね(絶対関係無さそう)(無慈悲)

あー、でもFGOマテで実装が示唆されている「殺生院キアラ」を唯一、「こいつヤバイ」って思わせたのがガトーとされているので、対抗馬(?)キャラとして、可能性は0ではないですね。”一応”「The Blue Bird」で、自らを疑似鯖と称してもいますし(とはいえ、あれ映一郎先生脚本ですからなぁ...)

 

 

というのが、「亜種特異点Ⅱ」のタイトルになっている「アガルタ」と呼ばれる地下都市にして理想郷が舞台になるようですね。

 

上記にも書いたように「アガルタ」であり「シャンバラ」であり「シャングリラ」と、複数の存在が同一視されている「理想郷」がテーマでもあると。

 

「アガルタ」「アルカディア」「桃源郷」「常世の国」「ジパング」「エデン」etc...様々な文化圏で、「理想郷」と呼ばれるモノは複数存在しますが

型月世界で「理想郷」といえば、「妖精郷」にして「星の内海」とも呼ばれる「アヴァロン」が真っ先に過りますね。

 

型月世界における「アヴァロン」は、地球という惑星が「人間に適した物理法則」へと変化した後、「妖精」や「幻想種」といった生命体が住処として移行した、「世界の裏側」と呼ばれる位相に位置します。

これは、現在私達が住む為の物理法則が定まった世界のテクスチャーの下に位置しており、「真エーテル」が循環している空間、要は「世界の裏側」とは、かつて神々が君臨していた「神代」と同じです。その「裏側」と私達の住む「表側」が繋がらぬように楔として世界に刺されているのが「聖槍ロンゴミニアド」であるとされています。

 

と、「妖精郷」と呼ばれる「アヴァロン」は世界の裏側に位置しているので、キーワードの一つにもある「地下大空洞」の様に、舞台となる(予定)の「アガルタ」も若しかしたら、型月世界的には正に世界の裏側に位置しているのかなーと思ったり。

 

しますが、その「アガルタ」に「黄金の密林」「煌々たる城塞」などのワードが混在して何処が舞台になるというか、キーワードからしてカオスな匂いしかしないですね...

 

「百花乱れる『女』たち」「女戦士たちの雄叫び」といったワードから、女性の英霊がメインとなりそうではありますが(新宿の例を見るに、アガルタは女性鯖の絆ボーナス付与になるんでしょうかね)、「女戦士たち」は「アマゾネス」か「ワルキューレ」を指す感じでしょうか。

 

タイトルにもなっている「アガルタ伝説」の発端となったされる、「ルイ・ジャコリオ」著作の書物に記された「太陽の都市アスガルド」の様で、この「アスガルド」という名称は、北欧神話における、神々のすむ所を意味する「アースガルド」と類似しているともいわれているので、ならば「女戦士」は「ワルキューレ」かもしれないですね。

であれば、「ワルキューレ」の中から新規で誰か、既存からは「ブリュンヒルデ」、「ブリュンヒルデ」を取り込んだ「パッションリップ」や彼の魔剣「グラム」を扱う「シグルド」も一応登場候補ですかね。

 

まぁ、ワルキューレは女神系列の存在なので、召喚できるかどうかというところもありますが、そもそも「ブリュンヒルデ」も本来サーヴァントとして召喚することは不可能ですが、普通に現界している(蒼銀では、オーディンの介入による抑止力としての召喚)ので、問題はなさそうかなと(分霊とはいえ、ケツァルコアトル神が鯖化してる時点で、もう何でも有りだと思いますし)

 

ワルキューレ関連なら「煌々たる城塞」って、若しかしたら「ヴァルハラ」の事ですかね?

 

それか、「黄金の密林」というワード、これを指すのが「黄金郷」と呼ばれる「エル・ドラード」でしょうか?

「エル・ドラード」も「理想郷」の様な場所とされ、これも噂になったものの結局見つからずという伝説の国で、この「エル・ドラード」は「アマゾンの奥地」あるとされていた様なので、「黄金の密林」がエル・ドラードを指すなら、「女戦士」はアマゾン川の語源にもなった、アマゾンの地に住んでいたとされる「アマゾネス」の方かもしれませんね。

「アマゾネス」なら、既存のサーヴァントだと、かつてヘラクレスに殺された「Fake」でライダーとして現界している「ヒッポリュテ」、彼女と血縁関係の有る「アンティオペ―」「ペンテシレイア」姉妹に、彼女らの母に当たる「オトレーレー」etcギリシャ神話におけるアマゾネスの女王辺りが候補でしょうか。

 

現時点でもFGOには、アマゾネスのNPCが存在しているのも有るので、ぶっちゃけ「ワルキューレ」より「アマゾネス」っぽい様な気はしますが、でも「Fake」勢はそも”何巻で終わるか分らない”のもありますし、最近顔見せたばかりの「ヒッポリュテ」の実装自体は、怪しい気がしますねー。

 

また「アガルタ(=シャンバラ)」は、アジア圏という事もあり、インドも含まれるので、既存で有れば「アルジュナ」や「カルナ」「ラーマ」の二大叙事詩英傑は...男性鯖なのでどうでしょうという感じは有りますが、候補としては未実装状態且つ女性の「シータ」ですかね。

あと、実装を仄めかされている..訳ではないですが、何かと不穏な示唆をされている「クリシュナ」が若しかしたら...って感じですかね。

 

また、アガルタが位置するとされるヒマラヤ山脈の有るチベットは、中国圏内なので、「李書文先生」...も男なので微妙ですが、何故かFGOでは本来ランサーなら晩年の姿で召喚される筈が、若い状態で召喚され、既存のアサシンは何処いったんやって感じなので、ワンチャンアサシン書文先生無いですかね。

あと、中華圏内でいえば「三蔵法師」と未実装の「ナタ太子」と、実装を仄めかされている黄飛鴻」..の武術系英霊はまた別で実装な気がするので、多分無いとは思いますが一応。

 

キーワードの一つ「桃の芳香」は、多分「西王母」ですかね?

西遊記」でも「西王母」自身が生誕を祝う「蟠桃会」を開いているので、三蔵法師が登場するならそれ繋がりで有りそうかなーって気がしますね。

あとは、「イザナギ神」なども「桃」と縁のある伝承が有りますが、まぁでも、該当するなら「西王母」っぽい気はしますね。

 

「新宿幻霊事件」が、今年に入ってからの復刻イベントの前フリっぽいところはあったので、多分アガルタ前に天竺復刻するんじゃないかと思いますし、然も天竺イベってさり気無く、シャンバラはゴビ砂漠にあったと述べたとされる「H・P・ブラヴァツキ―夫人」も登場してますしね(アガルタ、というか地底空洞説は神智学者にとっては普遍的なテーマの様ですし)

 

と、関係有りそうな英霊や出典元だけでも、相当カオスな感じが有ります、どんな物語になるか全然想像できませんね(新宿も予想できませんでしたが、そもそも「幻霊?」って感じでしたし)

 

シャンバラを記した「ダライラマ14世」も候補といえば候補ですが、うーん...微妙ですね。

 

やっぱり、女性の英霊がメインになると思うので、男性鯖の登場は微妙な気がし...と、思いましたが、そういえば新宿はアンデルセンシェイクスピアが一応居ましたね...

 

単に、女傑というなら「ヘルヴォール」や「徴姉妹」、「ゼノビア」といった偉人はいますが、はてそもそもどういった物語になるかが見えない。

 

・「暴挙と狂乱の英雄」「無空の天」「歪みなき願いの歪み」

 

この三つのワードが、具体的に何を指すのか分らないですね。

暴挙と狂乱...バーサーカーかな?って感じですが、女性で狂乱と言われても、「狂女王フアナ」しか思いつかないんですが、絶対違いますしね...よもや、モンジ・ガトー...ナイナイ

 

「無空の天」ってまんま空が無いから地下空洞の事を指してるんですかね?でも、それだと「地下大空洞」と被ってるような。

 

あと、恐らくアガルタに登場するであろうキービジュの左上の女性鯖誰なんでしょうね?

ファラオというかエジプトっぽい風貌ですが、うーんアガルタとさほど関係無いから、多分違う国の出典っぽいですけど、まぁ分んないですね(思考放棄)

エジプト関係で女性というと、そういえばネフェルタリは鯖化しないんですかね。

 

セミ様欲しいので、アガルタ出そうといえば出そうですけど、多分アポクリコラボの方かなーと思っているので、個人的には期待してないです。

 

 

  悪鬼羅刹の七騎が嘲笑う

───見よ、血染めの月が太陽を食い尽す

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 ・「無と、無限」・「英霊剣豪七騎」・「美しき獣は嗤う」・「エンピレオ」・「プルガトリオ」・「インフェルノ」・「五芒星」・「剣禅一如」・「狂瀾怒濤」・「埋め込まれた宿業」・「一切鏖刹」・「天眼の剣士」

と、次は「亜種特異点Ⅲ 英霊剣豪七番勝負」ですね。

 

またもや、日本が舞台になりそうな特異点ですね。

 

タイトルとキーワードにもなっている「英霊剣豪七騎」と、「剣豪」に値する英霊七騎が登場するみたいですね。

 

取り敢えず「宮本武蔵」と「佐々木小次郎」の二人は登場するでしょうね(なお、両者とも接点が無いという)

あと、既存鯖で未実装のJKセイバーこと「鈴鹿御前」は、やhりここで実装ですかねー。アルターエゴと違って、別に登場するステージは何処でもいいでしょうし、Fox tailも話数はそれなりに進んでますし。

 

個人的に「剣豪」と、言われると、やっぱり「足利義輝」「上泉信綱」「塚原卜伝」「荒木又右衛門」「柳生十兵衛」辺りならパッと思いつきますねー。

新撰組も確かに剣豪揃いですけど...いやー...どうですかね...いやほら、あの経験知先生的なアレがホラねぇ..?

 

岡田以蔵も剣豪の類ですけど、いや何かコハエース鯖(に類する英雄)とか、「イベント通さなくて出るのか...?」っていう疑念が有るので、何か出ないんじゃないかって思っちゃってます。

 

まぁでも、一応既存から「沖田総司」「岡田以蔵」「坂本龍馬」「森長可」も候補ですかね。

 

キーワードの一つ「剣禅一如」は「剣禅一致」とも呼ばれるらしく、この概念を内包した兵法思想を確立したのが「柳生宗矩」とされているので

 

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多分、このおっさんが「柳生宗矩」ですかね。

 

 「無と、無限」の「無」と「天眼の剣士」は「宮本武蔵」でしょうが、対する

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「無限」の域に達し、武蔵最大の好敵手たる剣士は普通に小次郎ですかね。

「エミヤ」が、「悪くない」と評価している妖刀村正を作り上げた、刀工「千子村正」=「衛宮士郎」の疑似鯖なりだとしても、確かに「無限」には該当しますが、剣士という感じじゃないですしなぁ。

まぁ、小次郎自身も

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こう言ってますし、型月世界の両者は完全に接点無しとはいえ「宮本武蔵」の好敵手が「千子村正」っていうのも変な話ですし、普通に小次郎でしょうかね。

 

日本(系譜の鯖メイン)が舞台なのを考えると、キーワード「五芒星」は、陰陽師の「安倍晴明」ですかね。

鈴鹿御前」も出そうですで、「玉藻の前」と「源頼光」も出そうですかね。

 

キーワードの中で「エンピレオ」・「プルガトリオ」・「インフェルノ

が気になりますね。舞台がモロに和風っぽいところで、何故にキリスト要素が絡むのか。

インフェルノ」は「地獄」を意味し、「プルガトリオ」は「地獄」と「天国」の狭間、「煉獄」を意味し。「エンピレオ」は「ダンテ・アリギエーリ」が表現した「天国」の構想、「第一天」~「第十天」までが天国界に存在し、その最後の「第十天」たる「至高天」を意味すると。

 

「至高天(エンピレオ)」はダンテの「神曲」の最終的に到達する場所にして、「地獄(インフェルノ)」「煉獄(プルガトリオ)」は、そこに至るまでに「ダンテ」が通過した場所です。

が、何でキーワードになってるんでしょうか...

 

「ダンテ」や「ウェルギリウス」、「ベアトリーチェ」が登場するんですかね。

まぁでも、絶対そんな単純な意味ではなさそうですが...

 

神曲」は、現状サーヴァント化した英霊だけでも「クレオパトラ」「セミラミス」「イスカンダル」「ダビデ」「アキレウス」「ケイローン」「トリスタン」辺りが作品内で登場しますが、うーん、彼らが登場するとかでしょうか。いや、でも剣豪関係無さ過ぎ問題。

あと一応、「天国篇」で名前だけですが「シャルルマーニュ十二勇士」の「ローラン」に触れられる描写が確かあったはずなので、それしか繋がりないですが、ローランもそろそろ実装されてもいいかなとは思いますね。

 

神曲」の様に、地獄や煉獄を巡る構成になるという意味なのか何なのか、読めないですね。

 

アガルタもカオスなワードばかり並んでいましたが

 

「美しき獣は嗤う」「狂瀾怒濤」「埋め込まれた宿業」「一切鏖刹」

 

剣豪七番勝負もこの辺りのワードは何を指すか、分らないですね。

 

「宿業」は、どうやら仏教用語の様ですが、何となく「エミヤ【オルタ】」を連想させるようなそうでもないような。

「美しき獣は嗤う」、原罪の獣のナンバリングで「Ⅲ」はまだなのもありますし、ビースト案件ですかね(適当)

 

仏教...「真言立川詠天流」..エミヤ【オルタ】...「魔性菩薩」は「覚者」の敵...「獣」...いやいや流石に。

 

まぁでも、「真言立川詠天流」は「茶枳尼天=大日如来天照大神」と一体となる事を目標とする宗教、つまり「キャス狐」の大本が崇拝対象なので、キャス狐が出そうなこの章も可能性あるんじゃないですかね(適当な発想)

 

「狂瀾怒濤」も「一切鏖刹」も何を指すか...まぁ、新宿もニコ生の公開で、結びつけられたワードが多かったですし、現状の情報だけだと、何ともですね。

 

個人的に気になるのが「───見よ、血染めの月が太陽を喰らい尽す」っていう煽り文有るじゃないですか。

「月」というと、BDでの礼装のイラストもですが、個人的には「佐々木小次郎」を連想させます。

 

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「太陽」は、「宮本武蔵」の戦の信念として「太陽を背にして戦う」というのがある(伝承上の巌流島の戦いでも、この戦法を取ったともされるらしいですし)ので、「太陽」は「武蔵」の方を個人的に連想しますが、これは「小次郎」と「武蔵」の関係をあらわしてるんでしょうかね?

だとしたら「血染め」「喰らい尽す」と、若干不穏な感じが有りますが、「血染めの月」とは一体...MTGかな?

 

この特異点も全然予想がつかないですね。あ、そういえば「続報を待て!」とかいわれて、もうじき一年経とうとしているまま、一向に音沙汰が無い「セイバー・ディルムッド」って、まさかここで実装何ですかね?

というか、そもそも何で第五特異点のCMで出すだけ出したのか意味が分らないですねあれ。

 

剣豪あんまり関係ないですが、今川義元とか井伊直政辺りの武将、サーヴァント化しないですかね。個人的に好きなんですが。

それは、さておき一体どうなるか。

 

 其は罪人なり、七つの縄の結び目なり

異端の地に贖罪を求むるは、悪魔の収穫なり

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・「魔女裁判」・「最も異端なる魔女」・「逃れられぬ告発」・「大いなる災厄」・「マサチューセッツ州”セイレム”」・「七つの絞首刑」・「魔女狩り」・「西暦1692年」

 

最後は、「亜種特異点異端なるセイレム」ですね。

 

型月で魔女と言ったら「メディア」と「六人姉妹」辺りですが、タイトルとキーワードの占め様に、舞台は恐らく西暦1962年、当時「魔女狩り」という風潮が色濃く残っていた中でも、アメリカ史上最大規模の黒歴史「セイレム魔女裁判

 

になると思われますが、まー他の特異天と違って殆どのワードがセイレム魔女裁判に固まっている以上、登場候補はこの一件に関する人物ばかりに注目するしかないですね。(ティチューバやベティ(エリザベス)、サラ・グッド、サラ・オズボーン、マーサー・コーリー、プロクター夫妻etc)

 

ただ、その中で「ジル・ド・レェ(キャスター)」の「FGOマテリアル」の頁の因縁台詞にて

 

アビゲイル

なんと......これは、深淵の匂いがいたしますぞ......!

 

という記載があるので、セイレム魔女裁判の元凶「アビゲイル・ウィリアムス」がメインになるのは確実でしょうね。

ただ、ジルとセイレム魔女裁判は年代も国も違いますが...

 

マサチューセッツ州セイレムは、「H・P・ラヴクラフト」から発した創作神話「クトゥルフ神話」において、セイレムから北方向八キロ先に位置する人口二万程の町「アーカム」という架空の町が存在するとされ、1692年にセイレムで発生した「魔女狩り」はアーカムにも影響が及んだとされます。

 

そして、ジルが扱う宝具「螺湮城教本」。これは、海魔系の使い魔を召喚ないし使役するモノですが、螺湮城は中国語で「ルルイエ」を意味する故、ジルの宝具は「クトゥルフ神話」における「ルルイエ異本」と呼ばれる魔道書であり、本来魔術師ではない元帥ジル・ド・レェを黒魔術へと落とすきっかけとなったこの本を翻訳ないし、ジルにこの魔道書のコピーを授けたのが「Fake」でもマスター兼キャスターのサーヴァントとして登場している「フランソワ・プレラーティ」と、されており、「螺湮教本」が真の力を発揮した際に顕れる「大海魔」は「異界の邪神」と表現されています。

 

なので、本来接点がないジルが「アビゲイル」に対して、因縁台詞が有るという事は「クトゥルフ神話」関係を合わせたシナリオになるでしょうね。

 

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BDの時もこの様にいってましたし、確実にクトゥルフが関わるんでしょうね。

 

また、型月世界における「クトゥルフ神話」がどのような扱いになっているかは詳細には語られた事は有りませんが

 

■真性悪魔【事柄】 

EXTRA世界にあっても、悪魔の概念は人類にとって最大の障害として扱われる。

神が全知全能であるのなら、悪魔は人知無能の存在。

手の届く範囲にありながら決して理解できない淵だ。

 

stay nightにおいて悪魔は偽物しか存在せず、

本物───受肉した悪魔に人間は太刀打ちできないとされる。

(※受肉した悪魔を退散させた例は一件のみ記録されているが、それはまた別の話)

 

悪魔、魔人化、と銘打ってはいるが、その在り方は異なる文明圏、異なる惑星に住まう高次元生命体と変わらない。なにしろこの認識宇宙における

『人』ではなくなったのだから。

その在り方は、二十世紀に流行した、とある創作神話における邪神の在り方に近い。

 

と、されているように、クトゥルフ神話の神々は、人々の想念によって個体名を被る”偽物の”悪魔とは異なる、人々が名づける前から「魔」であったモノ、「受肉した魔」、などが当てはまる存在、即ち「真性悪魔」の在り方と近いと、されています。

 

今まで「真性悪魔」と呼ばれたのは、「随喜自在第三外法快楽天」こと「魔人」状態の「殺生院キアラ」と、「真性悪魔」そのものであるのかは不明ですが「真性悪魔ニアダーク」の異名(の魔剣)を持つとされる、死徒二十七祖第六位「黒騎士/リィゾ=バール・シュトラウト」、「埋葬機関No.6」に該当する「ミスターダウン&相棒」が祓ったとされる、”成体となった”悪魔憑きなど。

また、「FGO」においても、マルタさんやニコテスの幕間で

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Dr.ロマンの言うとおり不明ですが、真性悪魔である可能性の魔が登場します(この際登場するのは、心臓を落とすあのデーモン)

 

そして、「魔術王ソロモン」が、かつて支配下に置き使役した「七十二柱の魔神」及び「魔神王・ゲーティア」もまた「悪魔」の存在です。そして、「七十二柱の魔神」は

 

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ゲーティア」曰く、「受肉し新生した」と、されているので「受肉した魔」であるため、彼らも「真性悪魔」に類すると。

 

「ルルイエ異本」を有するジルがセイレムに関わる。クトゥルフ神話の神々の在り方は「真性悪魔」に近い。「七十二柱の魔神」は「受肉した悪魔」となると...

 

という事で、その上で生き残った四つの欠片のセイレムを担当する一柱が、どの様な立ち位置に就いてるのかが気になるところですよね。

 

とまぁ、そういう事で恐らく「異端なるセイレム」は、単純に「セイラム魔女裁判」だけを題材にするのではなく、クトゥルフ要素が入り混じったシナリオになるでしょうね。

 

クトゥルフの神々は「旧支配者」として、かつて地球を支配していた。という設定の架空の神々ですが、先述の様に「真性悪魔」は、「異なる文明/惑星圏」の生命体(高次元の生命体)と同じ。と、されていますので、型月世界的に彼の神々はどういう扱いになっているのか興味深いです。

 

なにせ、FGO以前から「他天体の生命体」にして「支配者」的な「王」に君する存在としては、「朱い月」を筆頭に、各太陽系惑星最強種「アルテミット・ワン」、「神代」に日本に飛来した「ORT」などが居ましすし、最近では「捕食遊星ヴェルバーⅠ~Ⅲ」に、南米の神話系統の神々(「ケツァルコアトル神」)、「オリュンポス十二神(の原型の神々)」etc...滅茶苦茶他天体からの訪問者多いのが判明してますからねー...

更に、ガチ宇宙人疑惑のある「ピクト人」や、オカルトおばさん分野の学説的には的には「サナト・クマラ」も他天体から来たとされますし、地球に飛来しすぎィ!

 

まぁ、でも実際問題、そこまで詳細には語られていない「真性悪魔」の詳細も更に判明しそうですし、創作神話。とは、されているもの実際どのような扱いなっているか。

「H・P・ラヴクラフト」本人も気になりますよね。「ソロモン」「宮本武蔵」と、ひむてんの最強偉人コーナーで登場した鯖、数体ガチで鯖化してますし、ラヴクラフト本人が来てもええんや。

 

「ルルイエ異本」を翻訳ないし、ジルに上げたのは「フランソワ・プレラーティ」ですが、「ヒッポリュテ」と同じく、「Fake」の展開がまだありますし、この間顔見せたばっかだから、実装は無さそうかなって思います。

 

ジャンヌ・ダルク」が。受けたのは「魔女裁判」ではなく、あくまで「異端審問」ですが、アポクリで「シロウ・コトミネ」から「魔女」」呼ばわりされてもいるので、一応登場候補ですかね(とはいえ、新宿で邪ンヌ出たのもあるので、出なさそうですけどね)

 

キーワードの大半が「セイラム魔女裁判」に寄りまくっているので、広げようもないんですが「七つの絞首刑」が引っかかりますよね。

史実における、この一連の冤罪事件は最終的に「19人」が絞首刑となっているので、七人となっているは何かしら意味がありそうですね。

 

「大いなる災厄」「迷信からの降臨」も不穏なワードですね。

「魔女(或いは、悪魔の方ですかね)」という人々の迷信から、本当にそれが降臨してしまったという意味ですかね。

 

当時の尋問で、ティチューバがブードゥー教の黒魔術の類を用いて悪魔を降臨させたと自白させたとされちますが、型月世界的にはどうなっているのか気になりますね。

 

 

という事で、今後の1.5部に関してでした。

 

個人的には、小次郎が活躍するのはみたいですが、正直「英霊剣豪七番勝負」はあんまり話として面白そうな匂いがしないので、「アガルタの女」と「異端なるセイレム」が設定的にも気になる感じです。

ただ、「アガルタ」の方は、何か色んな要素詰め込み過ぎて、ゴチャゴチャしてそうなは大丈夫かなって気もしますね。

 

第七特異点で、日本が割と重要な土地と時代を担ってたっぽい示唆はされていたので、「安倍晴明(仮)」は楽しみなんですけどねー。

 

まぁ、でも結局2部がまだ控えてますし、新宿が大してサーヴァントの追加が無かったので、他の章もそんなに追加無いかもしれませんね。

 

では。

【FGO】人理復元の旅(第一部)完結 ───2017年へ②

続き

 

http://kishinox.hatenablog.com/entry/2017/03/05/171151←① 感想

http://kishinox.hatenablog.com/entry/2017/03/05/171328←③「特異点F」「1.5部」に関して

 

そんな中で、もう一体...

 

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ファーwwwwww読めるかこんなんwwwwwwwww

 

いやー...マジでビビりましたよねー...

先述で、私は「いや、マシュが見たかった外の世界を見つめて終わるの感動したわ」「ロマンの覚悟ね...」と、勿論感動はしましたが

初見時のあの日。正にクリスマスがゲーティアの命日でしたね。

は?え、何?お前何言ってんの???ってなって、マジで全然後半パートのやり取りが頭に入ってきませんでした...

 

マジで膨張抜きにえ、プラ...?は?what?Why?えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー???ってなりましたよ。リアルに。

然も、”比較”の理を持つ「第四の獣」でもあったと。つまり、ぐだーズとマシュ(カルデア)は一部だけで三体もの「ビースト」を倒したと。

 そして、「第四の獣」とは、それ即ち...ですが、そこは後述します。

 

最後の最後で、2016年史上最大の衝撃的な爆弾を落としてきやがりましたが、取り敢えず14節でのマシュとのやり取りを先ず振り返ります。

 

ゲーティアの発動した第三宝具「誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの」に対する防御として「いまは遥か理想の城」による防御で防いだマシュ。

「精神」の防御にして「対悪宝具」のロード・キャメロットでぐだーズを守れたが、然し自らの消滅を代償とした。

故に、マシュは一度本当に「死」を迎えました。

 

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然し、消滅後フォウくんが目の前に現れ、マシュを「蘇生」させると。

このフォウくんが言っている「死者の蘇生」と「魔法」の関係、そして”完全な”死者の蘇生に関しては、今迄「魔法使いの夜」や「hollow ataraxia」等で、永らく断片的に語られてきた事象でも有りますが...少し、脱線してしまうので、そこは兎も角

まさか、フォウくん(プライミッツ)が”完全な”死者の蘇生を可能とする事が可能だったとは...

「運命力の譲渡」というのが、具体的にどういった事なのか(生命力とはまた別何でしょうかね)はよく分からないので、んんwwwヤォウくんwwwとしか過らないんですが

 

若しかしたらですが、この”完全な”死者蘇生は

月姫」の表√にて、「遠野志貴」が「アルクェイド・ブリュンスタッド」を「十七分割」し、一度”殺した”ものの後に「蘇生」した(例えとして、十の力の内五を失った。と、されている)のと、同じ感じなのかもしれませんね。

月姫本編でも

 

「あの姫君でさえ、蘇生するのに八百年の歳月を引き換えにするしかなかった。」

 

 と、説明されていますが、アルクも具体的に何をどうやった結果蘇生したのか(力を使ったとしか言われていない)、”完全な”死者の蘇生に分類されるのかも不明ではありますが、フォウくんが「数百年貯め込んだ魔力(知性&特性)」を代償としての”完全な”蘇生であり、上記の様にロアの言う通りならアルクェイドも「八百年」という歳月を引き換えに蘇生した様ですので、原理は同じなのかな?と、思いました。

 

「真祖」であるアルクェイドと同じく、「プライミッツ・マーダー」=「ガイアの怪物」としての側面も持つフォウくんもガイア側ですし、別におかしくは無いかなと(星からのバックアップを受けれる生命体のみが持つのか、或いはまた異なるのかは分かりませんが)

 

元来、「魔法ですら叶えていない」”完全な”死者の蘇生をフォウくんもといプライミッツが行使可能な能力(然も他人に適用可能という)なのが判明しましたが、正直詳細がもうちょっと欲しいですね。

 

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そして、明かされたフォウくんの真なる正体。

マーリンの使い魔にして、実際のアーサー王伝説伝承群のも登場する「キャスパリーグ」であるというのは、第五特異点時点でほぼ確定では有りましたが

本来の姿は、死徒二十七祖に名を連ねる霊長の殺害者「プライミッツ・マーダー」とも呼ばれる側面を持ち合わせ

然して、”比較”の理を有する七つの原罪の獣の一角たる「第四の獣」でもあった。

 

「第四の獣」...

其は、新約聖書にて記された「十二使徒ヨハネ」と同じく「ヨハネ」を名乗る者が神々によって見た、この世の終末を描いた聖典ヨハネの黙示録

その第十二章から登場する、災厄の獣。

聖書における完全数「7」に対し、不完全数とされる「6」を三つ連ねた悪魔の数字「666」を象徴する七つの頭と十の角を持つ獣の名...即ち「旧Fate」を基にした「Fate/Prototype」にて召喚される「ビースト」と同じ名。

プロト宇宙の第一次聖杯戦争を描いた「蒼銀のフラグメンツ」にて

 

悪の源たる女を背に乗せながら、自分たちを非難し、貶めて、侮辱し続ける世界中の怒れる数多の人々を招き、黄金の渦のただ中にて抱き融かしながら貪り喰らう、人を殺す権能として定められた”第四の獣”

 

と、「黙示録の獣」が型月世界でも第四と呼ばれたのも有りますので、フォウくんも「原罪のⅣ」なる個体と同じ...と、思っていいんですかね。

 

いや、そもそもプロト宇宙と正史寄り(月姫、SN、まほよ、らっきょ等の世界線がベースの)の世界線では「宇宙規模で異なる」という扱いですし(だから、円卓の騎士やマーリン、ギルガメッシュ、クー・フーリンはSN側と別個体)

 

まぁ、といってもオジマンディアスやブリュンヒルデ、ジキル/ハイド、アーラシュ兄貴、パラケルスス、静謐に[プロト]という扱いがされない時点で、近年のプロトとSN世界線の差異がもうお察しというか、明確な理由があって正史寄りの世界でも共存可能な「沙条姉妹」は兎も角、パラケルススがゾォルケンと知り合いなのも含めて「宇宙規模で異なる」とは何だったのかというスタイルなのでアレではありますが

 

と、フォウくんが蒼銀で「第四の獣」と明言された「黙示録の獣」と同じナンバリングの原罪の獣である以上、恐らく同一何でしょうが

本来プロトと正史寄りの世界は根底からして異なるので、初見時にフォウくんが「第四の獣」とか言い出して混乱したんですよね。

 

仮に同じ第四を君する原罪の獣でも、ギルやクー・フーリン、アーサー率いる十三人の円卓の騎士、マーリンの様に、個体としては同一ではなくプロトと正史で存在も異なるのではないか。と、考えもしましたが、まぁ先も言ったように、もう何かプロトと正史の差異が適当になってるので、難しく考えず同一と見た方がいいのかなと。

というか、普通に聖書で存在が語られ、プロトのラスボス位置のあの「黙示録の獣」が、オリキャラだったのが衝撃的ですよね...

 

そして、黙示録の獣でもあるフォウくんは「違う世界」においては、死徒二十七祖第一に君する「霊長の殺人者」とも呼ばれる...様ですが、この件は後述します。

 

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自らの正体を明かし、マシュを救うために数百年ため込んだ魔力、自らの知性を代償としたフォウくん。

彼は、”比較”の理を持つ獣。然し、其れは人間社会にいなけらば無害。故にこそ、彼は花の魔術師と共に「理想郷」へと引き籠った。

然し、後にフォウくんは酷い魔術師こと、マーリンの手によって外界へと放たれた。

 

”罪なき者のみ通るべし”

一人の少女の言葉に胸を打たれた故に、罠と知りながらもそう描かれた門を潜った魔術師が辿り着いた理想郷。

───妖精郷アヴァロン

星の内海。物見の台。「永遠に閉ざされた理想郷」。楽園の端にて語られ紡がれる、王の物語。

一人の王の結末を、自らの罪を幽閉塔から見つめ続けたマーリン。

そこで、マーリンは“奇跡”を見た。

自らの戦いを/存在を否定することなく、自らの意思で奇跡の手を拒み運命を良しとした王を。

 

王が目指したもの。

王が魔術師に遺したもの。

王が、魔術師に与えたもの。

それら全てが、彼に与えられた報酬。

彼女が、自身の運命を良しとしたのならばそれが魔術師にとって最高の報酬であり、十分すぎるほど「美しいものを見た」

 

最期に、彼女から与えられた「美しい結末」を見届けたマーリンは

 

「さお、お行きキャスパリーグ。ボクはここでいい。

お前は自由に、本当に美しいものに触れてきなさい」

 

と、最期に同居人を外界へと解き放った。

かくして、外界の何処よりも咲き誇る楽園の園にて、死ぬことも忘れた花の魔術師によって王の物語は語りつがれる事となった。

 

それが、キャスパリーグことフォウくんがアヴァロンの地から離れた経緯。

マーリンは、自らの運命を良しとした王の「美しい結末」を見たからこそ、フォウくんに

”本当に美しいものに触れてきなさい”

と、言って放ちました。

 

そうして放たれたフォウくんは、カルデアへと辿り着き、かつて魔術師がそれを見た様に

”本当に、美しいものを見た”

故にこそ、”比較”の理を持ち「ガイアの怪物」「第四の獣」と、大体の場合醜悪な姿へと変貌していた筈の星の獣は、最期までその姿のままに───

 

と、キャスパリーグもといフォウくんの真なる姿は”比較”の理を持つ原罪のⅣでしたが、人理を喰らう獣として覚醒する事も無く戦わずして、カルデアに滅ぼされた。

 

 

という事で、まさかの「フォウくん」が、「死徒二十七祖」の第一位にして「ガイアの怪物」でもある、型月世界における最強の一角に連なる「プライミッツ・マーダー」でもあり「原罪のⅣ」たる”比較”の理を持つ「黙示録の獣」だったとは...というのが、一番衝撃的な事実でしたねマジで。(設定盛り込み過ぎである)

 

いや、冠位時間神殿解禁以前の第七特異点クリア後時点でも

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一応この様に「星の獣」と、フォウくんを指すかのような言葉が登場し、「星」の「獣」と、プライミッツを連想させる示唆は有りましたが、いやだって...

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犬じゃねーかwww

誰が「リス」やねん...誰が「ネコ」やねん...って内心フォウくんはずっと思ってたでしょうね。私も思いましたけど。

と、ネコやらリスやら周りが言いだす(然も、一人は原罪の獣に相克する存在)ので、流石にフォウくん=プライミッツとまでは結び付けられなかったですね...(フォウくん状態だとぶっちゃけ犬にも見えませんしね)

ただ、第七特異点時点で

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この様に、フォウくんが「黙示録の獣」との関係を示唆させる場面もあったので、気にかかって蒼銀や他の章やら見返して

 

 

第七特異点クリア後に、確かに「災厄の獣」の名は元ネタ(キャスパリーグ)通りでは有るけど、そういえば蒼銀で「黙示録の獣」も同じ異名で呼ばれていたな。(当時、ガイア側に属する神霊=ティアマト神が原罪のⅡを司り且つ神代回帰が可能なので、冠位が人理の為の守護者なら、相克するビーストはガイア側の抑止ではないか。と、仮定していた上での発言)原罪のⅡのティアマト神は「神代回帰」が可能...抑止の獣...「黙示録の獣」と言えば、其れ(或いは、上に乗る大いなるバビロン)と同一視される、赤王もそう言えば...あと、何でそう言えば「フォウくん」なんて名前なんだ?ん?これフォウくん...いやいやまさか...

 

と、思いつつも、見返して整理すると割と繋がったので、Twitter上で述べつつも、いやでも、あの淫獣が黙示録の獣と関係があるってのは飛躍しすぎか...と、まぁ無いかなーと思っていたら、プライミッツとの関連は流石にでしたが、黙示録の獣に関するという考えはまさかのあっていたので、嬉しかったです(小並感)

 

何か偶然で当たりましたが、まぁこれだけやたら、アーサー王伝説と関係ない神霊が「災厄の獣」と強調して言われたら、ん?ってなりますからね....

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と、フォウくん=黙示録の獣(厳密には、流石に=ではなく何かしらの関係性だろうという考えでしたが)の部分は有っていて、この部分と「人類悪」に関しても触れますが後述します。

取り敢えず、先にプライミッツと「死徒」並びに「二十七祖」とFate世界の話から触れます

 

 

然し、これで現在の序列に基づいた死徒二十七祖のビジュアルが判明したのは、ロア含めて合計八体になりましたな(ケータイさん状態在りなら九体ですけど)

いやまぁ、厳密に言うと「プライミッツ・マーダーの状態」だと更にビジュアルが変貌するので、また異なるのでしょうが、まさかFGOで判明するとは...

2012年の時点で、菌糸類が「死徒二十七祖のビジュアルは半分出来ている」と、答えているので、プライミッツの成長前がキャスパリーグで、マーリンの使い魔で。という構想は前からあったんでしょうかね。恐らく。

 

以前に「いや~、何かプライミッツともろに関係有りそうな設定出してきて、何かプライミッツ出そうだけど、死徒二十七祖の然も別格の一体の初出がFGOになるのは、流石に残念感拭えないから、出すなら「月姫2」で出して欲しい」

って言いましたが、何かもう初見時に意外過ぎてというか、吃驚して残念とかそういう感想でなかったっすわ...

いや...本当に...何か本当に最初何を言ってるんだろうこいつは?って、脳がロジックエラー状態でマジで頭の中に入ってこなかったレベルで吃驚しました。

 

いや、然しフォウくん=プライミッツだと判明した今

記者:例えば、人類を滅亡に導く存在と言えばプライミッツ・マーダーを想像しますが、いよいよ死徒二十七祖のエピソードが詳細に語られる可能性もあるのでしょうか?

菌糸類:いや、ははは......そういう状況になれば、と今は言うしかないですね。もともとTYPE-MOONの伝奇は、”個人と街の話”であって、スケールの大きな話はありませんでした。80年代と90年代の伝奇物語の系譜を考えた上で、むしろ”大きな話”はしないようにしていた。ですが「FGO」はいち個人の話ではなく、堂々と地球規模の話が出来る作品です。だったらプライミッツ・マーダーだって出せるとも言える。今まで設定自体は有ったものの「こんなの出せないよね。だってこれゴジラみたいなものだもん」とおもっていたものを、「FGO」なら見せられる。

......なので死徒二十七祖も、出るべきタイミングになれば、もしかしたら出せるかもしれない。

 

という、第四特異点解禁後(冠位クラスの設定判明)、第五特異点解禁直後のインタビューで、この様に言っていましたが

「出るべきタイミングなら、若しかたら出せるかもしれない」と、出すんだが出さないんだが曖昧な言い方なので、まぁ基の降霊儀式・英霊召喚の相克存在がプライミッツという示唆で、直接の登場は無いだろう。と、思っていたらまさかのずっと一緒にいたという...「そういう状況になれば」ってそういう...

「いや、ははは......」っていう微妙な返答も、そういう意味が含まれていたとは...ぶっちゃけ、何笑とねんって思ってました

この時の菌糸類の心境や如何に。

 

というか、個人的にプライミッツのビジュアルって

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こんな感じの見た目だとずっと予想してたんですが、成長前とはいえ、まさかあんな小動物的な姿とは...

いや、こいつ等犬じゃなくて狼ですが、狼的なフェンリル的な大きさの真っ白犬だと思っていたんですがね...

というかフェンリル、お前いつの間にOCG化してたんや...(引退プレイヤー並感)

然も

 

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この様な淫獣だったとは...

あの霊長に対して圧倒的な実力を誇り、二十七祖第一位に君するガイアの怪物が、ノッブ並の高速詠唱を有する淫獣だったと誰が予想できたか

 

 

さて、脱線してしまいましたので話を戻します。

プライミッツ・マーダー

其は、皆さんも知っての通り「死徒二十七祖」と呼ばれる吸血種...「死徒」の頂点に位置する集団の第一位を君する「星の獣」

「霊長の殺人者」「白い獣」「アルトルージュの魔犬」の異名を持つ「ガイアの怪物」

其は、霊長に対し圧倒的に優位に立ち、霊長類だけを確実に排斥するモノ。

死徒ではないものの、ある理由から二十七祖の一つとして数えられ、死徒二十七祖第九位に君臨する「アルトルージュ・ブリュンスタッド」のみに従う害悪。

其は、「蜘蛛」と並んで別格とされ、是を御する為には「七騎の守護者」で妥当となる、人に対して絶対的な殺害権を有する最強の一角。

 

 これが、今迄断片的に明かされていたプライミッツの詳細。

そして、これなる星の獣がフォウくんの持つ側面の一つでも有るわけですが、問題はプライミッツがフォウくんでも有り、フォウくんがFGOの世界においては「キャスパリーグ」である(覚醒はしてないでしょうが、倒された。と言うからに原罪のⅣ寄りですかね。どちらかというと)という点です。

プライミッツ・マーダー」は、先にも述べた様に、型月世界における吸血種の一種「死徒」と呼ばれる怪物、その頂点に君する二十七の集団「死徒二十七祖」の第一位。

 

 「死徒」と「真祖」

この二種が、「メドゥーサ」や「ヴラド三世」「ラミュロス」といった、伝承上或いは創作から発展していった吸血種/吸血鬼とは異なる、型月世界における独特且つ世界観の共有を担う吸血種であり、基本的に「月姫」系統の世界線でこれなる吸血種が蔓延り、なおかつ「Fate」作品でも同じ種族に属する存在も暫し登場します。

 

が、まぁ殆どの人が把握しているでしょうが、近年の型月作品派生作品群にて、この「死徒」の存在と「Fate」作品間での完全な世界観の共有が出来ない。というべきでしょうか、まぁそんな具合で、色々と設定が徐々に明かされてきて、そういった中で「プライミッツ・マーダー」でもある「星の獣」が、何故FGOの世界においてフォウくん状態であるのに問題があるかと言うと

 

 死徒[しと]

真祖や他の死徒に吸血されて吸血種となった者のこと。吸血種と呼ばれるモノたちの大部分を占める。

不老不死に近い肉体を持つが、日光に当たる事が出来ない。

......その世界に生きる者達には預かり知らぬ事ではあるが、英霊召喚を可能とする世界において、死徒の頂点と言われる二十七祖は存在しない。

 

という設定が、昨年の七月末頃に「路地裏ナイトメア」にて明かされました。

まぁ、「月姫」世界と「Fate」世界で、この「死徒」の設定で差異が発生してるのは、路地裏ナイトメア以前から有るのですが、取り敢えずはプライミッツの話ですので、この件から。

 

「英霊召喚が可能な世界において、死徒の頂点たる死徒二十七祖は存在しない」

路地裏ナイトメアを読んでいたら新規設定をぶち込まれていた...何を言っているかry

という具合で爆弾が唐突に落とされて、初見時にマジで「は?」ってなりましたが、どういう訳か英霊召喚が可能な世界の場合、死徒二十七祖が存在しないと。

 

この場合の「英霊召喚」

FGOが出る以前、「英霊召喚」と言われれば、そりゃ聖杯戦争を基盤とした英霊を「サーヴァント」なる使い魔という形で使役・召喚する事を真っ先に連想しますが

現在だと「英霊召喚」と言っても、先の様に「儀式・聖杯戦争」を成立する為の「サーヴァント召喚システム」の事なのか、或いはこの格落ちの「サーヴァント召喚システム」の更に”元になった”七つを一つにぶつける為の「降霊儀式・英霊召喚」を指すのか、はたまた

 

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第六特異点及び第七特異点で「獅子王アルトリア」「賢王ギルガメッシュ」が行った、カルデアの召喚術式とは異なる”正真正銘”の「英霊召喚」とやら(魔術による召喚方?)なのか(サーヴァント召喚システムの様に模倣の召喚術では無いという意味合いでしょうが)

と、「英霊召喚」と呼ばれたモノは、今では幾つも有りますしどれを明確に指すのか不明で曖昧過ぎるので、正直設定を広げるのは別にいいんですが、複数該当する名称のモノが有る以上、どれを指すのか明確にしろよ。と思ったり。

 

そして、その「英霊召喚が可能な世界」では「死徒二十七祖が存在しない」という扱い。

ですが、「存在しない」と言っても、具体的に”どう”「存在しない」のかも不明という状態。

個体自体が存在しないのか。「死徒二十七祖」という二十七の祖が君する集団の「概念が存在しない」のかも不明ですが、この辺りはフォウくんの詳細判明で、どれを指すかは確定的になったかもしれません。

 

さて、何故「英霊召喚が可能な世界」=「死徒二十七祖が存在しない」という扱いなのかは不明ですが、現時点でもこれまで複数のFate作品で「月姫」世界における(現在の序列に基づいた)二十七祖は数体存在が確認/示唆されています。

取り敢えず、「FGOを除いた」Fate作品の内、作中内で存在が確認及び示唆された死徒二十七祖に該当する祖は

 

Fate/SN : 「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」「朱い月のブリュンスタッド

Fate/HA : 「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」「ヴァン=フェム」「ORT」「プライミッツ・マーダー

Fate/Lablynth : 「コーバック・アルカトラス」

Fake : 「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」「コーバック・アルカトラス」「ヴァン=フェム」「ORT」「ネロ・カオス」「メレム・ソロモン

事件簿 : 「リタ・ロズィーアン」「アインナッシュ」「ヴァン=フェム」

 

※「プリヤ」では宝石翁、「ひむてん」「帝都聖杯奇譚」ではシエルの存在が確認されているので、ロアやメレムの存在も連鎖的に考えられますが、ひむてんは直接の登場では無い。プリヤと帝都聖杯奇譚は、(平行世界含)そもそもの設定からして異なり「Fate本編に作中の設定は反映されない」という扱いなのでノ―カン。また、Fate作品では無いものの二十七祖Fateキャラが共存可能な「AATM」「まほ箱」等も勿論除外。

 

と、現在の既存Fate作品では、以上の十体の二十七祖に該当する個体の存在が確認/示唆されています(※FGOで、有る人物もカウントすれば計十一体になりますが、まぁそれはそれと言う事で取り敢えずノ―カン扱いにしておきます)

 

確かにこの様に複数の作品内で、複数の二十七祖に該当する個体の存在の確認/示唆はされるものの、基本的に「死徒二十七祖」という呼称は、実は殆ど使われません。

 

Fate作品内で「死徒二十七祖」の概念が作中内で語られたのは、現状「Fate/starnge Fake」のみとなります。

 

埋葬機関と呼ばれる、代行者の中でも選りすぐりの者達で構成された組織がある。

そこに所属する面子は、吸血種達の頂点と呼ばれる『二十七祖』と闘える実力を持ち、時には単体で屠り去るらしいと、死徒達の間では伝説と恐怖、そして戒めとして語り継がれていた。

 

※「Fate」の名を冠してはいませんが、Fate世界観とリンクしている(カルデアスが完成しているカルデアやDr.ロマンが存在し、レフが人理焼却を目指した)「路地裏ナイトメア」でも作中内で「二十七祖」の概念は存在しているので、一応此方も。

 

が、然し英霊召喚が可能な世界では二十七祖は存在しない扱いと。

 

何故、英霊召喚が可能で有れば死徒二十七祖の存在有無に直結するのか、またどのfate作品が「死徒二十七祖が存在しない」に該当するのか。

 

さて、FGOで二十七祖に関係有るキャラとして、今回の終局特異点「冠位時間神殿ソロモン」によって、フォウくんがプライミッツと同一個体の存在であるのが判明しました。

然し、フォウくんだけでなく、FGOではもう一人「死徒二十七祖」に関する人物に関して触れられました。

第六特異点・聖地エル...ではなく、白亜の理想都市キャメロットを舞台とした第六章中で、ぐだーズが訪れた巨人の穴倉「アトラス院」にて。

それこそが

 

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──ズェピア・エルトナム...

正しき彼の名は

 

「ズェピア・エルトナム・オベローン」

 

「魔術協会」における三つの部門。

「時計塔」「彷徨海」と並ぶ組織、エジプトのアトラス山に門を構える”巨人の穴倉”「アトラス院」

中世から主流となった現代錬金術とは異なる、魔術の祖、世界の理を解明する事を目的とした錬金術師達の集団で構成された組織。

「自らが最強である必要は無い。最強であるモノを作ればいい」という思想を基に、魔術回路に乏しく魔力に”頼れない”モノ達が学徒として所属する。

初代院長アトラシアが証明してしまった”終末”を回避するが為に、星を滅ぼす「七大兵器」を未来永劫作り上げ廃棄し続ける。

 

のが、アトラス院と呼ばれる「錬金術」を主とした研究組織であり、ズェピア...「ズェピア・エルトナム・オベローン」も所属していた学徒の一人。

シャーロック・ホームズ」が説明した通り、ズェピアもまたアトラス院の院長の一人を務め、彼も歴代のアトラシアの例に漏れず、「人類の滅び」という演算結果に到達したが為に”ある奇跡”を目指すが故に「死徒」となるも、一度敗北する。然し、その執念から「現象」へと変換してまで「人類の救済」を成就させんが為「2500年」まで演算を継続し”奇跡”を目指し続けた「十五世紀」を生きた人物。

 

其は、後の死徒二十七祖第十三位ワラキアの夜

 

と、呼ばれる事になった人物でも有り、それこそが「MELTY BLOOD」におけるズェピア・エルトナムにしてワラキアの経緯です。

 

余談ですが放置していた前回の記事でもここの部分は書くつもでした。

それは兎も角、この様にプライミッツだけでなくワラキアと同一人物に関しての言及が有り、FGOではニ体の二十七祖に関する存在が語られています。

 

なお

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六章解禁後、ここの間違った設定部分はいつの間にか修正されてたりしますっていう。

エルトナム」は「称号」じゃなく「名前」であり、次期院長に与えられる「称号」は「アトラシア」の方ですね(シオンも「シオン・エルトナム・ソカリス」から、院長候補となって「シオン・エルトナム・アトラシア」へと改名したので)

ま、菌糸類の事だから多少はね?

 

さて、シャンピ...菌糸類のミスは兎も角

 

MBにおける重要人物であり二十七祖の一角・ワラキアの夜と呼ばれる事になったズェピアたる彼もまた、第六特異点にて触れられました。

これで、「Fate/Grand Order」内にて、現在存在が確認/示唆された二十七祖に該当する同一個体はニ体(「プライミッツ・マーダー」「ワラキアの夜死徒・ズェピア)」)※「第三魔法」の存在もあの世界には普通に存在するので、まぁ多分変わらずいるでしょう「キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ」も含めれば三体

だったりしますが

 

然し、問題なのはFGOの世界において「ズェピア・エルトナムが”最期の院長”である」という扱いになっている点です。

 

「ズェピア・エルトナム・オベローン」

先述した通りですが、貴族の名家「エルトナム」の当時の当主にして、彼は極めて優秀な錬金術師であり、当時のアトラス院長の座にまで上り詰めた人物でした。

然し、院長の座に就いた彼も歴代のアトラシアと同じ様に「人類の滅び」という演算結果に到達しました。

考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた考えた考えた考えた...!

考え、試行錯誤し、対策を練っても、否対策を練れば練るほど「滅び」はおぞましさを増していくばかり。

どう演算し直しても「滅び」を回避出来ない。

───ならばこそ、回避出来ないなら結果を”覆すまでだ”

 

不可能を可能にする。それが「アトラシア」の称号だ。だから、結論として自らを「死徒」へと変貌し、更には「千年後に現れる赤い月」からも力を汲み取り能力を強化させ、「第六法」へと至り「滅びを回避する」

その為に、一度「第六法」へと挑むも敗北を喫した。

然し、予め構築していた術式と、死徒二十七祖第九位「アルトルージュ・ブリュンスタッド」と交わした契約により、敗北後自らを「現象」へと変換させ、「固有結界・タタリ」を有する神出鬼没の二十七祖ワラキアの夜」となり、その後も契約が切れるまで「第六法」への到達を目指した、元は「十五世紀」の人物。

 

第六特異点で、ファラオの召喚によって引き起こされたエジプト領に繋がっていたアトラス院は

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この様に、このアトラス院だけは神代のエジプトでも中世の中東でもブリテンでもなく、カルデアと同じく「2016年」つまりは「現代」の時間軸のアトラス院です。

 

然し、上記で述べた様に「ズェピア・エルトナム」は、本編中でもシオンが「ズェピアは十五世紀を生きた」と述べたり「五百年前、トランシルヴァニアにて消息を絶つ」「たかだか、五百年程度の私」と、青本やMBAAでも説明されている様に本来は、五百年以上前の「15世紀」を生きた、シオンの三代前に当たるアトラス院長。

にも関わらず、FGOの世界線では「2016年時、ズェピア・エルトナムが”最期の院長”」という扱いであると。

 

ズェピアの後継者というのが「シオン」の事なのか「シアリム」の事なのか、誰の事を指しているのかは不明(MB時点で、ズェピアはシオンの三代前の祖先故に、シオンの父或いは祖父の存在も有るので)ですが

2016年時、ズェピアが”最期の”院長。

 

本来なら、五百年以上前の人物が2016年でも院長の座についていると。

本当にズェピアが、2016年のアトラスの院長の座に就いているいるとしたら、MBの時と同じく疑似的な不死を体現した「死徒化」によるものなのか。或いは「あらゆる死を癒す」とされ、「疑似的な死からの再生」をも可能とする錬金術の基本にして最奥。とされる「賢者の石」を用いたモノによる延命/再現なのか。

或いは、ズェピア・エルトナムが”最期の”院長で止まったまま、つまりは十五世紀時点でズェピアはとうに死亡し、院長の跡継ぎの就任をしなかったままの2016年のアトラスなのか。

 

ですが、ぐだーズの本拠地にして、2015年最後の砦であった「人理継続保障機関フィニス・カルデア

カルデアは、魔術だけでは見えない世界。科学だけでは測れない世界を観測し、人理を継続する為に「魔術」・「科学」分け隔てなく技術者が集められた機関であり、「科学」と「魔術」の融合により成り立っている機関。

そして「霊子演算装置・トリスメギストス」と呼ばれる演算装置(と、恐らく「聖晶石」)の技術提供を行っているのが「アトラス院」です。

 

つまりは、FGOの世界でも2015年時点で外部組織との技術提供をしているので、無人な訳ではないでしょうし(というか、MB本編の描写だけでもアトラス在籍の学徒はかなり居るようですし、ズェピアがアトラスを離れ死徒化した後も院長の就任・選別は行っているので、)まぁ、ズェピア亡き後院長無しでアトラスを存続し続けた。何て事も無いでしょうから、言葉通り「2016年時、ズェピア・エルトナムが”最期の”院長」という事になるのだと思います。

 

という具合で、「FGO」と「MB」の世界線で、ズェピアに関しての設定の差異が発生しているわけですが、更に言うと「路地裏ナイトメア」でも発生していたりします。

 

「シアリム」が構築した七つのIF世界の一つ。「シオン」がアトラス院へと居座り続け、ズェピアの後を辿り死徒二十七祖第十三位を継承した「エルトナムの扉」の場合においてのワラキアは言いました

 

「いいかね?かつて私は「未来」を目指した。

現世の全てを捨て

おのれの存在すら投げ打ち

理想の結末を追求した

結末は虚しく

タタリと成り果てるも

第三魔法という夢に挑み敗れたがゆえ」

 

と、そうつまりは「路地裏ナイトメア」でのズェピアは、何故か「第三魔法」に挑み敗れた。という扱いになっています。

 

本来のMBにおけるズェピアが死徒と化してでも目指したのは、一切詳細不明の「第六法(Program No.6)」という名で呼ばれる”奇跡”であり、何れ「秩序」がこれなる神秘に敗れるモノ。

「第六法」を目指す事が、ズェピアの到達した「滅び」を回避できる手段にして、これに至る事を目的としていながら打倒しようともしているモノ。

 

然し、何故か「路地裏ナイトメア」の世界線だけ、「第六法」ではなく「第三魔法」へ挑み敗れたと。

 

ズェピアの目指した理想は「滅びの回避」にして「人類の救済」

である為、「第六法」へと挑みましたが、確かにこれが「第三魔法」へと挑んだ扱いとしても、「第三魔法」も「人類の救済」を齎す魔法で有る為、ズェピアが「第三魔法」に挑んだとしても、ズェピアの求める理想を体現する魔法なのでおかしくは無いといえばおかしくは無いです。

「第三魔法」が「人類の救済」足り得る魔法であるからこそ、「マキリ・ゾォルケン」「シロウ・コトミネ」「アインツベルン」はこれの成就を目指した訳ですから。

 

ですが、「第三魔法」も成程確かに「人類の救済」を齎す魔法。然し、幾ら「第三魔法」が人類を救済できても、本来ならズェピアが「第三魔法に挑む事」自体がおかしい筈なんですよね。

なぜなら

 

アトラスの錬金術師は他の魔術師とは違い、”生命体としての高次の段階への進化”を目的としない。

なるほど、確かに滅びの後に備えるのは建設的であり、何より楽だ

だがそれを踏まえた上で滅びから逃げ続ける事こそが

何より最善だと、歴代エルトナムは辿り着いている

 

───理解できない

なぜ進化の道より滅びの道が最善なのですか。

 

それも明白だ

なに、我々が進化をすれば、この宇宙の寿命が縮むのだよ

 

我々は成長してはならない 滅びてはならない

このまま永遠に───未熟な生命のまま

滅びから逃げ続けなければならないのだ

 

というのが、エクマテや路地裏ナイトメアで語られました。

アトラスの錬金術師達は「人類が長く生存できればいい」という思想である為、それが種として変化或いは退化しても構わない。というスタイルにして、「高次元への進化」を目的としない。

そして、曰く「人類が進化」をすれば、それは「人類の救済」になったとしても、結果的に「宇宙の滅び」へと繋がってしまう。その回答に歴代のエルトナム全員が辿り着いている故にこそ、「進化の道」は目指さない。

 

そして、「人類の救済」足りえる「第三魔法・天の杯」

其は、「魂の物質化」と呼ばれる奇跡にして、本来「第三要素」である「魂」は、物質界よりも高次元(星幽界)に存在するモノ。

人間や他の地上の生命体は、この高次元の「魂」単体では物質界で維持する事は出来ない。故に「第二要素」の「精神」と「第三要素」の「肉体」の三位一体論によって一つの生命体として成立しています。

 

然し、「魂の物質化」は、「魂」のみで意思を回せ、それ単体で物質界へと干渉する事が可能な生命体へと確立する業。

つまりは、本来「肉体」がなければ意思を回せない人間を高次元に在る「魂」のみで行動可能な一つの生き物とし、「肉体」という枷から解放し、人類と言う生命体自体を次のステップ(高次元の生命体)へと移行する業です。

 

然し、「人類の高次元の進化を目的としない」「人類の進化は宇宙の滅びへと繋がる」という事を知っていた/到達していた筈のズェピアが、路地裏ナイトメアでは人類を高次元の存在へと進化させる「第三魔法」に挑み敗れた。と、されているから余計に訳わかんないんですよね。

 

因みに各作品におけるズェピアの設定の差異を纏めると

 

『MELTY BLOOD』

・MB本編時点(2005年8月頃)で「ズェピア・エルトナム・オベローン」は、五百年以上前にアトラス院の院長を務めた三代前のエルトナム。

・「ズェピア・エルトナム・オベローン」は、自らが辿り着いた「人類の滅び」という演算結果を回避する為に「第六法(Program No.6)」に挑み敗れタタリとなった。

『路地裏ナイトメア』

・正確な年代は不明(推定2005年以上、2014年以前)だが、路地裏ナイトメア内においてズェピアは三代前の院長であり、「シアリム・エルトナム・レイアトラシア」が現アトラス院の院長で、”最後”のエルトナム。

・「ズェピア・エルトナム・オベローン」は「第三魔法」という夢に挑み敗れタタリとなった。

Fate/Grand Order

・2016年時、「ズェピア・エルトナム・アトラシア」が”最後”のアトラス院長。

 

 という感じですね(作品ごとで設定ブレ過ぎィ!)

 

この様に、何故か近年でズェピアが作品毎で設定が変化しまくるという具合になっていたりしますが、まぁ「路地裏ナイトメア」での設定は、一応あくまで「シオンがアトラスに居続け二十七祖No.13の後を辿った」という条件下でのIF仮想空間の場合「ズェピアは第三魔法に挑み敗れた」という扱いなので、仮想空間では無い現実世界で誕生したズェピアはMBと変わらず「第六法」に挑んだのかもしれません(とはいえ、何故その条件下で「第三魔法に挑んだ」扱いになるかも不明)

 

個人的にこの「第三魔法」に挑み敗れた。という扱いは、「路地裏ナイトメア」は「EXTRA」世界線がベースになっている部分も有るので、「第三魔法」が失われる事(EXTRA世界線では、1970年を境に地上から「第三魔法」が失われる)に加えて「第六法」が存在しないからかな。とも一つ考えていますが、まぁでも「高次の進化」を目的としていないのに第三法に挑んだのは本当謎ですね。

 

という具合で、差異が発生しまくってたりと謎なズェピアですが、話を元に戻します。

 

「2016年時、ズェピアが”最期の”院長」

本来ならば、五百年以上前にアトラスから離れ「死徒化」している人物が、FGO世界線においては現代でも未だ現存し、院長を務めているであろうという異常な体制。

確かに人理を継続する。という思想により構築されたカルデアと、ズェピアの思想は合致しているので、ズェピアが協力的にはなるだろうとは思います。

 

然し、だとしても何故五百年以上も生き続けたのか。そもそも、どうやって現代まで現存し続けているのか。未だにズェピアが院長として君臨を認可し成立しているアトラス院もかなり異常だと思います。

 

ズェピアが五百年以上も生存し続けているのは「死徒化」によるモノか、或いは「賢者の石」等のアトラス系統の錬金術を用いたモノか。

荒耶、橙子さん、ゾォルケン、ダーニック、フランチェスカetc...「死徒化」による不死の体現でなくとも、延命/自身と同じ個体に記憶を継承する等、様々な魔術的アプローチで存在を保っている例も複数あるので、他の方法で存在を維持し続けているのかもしれませんが不明。

 

然し、問題はズェピアが最期の院長であり「アトラスに居すわり続けている」という点。

本来MB世界における、「ワラキアの夜」「No.13死徒・ズェピア」の発端には、ズェピアが発狂しアトラス院を離れる事。アルトルージュの契約。第六法へと一度挑み敗北する事。ワラキアの地にてタタリを発生させることが必要になります。

然し、FGO世界線のアトラス院では「2016年」でズェピアが最期の院長であり、アトラスの長の座に居すわり続けている。

 

となると、FGO世界線の「ズェピア・エルトナム」は「第六法(Program No.6)」(或いは「第三魔法」)に「挑んですらいない」と思われます。

つまりは、FGO世界線では「ワラキアの夜は誕生していない」という事になると。

 

そして、「プライミッツ・マーダー」「黙示録の獣」の双方の可能性を内包している「フォウくん」

彼もズェピアと同じく二十七祖の一体と同一の存在。

然し、FGOにおける彼は最期に”本当に美しいものを見た”

故にこそ、大抵の場合は「醜悪な姿」へと変わる筈だったのが、最期まで「キャスパリーグ」のままだった。

そんな彼はこの様に言いました。

 

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「”違う世界”では霊長の殺人者(プライミッツ・マーダー)と呼ばれていた」

 

何故、フォウくんが「違う世界」ではプライミッツと呼ばれている事を把握しているのかは兎も角

(多分ただのメタ発言と思っていた方がいいのかもしれないですが、IF世界のベディ卿が妖精郷に現れる。という可能性も内包しているのを考えると、「妖精郷アヴァロン」=「世界の裏側」は特異点の様に時間軸から外れた位相という扱いで、そこからであれば他の世界線の可能性も垣間見れたりするのかなーと。ギルの千里眼は平行世界も見れるのでマーリンも或いは若しかしたらと。)

或いは"どの時間軸にも存在している"という在り方を示す「単独顕現」の恩恵故かもしれません。

 

 

「違う世界」

少なくとも、「死徒二十七祖」の概念が存在する「月姫」寄りの世界。また、FGO以前「プライミッツに対して守護者七騎で打倒。という設定が、冬木の聖杯戦争の七騎のサーヴァントになぞられてるらしですよどーにも」という扱い固定だったので、プライミッツに相克するのが守護者七騎。をなぞって冬木の聖杯戦争が構築された世界(SN)では「霊長の殺人者」と呼ばれています。

然しながら、FGO世界線のフォウくんは「キャスパリーグのまま」であり「霊長の殺人者」と呼ばれるのは「違う世界」

 

故に、FGOの世界線では「プライミッツ・マーダー」という呼称で呼ばれる星の獣は存在しない。という事になると。

 

そして、死徒二十七祖第一位は「プライミッツ・マーダー」という呼称で刻まれている必要が有ります。

なので、「ワラキアの夜が誕生していない」「プライミッツ・マーダーという呼称が存在しない(呼ばれない)」

 このFGO世界線が、少なくとも「英霊召喚が可能=死徒二十七祖が存在しない」に該当する世界線に当たるんでしょうね恐らく。

 

個人的には、「FGO」世界線以外だと「Fate/EXTRA」世界線も「死徒二十七祖は存在しない」に該当するんじゃないかと思っています。

 

 

然しなぜ、「英霊召喚が可能な世界=死徒二十七祖が存在しない」に繋がるのか。

 

「路地裏ナイトメア」でこの「英霊召喚」と「死徒二十七祖」の関連性がかたられる以前にも、「Fate/Labrinth」にて「幻想種」としての吸血種たる「ヴォルフガング・ファウストゥス」曰く

 

「人理が命として脈動し、時に英霊なりし幻想と神秘を儀式によってサーヴァント等という形態で召喚し得る世界にあって、人が変じた死の怪物(死徒)にさしたる力はない。人を襲い、命と血を喰らって長らえる吸血種がこの人理脈動する世界に有り得るとすれば、それは幻想に属するものだ。神秘として顕れたるものだ」

 

という設定も明かされていました。

「人理」が脈動し、「英霊」を「サーヴァント」として召喚可能な世界であれば、其は「死徒」が「月姫世界」程力を持たず、弱体化していると。

 

二十七祖」と「英霊召喚」の関連性が明かされた以前から、この設定が明らかになった事で、少なくとも「月姫」と「Fate」世界線は何らかの事情が異なっているのは確定していました。

 

とはいえ「月姫」と「まほよ」寄りの世界線であるとされている「2015年の時計塔」世界線では、他の作品群の例に漏れず「ロード・エルメロイⅡ世」が誕生していたりするので、単純に「月姫」の世界線であればサーヴァントが召喚不可(聖杯戦争と共存が出来ない)。という訳では無い(「人理」の脈動具合が問題な感じでしょうか)と、思いますがこの辺りも未だ完全な詳細は謎です。(或いは、他の要因でケイネスが死亡している。という可能性もまぁ0では無いですし)

 

この設定と「路地裏ナイトメア」で明かされた設定を併せて考えれば

人理が脈動し英霊をサーヴァントとして召喚可能な世界=死徒が力を持たず存在自体が弱体→其れに伴い、死徒の頂点に君する「死徒二十七祖」という強力な死徒の集団の概念が存在しない。(祖に該当する(同一)個体は存在する)

 

と、繋げて考えれば一応腑に落ちると言えば落ちますが、先述のように「Fate/stay nightと”同じ条件””同じ結末”を迎えていながら何故か違う世界線」という条件下の「Fake」では「二十七祖」の概念が存在します。つまりは、「サーヴァント召喚システム」と「死徒二十七祖」の共存が可能と。

 

とはいえ

 

「Fake」は「第五次聖杯戦争の結末は同じだけど、細かい部分はパラレル扱いでいいよ」と言って貰えているので、お二人(菌糸類&三田先生)が設定を詰めているのを横から眺めながら好き放題やらせてもらっています(笑)

そんな訳で『Fake』は『stay night』が敷いたレールをがっちり守るものではなく、そのレールを使って空に飛び立つため、パラレルの『偽典』となりました。

「ヘイ、リョーゴの Fake は完全にパラレルだから、ユー好きにしちゃいなYO。あ、マコゥトのエルメロイⅡ世の事件簿はステイナイト本編と完全に同じ世界ね」

その後、同じくパラレル扱いとなるFate/GOの概要が語られるにつれ、「このぐらい無茶してもOKなんだ!じゃあ別世界でいいや!パラレル万歳!Fate/GOぐらい無茶してしまえ!」と私は悦び

 

と、「Fate/starange Fake」は、テーマからして「偽り」である「偽典」。故に、好き放題にやっていいのがコンセプトでもある為、Labyrinthや路地裏ナイトメアで明かされた「死徒」と「英霊」関係の設定の制約からは解放されているかもしれません。

また、Fakeに登場する死徒である「ジェスター」の台詞、及び「死徒の設定」は成田先生だけでは補いきれない部分が多いので、菌糸類からの監修がちゃんと入っていると発言されています。その上で、「二十七祖」の概念が作中に登場しているので、Fakeで「死徒二十七祖」と「サーヴァント召喚システム」の共存が可能なのは取り敢えず問題無いと。

 

そもそも、「死徒二十七祖」とは基本的に設定集や諸々では

 

死徒の大元を占め、最も古き時代に真祖の支配から逃れ力をつけた、強力な二十七つの死徒の総称」

 

という、「古くて強力な死徒の集団」の様な表現をされる場合が多いものの。いつ頃死徒二十七祖が成立したのかという経緯は記載されないです。

 

然し、死徒二十七祖の発端は「歌月十夜」でのロア曰く

 

「もともと二十七祖などというモノも貴方(朱い月のブリュンスタッド)が足掻いた足跡にすぎない。どうしても自身と同じ純度の真祖が生まれず、貴方は様々な手段を試みた。

 その結果の一つがアルトルージュ・ブリュンスタッドですが、彼女もいまだ朱い月を迎え入れるまでの高みには達していない。」

 

と、ロアの発言通りなら「死徒二十七祖」の発端は、「真祖」の生みの親の「朱い月」です。

「朱い月」は、かつて自らが君臨していた「月」に何もかもが無くなってしまったが故に、「地球」を掌握しようと目論みました。

そうして、地球へと君臨するもこの星には「ガイア」と「アラヤ」と呼ばれる、この星と霊長の為の防衛装置である「抑止力」というモノの存在を知る。

 

然し、本来「地球」の生命体ではない「朱い月」は、自分が双方の抑止力の排斥対象である事を悟る。

故に、どう足掻いても「抑止力」に排斥されるなら「朱い月と同域の純度を持つ後継機の真祖」へと託そうとしました。

然し、幾ら歳月が過ぎても自身と同域の純度の真祖は生まれず、様々なアプローチを試した。

その結果が「真祖」や「死徒二十七祖」であり「アルトルージュ」と「アルクェイド」でも有るわけでした。

 

月姫」の正統続編(予定)である「月姫2 the dark six(仮)」では

「白翼公トラフィム・オーテンロッゼ」率いるホンモノの「原液」を持つ死徒二十七祖六体を蒐集して「イギリス/アルズベリ・バレステイン」にて、かつて「朱い月が定めた」とされる「第六の儀式」が20××年に執り行われるとされています。

この際に必要な「原液」とは、恐らく「朱い月」(或いは真祖か、ブリュンスタッドの血族でもおkかもしれません)が有する「血液」だと思われます。

 

「MBAACC」において「ARCHETYPE:EARTH」と呼ばれる状態にして「アルテミット・ワン」と同権限を有する「真祖アルクェイド」は、死徒二十七祖第十三位の後継機「オシリスの砂」に対し

 

「保険の一人か。純血無き祖に用はない。

 妄念の海に沈み、千年の罪を償うがよい。」

 

と、発言しています。

「純血」=先の「朱い月」の「原液」にして、保険=「朱い月」が欲した後継機候補(である死徒二十七祖そのものの事)に成り得る存在の事と。(「オシリスの砂」はタタリを掌握したNo.13の後継機では有りますが「死徒」でも無く「原液」は保有してないので「純血無き祖」と。)

考えているので、ロアの言うとおり「死徒二十七祖」の発端は「朱い月」になるんだと思います。

 

そうなると、「英霊召喚」と「死徒二十七祖」の関係は「朱い月」の存在の有無、行動等で確定するのかもしれません。

具体的に言えば、朱い月が死徒二十七祖の概念を構築できなかった(構築する前に消滅した)、朱い月が地球に訪れなかった、そもそも朱い月が存在しないetc

 

個人的に気になっているのが「フォウくん」と「マーリン」の関係です。

二十七祖の一角「プライミッツ」の可能性も内包している彼は、元々ブリテン島から裏側のテクスチャーたる「世界の裏側」と呼ばれる位相へとマーリンと共に移動しました。そして、「美しい結末」を見た魔術師は、外界へとフォウくんを放ち、カルデアへと辿り着きFGO世界線では「プライミッツ・マーダー」と呼ばれる事は有りません。

然し、気になるのはマリーンとフォウくんが「何時出会ったか」です。

 

「フォウくん」の元ネタである、害獣「キャスパリーグ」は確かに後世産み出されたアーサー王伝説群の文学作品にて登場する存在ですが、別にマーリンの使い魔でも何でも有りません(というか、寧ろ円卓にとっての癌)

然し、マーリンとフォウくんは何故か一緒と。

 

マーリン曰く

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との事。

マーリン言っている事が本当なら彼は「フォウくんを預かった」という関係で、元の契約者(?)である第三者の影が有るのが汲み取れます。

 

 そして、「プライミッツ・マーダー」は曰く

 

魔犬としてアルトルージュのみに従うガイアの怪物

 

 と、説明されている通り本来は「アルトルージュのみに従う」のがプライミッツ。

また、一つ気になっているのが「マーリンの父親」の存在です。

曰く

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 マーリンの父親は「月と大地との間に自然発生した夢魔」との事。

 この「月と大地との間に」という誕生経緯が、月のアルテミット・ワンである「朱い月」が「地球」との契約によって、この星の自衛手段として地上に産み落とされた「真祖」と似ているのが気になります。いや、無論朱い月との直接的因果関係は確実に無いでしょうが。

 

また、マーリンはその超自然的な「夢魔」と「ウェールズ王妃との間に生まれた「混血」です。

夢魔」とは受肉した「精霊」の一種にして「幻想種」とも言われます。

そして、「精霊種」は「ガイアの抑止力」の一つに数えられる自然的な生命体でもあります。

更に「幻想種」にして「精霊」に近い存在。であるとされる「自然発生した」類の金狼の「ルゥ=ベオウルフ」は「真祖」である「アルクェイド・ブリュンスタッド」と「親戚みたいな生き物」 とも明言されています。

 

なので、マーリンがフォウくんを「預かった」人物とは、月姫世界線において彼の主人の「真祖」と「死徒」の混血である「アルトルージュ」で、若しかしたら「ベオくん」の様にマーリンか或いはマーリンの父親は新戚的関係伝手故で。なのかなと思いました。

 

或いは「真祖アルクェイド」が「第五魔法」の継承者「蒼崎青子」に対し

 

「よもや、本当に第五の魔法使いが現れるとはな。

 ここまでは彼の人が描いた未来図通り。

 だが───結末には少々の余白があるようだ。

 最後の一文を加えるのは何者であろうな?」

 

と、発言しており「第五魔法」までの現存する五つの人間に課せられた課題の到達者が現れる事を予見していた「彼の人」という存在が居たと。

そして、マーリンの「千里眼」は「現在」しか見渡せませんが、「夢魔」であるが故に「未来予知」は可能。マーリンの父親夢魔は「年若くして多くの予言を行った」

 

なので、若しかしたらアルトルージュ以前、「朱い月」の頃からマーリンの父親が知り合いだった可能性も有ったりするのかなーと。(真祖アルクェイドアルクと同じモノ。と、されてはいますが、歌月で志貴と夢で出会った事。白翼公の名を口にする点からも彼女も朱い月と同域の純度に達した状態の朱い月の側面部分が表層した個体。と、個人的に思っています)

 

まぁ、夢魔なので人では無いですし「彼の人」は恐らく「第一魔法」の体現者だと思うので、多分違うのでしょうが、朱い月か或いはアルトルージュと面識が有る可能性は有り得る気はします。

 

ただ、問題なのはFGO世界線では「ワラキアの夜が誕生していない」「プライミッツ・マーダーという呼称で呼ばれない」(と、思われる)世界であり、恐らく「死徒二十七祖(の概念)が存在しない世界」であろうという点です。

 

確かに「プライミッツ・マーダー」”は”「アルトルージュ・ブリュンスタッド」のみに従う。とは、されているもののフォウくんが「霊長の殺人者」と呼ばれるのは「違う世界」であり、そもそもFGO世界線の現代で彼は「カルデア」に辿り着きアルトルージュのもとに居ません。

 

更に、プライミッツを知り得ている人物として、歌月での「ミハイル・ロア・バルダムヨォン」曰く

 

「......いえ、ガイアの怪物を従えている以上、ある意味朱い月以上の怪物ではありますが彼女自身はあまりにも不安定だ」

 

と、やはりプライミッツとして成長した状態の彼とキャスパリーグのままの彼では、かなり容姿にしても異なると思われますが、そこは兎も角

当時(西暦12世紀)の時点でロアがアルトルージュがプライミッツを従え、なおかつ彼が凶暴な霊長の殺害者として成長済みであるのを知っているので、やはり、この時点で既に「月姫」と「FGO」の世界はかなり乖離していると思います。

 

また、先述のようにロア曰く

死徒二十七祖は、本来朱い月が足掻いた足跡であり、アルトルージュもそのアプローチの結果の一つ」

と、されてる以上、その二十七祖が存在しないと思われるFGO世界線において、同じく朱い月が産み出し、ズェピアとプライミッツの両者ともに関わるアルトルージュが「そもそも存在していない」のではと思っています。

 

故に、マーリンがフォウくんを「預かった人物」はアルトルージュとも異なる全く別の存在かもしれませんね。

 

アルトルージュがマーリンに預けたのか、マーリンがアヴァロンから解き放った後にアルトルージュとプライミッツは出会うのか、フォウくんがアヴァロンから到達する場所で分岐するのか、ズェピアが目指した「第六法」が存在しないから現代でもアトラスに居すわっているのか

人理が脈動し英霊がサーヴァントとして召喚される事が重要なのか、七つを以て原罪の一を討つ降霊儀式。英霊召喚の方が重要なのか。

「朱い月」「英霊召喚」「クラス・ビースト」「人理」「人理定礎」「死徒」「死徒二十七祖」...

 

ナニによって分岐し、ナニによって二十七祖が存在の決定となるのか。「朱い月」と「英霊召喚」の関係性とは一体何なのかまだまだ謎は多いですね。

エクステラと第七特異点クリア後辺りの時は、「英霊召喚」と「二十七祖」の関係は、先の「ヴォルフガング」の発言の「人理が脈動し、英霊をサーヴァントとして召喚可能であれば死徒は力を持たない」に繋がる形であって、「降霊儀式・英霊召喚」との直接的な関係は無いんじゃないじゃか?と思っていましたが、マジでプライミッツ(黙示録の獣)が相克する存在である以上、どちらか余計分からなくなってきましたしね。

 

ただ、「路地裏ナイトメア」にしろ「Labrynth」にしろ、近年で明かされた「死徒」と「Fate世界」での関係性が明かされたのは、何れも「FGO」がリリースされた後であり、更に言えば第四特異点解禁後、つまりは「降霊儀式・英霊召喚」と「冠位クラス」の設定解禁後に明かされたモノばかりですし、サーヴァントも元を辿れば結局「降霊儀式・英霊召喚」の模倣ですし、多分直接的に「二十七祖」と関係ある「英霊召喚」はこっちの方なんだと思います。

 

また、「死徒」とは曰く

 

しかし、ひとつだけ確かなのは、その怪物はいずれも、人という存在に仇なす殺戮の使者だったという事だけだ。

そして、その怪物は『死徒』と呼ばれているという。

「彼らは死徒と呼ばれている。人に取り憑く悪霊だの妖精だのとは明確に違うのだよ。彼らは、地球の一部でありながら、人類というものを嫌っている。そう、彼らは意志を持った、地球そのものの影法師なんだ」

「英霊とは人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序を護るものだ」

「我ら死徒は人類史を否定するモノ。君達のルールを汚す為に存在してきた。」

 

であり、死徒とは「人類史を否定するモノ」

そして、英霊召喚は

 

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人理を護る為の七騎の守護者。

そして、この「降霊儀式・英霊召喚」によって顕現するグランドクラスと相克するのが、人理を喰らいつくす滅びの化身たる「原罪の獣」

 

であるならば、「英霊召喚」と「死徒二十七祖」にして「死徒」の発端に関わるであろう朱い月が、構築した「二十七祖」に、「黙示録の獣」の側面を持つ

プライミッツ・マーダー」が、”吸血種では無い”にも関わらず「朱い月」や原初の死徒にして二十七祖を束ねる「the dark six」を差しおいて、死徒二十七祖第一位の序列を冠している事。

その「ガイアの怪物」が唯一従う。と、されており、朱い月が足掻いたアプローチの結果にして、プライミッツがヒトの血を飲む要因となった「血と契約の支配者/アルトルージュ・ブリュンスタッド」を産み出したのにも、個人的には「朱い月の後継機」以上の意味が有ると思っています。

 

また、「Fake」で語られましたが、型月世界における中世の西洋で勃発した「キリスト教」と「イスラム教」による聖地奪還戦争「十字軍遠征」では、第三回目までは「死徒」が介入し、宗派関係なく殺戮を齎したとされます。

また、「十字軍遠征」といえば「FGO」世界線においては、最期に当たる九回目の時期には「魔神王・ゲーティア」が、天地創造の礎の為の「人類史焼却」の七つのターニングポイントに選ぶほど、人理定礎値の変動が有った時代/事象です。

死徒とは「人類史を否定するモノ」。その上で、死徒が十字軍遠征に介入したのも単なる食事ではなく、意味のある行為だったのではないか。と、個人的に思っています。

 

「うむ、よくわからん」

堂々と『知らない』という事を断言し、簡単な見識を述べるギルガメッシュ

「よくわからんが...人ではないというのは分かる、大方魔物か怪異の一種だろうよ。我の敵として立ち塞がるなら片付けもするが、取り立てて興味はないな」

あと、「ギルガメッシュ死徒のことをよく知らない」というのも奈須さんに聞いた結果です。その理由についても聞いているんですが......これはスケール的に、「Fake」では扱いきれないネタのひとつだったりします。

 

と、冠位キャスターであれば適正が有るであろうギルが「死徒」を知らない。という設定をFake内の規模では扱い切れない程の設定が有るので、これと朱い月と二十七祖、英霊召喚の因果関係の背景に接点が有るやもしれません。

 

死徒」や「真祖」がいつ誕生したのかは不明ですが、現状判明している中で発端の「朱い月」と原初の死徒とされる「the dark six」を除くと「神代連盟」と呼ばれる、魔術師を構成員に加えている組織の開祖が「齢4000年を超える」とされ、その人物が死徒二十七祖に属しているとされています。

 

英雄王ギルガメッシュが生きたのはおよそ紀元前26世紀頃なので、単純に考えればギルガメッシュ無き後の後世に、朱い月が地上に降りて神代連盟の祖(二十世紀頃)を含めて死徒や真祖が誕生したから知らない。と、なりますが、「Fake」内で扱える規模ではない。と、言うからに単純にギルが亡き後に朱い月が地上に来たから知らない。という訳ではないんでしょうね。

 

因みに、ギルガメッシュは「てこの原理」でも有名な「アルキメデス」(遊星に肩入れしたサーヴァント)も良く知らなかったりしますが、関係有ったり無かったりするのか否か。

 

「神代連盟」の祖が齢4000年を超える。とは、されていますが、個人的にはこの段階(紀元前20世紀頃)では、まだ死徒や真祖といった存在はいなかったのではと思っています。

 

死徒二十七祖の中で最古参と呼ばれた存在は「ヴァン=フェム」「トラフィム・オーテンロッゼ」「リィゾ=バール・シュトラウト」「ネロ・カオス」「アインナッシュ」の五体と、「黒翼公グランスルグ・ブラックモア」が「白翼公」と歴史が双肩する。と、されているので彼も最古参に分類されるかもしれません。

 

この内、死徒として成立したのがいつ頃か判明しているのは「ネロ・カオス(十世紀頃)」と「アインナッシュ(十二世紀頃)」のみですが、最古参にして「朱い月の最初の従者」とされる「白翼公」と「魔術王ソロモン」の偉業を考えると紀元前十世紀以降に朱い月が地球に来たのではと思っています。

 

...少し脱線しましたが、ギルはギルで

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「FGO」では、エルダードラゴン(神代の竜種?)曰く、彼は「セブンスガーディアン」と呼ばれる「滅びの要因を事前に排斥する抑止力」に属しているらしいですが

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終局特異点で、少なくともアーチャー状態でのギルは「冠位ではない」のと、「冠位クラス」も結局「霊長の守護者」の様に、ビーストが顕現して発動する「カウンター」であって、エルダードラゴンのいう「事前に排斥する」とは異なるので、「冠位クラス」と「セブンスガーディアン」は、恐らく異なる「抑止力」だと思われますが、是の詳細も気になるところです。

 

と、近年Fate派生作品ばかりで「死徒」の設定が明らかになっていくのは、おかしいようなおかしくないような感じですが、「死徒」についてはまだまだ色々と明らかになりそうで楽しみです。

パラケルスス」「コーバック」「フランチェスカ」の面識有り三者の関係も、”アレ”でないか。と、考えている事が一つ有るのですが、これもどういう関係なのか。気になるところです。

 

さて、「死徒二十七祖」と「英霊召喚」の関係。ズェピアの差異の謎の真相は果たして如何様なものか。

 

死徒二十七祖第二位「the dark six」が関係しているかもしれませんね。

「第六法」「闇色の六王権」「朱い月」「原液」「アルズベリ」「人理」「人理定礎」「英霊召喚」「over count 1999」「魔力枯渇現象」「十の指輪の返還」...

若しかしたら、「クラス・ビースト」も直接的な関係が...あるかもしれませんが、まぁあんまり英霊召喚が関わると月姫の設定が喰われちゃいそうですしね...ここら辺は「月リメ」で大きく明らかにするつもりかもしれません。

 

 

さて、どうなる事やら....

 

 

 

では、次はフォウくんのもう一つの側面たる「原罪の獣」と「人類悪」に関して触れます。

 

「クラス・ビースト」

其は、七つサーヴァントのクラスとは異なり「復讐者」「裁定者」「救世主」「ガンナー」「ゲートキーパー」「ファニーヴァンプ」「フェイカ―」「シ-ルダー」etc...といった「エクストラクラス」にして、「旧Fate」を基にした「Fate/Prototype」及び「蒼銀のフラグメンツ」のラスボスとして君臨する「黙示録の獣」「666の獣」が該当するクラス。

 

というのが、以前の認識でしたが、「ビースト」もまた「グランドクラス」の如く「英霊召喚の元になった「安全装置」と「自滅機構」の一つと。

なので、ビーストクラスを通常の霊基のエクストラクラスの一つとして扱うのは厳密には違う感じになりますかね。

 

さて、今作の「FGO」で明かされた「サーヴァント」の本当に元になったモノ。そして、「クラス・ビースト」の真なる詳細。

 

ビーストにして人類悪とは、文字通り人類の汚点、人類を滅ぼす様々な災害を指す。

人類が発展すればするほど強くなり、人類史にとっての癌。

其は、人類を滅ぼす悪では無く”人類が滅ぼす悪”

人が人であるが故の性質、人が知恵持つ知生体であるが故に切り捨てる事の叶わぬモノ。

人理を脅かす大災害。

それこそが「七つの原罪の獣」であり、相克するのが「七つの冠位の守護者」

そして、「冠位クラス」が七つの霊基を持つように、これもまた原初のⅠ~終局のⅦまでの七つの霊基が存在する人類愛と。

 

以前、インタビューで

 

菌糸類:「FGO」の企画が始まった当初から、これはもうあらゆる「Fate」のキャラクターが登場する、集大成的な作品にしないと意味がないな、と思っていました。極端な話、「たとえ自分が死んでも次の人にバトンタッチできるように......というかもうお蔵入りしてるものを全部出してしまえ」くらいの気持ちで、「Fate」の根幹をなす設定まで語り尽くそうと。なので「Fate/stay night」より以前に存在した元々の「Fate」、今でいう「Fate/Prototype」ですが、その頃に作った、いちばん初めの設定を「FGO」の根幹に据えてみました。幸い「英霊とは何なのか」という話はいろいろな場所で少しづつ話していたつもりなので、第四章ラストのアレは自然な形で展開できるだろうと。

 

と、プロト...というか「旧Fate」から有る設定を「FGO」での根幹部分にしている。という旨を語ってはいましたが、成程こういう訳だったのか...と。

結局、FGO以前から明かされていた「プライミッツが七騎の守護者掛かりで妥当」にしても、「月姫」時点で「ネロ教授」は自身の特性(666の獣を内包した固有結界・獣王の巣)を

 

「いかにも。これでは原初の海と何ら変わりはない。」

 「だが、素晴らしいとは思わないか。

 私の中には『何になるか解らないもの』が渦巻いている。それは原初のこの世界そのものと言える小世界だ。

 どのような生き物が生まれるか予測がつかない混沌とした空間。

 現存するこの星の系統樹と同じでありながら、なお劇的な変化の可能性を持つ混沌の闇。

 その果てに何が待つのか、私は私が消える前に知りたい。」

 

と、表現しており、正しく「原初の海」とは「ティアマト神」そのものでも有り、体内から生命を産み出す様は、ティアマト神の「スキル:生命の海【EX】」による特異性と同じと言えるので、本当に昔からこの辺りの構想は有ったんでしょうね。

 

と、「クラス・ビースト」が思いの外、型月世界全体でもかなり重要な立ち位置だったのに驚きですが、「FGO」ではこれを根幹にしているが故、一部の時点で既に三体も登場しました

 

「原罪のⅠ」を司るは、『憐憫』の理をを持ち、人類史を最も有効に活用した魔術式

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「魔神王・ゲーティア」

 

「原罪のⅡ」を司るは、『回帰』の理を持ち、人類史に最も拒絶された人類最古の罪

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「創生神ティアマト」

 

「原罪のⅣ」を司るは、『比較』の理を持ち、人類史を喰らいつくす終末の獣

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「黙示録の獣」

 

の三体が明かされました。

 

よって

 

・ビーストⅠ/「魔神王・ゲーティア」”比較”の理

・ビーストⅡ/「ティアマト神」"回帰”の理

・ビーストⅢ/??? 

・ビーストⅣ/「黙示録の獣」"比較”の理

・ビーストⅤ/???

・ビーストⅥ/???

・ビーストⅦ/???

 

が現在判明している「原罪の獣」シリーズの詳細。

 

また、ギルガメッシュ曰く

 

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と、セプテムで「アレキサンダー」→「ダレイオス三世」、バビロニアで「ケツァルコアトル神」→「ジャガーマン」と、連鎖的な召喚が発生したように「クラス・ビースト」も同じくして、「連鎖的に表れる」と。

故に、始まりの”Ⅰ”が目覚めた段階で、終局の”Ⅶ”も覚醒していると(Ⅰが目覚めたからⅦが目覚めたのか、Ⅰが目覚めたからⅦまでの全員が目覚めたのか。どっちなんでしょうね。まぁ、どっちにしろ全員出そうですが)

 

 

人理焼却を阻止しても、未だ獣の脅威は消えていないと。

 

そして、「原罪のⅣ」を司っていたのが、我らが淫じゅ...「フォウくん」であり、他の世界では「プライミッツ・マーダー」と成り得る「星の獣」でした。

「第四の獣」、先にも書いたように、プロト宇宙における聖杯戦争、その一回目「蒼銀のフラグメンツ」にて顕現する獣と同じモノ。

 

な訳ですが、いや然し...

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↑の私たちが、サーヴァントの育成の為に用いている「星のフォウくん」と「太陽のフォウくん」ってこれ、フォウくんの詳細が判明した今考えると、マジで超ド直球な意味を敷いてたんですな...

 

「星のフォウくん」は、言わずもがな「星の獣」。つまりは、「プライミッツ・マーダー」としての側面を示唆したモノ。

 

「太陽のフォウくん」に関してですが、黒魔術師である「アレイスター・クロウリ―」が創設した「セレマ」と呼ばれる宗派においての神格「セリオン(つまりは獣)」が、カバラ思想における「ゲマトリア数秘術)」での数価は「666」を現し、「Fate/Labrinth」でも触れられていますが「太陽」に該当する「惑星魔法陣」の列の総和数は、ゲマトリアにおいて「666」であり、「太陽」と悪魔(獣)の数字「666」は関連付けされていますので、正に666の数字を背負った獣(フォウくん)の側面を示唆したモノと。

 

「FGO」以前から

 

もともと、某プライミッツ・マーダーを御するには七騎の守護者が必要とされており、聖杯戦争の七騎のサーヴァントというのはこれになぞらえているらしいですよ、どうにも

A:どっちもどっち、としか......。どちらも神秘に生きるものたちなので、”なんとかして殺す手段がある”時点で状況次第としか言えません。そんななか、ORTはそもそも地球上でのルールが成立しないし、プライミッツマーダーは霊長に対して超有利なので別格でしょうか。ちなみに、プライミッツマーダー1匹対して守護者七騎であたるのが妥当なところです。

 

と、昔から明かされている訳ですが、結局この「守護者」は「プライミッツ・マーダー状態」であれば、相克するのが「霊長の守護者七騎」で、「黙示録の獣状態」であれば相克するのが「 冠位クラス(の守護者)七騎」という具合で、一応プライミッツであれば霊長の守護者が従来の設定どおり相克対象になる(霊基の出力の問題でしょうか)という認識でいいんでしょうかね。

或いは、プライミッツに相克する「守護者」というのが、そも「冠位クラス」の事を指していたんでしょうか。

 

そんな訳で、現在三体のビーストが姿を現し、残りはⅢ、Ⅴ~Ⅶまでの四体が未判明で、今後登場するであろう原罪の獣な訳ですが

 

原罪のⅥに関しては、上でも触れてるんですが「大淫婦バビロン」だと思いますっていうかでしょうね。

 

フォウくんが該当する「原罪のⅣ」、其こそ海より出でて大いなるバビロンを背に乗せ地上に君臨した、七つの頭と十の角を持ち、神の名を汚す異形の獣。大いなる赤き竜から玉座と権威を与えられ、人々に悪魔の数字を刻印し、聖都を滅ぼさんとするのが聖典における「黙示録の獣」です。

 

そして、第十七章から登場し、この「黙示録の獣」に跨る、紫と赤の衣をまとい、金や宝石、真珠で装飾され、汚れで満たされた金の杯を以て地上に顕現し、一時的ながらも王としての権威を授かり地上を支配する、と、された女の名(都や悪魔の巣窟を女として表現したモノ)が「娼婦などの、忌まわしきもの全ての母」其れこそ「大淫婦バビロン」だと。

 

先ず、この「大淫婦バビロン」が跨る「黙示録の獣」の容姿(七つの頭と十の角)と獣に権威を与えた「赤き竜(サタン)」自体が、古代ローマ帝国ないしローマ皇帝其の物を現しているとされ、上に乗る大いなるバビロンとされる女は、キリストの敵である「バビロニア」「ローマ」の地を比喩したものや、「ローマ教皇」を比喩したモノなど、様々な解釈があり、正解というものはないんですが

五代ローマ皇帝「ネロ・クラウディウスカエサルアウグストゥス・ゲルマ二クス」たる赤王は、暴君として君臨していた時代にキリスト教徒を迫害した「アンチ・キリスト」として有名な存在です

 

故に、人理を破壊尽くす獣に跨る「大淫婦バビロン」は、暴君(特に皇帝ネロ)を比喩したモノ。としての解釈がされます。

また聖典における

「その数字は人間を現す。その数字は六百六十六である」

と、言われる不完全数「6」を三つ連ねた、悪魔の数字「666」は曰く、皇帝ネロ・クラウディウスギリシャ綴りをヘブライ文字に変換し、更にそれをゲマトリアによって数値化した総和数が「666」になると。

 

故に「666」の数字を刻印する獣に跨る大いなるバビロンは「皇帝ネロ」である。という解釈が一般的になっています。

 

また「Fate/EXTRA」と「CCC」時点でも

 

赤王「奏者よ、そなたが余を暴君と、バビロンの大淫婦とそしるのならば、それも構わぬ」 

 ガウェイン「っ───口を慎め、バビロンの大淫婦!その先を口にする資格は、あなたにはない!」

しかし、彼女を召喚するマスターはまずいない。

彼女の真名はある宗教では大悪にあたり、彼女の人生の結末も悲惨なものだった。

01 黄金の杯[EX]

ヨハネ黙示録にある、バビロンの大妖婦が持っていた杯。

偽聖杯であるが、偽の聖杯であるからこそ、正邪問わずに

人間の欲望を叶える“本物の”聖杯となっている。

 

”わたしは、赤い獣にまたがっている一人の女を見た。

 この獣は、全身至るところ神を冒涜する数々の名で

 覆われており、七つの頭と十本の角があった。”

 

これは黙示録曰く、聖都に現れた滅びの獣と、

その獣にまたがっていた女の描写である。

七つの頭を持つヒュドラの如き巨大な獣は海より現れ、

聖都に上陸したという。

この獣と女は二つで一つであり、

切り離して考える事はできない。

 

女は全ての邪悪を生みだすものとされ、

短慮なる者、欲深き者は彼女の誘惑に逆らえず、

その杯によって堕落したという。

 

余談ではあるが、

皇帝を名乗る赤いセイバーはその死後、

信徒たちにこの獣と同一視され敵視されたという。

 

と、大淫婦バビロンネタは使われ続けてるのと「FGO」でも

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この様に示唆されまくっています。

(終局特異点クリア後の皆さんならご存知の筈ですが、魔神柱はビーストの眷属なので、それと同じ様な魔力であれば其は)

 

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また、これも上で触れましたが

「FGO」における「赤王」は、かなり「不安定な状態」です。

 

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セプテムではこの様に頭痛を発し、「ボーっと」する事があり、マイルームでは

 

「聖杯...?ううっ、その名はよくない...頭痛が一層強くなる。あまり口にしないでくれ!」

 

と、「聖杯」というワードにも頭痛を発する始末です。

彼女の初出作である「EXTRA」シリーズでも、モノは違いますが「ムーンセル・オートマトン」と呼ばれる「七天の聖杯」が存在し、「聖杯」というワードに対してそのような異常は見受けられませんでした。

然し、「FGO」では「聖杯」という単語に対し、頭痛を発すると。

 

また、他に赤王が頭痛を発するのは、セプテムの会話のところどころで、その際”必ず”会話の前後に「フォウくん」が反応している場合です。

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また、「マリー・アントワネット」の幕間の物語にて

マリーのテンションの高さに釣られて

 

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「Dr.ロマン」と「フォウくん」がめっちゃテンション高くなっています。

そして、レイシフトし、セプテム修正中の赤王が「生前」の頃へと突入。

何やかんやで戦闘となりますが、この際

 

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赤王から異常な(サーヴァント並の)魔力が検知されると。

本来、生前「魔術師」でもなく、ましてや「人間」の状態の赤王から魔力など検知されない(サーヴァントであれば別)

が、何故か検知されるという状態。

※この際、先程までテンションの上がっていた一人の「Dr.ロマン」は冷静になっています。

 

そして、戦闘が終わりますが

 

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この様に唯一「フォウくん」だけが、異常にテンションが高いという状態。そして、この幕間でのみ、”生前”の赤王は「サーヴァント並の異常な魔力が検知」されると。

 

フォウくんは「黙示録の獣」の側面も持ち合わせる「第四の獣」。そして、「赤王」は「黙示録の獣」に騎乗する「大淫婦バビロン」と同一視される存在。

つまり、この異常な魔力検知やマイルームでも赤王がボーっとする要因は、大いなるバビロンと「二つで一つ」の関係の「フォウくん」がその場に存在し、共感覚の様に同調しているからだと思われます。

 

故に「FGO」で、赤王が不安定なのは、既存作品で言うと「聖杯」として機能し出して「この世全ての悪」とのリンクしつつあった「HF」の「間桐桜」の様な状態(元凶は人類悪が覚醒したからでしょうか)なのではないかなと思います。

 

一応「EXTRA」本編やシナリオ集で

 

 一説にはこの弾圧に対する反発として

ヨハネ黙示録」が書かれたとも。

彼女を皇帝としたヘブライ発音NRVN QSRを

「666の獣」とし、悪魔と同一視された。

 

ちなみにこの666の獣にまたがる

”バビロンの~”とはローマのことであり、

彼女個人にあてられた異名ではない。

 

 この様に、「バビロンの大淫婦」=ローマ帝国の暗喩であって、≠赤王個人。

という説明は有りますが、後の「CCC」で「黙示録の獣と二つで一つ」という扱いにされ、同じ事が書かれている「FGOマテリアルⅠ」では、このバビロンの~という説明部分は削除されているので、気にしなくてもよさそうかなと。

 

そして

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「六番目」のと、赤王の亡霊(魔神柱と同じ魔力量)が零したのと

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「ビーストⅥ」が保有する固有スキル「ネガ・メサイア」なるモノは、「ビーストⅡ」の「ティアマト神」の有する「ネガ・ジェネシス」と同類のスキルであると。

「ネガ・メサイア」とかもうド直球過ぎるので

 

「原罪のⅥ」を司る「ビーストⅥ」は、「大淫婦バビロン」

 

いえ、丹下桜さんが一度記載してしまったのでこう呼ぶ方が正解でしょうか。

母なる、淫婦

 

「マザーハ―ロット」と。

 

 

そして、恐らく「人類悪」に該当するであろう存在がもう一体。

 

其は「この世全ての悪(アンリマユ)」だと思われます。

 

http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html

先ず↑の竹箒でも、触れられている通り「FGO」で語られた「人類悪」という存在はFGO以前から存在していました。

 

UBWも実はFGOのメインプロットと同時期に作成したものなので、アインツベルン城でギルガメッシュが今なら馴染みのある単語を口にしていたりとでお勧めではある。

 

と、発言している様に初出は「ufotable版」の「Fate/stay nightUnlimited Blade Works]」になります。

その第二十一話「answer」で「英雄王ギルガメッシュ」曰く

 

「聖杯の真下にいた俺は当然その奔流を一身に浴びた。その時に聖杯の正体を知った。 実に下らぬ。下らぬが、使い道はある。数ある兵器の中でもあれ程殺人に特化したモノはあるまい。」

 

「元々、我らとて兵器だろう。アレはそれを突き詰めたものに過ぎん。 聖杯とは地獄の門。一度開けば中から数十億もの呪いが溢れ出す。」

 

「言峰は言っていなかったか?あれは既に汚染された聖杯、お前達人間によって地に落ちた欲望の杯。人間を呪い殺す事のみに特化した 人類悪 の一つだと!」

 

との事で、ギルの言う通りならば、冬木における「聖杯戦争」が五回目まで行われ、第三次聖杯戦争時に「復讐者」の召喚及び「この世全ての悪」によって汚染された「大聖杯」は「人類悪」の一つであると。

 

また「FGOマテリアルⅢ」の「アンリマユ」の頁では

 

悪態、憎まれ口を叩きながらもマスターの成長を見守る最弱の英霊。

その在り方は未熟な人類の行く末を眺める、ノケモノのそれである。

 本物のアンリマユではなく、アンリマユとして祭り上げられた青年がサーヴァントとして召喚された姿。

基本、あらゆる事にやる気がなく否定的だが、契約者にはきっちり義理を果たすので最後までマスターに付き従う。

とは語るものの、根底はアニマルなので何かの拍子にパクッとマスターを食い殺す危険性もある。

 

「ノケモノ」「アニマル」うん。

 

「HA」の時点で、アンリの事を「獣」と形容するシーンは多々有ったので

 

セイバーとアヴェンジャー。

両者の戦いは剣の打ち合いというより、人と獣の格闘を思わせた。

人はセイバー、獣はアヴェンジャーである。

「シャ、ハ───!」

 

デタラメな、叩きつけるような剣の舞。

剣を構えたセイバーの手数が一なら、アヴェンジャーの手数は三か四。力で敵わぬ獣は、その持ち前の敏捷性でセイバーに襲いかかる。

強く。今のが防がれるのならより強く。

多く。今のが捌かれるのならより多く。

己の体に限界はない。いや、己の体の限界など知らない、と。

それは、

 

破滅を厭わない狂蹂、脳を冒された獣そのものだ。

 

という比喩は使われていたので、第七特異点解禁前は「獣」繋がりで「絶対魔獣戦線」にワンチャン登場無いかな程度に考えていましたが、「獣」と比喩したのも成程と...

 

また、「HA」にて

 

「貴方より上の人殺しがいるの?」

「いるぜー、イヌとクモ。こいつらにはまあ、どうやっても追いつけない。質はともかくスピードが違うんだよスピードが」

 

と、アンリ曰く「イヌ」と「クモ」

つまりは、霊長に対して絶対的な殺害権を有する「プライミッツ・マーダー」と、前死徒二十七祖第五位を秒殺する程の殺戮性能を有する現No.5である「ORT」には、人殺しに特化した「アンリマユ」ですら、速度では敵わない。という有名な設定がありますが

この際に、アンリが「イヌ」を引き合いに出したのもそう言う事(同じ穴の狢的な)だと。

 

そして、「FGOマテリアルⅢ」にて、”本来なら”接点皆無の筈の「ヘンリージキル&ハイド」の頁の因縁キャラへの台詞欄にて

 

 【ハイド時】

 アンリマユ

「この世全ての悪」であることを望まれて反英霊と化した彼については、「人間の悪性そのもの」として生まれ落ちたハイドとしては憧れの対象である。なにせ、こちらは人間ひとりが内包し得る「悪性の概念」が具現化したに過ぎない。この世全ての悪とは、一体何だ......?

 

と、残しています。

「H・ジキル」氏は、十九世紀頃におけるイギリス出身の人物であり、型月世界的には実在した人物とされています。

「英霊伝承~ヘンリー・ジキル/ハイド~」において、H・ジキル氏は「シャーロック・ホームズ」からの要請を受け、彼の調査に協力する関係になりました。

その際、H・ジキル氏は「犯罪界の皇帝」と悪名名高き、悪の化身たるとある犯罪者から「悪性」を知り、魅了されました。

その魅了される程の「悪性」を垣間見た彼は、これは誰しもが内包し得るモノだと恐れ、自らから恐ろしき「悪性」部分だけを摘出/乖離/排除し、「善性」のみだけで構成された清き存在として、肉体を新たに再構成しようと試みました。

 

然し、結果として彼はその実験に耐えたものの成功に終わるどころか、排除しようとした「悪性」部分が、より凶悪な人格として誕生し内包されました。それが「エドワード・ハイド」の人格です。

 

この実験を通し、また悪なる獣性の顕現によって行われた「ハイド」の人格の悪行、そしてこの「ハイド」が最終的に”行きつくモノ”を悟った「H・ジキル」氏は

人間は知恵を持つが故に「悪性」を捨てる事は叶わない。其れこそが、人が人であるが故に持つ性質、言葉で顕すならば「人類悪」の存在を知り得たと。

 

その「人類悪」を知る要因となった、彼の「悪性」たる「ハイド」が「アンリマユ」を尊敬の対象であると。

 

そして「第七特異点.・絶対魔獣戦線バビロニア」では、「原罪のⅡ」である「ティアマト神」が顕現しました。

彼女の持つ「生命の海:EX」は、生命を生み出す海そのもの。故に「FGO」では「ラフム」や霊基情報が取り込まれた「牛若丸」を排出しました。

その泥を

 

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彼らは、「浸食海洋ケイオスタイド」と名付けたと。

そして、それらは魔術世界において「聖杯の泥」とも呼ばれる。

「聖杯の泥」とは、「第三魔法」を基盤とした 「大聖杯」に「この世すべての悪」が混在した「汚染聖杯」から漏れるモノ。

 

「ビーストⅡ」が有するモノと同じ性質を持つとすれば其は...

 

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ん?

 

 

現状「FGO」本編でアンリが絡んでないので、あまり判断材料としては少ないですが、恐らくギルの言うとおり「この世全ての悪」も「人類悪」の一つでしょうね。

というか、でなければ第七特異点で「人類悪」の設定が明かされた後の竹箒で、ギルの発言に誘導する様な事は書かないでしょうし。

 

問題は、どのような状態で有れば「この世全ての悪(アンリマユ)」は「人類悪」にして「原罪の獣」足り得るのか。

 

本来「アンリ・マユ」とは、「ザウスシュトラ」によって産み出された「善悪二元論」という思想の元「ゾロアスター教」における、「善」を司る最高神アフラ・マズダー」と敵対する、「悪」を司る悪魔の神。という存在ですが

「復讐者」として、現界している彼は「ゾロアスター教」とは関わりの無い、小さな集落によって、何の罪も無く何の悪事も働いていない無銘の少年を、突如村の人々が「お前が私たちのこの世全ての悪であれ」と、「必要悪」として生贄に捧げられた一人の少年が、それでも彼が「必要悪として人々を救った」のだから「英霊」として、アンリマユの名を被りサーヴァント化したニセモノの悪魔です。

 

あくまで、彼は「必要悪」であって「人類悪」では無いので、あの「復讐者」として現界している「アンリマユ」そのものではない。

と、思われますが

 

例えば、本来の「悪神アンリ・マユ」として現界した場合「人類悪・アンリマユ」になるのか。

 

或いは、ギルが「汚染された大聖杯」が、「人類悪の一つ」である。

と、言った様に正しく「大聖杯」と「この世全ての悪」が混濁し、「大聖杯」が「この世全ての悪」を起動させるブースターとして機能すれば、其れが全人類を呪いつくす「人類悪」

つまりは、「HF」にて「言峰綺礼」が誕生を祝おうとした、SN三ルートの中で最も「大聖杯」から「呪い」が溢れる間近だった、あの状態の「この世全ての悪」こそ、「七つの人類悪・アンリマユ」になるんでしょうかね。

 

元々、「SN」の原典の「旧Fate」を基にした「プロト」と「蒼銀」では、物語の終盤「大聖杯」から「黙示録の獣」が産まれ落ちるという展開なので、SNの聖杯戦争の「この世全ての悪」が「大聖杯」より産まれ落ちる部分はなぞったものだと思いますし、聖杯というブースターがあればという感じでしょうか。

 

さて、「この世全ての悪(アンリマユ)」が「人類悪」の一つだと仮定して、その場合Ⅲ、Ⅴ~ⅦのどのNo.に該当するかですが

個人的には「Ⅲ」or「Ⅶ」かなと思っています。

 

「そいつのクラス名が復讐者

 聖杯の力で『生命』としてカタチを得ようとしている、第三魔法の成功例になりつつある英霊よ」

 

「いいえ、復讐者の物質化は、聖杯による魔法じゃない。アレはもとからそういう属性をもった英霊だった。

 復讐者だからこそ聖杯の中で物質化が可能なの。

 大聖杯は第三魔法を成し得る復讐者を呼び出したに過ぎず、大聖杯自体が第三魔法を成し得た訳ではないわ」

 

「......? ええっとつまり、そいつは初めから物質化できる怪物だったってコト?

 大聖杯による魔法が成功していなくても、勝手に第三魔法を体現するヤツってコト?」

 □この世全ての悪の誕生

 人々がアンリマユに願った悪しき望みは大聖杯と結びつき、”この世全ての悪”という呪われた概念が受肉を始めた。これは第三魔法(魂の物質化)の成功例といえる。

 

と、曰く「アンリマユ」という存在は、「第三」の奇跡たる「第三魔法・天の杯」(魂の物質化)を体現できるような性質を持ったモノ。にして、大聖杯とリンクすれば正しく、其は第三魔法を自ら成功させる様な属性であると。

 

更に、「EXTRA」世界線において、「アルターエゴ」や「BB」「間桐桜」を取り込み、真性の魔に達し「神」の座へと君臨しようと試みた「魔性菩薩キアラ」こと「殺生院キアラ」は曰く

 

......とは言っても、その頃の彼女は万色悠滞によって自身を疑似霊子化させており、地上の肉体が死滅したところで彼女には何の問題もなかった。

 キアラは己のフィールドを電脳空間に移行しており、一層、悩める欲望をすくう道に没入した。

 その在り方は伝え聞く第三魔法、魂の物質化であるヘブンズフィールに近いものと思われる。

 

とされ、尚且つ彼女が真性の魔である「魔人」として君臨した状態で保有する宝具

 

■この世、全ての欲【宝具】

アンリマユ/CCC。

変上したキアラの対星宝具。

地球で自慰行為にふける最低最悪の宝具。

地球に残ったあらゆる生き物───人間、動物、植物───に自分の体を捧げ、これを受け入れる事で最大の官能を会得し、成長する権能。

その在り方は、かつて人間の悪性を証明する為に悪魔と罵られ、生け贄に祭り上げられたある人工魔に類似する。

 

と、「殺生院キアラ」の在り方が「アンリマユ」にして「第三魔法」に類似する存在である。と、されています。

更に、彼女がこの「アンリマユ」と同じ性質を持つ宝具を有する「魔人」状態として君臨している際

 

「随喜自在第三外法快楽天

 

という異名をも持つとされています。

 

と、「この世全ての悪」自体が「第三魔法」を体現する属性を持ち、類似するキアラもですが、アンリマユに何かと「三」という数字が絡むので、該当するなら「原罪のⅢ」なのかなと。

あと、HAでも

 

「そうそう。ああけど、人間殺し競争ならオレが一番だぞ。

 こればっかりは向き不向きあるからな。

 ......って、一番じゃねぇか。世界でニ番か三番だった」

 

との事で、人殺しの速度では敵わない「プライミッツ」と「ORT」との比較として、自分の人殺し速度は「ニ番か三番」とも言ってたりします。

と、言ってもまぁその比較対象の「プライミッツ」のナンバリングと人殺しの速度は関係してないのでアレですが、兎に角アンリには「三」の数字が割と絡みます。

 

「Ⅶ」の方ですが、何となくⅦっぽい...ぽくない?(ガバガバ根拠)

というのはさておき、個人的候補のⅢを除くと、恐らく大淫婦バビロンが該当する「Ⅵ」を除けば、残りは「Ⅴ」と「Ⅶ」です。

数十億人を呪い殺す原初の悪にして、SNで重要な存在である「この世全ての悪」が「Ⅴ」という中途半端なNo.とも思えないので、飾るとしたらあとは終局の「Ⅶ」かなと。

数十億を呪う悪...終局のⅦ...或いは本当に(人類悪であるなら)原罪のⅦの方かもしれません。

 

という事で、現状仄めかされてる「人類悪」候補を併せると

 

・ビーストⅠ/「魔神王・ゲーティア」”比較”の理

・ビーストⅡ/「ティアマト神」"回帰”の理

・ビーストⅢ/「この世全ての悪(汚染聖杯状態?)?」orビーストⅦ? ”?”の理

・ビーストⅣ/「黙示録の獣」"比較”の理

・ビーストⅤ/???

・ビーストⅥ/「大淫婦バビロン(マザー・ハ―ロット)?」”?”の理

・ビーストⅦ/???(「この世全ての悪(汚染聖杯状態?)?」)

 

こんな感じでしょうか。

人類悪候補の「大淫婦バビロン」と「この世全ての悪」が、有する「理」がナニになるのか不明ですが、「大淫婦バビロン」の方は「強欲」或いは「暴食」、またはそれらに類似する「理」でしょうかね。

 

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ただ、「監獄塔」で暴君カリギュラ...というか、ローマそのものが「暴食の具現」という扱いの様ですので、「大淫婦バビロン」個人が該当する「理」は異なるのかもしれません。

 

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という具合で、今後登場しそうな人類悪候補濃厚な存在はニ体ほどいますが、あと二つは何になるんでしょうね。

特に「ビーストⅤ」に該当しそうなのが思いつきませんが

既存の型月キャラで「五」という数字から連想されるのは、死徒二十七祖第五位にしてプライミッツと同格の「ORT」や「第五魔法・青」の継承者である「蒼崎青子」辺りですが、うーん...流石に違いそうですが...

 

ORT」は「原罪の獣」というか、そもそも他天体の生命体ですし、どっちかというと「捕食遊星ヴェルバー」っぽいですし。

 

そして「蒼崎青子先生」は、若しかしたらちょっと怪しい(?)かもしれないような。

 

今回の「FGO第一部」における。「人理焼却式・ゲーティア」が企てた極点の宙へと位当たる試み「人類史焼却」「天地創造」。

これらの計画名は曰く

 

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「逆行運河/創生光年」であるというのが明かされました。

 

そして、「MBAC」以降プレイアブルキャラとして実装された「蒼崎青子」の「ラストアーク」が、同じく「逆行運河・創生光年」という名称を持ちます

それ以前の「Re.ACT」では

 

格闘戦で見せた技などは”魔法”ではないのだ。

 

と、記載されておりこの時点(CPU専用キャラなので、そもLAが無い)では、青子先生がMBで使う技は「魔法」では無い。という扱いのようでしたが、LAを行使可能な「MBAC」からはこれ(結界に閉じ込めたの爆発)も「第五魔法」に入ると思われます。

 

ゲーティアの「逆行運河/創生光年」は

 

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↑の様に、人理強度を0にして、知生体の活動、人類史、即ち惑星の情熱を「熱量」へと変換し、46億年に上る「時間逆行」を可能とするとの事。

で、青子が「まほよ」で行使した「第五魔法」によって、引っ張り出したエネルギーで、原初のルーンの(レプリカ)破壊etcを披露しましたが、これも言わばゲーティアの原理と同じで、この星の「情熱」を熱量へと変換し、「時間旅行」に近い業などを可能としているのかなーと、思ったりしちゃったりしますが

 

「......逃したか。もっとも、アレは秩序を破壊するもの。我が混沌に組み込んだところで、何の益にもなりはすまい」

「貴様はおぞましい、際限のない生存を。私はむなしすぎる、採算すべき結末を。」

「その前に、貴様の魔法を破壊する。星の命に何の利益も齎さない力など、初めから有ってはならなかったのだ───!」

プラスにしろマイナスにしろ、それは秩序の崩壊だ。

「ば───バカここに極まったな!

 何千億年後にくる宇宙の死滅、人類の行く末に待つどん詰まりに、さらなる負債を押しつける気か!? この星の頭上に隕石を作っているようなものだぞ!?

 というか、おまえの重みでこの星を押し潰す気か!?」

 

と、散々な評価の「第五魔法」ですが、近年の「Fate/EXTTLE」や「FGO」をプレイ後だと、確かに納得がいきますが

「魔法」は曰く

 

明白な罪科。

魔法とは、人類の敵そのもの。

 

とも、されていますし、同じ「逆行運河・創生光年」という異名の業を持つので、まぁ人類悪ではないでしょうが、青子先生か第五魔法自体が素質を持っていたりとかしないんでしょうかね。

ゲーティアの大偉業が何故「第五魔法」を用いた業と同じ名を冠するのかは不明ですが、ゲーティアは極点の宙を目指し、神に至る。という事でしたが、これは恐らく神の座たる「」へと至るという事でも有るのかなと。

そして、青子の「第五魔法」は、「」に到達したが故に誕生した魔法なので、この辺りが関係ある感じでしょうかね。

 

 

と、若干ズレましたが、「人類悪」にして「クラス・ビースト」「七つの原罪」は、まだまだ語られ始めたばかりで謎だらけですね。

 

ギルガメッシュ曰く

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「スキル:単独顕現」は「クラス・ビースト」のみが保有スキルである。と、確定しました。

エクステラクリア後辺りでは、このスキルは「冠位クラス」或いは「冠位」と「ビースト」が有すると思っていましたが、あくまで「ビースト」のみと。

Fate/EXTTLE」にて

 

ギルガメッシュはSE.RA.PH内の表と裏の境界がゆらいだ事により勝手に境界を切り裂いて現界した。

(※自らの手で現界するスキルはクラス・〇〇〇〇しか持ち得ないものだが、これはEXTRA世界なのでギリギリあり)

 

と、されていますが、ギルガメッシュは「EXTRA世界」においては、「月の聖杯戦争に参加した瞬間優勝が確定する」為に「月の裏側」に封印されています。

そして「エクステラ」にて、この「ビースト」しか持ち得ない「単独顕現」と同じ事をギルが出来たのは、個人的にはこの「月の裏側」に封印されていた(月の裏側は、人類のあらゆる悪性情報が克明に刻まれた虚数空間)影響で「人類悪」と同等の権限を一時的に受けれた。と、思っているんですが、どうなんでしょう。

 

と、そこは兎も角「単独顕現」は「ビースト」のみが持つスキルと。

 

このスキルは無論「ティアマト神」も保有していますが、それ以前より

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セイバーのサーヴァント霊基を得た『両儀式』も「単独顕現」を保有しています。

これは単に「根源接続者」である特異性故ではないかと、冬コミ前までは思っていましたが「FGOマテリアルⅢ」の『両儀式』のページにて

 

単独顕現:C

特殊スキル。単独行動のウルトラ上位版。

また、存在が確定しているため、即死耐性、時間操作系の攻撃に対して耐性を持つ。

このスキルを持つものは、即ち───

 

と、不穏な示唆がされています。

「単独顕現」とは「ビースト」のみが持つスキル。故に、このスキルを持つものは「獣」である。

と、成りますが、冬コミ前くらいの当時「プライミッツ=原罪の獣は確かに衝撃的だったけど、『両儀式』は根源接続者だから、多少はね?」ナイナイ

って思ってのに、冬コミで買って開いた読んだら、マジで何かあ、そういう方向性ですかって感じで「えぇ...」ってなりました(小並感)

 

と、彼女にも「人類悪」の可能性を内包している示唆がされている訳ですが、「真祖アルクェイド」曰く

 

「お互い目覚める時間を間違えたな。

 宙を目指すのは百年早い。

 今はおとなしく、虚無の夢に沈んでおれ。」

 

と、彼女の告げた発言の真意は不明ですが『両儀式』が目覚めるのは百年早いとの事。

 

余談ですが、「真祖アルクェイド」の言う「宙」。

型月世界の概念として「人類」は何れ「宙」を目指す。というのが、様々な既存作で散りばめられている事でも有り、同じく彼女が言ったこの「百年」という歳月も、「FGO」に関わりの有るある「周期」と同じで有る為、それ繋がりで『両儀式』が目覚めるのは早い。と、告げたのかもしれません(と、個人的に考えています)が、取り敢えず置いておきます。

 

と、示唆はされているものの開示されている情報が少ない為、現状の詳細は不明。

 

また、『両儀式』と同じく、生まれ以ての「根源接続者」である「沙条愛歌」が「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」にて「EXTRA御三家」曰く

 

「どうやら元凶とやらは、この世にいてはならぬもののようだ。遠慮なく冥府に叩き返してやろう」

「あれ生粋の人類悪です。放っておいたらこの並行世界は間違いなくお花畑で埋め尽くされますよ」

「そのようだな。桜君にはすまないが、君たちはここで倒させてもらう!」

「化け物め......行くぞセイバー!あの愛歌という少女は人類の敵、規格外の存在だ!」

 

という評価を受けており、「キャス狐」曰く「生粋の人類悪」であると明言されていました。

 

「根源接続者」である愛歌お姉ちゃんはプロト宇宙における「第一次聖杯戦争」「第二次聖杯戦争」において、「第四の獣」である「人類悪/黙示録の獣」を召喚/共に顕現し、現在に至るまでの「連続時空体」、即ち「人理定礎」を粉々に破壊し尽くし、およそ1500年程前に滅んだ事が固定されている「当時のブリテン」を現代に”甦らせる”としました。

 

そして、「根源接続者」二人が「人類悪(獣)」の示唆(というか、一人はダイレクトに言われてますが)がされていると。

 

何故、そのような扱いがなされているのかのは現状不明ですが

 

「生まれたての動物は、赤子の体とそれに見合った知性の芽をもっている。けどわたしのように何も持たずに生まれたものはね、そのまま死んでしまうのが決まりなの。もともと「」に近いものは体をもって生まれてはいけない。トウコさんに聞いたでしょう? 世界は、世界自身で破滅の原因になる出来事を防いでいるって。だから普通ならわたしは発生しても生まれる事さえなかった。

 わたしのように「」から出でた生き物は母親の胎盤の中で死ぬだけ。」

 

と、『両儀式』が語っている様に、この世界は、世界を守る為に滅びの要因を自らが防ぐ。だから、万物万象全てにして始まり/終焉へである「」に近いモノ(人格)は、この世に体を得て誕生してはいけないと。

実際、『両儀式』の場合は

 

「だからわたしはなんだってできる。......そうね、目に見えないほど小さな物質の法則を組み替えたり、遡って生物そのものの系統樹を変えてしまうことだって可能だわ。今の世界の秩序を組み替えることだって簡単よ。この世界を作り直すんじゃない。新しい世界で古い世界を握りつぶすの」

 

といった事が、本人曰く「可能」との事。

但し「アーネンエルベの一日」にて、「両儀式」が自身の能力と「アルクェイド」を比べて

 

「俺のなんて可愛いもんだ。そこのバカ女は、それこそ制限無しだぞ。創造しただけで城創るような奴なんだぞ?」

 

と、発言しているのと「愛歌お姉ちゃん」も確かに「人理定礎」の破壊を可能とし、「抑止力」の介入まで働いた「ポトニア・テトローン」ですが

 

「時の流れの中で、完全に固定化されてしまった事象は......超えられない。わたしの手でブリテンが生き残る可能性を作ることはできても、事象の固定にぶつかればあっさり消えてしまう。どうあれ栄光のブリテンは滅び、サクソンの人々は新たな国を興して、やがて現代へと続く英国が産まれ出る」

「事象の剪定ですか」

過去。歴史。人類史。この世界を形作るすべてを破壊する為にこそ、聖杯が要るのだ。

黙示の獣(ビースト)が。

主人の力を更に高める増幅器(ブースター)として。

曰く、主人の身に備わった魔術回路は神秘を超えた奇蹟をも可能とする全能に相応しく異常とも言える超常の性能を有しているのだとか。だが悲しいかな、あまりに特異過ぎる存在であるが故か、量に劣る。不可能に等しい奇跡の数々を成せはしても、規模と回数にはある程度の制限が付いて回ってしまう。

しかし、聖杯を揺籃として眠る獣の魔力を以てすれば、この制限は解除される。

 

と、例え愛歌お姉ちゃんであっても、”単体では”固定化された事象たる「人理定礎」自体を壊すことは叶わず、「聖杯」「黙示録の獣」が無ければ人類史の変更を成すことは不可能という制限がある為、恐らく『両儀式』もアーネンエルベで式が言っていたように、単体では「大権能」レベルの事はできない(制限が付いている)と思っています。

 

そして、この二人が「獣」である可能性があると。

 

個人的にですが、これは↑の様に「」に近いモノは世界の滅びの要因足り得る、故に世界は其れを防ぐ為に本来は生まれない存在。だからこそ、体を以て生まれてしまった「根源接続者」達がそのように扱われているではないかと。

要は、「人類悪(獣)」の「素質が有る」位ではないかなと思います。(現状『両儀式』の方は)

そして、この素質を持つ存在が何らかのきっかけの様なモノ(愛歌お姉ちゃんであれば「聖杯」「黙示録の獣」)があれば、その時こそ「人類悪」として顕現するのかなと。

 

と、考えていますが『両儀式』の方は、「素質」がある程度で、今後覚醒する事はないと思っていますが「愛歌お姉ちゃん」に関してなんですが

 

彼女は、「アーサー・ペンドラゴン」に恋したが故、「第四の獣」を覚醒させ人理定礎を破壊しようとしました。

そんな彼女は曰く「世界を喰らう女(ポトニア・テト―ロン)」であり、「キャス狐」曰く「生粋の人類悪」と比喩されますが、「蒼銀」にて

 

───偉大なるものよ。御身は、やはり我が母なのだ───

───偉大なるバビロン───

───御身こそ、虚飾と退廃の再来、あらゆる妖婦と地の憎むべきものとの母───

 是なるは偉大なる母、怪物の王女、根源の姫!

その時こそ『十の王冠(ドミナ・コロナム)』が地上に顕現する。

母なるバビロンが存命であれば、更に、聖杯ならざる黄金の杯も同時に顕れていただろうが、既に、聖剣に貫かれた沙条愛歌の肉体は素体たる暗黒の肉海へと落ちた。如何に全能として生まれた少女とはいえ、魂ごと霊子分解されたに違いない。

聖女などとは程遠い大妖婦を母と呼ぶとは、これを浪漫と呼ばずして如何しようか。

 

と、愛歌お姉ちゃんは「黙示録の獣」の母なる、大いなるバビロン、即ち「大淫婦バビロン」であると表現されています。

 

また「Fate/Labyrinth」では、詳細な時系列は不明ですが、少なくとも「ブリュンヒルデ」が敗退し、大聖杯へと拠点を移したのは確実な「沙条愛歌」が、何故か全く異なる世界線に存在する「ノーマ・グッドフェロー」に憑依するという形で、とある大魔術師にして死徒二十七祖の一角が「神の愛そのもの」である「聖典トライテン」を護る為に作り上げた「アルカトラス第七迷宮」へと顕現します。

世界線を越え、「アルカトラス第七迷宮」へと至るまでに、彼女は様々なモノの出会いました。例えば其は、とある外伝で邪竜と化した少年。例えば其は、世界を繋ぎ止める輝きし聖なる神造兵装。

その中で、「両儀式」とも出会います。その際 

 

「おい」

誰かが言った。

あなたは覚えているでしょう、愛歌。

瞬間、微睡みからの波濤があなたの意識を別の場所へと押し流して。

 

別の場所。何処?

宇宙の暗黒のようでもあったし、輝きの窮極のようでもあったし、あらゆるすべての中心たる渦のようでもあったし───見慣れない、生活感のまるでない小さなワンルーム・マンションの一室のようでもあって。

「”そいつ”は、駄目だ。ここに置いていけ。」

どこまでも深い───

青く輝く瞳を、あなたは見つめたの。

 

と、「両儀式」から言われます。

 

結果、彼女は単身で「アルカトラス第七迷宮」へと現れます。

 

Fate/Labyrinth」における「アルカトラス第七迷宮」の支配者は「ヴォルフガング・ファウストゥス」です。

彼は、この大迷宮に「太陽の惑星魔方陣」と合わせる事で、「サーヴァント」を召喚し小規模の「亜種聖杯戦争」を始めます。

そうした彼の目的は、自身の「霊基再臨」を行い「幻想種」から「精霊種」へと存在階梯を上げる事でした。

 

この際に「ヴォルフガング」が用いたのは「太陽」に該当する「惑星魔方陣」。その列の総和数は「666」。そして、「両儀式」は愛歌お姉ちゃんに「”そいつ”は駄目だ」と言いました。蒼銀の時系列は「ブリュンヒルデ敗退後」

 

つまり、「太陽(666)」の惑星魔方陣を用いた召喚により、異なる世界の「666の獣」が反応し第七迷宮へと引き寄せられるけど、「両儀式」が「”そいつ”(黙示録の獣)は置いていけ」といったので、「愛歌お姉ちゃん」だけが「アルカトラス第七迷宮」へと到達したと思われます。

なので、「両儀式」が止めなければ「大淫婦バビロン」が顕現していたと思われます。なにせ「二つで一つ」なので。

 

故に、愛歌お姉ちゃんが「人類悪」足り得るのだとすると、其は「皇帝ネロ・クラウディウス」が、該当するであろう(仮)「原罪のⅥ」である「マザーハ―ロット」になり得るのではないかと思います。

 

ビーストの

 

以上の功績/本質を以て彼/彼女のクラスは決定された。

○○なぞ偽りの名~

其は~

 

という表記の仕方的に、「冠位魔術師」に複数該当者が存在するように、「クラス・ビースト」も、一つの「原罪」に複数の存在が該当すると思いますし(そういう性質を持っていれば成り得るという感じっぽいので)、先の「超時空花札」では「無銘」と「キャス狐」からは「人類の敵」「生粋の人類悪」と言われまくってますが、「赤王」からは何故か好印象だったりしますので、恐らくというか多分そうでしょう。

 

また、先にも書きましたが、獣の数字「666」とは、皇帝ネロのヘブライ綴りをゲマトリアにて数価した総和が「666」であるが故に、獣の数字を人々に刻印し姦淫を行う「バビロンの大淫婦」とは彼女を暗喩し、「黙示録の獣」と彼女は「二つで一つ」の「666の獣」

であり、「666」の数字は獣もそうではありますが、どちらかというと大いなるバビロン(皇帝ネロ)を暗喩したモノです。

 

そして、プロト宇宙の「第一次聖杯戦争」では「第四の獣」が君臨しかけ、愛歌お姉ちゃんは、それを従える母なるバビロンになりかけた、ところで、アーサーによって死亡しました。

それから、八年後の「1999年」の「第二次聖杯戦争」において、死亡した筈の彼女は”復活”し、再び「黙示の獣」を従え地上に顕現しますが

この際、愛歌お姉ちゃんは聖杯によって「半ゾンビ」とされますが、この時の愛歌お姉ちゃんが「黙示録の獣」と共に顕現していますが、彼女がこの段階で既に「クラス・ビースト」の霊基を獲得していたからでしょうかね?

 

つまり、第一次聖杯戦争で顕現したのは紛れもなく「第四の獣」ですが、1999年の第二次聖杯戦争で顕現したのは同じ獣でも「第六の獣」としてでは(だから、黙示録の獣と愛歌お姉ちゃん二人とも顕現している)と。

「クラス・ビースト」は「単独顕現」を有し、大いなるバビロンと黙示録の獣は「二つで一つ」故に「666の獣」と。

 

プロト本編の流れを大まかに書き記した「プロトマテ」でも

 

徒波の彼方より、七つの首、十の王冠が顕れる。

罪深きもの。

汝の名は敵対者。

そのあらましは強欲。 

 

と書かれ、「第四の獣」は、蒼銀で「汝の名は獣」と言われていましたが、本編では「敵対者」なので(キリスト教を迫害した皇帝ネロにしてローマ、聖都を攻めたバビロニアと、キリスト教にとっての敵)、プロト本編の方は「第六の獣(愛歌お姉ちゃん)」が人類悪として顕現しているあつかいなのかなーと。まぁ、黙示録の獣自体も敵ですが。

だから、大淫婦バビロンの「理」は「強欲」かな?とも思ったのですが、はて。

 

 

さて、「獣」の証たる「単独顕現」の他の保有者に関してですが

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この様に、ティアマト神や『両儀式』よりも高ランクの「単独顕現:A」として、「花の魔術師マーリン」も保有しています。

曰く、彼がサーヴァントの霊基を得てカルデアに現界している(ふりをしている)のは、この「単独顕現」の恩恵でも有り、自らの欲望の発散、即ち「趣味」を実現する為に「自力で取得した」が故に有すると。

 

当初(終局特異点解禁後)は、「流石最高位の魔術師、そんな事も出来るのか!」と、思っていましたが、「単独顕現」は「ビースト」のみが有する特異性。然し「花の魔術師マーリン」は、その現代のあらゆる万象を見通す最高位の「千里眼」を有するが故に、「原罪の獣」に相克する「グランドキャスター」の一角の資格を持つ。

彼が「単独顕現」を得ているのは、あくまで「自力で取得した」と、されますが...

 

「黙示録の獣」の可能性を内包している「フォウくん」と「マーリン」の関係は曰く

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と、明かされました。

 

マーリンは、フォウくんを何者かから預かった。という仲までは判明していましたが、なら何で「フォウくんとマーリンって容姿が似ているんだろう?」とい疑問は、一部完結後も解消されないままでしたが、両者は「似ている」と。

 

然し

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「星の内海から君たちの営みを眺め続けた、それだけが日々の糧だった獣たちの物語をね」

 

「獣」...うーん...逆に益々分からなくなったような...?

 「単独顕現」は、あくまで「趣味を実現する為に」「自力で獲得した」から有している訳ですが、「獣」と...ならb、彼もまた「人類悪」である「原罪の獣」の可能性を内包しているのでしょうかね?

然し、彼が辿り着いた「星の内海」である「妖精郷アヴァロン」は曰く

 

ここは人跡未踏の地にして、永延の禁足地たる果ての島。

神話において常春の国とも林檎の島とも呼ばれた小世界。

知恵持つ獣には叶えようのない、辿り着きようのない理想郷(ユートピア

 

 と、「獣」には辿り着く事は出来ない地であるとされていますし。

いやまぁ、少なくとも「人類悪」の一つの可能性を内包している「フォウくん」も一度は訪れていますからアレですが(辿り着いたというか付いてきた感じですけどね)

「獣」として覚醒していなければ問題無い感じでしょうか。

 

また、マーリンは「フォウくん」と姿形が似ている理由として、「発生した時の経緯が似ている」と発言したのも気になります。

 

マーリンの父親である夢魔は「超自然的に発生した」と、されているので彼の父親なら分かるのですが、マーリンはその父親の「夢魔」と「ウェールズ王妃」との間に生まれた「混血」であり、「ベオくん」や父親の様に自然的に発生(生誕)した訳ではない筈です。

マーリンの生誕~アヴァロンへと移住するまでの経緯は不明ですが、体内受精によって生まれた訳ではないのか、何なのか。

一応ですが、彼と同じく、通常のサーヴァントの霊基状態で「単独顕現」を保有している『両儀式』が、↑の文にも書いてあるところですが、自ら(の肉体に宿る魂)を「発生した」と、表現していたりします。

 

さて、「星の獣」と同じ「発生した経緯」とは何を指すか。

 

フォウくんが「黙示録の獣」「ガイアの怪物」と、複数の存在の可能性を内包している様に、マーリンも「冠位」と「ビースト」の両方の資格を持っていたりするんですかねー。

「単独顕現を自力で獲得した」というのも、「単独顕現」が「ビースト」の特性の証(?)を現すように、これは「ビーストの資格を獲得した」という意味でも有ったりするんでしょうか。

 

 マーリンは

 

「嫌いなもの......は、特に無いんだが、あえていうならグランドキャスターかな。勿論、私自身も含まれるけど、そこはそれ、察してほしい」

 

と、「嫌いなもの」に「冠位キャスター」を挙げていますが、これは「賢王ギルガメッシュ」が「魔術王(グランドキャスター)を名乗る雑種」への当てつけとして、魔術師として振舞っていると、した様にグランドキャスター(ゲーティア)が、マーリンの唯一の楽しみでもある絵(人類史)を燃やし尽くそうとした故、グランドキャスターを嫌いとしているのですが、自らに「獣」としての可能性を内包している(冠位が相克する存在だから)から嫌い。という意味合いもあったりしないんでしょうかね。無いですかねはい。

 

と、マーリンやフォウくん周りも未だ割と謎な部分があるかなと。個人的には、やはり「マーリンの父親夢魔」と「フォウくんを預かった人物」が気になりますかね。

 

 

と、今回のBDイベントでも色々と明かされていますが、「人類悪」に関して、もう一体。

其は、良妻にしてきんて..一.夫多妻去勢拳を喰らわす、タマモちゃんサマーこと、「玉藻の前(水着の姿)」

そのイベントにて

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「ケモノ」「ビースト」と、「キャス狐」が「ビースト」との関連性を示唆されています。

 

が、実は「FGO」以前、「Fate/EXTRA CCC」にて彼女(キャス狐)の大本である「天照大御神」の側面を擬人化した存在である「金色白面」曰く

 

「だが聞け。

 善と悪。法と無法。

 強者と弱者。加害者と被害者。

 

 そのような理由に妾は関与せぬ。

 妾はただそこにあるだけの人類悪。

 神とはそこにあるだけの時勢、現象じゃ。

 

 妾たちが集めるものは想念のみ。

 平和への祈りも、殺しあいの憎しみも、

 想いとして熱量は変わらぬ。

 

 平和に価値ある時代であれば、

 人々を生かし、育み、童心を集めよう。

 

 戦に価値ある時代であれば、

 人々をあおり、殺し、憎しみを採取しよう。

 

 理解したかえ?

 神の善悪とはその時代と人間が決めるもの。

 然るに───

 

 お前が愛するアレも、時代によって

 変貌する。お前の愛とは関係なく、

 人を殺す悪鬼となる。

 

 それでも貴様はあの一尾を愛するのか?

 いつ怪物になるかも分らぬ、

 いつ破滅を呼ぶかも分らぬ災害を?」

 

と、自らを「人類悪」であると語っています。

 

かつて、第四特異点で魔術王(ゲーティア)曰く

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冠位クラスに選ばれる英霊は、その時代最高峰の七騎(基準不明)である。と言っていたように

「金色白面」の発言から察するに、「時代」によって「人類悪」に成り得るモノがいる(時代によって該当するモノが違う。といった感じでしょうか)という感じなのかなと。

故に、「金色白面(天照大御神)」にして、その「分霊」である「玉藻の前」は、その時代と人間の価値によって「人類悪」に成りえる素質を内包し、決定すると。

 

以前、「キャス狐」は幕間で

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この様に、人理焼却の元凶(原罪のⅠ)が、九尾状態の自らと同格の”災害”だと、本能的に認識していましたが、これも恐らくHAでアンリが「イヌ(プライミッツ)」の殺害速度を把握していたように、彼女もそうなり得るからかなと。

 

また、この「金色白面」と「岸波白野」の対面は、「金色白面」が「未来」の時間軸にいる彼/彼女を、時間軸を超越して「過去」へと呼び寄せましたが、これは曰く

 

これはあくまで遥かな昔に在り、今も在り続けているキャス狐の大本である。このクラスの神霊になると時間軸とかほんと関係ないのです。

 

との事ですが、この「金色白面」の在り方は

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この”既にどの時間軸にも存在する在り方”を示している。と、される「ビースト」が持つ特異性、「単独顕現」と同じと見えますので、「金色白面」(と、同等の神霊)もやはりこれを保有していると思われます。

 

「アンリマユ」が「プライミッツ」の事を把握していたように、「玉藻の前」が本能的に「魔術王(ゲーティア)」の災厄レベルを感知していたように、これが同じ性質を持つモノどうしだからとすると

 

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両儀式』が知りえていた「原罪のⅣ」と同じである「ガイアの怪物」と同じ領域にある「アラヤの怪物」も若しや

 

ロア曰く

 

「通常、真祖は自然霊の一種として容認される。故にアラヤの怪物も、霊長の敵対者である筈の真祖においそれと手を出さなかった。

......真祖は霊長の敵対者である前に、自然との調停者でもありますからね。我々の無意識は真祖という化け物を否定しつつ容認している故、アラヤの怪物は真祖を抹殺対象に捉えなかった。」

 

と、語られてはいますが、アラヤの怪物とは何を指すか。FGOで判明しそうな気はします。アラヤの怪物こそが...という気もしますがさて。

 

と、「人類悪」候補足りえることを示唆している存在は幾つか見受けられますが、FGO内で『両儀式』や「金色白面」及び「玉藻の前」が「人類悪」として覚醒することは無い。と、思っていますが然し

 

創世の神たる「ティアマト神」

日輪にして、三大化生たる神霊「金色白面」

全能を司る根源接続者「沙条愛歌」

同じく全能にして根源に接続した神に等しい『両儀式

神の視点を持ち彼方を見据える「マーリン」

極点へと至り神に成ろうとした「ゲーティア」

 

と、「人類悪」との関連性の示唆をされている存在達を見るに「神」「」に近き/接続している/であることが、「人類悪」に成り得るモノと関係あるのかもしれないかなと思いました。

ギルも言っていましたが、自然現象が擬人化した神々は「金色白面」と同じように、幾らエネルギーを持とうと「ただそこに在るだけ」

「金色白面」レベルの神霊であれば時間軸は関係ない。「単独顕現」。「大偉業・人理焼却」の別名「逆行運河・創世光年」と同じ名の業を扱う「蒼崎青子」の有する「第五魔法」は「」に到達したことで生まれた魔法...

 

 

と、「人類悪」と「ビースト」それに纏わる「七つの原罪」など、謎は深いですね。

 

「原罪」とは、本来「創世記」に記されている、人類の始祖「アダム」と「エバ」が、蛇(サタン)に唆され、食べてはならぬ「禁断の果実」を食しエデンから追放され、神からそれ以降の人類に受け継がれた「原初の罪」のことを指すのが、一般的であり、この二人が犯した原罪の結果が原初の殺人者「カイン」の殺人にも繋がったと言われます。

そしてこの「原罪」を、西暦一世紀頃に「救世主」が、十字架(原罪)を背負い全て清算した。という解釈がされます。

 

型月世界でも

 

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マルタさん曰く、「原罪」は「救世主」が清算したという扱いになっています。

 

然し、「英霊伝承~ジキル/ハイド~」において

 

 「思うに人は悪魔(サタン)なのです。それは何故なのか?教会が言うように救世主が人類の罪を昇天なさったならば、こうも多くの人々が残酷な犯罪に手を止めてしまうのは───」

 それは決して、救世主が持ち去った人類の七罪ではなく───

 

と、西暦一世紀にメシアたる「救世主」が持ち去った「原罪」は、七つであるとされていると。

 

また、H・ハイド氏曰く、この救世主が持ち去った人類の七罪(原罪)と、「人類悪」はあくまで異なるようですね。

 

「人類悪」とは、曰く人が人である性質であり、人間が知恵を捨てられないのと同じく誰しもが内包しているモノという事で、「罪」とは違うっぽいようです。

 

「憐憫」「比較」「回帰」の三つを含めた人類の七罪たる原罪であり、型月世界の概念的には「救世主」がこれを持ち去った。との事から、この世界での「原罪」は、アダムとエヴァが知恵を持つ果実を食べた罪ではなく、「七つの大罪」が「原罪」と=或るいあ≒という関係になっている感じでしょうか。

とはいえ、「七つの罪源」の起源は、「救世主」が「原罪」を清算した西暦一世紀よりも後に発生したとされるものですので、型月世界的に「人類悪」との関係含めてどういう詳細になっているのか気になるところです。

 

「FGO」本編からはずれるのですが、「クラス・ビースト」が召喚される「Prototype」の世界での聖杯戦争で用いられる「聖杯」は、冬木の聖杯戦争では「第三魔法」のシステムを用いた「ユスティーツァ」を炉心としたモノとは異なり、キリスト教定義の「聖杯」であり、救世主の地を受けた杯を模倣した「模倣聖杯」をとある枢機卿が持ち込んだとされています。

 

この儀式が齎すのは根源への到達ではなく、人類史を喰らう獣が召喚されること。

 

枢機卿はね、なんだかひどく思い違いをしているの」

「滑稽なくらいに違うのよ?枢機卿ったら、聖杯が起動すれば高位の存在が召喚されるって信じているのだから」

枢機卿よ、お前は致命的なまでに間違えたのだ。天使などであるものか、ここに眠るのは聖なるものではない、人が人であるが故に逃れられはしない性質!

 

と、パラケルススや愛歌お姉ちゃんは、この聖杯戦争の発端の枢機卿は思い違いをしている。という見解を出していましたが

 

遍く奇跡を礎に。

此処に逆説を以て、失われた主の愛を証明せん。

全ては天の門を開く為。

最後の奇跡は、最も優れたモノの手に。

ああして顕現を果たした以上、逆説的ではあっても我々は主の威光を確かめられたともかんがるべきではありますまいか。

 

それは、まあ、ええ。

少なくとも

一九九一年の時点で世界が終焉を迎えることはなかった───とだけ。

 

と、サンクレイドの発言や地の文を見るに、知っていた上で「原罪の獣」を呼び出し、逆説を以て主の寵愛を示そうとしているようなので、「テンプル騎士団」の目的は「クラス・ビースト」を顕現させることに意味があるんでしょうね。

 

余談ではあるのですが

 

主は語った。地に富を積んではならないと。

 

虚飾の繁栄を無に帰した時、次代の千年期は訪れる。

富の象徴、人の七罪。

汚れに汚れた金の杯。

 

と、書いてありますが、「汚れた金の杯」は「大淫婦バビロン」が持つ偽の杯にして、虚栄を意味するとされます。

また「地に富を積んではならない」というキリストの言葉を反転させた「地上の富」をこの「黄金の杯」は意味します。

「虚飾の繁栄」とは、金や宝石を身に付けた災いの都市である大淫婦そのもの。

そして、それが無に帰した時、聖典ヨハネの黙示録」において大淫婦から富を得た人々は嘆きました。

虚飾の繁栄を無に帰せば、次代の千年期は訪れる...

 

若しかしたら、枢機卿らあの世界の「テンプル騎士団」は、「ヨハネの黙示録」で描かれた事象を為そうとしている感じかもしれません。

 

聖典においては大淫婦バビロンが滅んだ後に、「天の門」から「救世主」が君臨し地上を千年王国として統治を始めるというのが流れにして、プロトの第二次聖杯戦争は「1999年」であり、この年代は「ノストラダムス」の予言した「大王が蘇る」終末の年代にして、蒼銀でもノストラダムスの予言を「ハルマゲドン」として触れられてもいますし。

 

個人的に気になるのが「Fate/EXTRA」のラスボスには「救世主」のクラスである「覚者」が登場しますが

 

菌糸類:「......とはいえ、もともとは酒の席で「ラスボスとしてあのお方が登場したらすごくね?」というノリから思いついたキャラクターではありましたが。ちなみに、最後の敵がセイバーのもじりであるセイヴァ―である。というのはオリジナル「Fate」からのオマージュでした。

 

と、「Prototype」として再構成されてからは、あの世界の聖杯で顕現するのは「ビースト」でしたが、元の「旧Fate」では「セイヴァ―」だったとされています。

 

「FGO」で、サーヴァント召喚システムの大本に、「グランドクラス」という存在するのが明かされました。

そして、聖杯戦争の基本七クラス「剣士」「弓兵」「槍兵」「騎兵」「魔術師」「暗殺者」「狂戦士」のクラスは、全て大本のグランドをそのままなぞっていると思われます。

 

また、「空の境界」において、僕らの橙子さん曰く

 

「人間の文明社会が崩壊するという事は、この天体の死に直結する可能性があるからだろう。故に世界の意志が作り出した救世主は、英雄と並んで人間の世の崩壊を防ぐんだ。」

 

という、詳細は不明ですが、世界が作り出した「救世主」なる詳細不明の「抑止力」が存在すると。

 

英雄と並んで人間の世にしてこの惑星の崩壊を防ぐ「救世主」、世界は世界自身の滅びを防ぐため「」に近いものは本来生まれない、「」に繋がる「根源接続者」と「人類悪」、「スキル:菩提樹の葉EX」に至った「覚者」は「人の七欲さえ凪のように受け止めるだろう」と。

だとしたら、「救世主」なる抑止力の一つと、「救世者(セイヴァ―)」のクラスは...

 

と、色々思っていますが、まだまだ「ビースト」に関する部分は謎ですね。

今後、どのように触れられていくか気になるところです。

 

続きます。 

【FGO】人理復元の旅(第一部)完結 ───2017年へ①

どうも、死んでません。生きてます。

 

今更ですが、終局特異点の感想~1.5部の記事ですが分けました。これは感想分です。

 

http://kishinox.hatenablog.com/entry/2017/03/05/171252←②「死徒二十七祖」「クラス・ビースト」「人類悪」に関して

http://kishinox.hatenablog.com/entry/2017/03/05/171328←③「特異点F」「1.5部」に関して

 

 

第六特異点の記事は、まぁあの投稿する気持ちは有りましたが色々とあったので、焼却しておきました(?)

あの気分的な問題でした。ハイ。


晩鐘は汝の名を指示した───やら王の話をするとしよう───レベルの大物が漸く続々と実装され始めましたね。私は引けました。はい。

三か月も前ですが、去年の冬コミも夏に続いて型月は企業も三日目も地獄でしたね...
事件簿とFGOマテリアルⅢで色々と判明しましたが...
然し、事件簿凄いっすね。遂にDDDネタまで取り込んでビビりましたが、最早これは第二のFakeと呼んでも過言では...

次の夏コミに至っては、ワダアルコ神に続いてまひろ先生まで出展確定で、何というか「はぁ...」って感じですね。まぁ、委託してくれるとは思いますが、然しプリヤで出さないんですかね...

 

と、まぁ年明けは風邪を引いたり何なりで一週間完全に体調を崩したりで最悪の年明けでしたが、前置きはさておき。



───人類史を巡る旅。完結。

2016年当初は7月予定までに何とか我々は人理を守護出来ました!おめでとうFGO!やったぜ!
そして、一年半続け漸く...この旅と共にした彼/彼女達の結末を私達は見届ける時が来ました。

(本当はガッつり書いてましたが)六章もですが、七章に関してもここでは触れずでしたので記事としては繋がりも無い唐突な展開になりますが


七つの特異点を超え人類史の終焉も間近。全ての星は満ちた。
カルデアに残すは、始原に至る希望にして終局を冠する特異点「冠位時間神殿・固有結界ソロモン」

『霊長の世が定まり、栄えて数千年』
『神代は終わり、西暦を経て人類は地上でもっとも栄えた種となった』
『我らは星の行く末を定め、星に碑文を刻むもの』
『そのために多くの知識を育て、多くの資源を作り、多くの生命を流転させた』
『人類をより長く、より確かに、より強く繁栄させる為の
理(ことわり)―――人類の航海図』

 

『これを、魔術世界では人理(じんり)と呼ぶ』

 

「主よ。今一度、この旗を救国の―――いえ、救世の為に振るいます」

 

www.youtube.com



いや...開幕から良かったですね。終局特異点は。

あのPVがここに繋がるのか...と。

 

展開が「HA」のオマージュなのもあり、流れるBGMが「Outbreack」は、いや素晴らしい演出でした。


かつて、メディア・リリィや女神ロンゴミニアド達が「星を集めろ」と言ったように、確かに展開としては有り得るだろうと。何の為のお祭り作品であるかと。
でも、Outbreack流しながらのHAのオマージュはズルイっすね。

という具合で、ぶっちゃけもうこの時点で感動的でした。

あとは皆が見届けた様に”縁”で召喚された彼らは、道を開けるべく果てるまで戦いました。
この各特異点(縁)でのサーヴァントの描写パートで、特に好きなパートが幾つかありましたが、まぁ置いておきましょう。

そして、何かバルバトスくんとかバルバトスくんとかバルバトスくんとか、生命院 臨終とか色々と、ボーナスタイム的な焼肉食べ放題みたいな楽しい楽しい時間が有ったような気がしますが、さておき。

この物語の核にして三千年前から年密に練られた人類史と人類其の物の殺害の目的/真相が判明。


第四章・ロンドンにて頭角を顕し、始まりの七つの一角「魔術王」を名乗る、彼の偉大なソロモン王を騙り人理を否定した獣の名こそ───

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『人理焼却式・魔神王ゲーティア』
人理を守護する冠位の魔術師なぞ偽りの名。
其は人間が生みだし、人類史を最も有効に悪用した大災害にして、『憐憫』の理を持つ「原罪のⅠ」
かつてソロモン王が操りし、七十二の魔神。その集合体である。と。

余談ですが

以上の功績/本質を以て彼/彼女のクラスは決定された。
○○なぞ偽りの名~
其は~

っていうこのビースト特有の言い回し好きです(唐突)


今回...というか七章に続いて判明しました
FGO世界線におけるラスボスの様な存在「人類悪」
「人類悪」と言う用語に関しては、竹箒でも触れらていますがFGOの第七特異点以前から存在していました。
この「人類悪」は「英霊召喚」の元にもなった人類を滅ぼす安全装置と自滅機構であり~という説明は七章でも終局特異点でもAUOギルガメッシュが説明してますので割愛します。
この「人類悪」こそ「降霊儀式・英霊召喚」と呼ばれる「決戦魔術」が”七つを以て一つを討つ”為の文明から生まれ文明を喰らう「死の要因(アポトーシス)」に他ならない「獣」であると。

この「人類悪」は、冠位クラスを冠したサーヴァントが七騎を以て”一”を穿つように、此方もⅠ~Ⅶまでが存在し、人理を守護するサーヴァントと同じく七つの霊基が存在する。

「クラス・ビースト」

まさかまさかのビーストクラスがここまでアレとは、リリース前に誰が想像できたでしょうか。(ビーストクラスは諸々の意味で流石に出ないと思っていた時期がry)

ビーストクラス。この存在はFGOやその他Fate作品の原典「Fate/stay night」の更に原典の「旧Fate」からなる「Fate/Prototype」にて登場する、悪魔の数字「666」を冠した新約聖書に記されし、ヨハネを名乗るモノによって終末が描かれた黙示文学の獣。
その内の「666の獣」の名を持つ。黙示録の獣。
が、該当していたエクストラクラス。

...に、なりますが原罪の獣達に関しては、”アレ”も込みで後で述べますので取り敢えずここで。

と、今回の作品は創生神にして原初の神ティアマトに続き人間が産み出した悪性部分と言える「原罪」が敵。
色々と推測がされた中、正体を顕した魔術王(グランドキャスター)の真なる姿は七十二の魔神の集結であり、人理焼却の目的はソロモン王と同じ視点を見つめたが故に、自らが高次元の存在であるが故、全てを見透かしていたそのソロモンの姿勢に疑問/怒り/悲しみを抱いたが故の思想だったと。

人間は死ぬ運命から逃れられない「死を克服出来なかった知性体」
この惑星は生命体の基本設計からして間違っていた。「終わりの有る命」を前提にした"狂気"
生命とは永遠で有るべきだ。何故、終わらねばならない?否、否、否、終わるなど有ってはならない。
全ては永遠で有るべきだ。
生きていても人間は、何れ「死」を迎える/見つめ続ける。
それは間違いだ。

ならば、作り直そう。
誰もが「死」を恐れず、幸福に満ちた世界へと。
時間から?歴史から?生命体から?
否、原初から作り直すべきだ。

という思想により行われた「人類史の焼却」
ゲーティアは死を嘆き、恐れたが為に"惑星そのものを作り替えようとした"
魔術の王ソロモンが誕生し没した、紀元前10〜9世紀に始まり最後の担当者「レフ・ライノール・フラウロス」が、自らの真の役割を自覚ないし覚醒する事で成立する2015(2016)年の約「3000年」に渡り積み上げられてきた、全人類、人類史、人理の壮大な殺害計画。

今作のタイトルにして、オルガマリー亡き後に再びカルデアに発令された人理守護指定「グランドオーダー」
其は魔術世界において最も崇高な血の掟。
西暦以前より、一族が途絶えるまで永延と課せられた絶対厳守の呪い


───「冠位指定」

魔術の王より別たれた魔術師達は、百年後に魔神柱と化すモノ、五百年後に魔神柱と化すモノ、千年後に魔神柱と化すモノ。

”そうあれかし”と定められた運命により、積み上げられてきた計画。

現代に至るまで冠位指定の呪いという名の種をまき続け、そして2015年、最後の冠位指定遂行者がソレに気付いた時点で、魔神王ゲーティアの企みは成立。

カルデアスがそれまで灯していた「2016年」より先の未来領域が消失。人類史を揺るがす七つの特異点が誕生。

それこそが、「冠位指定」の真なる意味にして今回の人理焼却事件の発端にして真相。

そして、魔術王を名乗りし「人理焼却式・ゲーティア」たる彼が、各特異点上に発生させた謎の光帯。
かつて、グランドキャスターとしてロンドンに現れた彼は、ソレを第三宝具にして「対人理宝具」と呼び、一条一条が聖剣エクスカリバーと同等の熱線で有り「地上にこれを上回る熱量は残念ながら存在しない」
と、説明されました。

それも当然。


三宝具「誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの」こそが、ビーストⅠを示す「原罪のⅠ」を冠するモノ。

そして、各特異点に出現した光帯とは、魔神王ゲーティアが人焼却によって至った、紀元前10~9世紀から西暦2016年に及ぶ各時代「約3000年」に及ぶ、人類史と言う魔力を蒐集し熱量へと変換したモノ。

この光帯に蒐集した3000年分の魔力を加速、収束し御し得る事で、時間逆行をも可能とする。
ゲーティアはこの第三宝具を御し得る事で、セファールによる大災害、人類の誕生、白亜紀ジュラ紀などよりも更に過去の過去。


およそ46億年前、この地球という惑星の天体が誕生する瞬間にまで時間逆行し、”ゲーティア自らを天体へとする”事で、この惑星を創り直す。
誰もが悲観し悲劇を生んだ「死」という概念を克服できないのなら「死の概念」が存在しない天体へと変える。


───創世記から、原初からこの惑星をやり直すのだ。

というのが今回の真なる黒幕「人理焼却式・魔神王ゲーティア」の目的/悲願であり、第三宝具の光帯の正体。

天体から創り直す...
今迄のFate並びに型月作品の中でも、ゲーティアと同じく人類の在り方に疑問を持ったり、人類を滅ぼそうとする人物はいましたが、ここまでスケールが大きいのは中々...というか初めてですね...


かつて、人々の争いを見た僧侶が居ました。
戦えば死ぬ。争いによる貧困で死ぬ。我が子を思いながら死ぬ母親もいた。
死は理不尽に襲いかかる。
それでも彼は人間を救いに救おうとしました。
そうして人々の死を見つめ続けた中で彼は悟りました。

「人は救うものではなく、終わらせるものなのだ。」
「人間である以上、ワタシには誰も救う事など出来ない。」
と。

人は生きる以上、どうやっても死を迎え報われない者も出てくる。
人間は救う事が出来ない。救いなど無い。

───ならばこそ、救えないならせめて「記録」しよう。
人は救えない。報われない。だから「死」を記録する。
物事を全て克明に記録し、世界の終りまで明確に記録する。
さすれば、一体何が/どれが幸福であったのか。一から最後まで記録し、検分すればソレが判断できるだろう。

そうして、報われなく死んでいった者達の為にも、等しく意味を与える為にも「死」に”意味を与える”為にも、価値を見出す為にも、人間の死の蒐集を始めた荒耶宗蓮と呼ばれた魔術師が居ました。


何れ人類に滅びは訪れる。滅びは避けられない。然し、ただ滅んでしまったは”何も残らない”


「それでは、自身の存在意義に反する。」
「滅びが避けられない?ならば、”滅ぶ前に滅ぼすのだ”」


と、かつてこの地に滅びが訪れる事を知っていたが故に人々を最果ての塔へと収め、人々を愛した嵐の王。
かつて、人類の終焉という演算結果に到達し、それが回避不可能だと悟ったが故に、滅びを回避するのではなく、人類全てを「賢者の石」へと変換し”先に滅ぼし記録する”事で、せめて滅びを「意味の有るモノ」へとしよう。人類という種が存在していた「記録」を残そうとした冥界の鳥。

と、ただ滅びを待つ/回避できないなら救おうとする。のではなく「残す」事を目指した「女神ロンゴミニアド」オシリスの砂」が居ました。


何れ人類に滅びは訪れる。滅びは避けられない。
「滅びが避けられない?ならば、それを覆すまでだ。」
オシリスの砂と同じ「人類の終焉」という演算結果であり、何れ来る「未来」を知ってしまったが故に...否、それでもソレを覆す為に、奇跡に至る事で滅びを回避しよう。

と、滅びを回避する為に人々を犠牲にしてでも、自らを人類史の否定者である「死徒」と化してでも「人類の救済」を目指した「ズェピア・エルトナム・オベローン」と呼ばれた錬金術師が居ました。


万物に救済を。人類を外へ。有限と言う限界を超え無限へと。あらゆる憎悪/苦しみ、全てを癒し。遥かな理想を目指した魔術師。
人々による争い/裏切りを見た。多くの人が死んでいった。憎かった。争い、切り捨てる人々の在り方が、システムが憎かった。然し、全てを救う。自らより生じる憎悪など切り捨てよう。「善」で有ろうが「悪」であろうが関係無い。全てを救う、「人」と言う種を救おう。と、かつて「全人類の救済」を目指した少年。

そうして、彼らの目指したモノは同じ。「この世全ての悪」の廃絶を目指し/「この世全ての善」を選び、肉体と言う枷から放たれ「魂」を永劫不滅として、誰もが幸福な世界へと導く為「第三魔法」に挑んだ「マキリ・ゾォルケン」「シロウ・コトミネ」が居ました。

かつて、戦争を憎んだ科学者が居ました。
多くの戦争を、人々の多くの悪性を、多くの地獄を。戦争を憎み、争いに殺意を抱いた。戦争を許してはならない。
然し、争いを憎みながら戦争が起こればあらゆる戦地へと向かい人々を救命をした。その中で垣間見た。人々の強さを。生命の強さを。
戦争は憎い。許してはならない。だが、戦地の中で生き延びようとする人々。生命の強さ。そして、自らの偉業もまた戦争から得たモノで産み出されたのだ、戦争による成果は否定できないと。故にこそ、「停滞した未来」は間違っている。

「今一度、人類に収穫期を」

と、争いを憎みながらも争いによって生まれる成果/成長を否定できず「全人類規模の戦争」を起こす事で、生存競争を図り人類を「停滞」から脱しようとした「トワイス・H・ピースマン」と呼ばれた学者の遺志を引き継いだゴーストが居ました。

このように、かつて人類の醜悪さ/愚かさを知り、理不尽な「死」を知り、人類という種の生命の限界を知り、人類を救済しようと試みた者達は居ました。
成る程、確かにゲーティアは「過去」と「未来」全てを見透かす「魔術王ソロモン」と同じ視界を得てしまったが為に、荒耶やトワイスの様に人は争いや裏切りを起こす悲劇を産み出す醜い生命体であり「死」はどうしようもなく訪れるモノだと悲観したでしょう。
「死」を恐ろしいモノだと悲観し、ゾォルケンやシロウの様に「死」を克服すべきだと感じたでしょう。
現在より彼方の結末を知る視点を持つが故に、ズェピアやオシリスの砂...いや、それ以上でしょうが、一切をリセットし原初からやり直そうとしたのでしょう。

然し、誰もかれもが何かを「残そう」としました。


人類という生命体/未来に救いは無いと嘆いたでしょう。人間の行いの浅ましさ/悪性を嘆いたでしょう。「死」はどうしようも無く襲いかかるのだと嘆いたでしょう。


然し、荒耶は「死」を嘆きながらも死んでいった者達の為にも価値を見出そうとした。意味を与えようとした。トワイスは人々の悪性を憎みながらも悪性から生じた争いから価値を見出した。
ズェピアは未来に救いが無いと知りながらも「未来」を目指した。ゾォルケンやシロウは悪性から目を背けること無く遍く全てを救おうとした。オシリスの砂や獅子王は人間に「価値」が有るのだと信じたからこそ、自我を貫いてでも「残す」事を選んだ。

然し、ゲーティアは「死」を恐れ、「悪性」から目を背け、「救い」が無いことを認めなかった。人間と「未来」に「価値」は無いと決めつけ切り捨てた。何もかもを「残そう」とせず、一切合財を焼却して”一”からやり直そうとした。

彼らはそれぞれの目的や思想は違えど、少なくとも「死」や「悪性」「未来」から目を背く事無く、人類に希望/価値を抱いていたからこその行いだと思います。ですが、ゲーティアは全てから目を背けていた。前を見ず、希望を持たず、悲しみしか見えていなく、愛を知らない獣だったが故にと。
そこが、今迄私達が見てきた彼らとゲーティアの思想/行いの違いかなと私は思いました。


そして、Dr.ロマン...ロマニ・アーキマンが何者であったか。
七章のあの件で大方の人は気付き、竹箒で皆さん確信に至った通りの人物でしたね。

花の魔術師マーリンとの接点を感じさせ、魔術王ソロモンが黒幕ではないか。と、なればそれを否定するなど。
中々、謎起き人物でホームズも警戒していた人物でしたが

彼の正体こそ

 

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冠位の魔術師たる魔術王ソロモン。

でしたね

第五特異点で判明したDr.ロマンが指に嵌めていたと判明した「指輪」
それこそが、魔術王ソロモンが神から授けられた十の指輪にして失われた聖遺物。


生前、ソロモン王は何となくで指輪を「未来」へと送りました。
そして、時は流れ西暦2004年。
極東の地、日本の冬木にて密かに開催された「聖杯戦争


その一回目、失われたソロモンの指輪の一つを触媒に「魔術王ソロモン」を召喚した人物こそが、カルデアスを完成させ「人理継続保障機関・フィアスカルデア」を発展へと繋げ、2012年に謎の死を遂げた天体科の君主「マリスビリー・アニムスフィア」であったと。


そして、六人のマスターを排除し勝利したマリスビリーは、アニムスフィアは独自の方法で根源を目指す必要がある為「第三魔法」の 成就など興味は無く。ホームズが推測した通り「富」を得る事を望みました。
本来、冬木の聖杯戦争は七騎のサーヴァントを捧げる事で完全に大聖杯が起動しますが、マリスビリーの目的は真理へ至る事に有らず、故に召喚された魔術の王ソロモンもまた願いを告げる。

───”人間になりたい”

ただそれだけの願い。
そうして、かつて神からの声を聞く「装置」として、求められたがままに有る王から、「人間」へとなろうとした青年。「ロマニ・アーキマン」は誕生した。

然し、全能の王から、ただの「人間」に成る事を願った刹那、人類の滅びを垣間見た。
「人として生きたい」そう願ったにも関わらず、その滅びを見てしまったが故に、ソレが自らに関係していたが故に、ただただ備え続けた。


何がトリガーか、誰が起こすのか、何によって滅びるのか。何もかもが分からず、誰もが信用できず、ただひたすらに備え続け、ただひたすらに自分が出来る事から始めていった。その実、ただの一度も休息の存在しない十年間。それが、終局特異点に至るまでに彼が過ごした時間にして、真相であったと。


それが、「ロマニ・アーキマン」という青年の十年間だったと。

と、冬木の聖杯戦争で召喚されたキャスターが、まぁ何かやっぱり兄貴じゃ無くてソロモン王であったり、ホームズの推測がめちゃくちゃ正しい流石名高き名探偵で有るのが判明し、あの指輪は触媒で且つちゃっかりロマンはソレを嵌めていたのだと判明したり、事件簿と照らし合わせると冬木の聖杯戦争は2004年が"本当に一回目”なのが判明したりしましたが、特異点F(X)は取り敢えずまぁ。

彼は、終局特異点以前(具体的に言うと第五特異点ですが)魔術王ソロモンを”探す”手段は無い。と、断言するも”倒す”手段が存在しないという事に関して一切否定をしませんでした。
また、第六特異点ではダ・ヴィンチちゃん曰く「彼には切り札が有る」「聖杯の様なものだ」「それを使えば”彼”は消える」
と、Dr.ロマンが魔術王ソロモンを打倒する方法を有しているのは示唆されていました。


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彼は最後までその切り札を使うのを迷っていました。が...

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マシュの覚悟を見た事で、彼もまた覚悟を決めました。
ゲーティアの前に現れた彼は、ゲーティアが「魔術王の名を捨てた」事で、自らが本来の「魔術王ソロモン」として君臨。
ソロモン...いえ、ロマンには確信が有りました。
魔術王を名乗りし偽りの獣が持つ「9つの指輪」
自らが持つ、失われた「最後の指輪」
そして、敵が“本物のソロモン”であるならこそ

三宝具「誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデス・サロモニス)」
第二宝具「戴冠の時きたれり、其は全てを始めるもの(アルス・パウリナ)」
に連なる最後にして最初の宝具。知ってはいたものの、最後までソレの本質を知りえなかったゲーティアに送る最後の「魔術」
真名、仮想第一宝具「光帯収束環(アルス・ノヴァ)」など偽りの真名。本来は

 

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第一宝具「決別の時きたれり、其は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ)」



其は、かつて魔術王ソロモンが、神から授けられた「十の指輪」を天に返還したという逸話の「再演」を現す宝具。
魔術の王ソロモンが成し得た奇跡/偉業/魔術、全てを手放す別れの詩にして、「紅蓮の聖女」「流星一条」と同じ自爆宝具。
これにより、魔術王ソロモンの死は当然ながらも、死だけではなく其は”存在の消滅”すらをも意味する。
人類の誰もが到達していない終了───存在の完全消滅たる”英霊の座からですら、消滅する”事を果たした。

「魔術王ソロモン」の完全消滅。故にこそ、魔術の王が作り上げた物は全て無価値となり
・魔術王ソロモンの魔術回路
・第二宝具「戴冠の時きたれり、其は全てを始めるもの」
のニ点が在ってこそ成立する「冠位時間神殿・固有結界ソロモン」は崩壊へと傾き『無限の時間』は消失。七十二柱の魔神の融合体たる魔神王・ゲーティアの融合が乖離、無敵性もまた消失し崩壊へと傾いた。

そして、魔術王ソロモンが「十の指輪」を返還し、彼自体が「人類史から消失」する事で、地上から「神の代理人」は人類史に存在しなくなる。これにより、地上は人間の知性による「物理法則」が定まり、これで本当の本当に「神代」は終わりを遂げる事になった。

そして同時に「魔術王ソロモン」「ロマニ・アーキマン」は人類史から姿を消した。

魔術王ソロモンの「再演」により「冠位時間神殿・固有結界ソロモン」が崩壊した事で、七十二柱の魔神並びに魔神王・ゲーティアの不死性は途絶えた。
残りの一柱になるまで約三千年に及ぶ期間を施した「大偉業」を何が何でも成立させるが為、ゲーティアはぐだーずを排斥すべく最後まで戦うも

『生きる為』

そんな人としてごくありふれた願いを抱いていた事に最後に気付かされ、一人の人間の願いの前に敗北を喫した人理焼却を謳い意思を持った魔術は、最後の一柱「魔神・フラウロス」の機能停止を以て「獣」の夢は完全に潰えた。

崩壊する神殿、カルデアへ帰還する為に入口まで走り抜けるぐだーず。
そこに待つのは

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ゲーティア」
然し、現れゲーティアを名乗る彼は魔神王でも七十ニ柱の魔神の集合体ですら無く、人理焼却を志した獣の残滓の様なモノ。
魔術の王ソロモンが消え去った時点で、最早敗北は覆る事は無く。この戦いに意味は無し。
然しながら、ゲーティアと名乗りし彼は「譲れない」という意志から立ち塞がった。
魔神王としての彼では絶対に取らなかった選択。
そう、彼が一度切り捨てた人間に敗れ、不死性を失いながらも”限りある命”「人」として、人間性を理解したが故に芽生えた感情。

人理を以て人理を滅ぼし、極点たる宙を目指した愛を知らない憎しみの獣。
今ここに生れ、今滅びを迎える僅かばかりの「本当の人生」を得て「魔神王ゲーティア」では無く「人王ゲーティア」として最後のマスターへと立ち向かう。


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かくして、人理を滅ぼそうとした獣の夢は完全に途絶え、惑星を作り直す大偉業「逆行運河・創生光年」は失敗に終わった。

そして、死からの生還を果たしたマシュとぐだーずはカルデアへと無事帰還を果たし、レフ・ライノールの破壊工作により失われた二百人の命、特異点からの未生還者一人という損失を受けたもの、First Orderが発令され人類史が焼却された2015年7月よりおよそ一年半越しに人類史は正しい形へと戻り、人類の未来は守られましたと。


~Fin~

はい。という感じでしたね。
そうですね...先ず、六章辺りからFGO其のものの話や敵のスケールが真相に近づくにつれ大きくなっていったのを感じましたが、いやはや天体を作り直すとは中々...
今迄にも他天体(月)を舞台とした「EXTRAシリーズ」「月の珊瑚」や他天体からの飛来した生命体と(新)人類が争いを繰り広げる”末期”状態の地球が舞台の「鋼の大地」などの作品は有りましたし、事実CCC辺りからだいぶスケールがぶっ飛んでき始めて、最近だとエクステラ何かも相当ぶっ飛んでんなーという規模を絡めたストーリーでしたが、何かもうそれ以上っすよね...
というのが、終章通しての一部の全体的な印象ですね。

第一部のラスボス。敵の姿がまだ見えないオケアノス(11月時点)や遂に頭角を現したロンドン(12月時点)では、魔術の祖にして王たるソロモン王が敵という構図で、通常のサーヴァントを遥かに上回る出力たる冠位キャスターやらエクスカリバー数億倍やらと「神話礼装」でもなければ無理じゃね...?九尾キャス狐と同格...?

 

などと、ソロモンと冠位クラスの霊基ヤバ過ぎて草も生えないレベルでしたが、その真なる正体は魔術の王ではなく、魔術式そのものという何とも....

上記にも書きましたが、今回の敵たるゲーティアは荒耶やトワイスの見た絶望や人間の悪性、ズェピアやオシリスの砂の様に普通の人々より有る種俯瞰した視点を持ち、シロウやゾォルケンの目指した理想世界に変えたかったが故と、今迄の型月作品のキャラと似た視点や思想による行動理念では有りましたが、結果的に目指したモノは今迄の誰とも異なる(寧ろ真逆)のが面白いというのも変ですが、大きく顕れていたかと思いました。
そして、「人類悪」という異名を持つものの「人類悪」=「人類愛」であり、そして天地創造/この世全ての悲劇を正すという思想自体は決して”ただ滅ぼしたい”だけというアルキメデスの様な破壊衝動に動かされたモノではなく、そこには信念が有り人類を思っていたが為の思想であり理念であった。最終的に「人間」を理解し「人生」を得る事で、「獣」から「人」として絶える事で、最後に彼はかつて「無価値」だと切り捨てた「人間」の価値を知ったのだと。
何というか、皮肉的と言えば皮肉的でしたが非常に味の有るキャラだったかなと。

また、それはゲーティアだけではなく、彼の一部にして今回の事件の発端でもある「レフ・ライノ―ル・フラウロス」

彼はFGOより以前、元はモバイルサイトにて公開された「2015年の時計塔」にて「レフ・ウヴァル」「ライノ―ル・グシオン」そして「フラウロス」からなる三つの人格を有する同時に物事をこなす多重人格の魔術師として登場し、彼が自殺を図った事であの世界でFGOが発生する事は有りませんでした。
http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html
↑の竹箒の記事で明言されています通り、彼(レフ)の生死は今回の人理焼却事件の発生か否かを担っています。
また「路地裏ナイトメア」では「ラニ=VⅢ」曰く

 

再設定時に見た彼(レフ)の未来には「ある年代」から先が存在しなかった

「2015年」

それを境に全てふっつりと消えていた

彼は先が無い事を知りながらあえてそれを選んだ

いかなる選択をしても、ほぼ同時期に未来が消滅する

と、されたのも「2015年」という”年代そのもの”が「レフ・ライノ―ル(フラウロス)」という人間にして魔神柱のタイムリミットで有ったが故。

人類...いや文明全体に関わる
恐ろしく/美しく/崇高で
完全なる完了以外は予定されいない偉大な使命
私は私(魔神柱)に戻らなければならない
否、戻ると定められているのだ

と、語り、FGOのタイトル及び神代より続く魔術師の家系に発令された原初の使命「冠位指定」の真なる正体も魔神柱への回帰による人理の焼却への礎と。
ソロモン王の魔術と縁が深いと謎の示唆をされてきてはいたモーツァルことアマデウスまでもが、まさか冠位指定の呪いを刻まれた一族だったのは驚きましたが、其れは兎も角として。

彼が2015年まで生存すれば人理焼却は発生する可能性は残りますし、死亡すれば成立しません(彼が冠位指定を自覚した段階で七つの特異点の発生につながる為)
実際に2014年に彼が死亡した「2015年の時計塔」と、冠位指定を自覚し人理焼却を目指すも邪魔が入り結果的に2015年の時計塔と同じ末路を迎えた「路地裏ナイトメア」では人理焼却は(恐らく)無効となり、彼が誰にも邪魔される事無くFirst・Orderの遂行を阻害するに至った「Fate/Grand order」の世界線では発生しました。

彼はゲーティアの手先で有りながらゲーティアの一部であり人理を滅ぼそうとしました。


然し、彼がソレに完全に目覚めるのは、あくまで冠位指定による魔神柱への回帰を自覚した「2015年」からの話であり、それまでの「レフ・ライノ―ル」と呼ばれた人間自体は人理の守護の為に報いていたに違いは無い筈です(でなければ「シバ」を提供自体しないですし)


故にこそ2015年の時計塔の舞台であり冠位指定に自覚する2015年に至る以前「2014年」の段階で彼は冠位指定に自覚すること無くフラウロスは魔神柱に成る前に自らを閉じ、結果的にあの世界(正史寄りの編纂事象世界群)ではFGOひいては人理焼却と言う「獣」の夢は発生する事無く彼は「現在」だけでなく「過去」と「未来」も守りました。

その「2015年の時計塔」にて自らを閉じる事を選んだフラウロスは

 

そうだ。それが現代の”私”の結論だ。

過去を殺したところで未来は喜ぶだけだ。

未来を閉ざしたところで過去は頑強になるだけだ。

私に天命を与えた”何者か”の思惑に添うだけだ。

だから今を守る為には、現在(ワタシ)が消えねばならなかった。

その成果はあったのかどうか、誰も知る事はないとしても。

 

という結論を出したが故に「フラウロス」は閉じて、「過去」と「未来」を残しました。
その結論を出して「レフ・ウヴァル」と「ライノ―ル・グシオン」を残した彼を橙子さんは
「現在に残してしまった二人にせめて───」
という推測を発言しようとしました。

また、レフが冠位指定と言う名の魔神柱化を自覚し、人理焼却を途中まで目指しながらも不慮の出会いで死亡してしまった「路地裏ナイトメア」では、ロクスロート研究練内で死亡する運命が確定していながらも人理焼却を諦め切れずもがいたレフと自らの死を見届けたフラウロスは

 

.......それ(人理焼却)は獣の夢だ。起こしてはいけない事業だ。
巻き込んだことはすまないと思う。

だが私はせめて人間として...

 

と、言い残しました。
確かに「FGO」と「路地裏ナイトメア」の世界でこそ、レフ・ライノ―ルは魔神柱としての自覚を得てしまいましたが、根底部分では先の発言の様に「人間」としての生を望んでいたのでしょう。
「獣では無くせめて人間でありたい」
と。

そして、そんなフラウロスが冠位指定の真意に気付く事すら無く生涯を閉じた「2015年の時計塔」では、「2015年」まで自らが存続する事が破滅の予兆と悟った彼は「現在」を閉じる事で、残った二人にせめてでも「獣」では無く「人間」としての生を過ごし、最期にフラウロスにしてレフとライノ―ルの最大の理解者/敵対者/友人にして、知らず彼が心から焦がれていた「蒼崎姉妹」を来客として選び”後は頼む”と。
私も最後の来客として会えるなら橙子さんが良いので、フラウロスの判断はナイスだと思います(?)(そういう話ではない)

と、まぁ私の趣向と橙子さんの魅力は置いておくとして
フラウロスは、少なくとも「2015年の時計塔」と「路地裏ナイトメア」から垣間見える断片から、根底では最後まで「人間」で有ろうとしたのだと。

そして、フラウロスにして彼らの王であり意志そのものであるゲーティアは天地創造の最終局面に至っても、まだ迷いを抱く魔神柱が一柱残っていました。

「死」とは無残なモノ。救いの無い恐怖。
人間はつまらない。生命に終わりなど、有ってはならない。
故にこそ「死の概念」が存在しない世界へと作り変える。
この計画に、ヒトの理解者が賛同すればソレは揺るぎの無い結末に成る。
故にこそ、ただ一人の賛同者。
ゲーティアが嘆き/恐れ/憎んだ限りの有る生命として設計されたマシュの賛同が欲しいと。

無論、再三の魔術王(ゲーティア)の提案はマシュには否定され受け入れられる事は有りませんでした。
然しながら、魔術王(ゲーティア)は
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この様に、幾度もマシュを気にかけていました。
ゲーティアに宿る七十二柱の魔神の内、ただ一柱迷いを抱いてた存在。それは

http://www.typemoon.org/bbb/diary/

 

後はそれぞれ感情を獲得する魔神柱ですが、フラウロスだけは早い段階で感情的でした。
他の魔神柱は機械的でしたが、レフは感情的に主人公を煽ってきました。
人間を煽るって事は、人間に感情移入しているという事。
なので最後まで「認めなかった&諦めなかった」のがフラウロスなら、
ただ一柱、マシュに感情移入していたのも―

「魔神フラウロス」

ゲーティア、フロウロスの意思としてこの様に言いました。
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「彼女を見過ごせない。この星の最後の記録(思い出)を悲劇にはしたくない」
故にこそ、もう”終わる”のならせめてでもマシュを救うべきではないのか?と。
限りの有る命として設計されてしまったマシュの様な生命を産み出した業深き人間を許せないと。だからこそ、「死」を克服した世界へと作り変える。マシュは戦士でも無く、ただのごく普通な少女だと。

最後の最後まで彼はマシュを案じていました。
今作の「FGO」においてはフラウロスは魔神柱となってはしまいましたが、それ以外の人理焼却が発生せずレフが死亡した作品では、彼は最後まで「人間」で有ろうとしました。
そんな彼が、人間を人理を憎み「獣」と化した今作においても、彼は「人間」に感情移入し最後までその信念を諦めず、認めず立ち塞がり、人の手による非人道的な思想で生まれた、彼らが最も嫌悪した「限りある命」を意図的に設計されたマシュに唯一感情移入し案じていたのもまたレフと....
「2015年の時計塔」「路地裏ナイトメア」と、レフ(フラウロス)の在り方を知り、最終的にこの竹箒の後書きを見て、レフお前...ってなりましたね...

レフ・ライノ―ルは、マシュを二年間面倒を見て彼女を一人の人間として接してきた上司にして、最も早く敵側だと判明した存在です。
然し、レフがカルデアに謀反を起こした後のマシュの彼に対する評価は

二年間限定だが、マシュにとっては魔術部門の恩師。
レフもまた、マシュには例外的に”一人の人間”として接していたようだ。
そのため、マシュにはレフが悪人という認識が持てないでいる。

 

レフは、「死」を嘆き生命の定義に疑問を抱き人類を切り捨てた一人。そんな彼が、最後まで案じ、マシュを”一人の人間”として接した二年間は決っして偽りでは無く、マシュにとってもレフにとっても意味の有る二年間だったと思いますし


かつて、第一特異点たる百年戦争が繰り広げられた時代。当時異端としてジャンヌ・ダルクが受けた刑や戒めに怒りを覚えたジルは、復讐を宿したジャンヌを創造しピーエル・コ―ションら含め、オルレアンを復讐に染めようとしましたが、その真意は「ジャンヌ・ダルクを生かす事」に他ならず、それを見たマシュは

 

「だからこその怒りであり、憎悪だった。国を滅ぼしてもなお尽きぬ、純粋な怒り───」
「剥き出しの感情って、凄いものなんですね。それこそ、世界を滅ぼすほどに───」

 

と、まだ人の感情の何たるかをあまり知らないマシュは、ジルの怒りによる人間の感情というものを垣間見ました。
ソレに対する主人公の反応は
「人間だからね」
と。

「人間だから」こそ、怒り/憤りを覚え、時としてソレは世界を滅ぼすにまで至ると。
故にこそ、非人道的な試みにより明確に限りの有る生命であるマシュを案じながら、マシュを産み出してしまった人間を最期まで憎みながら人間に感情移入をし、根底では最期まで人間であろうとした/実験という名目で人工的な生命体を産み出した怒りを訴え続けたレフ自身が有る意味最も人間らしかったのかもしれませんね。


そして、ロマニ・アーキマン。
彼こそが、紀元前10~9世紀におけるイスラエル国王である、魔術の祖にして王たるソロモン王。


が、FGO世界線における2004年開催の冬木の聖杯戦争。その一回目である参加者のマリスビリーが勝利した事によって、魔術回路も最高位の千里眼も失われた状態で受肉した存在と。
ロマニの正体に関しては、五章から割と仄めかす場面がチラホラ在りましたが、七章による天命の粘土板の記述でほぼ確定で、終局特異点でもう確定でしたね。

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Dr.ロマンは魔術協会三大部門の「時計塔」は知らないが「アトラス院」を知っていたという事情も彼が西暦以前の人物故(魔術協会三大部門の内「アトラス院」と「彷徨海」は西暦以前から在る組織ですが「時計塔」のみ西暦の始まりが設立の為と思われます。)


また、第五特異点


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この様にエジソンは国を滅ぼすであろうというのを「経験」として発言したのも、自分(ソロモン王)の事だったと。(生前からも諸々有ったのですが、ソロモンの死後に生前のソロモン王の行いが色々と国内で問題となりイスラエル国が分裂した事が決定的となって、ソロモン王は最もイスラエル国を繁栄に導いた偉大なる王にして、その実ソロモン王が実質的な統一国としてのイスラエル国最期の王を飾ってしまった為)

と、今迄色々と伏線をばら撒きつつ、怪しい怪しいと言われてきたDr.ロマンこそが、カルデアにおける英霊召喚第一号でも有ったと。
....いう事でしたが、まさか本当にホームズの言うとおり「今回の一件」には全く”直接は”関係無く、人理焼却が発生する事も知らなく、千里眼も失われていたとは....


いやまぁ、ロマンがソロモン王なら未来を見通す千里眼で予めレフの強行を止めていたのでは(或いは、エクステラで判明した剪定事象の件を絡めて、あえて未然に防ぐのではなく医務室から違う部屋に居る事で被害を回避しようとした)とか思ってましたが、いやはや今回の一件の何もかにもの詳細を知らない立場とは....と、クリア後思いましたね。

さて、そんなこんなで彼こそが真なる魔術王ソロモンであり、確かに直接は人理焼却に関与していなかったもののゲーティアが今回の一件を企てたのも彼の王と同じ視点を得ながら、ソロモン王は人間の悪性/人間の救われなさ/人間の醜さ、全てから目を背けること無く「死」を受け入れましたが、彼らはソレを良しとしなかった故。「死」を恐れたが故でした。

然し、「~英霊伝承~ヘンリー・ジキル&ハイド」にて、H・ハイドがかつて結論を出したように

「人間とは単一からなる生命体では無く、善と悪の二元性を兼ね備えた生命体。人間とは、善を尊び理想を謳いながらも、悪も決して拭い切れない知生体。人間が、知性を捨てられないように悪もまた捨てる事は不可能」


と、した様に魔術王ソロモンも人間の悪性部分も認めた上で

「命とは終わるモノ。生命とは苦しみを積み上げる巡礼だ。しかし、それは決して死と断絶の物語では無い。」


と、生命の在り方。その真意をゲーティアに教える事で、ゲーティアもまた「人生」とは何か。其れを最後に彼は理解し、人理焼却と言う「獣の夢」に終止符を打ちました。

魔術の王ソロモンが彼に教えた最期の「魔術」
其こそが、かつて彼が神から授かりし(本来は大天使ミカエルから)「十の指輪」によって成立する第一宝具「決別の時きたれり、其は世界を手放すもの」
この宝具はマテリアルにも記載されている様に

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七十二柱の魔神の自壊。「過去」と「未来」の観測を可能とする最高位の千里眼の消失。ソロモン王が神から与えられた恩恵全てを返還する別れの詩。
更には、遠い未来において「魔術」が人間にとっての「悪」となった時の為の「安全装置」でもあり、これを宝具として使用した瞬間「魔術王ソロモン」の痕跡ごと人類史から消失する。―――英霊の座からも消失する、其は人類が誰ひとりとして到達していない「無」へと至ると。
というのが、第一宝具「アルス・ノヴァ」の能力であり、是は魔術王ソロモンが実際に生前に行った逸話の「再演」

かつて「Gareden of Avalon」にて、マーリン曰く

魔術の王ソロモンが没してから神秘の減少は加速していった。

という、魔術世界における神代~人間の時代に移行するまでの神秘の減少について触れられていましたが、永らく謎だった「魔術王ソロモン」が神代の神秘の減少に関わっていたのもこの「指輪の返還」によるモノだったのでしょうね。

 

また、「魔術王ソロモン」はこの再演を行った事で「神の代理人」は存在しなくなる。

と、言っていましたが「おしえて!!ブロッサム先生」で、「皇帝特権」を有するモノ(ファラオ、ローマ皇帝)の事を「神の代弁者」と呼び、「英雄王ギルガメッシュ」も自らの事を「神の代弁者」と呼んでいた事もあります。


さて、魔術王ソロモン。そして、Dr.ロマンは自らの決意と消滅を以て「獣の夢」を打ち砕きました。
魔術王ソロモンが冬木の聖杯戦争で願ったのは「人間になりたい」という事。

魔術の王ソロモン。
彼は、ラメセス二世の親友たる預言者モーセの子孫でもあるダビデ王の息子の一人として生まれた”初めから王と定められて”生まれたイスラエルの魔術王。
然しながら、実際のところ彼は「英雄王ギルガメッシュ」「花の魔術師マーリン」と同じくして、生まれたときから「その土地を守護する監視者」としての冠位の魔術師の証である「最高位の千里眼」を与えられた王でした。
彼は曰く、イスラエル国を発展させる為に「人」と「神」によって産み出された王、ソロモンとは神の意志を聞く為に在る「装置」の名。
生前のソロモン王に「人間」として意志は無く、「人間」としての自由は一切与えられる事無く、求められるままに在る王として過ごした。
故にこそ、彼は「人としての自由を知りたくてたまらなかった」
だからこそ、魔術の王などとは一切の関係の無い「人間になる」という願いをふと告げた。そして誕生したのが「ロマニ・アーキマン」

───然し、「人間」になった刹那。この世の滅びを垣間見た。
それには自らが関わっている。それだけは分かっていた。だから、彼は望んだ「人間」として生まれ変わった後もただひたすらに、一人を除いて誰一人として信用すること無くその滅びに備え続けた。およそ十年という歳月。ただひたすらに待ち続けた。
かくして、「人間」としての生を望んだ王は、垣間見た本当に怒るのかも分からない「滅び」の為に全ての人生を捧げ、一切の休息も無く「人としての幸福、充実」を結局知る由も無く「ロマニ・アーキマン」として生涯に幕を閉じました。

と...
いやはや、何とも...Dr.ロマンお前...って感じですね本当ね...

イスラエル国を最も繁栄に導き、ただ神に作られ神の意志を聞くだけの「装置」
ヒトの形をしていながらも、実際はアルトリア・ペンドラゴンやギルガメッシュと同じ様に「人ならざる王」として産み出された存在。
そして、その在り方は全てを見通す眼を持つが故に、人としての意思/自由を剥奪されたが故に、同じく最高位の眼を持つ偉大なる魔術師マーリンの様に、人として世界と交わること無く人間性持たなかった。
だからこそ、彼は「人間になりたかった」

生前は、ただ声を聞くための装置。
自由/人間性など、与えられなかった。
だから「人としての自由」を知りたくてたまらなかった。

なのに、彼は切望していた「人間になった」瞬間に、「人間の滅び」を見たが故に「自由」を剥奪された。
「人間」としての「自由」を知りたがった故に「人間」に成る事を願った筈の王は、最期まで「人間」としての「自由」を知りえる事は無かったと...

人間に成りたいが為に得た人生を見えてしまった未来の為に捧げたわけですからね...
それも十年という歳月を背負い続けたと。
そんなロマンが
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ベディ卿にこの様に言う訳ですからね...

肉体に依存し続ける人間が迎える「死」とは生き続けた分だけ恐怖は増幅する。故に1500年という歳月を生き続けた生命体が迎える「死」は、最早想像もつかない程恐ろしいモノ。
確かに、ベディ卿の「1500年」とロマンの「10年」という年月は大きく異なりますが、背負ったモノの為だけに人生を全て捧げ「死」よりもおぞましい「全能」を消失する事を”知っていながら”「無」へと至ったロマンが「そんな惨い話があってたまるか!残酷にもほどがある!」「そんな長い間───ひとりで?」と。
というか、ゲーティアとロマンの対峙の構図は、ベディ卿と獅子王の対峙の構図の割と再話になってる感ですな。

と、今回の事件の黒幕を知り、最期に覚悟を決めたロマンは第一宝具の再演によりDr.ロマン、更には「魔術王ソロモン」という英霊の存在自体が英霊の座であり人類史からも消失と成りました。
魔術王による指輪の返還等で、型月世界観の背景がまた色々と繋がったと思いましたが、其れは後述するとして
「英霊の座」からも消失。これが、人類史的にソロモンの存在や偉業等がどういった扱いになるか、彼が召喚された冬木の聖杯戦争の面子や結末が人理復元後の精算でどういう扱いになるのかは現状不明なので何んともですが

ところ変わって、セプテム辺りからロマンが言っていたネットアイドル「マギ☆マリ」
人理焼却後もブログを更新する謎、というか明らかに怪しい存在でしたが、マギ☆マリを演じていたのは案の定マーリンでした。

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故にこそ、マーリンとロマンは何かしら接点がある...

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と、思っていたら、何とまさかの二人とも事前の面識無し!(マーリンが一方的にロマンを知っていたという関係)
で、ロマンもマジでマギ☆マリのブログ更新を疑っていなかったという...地味に衝撃的でしたね。

然し、何故マーリンがマギ☆マリとして本来なら観覧者が誰も居ない筈の世界で更新を続けたかは語られなかったので不明。
ですが、人理焼却後もマギ☆マリを観覧していた(というか、出来た)のはDr.ロマンのみ。であれば、マーリンが人理が燃え尽きた後、更新を続けていたのはきっと

マーリンが、ただ一人の為にマギ☆マリを演じ続けたのも「似ていた」からかもしれません。

 

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この様に、マーリンとギルガメッシュは冠位キャスターの証たる最高位の千里眼を持つホルダーどうし「非人間」です。
両者とも人間と異なる種族(神、夢魔)との間に生まれた存在。故にこそ「人間(個人)自体」に興味は無いが「人間が創るモノ」を美しいと視る。
最高位の千里眼を持つ者は、総じて「人間として生まれながら、人間としての価値観を与えられなかった異端者達」
FGO内でのマーリンの発言だけでは読み取れませんがGOAでは

彼ら(先達の千里眼保有者)がどのような人生を送ったかなど、過去を見渡せないマーリンには知り得ない事だ。けれど気持ちの何割かは理解できる。人間の社会の在り方はともかく、自分たちの人生はそう面白いものではない

人間社会という”絵”は十分に見応えがある。神の奇跡の体現と言ってもいい。だがその絵が面白ければ面白いほど、その中に入れないマーリンは疎外感を味わってしまう。

ようは種としての疎外感だ。神の視点がどれほどつまらないものか、そんな愚痴を分かち合える同胞が居ればまた話は違ったかもしれない。

いっそ自ら命を絶ち、霊体として座に上がった先達たちに笑い飛ばしてもらおう、と思った事もある。いや、思わない時は無かったほどだ。


と、無論人間が積み上げれる「人類史」という”絵”を素晴らしいと感じ、其れを見つめるのが楽しみであるのには違いないでしょうが、本音では千里眼の視点/人間と言う種族の輪に入れない寂しさを漏らしています。
最高位の千里眼を持つ魔術師とは、その土地を守護する為に神々から選ばれた存在。マーリンもギルも人間の容姿であり、人間側へと肩入れしながらも実際は「非人間」
魔術の王ソロモン、彼もまた人間の容姿で有り、人の為に国を築き上げた王ですが、実際は神の意思を聞く「装置」として産み出され、自由を剥奪された「人間」とは何かを知り得なかった王。
故にこそ、マーリンは同胞とも言えるロマンの為につづけたのかなーと。


また、マーリンは第七特異点終了後にこの様に言いました。
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無論これは
「でも───キミ(ぐだーず)はちょっと違う。私と同じ、本から本に渡り歩く旅人だった」
「なのに私とは違うアプローチで物語を生かし、救い、よりよい紋様を築き上げてきた。」
だからこそ、マーリンはぐだーずの「ファン」だと名乗り、だからこそ───一度は力になりたかった。だから、手を貸した。
ぐだーずの活躍は、私(自らと同じ形で歩む旅人でありながら、違うアプローチで人類史をよりよい未来へと導く)にしか認識できない。
それを人類史が元に戻った後も事細かに覚えているのは私だけ。
と、前後の台詞的に無論ぐだーズに向けてではありますが

然し、マーリンは「現在」のあらゆる万象を見つめる事に特化した千里眼。故に、妖精郷へと幽閉された後の彼は「現在」を見つめ続ける事だけが楽しみだった。
ソロモン王は、2016年に指輪の返還の再演を行った事で「英霊の座」更には人類史からもソロモンの王の痕跡自体が消失し「無」へと至った、魔術を確立した開拓者。
マリスビリーはとうに死亡し、学友のレフ・ライノ―ルはもう居ない。Dr.ロマンが初めて信用したダ・ヴィンちゃんは2012年に召喚された。

であるならば、「彼」の十年間の戦いを人理復元後も知っているのもまた、そうであって欲しいかなと思いましたまる。

 

ロマンの決意を以て綺麗に完結しましたが...

 

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何か、滅茶苦茶後から復活させるのを匂わせてるんですが、それは。

綺麗な終わり方だったので、後で戻ってきたら「おいおい」と、なる人出てきそうですが、まぁこの辺りはシャンピニオン先生の手腕次第ですかね。

 


そして、マシュとぐだーず。
いやー、本当に二人とも人理復元まで良く頑張りましたねマジで。

ぐだーズは以前インタビューで

 

菌糸類:「「主人公は、すなわちプレイヤー自身」というのは決まっていたので、普通に暮らしていた一般人が主人公という事でいいんです。「実はこんな設定の有るキャラだった」とはしないようにしています。ですので「FGO」は、たまたま駅前でマスター募集しているのを知って、軽い気持ちで受けてみたら「合格です」と採用され、いつの間にかカルデアまで連れて行かれた人が主人公 ぐらいの気持ちでお願いします。自分もそんな人生送ってみたい


という経緯は明かされていましたが、まぁ結局最期まで通したものの、ぶっちゃけ全然一般人じゃないぜこいつ!(アニメ版にしてもメンタル強過ぎィ!)


というか、魔術世界最高位指令「冠位指定」レベルの実験適正者を駅前で募集するカルデアとは...


まぁ、型月の一般人なんてあれですからね、素手で二十七祖以上の実力を持つ幻想種を殴り倒したり、百人規模の聖杯戦争を勝ち抜いて地球も月も救っちゃう逸般人ばっかりですからね...ぐだーずのモデルも士郎/凛を性別逆転したという扱いなので、まぁあれだけメンタル強いのも当然かもですね(適当)

それは兎も角、人類最後のマスターとその契約サーヴァントとして無事人理復元と。

ぐだーずは...何というかあれ何ですよね。先述しましたが、何か色んな意味で最初から最後まで強えぇな...みたいな感じですね...(リヨぐだ子の影響も一里ある)
ゲーティアが言ってましたが
「え?生きる為?人理守る為じゃ無いんかい...」スゥッ...
と、別に世界を護る為に闘ってなかったんですね。
まぁ、確かに言われてみれば訪れた日にいきなり施設は爆発するわ、やれサーヴァントだ聖杯だ人理定礎だ云々で訳の分からないうちに所長は故人となり、人類史を護れってなった訳ですから(然も、最初の説明は居眠りしてたレベル)あ、そっかぁ...って感じですわな。

とはいえ、その鋼の(?)メンタルと、人類史を救うという重みを背負っていなかったからこそ、冠位時間神殿までに辿りつけたんでしょうね、分かんないですけど。
然し、ぐだーずが抱いた「生きる為」という願いこそ、「人間」は「価値」無きモノと切り捨てた人理焼却式・ゲーティア、七十二柱の魔神達へ人間性を示し、彼は最終的にそれを理解するに至ることにもつながりました。

「生きる為」という思い。
今回のFGOに限らず、型月作品(特に菌糸類が手掛けた作品に関して)において、人間の「生」と「死」というテーマはずっと一貫して紡がれてきています。
幹也も志貴も士郎も草十郎もザビーズもシオンもジークもゴドーも、皆「生きる」という事が如何に大切な/尊い事か、「生きたい」「生きる為」に、其が脳を蝕む特異な眼であろうと、例えば其が使えば壊れていく代償を伴う腕であろうと、如何に敵が強大な相手であろうとも、「生きる事」がどれだけ素晴らしい事か知っているから、「生きたい」からという思いが有るからこそ皆立ち向かい続け、「生」という選択肢を選びました。

そして、ぐだーずもまた生を尊び「生きたい」という思いで戦い続けていた。ので、あぁ、ぐだーズも型月主人公の一人なんだな―と、私はあの場面で改めて感じました。

そして、マシュですね。
いやー、本当にマシュは七つの特異点を経て一番成長したなーと思います。
人理焼却発生当初は、自分に力を貸してくれる英霊が分からない。本来の宝具の真名解放も出来ない。自分は、マスターに守られているばかりだと。

然し、「ジャンヌ・ダルク」「ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト」「ネロ・クラウディウス」「フランシス・ドレイク」「サー・モードレッド」「フローレンス・ナイチンゲール」「サー・ベディヴィエール」「レオニダス一世」「賢王ギルガメッシュ」と、七つの特異点を経る中で、人間の在り方/精神構造を知らなかったマシュは、彼(彼女)らと出会い示された事、その時代を生きる人々の営み/強さを垣間見る事で、特に顕著に表れていたのは六章辺りからですかね?本当に成長したと思います。

レフ・ライノール、魔神王ゲーティアはマシュを案じ、不出来な生命体が更に非人道的な試みによって寿命が定義されている事に憤りを感じました。
故にこそ、マシュを救いたい。そして、君には憎む権利が有り、人類史を否定する義務がある。
確かに、マシュはアニムスフィア家の目的の実験の為に産み出されたという存在で、かつてエルメロイⅡ世も批難していたように、酷い話で本来ならカルデアという組織に憎しみを抱いてもおかしくは無い境遇です。
然し、それでもマシュは



何度も唆してきたゲーティアを否定しました。
命の歓びは今を生きるものに宿り、ただ「生きたい」から生きる。明日という未来があるからこそ、「今」を生きる。「生きたい」という願いを否定しないでほしいと。
正に、今迄の型月主人公達にぐだーずが抱いていた「生きたい」という思いで人間は生きるのだとマシュは知ったと。
「生きたい」という”願い”


と、かつてナイチンゲールがこの様に言っていましたが、成程と。
故にこそ、「今を生きたい」一心で戦い続けたマシュにもぐだーずにも道は拓かれた訳ですね。

そして、マシュはゲーティアへの回答、第三宝具の装填により、自らが最期の地まで旅を続けてきた理由を悟り、「遥か理想の城」を展開。其は「精神」の護りによる「対悪宝具」
聖槍、聖剣でも傷つかぬ盾は莫大な熱量を誇る第三宝具すら凌ぐ。然し肉体は───
と、マシュは肉体の消滅も覚悟の上で、ぐだーずを「守った」


其れは、誕生日を迎えたあの日「死」を目前にした中で、唯一マシュの為に駆けつけ炎燃え盛る中一緒に居続け手を差し伸べた。そのきっかけが、マシュにとっては感謝してもしきれないほどだったと。だから、一度は守りたかった。

そして、何やかんやとフォウくんによる完全な蘇生を果たし、二人ともカルデアに無事帰還。
そして...

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ここっすよねー...
あれだけ、マシュが見たかった現代の「外の世界」を共に見つめて終わるっていうのが...これ..良かったですわ...

ゲーティアとの最終決戦時、マシュはぐだーずの為に「守り」ぐだーずの前だからこそ、いつ如何なる時も諦めず立ち上がりそして「覚悟」を決めました。
その覚悟が


レフの破壊工作から逃れた数少ない生存者たるカルデアの職員の思いを動かし、Dr.ロマンも「全能」を消失する恐ろしさを知っていた/恐怖し、最期まで悩んでいたが、マシュの決意に動かされ、彼もまた「覚悟」を以て消失しました。

かつて、「ワラキアの夜」と呼ばれた死徒に取り込まれ、人間であった時其れは「終わり」だと判断していた方へと転んでしまった「シオン・エルトナム・アトラシア」という少女は、幻影の夏によるワラキアとの決別、さっちんとの出会い/リーズとの再会を経た事で

 

そうなってなお私たちは「生きて」います

あまりにも多くの可能性の存在を知ってしまった

だからもう切り捨てる事はで事きません

何度でも彼女達の手をとる事を選びます

私たちひとりひとりが滅びに打ち勝つはか

なわなくとも共に立ち上がる事はできます

そう きっと何度でも

 

という結論に至りました。

かつては、アトラスから/ワラキアから/自分からも逃げ続けていたシオンは、志貴やさっちんとの出会い、リーズとの再会を経て、シオンは前を見つめ、自らとも向き合い「未来」へ進む事を選んだ。

それは、やはり大切な仲間と出会った故にであり、「一人」がだめでも「皆」が居るから諦めず何度でも立ち上がれる。

だからこそ、マシュもぐだーずが居たからこそ立ち上がり続け、ぐだーずもまた自らが生きる為で有り、マシュの為にも戦った。
マシュの決意によって、ロマンも残った職員もその決意に動かされた様に、全員が居たからこその結末を迎えられたのかなと。
マシュが出した決意もまた、滅びると知ってなお最期まで生を謳歌し闘い続けたウルクの民達から人々の強さを知ったからかもしれません。

という事で人理焼却を阻止し、ぐだーズも危ぶまれていたマシュも無事生存して第一部完と。

そして

何故か、唐突なぐだーず開位取得の儀発生。
魔術師が持つ(与えられる)階位は
「冠位」「色位」「典位」「祭位」「開位」「長子」「末子」
の七つに区別され、各々の魔術師としての技量や実績等で与えられる位階となり、ぐだーずが与えられたのは「開位」。つまり、下から三番目に当たる位階となります。

確かに全体で見れば下の方で、「ロード・エルメロイⅡ世」がいつも「ロードなのに、第四位階「祭位」止まりは前代未聞/それ以上の階位の取得は無い。」と、作中内で言われるので「開位」の位階は低く見られがちですが、エルメロイⅡ世と同じ「祭位」の位階を持つ「フラウロス(レフ・ウヴァル)」の場合は「ニ十歳で祭位に到達した神童」という評価であり、限定的にですが最高峰の「冠位」を取得した「ダーニック」よりも、魔術師としての潜在能力は上回っている。また、戦闘に秀でた「獅子劫界離」とも対等に戦闘が可能と、魔術師として優秀な部類に入る「フィオレ」が「魔術師として長ずれば必ず末子から開位に」という評価も受けていますので

ぐだーずが何歳なのかは不明ですが
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この様に、少なくとも「オルガマリー・アニムスフィア」よりは年下(2003年時点の事件簿でオルガマリー所長の年齢は11~12歳の為、2015年のFGOではおよそ23~24歳)であり、そして

 

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「オジマンディアス」や「アーラシュ」、彼らの発言通り、ぐだーずはまだ法律的に飲酒がまだ認められていない年齢という事で、20歳未満であるのは確定ですので、その年齢でフィオレ(2004年頃のアポクリ時点で、まだ19歳)が魔術師として長じた場合に取得する「開位」を獲得しているので、「魔術師」としての評価で考えればぐだーずには結構な評価かな。と、個人的には。


↑の様に、あくまで個人としては「魔術師では無い」「一般人」という扱いであるのを考えれば、まぁ割と其れなりの位階を与えられた方ではないかなと。

評価せざるを得ない特殊な技能や実績に対しての術者に与えられる「祭位」でも。まぁおかしくはないはないんですが
ぐだーズのその活躍を知っているのが限られているとしても、確かに彼/彼女は「人類史」という大きな世界を確かに救いはしましたが、ただ人類史の奪還という功績自体には、あまり魔術(世界)面での実績/貢献は絡んでないのでまぁ仕方ないんじゃないかなと、個人的に思っています。(実際に、エルメロイⅡ世はその能力から優秀な魔術師を多数輩出したという点。「ゲリュオン・アッシュボーン」は、調律師ですら修復不可とされる「魔術刻印」の修復を可とする技術が認められての「祭位」という評価ですし)

というか、ぶっちゃけ「人類史の修正」って、最早協会の管轄の範疇超えてる話ですから逆に何で、位階を貰ったとかそういう話に唐突にシフトしたのかっていうのが個人的によくわかんないです。

因みにぐだーず、もとい「藤丸立香」君/ちゃんが「開位」を取得。事件簿新刊「case.魔眼蒐集列車」から判明した位階取得者を反映した、各位階に該当する/位階と同等の評価を受けたキャラの最新版は

 

『冠位』

・「蒼崎橙子

・「ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア」(※Apocrypha時空のみの特例)

・(ミハイル・ロア・バルダムヨォン) (※取得はしてないが、冠位に匹敵する魔術知識を保有)

・(シエル) (ロアと同じく取得はしてないがロアの魔術知識を引き継いでいる為、冠位に匹敵する)

 

『色位』

・「ケイネス・エルメロイ・アーチボルト」

・「ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア」

・(沙条愛歌) (※取得はしてないが、Labrynth時空においてのみ色位の下レベルにまで弱体化している)

・エルメロイ教室所属の魔術師の誰か(「ヴェルナー・シザームンド」「ローランド・ぺルジンスキー」「オルグ・ラム」「ラディア・ペンテル」、「ナジカ・ペンテル」の姉妹「フェズグラム・ヴォル・センベルン」)

 

『典位』

・「ケイネス・エルメロイ・アーチボルト」(十代の時に到達した)

・「スヴィン・グラシュエート」

・「ナイジェル・セイワード」

・エルメロイ教室所属の魔術師の誰か(「ヴェルナー・シザームンド」「ローランド・ぺルジンスキー」「オルグ・ラム」「ラディア・ペンテル」、「ナジカ・ペンテル」の姉妹「フェズグラム・ヴォル・センベルン」)

 

『祭位』

・「ロード・エルメロイII世」

・「フラウロス(レフ・ウヴァル)」

・「バゼット・フラガ・マクレミッツ

・「ゲリュオン・アッシュボーン」

・「メルヴィン・ウェインズ」

 

『開位』

・「藤丸立香」

・(ロード・エルメロイⅡ世)(※祭位としての特別な評価がされない場合、本来彼自身の「魔術師としての能力」は、開位のかなり下の方)

・(フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア) (※取得はしてないが、魔術師として長ずれば必ず末子から開位に上り詰める模様)

 

『長子』

該当者不明

 

『末子』

・「フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア」

 

 

現状、判明してる限りではこんな感じですね。

一応、ケイネスが「長生きしていれば、ひょっとすると冠位の芽は無くは無かったかもしれない」という評価だったり
最高位の「冠位」を保有する橙子さんが、ニ十代の時に到達したらしき「マスタークラス」と呼ばれる称号が「冠位」の事だとしたら、十五歳で同じ称号を得た「玄霧皐月
「冠位」に匹敵する魔術知識を保有する「シエル」が数値で表すと「100」。「遠坂凛」が、魔術師として長じ「魔術協会歴代100位内」という評価内であれば、「70」~「100」
「色位」に該当するケイネスが、魔術師としての実力を数値化すると「100+α(月霊髄液込み)」で、「コルネリウス・アルバ」がケイネスと同等の「100」という評価ですので

若しかしたら「冠位」「色位」を取得していた(る)...かも...?という評価を受けているキャラはいますが、一応現状こんな感じですね。

ただ、凛に関しては

Q「ぶっちゃけ凛って、将来魔術師としてどの位大成するんです?天才だから相当な高みへいけそうな気がしますが、彼女の”ここ1番で失敗する”特技(?)の所為で微妙な位置に留まりそうな...」
A「ぶっちゃけ教授にはなれます。でも名誉教授にはなれない。何故って、ここ一番で大ポカするからネ!」

という優雅たれ家系特有のうっかり属性が足枷での評価もあるので、「冠位」到達は無いかなと個人的には思ってます。順位も魔術協会歴代100位内に入る位ですし。やっぱり、橙子さんレベルじゃないと冠位はちょっと...(?)ねぇ?(?)


と、若干脱線しましたが、ぐだーずがめでたく開位授与となり、人理復元後の地上は、2016年が空白になったという状況。そして、今後のレイシフトには国連やらの認可が必要(ぶっちゃけ、表層上の設定程度の影響だと思いますが)になったと。
そして───

と、言いたいところですが、その前に”例の彼奴”に関して...

 

本当に今回の「人類史の焼却」という大偉業に打ち克ったのは、マシュやぐだーず、ロマン、ダ・ヴィンチちゃんに職員と、皆の力が有ったこそりの結果であり、その途中で出会った数多の英霊達の縁も有ったからだと思います。

 

続きます。

C90参加しました&お疲れ様でした…

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サムネ

 

今年もコミケの時期が、いつの間にかやって来て、いつの間にか終わってしまいました。

早いっす…時間の流れが早い…

 

なんですが、今年の夏コミは型月が企業にひっさびさの出展、およそ1年半ぶりの出展が決定したのと、型月関連で同人の方も今年は例年よりも欲しい物を頒布しているサークルさんが多く出展されてたので参加しました。

 

いやー…今年は企業も同人も割と地獄でしたね…

型月は、販売物の量が多かった所為かレジの捌け具合が某ufo以上に牛歩でしたし、同人も人が多過ぎて移動も大変でだいぶカオスでしたね…

 

正直、今年の夏コミはufoの出展も無ければ、型月は例年通り事後通販有るので、イージーモードかな。と、思ってた時期がry

元々危惧はしてたんですが、この間の秋葉原で1日限りで開催してた、物販も無ければ中身も正直かなり薄い、しょうもな…中々、独特なイベントのFGO夏祭りに異常な数の人が集まってたので、ああもうこれ夏コミもヤバいなって思いましたが、案の定でしたね(白目)

 

ネコタワワ先生やpakoさんのサークルも結構待機列並んでましたし…いや、FGOって本当人気あるなというかソシャゲ効果ヤバいですね。

今後もこのカオスっぷりが続くと思うと怖いっす。

 

取り敢えず、企業は型月並んで事件簿とFGOマテリアルもすぐ読み終えましたが

事件簿の方は、また色々と判明しましたね。やはり、直死の魔眼はロマンの言う通り「虹」に属する位階の魔眼で、「宝石」や「虹」の位階に位置する魔眼は最早権能の類だと。

他にも、魔眼蒐集列車の実態というか正体とか、アーシェロット家に関して、他の魔眼に関して特に「未来視」「過去視」など、「典位」や「祭位」の位階取得者が新たに判明したりと。

 

あと、まぁSNと直結した話でFate作のキャラも登場していますが、今迄「聖杯戦争」はしていないのとFate要素が薄い事件簿がFateシリーズ扱いなのに首傾げてましたが、遂にサーヴァントが登場したので、Fate作品ぽくなってはきましたね。

 

そして、死徒も関与していたと。さらにアインナッシュにも触れてましたね。

 

と、Fate外の型月要素も詰め込んであったりで、先も気になる展開でしたね事件簿は。

 

FGOマテリアルも読みましたが…

 

うーん…正直な事言うと、ちょっと期待外れだった感が否めないですね。

 

今後サーヴァントとして実装されそうな英霊に関してチラっと書かれていたり、FGOから追加された新スキルの詳細な能力、各々保有している宝具・ゲーム内で採用されなかった宝具などの詳細、キャラ毎の一人称二人称三人称の使い分けなど載ってるのは良かったですが、

 

鯖毎で内容に差があったり、キャラによってはほぼ各再臨時の立ち絵を載せただけだったり、正直各鯖のマテリアルも設定集外でも書かれてる様な事が多いですし、

鯖以外のオルガマリー所長、ロマン、レフといったキャラに関しては立ち絵と顔の差分載せた位で内容無いも同然の薄さですし、採用外の宝具が記載されても、ある鯖に至ってはその宝具の能力は不明と書かれている始末ですし。その面に関してはいや、何の為の設定資料だよとしか。

ダレイオスや師匠辺りは設定絵のページはしっかりしてるんですが、キャラによっては…というか、ぶっちゃけると弁慶の頁とか酷いです。

うーん…何か今迄のマテリアル本に比べたら、内容薄いかな…というのが正直ですね。

 

まぁ、サーヴァントの数が多いというのもあるんでしょうが、やるなら時間掛けてでももう少し内容詰めて欲しかったですね。

アポクリ勢の鯖の頁に当初アポクリがオンラインゲーで展開予定だった時の設定絵もアポマテにも載ってるので、正直FGOマテに載せなくていいですし。

 

あと、用語集入れて欲しかったですね。疑似鯖、デミ鯖、シャドウ鯖やカルデアス、シバ、英霊召喚システム、降霊儀式・英霊召喚、冠位クラスなどFGOから新規設定・用語増えましたし、それ位やって欲しかったですね。

全部が悪いとは言わないですが、今迄のマテリアルに比べたら、ちょっと…ですかね。

 

同人の方ですが、FGOの影響故かFate関連の頒布物で出展するサークルが増えていた印象でしたね。

混雑するのは勘弁ですが、見たり買ったりする分には楽しかったかなと。

 

型月も物販買えましたし、恒例の経験値先生の増刊号に某サークルさんの某設定資料や某さんのイラスト集など、欲しかった物は粗方購入できたので、今年の夏コミはかなり満足しました。

 

C90参加された方お疲れ様でした。

 

で、FGOは水着イベに入ってしまいましたね。

夏だ!海だ!開拓だ!

じゃねーよ、人理焼却如何にかしろ(過激派)って感じですが、という私はキャメロットの記事を上げなきゃならんのですが、

水着イベと夏コミまでにが終わらせるつもりが終わらなかったので、間に合わなかったです…

 

この3日間は夏コミで思いの外、体力を削られて連休はほぼ手付かずで、夏コミの疲れが取れてない感あるので、もうちょいかかりそうですね。

まぁ、大した記事では無いのでアレですが。

 

その内、上がってると思います。

 

では、夏コミお疲れ様でした。

 

いや、今年は何か疲れました…

 

 

 

FGO一周年

どうもです。きしのです。

 

いや、気が付いたら七月がそろそろ終わりですね...Fakeの記事上げましたが、それからそろそろ二カ月ですね...いやはや、早い...

 

のですが、それよりまた更新が滞り久々ですね。すみません(そもそも、こんなチラシの裏以下レベルの場所を定期的に読みにくる方が居るのかは分かりませんが)

久々ですが、私はいつも通りです。リアルに関しては強いて言えばストレスマッハと言うところでしょうか。それは兎も角、平常運転で常に型月関連の事しか考えていないです。最近では、路地裏ナイトメアが...と、これは次の記事で触れます。

 

ここでは暫くだんまりでしたが、先日ついに解禁されましたね第六特異点エル...ゲフンゲフン...キャメロット

勿論の事ですが、実はもう既にクリア済みです。

という事で、第六特異点解禁の影響かここ数日異常にブログのアクセス数が伸びてますが、第六特異点キャメロットの感想やキャメロット内で判明した点を絡めてアレコレやその他諸々次の記事に書くつもりです。そして、今まさに書いている最中です。

なので、近い内に更新されますが、自分の脳内で書きたい要素が割と多いので投稿は遅めになると思います。

 

と、前置きは置いておくとして先程

FGOリリース一周年記念前夜祭として、(い つ も の)前夜祭終了しましたね!見ましたよね?見てない人はタイムシフトをはよ再生しましょう。

 

特異点の振り返りやレギュラーコーナーと化した勝手にグランドオーダーコーナーに関しては置いといて、一周年記念キャンペーンが発表されましたね。

 

何かもう、公式が纏めててくれたので割愛しちゃいますが、この十個と。

最初からずっとニコ生見てましたが、本当に正直な事言うと一弾~六弾までの発表されたキャンペーンが、いつもやってるのとさして大差ないので

あ、はい。

って感じでした。特にAP1/2や、強化イベント、モーション&宝具演出の変更は、まぁ確かにヴラド公の新演出はカッコイイけど、キャンペーン...?一周年記念...?

エミヤのモーションと宝具演出の変更は?

と思いながら見てましたが

・特別ログボ配布

の発表で、お!良いっすね~ってなって

・霊基枠全開放&既に拡張済みユーザーに聖晶石返還

・聖晶石リニューアル

の発表で

 

ファッ!?

 

ってなりました(小並感)

 

いや、普通に有能と言いますか凄いですよね。全開放に石の還元有で、聖晶石の必要個数が一個も減る。これ十連だと三十個で済みますし

今まで石が120個所持だと、三十連しか回せませんでしたが四十連イケますからね。以前のガチャだと140個石購入×2の280個でキリよく七十連回せる感じでしたが、メンテ後は九十連に石十個余りますからね。と、わざわざ言わなくても分かる事ではありますが、いやでもこれはかなり大きいですね。回転数がダンチっすよ。

 

 

生放送中のコメントでも言われてましたが、↑のインタビューで一周年はささやかと事前に言っていただけあって、正直微塵も期待していませんでしたが、結構太っ腹でびっくりです。配布はもちろんですが礼装の配布もありますし。

まぁ、今までがおかしかったといえばおか...イヤナンデモナイデス、ハイ

兎も角、先日の無記名霊基システムの導入や今回の聖晶石ガチャのリニューアルは何れにしろ、ノッブや骨の人みたいな重課金兵の方々には特に嬉しいでしょうね。

 

十大キャンペーンは、あと九個目のキャンペーンが何かと鯖強化がどうなるかが気になるところですが、アタランテ強化はよ。新スキルか神罰の野猪スキル化、魔獣アタランテの実装でもええんやで、邪ンヌの復刻もオナシャス!という感じですが、どうなるか楽しみですね。

 

そして、キャンペーンだけでなくいつもの茶b...ではなく梶田さんのお陰で石も沢山貰えますし、御大&菌糸類からのメッセージ、そして第七特異点も菌糸類描き下ろしが判明と色々判明しましたが、書くまでもなく見た人は見たでしょうし、見てない人はタイムシフトを再生するのです。

 

という訳で、リリースから一周年...何ですね...生放送でも皆さん仰られていましたが、全然一年経った感じがしないというか、あのリリースがいつなのか悶々としていた日々から、リリースしてからのいざ始まったらアレというか炎上祭りからもう一年。

この一年プレイし続けてきて色々有りました。FGOに思うところも沢山有りましたし、不満点や愚痴が無かった事なんて一切無く、うーん...となった事なんて何度有ったか覚えてもいません。が、続けてみれば一年。何だかんだ一年続けてました。

やはり、どんな形であれどんな媒体であれ、「Fate」という作品が大好きなのだと実感しましたし、それは今後も変わらないと思います。

 

先に書いたように「FGO」というコンテンツ自体に思うところは沢山有りますし不満を抱いている事、抱く事も有ります。このコンテンツが生まれた事で、他型月コンテンツの展開が止まっている事に影響を与えているのも事実でしょう。

何年、何十年FGOを続くか続けるつもりかは私の知るところでは有りません。然し、私は私なりに今後も楽しんでプレイしていこうかと思っています。

 

改めてFGOリリース一周年おめでとうございます。

 

正直、最初はゲーム自体がかなりアレでしたが、日に日にFGOは改善され良い方向に進んでいってるのは事実ですので、今後もDWの方々には頑張って頂ければと思います。

 

という事で、もう少しでメンテが明けますね。メンテが明けるとryという事にはならなければ良いのですが,,,

 

さて、短く内容の無い記事でしたが私はこの辺で。最初に書いたように、六章の記事を近い内に更新にまた来ます。なので、まだ六章が私的にどうだったかは述べません。

 

では、皆さん良きFGOライフを。

Fate/strange Fake 三巻読破。1〜3巻型月内ネタ。

 どうも。

近い内に更新(大嘘)と言いつつ、早一ヶ月経ちそうなのでっていうか気付いたら1カ月経ってた件。

という訳で(?)先日発売されたFake新刊でいよいよFakeも本腰に入ってきた感じですので、Fakeに関してでも書こうかなーと。

いや、本当は先日のマチアソビvol.15だか16だか忘れましたが、それの二日目に有ったHFトークステージのトーク内容を纏めた記事を書こうかと思ってはいたのですが、如何せん記憶を辿って内容を綴ると思いだせない部分が多く、もう二週間以上前で記憶も更に薄れてきてしまい、トーク内容を纏めた記事を書くのは厳しいかなという感じになってしまったので保留にしました。

 

取り敢えず、トークイベントで新情報は無かったどころか、以前のAJの記事でも懸念していましたが、下屋さんの発言から如何やらまだアフレコすら録って無い制作状況らしいのが判明したので、案の定HFは全然制作進んでないのが確定してしまったという。

なので、一章の公開は2017年秋か冬下手したら、翌年、、、になる可能性もエンキドゥか終末剣エンキ発動すればやはり否定はできないですね。

トークイベントは新情報も無く、制作も殆ど進んでないで、割とこの段階でこのトークイベントやる意味あったのかな?という感じではありましたね。ただ、HF全く関係ないノッブからのメッセージがなぜか届いていていつも通りの高速詠唱並みに語り出したのはおもしろかったです(小並感)

記憶が薄れてきて保留にしましたが、書けそうだったら書きます。

ていうか、気付いたらマチアソビからもう1ヶ月経つんすね…時間経つの早過ぎィ!

 

ん?FGOクリエイタートークイベントと声優トークイベント?参加できなかったものの事など書けるわけ無かろう?(訳:整理券チャレンジに全敗北した)

まぁ、、、全敗北するとは思ってもいなかったので、流石にビビりましたが、この二つのトークでの新情報が知りたい方は骨の人のTweetでも漁るべし。

 

では、先ず感想ですが。

新刊も非常に面白かったです。

いや、本当にFakeはFateスピンオフの中で頭一つ抜けて面白いと個人的には思ってます。

3巻は1巻のギルVSエルキ、2巻の二十八人の怪物VS偽アサシン、ジェスターVSハンザの様な派手な戦闘こそ無かったものの、新たなるマスターとサーヴァントの登場。

そして、真名や宝具が明らかになった前巻で登場したサーヴァントや語られる既存型月キャラクターとの人物関係など…

3巻は何方かと言えば、偽りの聖杯戦争という物語の盤石を固めてきた感じですかね。


遂に出揃った真贋13騎とマスター達

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3巻で明らかとなった真アーチャーと真ライダー。

ギルの数千たる王の財宝を払い除け、ーーー弱い。エアを抜け、それでこそ対等だ。と煽った真アーチャーの真名は

ーーーアルケイデス。

神ゼウスと人間であるアルクメネの間に産まれた、半神半人。

後の十二の難業を乗り越えた大英雄ヘラクレス

つまりは、セタンタとか牛若丸とか金太郎とかリュギロンみたいな所謂幼名。

ですが、偶にヘラクレス・リリィと言い張る人を見ますが、リリィの名を冠してるアルトリアは単に若い頃ではないIFの存在と明言されていますし、まぁそもそもFGOで牛若丸やアレキサンダーにリリィが付いてない時点でリリィとは違うのは普通に分かりますよねっていう。

何方かと言えば、作中でもバズディロットも言っていた様にオルタナティブと言うべきですね。

そして、真ライダーの真名は

ーーーヒッポリュテ

アレスとオトレーレの間に産まれし、アマゾネスの女王。

ヘラクレスの十二の難業の九つ目はヒッポリュテの帯を取ってくる事であり、後にヘラクレスが殺めた人物。

と、真名はヘラクレスが人の身であった頃となったアルケイデスと生前縁の有ったヒッポリュテ。

ニムロドという意見が多い中でしたが、候補としてヘラクレスは普通に挙がっていたので両者とも割と直球で来た印象。

2巻で真アーチャーを真ライダーが吹っ飛ばしたから、ギルより強力な真アーチャーより強力…?やべぇよ…やべぇよ…

と、思ったら普通に真アーチャーの方が上だった。

元からヘラクレスが一番技量を活かせるのはアーチャーだと言われ、アチャクレスならギルを上回る最強なんじゃ?とはずっと議論されてましたが、それを公式でやってのけるFake先輩流石としか言いようがない。

ただ、ギルの王の財宝を凌ぎきるだけの理由は有ると明言されていたので、そこはヘラクレスが本来備わっている一度視認した攻撃を見切る事が出来る芸当の事かな?と思っていましたが、布の方なんすね…

ギル曰く 

「少なくともアレには人が生み出すあらゆる『道具』が通じぬであろうな」

と推察していましたが、となるとあの布を所持している限りは、人ならざるモノによって生み出された神造兵器か、それこそペイルライダーの様な武器でも魔術でも無い人が生み出したのとは全く異なる存在でもなければ攻撃は通用しない感じなんですかね?

そして、何より驚いたのがクラスはまさかのアーチャー/アヴェンジャー…

元はアーチャーで顕現した彼に令呪三画を消費し冬木の聖杯戦争で溢れた泥を無理矢理捻じ込んで、復讐者のクラスを付与させた、既存の例で言えば二属性持ちという状態…

いやー…令呪二画を浪費した某ゴルドさんも真っ青な展開ですねこれは…

二属性持ちと言っても顕現した時はアーチャーのみでアヴェンジャー適性など有るわけもないでしょうから、仮にFGOに実装されても普通にアーチャーでしょうね。

二属性持ちの例は過去に幾つかありましたが、後からバーサーカーを付与された書文先生に近い感じですかね。

バズディロットが令呪を行使する際、三回程度の自害なら問題無いと言ってるのと、十二の栄光の説明を見るに復讐者を付与される前の宝具は十二の試練だったんでしょうね。復讐者を付与され人の身となった事で、十二の栄光に変化したと。

そう考えると、やはり復讐者など付与せずアーチャーであるままの彼の方が最強と言えるのでしょうが、それでも元の英霊が元なだけにバーサーカーとして召喚された時もですが、強力さは並ではないですね…

遠距離からの精密な射撃に数千の王の財宝は効かず、神造兵器のエアを以って対等。真ライダーも結局は真アーチャー程では無かったですからね…復讐者が付与され不死性を失ったとはいえ、やはり変わらずカルナやオジマンに並ぶ最強格の一角と言えると思いました。

復讐者を付与され人の身となり、神々への復讐者として本来ヘラクレスの絶対の禁忌とされる幼子をも犯す事を厭わなくなったアルケイデスがこの先どうなるか興味深いところです。

あ、あとアサシンやライダーとして召喚されていたら云々から、やっぱり原作でイリヤが言っていた様にヘラクレスはキャスター適性以外有るんすね。


そして、2巻で召喚された真アーチャー、真ライダー、真アサシン以外の真なるサーヴァント達も3巻で全て出揃いましたね。

以前から息子が居るのが判明していた第四次聖杯戦争関係者の久宇舞弥。その息子、シグマが召喚したランサーその真名は…?

召喚した英霊の影法師として様々な容姿の英霊?が現れたり、自ら『番人』を名乗るやら本来エクストラクラスとして、呼ばれるなら『ゲートキーパー』だとか、かなり謎めいてる感が凄い(小並感)

英雄とも神魔の類とも表現しがたい、一際異常な『現象』であり英霊ではない?これもう分かんねぇな(混乱)

蛇が巻き付いた杖を持つ少年はアスクレピオスっぽい感じですが、船長だったり複数の英霊を複合したサーヴァント…?然し、召喚した英霊の影法師…うん、分からん。

それと、シグマ自身がランサーになるとは?事件簿でグレイが礼装であるアッドを変形させて、自ら闘うのと同じ感じなんですかね?

何れにせよ、この『番人』を名乗るランサーの正体は非常に気になるところです。


更に明かされたフランチェスカの存在。

橙子さんと知り合いだったんかワレェ!

31回も殺されてるとか何なんだよ此奴…(困惑)他にも〇〇〇〇〇や、〇〇〇〇〇〇に、〇〇〇〇〇〇〇など、型月内でもかなり有名所に殺されてたりと判明しましたが…思ってた以上にヤバそうな奴だった。

然し、傷赤ちゃんって…おいおい…アルバでもそんな渾名付けないゾ…

取り敢えず、さんを付けろよ(?)

そして、フランチェスカによって召喚された真なるキャスター

フランソワ・プレラーティ。

以前、FGOで開催されたセイバーウォーズで、セイバージルフランチェスカで懲りてる発言から、あっ…(察し)でしたが、

つまり、フランチェスカはまさかの自分自身を触媒に自分自身を召喚した事になり、先の橙子さんや様々な人間に何十回…下手したら何百と殺され、その度に身体を新しいモノにしている模様。

故に何百年と生き続けており、それが臓硯の様に何らかの魔術を用いてるのか、橙子さんの様に人形を用いた記憶の継承なのか、ロアの様に魂の転生なのかは不明だが、フランチェスカが現代に存在しているのに、自分自身であるフランソワ・プレラーティが召喚されるという訳分からん状況。

此方の同一人物で結成された真キャスター陣営もどうなるか見ものですね。


そして、真バーサーカーの真名は…

え、エジソン…?

ライバルのニコテスが云々やら、獅子の頭をした機械人形…キャスターで召喚すれば良かった…マズダの影響…

エジソンだこれ…?

真名は不明瞭とはいえ、容姿やらかなりど直球過ぎるので逆にミスリードの可能性も有りますが…でも、エジソンっすよねこれ…

うーん…どうなんですかね…

然し、真バーサーカーはちゃんとバーサーカーしてて良かった(?)

そして、真バーサーカーの召喚場所に居合わせ、サジョウ・アヤカをスノーフィールドに送ったアインツベルン製のホムンクルスである白い女、フィリアに憑依した『何か』とは、エジソン白熱電球を命名するに当たって引用した、ゾロアスター教最高神アフラ・マズダー

白い女に憑依した存在や真バーサーカーの正体、活躍も気になるところ。


また、セイバーの真名と宝具も判明しましたね。

真名、獅子心王リチャード。

イングランドを支配したプランタジネット朝第2代国王。

愛歌お姉ちゃんや円卓の騎士、エミヤと同じくアーサー王ガチ勢(?)

アーサー王が大好き過ぎて、城で奏でる音楽は決まってアーサー王を讃える歌であり、放蕩するフリをして彼方此方でアーサー王の遺産を探し回ったとも言われている。

更に彼が生前所持していた全ての剣、否剣だけではなく箸や紙切れetc…手に持てる物全てに"エクスカリバー"と名付けた。

故に彼の宝具『永久に遠き勝利の剣』は、手にしている物が棒切れだろうと真名解放をする事で、アーサー、アルトリアの持つ『約束された勝利の剣』の様に斬撃を繰り出す事が出来るという…

何という、エクスカリバー版ナイト・オブ・オーナー…

もう一つ、名称不明な宝具が有りますが、ロクスレイやピエール・バジルといった、生前彼と縁のある人物を座から転写し、その能力を具現化させ戦闘のサポートに扱え、莫大だが魔力さえ足りれば現界も可能だという、何ともかなり強力な宝具。

ギルやエルキ、アルケイデスという最強格連中がうじゃうじゃ居るから若干見劣りする感は否めないですが、獅子心王かなり強いっすよね。

なお、獅子心王リチャードはアレクサンドル・デュマ曰くルーン魔術や精霊が罷り通っていた時代に片足を突っ込んでいた最後の王。

歴史と神話の境目を彷徨っていた【彷徨える王】


こうして、偽りの聖杯戦争は真と偽。計13騎のサーヴァントとマスターが揃い漸く偽物から本物へと昇華し、物語も幕を開けそうですね。

一応、全陣営纏めると


・偽のアーチャー陣営

マスター : ティーネ・チェルク

サーヴァント : 真名 ギルガメッシュ

保有スキル : 黄金律A 神性B(A+)

クラス別スキル : 対魔力C 単独行動A

宝具 : 『王の財宝』『天地乖離す開闢の星』


・偽のランサー陣営

マスター : 銀狼の合成獣

サーヴァント : 真名 エルキドゥ

保有スキル : 変容A 気配感知A+

クラス別スキル : 対魔力ーーー

宝具 : 『人よ、神を繋ぎ止めよう』『???』


・偽のライダー陣営

マスター : 繰丘椿

サーヴァント : 真名 ペイルライダー

保有スキル : ???

クラス別スキル : ???

宝具 : 『???』


・偽のキャスター陣営

マスター : オーランド・リーヴ

サーヴァント : 真名 アレクサンドル・デュマ・ペール

保有スキル : ???

クラス別スキル : ???

宝具 : 『???』


・偽のアサシン陣営

マスター : ジェスター・カルトゥーレ(死徒)

サーヴァント : 真名 ーーー

保有スキル : 狂信A

クラス別スキル : 気配遮断A-

宝具 : 『幻想血統』(『妄想心音』『空想電脳』『夢想髄液』『妄想毒身』『狂想閃影』『断想体温』『瞑想神経』)


・偽のバーサーカー陣営

マスター : フラット・エスカルドス

サーヴァント : 真名 ジャック・ザ・リッパー

保有スキル : ???

クラス別スキル : ???

宝具 : 『悪霧は倫敦の暁と共に滅び逝きて』


・真?のセイバー陣営

マスター : サジョウ・アヤカ

サーヴァント : 真名 リチャード1世(獅子心王)

保有スキル : ???

クラス別スキル : ???

宝具 : 『永久に遠き勝利の剣』『???』


・真のアーチャー/アヴェンジャー陣営

マスター : バズディロット・コーデリオン

サーヴァント : 真名 アルケイデス(ヘラクレス・オルタ)

保有スキル : 歪曲A 心眼(真)B 勇猛E 戦闘続行A+

クラス別スキル : 復讐者A 単独行動C 対魔力A

宝具 : 『十二の栄光』『射殺す百頭』


・真のランサー陣営

マスター : シグマ

サーヴァント : 真名 ???(番人?)

保有スキル : ???

クラス別スキル : ???

宝具 : 『???』


・真のライダー陣営

マスター : ドリス・ルセンドラ

サーヴァント : 真名 ヒッポリュテ

保有スキル : カリスマB 神性B

クラス別スキル : 騎乗A 対魔力C

宝具 : 『戦神の軍帯』『???』


・真のキャスター陣営

マスター : フランチェスカ・プレラーティ

サーヴァント : 真名 フランソワ・プレラーティ

保有スキル : ???

クラス別スキル : ???

宝具 : 『???』


・真のアサシン陣営

マスター : ファルデウス・ディオランド

サーヴァント : 真名 ハサン・サッバーハ

保有スキル : 影灯籠A

クラス別スキル : 気配遮断EX

宝具 : 『???』


・真のバーサーカー陣営

マスター : ハルリ

サーヴァント : ???(トーマス・アルバ・エジソン?)

保有スキル : ???

クラス別スキル : ???

宝具 : 『???』

となっていて


・同盟

セイバー陣営        

偽のランサー陣営

偽アサシン

↓討伐対象の"魔物"

ジェスター・カルトゥーレ

ペイルライダー

アルケイデス


ハンザ・セルバンテス

↓敵対↑

ジェスター・カルトゥーレ


真アサシン陣営

↓暗殺実行

バズディロット・コーデリオン


ジャック・ザ・リッパー

↓交戦↑

アルケイデス


ジェスター・カルトゥーレ

↓悪用しようと目論む

ペイルライダー


かーなり簡易的ですが、3巻を経て整った勢力図や状況で言えばこんな感じですかね?

さて…3巻最後でジャックがアルケイデスと対峙…ましてや宝具の真名解放にまで移りましたが、デュマがあの王様も平民の復讐に喰われちまうかもしれない、弱者よ強者に挑め、とアルケイデスやギルの退場を仄めかしてる様な感が有りますが、どうなるんでしょうね。まぁ、でも、アルケイデスは『射殺す百頭』をまだ披露してないですし、ジャックに敗れるビジョンが見えないのと、ヒッポリュテやギルと決着つけるでしょうから、まだ退場しなそうですが…かと言って、個人的に偽バーサーカー陣営がかなり好きなので、まだジャックには退場してもらいたく無いですねー…

そして、ジェスターはペイルライダーを悪用しようと目論み、同盟を組み"魔"を打倒する者達まで現れましたが、さてどうなるか…

ペイルライダーによる被害がスノーフィールド全域に及び始め、バズディロットによる大量殺戮、死徒の介入、宝石翁とケータイさんらが観測、白い女に『何か』が憑依し、サジョウ・アヤカの正体など…収拾つきますこれ?

本当にFakeの偽りの聖杯戦争はどんどん規模が大きくなり始め、何かもう色々カオスで先が読めないですよね。

最強格のギル、エルキ、アルケイデス、アサシンの真似事が可能なジャックに気配遮断EXの真ハサン、他の英霊の力を行使できる獅子心王など、何も優勝候補と言える様なサーヴァントばかりで誰が残るのかも想像つかないですし

フランチェスカが聖杯を以って攻略しようとするアルカトラス第七迷宮とその目的やシグマの召喚した英霊など、謎も深まってきましたし…っていうかこれ何巻で終わるんですかね…?

アポクリや蒼銀と同じように刊行するなら全5巻ですが、3巻目にして漸く役者揃った位の進行速度で、これ絶対全五巻で終わらないと思うんですけど(名推理)

しかも…

ギルVSエルキ

偽アサシンVS二十八人の怪物

ジェスターVSハンザ

ギルVS真アーチャーVS真ライダー

獅子心王VSエルキ

こんだけドンパチやって、3巻目にしてまだ聖杯戦争1日目なんですがそれは

成田先生…風呂敷広げ過ぎ…エイプリル…ウッアタマガ…

一応、Zeroの文庫本が全六巻まで刊行されてますが、絶対六巻でも終わらないですよねこれ。

正直かなり面白いので、長く続く分には私は一向に構わないんですが、さあリョーゴ=ナリタ先生は上手く風呂敷を畳めるのでしょうかね。

然し、相変わらず型月内ネタの突っ込み具合が凄いですね。橙子さんは勿論、らっきょの某工場長に封印指定者、それにベオくんとかFGOネタも。それにまさかのひむてんルート突入…?

4巻もネタ打ち込んできそうですね…




1巻から3巻までの型月内ネタ

Fake1巻

・「中には蠢く水銀の礼装で数戦発の散弾を防ぐ実力者や、体に住まう蟲に意識を移して生きながらえる魔人もいますがーーー」

前者→ケイネス・エルメロイ・アーチボルト

1994年頃まで時計塔における十二の学問の一つ鉱石科の君主を務めていた、ロード・エルメロイ。

アーチボルト家九代目後継者にして、一級講師の資格を取得しており、まだ二十代という若さにして『色位』の階位を取得した所謂エリートであり天才。

『風』と『水』の二重属性であり、防御性能及び攻撃性能、索敵性能を兼ね備えた月霊髄液を魔術礼装とする。

また、冬木の地で行われた第四次聖杯戦争に参加しランサーのサーヴァント、ディルムッド・オディナのマスターとして参戦するが、彼が本来召喚する予定だった英霊はーーー

なお、彼のアレコレによってロード・エルメロイII世の誕生に繋がるが、そもそも第四次聖杯戦争が行われなかったApocrypha時空、プリヤ時空でもロード・エルメロイII世は誕生しており、2015年の時計塔でも鉱石科のロードが変わったとされている為、どう足掻いても恐らく…うん…多分そうなる。

なお、義妹であるライネス曰く第四次聖杯戦争に参加した時点で我が義兄は詰んでいると推察している。

先日のプリヤドライである英霊を夢幻召喚した姿を見れるが…それは、また別のお話である。

後者→間桐臓硯(マキリ・ゾォルケン)

500年の歳月を生きる。間桐家の当主。

本来は日本出身では無い為間桐では無くマキリ。冬木の聖杯戦争の始まりの御三家の一つで一回目の頃から携わっている。

第三次聖杯戦争ではダーニック・プレストーン・ユグドミレニアと激戦を広げたとされ、第四次聖杯戦争では本来静観に徹するつもりだったが、間桐雁夜が参加する決意を伝えた事で、円卓の騎士の触媒を与え意図的に狂戦士のクラスを付与させて参加させる。

そして、第五次聖杯戦争では本来ここも静観に徹し、その次の聖杯戦争を目指したが、あるルートで異変が起きた事により、アサシンのサーヴァントを贄に真なるアサシンを召喚しマスターとして臨む。

だが、既に彼の本来目指した願いは長い歳月を経てとうに忘却されておりーーー

ケイネスに関してはFate/Zero、蟲爺に関してはFate/stay nightを参照。

 

・「そうそう、彼よりも腕のいい魔術師の女性が作る人形は、本体と何一つ変わらず.....DNA鑑定すら通ってのけるらしいですよ?」

言わずもがな皆大好き私も大好き蒼崎橙子さん!

橙子さんの作る人形がどれ程精密であるか、先ずは空の境界矛盾螺旋を読むべし!

 

・中に何らかの液体が漂っているのが見えた。

・「我が一々本気になるまでもない。本気を出すに値する敵が出るまでは、しばし姿を変えるとしよう。」

・「若返りの秘薬だ。貴様の齢で使う必要はなかろうが、今の我には不要となった。ありがたく拝領せよ」

若返りの薬。英雄王ギルガメッシュが宝物庫に収める財の一つ。

飲む事で使用者の外見年齢を幼少期の姿へと変貌させるが、記憶は成長後のものも認識した状態を保てる。

Fate/hollow ataraxiaにてギルが使用し、子ギルへと姿を変える事となった。

子ギルに関してはHA、プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! FGO等を参照。

 

・【.....妄想心音.....】

Fate/stay night本編にて召喚された歴代19人の長のハサン・サッバーハの内の一人が取得した業の一つ。

FGOでも参戦し、呪腕のハサンの二つ名を持つハサンであるのが判明した。この宝具及び会得したハサンに関してはFate/stay nightFate/Labyrinthを参照すべし。

 

・【.....空想電脳.....】

同じく歴代の長のハサン・サッバーハの一人が取得した業の一つ。

このザバーニーヤを会得したハサン自体は正式な形での参戦を未だ果たしてはいないが、Fate/hollow ataraxiaにて、とある人物の回想で登場する。詳しくはHAをプレイすべし。

 

・新たな長として、『百の貌』と字される者が選ばれた時ーーー

19代目のハサン・サッバーハを受け継いだ歴代の長の一人、百の貌のハサンの二つ名を持つ。

先日のアクセルZeroコラボによって漸くFGOにも実装された。

今作の偽り側のアサシンとして召喚された彼女と同じ代を生きたハサンであり、第四次聖杯戦争で召喚された。宝具は『妄想幻像』

百の貌のハサンに関してはFate/Zeroをどうぞ。

 

・ーーー聖杯の力で蜘蛛を起こし、退屈な世を滅びと共に凌ごうかと思っていたが.....

・「おう、このカッティングはなかなか.....いや、最悪だ。大蜘蛛が目覚める。対応するには百年足りん。」

タイプ・マアキュリー。

水星のアルテミット・ワンにして死徒二十七祖第五位の序列を冠する。名をORT二十七祖の中では死徒二十七祖第一位プライミッツマーダーと共に別格とされ、殺人に特化した某サーヴァントでも曰く、人殺しの速さでは犬と蜘蛛には敵わないと。

浸食固有結界・水晶渓谷の担い手であり、その能力は物理法則を改竄し地球をORTの住んでいた環境其の物へと塗り替える。

地球上のあるゆるものより硬く、地球上で戦う限り弱点は無いとされる程とんでもない皮膚で覆われており、ORT自身に”死の概念が存在しない”故、モノの死を読み取り概念的に殺す直死の魔眼をも無効化する為に物理的に破壊するしかないという。

故に某エロ尼、BB、キングプロテアなど、最強に近い実力者が増えつつある近年でも物理面では変わらず型月内最強の一角を誇る。

ビジュアルこそ公開されているものの正式な形での公式作品への登場は果たしていない。が、詳しい設定等はCharacter materialをどうぞ。

 

・生きる屍、『吸血種』と呼ばれしその存在は、屍の目に生気を爛々と輝かせて、サーヴァントの血の味を想像し絶頂へと至る。 

死徒

型月世界における吸血鬼の存在であり、吸血種の一種。

死徒とは人類史を否定するモノ。

元々、人であった存在が真祖或いは他の死徒に噛まれ、その噛んだ吸血種の血を体内に流される事で、段階を踏んで死徒化するのが基本だが…噛まれた対象のポテンシャルの高さなどで死徒化するかどうかは決まる為、噛まれて血を流されたからと言って、全員が死徒化する訳ではない。

中には死徒や真祖に吸血されたからでは無く、魔道の道を歩む魔術師が根源や不老不死を探求した結果、死徒化するケースも有る。

そして、その死徒の大本を占める死徒二十七祖と呼ばれる二十七体の死徒の祖の集団が存在するが、消滅や代替わりによって、面子は当時の祖とは変わっている。

死徒では無いモノが二十七祖入りしていたり歯抜けしている序列もあったり、大半が名前や設定を公開されてるだけで、公式作品へ登場すらしてなかったりでガバガ…ナンデモナイデス、ハイ。

死徒に関しては、やはり月姫を参照。


・「それに、なんたらかんたらってスゲー魔術を使って無限にコピーを作れる奴とかもいるって噂を聞いたぞ?」

投影魔術?無限の剣製?衛宮士郎

名言はされてないけど、恐らく士郎の事ですかね。衛宮士郎に関しては原作をどうぞ。

 

・「これって凄い事だよ?あの聖処女をもう一度陵辱し尽くして、ブタの餌にもならないような消し炭に変えられるなんて!ああッ!凄い!最高!やっぱり来てくれないかな、調停者!"あの時"は心が折れてなかったけど、今回は仕事をやり終えた英雄じゃない。役目を果たせなかった聖杯の調停者として、死ぬんだからきっと悔しがると思う!」

聖処女ジャンヌ・ダルク

Fate/Apocryphaにて行われた聖杯大戦を監督する為に、EXクラスであるルーラーの器を得て15体目のサーヴァントとして召喚された。

また、FGOでも実装されクラスの特性からリリース初期では最強とまで称されてましたね。そして、FGOで顕著となったオルタと復讐者クラスの量産化の影響を受け、ジャンヌオルタちゃんとして先日期間限定で実装されたが、その排出率の鬼畜具合から多数のユーザーを苦しめ絶望に突き落とした小悪魔的な(?)一面もある。再ピックアップはよ。

贋作であるオルタとしても登場し、そのキャラ性や太ももとかおっぱいとかマーヤとか魅力をふんだんに詰め込んだ英霊。ジャンヌに関してはFate/ApocryphaとFGOと一応、空の境界矛盾螺旋でも少しだけ触れられるので、そちらを。

ジャンヌオルタちゃん再ピックアップはよしてください本当(二回目)


・ 「もしも天草四郎の生きた時代に聖杯戦争があれば、天草四郎が英雄の偶像として力を得た後世の自分自身を呼び出してしまうという可能性もあり得るのだ。」

天草四郎時貞

正史における第三次聖杯戦争。始まりの御三家の一つであるアインツベルンは、ルール違反を犯し本来聖杯戦争で呼ぶべき7つの器に該当する英雄ではなく、ある悪魔の召喚に及んだ。

そして、正史とは異なる第三次聖杯戦争でもアインツベルンは同じく違反を犯し、7つの器に該当しないイレギュラーなサーヴァントを召喚する。

ーーー然し、その世界線のアインツベルンは自らの悲願を成就させる為、エクストラクラスの中でも聖杯戦争において、ある"特権"を持つクラス、即ちルーラーのクラスのサーヴァントを呼ぶという判断に至る事で正史の第三次聖杯戦争から分岐し、召喚したのは正史で呼んだ復讐者の悪魔とは異なる、かつて日本の地で反乱を起こした少年だった。

それこそが、天草四郎時貞であり、彼は第三次聖杯戦争でアインツベルンによって召喚された。後に彼は大聖杯に触れ受肉を果たし、当時の監督役である言峰璃正の養子となり、シロウ・コトミネと名乗るようになる。

そして、そのルーラーである彼が召喚された世界戦で第三次聖杯戦争から六十年後に起きた聖杯大戦で監督役として派遣されるがーーー

なお、シロウもとい天草四郎時貞はFGOでも先日のホワイトデーと被る時期に実装されたが、FGOは、はなから真名がモロバレルしている為、もはやミスリードも糞も無くなってしまった。

ですが、FGOで実装されたその容姿は何故か、既存と同じ褐色白髪…

彼が日本人なのに何故褐色白髪になっているのかは、作中内でも語られ、無理y…ではなく、まぁ一応納得できる理由は語られますが、FGOで受肉してない召喚されてすぐの彼が何故褐色白髪なのかは不明。

シロウが褐色白髪なのもですけど、この間のアクセルZeroとかいう謎コラボでも実装された抑止力の代行者の彼とか擬似鯖とか言う全然活かされない謎新規設定とか、正直FGOの設定ガッバガバですよね(暴言)

シロウに関してはFate/Apocryphaをどうぞ。


・ーーーとある魔術師の『蟲使い』の魔術体系を一部入手し、それに独自の応用を付け加え始めたのだ。

・ーーー元の『蟲使い』とは似て非なる技術が完成されつつあった。

間桐臓硯。マキリ・ゾォルケン。

彼とマキリの蟲に関しては原作を。

 

・「なれば.......英雄の起源よりさらに過去ーーーエジプトにて『神』となった者達を喚び寄せるしかあるまい」

合成獣を生み出した彼が召喚しようとした存在は、Prototyape時空の1991年東京都心で開催された聖杯戦争にてサーヴァントとして召喚されている。

太陽王にして神王オジマンディアス。サーヴァント階位第五位。

数多の強力にして最高峰の宝具を有し、歴代のサーヴァントの中でも最強格に並ぶ実力を誇る。FGOへの実装が待たれるがいつになるのか。

作中内のとある人物の行おうとする行為が人理定礎の破壊を招く故に、もう一体の強力な英霊と同じくして抑止力という形で召喚されるがーーー

彼の強力なその実力と活躍はFate/Prototype 蒼銀のフラグメンツを。

 

・椅子を超える荘厳な空気を纏った男

・まるで、電話そのものが意志を持って喋っているかのようだ。

死徒二十七祖第四位にして第二魔法ー並行世界の運営所有者。現存する魔法使いの一人、魔導元帥キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。

死徒二十七祖第二十七位、千年錠の死徒ーケータイさん…ではなく、コーバック・アルカトラス。

 

・「もっとも、ボクの迷宮と違って、何を【到達点】とするかは、人それぞれだけどね。」

アルカトラスの第七迷宮。

二十七祖にして大魔術師コーバック・アルカトラスが聖典トライテンを護る為に作り上げた、誰も侵入することができない迷宮。

Fate/Labyrinthにてこのアルカトラスの第七迷宮で亜種聖杯戦争が繰り広げられる物語が描かれているので、そちらを。

 

・「しかし、貴様がわざわざ浮世に絡んでくるとはな。退屈を持て余しているのなら街に出ろ。読書家ならば贔屓にしている喫茶店の一つもあろう?そこで存分に暇を潰せばよかろうに。」

アーネンエルベ喫茶店。

月姫PLUS‐DISK及び歌月十夜空の境界等の作中、まほ箱の舞台として登場する喫茶店。

FGOのとあるサーヴァントの幕間にて、このアーネンエルベで起こった事に触れられる。ドラマCDアーネンエルベの一日をどうぞ。

 

・「ルヴィアちゃんレベルだと、魔力を逆流させられてこのモーテルが爆発するかも.....」

ルヴィア・ゼリッタ・エーデルフェルト。

「地上で最も優美なハイエナ」の異名を持つエーデルフェルト家現当主。

ルヴィア嬢に関してはHA、プリヤ、Fate/unlimited codes辺りにて登場するので其方と、ロード・エルメロイⅡ世 [case.剥離城アドラ]にて彼女の使用する魔術や実力が描写されているので其方を。

 

・世界そのものを破壊しかねぬギルガメッシュの力に、星の抑止力そのものが対抗しているのではないかと錯覚を覚える程だった。

カウンターガーディアン。

ガイア。星の抑止力。

集合無意識によって作られた、世界の安全装置であり、抑止力は霊長の抑止力『アラヤ』と星の抑止力『ガイア』の二種類が存在する。

星の抑止力もといガイアは、星の無意識の集合体であり、霊長の為で無く自然、地球…言うなれば世界そのものの存続の為に働く防衛装置で、世界の破滅を齎し滅ぼそうとするモノに対して発現するが、発現する場合は相当大規模な事態に陥っている状態の為、滅多に発現しない。

地球を守る為に働く故、場合によれば人類の破滅も厭わないとされる。

なお、過去一度としてアラヤ、ガイア何方にせよ抑止力を退けた魔術師は存在しない。

また、人理定礎が破壊され特異点という通常の時間軸から外れた空間が生まれている、特殊な状況下のFGO時空において、オルガマリー・アニムスフィア曰く特異点では抑止力は働かないと言われているが、何故か特異点と化した1994年頃の冬木に、ガイアではなくアラヤとしてだが抑止力が働き、あるサーヴァントが召喚されている。これもまたガバg…ナンデモナイデス。

また、アラヤの抑止力が発現した際の例として

・霊長の守護者

・超能力者

・アラヤの怪物(詳細不明。アラヤの怪物に関して触れたのはミハイル・ロア・バルダムヨォンと「両儀式」のみ)

などが該当するが

ガイアの場合

・精霊種

・救世主

・真祖(現在、真祖は殆どが消滅している為、アルクェイド・ブリュンスタッドが該当する)

・ガイアの怪物(死徒二十七祖第一位プライミッツマーダー。最強の一角を誇り、御するには霊長の守護者七騎で妥当となる。これを従えているのが死徒二十七祖第九位アルトルージュ・ブリュンスタッド)

が該当する。


・「俺の親父も昔日本に行ってよ、キッツィーランドだかいう遊園地の土産が今でも実家にあるぜ。」

土桔由里彦が1981年に三咲市に設立した遊園地。

だが、様々な失敗による経営不振や、とある事故まで起きてしまった為に、開園から僅か五年後の1986年に閉園した遊園地でも有る。

その数年後に作中では既に閉園したこの遊園地内で、蒼崎青子と静希草十郎が対峙するのだがーーー詳しくは魔法使いの夜本編をどうぞ。

 

・第四次聖杯戦争の『冬木の大火』や『ホテル倒壊』、『海魔召喚』に『戦闘機消失』を再現、あるいはそれ以上の災禍を引き起こす可能性も大いにありえるのだから。

1994年頃に冬木の地で幕を開けた第四次聖杯戦争で起きた事象。

概要はFate/Zeroを。

 

・それこそが、聖堂教会の『第八秘蹟会』で強く問題視されている点だった。

主に聖遺物の管理及び回収を任務とする、聖堂教会に組み込まれている機関の一つ。

作中内に登場するハンザ・セルバンデス、デルミオ・セルバンデス以外に

言峰璃正、言峰綺礼、シロウ・コトミネ、サンクレイド・ファーンなどが構成員として該当する。

 

・「蝶魔術の後継者、ヴェルナー・シザームンド。ローランド・ぺルジンスキー。オルグ・ラム。ラディア・ペンテルとナジカ・ペンテルの姉妹。フェズグラム・ヴォル・センベルン。この名前に共通する事はなんだと思う?」

ヴェルナー・シザームンド→オルロック・シザームンドと同じシザームンドの名を持つ為恐らくオルロックの後継者。

ローランド・ぺルジンスキー。オルグ・ラム。ラディア・ペンテルとナジカ・ペンテルの姉妹。フェズグラム・ヴォル・センベルン。→ロットウェル・ぺルジンスキー、ジーン・ラム、ペンテル兄弟、フィーンド・ヴォル・センベルンら赤の陣営のマスター達と同じ名を持つ為、恐らく彼らと同じ血縁の魔術師。

前者はロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.剥離城アドラ]、後者はFate/Apocryphaにて登場するのでそちらを。

 

・「同じくロードの位にあるロッコ・ベルフェバンが頑固な保守派の代表格とすれば、エルメロイⅡ世は柔軟な革新派だ。」

 ロード・エルメロイⅡ世と同じく十二の学問の一つ降霊科の長を務めるロード・ユリフィスの代理ロードを務める時計塔の重鎮。

本来は降霊科に組み込まれている中の下位組織である、召喚科の学部長。

獅子劫界離に聖杯大戦参加を依頼した張本人であり、前払いの報酬として獅子劫が指定したあるコレクションを一つ受け渡す。

ロッコ・ベルフェバンに関してはFate/Apocryphaと今作Fate/starange Fakeを参照。

 

・義理の妹の操る魔術礼装の水銀メイドに変な映画の知識を教え込んでいた事、果ては吸血種達の王の一人が所有するカジノ船に乗り込んで騒動を起こした事に至るまで、主に迷惑をかけられた記憶だけが延々と繰り返された。

義理の妹、ケイネス卿没落後のエルメロイ家次期当主であるライネス・エルメロイ・アーチゾルテ。

ケイネスと同じく彼女も月霊髄液を魔術礼装とし、フラットが余計な知識を与えた水銀メイドとはそれ。トリマウムとも呼ばれる。

吸血種達の王の一人、死徒二十七祖第十四位ヴァン=フェム。本来の名はヴァレリー・フェルナンド・ヴァンデルシュタームと言い、財界の魔王にして人形師である。

ライネスに関してはFate/Apocryphaとロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.剥離城アドラ]及びロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ](上下)を。

ヴァン=フェムは正式的に登場すらしてないが、HAのあるエピソードで上記のカジノ船に関して触れるエピソードがあるのでHAを。

 

・「師匠は拙が医務室まで運びます。.....それでは」

 と、エルメロイⅡ正の弟子らしき女性はランガル達にぺこりと頭を下げた後、師匠であるロードを肩に担いで運んで行く。

 グレイ。エルメロイⅡ世の弟子であり、とある霊園出身の少女。

その風貌と彼女の使う武器がとある英霊と縁深いのだがーーー

彼女に関してはロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.剥離城アドラ]及びロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ](上下)にてエルメロイやライネスと共に深く描かれるているので其方を。

 

・髪を染めた眼鏡の女ーーーアヤカ・サジョウと、不思議な剣を振るう騎士風の男。

沙条綾香。Fate/stay nightの原型でも有る旧Fateを基にしたFate/Prototype

冬木の聖杯戦争とは別の世界線で起こった、1999年東京都心で幕を上げた聖杯戦争でセイバーの器を得たアーサー・ペンドラゴンを召喚したマスターであり主人公の彼女と風貌が若干異なるが、同じ名前である為にPrototaype或いは氷室の天地時空の沙条綾香と同じ存在であるかと思われていたがーーー?

 

・それを語るには、日本の冬木という土地に纏わる、一つの怪談から始める必要があるだろう。『蝉菜マンションの赤頭巾』と呼ばれる、半ば冬木の都市伝説と化していた怪談を。

新都に聳え立つ、蝉菜マンション十一階二号室に住むA氏と呼ばれる人物の身に起きた恐怖体験。

恐らく8~9割が起動して、「あれ?俺ゲーム間違えたかな?」と錯覚したであろう唐突に語られる怪談話。

美綴綾子にて語られたこの怪談は、Fate/hollow ataraxia冒頭にて垣間見る事が出来るので此方をーーー

 

Fake2巻

・「あの、美綴先輩の怪談?」

・「美綴先輩?美綴先輩って、たまにここに遊びに来るOB?」

・「いやー、美綴先輩みたいには無理だって!あの人、すっげー話に入り込ませるしさ!」

美綴綾子。かつて穂群原学園弓道部主将を務めていた経歴がある。衛宮士郎遠坂凛間桐慎二柳洞一成らと同学年。

下手したらSNヒロインより好きなのではないかと自分の中で専ら噂。美綴ルート見たい、、、見たくない?

彼女に関して原作SNとHA、氷室の天地をどうぞ。

 

・「あの人の怪談、怖すぎるからって、タイガーに直々に禁止されたんだよ。ほら、タイガー苦手じゃん?こういう話」

・「タイガーって普段は図太いのに、変なとこでメンタル弱いよね」

弓道部の顧問である女教師の渾名を口にしていると、遠くから『ほらー!休憩時間は終わりだよー!」という声が響いてくる。

・「うわ、噂をすれば藤村先生だよ」

さり気無く女生徒達にdisられているのは、SSFでお馴染み藤村大河その人である。

何故、タイガーというあだ名をつけられているかは原作を見るしかない。

あとはまぁ、HAとかタイころとか花札とか。

 

・「もー、そこはもう、喚ばれる英霊さんは”アルトちゃん”だって決まってるのに」

・「ぁあ、あぁ、ああ!どうするのかな、どうするのかなあ、”アルトちゃん”!呼ばれた瞬間にマスターが死んでるなんて、なかなかドラマチックだよね?」

アルトちゃん、恐らくブリテンの騎士王にして伝説のアーサー王、アルトリア・ペンドラゴン。

彼女に関しては取り敢えず原作を。

 

・自らの毒体性にも関わる宝具ーーーかつて『静謐』と呼ばれた長が使用していた毒を散布するという手もあるが、それではターゲット以外の民衆も巻き込む事になる。

・例えば、かつて『静謐』と呼ばれた山の翁が使っていた『妄想毒身』という業がある。

歴代19人のハサン・サッバーハの内の一人。静謐のハサンの二つ名を持つ性別が女性のハサン。宝具は『妄想毒身』

1991年のPrototype時空にて東京都心で開催された聖杯戦争で仁賀征爾によって召喚されたが、後に沙条愛歌と契約し数々の暗殺を働くがーーー

彼女の活躍の詳しくはFate/Prototype 蒼銀のフラグメンツをどうぞ。

 

・「かの偉大な文豪なら手前で話を書き綴るんだろうが、俺はせいぜい、桟敷席から観客として楽しませてもらうとしようかね!」

ウィリアム・シェイクスピア

デュマと同じく生前が魔術師では無い作家系の英霊であり、Apocrypha時空で起きた聖杯大戦にて赤の陣営のキャスターとして召喚された。FGOでも第4特異点で召喚され、主人公側のサーヴァントとして行動を共にしたけど、特に何もしてないですよねあいつ。

彼に関してはFate/ApocryphaとFGOでも。

 

・彼女の時代の長は、あらゆる結界を舞い踊るかのように擦り抜ける事が可能だった。

 偽のアサシンと同じ代の山の翁の長を務めた百の貌のハサン

の、人格の一人ザイード。

第四次聖杯戦争にて召喚された百の貌が、ある作戦の為にザイードの人格を用い上記の結界をすり抜ける芸当を見せるがーーー

詳しくはFate/Zeroを。

 

・「俺の故郷ってモナコなんですけど、近くの海に浮かんでる凄く大きなカジノ船があるんですよ。そこで遊んだ事があるんです。本当はそこも年齢制限があったんですけど、ちょっと色々あった後に、そこのオーナーが特別に遊ばせてくれて.....代わりに、俺が使える魔術を見せて欲しいって言うから、いくつか見せたりしましたけど」

・「ええ、魔術師から死徒になったんですよ、その人」

 死徒二十七祖第十四位の序列を冠する死徒ーヴァン=フェム。

上記の一件からフラットと仲良くなったようだが、未だヴィジュアルの公開もない為ヴァン=フェムに関しての詳細不明。

なお、フラットの得意とする魔術はロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ](上下)にて描写されているので其方を。

 

・「吸血種は実在しますよ。まあ、魔術的には吸血種とか死徒って言うんですけど。吸血種に噛みつかれてから数年がかりで同族になった人もいれば、不老不死とか根源とかを目指して自分からなった魔術師上がりの人とか、いろいろいるんですけどね」

 死徒になった例、前者の様に噛まれて死徒になったのは キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ、弓塚さつきシオン・エルトナム・アトラシア(吸血鬼シオン)

 後者の様な自身から死徒になった例は ネロ・カオス、ズェピア・エルトナム・オベローン、グランスルグ・ブラックモア、コーバック・アルカトラス、ミハイル・ロア・バルダムヨォンなどが該当する。

 

・「ここだけの話、時計塔の偉い人の中にも一人居るんですよ。魔法使いの死徒の人が」

 魔導元帥キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。

元は死徒で無い魔法使いの彼が死徒、ましてや何故二十七祖の一人までになったかはFate/stay nightのとあるルートにて語られる。

月世界の王にして真祖の生みの親ーーー死徒二十七祖第三位の序列を冠する、タイプ・ムーンである朱い月のブリュンスタッド

その朱い月が”気に食わない”という理由で勝負を挑み、見事勝利し朱い月を消滅ーーーさせるが、同時に朱い月に噛まれる事で死徒となってしまったという。

 

・己の皮膚を『魔境の水晶』の如く硬質化させる『断想体温』によって、銃弾による直接的なダメージはない。

恐らくはORTの持つ水晶渓谷の能力によって硬質化した物質と同じ硬度を誇る?

硬過ぎィ!

 

・一度目の大戦の時には、身体に無数の獣を飼う怪物が砂漠を血に染め上げたという。

死徒二十七祖第十位ネロ・カオス

元は魔術師であり、魔術協会三代部門の一つ彷徨海出身。

固有結界・獣王の巣の担い手であり、Prototype時空にてある人物が召喚したビーストのクラスに該当する黙示録の獣と同じ数の666の生命因子を内包する死徒

同じく二十七祖である白翼公トラフィム・オーテンロッゼが提唱した真祖狩りの元、2003年頃にある目的の為に三咲町へと来訪したアルクェイド・ブリュンスタッドを仕留める為に三咲町へ介入するがーーー

ネロ教授に関しては先ずは月姫本編を。

 

・「男は穏やかな口調でそう言った後、吸血鬼のみならず、様々な経験談からパリの街の仕組み、ローマ皇帝ネロの話やお勧めの文学作品に至るまで、様々な話を、隣に座った『知りたがり』の若者に語って見せた。」

ネロ・クラウディウスカエサルアウグストゥスゲルマニクス

ローマ帝国第5代皇帝にして暴君ネロの異名を持つ。

アルトリア・ペンドラゴン並びにフランシス・ドレイクと同じくして、伝承・史実とは性別が異なる英霊。

なお、死徒二十七祖第十位ネロ・カオスの異名の元ネタは此方の皇帝ネロ。

Fate/EXTRA時空の電脳世界によって行われたムーンセルの聖杯戦争にて、勝手が分からず巻き込まれた主人公ザビーズもとい、岸波白野の元に召喚された。

CCCでもザビーズのパトーナーとして扱えるが…

FGOでも既に実装され、第2章では主人公の味方側としてサーヴァントではなく生前の皇帝ネロ・クラウディウスとして打倒建国神祖ロムルスを共に目指す。

アニメ版Fate/EXTRAの製作、Fate/EXTTLAの発売も有りまだまだ活躍が期待出来るというか、EXTRAのターンはこれからだ!

赤王、嫁王に関してはFate/EXTRA並びにCCC。FGOでは第二特異点 永続狂気帝国セプテムと第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナムを参照。


・「ええと、ねえ、司教殿?子供を武術で鍛えるっていう話なら、言峰殿でもいいのでは?彼の八極拳はマスター級ですし。あなたとも懇意だ」

・「璃正君は、日本で何か重要な仕事につくそうだよ。わしは”そっち方面”は良く知らないんだが、何かとても重要な仕事らしい。それに彼には、もう息子さんがいるからねえ」

言峰璃正。

聖堂教会に籍を置く、第八秘蹟会所属の聖職者。

第三次及び第四次聖杯戦争で監督役を務めた経歴が有る。その彼の息子とは言うまでもなくマーボー大好き言峰綺礼

言峰親子が揃って得意とする中国武術八極拳を担う人物として他に 遠坂凛、有間都子、李書文等が挙げられる。

璃正神父に関してはFate/Zeroを。

 

・アインツベルンは冬木での五度目の聖杯戦争時、最高クラスの大英雄をバーサーカーとして呼び出し、狂化によってすべての能力値を底上げしたという情報を入手していた。

ギリシャ神話の大英雄ヘラクレス

第三次聖杯戦争で起きた反則紛いの英霊の召喚が仇となり、あっけなく敗退。第四次聖杯戦争では雇ったフリーランスの魔術使いの離反など、過去何回も失敗したアインツベルン(まぁ、御三家の癖にゾロアスター教の悪魔を呼び出そうなんてルール違反犯してるから自業自得だって、はっきりわかんだね)

だったが、過去最高峰の小聖杯の役割を担うホムンクルスの錬成に成功し、次こそは第三魔法の成就を目指すべく、第五次聖杯戦争でアハト翁がサーヴァントを絶対の支配下に置く為に、ヘラクレスを理性を失い思考力を乏しく劣化させたバーサーカーとして召喚した。

確かにギリシャ神話の大英雄であるヘラクレスを宝具の真名解放も出来ず、様々な面でデメリットの多いバーサーカーで召喚するのは愚行と言えるが、ぶっちゃけオルタ、ギル、黒い影の様なイレギュラーが介入したからこそアレだったが、それ以外の五次の面子ではヘラクレスをタイマンで突破できるのがいない故、バーサーカーでも普通に勝ち抜くには十分といえば十分。十二の試練がチート過ぎるからね、しょうがないね。(バーサーカーで召喚するのが正解とは言ってない)

ん?エミヤが七回殺した?カリバーンでオーバーキル?

知らん、そんなガバガバ設定事は俺の管轄外だ。(投げ槍)

取り敢えず、一番技量を活かせると言われていたアーチャーで現界おめでとう!やったぜ。(なお、バズディロット)

 

・「そういえば、人間の食事に執着し、本能に抗いながら料理を作り続ける死徒がいるなんて話も聞いた事があるが.....本当か?」

カリー・ド・マルシェ。

1996年のインド カルタッタにてシエルが埋葬機関所属後、初の討伐相手として適任された死徒であり、かつてミハイル・ロア・バルダムヨォンが十七代目の転生体として活動していた頃にロアに従えていた為、シエルとは面識がある。

本来の名をキルシュタインと言い、空枢のキルシュタインというクッソカッコいい二つ名を持っている。

それから三年後、1999年の日本の三咲町にてキルシュタインはシエルと遠野志貴に出会うがーーー?

カリー・ド・マルシェの概要をこう書くと謎めいてめっちゃカッコよく感じる(小並感)

一応存在はしている事になってるキャラではあるけど、うーん、、、詳しくは(?)一応月姫読本をどうぞ、、、ですかね。

ホモは嘘吐き。菌糸類も嘘吐き。よって菌糸類=ホモ。

 

・「事実を言ったまでだ。その腕っ節.....さては噂の『埋葬機関』という奴か?」

・「『埋葬機関』だと.....?この俺が?」

No.1 ナルバレック

No.2 ? ? ?

No.3 ? ? ?

No.4 ? ? ?

No.5 メレム・ソロモン

No.6 ミスター・ダウン&相棒(前序列アインス?)

No.7 シエル

のメンバーで構成された、聖堂教会における最高位異端審問機関。

悪魔払いであるエクソシストではなく、悪魔殺しの代行者(エクスキューター)の中でもトップクラスの実力者で構成されている...が、埋葬機関は完全な実力主義性である為、能力があり教会にとって都合の悪いモノを排除してくれるなら誰でもなれる為、聖堂協会所属の聖職者である必要は無い。

故にかつて教会側に排除される対象であったロアの転生体であるシエルや、本来教会側に属する代行者が討伐すべき筈の死徒二十七祖第二十位の序列を冠するメレム・ソロモンが普通にメンバーの一員として数えられている。

更に、現在教会に封印中であり、1対1であればほぼ確実に相手を消去することが可能な、死徒二十七祖第二十五位の序列を冠しているエル・ナハトが対死徒用への最終兵器として扱われている。

つまりは、脳筋集団(適当)

ナルバレックに関しては公式的に正式に登場してないのでアレですが、シエルは月姫、MBを参照、メレム、ミスター・ダウンに関してはキャラマテと月姫読本と、それに其々収録されているPreludeII、PreludeIII、Talk.を参照。

 

・「こりゃ、あれだ。俺じゃなくてフランケンシュタイン博士でも召喚してよ、怪物を大量に繕ってもらった方が良かったんじゃねぇか?なあ?」

ヴィクター・フランケンシュタイン

彼自身は正式的な形でのサーヴァントでの召喚はされてないが、彼の創作した人造人間がApocrypha時空で開催された聖杯大戦で、黒の陣営のバーサーカーとしてカウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアに召喚された。

だが、ヴィクター・フランケンシュタイン博士は両陣営のサーヴァントとして召喚こそされなかったが、あるサーヴァントの宝具によって姿を現しーーー

フランに関してはFate/Apocryphaと、FGOでは第四特異点 死界魔霧都市ロンドンを参照。

 

・「それはそうと兄弟。獅子劫って奴から、例のブツが届いたぞ?」

・獅子劫というのは、凄腕で知られるフリーランサーの魔術師の名である。

・「このヒュドラの毒短剣を下敷きにしてな。ははッ!」

獅子劫界離。

協会に属さないフリーランスの魔術使いであり、死霊魔術を得意とする獅子劫一族七代目現当主にして死霊魔術師。

Apocrypha時空で開催された聖杯大戦にて協会側から依頼され、赤のセイバーモードレッドのマスターとして参加する。

本来なら、仲間側である赤のアサシンのマスターである人物を1度会っただけで怪しいと判断し、赤の陣営と共同戦線を張る事なく単独行動に移るなど、判断能力は高いと言える。

実際に魔術師として飛び抜けてまでとは言わずとも、高い才能と技量を誇る フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアに最初こそ、一方的であったが覆し逆に追い詰めるなど、技量もかなり高い。

なお、今作でまさかの偽キャスター陣営に届けられたヒュドラの毒短剣は、Apocrypha時空で彼が聖杯大戦に参加する際に受け取った報酬を加工した物で、作中内でもナイフとして加工し使用する事となり、今作にも関わりのある人物に託している。

彼より数代前の当主がある契約を交わした故に背負ってしまった獅子劫一族の呪いの為に、彼が聖杯に望む願いとはーーー

獅子劫界離に関してはFate/Apocryphaを参照。 

 

・本来の降霊科のロードーーー学部長であるユリフィス家の当主と、それに次ぐ立場のブラザ・ヌァザレ・ソフィアリが、とある特命の為時計塔を一時的に離れている。

ロード・ユリフィス。 

時計塔における、十二の学問。降霊科の君主だが、誰がロードを担っているのか詳細不明。

プラザ・ヌァザレ・ソフィアリ。

時計塔の重鎮にして、上記にある様にロード・ユリフィスの次に位置する人物の為、高い階級であるのが伺える。

また、第四次聖杯戦争においてランサーのマスターとして参加した前ロード・エルメロイーーーケイネス・エルメロイ・アーチボルトの婚約者、ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリの実の兄である。

なお、Apocrypha時空にて開催された聖杯大戦では、事前準備の段階でカルナやアキレウス、アタランテといった強力な英霊の触媒を赤の陣営に勝利をもたらす為に用意するが、それを彼が出来るはあくまでApocrypha時空限定のお話である。

プラザ・ヌァザレ・ソフィリアに関してはFate/Apocryphaを参照。

 

・バルトメロイをはじめとする他のロードに睨まれた時など、明確に寿命が縮むのを感じる程だ。

三大貴族の一つ、バルトメロイ。 

バリュエレータ、トランベリオと名を連ねる時計塔における大貴族。

なお、ロードという単語には大・小、二つの意味が有り、上記の貴族としてのロードは小。

貴族としてのロードではなく、ロード・エルメロイII世や前ロード・エルメロイ、ロード・アニムスフィア、ロード・ユリフィス、ロード・イノライ・バリュエレータらが代表である、時計塔における十二の学問を修める君主としてのロードの方が大。

そして、大の方のロード、十三の学科法政科の君主にして、小の方のロード、三大貴族バルトメロイの現当主こそバルトメロイ・ローレライである。

"現代最高峰の魔術師"の称号を持ち、第二魔法所有者と同じく魔導元帥。アルズベリ監察連盟のリーダーであり、時計塔院長補佐。「風」属性の魔術師。

クロンの大隊と呼ばれる50人程で構成された上級魔術師集団を従えており、一人一人が魔術協会における一部問を任命される実力を持つ程であり、ローレライが不在でも大隊のみで死徒二十七祖と拮抗できる程だとか。

なお、そのクロンの大隊を率いるバルトメロイ・ローレライこそ、現代魔術師の中で単体で二十七祖と対等な戦闘を可能とする相当な実力者であり、現に死徒二十七祖の2体を自らの手で討ち破った経歴を持つ。

現在の序列に基づいた死徒二十七祖

第十二位

第十九位

第二十ニ位

第二十三位

第二十五位

第二十六位

の6席が空席となっている為、この内の二体を破ったと思われる。

また、バルトメロイ・ローレライ以外に死徒二十七祖を単独で消滅・封印させた人物として

直死の魔眼保有者 : 遠野志貴

第二魔法所有者 : キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ

埋葬機関No.1 : ナルバレック

が挙げられる。

2003年頃に極東の地で消滅した死徒二十七祖第十位の序列を受け継ごうとした大貴族にして、湖の死徒ルヴァレ。

赤月の夜、湖の古城を攻めルヴァレを討伐せしめんと、単独で城を攻めた彼女より先に居たのは"復讐騎"と"死神"だったーーー

バルトメロイ・ローレライさんに関してはキャラマテとそれに記載されているPrelude Iを参照。なお、貴族としてのロードに関してや時計塔の勢力図、情勢が語られるロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.剥離城アドラ]も是非参照。


・宝具『ヴィマーナ』

英雄王ギルガメッシュが宝物庫に収めている財の一つ。

飛行戦を可能とする宝具であり、カルナやアルジュナ、ラーマの出典であるマハーバーラタやラーマヤーナといったインド神話が原典の飛行船。

Fate/Zeroにてとあるサーヴァントが戦闘機を能力で宝具と化した事で、ヴィマーナを稼働し戦闘を行う。

プリヤツヴァイでは、子ギル。そして、今作でも真アーチャーの攻撃後にギルが稼働し使用している。

 

Fake3巻

・ーーーそこで、出会った神父に何かを言われた気がした。

 言峰綺礼

 

・そしてーーー行き場を探し続けた彼女は、『森の中に洋館がある』という噂を聞いた。

・御伽噺の魔女の森めいた木々の合間を歩み続けているとーーーこの地域の雰囲気にそぐわぬ巨大な洋館が、彼女の前にその姿を現した。

冬木市郊外に居を構えるアインツベルンの森とアインツベルンの城。

第五次聖杯戦争では、マスターであるイリヤスフィールが拠点とし作中でもアインツベルンの城と森内でサーヴァント同士の戦闘が幾つか行われた。

 

・「ある事件をきっかけにシュポンハイム修道院と対立.....その最中にスクラディオ家に庇護された、と」

・「ああ、シュポンハイムねー。なんか丁度その頃、次期院長が行方不明になったとかで、てんやわんやだったらしいよ?」

コルネリウス・アルバ

コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイムの直系の子孫であり、魔術協会三代部門の一つ、時計塔出身の魔術師にして人形師。

かつて荒耶宗蓮や橙子さんと学友であった。起源は『反証』

千℃を優に超える炎の魔術を行使し、長きに渡る詠唱を二秒とかからず唱える事が可能であり、一度詠唱を唱えた後は一節のみの再詠唱で同等の威力の魔術を行使することが可能な技量を有している。魔術師としての実力も数値で表すとアトラム・ガリアスタが20、アルバが100、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトが100+αであると明言されているように、ロードであるケイネスと左程差が無いことから、かなりの実力者。

その彼がシュポンハイム修道院という組織の次期院長候補なのだが、シュポンハイム修道院がどういう組織かは不明(いつも通り)

ある依頼と目的の為に荒耶宗蓮と共に日本の観布子市へと訪れるがーーー

アルバ工場長に関しては空の境界矛盾螺旋を参照ですが、劇場版だとカットされている場面が有り伝わらない部分が多いので原作を。


 

・「神代連盟が最後の金狼と潰し合った時は国が一つ滅ぶかどうかの瀬戸際だったっていうし、やっぱり遊ぶ時は今回の聖杯戦争みたいに派手じゃないと!」

神代連盟ーーーエルダータイトル。

1980年代後半頃にとある目的の為に蒼崎橙子さんが、自身の髪の毛を代償とした事で契約した幻想種である金狼と共に潰してきた神秘の一つ。

また、死徒二十七祖の中にも齢四千年を超える神代連盟の祖が存在している様だが、上記で語られた神代連盟と同じ組織なのか、またどの二十七祖が該当するのか不明。

そして、その神代連盟の魔術師のなれの果てを潰した最後の金狼こそ、ルゥ=ベオウルフ。

橙子さんと契約し、最終目的の神秘と相見える間世界各地を橙子さんと共にしたという何とも羨ましい奴。

三千年クラスの神秘を有する幻想種の生物であり、神秘はより上位の神秘に敗北するという神秘のルールにおいて現代魔術に対しては圧倒的優位に立つ。

その実力の元、最終目的である神秘ーーー現代の最新の魔法使いを打倒すべく橙子さんと共に三咲町へ襲撃を開始するがーーー?

神代連盟とベオくんに関しては魔法使いの夜をどうぞ。(神代連盟が詳しく語られるとは言ってない)

 

・「ええと、まずはキシュアの御老体でしょ?」

 魔導元帥キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。

 

・「悠久を生きる御伽の魔女.....あ、今はもう悠久を『生きた』かな?」

純血のマインスターの魔女の系譜に受け継がれる魔術系統、童話の怪物を使い魔として操る現代最後の魔女である久遠寺有珠...が、パッと思いつくが、悠久を『生きた』と表現し直しているのは既に無くなっている故?

だとすると、有珠ではなく本編時点で既に故人である有珠の母親の事?或いは母親で無くともマインスターの魔女の系譜を受け継いだ誰か?(流石に続編出てない状況なのにスピンオフで有珠を故人設定にはしないだろうし)

なお、純血のマインスターの魔女の操る童話の怪物は魔法以上に魔法に近いとされる程規格外であり強力なもの。

マインスターの魔女と童話の怪物、そしてそれを操るマイ天使に関しては魔法使いの夜を。

 

・「あとは、あのモナコの金持ち吸血鬼とか」

 死徒二十七祖第十四位ヴァン=フェム。

 

・「.....どこかの学校にいたすっごく古い方言を使う先生とか.....」

玄霧皐月

ゴドーワード・メイデイ。統一言語師(マスター・オブ・バベル)

まだ、神秘が神秘ではなくそれが常識として扱われていた頃。即ち神代。

神々が人々に認識され、神によって言語が乱される前のたった一つの言語で世界に通用していた時代。

万物に対して通用する言語。それを現代の魔術師は統一言語と呼び、その神代の言語を唯一現代で再現する事が出来た魔法使いに最も近い魔術師である。

今となっては統一言語を話せるのがゴドーワードしかいない為、彼が話しかける対象は目前に存在するモノではなく、世界そのもの。世界に語りかけた言葉は真実となり、故にそれに対して個人の意志では抗う事は出来ない。抗えば、世界に存在する自身の否定になる為、万物に対する最高の催眠術とも。

彼自身の本名や経歴は不明だがアトラス院に所属していた経歴が有り、封印指定対象者。起源は『望郷』

荒耶宗蓮の依頼によって、両儀式の忘却した記憶の再生の為に呼ばれたがーーー

ゴドーワードこと玄霧皐月に関しては空の境界忘却録音を参照ですが、工場長と同じく劇場版では描写に差異があったり、改変・カットで伝わりづらい面があるので原作を。

耳栓?知らんなぁ、、、

 

・「ああ!あと、あの子!傷んだ赤色!」

・ファルデウスやランガルの遥か高みに位置する天才人形師にして、時計塔最高の魔術師の一人が抱く、侮蔑と畏敬が籠められた特殊な二つ名。その二つ名は、時計塔に所属する魔術師の間ではある程度有名なものであり、同時に絶対の禁句とされる言葉だった。

・それを皮肉られて付けられた件の渾名を異常に嫌っており、眼前で彼女の事をそう呼んだ者は、例外なく殺されているという噂がある。

・「うん、私も例外じゃなかったよ?本人の前で言ったから”何度も殺されちゃった”!」

・「いや、本当に大変だったんだよ?あいつさ、本当にしつこいし陰険だし、人の工房ぶち壊して自分の気に入った魔術用具とかかっぱらっていくし、しかも逆にこっちが殺したら身体の中に仕込んだ■■■■■■を起動させるし、それでいて本人は何食わぬ顔で復活するしねー。」

・「その身体になったのは三年程前でしたね。当時上層部が『彼女』を雇うと提案した時、強硬に反対したのはそれが原因ですか」

・「私が言うのもなんだけど、あの傷赤ちゃんの人形同士の記憶のコピーは完ぺきだよ。それこそ魂すらコピーしてるんじゃないかって疑うぐらいにね」

・「よいしょっと.....。まあ、傷赤ちゃんならともかく、私の資質じゃ無理っていうのは置いといて.....。」

 

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お     ま     た     せ

 

魔法使いの系譜の家系に長女として生誕した、蒼崎が生んだ天才。言うまでもなく蒼崎橙子さん。

妹に第五魔法・青の継承者蒼崎青子を持ち、時計塔在学中の同期に荒耶宗蓮コルネリウス・アルバ、師にイノライ・バリュエレータ・アトラホルム。

蒼崎邸に住んでいた幼い頃は文柄詠梨神父は…まぁ、置いといて周瀬律架さんと兄弟子の関係で、後にルゥ・ベオウルフくんと契約を結んだり、観布子市に事務所を置いていた頃は黒桐幹也両儀式と知り合って、いつの間にか黒桐鮮花を弟子に持ったり、獅子劫に煙草を上げたりケイネスの腕を作製したり、マザー・リーズバイフェ、伝承科のマイオ・ブリシサン・クライネルス…とめっちゃ顔広いネ!

得手とする魔術はルーン魔術であり、空の境界及び魔法使いの夜、ロード・エルメロイII世の事件簿の何でも使用している。

また、原初のルーンを復元させる事にも成功しており、そのレプリカを用いた巨大なルーンを含め凄まじい工房を作るなど…本当凄い流石。

なお、橙子さんは稀代の人形師と称され、その腕前は現代最高峰。

その人形師としての腕前から、玄霧皐月と同じく魔術協会から封印指定対象者とされた

ーーーが、魔術協会内の組織の一つ天文台カリオン側のある事情によって封印指定が解除される事になる。

橙子さんの人形師としての腕前はマジ凄いんすよ…(語彙力不足)らっきょとまほよを見て下さい凄いですからね!

そして、橙子さんは魔術協会が定める魔術師に与えられる階位の中でも最高位『冠位』を取得してる凄い人。

他に取得してる魔術師も居ますが、事情が異なる為実質的に『冠位』を取得したのは橙子さんのみ!やったぜ。流石!

他にも匣の使い魔が聖槍に匹敵するレベルの代物だったり、ルーンでルーン刻んだり、魔眼の中に魔眼を組み込んだ積重魔眼を持ってたりとか、その魔眼を封じる魔眼封じの眼鏡を製作してそれを某殺人貴が着用してたりとか

あの本当橙子さん凄いんで、読んで下さい。橙子さんは間違い無いんでっ!!!(マチアソビの時に送られたノッブのメッセージ並の発言)

また、上記のシュポンハイム修道院次期院長候補であるコルネリウス・アルバが失踪した件とフランチェスカの発言は関連性がある。

二人共人の嫌がる渾名言ってるから当然の報い。慈悲は無い。

でも、傷赤ちゃんって…流石に酷くないですか此奴?これは、殺されても文句言えませんわ。

橙子さんは色んな作品に顔出したり仄めかされますが、橙子さん本人が登場するのは空の協会、魔法使いの夜Fate/EXTRA、2015年の時計塔、ロード・エルメロイII世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ]になるから見とけよ見とけよ〜

(見る順番は)そうですねぇ…やっぱり僕は王道を征くリリース順がお勧めですかねぇ…

空の境界魔法使いの夜→2015年の時計塔→ロード・エルメロイII世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ] EXTRAは時系列外の話なので、どのタイミングでもいいけど、青子もいるからそういった意味ではまほよの後ですかね。

時系列だとこう

魔法使いの夜空の境界→ロード・エルメロイII世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ]→2015年の時計塔→Fate/EXTRA

因みに私は劇場版らっきょのデザインが一番好きで次にまほよ、劇場版デザインの時計塔時代の橙子さん、キャラマテ、事件簿、旧デザインの順で好きです。

天空すふぃあ先生が描かれている漫画版のらっきょの橙子さんもめちゃくちゃ良いので漫画版も。


 

最終的に王冠の位ーーー『冠位』に到達したその女魔術師は、時計塔から称号とでも言うべき『色』を与えられている。

 魔術協会が定める最高位の階位。

下から順に

・『末子』

・『長子』

・『開位』

・『祭位』

・『典位』

・『色位』

となり、下になる程、階位の階級は高く大概のロードが最終的に『色位』を取得するとされる為、実質的な最高位の階位…だが、更に上級

『冠位』 

が魔術協会における、最高位の階位として制定されている。

ロードですら、辿り得ない最高位の階位。

現時点で取得した魔術師は蒼崎橙子さんとダーニック・プレストーン・ユグドミレニアの2名のみである事が明言されている。

ーーーだが、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアの場合、確かに『冠位』を取得してはいるが、Apocrypha時空の魔術協会の事情が正史とは異なり、亜種聖杯戦争が頻繁に行われている。その影響を受け、現代魔術師の生存者が正史よりも激減しており、それによって生存している魔術師達の階位が軒並み一級上となっている。

その状況下で、ダーニックは得意な政治分野を発揮した事により、特例的な『冠位』の階位を取得しているが、本来は実質的な最高位『色位』止まりの魔術師である為に、『冠位』には遠く及ばない。

故に、正史の時間軸で尚且つ正式的に協会から最高位の階位『冠位』を取得したのは、蒼崎橙子さんのみである。やったぜ。流石は橙子さんだ!

なお、他に取得はしてないが『冠位』に匹敵する魔術知識を持つ者として、ミハイル・ロア・バルダムヨォンとロアが転生し、その魔術知識を引き継いだシエルも『冠位』に匹敵するとされるが…

ロアはそもそも魔術協会では無く、聖堂教会出身であり、シエルも同じく教会側でしかもロアの魔術知識を引き継いでこそ。両者とも実際には『冠位』を取得はしてないので、あくまで匹敵するだけ。

なので、やはり橙子さんのみが正式的な冠位取得者となる。流石だぜ。本当橙子さんすこ。

なお、上記のファルデウスが言う『色』。空の境界時点で、コルネリウス・アルバが協会から最高位の術者にのみ与えられる称号と言っていたが、この数年に至るまでに最高位というのが具体的に明言されていなかった。然し、これで『冠位』を取得してこそ『色』の称号を与えられるというのが判明。

なお、特例とはいえ『冠位』を取得したダーニックが『色』を授かったかは不明。

そして、橙子さんに与えられた『色』はーーー

ダーニックの冠位に関してはFate/Apocrypha、正式的に取得した橙子さんに関してはロード・エルメロイII世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ](上下)を参照。

各階位に該当する魔術師

『冠位』

蒼崎橙子

・ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア(Apocrypha時空のみの特例)

・(ミハイル・ロア・バルダムヨォン)  (取得はしてないが、匹敵する魔術知識を保有)

・(シエル)  (ロアと同じく、取得はしてないがロアの魔術知識を引き継いでいる為匹敵する)

『色位』

・ケイネス・エルメロイ・アーチボルト

・ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア

・(沙条愛歌)  (取得はしてないが、Labrynth時空においてのみ色位の下レベルにまで弱体化している)

・エルメロイ教室所属の魔術師の誰か(ヴェルナー・シザームンド。ローランド・ぺルジンスキー。オルグ・ラム。ラディア・ペンテル、ナジカ・ペンテルの姉妹。フェズグラム・ヴォル・センベルン。)

『典位』

・ナイジェル・セイワード

・エルメロイ教室所属の魔術師の誰か(ヴェルナー・シザームンド。ローランド・ぺルジンスキー。オルグ・ラム。ラディア・ペンテル、ナジカ・ペンテルの姉妹。フェズグラム・ヴォル・センベルン。)

『祭位』

・ロード・エルメロイII世

・フラウロス(レフ・ウヴァル)

バゼット・フラガ・マクレミッツ

ゲリュオン・アッシュボーン

『開位』

・(フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア)  (取得はしてないが、長ずれば末子から開位に上り詰める模様)

『長子』

不明

『末子』

・フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア


・「三十回くらい殺された所で、あの女の家族に頼み込んで間に入って貰ったんだけどね.....」

橙子さんの家族。祖父が既に人としての形を留めていない、父親は魔術の才が無い人間なので干渉はしてこないだろう筈なので、間に入って貰ったのは第五魔法・青の継承者にして現存する魔法使いの一人、蒼崎青子

青子に関しては先ずは月姫Melty Blood魔法使いの夜を。

 

・「あの子、もしかして第三魔法に到達したりしてないよね?」

・「大丈夫だよ。きっと第三魔法は、そのうち魔法じゃなくなる。っていうかさ、『第三魔法を魔術の段階まで引きずり下ろす』.....”それが君たちの最終目的だって忘れたの”?」

・「てっきり、貴女が第三魔法の使い手になる事が目的かとばかり」

天の杯。魂の物質化。

魔術を超えた神秘の領域。魔術の領域では実現不可能な奇跡を可能とする、魔術師達の一つの最終到達点。それが魔法。

一度、アインツベルンが到達し失われたとされる第三の奇跡。 

魂を物質化する事で、無尽蔵に魔力を汲み出す擬似的では無い真の不老不死。

肉体という枷から魂を引き離し、魂単体で存在を存続できるように固定化し、精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作り出す業であり、魂そのものを生物として、次の段階へ向かう生命体として確立させる。

魔法は魔術の領域では実現不可能な奇跡を可能とするが、死者の蘇生など魔法でも実現不可能な事象は存在する。

第三魔法に関しては、原作Fate/stay night Heaven's Feelルートを参照。

 

・高慢な態度が特徴的な、金髪の男が言った。

 ギリシャ神話における英雄。英雄間者イアソン。

コルキスの金羊毛皮を手に入れる為、アルゴー船の船長として勇士を集わせアルゴノーツを結成した人物。

FGOで登場したものの、生前アルゴー船のメンバーであったヘラクレスや、生前妻であったメディア・リリィへの扱いやその見下した態度から、クズの烙印を押された人物。なお、生前クルーの1人だったアタランテからは嫌われている模様。

型月内の金髪キャラ(特に男)は傲慢な性格なのが、基本みたいな所有るからイアソンもま、多少はね?(ギル、アルバ、ケイネス、アトラム、ルヴィアを見ながら)

先述の通り、FGOにてイアソンは登場したが、立ち絵のみで戦闘描写が無い為、該当クラスどころかサーヴァントなのかすら不明の為、今後実装されるか次第…ですが、イアソンよりケイローン先生実装まだっすかね?

イアソンに関してはキャス子の回想で語られているHAと、FGOでは第三特異点 封鎖終止局四海オケアノスを参照。

 

・「オルタナティブ.....『オルタ』とでも呼ぶか?」

オルタナティブ

聖杯の泥等、外的要因を受け性質や性格が反転したサーヴァント。

なお、1章にて現界したジャンヌ・オルタの場合は、アルトリアやクー・フーリンとは事情が異なり、彼女は本来の英霊である聖女ジャンヌ・ダルクの黒い側面では無く、聖杯を与えられたジル・ド・レェが創造した存在の為、前者二人の様に通常時のサーヴァントを黒化させた訳では無い為、異質。

元々、オルタの名を冠するサーヴァントはセイバーオルタのみだったのが、FGOリリースによって一気に量産された。

邪ンヌ再ピックアップはよ。

オルタの名を冠する、それと同じ様な性質へと変化したサーヴァント

・セイバー : アルトリア・ペンドラゴン [オルタ] (セイバーオルタ)

・ライダー : アルトリア・ペンドラゴン [サンタオルタ]

・ランサー : アルトリア・ペンドラゴン [オルタ]

・ルーラー : ジャンヌ・ダルク [オルタ]

・アヴェンジャー : ジャンヌ・ダルク [オルタ]

バーサーカー : クー・フーリン [オルタ]

・アーチャー/アヴェンジャー : アルケイデス

 

・「黒髭君の財宝とか、パラケルススの奴のフラスコとか英雄スパルタクスの手枷とか」

黒髭君←海賊エドワード・ティーチ

パラケルススの奴←魔術師にして錬金術ヴァン・ホーエンハイムパラケルスス

英雄スパルタクス←剣闘士スパルタクス

財宝、フラスコ、手枷...と、それぞれ各英霊の触媒の事ですね。

そして、全員FGOに実装されている。しかも低レア!

ティーチは第三特異点 封鎖終止局四海オケアノスを参照。

スパPはFate/Apocryphaにて赤のバーサーカーとして召喚され初っ端から大活躍(?)なので其方と、FGO第二特異点 永続狂気帝国セプテムを参照。ーーーその男は筋肉だった。

パラケルススとかいう鬼畜PはFate/Prototype 蒼銀のフラグメンツにて外道っぷりを見せつけつつ、とあるサーヴァント打倒の為あるモノを精製するなど。それと、FGOでは第四特異点 死界魔霧都市ロンドンを参照。

 

・「もうあれは、半分ぐらい『復讐者』って呼んでもいいんじゃないかなぁ?」

・「.....復讐者、だと?」

・第三次聖杯戦争で、アインツベルンがそのような特殊なクラスの英霊を呼んだという情報は署長もファルデウスから聞いていた。

・英霊としての強さはさほどでもなく、早々に敗退したらしい。

・『確証はありませんが.....。もしもあの英霊が勝ち残っていたら、世界そのものが終わっていたかもしれません。とにかく不気味な英霊でしたよ』

・実際に冬木の第三次聖杯戦争では『アヴェンジャー』と呼ばれるクラスの英霊を喚び出したという記録が残されていた。 

アヴェンジャー。

英霊がサーヴァントとして、現界する際に与えられる器の中でも特異なエクストラクラスの一つ。

10年以上の間、該当する者は一体しか居なかったが、ここ数ヶ月でオルタ宜しく一気に量産された模様。

そして、上記に触れらているアインツベルンが召喚したモノの名はーーーこの世全ての悪。アンリマユ。

第三次聖杯戦争にて、本来呼び出してはいけない類、英雄では無く悪魔。ゾロアスター教における悪神を呼び出そうとした…が、実際に召喚されたモノは実際の悪神であるアンリマユでは無く、民によってお前が私達のこの世全ての悪であれと願いを押し付けられた青年だった。

召喚されたアンリマユ自体に他の英霊と同じ様な特異な能力は無い…どころか、自ら全英霊中最弱を自称する位にクソザコナメクジレベルな実力である為、4日目で敗れアインツベルン諸共敗退した。アハト翁ざまぁ。

 また、このアンリマユ、この世全ての悪が敗れ大聖杯に収められてしまった事で、第三次聖杯戦争時点から冬木の大聖杯は本来の願望器として性能を喪い、ハサン・サッバーハ以外の反英雄や怪物としての側面を持つ英霊、モノも冬木の聖杯戦争で召喚される様になった。 

なお、とある世界線で開催された第三次聖杯戦争ではアインツベルンがアヴェンジャーでは無くルーラーを召喚しており、それによりその後の聖杯戦争や魔術協会の状況などが大きく変わる事となる。

先日のアクセルZeroコラボ開催時にサイレントで実装されたが、引けないんですがそれは。排出率の見直しするんだよ、あくしろよ。

そして、アヴェンジャーが召喚されてから六十年後の第五次聖杯戦争終結後の冬木で、ある人物との契約により、再び聖杯戦争が幕を上げるーーー

アンリマユに関してはFate/hollow ataraxiaをどうぞ。ーーーさあ、聖杯戦争を"続けよう"

アヴェンジャークラスの適性有り或いは付与された英霊に該当するモノ

・アンリマユ

巌窟王 エドモン・ダンテス

ジャンヌ・ダルク[オルタ]

・アルケイデス


・あるいは、何らかのサーヴァントが生み出した異界ーーー『固有結界』と呼ばれる特殊な空間に引きずり込まれたのかもしれない。

リアリティ・マーブル。

術者の心象風景を具現化させ、一定時間世界を浸食して結界に塗り潰す魔術。

魔法に最も近い魔術とされ、協会では禁呪のカテゴリー扱い。

なお、精霊が持つ自己の意思を世界と直結させ、世界を思い描く通りの環境に変貌させる空想を具現化する能力、マーブル・ファンタズムと呼ばれる空想具現化とは異なり、固有結界はそれの亜種。

本来は精霊・悪魔だけの能力だったが、長い年月を経て個人の心象風景形を作る魔術が完成し、一部の上級魔術師が固有結界生成を可能としたとか。

それ故、精霊・悪魔では無い現代魔術師や魔術師上がりの死徒並びに二十七祖、サーヴァントの一部に固有結界を使用するモノがいる。

が、自然界の延長である精霊以外のモノが異界を生成すれば、世界からの修正を余儀なくされる為、発動には莫大な魔力を必要とし、結界の持続時間は自ずと短くなる。

然し、死徒二十七祖第十位のネロ・カオスの保有する獣王の巣は、彼自身の肉体そのものを固有結界としている為、世界からの修正は働かない。

術者一部例

(現代魔術師)

衛宮士郎:無限の剣製

(サーヴァント)

・アーチャー(真名/無銘) : 無限の剣製

・ライダー(真名/イスカンダル):王の軍勢

・ライダー(真名/オジマンディアス):光輝の大複合神殿

・キャスター(真名/ナーサリーライム) : 誰かの為の物語

・キャスター(真名/アヴィケブロン):王冠・叡智の光

・キャスター(真名/チャ-ルズ・バベッジ):絢燗なりし灰燼世界

死徒

ミハイル・ロア・バルダムヨォンオーバーロード

弓塚さつき:枯渇庭園

グランスルグ・ブラックモア:ネバーモア

・フィナ=ヴラド・スヴェルデン:パレード

(真祖)

アルクェイド・ブリュンスタッド:千年城ブリュンスタッド

(アルテミット・ワン)

朱い月のブリュンスタッド:???

 

・「戦神アレスと、アルテミスの巫女たるオトレーレの間に生れし子。」

ギリシャ神話における女神アルテミス。

神霊である為、本来ならサーヴァントとして召喚することは不可能...なのだが、同じくギリシャ神話における名高き狩人オリオンが召喚される際、その召喚に割り込むことで、オリオンという英霊の扱いとする事で制約を無視してFate/Grand Orderの世界線でアーチャークラスのサーヴァントとして現界した。宝具は『月女神の愛矢恋矢』

あくまでオリオンの代理という無理やりな召喚故に、容姿こそ女神アルテミスに準じているが真名はオリオン扱いである。

なお、通常の召喚方法で無い為、分類で言えば通常のサーヴァントではなく同じくFGOにて本来ならサーヴァントとして召喚される事はあり得ない現代魔術師である、ロード・エルメロイⅡ世が諸葛孔明の器となりキャスターのサーヴァントとして召喚され、扱われた疑似サーヴァントと同じ模様。

アルテミスに関してはFGOの期間限定イベント「月の女神はお団子の夢を見るか?」と、第三特異点封鎖終止局四海オケアノスを参照。

 

・ーーー冬木の第五次聖杯戦争では、一般人から体内魔力を収集しようとする英霊が居たと聞いているが.....。

・だが、実際にその時期に一般市民が集団で昏倒する事件が起こっており、聖堂教会がガス事故として隠避していたという情報は入ってきている。

メディア。

ギリシャ神話に登場する魔女であり、第五次聖杯戦争にてキャスターの器を得てアトラム・ガリアスタによって召喚された。宝具は『破壊すべき全ての符』

魔術師としての実力は高く、現代の現存する魔法使いをも凌ぎ魔術世界において最高階位である冠位に匹敵する魔術知識を受け継いだシエルはおろか第五魔法・青の継承者蒼崎青子も敵わないとされ、グランドキャスターを除く現状登場してきたキャスターのサーヴァント中最高峰。

また、その実力の高さから本来呼ばれる筈も無い英霊ではなく亡霊の類をアサシンのサーヴァントとして召喚したり、この世全ての悪に汚染された聖杯を本来の願望機として扱う事も出来るなど。

その彼女の召喚者であるアトラムとの契約破棄後、マスターとなった葛木宗一郎は魔術師でなかった為、マスターからの魔力供給が行え無いという状況下であった故に、一般市民から魔力を吸収した。

メディアに関しては原作を。

 

・ーーー「いったい誰から召喚の呪文を聞いた?君の事だ、大図書館の資料などから自力で調べ上げたというわけではあるまい。遠坂か?」

・「あ、そうか。凜ちゃんに聞けば良かったのか.....」

冬木の聖杯戦争の御三家の一つにして、現遠坂家六代目当主のヒロインである遠坂凛...と言いたいけど、凜?凛ではなく凜?

ここのフラットの言うリンが凛では無いのが引っかかりましたが、ただの誤字なのか、、、然し、アヤカの存在を考えると、、、いや、どうなんでしょうね。まぁ、誤字自体はアポクリが凄かったので、有り得そうですが果たして。

 

・「もちろんです!教授は聖杯戦争だけじゃなく、他にも色々な時計塔の事件を解決してるんですよ!『剥離城アドラ、月下の刻印争奪連続札事件』に『デンジャラスビューティー双貌塔に消ゆ事件』、『スーパーエクスプレス、ジャッジメントアイ事件』、ええと、それに.....」

それぞれ、事件簿で起きた事件。 

『剥離城アドラ、月下の刻印争奪連続札事件』←ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.剥離城アドラ]

『デンジャラスビューティー双貌塔に消ゆ事件』←ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ](上下)

を参照ですが

『スーパーエクスプレス、ジャッジメントアイ事件』

は恐らくロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.魔眼蒐集列車](仮)の事でしょうから次の新刊をですね。然し、ジャッジメントアイ?ライネスの魔眼ですかね?

 

・「正しくエクストラクラスとして僕らが出るなら、正式なエクストラクラスっていうのも変な言い方だけれど、例えば『ゲートキーパー』として顕現していたかもしれない」

 Fate/stay night当初、第八のサーヴァント英雄王ギルガメッシュの召喚されたクラスがゲートキーパーだった......という没案設定。

衛宮→宮を護衛する→宮を護る→ゲートキーパー?というギル=衛宮士郎のミスリードを誘うつもりだったとか。

が、今回こうして公式作品中にて語られたという事は正式的にエクストラクラスの一つと言う事になった.....と、見ていいんですかね?

いや、まぁ設定だけ出して実際にそれが公式で登場してない・語られてないのなんて、ごまんとあるので、今後ゲートキーパーのクラスのサーヴァントが登場するのかは知りませんが。

なお、エクストラクラスは現在ハイ・サーヴァントが名乗るアルター・エゴやBBに与えられたムーンキャンサーなどを除く、アヴェンジャー、ルーラー、セイヴァー、シールダーの4クラスが該当するモノが器を得てサーヴァントとして顕現している例が存在する。

他に存在しているエクストラクラスとしてビースト、ガンナー、ファニーヴァンプの3クラスが判明している。

が、ビーストに該当する存在は判明しているものの、正式的な形での登場は果たしておらず、ガンナーに該当するビリー・ザ・キッドは先日アーチャーとしてFGOに実装され、ファニーヴァンプに該当する存在は判明しているが、彼女は英霊では無いのでファニーヴァンプのサーヴァントとして今後登場する機会が有るのか不明。FGO次第ですかね、、、

ゲートキーパーの設定に関してはコンマテⅡ参照。

 

・「一度やってみたかったんだ。『騎士は徒手にて死せず』と言って。拾った枝一本で敵を打ち払った、湖の騎士の真似事をな」

湖の騎士サー・ランスロット

アーサー王伝説にて登場する、アーサー王に従えたとされる円卓の騎士の一人にして円卓最強と呼ばれる技量を持つ。

過去に第四次聖杯戦争で、間桐雁夜によってバーサーカークラスの器を得て召喚された。

なお、上記の枝一本で打ち払った敵とはフェロットの事であり、その逸話が具現化し騎士は徒手にて死せずが宝具の一つとなっている。他に有する宝具は「己が栄光の為でなく」、「無毀なる湖光」

湖の騎士に関してはFate/ZeroやGOA辺りを。

 

・「アトラム・ガリアスタという男が開発したシステムを、スクラディオ・ファミリーが奪い、改良したものだ。アトラムという男はこういうものの開発に関しては天才だったが、魔術師としての技量は低かったからな。効率を良くする前に、冬木の闘争であっさり死んだらしい」

アトラム・ガリアスタ。

中東出身の家系にして、ガリアスタ家現当主の魔術師。

昨年までufoが製作していたFate/stay night UBWルートの映像化に伴い、長年詳細不明だった第五次聖杯戦争におけるキャスターの召喚者が誰なのか判明し、登場する事となる。

ん…?30代で中肉中背の中年のあまり特徴の無い男性?うん…?

菌糸類は嘘吐き。ホモも嘘吐き。よって菌糸類=ホモは確定。

まぁ、菌糸類お得意の設定改変何て他にも沢山例有るからね、しょうがないね(キャラマテのエルメロイ教室の『王冠』の件をみつめる)

人体を生贄として、魔力結晶を生成する事を主とするが、神代の魔女メディアによると人命を課してまで生成するには効率が悪過ぎる模様。なお、Fate/Labyrinth時空において、本来備えている能力より大幅に弱体化した沙条愛歌も、魔力結晶を生成してたが、アトラムの様に人命を贄とする必要は無い。

また、魔力結晶の生成以外に彼は天候に働きかけた術式を用いた魔術や原始電池を用い電力に自らの魔力を乗せ、電撃による攻撃魔術を行使するが、スヴィン・グラシュエート曰く「魔術師の戦闘としては一流だが、魔術としては二流」「それじゃあ…魔術師では無く"魔術使い"だ」と称されている。

なお、彼はアニメ版UBWで描かれていた様に神代の魔女メディアを召喚し、後に他のサーヴァントへ乗り換えようと令呪で自害を命じるも契約破りによって効かず、逆に自らの命を落とす羽目になり、聖杯戦争が開始する前に敗退した。然し、彼が第五次聖杯戦争で本来召喚しようとした英霊はギリシャ神話の魔女ではなくーーー

第五次聖杯戦争が始まる少し前の話。それに纏わる因縁の元、アトラム・ガリアスタによる双貌塔イゼルマへの襲撃が幕を上げるーーー

アトラム・ガリアスタこと石油王に関しては初登場したufotable版TVアニメFate/stay night Unlimitede Blade Worksを参照ーーーと、言いたいけど、彼に関して大幅なフォローが入ったロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.双貌塔イゼルマ](上下)を是非参照。


・「怨讐が呪いなら、カタルシスって奴は麻薬だぜ?一度味わったら、中々抜け出せねぇのさ。復讐者本人も、それを本だの戯曲だのを通して遠くから眺める奴も、他人の復讐を本にして人儲けする作家もな!ハハッ!」

・「.....まさかとは思うが、いるのか?かの岩窟王にモデルが」

・「さてな。モデルの一人は俺の親父かもしれねえが、エドモン・ダンテスが実在したのか、本当に見る奴の心が躍るような復讐を成し遂げたのか、最後には復讐を断ち切れたのか、そもそも宝は実在したのか?全ては神のみぞ知る、藪の中までお立会いって奴だ。まあ、少なくとも俺があの小説で大儲けしたのは事実だが!ハハハハハ!」

・「私が彼の立場なら、君を殴りつける機会を待ち続けるだろうな。なんだったか、あの台詞は.....確か.....」

巌窟王 エドモン・ダンテス。

今作において偽り側のキャスターとして召喚されたアレクサンドル・デュマ・ペール作、モンテ・クリスト伯にて登場する復讐者として名高き巌窟王

つい数ヶ月前のFate/Grand Order内にて開催された空の境界/the Garden of Orderにて存在を仄めかし、その数週間後に開催された監獄塔に復讐鬼は哭くにてメインキャラを張り、SSRFate/hollow ataraxiaで登場したアンリマユ以来の二体目、アヴェンジャークラスのサーヴァントとして実装された。宝具は『巌窟王』と『虎よ、煌々と燃え盛れ』

デュマもまた実装が待たれるサーヴァントの一人だが、さて、いつ実装され巌窟王と共同した時の反応はどうなるか、、、

オーランドが言おうとした台詞は間違いなく彼を象徴する

ーーー待て、しかして希望せよ。

巌窟王ことエドモンに関してはFGO内イベント、監獄塔に復讐鬼は哭く...と言いたいが、期間限定開催及び実装だった為に参加してないユーザーは現在閲覧不可であり、巌窟王も入手不可。

再ピックアップをーーー待て、しかしtry

 

・「世界の矛盾を少しでも抑えようとする『座』の苦肉の策であろうが、遍く未来を見通す目を持つ我の前では無駄な足掻きよ。異なる位相の未来から過去を類推するなど容易き事だ」

最高位の魔術師が持つとされる千里眼。

ギルガメッシュの場合、未来を見通す眼としての千里眼を保有しており様々な並行世界の可能性も見る事が出来る。

他に最高位の魔術師としての証でもある千里眼を保有する者として、花の魔術師マーリン、魔術王ソロモンが挙げられる。

マーリンが有する千里眼はGarden of Avalonを魔術王ソロモンが有する千里眼はFGO第四特異点 死界魔霧都市ロンドンクリア後のマテリアルを参照すべし。

 

・「む?.....。.....ざぶーん.....これは違うな.....。釣り.....いや.....」

 わくわくざぶーん。

七月頃に冬木氏にオープンしたレジャー施設であり、ギルガメッシュの幼体である子ギルがオーナーを務めており、ライダーが遊びに行ってたりヒロイン達との水着イベントがある。

また、経営者である金ぴか曰く

「わくわくざぶーんとは、かつて我が自ら設計した水の楽園。水上建築の極みなのだ。」

と、CCCで自画自賛している。

因みにわくわくざぶーんの名付け親は冬木市市長氷室道雪である。

釣り...もまた作中内のエピソードの一つであるが、FakeがHAが起きた時空の話なのかは不明。ただ、ギルの千里眼は並行世界の事象も観測できるっぽいので、単純に並行世界のそれを見ただけかもしれない。

上記の詳しくはーーー別に、Fate/hollow ataraxiaをプレイしてしまっても構わんのだろう?フィィィィイッシュ!

 

・(う、うむ.....。私はただ、普通の少女に変身しようとしただけなのだが、何故あのようにヘソと太股が丸出しな服装だったのか、てんで見当がつかないのだ.....)

・10歳前後の少女に変身した所、何故か露出度が高い黒い水着のような服装になってしまったのである。

偽りのバーサーカージャック・ザ・リッパーが幼女に変身した際の容姿。

発言から見るに、Apocrypha時空にて開催された聖杯大戦で黒の陣営のアサシンとして召喚された、アサシンとして召喚した場合のジャック・ザ・リッパーと同じ容姿の模様だが、同じジャック・ザ・リッパーの真名とはいえそれぞれ別の存在の筈だが、幼女に変身する場合はアサシンでの側面の容姿で固定されてしまうのだろうか?

アサシンのジャックに関してはFate/Apocryphaを。

 

・法政科の化野から直接手渡された『要請書』には『過去にケイネス・エルメロイ・アーチボルトという時計塔の要人を失った経緯を鑑み、得級の危険区域に指定されたスノーフィールドにロードが出向くことは許されない』という内容の、要請とは名ばかりの明確な命令が記されていた。

化野菱理。

バルトメロイ現当主がロードである時計塔第十三学科、法政科に所属する女性魔術師。

剥離城アドラで起きた魔術師ゲリュオン・アッシュボーンの遺産相続争いを監督する存在として、遺産管理として指名された為に介入するーーー表向きは。

能力や属性、起源などは不明。魔眼封じの眼鏡を着用している為、何らかの魔眼を保有している様ですが不明。次の事件簿新刊、魔眼蒐集列車にて明らかになる?

化野菱理に関してはロード・エルメロイⅡ世の事件簿 [case.剥離城アドラ]とひむてんを参照。


・『沙条綾香』

・何年か前ーーー冬木で第五次聖杯戦争が起こる少し前に、まだ幼さの残る学生だった彼女が、一か月ほど教室に参加していた事がある。

・エルメロイII世の几帳面な性格と、黒魔術についていくつかアドバイスをした事や、フラットがヴォイニッチ手稿を解読して大掛かりなトラブルを起こした際に巻き込まれていた事

・「今、電話で私が会話したのは、間違い無く”ルーマニアにいる沙条綾香本人だった”」

沙条綾香。

Prototype時空でセイバーのサーヴァントを召喚したマスター…では無く、ロード・エルメロイII世と面識があり、エルメロイ教室に参加している事から氷室の天地時空の沙条綾香…?これもう分かんねぇな。

なお、黒魔術は言うまでもなく沙条綾香の得手とする魔術系統であり、ヴォイニッチ手稿の件に関しても家にあった物を兄弟子…つまりはフラット・エスカルドスに解読してもらったと話している。

さて、サジョウ・アヤカの正体とはーーー?

また、綾香の所属していたエルメロイ教室とは、ケイネス卿亡き後、ロード・エルメロイII世が引き継いだ教室の事でその分かりやすさとエルメロイII世の優秀な人材を発掘する才能により人気を博し、数多の優秀な人材を産み出した。 

判明している所属者は

遠坂凛

・ルヴィア・ゼリッタ・エーデルフェルト

・沙条綾香

・フラット・エスカルドス

・スヴィン・グラシュエート

・グレイ

・ヴェルナー・シザームンド

・ローランド・ぺルジンスキー

オルグ・ラム

・ラディア・ペンテル

・ナジカ・ペンテル

・フェズグラム・ヴォル・センベルン

が該当し、中には『色位』や『典位』の階位を得た生徒もいた模様。

綾香に関しては氷室の天地を参照と、Fate/Prototype並びに蒼銀のフラグメンツも。


・彼女の姉の事などがあり

沙条綾香の姉。沙条愛歌。

生まれ持っての根源接続者であり、1991年Prototype時空にて東京都心で開催された聖杯戦争でセイバーのサーヴァントを召喚したマスター。マスター階梯「第一位・織天使」

八年後の聖杯戦争にも介入し、セイバーを除く前回の聖杯戦争で敗れた六騎の英霊の黒化サーヴァントとビーストクラスのとあるサーヴァントの計七騎を従えて現界を果たす...という割とキt...ではなく、とんでもないイレギュラーと化す模様。

なお、彼女自身根源接続者である故、自らがサーヴァントとの戦闘も可能とし、複数騎のサーヴァントとの契約を可能とするなど。極めつけは彼女の目的が人理定礎の破壊を招く為、二騎の強力な神霊がサーヴァントとして召喚されるという形で、抑止力の介入が入る。つまり、抑止力の排斥対象になる程、兎に角愛が重い。

彼女の他に「両儀式」が根源接続者として該当する。なお、行使できる能力の範囲や差異、実力の違いなどは不明。

彼女に関してはFate/Prototyape並びに蒼銀のフラグメンツ、彼女が別のアーサー王と出会ったとある迷宮の物語を描いたFate/Labrynthを。

 

・彼女の口からリズミカルに漏れ出すいいかげんな詠唱は、皮肉にも、過去の『本物』の聖杯戦争において、とある殺人鬼が彼女の『親友』を喚び出す為に使ったものと良く似ていた。

・「もしかしてもしかしたらジルが来てくれるかなって、期待したんだけどね!」

・「おいおい、ジルが聖杯戦争に来るわけないじゃないか!」

・「なんでさ!?ジルがキャスターって!」

雨生龍之介。

第四次聖杯戦争で、キャスターのサーヴァントを偶然召喚した快楽殺人鬼にしてキャスターのマスター。

魔術師ではないのにも関わらず、サーヴァントを召喚できたのは魔術回路が組み込まれていた為。然し、召喚したものの、彼自身そもそも聖杯戦争など知らず、英霊ではなく悪魔が呼べると勘違いしていたので聖杯戦争に一切の興味を持たず、作中ではひたすら一般人の拉致監禁及び殺人を繰り返すサイコパス

そして、そのキャスターこと魔元帥ジル・ド・レェ。

今作の黒幕側の存在である、フランチェスカ並びに真なるキャスター、フランソワ・プレラーティと生前縁深い人物。

クトゥルフ系の魔獣・海魔を大量に召喚し、使役する物量作戦を主とするサーヴァント....ですが、ぶっちゃけ歴代のキャスターどころかサーヴァントの中でもかなり弱い。

なお、FGOでも実装されており、既存のキャスターに加えセイバーとしても参戦。更に第一章・邪竜百年戦争オルレアンにてレフから与えられた聖杯を用い、本来なら召喚する事すら有り得ない贋作サーヴァントを産み出すなど。ガチャで引けなかったんですけど(半ギレ)

また、フランチェスカと似ているとされる龍之介の詠唱はこう

♪閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ(みったせーみったせーみったしてみったせー)。繰り返すつどに四度――あれ、五度?

えーと、ただ満たされるトキをー、破却する……だよなぁ? うん」 

「♪閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ閉じよ(みったせーみったせーみったしてみったしてみったっせっ)っと。はい今度こそ五度ね。オーケイ?」

龍之介に関してはFate/Zero。ジルに関しては同じくFate/Zero、アポクリ、FGOなどをどうぞ。

 

・私はあの”キエフの蟲使いの末裔のせいで”遠くから眺める事しかできなかったけど、本当に来たの!」

間桐臓硯(マキリ・ゾォルケン)?

ゾォルケンはロシア辺り出身の魔術師とされているが、マキリという家計の起源はキエフ出身?

 

・「なるほどね、”あの大迷宮を攻略するには”、確かに聖杯レベルの代物が必要だ」

アルカトラスの第七迷宮。

ですが、聖杯レベルが必要且つ攻略する目的とは…?聖典トライテン…?

 

 

・ーーーライバルのニコラ・テスラが造ったエネルギーなんて、嫌だろうけどね。

電気工学と機械工学分野において、様々な発明を産みだした天才発明家にして、フランシス・ドレイク、レオナルド・ダ・ヴィンチと同じく人類史における偉業を残した星の開拓者の一人。神域碩学ニコラ・テスラ

昨年末頃Fate/Grand Orderにてアーチャークラスのサーヴァントとして実装され...アー...チャー...?いや、アーチャークラスの英霊は弓を持たない戦闘スタイルであるのが基本というのは原作時点で証明済みであり、弓を持つ方がイレギュラーと言えるのでアーチャーで問題ない(?)

なお、特に深い意味はないが、生前ニコラ・テスラと因縁深い関係であった同じく”天才発明家”であるトーマス・アルバ・エジソンは”キャスター”クラスのサーヴァントとして実装されている。うん?うん、アーチャーで問題ないな!(すっとぼけ)

多分、二人の生前の関係的な意味で同じクラスは避けたのかなーという気はしますが、アーチャークラスとは。

二コテスに関しては、FGO第四特異点 死界魔霧都市ロンドンと第五特異点 北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナムを参照。

 

・四本足の蜘蛛か異形と化した獅子をモチーフとした機械人形にしか見えない、不気味な姿をした英霊が。

獅子をモチーフにした機械人形らしきサーヴァント、、、一体何ソンなんだ、、、?

という事ですが、描写やテスラの名前が出てる事から、真名はトーマス・アルバ・エジソン

エジソンに関しては、FGO第五特異点 北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナムを参照。

 

・それが時計塔であろうとアトラス院であろうと、あるいは巷に点在している野良魔術師達の連合だろうと関係なかった。

魔術協会三大部門の一つ。

エジプトに総本山を置く、錬金術師達の集まる学院だが、アトラス院に属する者達は中世から主流となった現代錬金とは異なる、魔術の祖、世界の理を解明することを目的とした錬金術師達の集団。

初代院長アトラシアが演算結果によって証明してしまった世界の”終末”を回避する為の兵器を未来永劫作り上げ、廃棄し続けると言われている。

MBやFGO、EXTRAを見る限り霊子演算機やホムンクルスなどの製作、錬成を行っている事が伺える。

また、事件簿や2015年の時計塔など様々な作品で"生きた奈落"と表現される。

なお、電脳空間が聖杯戦争の舞台であるFate/EXTRAの世界では、本来20××年に起こる筈のとある儀式が1970年に発生してしまった(ジナコ=カリギリの発言によると神秘学の値崩れ、over  count1999が1970年に発生した様なので、over count1999が早く発生してしまい鋼の大地と同じような末路を辿った荒廃した世界と化したか)事により、マナが枯渇し魔術協会は衰退しているが、現代魔術を主としないアトラス院はかろうじて勢力を保っている状態である。

アトラス院所属者

・ズェピア・エルトナム・オベローン

シオン・エルトナム・アトラシア

オシリスの砂

・ヘルメス・シリア・アトラシア

玄霧皐月(ゴドーワード・メイデイ)

・シアリム・エルトナム・レイアトラシア

ラニ=VⅢ

などが該当する。

 

・「本当かどうかは分からないが、極東の聖杯戦争に魔術師の助手として参加して死んだそうだ。.....衛宮切嗣という男だ」

・「いや?どうだろうな。助手だったという事以外、二人の関係すら知らないし、そもそも俺は母の顔も名前も知らないんだぞ。衛宮切嗣の名前を知っているのは、魔術使いの傭兵の中で、伝説の男として扱われている有名人だからさ」

・魔術師殺しという渾名で畏れられたフリーランスの魔術師であり、アインツベルンに雇われるまでは世界各地で危険な任務を次々とこなしていた凄腕の男。

・冬木の第四次聖杯戦争では終盤まで勝ち上がったと雇い主から聞いているが、自分の母はどうやらその過程で死んだらしい。

衛宮家五代目当主。Fate/stay nightの主人公、衛宮士郎の養父にしてイリヤスフィール父親でもある。名は衛宮切嗣。第四次聖杯戦争にて聖杯戦争にてアインツベルンに雇われ、与えられた触媒を用いてセイバーを召喚しマスターの一人として参加する。

かつて自分の憧れであり、目指した理想である”正義の味方”。その男の目指した理想に憧れ同じ道を最期まで歩み続けたエミヤシロウという存在を産み出してしまった原因にして、自身が果たせなかった理想であり、ある種の呪いを少年に背負わせた張本人。

「火」と「土」の二重属性であり、起源は「切断」と「結合」。

自らの第十二肋骨で生成した起源弾を魔術礼装とし、発砲した対象者がこれに魔術を以て干渉した場合、起源である「切断」と「結合」を対象者へ発現してしまい、魔術回路の暴走等が起こり、再起不能となる。これが魔術師殺しという異名を持つ要素の一つ。

なお、彼が得意とする魔術は、自らの体内への固有結界の展開を時間操作の魔術という形で応用し、体内経過時間のみを加速或いは停滞へと変革させる「固有時制御」

魔術協会に属さないフリーランスの魔術使いであり、父親の衛宮矩賢は玄霧皐月や橙子さんと同じく、封印指定対象者の魔術師であったがーーー

そして、その切嗣の助手である女性、久宇舞弥。

傭兵として産まれた彼女の本来の名や出生はとうに忘却し、人間性を失った失った機械とも言えるような存在であり、衛宮切嗣という機械を動かすためのパーツとして彼の元で活動する。

元から、久宇舞弥の境遇は壮絶であり、息子を産んでいたのは明言されていたが、今作で確定となった。彼に与えられたのは名では無く記号ーーシグマ。彼がこの偽りの聖杯戦争で何をもたらすのだろうか。

二人に関して、その関係性などはFate/Zeroを参照。


さて、三巻まで刊行されたFake。この先、物語はどう進みどの様な結末を迎えるのか気になるが、ーーー待て、しかして希望せよ。と。

新刊あく…じゃなくて、4巻も楽しみです!!!待ち遠しい!!!!!

Fate/Accel Zero Order

どうも、きしのです。

あの。本当はもっと色々と早めに更新出来れば良かったのですが。若干忙しかったりとかジャンヌオルタちゃんガチャで顔引き攣る位には爆死して虚無感凄くて立ち直れなかったりとか爆死して立ち直れなったりとかね。色々あったんですよ、、、うーん、、、

型月エースも発売してニコ生も放送終了して、、、と気づいたらもう今日がイベント開幕と言う日になってしまったので、始まる前に今回のイベントに関して更新します。

 

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先日発売されたTYPE-MOONエースVol.11にて初公開となった、空の境界に次ぐスペシャルイベント第二弾ということで、「Fate/Zero」がFGOとコラボ、、、

 

うーん、、、コラボって何なんでしょうね(哲学)

らっきょも正直あれはクロスオーバーと呼ぶべきだと思っていましたが、Fate同士でコラボとか最早これもうわかんねぇな。

らっきょはまだ同じ型月内であり世界観を共通する作品とはいえ、一応Fate自体とは別作品なのでまだコラボと言われても納得できるのですが、Zeroをコラボ扱い、、、

前回のAJ2016でHFとアニメ版EXTRA発表記念でコラボしてましたが、正直Fate作品同士なのにコラボ扱いはちょっと、、、というのが割と本音だったりします。

いや、無論某艦隊や某刀剣擬人化コンテンツとコラボしてほしいなどは思ってもないのでコラボされても困りますが、結局FGOとは既存のFate作品のサーヴァントたちを集結した言わばお祭りゲーなのですから、コラボでなく普通に実装なりすればいいだけなのではないのかなーと。

公式的にはあくまで”スペシャルイベント”名称なのでコラボとは言ってはいませんが、まぁこれもコラボみたいなもんですよね。

多分今後もアニメ版EXTRAやエクステラ、HF辺りと記念コラボみたいなの仕掛けてきそうですが、正直Fate同士なら別にコラボで無くていいかなと思います。

勿論、これがまほよや月姫、DDDであればコラボと名乗っていいと思いますが。

然し、こうZeroでもコラボ扱いならEXTRAはらっきょ、月姫、SNコラボ名乗っても問題無いのでは?

 

前置きが長くなりましたが、FGOにおけるコラボに対しての自分としての意見はこんな感じで。そして、型月エースでの発表後の

 

先日放送された此方の公式ニコ生で判明したイベントのタイトルがFate/Accel Zero Order

ニコ生自体の感想としては、ノッブが通常運転で安心しました(?)

父上の乳上がとか直球すぎて草。

型月エース後で触れてくるだろうなとは思っていましたが、やっぱり放送中に話題に出しましたね。FGOの菌糸類インタビューでのプライミッツの件。

 

>たとえば人類を滅亡に導く存在といえばプライミッツ・マーダーを想像しますが、いよいよ死徒二十七祖などのエピソードが詳細に語られる可能性もあるのでしょうか?

菌糸類:いや、ははは、、、そういう状況になれば、と今はそう言うしかないですね。もともとTYPE-MOONの伝奇は“個人と街の話”であって、スケールの大きい話はありませんでした。

80年代と90年代の伝奇物語の系譜を考えた上で、むしろ“大きな話”しないようにしていた。

ですが「FGO」は一個人の話ではなく、堂々と地球規模の話ができる作品です。だったらプライミッツ・マーダーだって出せるとも言える。

今まで設定自体はあったものの「こんなの出せないよね。だってこれゴジラみたいなものだもん。」と思っていたものを「FGO」なら見せられる。

、、、、、なので死徒二十七祖も、出せるタイミングになれば、もしかすると出せるかもしれない。

 

因みにここですね。

私も発売日に買ってインタビュー読んだら、プライミッツに触れている内容でおっとなりました、

まぁ正直、出せるタイミングになれば若しかしたら出せるかもと何んとも曖昧過ぎる表現なので、本当に出すつもりがあるのかは微妙な感じですが、プライミッツにしろFGO内で二十七祖の登場および設定の開示の可能性が今後あるというのが生まれたわけですね。勿論今のところきのこも二十七祖を登場させるという構想は頭の中に無いと思いますが、サービスが長く続けばどうなるかは分かりませんね。

 

現時点の序列、面子から登場しそうなのは

・プライミッツ

・アルトルージュ

・黒騎士

・白騎士

・ネロ教授

・ワラキア

・ヴァン=フェム

・黒翼公

・白翼公

エンハウンス

・メレム

・コーバック・アルカトラス

辺りとかどうですかね。

プライミッツは言うまでもなく冠位クラス、守護者とそれになぞった冬木の聖杯戦争における七騎のサーヴァント設定からでアルトルージュはプライミッツの登場があれば主で有る為必然的に更にアルクが実装されれば登場させやすくなる。

白騎士&黒騎士も同様に主であるアルトルージュが登場すれば連鎖的に登場させやすそうですし、白騎士はヴラドの名からヴラド公と名前つながり的なのも。

 

と、各々理由かいたら無駄に長くなりそうなので割愛しますが、基本ビジュアルが公開されている、Fate作内で多少なり触れらている、完成作品内に登場している、設定的にいけそうだなーとかそんな感じです。

ぶっちゃけ、白騎士、メレム、ネロ教授、黒翼公とか名前繋がりでイケるやろ(適当)って感じでのノリですし、エンハウンスなんかはアヴェンジャー繋がり

ワラキアことズェピアはMBがアトラス院的な意味でもシナリオに絡めそうなら行けなくはないと思うんですがね、ズェピア自体アルトルージュと契約を結んでますからアルトルージュ繋がり的な意味でもワンチャン。

 

でも割と本当に現状FGO内に一番出せそうかなって思うのはネロ教授ですね。

ネロ教授は他の祖と違いちゃんと作品内で登場している且つ名前の元ネタが赤王こと暴君ネロ・クラウディウス、黙示録の獣と共通する666の数の生命因子を内包、ビーストクラスの概念からとサーヴァントで打倒できるレベルの実力で何よりジョージ。

実際、現状FGOにジョージ枠がいないという異常事態なのですがネロ教授の可能性が微レ存、、、?

でも本当にFGOのジョージ枠ってどうするんでしょうね。一応今までの作品のジョージ枠はボスキャラぞろいなので、FGOもジョージ枠があるとしたらボスキャラなんですかね。

あとは、番外位のロア何かは18代目の転生体ならサーヴァントでも十分凌駕できるレベルでしょうから出そうと思えば普通に出せるのでは。

最強格のORTはプライミッツ以上に設定的に出せにくそうですが、あの神造兵器が真の力を発揮するっていう設定がアリストテレスにも有効なら、若しかしたら、、、?

 

既に消滅しているアインナッシュや朱い月も出せるような対象かどうなのか分かりませんが、っていうか現時点でも一応FGOに二十七祖参戦してるんですけどね(プレイアブルキャラとは言ってない)

きのこの言ってる事真に受けてるようじゃファンとしてはまだ二流とどこぞの経験値先生のお言葉もあるくらいなので、嘘九割位に留めておいたほうが吉だと思いますが果たして二十七祖が参戦する日は来るんでしょうかね。

と言っても死徒二十七祖第一位(初出FGO)となってしまうのもかなり残念感あるので、出すなら月姫2で出してもらいたいものですがね、、、

 

何かコラボイベントと全然関係ない、、、?だと、、、って感じなので話を戻します。

取り敢えず生放送は不正の無い(大嘘)いい番組でしたね。

 

その中で公開されたらっきょコラボと同じくufo制作のCM

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最後に登場する赤マントを着た謎の男。

その風貌からアサシンエミヤではないか、疑似鯖となった切嗣ではないかとかさまざまな予想が飛び交いましたが

 

 

エミヤ[アサシン]であるのが確定しましたね。

そのまま考えれば、既存のFateの顔ともいえるアーチャーこと無限の剣製を宝具とするエミヤの別クラス版ですが、フードで顔が隠れて見えませんし宝具名に「時」の文字が入ってるからまさか、、、?

それに、エミヤ=守護者並びに英霊と化した衛宮士郎という訳でも有りませんし。

ただ、真名表記的にこのサーヴァントは疑似サーヴァントではない筈。

そうなると、座から反英雄として召喚された切嗣そのものかそれとも本当にエミヤのアサシンクラス版なのか。

HAにおいて衛宮士郎の殻を被ったアンリマユのように、衛宮切嗣という存在の殻を被った故のアサシンエミヤ或いはエミヤという英霊の存在を被ってサーヴァントに至った切嗣?

その正体は不明ですが、正直らっきょコラボで魔術師連中の誰一人としてサーヴァント化しなかったので切嗣が鯖化というのはちょっとうーんという感じですね。

とはいえ、コラボタイトルにアクセルが入っていたり礼装には切嗣イラストのものが無かったり、CMにアイリこそ出演してるのに切嗣は登場せず、そしてこのサーヴァントの真名と宝具の時と切嗣をかなり意識してるなっていうのはものすごいレベルで感じますね。

まぁ、然しこれがもし切嗣だったとしたらエミヤキリツグ、エミヤシロウ表記にして分けた方がいいんじゃないですかね。いや、人物はそれぞれ別人なのに歴代の長全ての真名をハサン・サッバーハで統一しているハサンと同じ感じなのかもしれませんが。

 

と、赤いマントのエミヤの正体も気になりますがイベントシナリオの内容。

型月エースによると、第四次ではアルトリアが聖杯を得られず消滅しイスカンダルはギルに敗れるといった悲劇がいくつも生み出された。

だが、わずかにでも展開が違っていたら、全く異なる結果が待っていたかもしれない。というIFの展開にも期待したいとのこと。

そして、更新された公式サイトによると特異点と化した第四次真最中の冬木にエルメロイⅡ世トレイシフトすると。

 

特異点と化してしまった事で、序章の冬木の聖杯戦争のように何処かに狂いが生じてしまう感じなんでしょうね。

それが、エミヤアサシンという本来ならハサンしか呼ばれないアサシン枠にイレギュラーな存在が召喚されてしまったということ?

或いは聖杯戦争の一部がすり変わってしまった?百の顔が召喚されたけど、特異点と変貌し本来なら召喚されない存在であり衛宮切嗣としての存在を補填する役割としてエミヤアサシンに変わってしまった?

そして、特異点と化した第四次でのIFの展開とは。それが、型月エースに例として挙げられている征服王が英雄王に敗北するという展開が逆転し、アルトリアが聖杯を勝ち取る結末を迎える?

 

コラボCMにてエルメロイⅡ世が言い放った、その結末我が計略を持って覆してやる

とは第四次においてどの結末を覆すつもりなのか?

自身が従えていた征服王が敗北するという結末を覆すのか。

それとも、第四次聖杯戦争の結末そのものを覆すのか。

或いは特異点と化したことで本来第四次で起こり得ない展開によって起きてしまう人理定礎の破壊という結末を覆すという意味なのか。

果たして、特異点と化した第四次の冬木では何が起こりうるのか、興味深いところです。

 

今回のイベントの仕様、ミッション達成形式でらっきょコラボのときみたいな感じっぽいですね。

特攻対象に剣ジル、子ギル、アレキサンダーはわかるんですが、何故呪腕のハサン先生まで特攻対象扱いなんですかね?

最初見たときは、イスカンダル実装しか公開されておらず百の貌の実装が不明だったので、若しかしてこれ第四次が特異点と化したことで序章の冬木と同じように一部面子がすり替わってしまった或いは百の貌が召喚されず別のアサシンが召喚されたIFの第四次が舞台だから=呪腕のハサンが代わりに召喚された第四次故かなと考えたのですが、結局百の貌実装が確定したので

これ単に、聖杯戦争ハサン・サッバーハを召喚する場合、召喚されるハサンが選べない確定しないランダム設定に沿った=第四次で呪腕のハサンも召喚される可能性あるから特攻対象扱いなのかなーと思いました。

HAでバゼットの回想で呪腕のハサンではなく空想電脳持ちのハサンが登場するのと似た理由かなと。

つまり、百の貌がとか個体毎ではなくハサン・サッバーハという存在自体が今回特攻対象という扱いな気がしますね。て言うかそうでもなければ呪腕のハサン先生関係無さ過ぎますからね、、、

 

にしても昨日で百の貌とエミヤアサシンの実装が確定しましたが、そうなるとイベント内の第四次のアサシン枠はどうなるのか。

基本的に聖杯戦争において召喚されるサーヴァントは七クラス各一騎ずつで、場合によってはさらにエクストラクラスが加わる。

が、アサシンクラスが二騎召喚されるという事態は、聖杯の防衛機能の働きによって陣営を分けて行われた聖杯大戦や真贋入り混じった偽りの聖杯戦争、電脳空間によって行われた参加サーヴァントの数が莫大なムーンセルでならあり得ましたが、冬木の聖杯戦争では起こり得ない筈。

基本面子は作中内の七騎だけど特異点と化してしまった事で事象が狂いイレギュラーなアサシンが介入した?みたいな感じなんですかね。序章の冬木のすり替わったというよりかは。

特異点と化した冬木ではいったいどんな第四次が幕を開け、エミヤアサシンの役割は何なのか気になりますね。

 

そして、今絶賛延長中の定期メンテの内容

 

7.第六特異点の名称を変更
 (変更前)神聖円卓領域 エルサレム
 (変更後)神聖円卓領域 キャメロット

 

ファッ!?全然違うんじゃが、、、

第九回十字軍遠征ェ、、、

第一回目の十字軍遠征にネロ教授介入してるから、六章で何かしら触れられるとかちょっと期待したのに!

エルサレム、、、ソロモンの本拠地とは一体何だったのか。

ソロモン対円卓勢の衝突的な展開かと思っていましたが、キャメロットに変更されて何というかもうTHE円卓って感じですね。

然し、なんでまた急にキャメロットに変更になったんでしょうか。

シナリオの手直しして変更せざるを得なくなったから?(もうそれ手直しってレベルでは無いんじゃが)

 

それともまさか、、、これが、大人の事情って奴か、、、

うーん、、、宗教的なアレ何ですかね、、、エルサレムって三つの宗教の聖地ですし。

 

エルサレムからキャメロットに変更になってしまいましたが、マーリンやマシュの憑依英霊に関して触れる根幹に迫りそうな章になることは変わらなさそうですね。

問題はシナリオ面ですが、、、まぁ、五章のように菌糸類が手直し入れて面白いものに仕上がってる事を祈ります

 

とこんな具合で二週間ぶりのおっそい更新になりました。

 

本来ならもうすでにZeroコラボイベントはとっくのとうに開幕している筈ですが、いつも通りメンテが長引いてるので結果的にイベント開始前に更新間に合いました。やったぜ。

明日のこの時間には始まってるといいですね(棒読み)

因みにこの記事書く前にPCの液晶が割れていた事実が発覚して、今めちゃくちゃテンション低いです(別のPCから書いてます)

ていうか、ジャンヌオルタちゃんの再ピックアップいつやるんでしょうかね。次こそは絶対にカルデアに引きずり降ろしてやるので待ち遠しいです。

 

私が引けるまで際限なく定期的に再ピックアップしてほしいところ。

 

では、また近い内に記事更新します。